JP2663836B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2663836B2
JP2663836B2 JP17054993A JP17054993A JP2663836B2 JP 2663836 B2 JP2663836 B2 JP 2663836B2 JP 17054993 A JP17054993 A JP 17054993A JP 17054993 A JP17054993 A JP 17054993A JP 2663836 B2 JP2663836 B2 JP 2663836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に係
り、特に、磁気ヘッドが配置されたヘッドキャリッジの
ヘッドアームを昇降動作させる機能を有する磁気ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の一例の磁気ディスク装置
の、ヘッドキャリッジとホルダの平面図を示す。また、
図10は、ホルダ上昇時の側面図、図11は、ホルダ下
降時の側面図を示す。なお、図10,図11は、図9で
矢印D1 方向から見た側面図である。
【0003】ヘッドキャリッジ11は、固定アーム12
と可動アーム13を有する。固定アームの先端付近に
は、下側磁気ヘッド17aが配設されている。可動アー
ム13は、板バネ15により、固定アームの基部12a
に、回動自在に支持されている。可動アーム13の先端
付近には、上側磁気ヘッド17bが配設されている。
【0004】固定アームの基部12aに設けられたスプ
リング保持部12bには、ヘッドロードスプリング16
が保持されており、ヘッドロードスプリング16の端部
16aが、可動アーム13の受圧部13aを押圧してい
る。
【0005】可動アーム13からは、ホルダ21の先端
部22a,22bに当接する腕部14a,14bが突出
して形成されている。ヘッドキャリッジ11は、磁気デ
ィスク装置のフレーム上に、ディスク半径方向(A1
2 方向)に移動自在に設けられている。
【0006】ディスクカートリッジ18が挿入されるホ
ルダ21は、天板21a、天板21aの両側に設けられ
た側板21c、側板21cの下部から折曲して形成され
た縁部を有する。また、ヘッドキャリッジ11が進入す
る開口部21bを有する。ホルダ21は、挿入されたデ
ィスクカートリッジ18とともに、図10中、Z1 2
方向に昇降動作する。
【0007】図10に示すように、ホルダ21上昇時
は、ホルダ21の先端部22a,22bが、ヘッドキャ
リッジ11の腕部14a,14bを、ヘッドロードスプ
リング16の押圧力に打ち勝って、Z1 方向に押し上げ
ている。これにより、ヘッドキャリッジ11の可動アー
ム13は、上下の磁気ヘッド17a,17bの間に、デ
ィスクカートリッジ18が挿脱可能な位置に保持されて
いる。
【0008】また、図11に示すように、ホルダ21下
降時(ディスクカートリッジ18装着時)には、ディス
ク19に摺接する磁気ヘッド17a,17bにヘッドロ
ードスプリング16により、ヘッドロード圧が加えられ
る。このとき、ヘッドキャリッジ11の腕部14a,1
4bとホルダ21の先端部22a,22bとの間に、適
正なヘッドロード圧を維持するための隙間dが得られる
ように、ヘッドキャリッジ11とホルダ21の位置関係
が設定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなヘッドキ
ャリッジ11の昇降機構においては、、可動アーム13
が上昇したディスクカートリッジ18の挿脱可能状態で
は、可動アーム13の腕部14a,14bをホルダ先端
部22a,22bで保持している。
【0010】通常、板金や樹脂で形成されているホルダ
21は、強度的にあまり強くなく、可動アーム13の腕
部14a,14bに押圧されて下方にたわむ。設計上
は、このたわみ量(例えば0.5mm)を見込んで、各
々の位置関係を決定している。
【0011】しかし、ディスクカートリッジ18装着時
には、前記のように、可動アーム13の腕部14a,1
4bとホルダ先端部22a,22bとの間にすきまdを
確保する必要があり、このたわみ量は、すきまdの確保
には、その分不利となるという問題がある。また、この
たわみ量を見込む分、磁気ディスク装置が厚くなるとい
う問題がある。
【0012】また、落下衝撃等により、ホルダ先端部2
