JP2891104B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2891104B2
JP2891104B2 JP6137618A JP13761894A JP2891104B2 JP 2891104 B2 JP2891104 B2 JP 2891104B2 JP 6137618 A JP6137618 A JP 6137618A JP 13761894 A JP13761894 A JP 13761894A JP 2891104 B2 JP2891104 B2 JP 2891104B2
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/06Aluminous cements
    • C04B28/065Calcium aluminosulfate cements, e.g. cements hydrating into ettringite

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置に係り、特
にディスクカートリッジの挿脱操作とともに摺動するス
ライド部材を掛止するラッチレバーを有するディスク装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、可撓性の磁気ディスクが収納さ
れたディスクカートリッジを装着されて磁気記録再生を
行う磁気ディスク装置においては、装置の薄型化及び小
型化が図られており、それに伴って各部材の間隔も小さ
くなり、より精密な加工が要求されている。
【0003】従来の磁気ディスク装置は、ディスクカー
トリッジが挿入されるホルダと、イジェクト操作により
イジェクト方向にスライドしてホルダをディスクカート
リッジ装着位置からディスクカートリッジ挿入・イジェ
クト位置に移動させるスライダと、スライダ及び該ホル
ダを支持するフレームと、を有する。そして、スライダ
は、ディスクカートリッジがホルダ内に挿入されるまで
ラッチレバーにより装着位置に掛止されており、ホルダ
内にディスクカートリッジが挿入されてディスクカート
リッジの前端がラッチレバーに当接すると、ラッチレバ
ーは掛止解除方向に回動する。
【0004】そのため、スライダは、ディスクカートリ
ッジがホルダ内に挿入されるとともに、ラッチレバーに
よる掛止が解除されてコイルバネのバネ力により挿入・
イジェクト位置に摺動する。このようにスライダが摺動
すると、スライダの傾斜溝にピンを係合させたホルダが
装着位置に降下する。
【0005】又、スライダの前端に設けられたイジェク
ト釦が押圧操作されると、ホルダが装着位置から挿入・
イジェクト位置に上昇するとともに、スライダによるラ
ッチレバーの掛止が解除される。そのため、ラッチレバ
ーはトーションバネのバネ力によりイジェクト方向に回
動してホルダ内のディスクカートリッジを排出方向に押
圧する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ディスク装置においては、スライダを付勢するコイルバ
ネとラッチレバーを付勢するトーションバネとを別個に
設けていたため、その分部品点数が多くなる。しかも、
従来は、イジェクト操作によりスライダを摺動させる際
には、スライダを付勢するコイルバネのバネ力が最も強
くなっているため、ラッチレバーがイジェクト方向に回
動する際、スライダの掛止部を摺接するラッチレバーの
カム部に対する押圧力が強くなっており、これにより、
ラッチレバーの回動動作が減速されてしまう。
【0007】又、従来は、上記のようにスライダの掛止
部がラッチレバーのカム部を強く押圧するため、ラッチ
レバーのカム部の表面が摩耗すると、スライダの掛止部
との摩擦が大となり、ラッチレバーが回動途中で停止し
てしまい、ディスクカートリッジを確実にイジェクトす
ることができるなくなるおそれがあった。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決したディ
