JP2003059220A - ヘッド保護機構付磁気記録再生装置 - Google Patents
ヘッド保護機構付磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JP2003059220A JP2003059220A JP2001248015A JP2001248015A JP2003059220A JP 2003059220 A JP2003059220 A JP 2003059220A JP 2001248015 A JP2001248015 A JP 2001248015A JP 2001248015 A JP2001248015 A JP 2001248015A JP 2003059220 A JP2003059220 A JP 2003059220A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic recording
- head
- holder
- frame
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 磁気記録媒体が挿入されていない状態で搬送
中等の外部からの衝撃により、上面側ヘッドと下面側ヘ
ッドの衝突による破損を防止するヘッド保護機構付磁気
記録再生装置の提供。 【解決手段】 ホルダー５と連動して可動ヘッドを昇降
させる磁気記録再生装置において、磁気記録媒体の未挿
入時にホルダー５と第２フレーム１０にコ字状の係止部
を嵌合させ、磁気記録媒体挿入時に釈放するバネ材から
なる拘束部材１１を第２フレーム１０に固定する。
中等の外部からの衝撃により、上面側ヘッドと下面側ヘ
ッドの衝突による破損を防止するヘッド保護機構付磁気
記録再生装置の提供。 【解決手段】 ホルダー５と連動して可動ヘッドを昇降
させる磁気記録再生装置において、磁気記録媒体の未挿
入時にホルダー５と第２フレーム１０にコ字状の係止部
を嵌合させ、磁気記録媒体挿入時に釈放するバネ材から
なる拘束部材１１を第２フレーム１０に固定する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐衝撃性のヘッド
保護機構を備えた磁気記録再生装置に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】図１は従来の両面磁気記録デイスク用磁
気記録再生装置のヘッド保持部材の側面図で、０面側
（下面側）ヘッド保持部材１は磁気記録デイスクの法線
方向にガイドに沿って移動でき、１面側（上面側）ヘッ
ド保持部材２は下面側ヘッド保持部材１に板バネ部材３
を介して揺動可能に係合されており、且つ両側に設けた
突起２ａ，２ａ（図示せず）が上面側ヘッド保持部材２
の基部に設けたコイルバネ４（図示せず）によってホル
ダー５の上面に圧接されるように構成されていて、磁気
記録デイスクが挿抜される際には該磁気記録デイスクを
抱え込むホルダー５によって図１の（ａ）に示すように
上面側ヘッド保持部材２を押し上げ、上面側ヘッド６が
該磁気記録デイスクの軌跡から退避される構造となって
いる。 【０００３】この構造の場合、磁気記録デイスクが挿入
されていない状態で、上面側ヘッド６（可動ヘッド）か
ら下面側ヘッド７（固定ヘッド）へ向かう方向の衝撃が
与えられた時、図１の（ｂ）に示すようにホルダー５は
衝撃により撓み、上面側ヘッド６が下面側ヘッド７に衝
突して下面側ヘッド７に、破損などの不具合が発生して
いた。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、磁気
記録媒体が挿入されていない状態で搬送中等のとき、外
部からの衝撃により、上面側ヘッド６と下面側ヘッド７
の衝突による破損を防止するヘッド保護機構付磁気記録
再生装置を提供しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、ホルダーの昇降と連動
して可動ヘッドを昇降させる磁気記録再生装置におい
て、磁気記録媒体の未挿入時に前記ホルダーをクリップ
し、磁気記録媒体挿入時には釈放する拘束部材を設けた
ことを特徴とするヘッド保護機構付磁気記録再生装置で
ある。 【０００６】 【発明の実施の形態】図２は、本発明の一実施例の斜視
図で、８は第１フレーム９（下部フレーム）と第２フレ
ーム１０（上部フレーム）とから成る装置本体、１１は
第２フレーム１０の下面に取付けた拘束部材である。第
１フレーム９と第２フレーム１０はネジにより締結さ
れ、枠構造を構成している。拘束部材１１はバネ材で構
成され、その取付部１２は第２フレーム１０に固定さ
れ、先端部に図３に示すようにコ字状の係止部１３と磁
気記録媒体との係合部１４が設けられていて、磁気記録
媒体未挿入時は係止部１３が第２フレーム１０とホルダ
ー５を挟むように嵌合し、磁気記録媒体１５を挿入する
と係合部１４が押されて係止部１３が外れるように構成
されている。 【０００７】従って磁気記録媒体未挿入時にはホルダー
５は拘束部材１１により第２フレーム１０に拘束されて
いるため、本体８に対し垂直の衝撃等が加わってもホル
ダー５は撓むことはなく、上面側ヘッド６と下面側ヘッ
ド７の衝突は防止される。 【０００８】即ち、磁気記録媒体挿入時は、図３に示す
動作説明図の図３（ｂ）に示すように該磁気記録媒体の
ケース１５が拘束部材１１の係合部１４を押して、コ字
状の係止部１３を離脱させてホルダー５と第２フレーム
１０との係合を解除し、ホルダー５とケース１５は図３
（ｃ）に示すように記録再生位置にセットされる。アン
ロード時にケース１５が脱出すると、拘束部材１１は元
の位置に戻り、係止部１３は図３（ａ）に示すようにホ
ルダー５と第２フレーム１０に嵌合して両者を拘束す
る。 【０００９】 【発明の効果】磁気記録再生装置の上面側ヘッドはバネ
によって下方に付勢されているが、ホルダー５が下らな
ければ降下しない構造となっているため、本発明の実施