2a,22bが大きくたわみ、磁気ヘッド17a,17
bが衝突する可能性がある。
【0013】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位置関係を容易
に得ることができ、かつ、薄型化ができる磁気ディスク
装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一端
に第1の磁気ヘッドを支持し、装置のフレームに支持さ
れた固定アームと、自由端付近に第2の磁気ヘッドを支
持し、基部が上記固定アームに回動自在に支持され、上
記固定アーム方向に押圧されている可動アームとからな
るヘッドキャリッジを有し、ディスクカートリッジが挿
入されるホルダに、上記可動アームを上記固定アームか
ら離れる方向に回動させて、ディスクカートリッジの挿
入又は排出時の位置に位置決めする位置決め部が設けら
れた磁気ディスク装置において、上記可動アームが上記
位置決め部によりディスクカートリッジの挿入又は排出
時の位置に位置決めされているときに、上記位置決め部
の変位又は上記可動アームの変位を規制する位置規制手
段を有する構成とする。
【0015】請求項2の発明では、前記位置規制手段
は、前記ホルダの位置決め部近傍に設けたフレームの当
接部と、上記ホルダに移動自在に支持されており、上記
ホルダの位置決め部に摺接する摺接部と、上記摺接部か
ら延在する先端部とを有し、前記可動アームが上記位置
決め部によりディスクカートリッジの挿入又は排出時の
位置に位置決めされているときに、上記フレームの当接
部に当接する位置に、上記先端部が移動して、上記位置
決め部の変位を規制する変位規制部材とからなる構成と
する。
【0016】請求項3の発明では、前記フレームの当接
部は、前記変位規制部材の先端部の変位を規制する溝部
を有し、上記変位規制部材の摺接部は、前記ホルダの位
置決め部を挟む構造とする。
【0017】請求項4の発明では、前記位置規制手段
は、前記フレームに移動自在に支持されており、一端に
前記ホルダの位置決め部と当接し得る当接部が設けられ
ており、前記可動アームが上記ホルダの位置決め部によ
りディスクカートリッジの挿入又は排出時の位置に位置
決めされているときに、上記位置決め部に当接する位置
に、上記当接部が移動して、上記位置決め部の変位を規
制する変位規制部材である。
【0018】請求項5の発明では、前記位置規制手段
は、前記フレームに移動自在に支持されており、一端に
前記可動アームと当接し得る当接部が設けられており、
上記可動アームが前記ホルダの位置決め部によりディス
クカートリッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされ
ているときに、上記可動アームに当接する位置に、上記
当接部が移動して、上記可動アームの変位を規制する変
位規制部材である。
【0019】
【作用】請求項1の発明では、ヘッドキャリッジの可動
アームがホルダの位置決め部によりディスクカートリッ
ジの挿入又は排出時の位置に位置決めされているとき
に、上記位置決め部の変位又は可動アームの変位を規制
する。このため、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位
置関係を容易に得ることを可能とし、かつ、装置の薄型
化を可能とする。
【0020】請求項2の発明では、ヘッドキャリッジの
可動アームがホルダの位置決め部によりディスクカート
リッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされていると
きに、フレームの当接部に当接する位置に、変位規制部
材の先端部が移動して、上記位置決め部の変位を規制す
る。このため、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位置
関係を容易に得ることを可能とし、かつ、装置の薄型化
を可能とする。
【0021】請求項3の発明では、変位規制部材の摺接
部が、ホルダの位置決め部を挟み、フレームの当接部の
溝部が、変位規制部材の先端部の変位を規制する。この
ため、ホルダの位置決め部の両方向への変位を規制する
ことを可能とする。
【0022】請求項4の発明では、ヘッドキャリッジの
可動アームがホルダの位置決め部によりディスクカート
リッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされていると
きに、上記位置決め部に当接する位置に、変位規制部材
の当接部が移動して、上記位置決め部の変位を規制す
る。このため、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位置
関係を容易に得ることを可能とし、かつ、装置の薄型化
を可能とする。
【0023】請求項5の発明では、ヘッドキャリッジの
可動アームがホルダの位置決め部によりディスクカート
リッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされていると
きに、上記可動アームに当接する位置に、変位規制部材
の当接部が移動して、上記可動アームの変位を規制す
る。このため、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位置
関係を容易に得ることを可能とし、かつ、装置の薄型化
を可能とする。
【0024】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例の磁気ディスク
装置の、ヘッドキャリッジとホルダの平面図を示す。ま
た、図2は、ホルダ上昇時の側面図、図3は、ホルダ下
降時の側面図を示す。なお、図2,図3は、図1で矢印
1 方向から見た側面図である。また、図2,図3で
は、ヘッドキャリッジは、省略している。
【0025】図1〜図3において、図9〜図11と同一
構成部分には、同一符号を付し、適宜説明を省略する。
【0026】装置のフレーム31上には、、ヘッドキャ
リッジ11が、A1 2 方向に移動自在に支持されてい
る。また、Z1 2 方向に昇降動作するホルダ21が設
けられている。
【0027】第1実施例では、ホルダ21の上昇時に、
ホルダ21の先端部22a,22bのたわみを規制す
る、プロテクション部材25を設けている。プロテクシ
ョン部材25は略コの字形で、一体に形成されている。
【0028】ホルダ21の天板21aの内側には、プロ
テクション部材25の長穴27a〜27dに嵌合するガ
イドピン23a〜23dが設けてある。プロテクション
部材25は、ホルダ21の天板21aの内側に接してお
り、ガイドピン23a〜23dにより、天板21aに、
1 2 方向に摺動自在に支持されている。
【0029】プロテクション部材25には、ホルダ天板
21aの穴部21eから上部に突出するバネ掛止部28
が形成されている。バネ29は、一端がホルダ天板21
a上のバネ掛止部21fに掛止され、他端がプロテクシ
ョン部材25のバネ掛止部28に掛止されている。プロ
テクション部材25は、バネ29により、A2 方向に引
かれている。
【0030】プロテクション部材25は、ホルダ先端部
22a,22bの下面に摺接する摺接部30a,30b
から延在する、腕部25a,25bが形成されている。
また、腕部25a,25bには、幾分上方(Z1 方向)
に折曲した縁部32a,32bが形成されている。
【0031】また、フレーム31には、ホルダ先端部2
2a,22bに近接した位置に、柱状の当接部31a,
31bが形成されている。
【0032】図1、図2は、ディスクカートリッジ18
が装着されていない状態で、ホルダ21が、Z1 方向に
上昇した位置(ディスクカートリッジ18の挿脱可能な
位置)にあり、プロテクション部材25は、バネ29に
より、A2 方向に移動した位置にある。プロテクション
部材25は、上記A2 方向に移動した状態で、かつ、摺
接するホルダ先端部22a,22bの下方向(Z2
向)へのたわみが無いときに、腕部25a,25bが、
フレーム31の当接部31a,31bの上面に接触する
ように、位置を設定してある。
【0033】ヘッドキャリッジ11の腕部14a,14
bの押圧力等により、ホルダ先端部22a,22bが、
下方向にたわんだ場合は、ホルダ21がZ1 方向に上昇
した状態で、かつ、プロテクション部材25が、A1
向に移動した位置にあるときに、腕部25a,25b
は、当接部31a,31bの上面よりも、たわみ量だけ
下方に位置する。
【0034】しかし、プロテクション部材25がA2
向に移動する際に、縁部32a,32bが当接部31
a,31b上面に乗り上げる。このため、プロテクショ
ン部材25が、上記A2 方向に移動しきった状態では、
ホルダ先端部22a,22bに下方向のたわみが無いと
きと同様に、腕部25a,25bが、当接部31a,3
1bの上部に当接する。従って、腕部25a,25bが