スク装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクカー
トリッジが挿入されるホルダと、イジェクト操作により
摺動して該ホルダをディスクカートリッジ装着位置から
ディスクカートリッジ挿入・イジェクト位置に移動させ
るスライド部材と、該ホルダ内にディスクカートリッジ
が挿入されるとともに回動して該スライド部材の係止を
解除するラッチレバーとを有するディスク装置におい
て、一端が前記スライド部材に掛止され、他端が前記ラ
ッチレバーに掛止されたバネ部材を両部材間に張設して
なることを特徴とする。
【0010】
【作用】スライド部材とラッチレバーとの間にバネ部材
を張設して両部材を1個のバネ部材で付勢することがで
きるので、各部材毎にバネ部材を設けるよりも部品点数
を削減して組立工程の作業効率を高められるとともに、
スライド部材がイジェクト位置にあるときは、バネ部材
のバネ力が最も弱くなっているので、ディスクカートリ
ッジの挿入によりラッチレバーを回動させる際の摺動抵
抗が小さくなっており、ラッチレバーをスムーズに回動
させることが可能となる。
【0011】又、イジェクト操作によりスライダを摺動
させる際には、ラッチレバーがイジェクト位置から装着
位置に回動するため、バネ部材のバネ力が最も強くなっ
た時点でラッチレバーの掛止が解除されることになり、
ラッチレバーがバネ部材のバネ力により勢い良く回動し
てディスクカートリッジを確実にイジェクトすることが
できる。
【0012】
【実施例】図1乃至図4に本発明になるディスク装置の
一実施例を示す。
【0013】各図中、磁気ディスク装置1は、フレーム
2上に磁気ディスクカートリッジ4が挿入されるホルダ
5、スライダ15、シールドカバー16を重ねた状態に
組み付けてなる。
【0014】ホルダ5はディスクカートリッジ4の装
着、イジェクト操作に応じて昇降するように設けられて
おり、天板5aには磁気ヘッド部8が相対的に進入する
ための開口5bが設けられている。又、ホルダ5の天板
5aには、上記ディスクカートリッジ4のシャッタ4a
をカートリッジ挿入動作に関連して開くように回動する
とともに、スライダ15を掛止するラッチレバー6が回
動自在に支承されている。
【0015】又、ラッチレバー6先端には、ディスクカ
ートリッジ4の前端を摺接しながらシャッタ4aに係合
して、シャッタ4aを開方向にスライドさせる係合ピン
6aが突出している。尚、ラッチレバー6は、ディスク
カートリッジ4をイジェクト方向(B方向)に押圧する
イジェクト部材としても機能するものであり、係合ピン
6aを有する先端のホルダ5の円弧状の孔5cよりホル
ダ5内に挿入されている。
【0016】このラッチレバー6はホルダ5の天板5a
に軸支された軸5fにより支承されており、軸5fを中
心とする円弧状のカム部6bを有する。又、軸5fが嵌
合する軸孔6dよりカム部6b側に離間した位置にバネ
掛止孔6cが穿設されている。このカム部6bは後述す
るようにスライダ15を掛止しており、ディスクカート
リッジ4がホルダ5内に挿入されるとともに回動してス
ライダ15の掛止を解除する。
【0017】7はラッチレバー6を付勢するコイルバネ
(バネ部材)で、一端がラッチレバー6のバネ掛止孔6
cに掛止され、他端がスライダ15のバネ掛止部15l
に掛止されている。従って、ラッチレバー6は、コイル
バネ7の引張力により反時計方向(シャッタ閉方向)に
附勢され、スライダ15はコイルバネ7の引張力により
B方向に付勢されている。
【0018】このように、コイルバネ7はラッチレバー
6及びスライダ15を付勢するように設けられているの
で、各部材毎に付勢部材を設けるよりも部品点数を削減
できる。しかも、スライダ15が図4に示すイジェクト
位置にあるときは、コイルバネ7のバネ力が最も弱くな
っているため、ディスクカートリッジ4の挿入によりラ
ッチレバー6を回動させる際カム部6bと掛止部15i
との摺動抵抗が小さくなっており、ラッチレバー6をス
ムーズに回動させることができる。
【0019】又、イジェクト操作によりスライダ15を