例のようにホルダー５を第２フレーム１０に拘束するこ
とにより上面側ヘッド６は降下しないため、上面側ヘッ
ド６と下面側ヘッド７の衝突によるヘッドの破損が防止
される。
保護機構を備えた磁気記録再生装置に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術】図１は従来の両面磁気記録デイスク用磁
気記録再生装置のヘッド保持部材の側面図で、０面側
（下面側）ヘッド保持部材１は磁気記録デイスクの法線
方向にガイドに沿って移動でき、１面側（上面側）ヘッ
ド保持部材２は下面側ヘッド保持部材１に板バネ部材３
を介して揺動可能に係合されており、且つ両側に設けた
突起２ａ，２ａ（図示せず）が上面側ヘッド保持部材２
の基部に設けたコイルバネ４（図示せず）によってホル
ダー５の上面に圧接されるように構成されていて、磁気
記録デイスクが挿抜される際には該磁気記録デイスクを
抱え込むホルダー５によって図１の（ａ）に示すように
上面側ヘッド保持部材２を押し上げ、上面側ヘッド６が
該磁気記録デイスクの軌跡から退避される構造となって
いる。 【０００３】この構造の場合、磁気記録デイスクが挿入
されていない状態で、上面側ヘッド６（可動ヘッド）か
ら下面側ヘッド７（固定ヘッド）へ向かう方向の衝撃が
与えられた時、図１の（ｂ）に示すようにホルダー５は
衝撃により撓み、上面側ヘッド６が下面側ヘッド７に衝
突して下面側ヘッド７に、破損などの不具合が発生して
いた。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、磁気
記録媒体が挿入されていない状態で搬送中等のとき、外
部からの衝撃により、上面側ヘッド６と下面側ヘッド７
の衝突による破損を防止するヘッド保護機構付磁気記録
再生装置を提供しようとするものである。 【０００５】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、ホルダーの昇降と連動
して可動ヘッドを昇降させる磁気記録再生装置におい
て、磁気記録媒体の未挿入時に前記ホルダーをクリップ
し、磁気記録媒体挿入時には釈放する拘束部材を設けた
ことを特徴とするヘッド保護機構付磁気記録再生装置で
ある。 【０００６】 【発明の実施の形態】図２は、本発明の一実施例の斜視
図で、８は第１フレーム９（下部フレーム）と第２フレ
ーム１０（上部フレーム）とから成る装置本体、１１は
第２フレーム１０の下面に取付けた拘束部材である。第
１フレーム９と第２フレーム１０はネジにより締結さ
れ、枠構造を構成している。拘束部材１１はバネ材で構
成され、その取付部１２は第２フレーム１０に固定さ
れ、先端部に図３に示すようにコ字状の係止部１３と磁
気記録媒体との係合部１４が設けられていて、磁気記録
媒体未挿入時は係止部１３が第２フレーム１０とホルダ
ー５を挟むように嵌合し、磁気記録媒体１５を挿入する
と係合部１４が押されて係止部１３が外れるように構成
されている。 【０００７】従って磁気記録媒体未挿入時にはホルダー
５は拘束部材１１により第２フレーム１０に拘束されて
いるため、本体８に対し垂直の衝撃等が加わってもホル
ダー５は撓むことはなく、上面側ヘッド６と下面側ヘッ
ド７の衝突は防止される。 【０００８】即ち、磁気記録媒体挿入時は、図３に示す
動作説明図の図３（ｂ）に示すように該磁気記録媒体の
ケース１５が拘束部材１１の係合部１４を押して、コ字
状の係止部１３を離脱させてホルダー５と第２フレーム
１０との係合を解除し、ホルダー５とケース１５は図３
（ｃ）に示すように記録再生位置にセットされる。アン
ロード時にケース１５が脱出すると、拘束部材１１は元
の位置に戻り、係止部１３は図３（ａ）に示すようにホ
ルダー５と第２フレーム１０に嵌合して両者を拘束す
る。 【０００９】 【発明の効果】磁気記録再生装置の上面側ヘッドはバネ
によって下方に付勢されているが、ホルダー５が下らな
ければ降下しない構造となっているため、本発明の実施
例のようにホルダー５を第２フレーム１０に拘束するこ
とにより上面側ヘッド６は降下しないため、上面側ヘッ
ド６と下面側ヘッド７の衝突によるヘッドの破損が防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の磁気記録再生装置のヘッド保持部材を示
すもので、（ａ）は正常状態、（ｂ）は衝突状態の側面
図。 【図２】本発明の一実施例を示す斜視図。 【図３】本発明の一実施例の動作説明図で、（ａ）は磁
気記録媒体未挿入時、（ｂ）は磁気記録媒体挿入時、
（ｃ）は磁気記録媒体の再生記録状態の側面図。 【符号の説明】 １ 下面側ヘッド保持部材 ２ 上面側ヘッド保持部材 ２ａ 突起 ３ 板バネ部材 ４ コイルバネ ５ ホルダー ６ 上面側ヘッド ７ 下面側ヘッド ８ 本体 ９ 第１フレーム １０ 第２フレーム １１ 拘束部材 １２ 取付部 １３ 係止部 １４ 係合部 １５ ケース
すもので、（ａ）は正常状態、（ｂ）は衝突状態の側面
図。 【図２】本発明の一実施例を示す斜視図。 【図３】本発明の一実施例の動作説明図で、（ａ）は磁
気記録媒体未挿入時、（ｂ）は磁気記録媒体挿入時、
（ｃ）は磁気記録媒体の再生記録状態の側面図。 【符号の説明】 １ 下面側ヘッド保持部材 ２ 上面側ヘッド保持部材 ２ａ 突起 ３ 板バネ部材 ４ コイルバネ ５ ホルダー ６ 上面側ヘッド ７ 下面側ヘッド ８ 本体 ９ 第１フレーム １０ 第２フレーム １１ 拘束部材 １２ 取付部 １３ 係止部 １４ 係合部 １５ ケース
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 ホルダーの昇降と連動して可動ヘッドを
昇降させる磁気記録再生装置において、磁気記録媒体の
未挿入時に前記ホルダーをクリップし、磁気記録媒体挿
入時に釈放する拘束部材を設けたことを特徴とするヘッ