1 方向に位置しているときに生じていた、ホルダ先端
部22a,22bの下方へのたわみが殆ど解消される。
【0035】次に、ディスクカートリッジ18をA1
向に挿入すると、プロテクション部材25の受圧部26
a,26bがディスクカートリッジ18により押され
て、プロテクション部材25は、ディスク挿入方向(A
1 方向)に移動する。このとき、プロテクション部材2
5の腕部部25a,25bは、フレーム31の当接部3
1a,31bの先方(A1 側)に移動する。その後、デ
ィスクカートリッジ18及びホルダ21は、Z2 方向に
下降して、図3に示すディスク装着状態となる。
【0036】このため、プロテクション部材25は、ホ
ルダ21の下降時には、ホルダ21の移動を妨げること
が無い。
【0037】上記のように、第1実施例では、ホルダ2
1上昇時に、プロテクション部材25と当接部31a,
31bにより、ホルダ先端部22a,22bのたわみを
規制して、殆ど、たわみを無くすことができる。このた
め、ヘッドキャリッジ11とホルダ21の位置関係を設
定する際は、従来装置と異なり、ホルダ21のたわみ量
を考慮する必要がなくなる。
【0038】従って、ディスクカートリッジ18装着時
の、可動アーム13の腕部14a,14bとホルダ先端
部22a,22bとの間にすきまdを確保することを容
易とすることができる。
【0039】また、落下衝撃等により、ホルダ先端部2
2a,22bが大きくたわみ、磁気ヘッド17a,17
bが衝突することを防止できる。
【0040】また、ホルダ21の上昇時の高さ位置を、
最小限に抑えることができ、装置の薄型化にとっても有
効である。
【0041】図4は、第1実施例の変形例における、プ
ロテクション部材先端部の説明図を示す。図4(A)に
平面図を示し、図4(B)に 図4(A)のD2 方向を
見た側面図を示す。また、図4(C)に、図4(A)の
3 方向を見た側面図を示す。なお、図4(C)では、
ホルダ21が上昇位置にあり、かつ、プロテクション部
材252 の腕部25a2 が、A1 方向に移動した位置に
ある状態を示す。なお、図4では、ホルダ先端部22
a,22bの内、左側の先端部22aについて記すが、
右側の先端部22bについても同様である。
【0042】この変形例では、プロテクション部材25
2 の腕部25a2 に、ホルダ先端部22aの上面に摺接
する端部65aを設けている。ホルダ先端部22aの下
面に摺接する252 先端部と端部65aにより、ホルダ
先端部22aを挟む構造としている。
【0043】一方、フレーム31の当接部31a2
は、プロテクション部材252 の腕部25a2 が極わず
かなすき間を持って嵌まる溝部61を設けている。ま
た、溝部61の腕部25a2 が嵌まる側には、斜面部6
1aが形成されている。
【0044】ホルダ21が上昇位置にあるとき、腕部2
5a2 がA2 方向に移動して、フレーム31の当接部3
1a2 の溝部61に嵌まる。この際、腕部25a2 が溝
部61に対して上下にずれていても、腕部25a2 が斜
面部61aに当接して溝部61に導かれるため、正し
く、溝部61に嵌まる。
【0045】このため、この変形例では、ホルダ先端部
22aの、下方へのたわみだけでなく、上方へのたわみ
も規制することができる。
【0046】図5は、本発明の第2実施例の磁気ディス
ク装置の、ヘッドキャリッジとホルダの平面図を示す。
第2実施例では、ホルダ先端部22aの近傍で、ホルダ
先端部22aのたわみを規制するプロテクション部材3
5を設けている。また、レバーラッチ43の先端部43
bで、ホルダ先端部22bのたわみを規制する構造とし
ている。
【0047】ホルダ21の天板21aの内側には、プロ
テクション部材35の長穴36a,36bに嵌合するガ
イドピン24a,24bが設けてある。プロテクション
部材35は、ホルダ21の天板21aの内側に接してお
り、ガイドピン24a,24bにより、天板21aに、
1 2 方向に摺動自在に支持されている。
【0048】プロテクション部材35は、先端付近の摺
接部39が、ホルダ先端部22a近傍のホルダ下面に接
しており、この摺接部39から延在した腕部35aが形
成されている。また、図6の、プロテクション部材35
の先端付近の側面図に示すように、腕部35aの先端に
は、幾分上方(Z1 方向)に折曲した縁部40が形成さ
れている。また、プロテクション部材35には、方形の
穴37が形成されている。
【0049】ドアレバー41は、先端付近に設けられた
ピン41により、ディスクカートリッジ18のシャッタ
ーを開くためのもので、支点41aでホルダ天板21a
上に、回動自在に支持されている。ピン41は、ホルダ
天板21aの窓部21gを介して下側に突出している。
【0050】また、バネ38は、一端がホルダ天板21
a上のバネ掛止部21hに掛止され、他端が、ドアレバ
ー41のバネ掛止部41bに掛止されている。このバネ
38により、ドアレバー41は、支点41aを中心とし
て、時計方向(C1 方向)に回動附勢されている。
【0051】また、ドアレバー41の、支点41a近傍
に設けられたガイドピン41dが、ホルダ天板21a上
の穴(図示せず)を介して、プロテクション部材35の
穴37に嵌合している。
【0052】ディスクカートリッジ18が装着されてい
ない状態で、ホルダ21が、上昇した位置(ディスクカ
ートリッジ18の挿脱可能な位置)にあるとき、ドアレ
バー41は、バネ38によりC1 方向に回動されて、図
5中、実線で示す411 の位置にある。このとき、ガイ
ドピン41dが41d1 の位置にあり、ガイドピン41
dが嵌合するプロテクション部材35の穴37は、A1
方向に移動した371の位置にある。
【0053】従って、このとき、プロテクション部材3
5は、A1 方向に移動した351 の位置となり、腕部3
5aは、A1 方向に移動して、先端がフレーム31に設
けた柱状の当接部31cの上部にかかる位置にある。
【0054】プロテクション部材35は、上記A1 方向
に移動した状態で、かつ、摺接するホルダ先端部22a
の下方向(Z2 方向)へのたわみが無いときに、腕部3
5aが、フレーム31の当接部31cの上面に接触する
ように、位置を設定してある。
【0055】ヘッドキャリッジ11の腕部14a,14
bの押圧力等により、ホルダ先端部22aが、下方向に
たわんだ場合は、ホルダ21がZ1 方向に上昇した状態
で、かつ、プロテクション部材35が、A2 方向に移動
した位置にあるときに、腕部35aは、当接部31cの
上面よりも、たわみ量だけ下方に位置する。
【0056】しかし、プロテクション部材35がA1
向に移動する際に、縁部40が当接部31c上面に乗り
上げる。このため、プロテクション部材35が、上記A
1 方向に移動しきった状態では、ホルダ先端部22aに
下方向のたわみが無いときと同様に、腕部35aが、当
接部31cの上部に当接する。従って、腕部35aがA
2 方向に位置しているときに生じていた、ホルダ先端部
22aの下方へのたわみが殆ど解消される。
【0057】また、レバーラッチ43は、ホルダ21の
昇降に伴いA1 2 方向に移動するスライダー(図示せ
ず)を係止するものである。レバーラッチ43は、支点
43aで、フレーム31に回動自在に支持されており、
バネ44により、反時計方向(E2 方向)に附勢されて
いる。
【0058】第2実施例では、ホルダ21の上昇時に
は、レバーラッチ43がE2 方向に回動した431 の位
置にある。このとき、レバーラッチ43の先端部43b
が、位置43b1 の位置にあり、ホルダ先端部22b近
傍のホルダ下側に、わずかなすき間を持って位置してい
る。
【0059】ヘッドキャリッジ11の腕部14bの押圧
力等により、ホルダ先端部22bが、下側にたわんだ場
合、先端部43bが、ホルダ先端部22bの近傍のホル
ダ下面に当接するため、ホルダ先端部22bは、前記の
すき間分しか、下方に変位しない。
【0060】次に、ディスクカートリッジ18をA1
向に挿入すると、ドアレバー41のピン41cがディス
クカートリッジ18に押されて、B1 方向に移動し、ガ
イドピン41dがC2 方向に移動して、41d2 の位置
となる。このため、プロテクション部材35の穴37が
2 方向に移動し、372 の位置となる。
【0061】従って、このとき、プロテクション部材3
5は、A2 方向に移動した352 の位置となり、腕部3
5aは、A2 方向に移動して、縁部40の先端がフレー
ム31の当接部31cの上部からはずれた位置P2 にく
る。
【0062】また、このとき、レバーラッチ43は、デ
ィスクカートリッジ18に押圧されて、E1 方向に回動
して、先端部43bは、ホルダ21と係合しない43b
2 の位置となる。
【0063】その後、ディスクカートリッジ18及びホ
ルダ21は下降して、ディスク装着状態となる。
【0064】このため、プロテクション部材35、レバ
ーラッチ43は、ホルダ21の下降時には、ホルダ21