ド保護機構付磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001248015A JP2003059220A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | ヘッド保護機構付磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001248015A JP2003059220A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | ヘッド保護機構付磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003059220A true JP2003059220A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19077242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001248015A Pending JP2003059220A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | ヘッド保護機構付磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003059220A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0729338A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-01-31 | Teac Corp | 磁気ディスク装置 |
| JPH10283744A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | フレキシブルディスク装置 |
-
2001
- 2001-08-17 JP JP2001248015A patent/JP2003059220A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0729338A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-01-31 | Teac Corp | 磁気ディスク装置 |
| JPH10283744A (ja) * | 1997-04-03 | 1998-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | フレキシブルディスク装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3836887B2 (ja) | 特にコンパクトディスク、音楽カセット、ビデオカセットなどのための縮小架高盗難防止ケース | |
| JP2003059220A (ja) | ヘッド保護機構付磁気記録再生装置 | |
| TW432363B (en) | Slidable tape drive assembly | |
| EP0580355B1 (en) | Tape cassette | |
| JP2007066429A (ja) | 記録／再生装置のクランパ及び該クランパを備えた記録／再生装置 | |
| JPS592269A (ja) | ディスクカセット記録再生装置 | |
| US4807068A (en) | Eject mechanism of disk recording/reproducing apparatus having mechanism for preventing accidental head lowering | |
| JP3774620B2 (ja) | 基板搬送用カセット | |
| JPH0512773A (ja) | テーププレーヤ | |
| JP4026818B2 (ja) | 磁気テープカートリッジ | |
| JP3702811B2 (ja) | フレキシブルディスク装置 | |
| TW408316B (en) | Recording medium recording and reproducing apparatus | |
| TW523484B (en) | Automatically locking and releasing connecting assembly | |
| JP3119185B2 (ja) | ディスクカートリッジ装着装置 | |
| JPS61194668A (ja) | 蓋開け機構 | |
| JPH04105870U (ja) | Ｆｄｄのシヤツターロツク機構 | |
| JP3239063B2 (ja) | カセット前蓋のロック解除機構 | |
| JP2004145982A (ja) | 磁気テープカートリッジ及びその組立方法 | |
| JP3366185B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| KR100585672B1 (ko) | 디스크 정보저장기기의 클램핑 장치 | |
| JPH09139001A (ja) | ディスク装置 | |
| JPH04276352A (ja) | 記録媒体着脱装置 | |
| JP2005116055A (ja) | ディスク装置 | |
| JP2004133998A (ja) | 磁気テープカートリッジ | |
| JP2005044497A (ja) | ディスクカートリッジ及びディスクドライブ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080801 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100811 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101214 |