の移動を妨げることが無い。
【0065】上記のように、第2実施例では、ホルダ2
1上昇時に、プロテクション部材35と当接部31cに
より、ホルダ先端部22aのたわみ量を規制して、か
つ、レバーラッチ43により、ホルダ先端部22bのた
わみ量を規制する。このため、ディスクカートリッジ1
8装着時の、可動アーム13の腕部14a,14bとホ
ルダ先端部22a,22bとの間にすきまdを確保する
ことを容易とすることができる。
【0066】また、ホルダ21の上昇時の高さ位置を、
最小限に抑えることができ、装置の薄型化にとっても有
効である。また、落下衝撃等により、ホルダ先端部22
a,22bが大きくたわみ、磁気ヘッド17a,17b
が衝突することを防止できる。
【0067】なお、第2実施例でも、図4に示す第1実
施例の変形例と同様の変形例を構成することができる。
この場合、プロテクション部材35の先端付近に、ホル
ダ先端部22a近傍でホルダ21の上面に接するように
形成された端部を設け、ホルダ21を挟む構造とする。
かつ、フレーム31の当接部31cには、プロテクショ
ン部材35の腕部35aが極わずかなすき間を持って嵌
まる溝部を設ける。この場合、上方に折曲された縁部4
0は設けず、当接部31cの溝部に図4と同様の斜面部
を設けて、正しく嵌合ができるようにする。
【0068】これにより、ホルダ先端部22aの、下方
へのたわみだけでなく、上方へのたわみも規制すること
ができる。
【0069】図7は本発明の第3実施例の平面図を示
し、図8は、図7のA1 方向を見た側面図を示す。第3
実施例では、プロテクション部材45を設けている。プ
ロテクション部材45は、例えば、樹脂の一体成形によ
り形成されたもので、下面がフレーム31の面に接する
板部45bを持ち、板部45bには、長穴47a,47
bが形成されている。
【0070】また、フレーム31に固定されたガイドピ
ン51a,51bが、長穴47a,47bに嵌合してお
り、プロテクション部材45は、F1 2 方向に摺動自
在に、フレーム31に支持されている。また、略直方体
形状の当接部45aが、板部45bの右端に形成されて
いる。当接部45aの上面には、傾斜部52が形成され
ている。
【0071】また、板状の係合部46が、長穴47a近
傍に形成されている。係合部46には、溝部46aが形
成されている。
【0072】バネ50は、一端がフレーム31上のバネ
掛止部49に掛止され、他端が、プロテクション部材4
5のバネ掛止部48に掛止されている。このバネ50に
より、プロテクション部材45は、F1 方向に、附勢さ
れている。
【0073】また、レバー53が、支点53cでホルダ
21の天板21aに回動自在に支持されている。レバー
53の端部53bは、ホルダ天板21aの穴21jから
天板21aの下部に位置している。また、端部53a
は、プロテクション部材45の係合部46の溝部46a
に係合している。
【0074】図7、図8(A)は、ホルダ21が上昇し
た、ディスクカートリッジ18が装着されていない状態
を示す。ディスクカートリッジ18が装着されていない
状態で、ホルダ21が上昇した位置にあるとき、プロテ
クション部材45は、バネ50により、F1 方向に、移
動している。
【0075】プロテクション部材45は、上記F1 方向
に移動した状態で、かつ、ホルダ先端部22aの下方向
(Z2 方向)へのたわみが無いときに、当接部45a上
面が、可動アーム13の腕部14aの下側に接触するよ
うに、位置を設定してある。
【0076】可動アーム13の腕部14a,14bの押
圧力等により、ホルダ先端部22aが、下方向にたわん
だ場合は、ホルダ21がZ1 方向に上昇した状態で、か
つ、プロテクション部材45が、F2 方向に移動した位
置にあるときに、可動アーム13の腕部14aの下側
は、当接部45aの上面よりも、たわみ量だけ下方に位
置する。
【0077】しかし、プロテクション部材45がF1
向に移動する際に、可動アーム13の腕部14aが傾斜
部52に当接して、当接部45a上面に乗り上げる。こ
のため、プロテクション部材45が、上記F1 方向に移
動しきった状態では、ホルダ先端部22aに下方向のた
わみが無いときと同様に、腕部14aの下側が、当接部
45aの上面に当接する。従って、当接部45aがF2
方向に位置しているときに生じていた、可動アーム13
の下方への変位が殆ど解消される。
【0078】次に、ディスクカートリッジ18をA1
向に、挿入すると、レバー53の端部53bがディスク
カートリッジ18に押されて、レバー53の端部53a
がG 1 方向に回動する。この際、端部53aと係合する
プロテクション部材45の板部46がF2 方向に移動
し、当接部45aは、F2 方向に移動して、図8(B)
に示すように、腕部14aと接触しない位置となる。そ
の後、ディスクカートリッジ18及びホルダ21は下降
して、ディスク装着状態となる。
【0079】このため、プロテクション部材45は、ホ
ルダ21の下降時には、ホルダ21の移動を妨げること
が無い。
【0080】上記のように、第3実施例では、ホルダ2
1上昇時に、プロテクション部材45により、ホルダ先
端部22a,22bのたわみによる、可動アーム13の
変位を規制する。このため、ディスクカートリッジ18
装着時の、可動アーム13の腕部14a,14bとホル
ダ先端部22a,22bとの間にすきまdを確保するこ
とを容易とすることができる。
【0081】また、ホルダ21の上昇時の高さ位置を、
最小限に抑えることができ、装置の薄型化にとっても有
効である。また、落下衝撃等により、ホルダ先端部22
a,22bが大きくたわみ、磁気ヘッド17a,17b
が衝突することを防止できる。
【0082】なお、プロテクション部材45は、可動ア
ーム13の腕部14b側に設ける構成としてもよい。
【0083】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
ヘッドキャリッジの可動アームがホルダの位置決め部に
よりディスクカートリッジの挿入又は排出時の位置に位
置決めされているときに、上記位置決め部の変位又は可
動アームの変位を規制するため、ヘッドキャリッジとホ
ルダの適正な位置関係を容易に得ることができ、かつ、
装置を薄型化することができる特長を有する。
【0084】請求項2の発明によれば、ヘッドキャリッ
ジの可動アームがホルダの位置決め部によりディスクカ
ートリッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされてい
るときに、フレームの当接部に当接する位置に、変位規
制部材の先端部が移動して、上記位置決め部の変位を規
制するため、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位置関
係を容易に得ることができ、かつ、装置を薄型化するこ
とができる。
【0085】請求項3の発明によれば、変位規制部材の
摺接部が、ホルダの位置決め部を挟み、フレームの当接
部の溝部が、変位規制部材の先端部の変位を規制するた
め、ホルダの位置決め部の両方向への変位を規制するこ
とができる。
【0086】請求項4の発明によれば、ヘッドキャリッ
ジの可動アームがホルダの位置決め部によりディスクカ
ートリッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされてい
るときに、上記位置決め部に当接する位置に、変位規制
部材の当接部が移動して、上記位置決め部の変位を規制
するため、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位置関係
を容易に得ることができ、かつ、装置を薄型化すること
ができる。
【0087】請求項5の発明によれば、ヘッドキャリッ
ジの可動アームがホルダの位置決め部によりディスクカ
ートリッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされてい
るときに、上記可動アームに当接する位置に、変位規制
部材の当接部が移動して、上記可動アームの変位を規制
するため、ヘッドキャリッジとホルダの適正な位置関係
を容易に得ることができ、かつ、装置を薄型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の磁気ディスク装置の、ヘ
ッドキャリッジとホルダの平面図である。
【図2】第1実施例でのホルダ上昇時の側面図である。
【図3】第1実施例でのホルダ下降時の側面図である。
【図4】第1実施例の変形例における、プロテクション
部材先端部の説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の磁気ディスク装置の、ヘ
ッドキャリッジとホルダの平面図である。
【図6】プロテクション部材の先端付近の側面図であ
る。
【図7】本発明の第3実施例の平面図である。
【図8】図7のA1 方向を見た側面図である。
【図9】従来の一例の磁気ディスク装置の、ヘッドキャ
リッジとホルダの平面図である。
【図10】従来の一例でのホルダ上昇時の側面図であ
る。
【図11】従来の一例でのホルダ下降時の側面図であ
る。
【符号の説明】
11 ヘッドキャリッジ 12 固定アーム 13 可動アーム 14a,14b 腕部 15 板バネ 16 トーションバネ 17a 下側磁気ヘッド 17b 上側磁気ヘッド 18 ディスクカートリッジ 21 ホルダ 22a,22b ホルダ先端部 25 プロテクション部材 25a,25b 腕部 26a,26b 受圧部 30a,30b 摺接部 31 フレーム 31a,31b 当接部 31c 当接部 32a,32b 縁部 35 プロテクション部材 35a 腕部 39 摺接部 40 縁部 41 ドアレバー 43 レバーラッチ 43b 先端部 45 プロテクション部材 45a 当接部 45b 板部 46 係合部 53 レバー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に第1の磁気ヘッドを支持し、装置
    のフレームに支持された固定アームと、自由端付近に第
    2の磁気ヘッドを支持し、基部が上記固定アームに回動
    自在に支持され、上記固定アーム方向に押圧されている
    可動アームとからなるヘッドキャリッジを有し、ディス
    クカートリッジが挿入されるホルダに、上記可動アーム
    を上記固定アームから離れる方向に回動させて、ディス
    クカートリッジの挿入又は排出時の位置に位置決めする
    位置決め部が設けられた磁気ディスク装置において、 上記可動アームが上記位置決め部によりディスクカート
    リッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされていると
    きに、上記位置決め部の変位又は上記可動アームの変位
    を規制する位置規制手段を有することを特徴とする磁気
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記位置規制手段は、 前記ホルダの位置決め部近傍に設けたフレームの当接部
    と、 上記ホルダに移動自在に支持されており、上記ホルダの
    位置決め部に摺接する摺接部と、上記摺接部から延在す
    る先端部とを有し、前記可動アームが上記位置決め部に
    よりディスクカートリッジの挿入又は排出時の位置に位
    置決めされているときに、上記フレームの当接部に当接
    する位置に、上記先端部が移動して、上記位置決め部の
    変位を規制する変位規制部材とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記フレームの当接部は、前記変位規制
    部材の先端部の変位を規制する溝部を有し、 上記変位規制部材の摺接部は、前記ホルダの位置決め部
    を挟む構造であることを特徴とする請求項2記載の磁気
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記位置規制手段は、 前記フレームに移動自在に支持されており、一端に前記
    ホルダの位置決め部と当接し得る当接部が設けられてお
    り、前記可動アームが上記ホルダの位置決め部によりデ
    ィスクカートリッジの挿入又は排出時の位置に位置決め
    されているときに、上記位置決め部に当接する位置に、
    上記当接部が移動して、上記位置決め部の変位を規制す
    る変位規制部材であることを特徴とする請求項1記載の
    磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記位置規制手段は、 前記フレームに移動自在に支持されており、一端に前記
    可動アームと当接し得る当接部が設けられており、上記
    可動アームが前記ホルダの位置決め部によりディスクカ
    ートリッジの挿入又は排出時の位置に位置決めされてい
    るときに、上記可動アームに当接する位置に、上記当接
    部が移動して、上記可動アームの変位を規制する変位規
    制部材であることを特徴とする請求項1記載の磁気ディ
    スク装置。
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