A方向に摺動させる際には、ラッチレバー6が図6に示
す装着位置から図4に示すイジェクト位置に回動するた
め、コイルバネ7のバネ力が最も強くなった時点で掛止
部15iによるカム部6bの掛止が解除されるため、ラ
ッチレバー6はコイルバネ7のバネ力により勢い良く回
動してディスクカートリッジ4を確実にイジェクトする
ことができる。
【0020】磁気ヘッド部8は、ディスク半径方向(A
B方向)に移動自在に設けられたキャリッジ9と、キャ
リッジ9の先端上面に設けられた下側磁気ヘッド10
と、キャリッジ9の基端部9aに回動自在に支持された
アーム11と、アーム11の先端下面に設けられた上側
磁気ヘッド12とよりなる。
【0021】キャリッジ9はステッピングモータ13に
より駆動されるリードスクリュウ14に螺合しており、
リードスクリュウの回転に応じてフレーム2上をA,B
方向に移動し、磁気ヘッド10,12を磁気ディスク
(図示せず)のトラッキング方向に移動させる。
【0022】アーム11はキャリッジ9の基端部9aに
設けられたトーションバネ(図示せず)の押圧力により
下方に附勢されている。又、アーム11の側方には当接
部11aが突出しており、この当接部11aにはホルダ
5の天板5aが当接する。即ち、ケース挿入前、アーム
11はこのホルダ5の上昇により上方に押圧され、上側
磁気ヘッド12を下側磁気ヘッド10より離間させる。
【0023】15はスライダ(スライド部材)で、ホル
ダ5の天板5aとシールドカバー16との間に設けられ
ている。スライダ15はホルダ5の天板5aに対向する
天板15aと、天板15aの両側縁部より下方に折曲さ
れた側部15b,15c(但し、図1中側部14bは隠
れて見えない)とを有する。天板15aには、軽量化の
ための孔15dが穿設されている。
【0024】又、スライダ15の側部15b,15cに
は、ホルダ5の両側より突出する突出ピン5dが嵌合す
る傾斜溝15eと、スライダ15のAB方向の摺動動作
をガイドするガイド孔15fとが設けられている。この
ガイド孔15fは、スライダ15の摺動方向(AB方
向)に延在するような長方形に形成されており、後述す
るようにフレーム2の両側面2a,2bの外側の凹部2
cに設けられた係合突起2dに係合する。
【0025】よって、スライダ15は、ガイド孔15f
が係合突起2dに摺動自在に係合することにより上方向
の移動を規制されるとともに、AB方向への摺動のみが
許容されるように組み合わせられる。
【0026】又、スライダ15の天板15aの両側の端
部には、フレーム2の両側面2a,2bの上端に摺動可
能に当接する当接部15o〜15rが側方に突出してい
る。そのため、スライダ15は、当接部15o〜15r
がフレーム2の両側面2a,2bの上端に当接すること
により下方向の移動を規制されるとともに、AB方向へ
の摺動のみが許容されるように組み合わせられる。
【0027】従って、スライダ15をAB方向へ摺動自
在に支持するための支持部材が不要であり、その分装置
の薄型化が図れるとともに部品点数が削減されている。
【0028】又、ホルダ5の両側中央に突出する係合部
5eは、フレーム2の両側面2a,2bの内側に設けら
れた溝2eに嵌合している。
【0029】従って、ホルダ5はスライダ15がB方向
に摺動すると、係合部5eが上下方向に延在する溝2e
にAB方向の移動を阻止されるため、突出ピン5dが傾
斜溝15eに沿って装着位置に降下する。
【0030】さらに、天板15aの前端には、イジェク
ト釦17の取付部15gが突出している。又、スライダ
15の天板15aよりA方向に延在する腕部15hに
は、U字状に折曲されたスライダ15を掛止する掛止部
15iと、掛止部15iの先端に設けられたホルダ支持
部15jと、スライダ15の摺動動作を減速するための
ダンパ18に噛合するラック15kとが設けられてい
る。
【0031】尚、スライダ15のホルダ支持部15j
は、図9に示すようにホルダ5の天板5aに穿設された
長孔30に先端のみを嵌合させ、ホルダ支持部15jの
段部15nがホルダ5の天板5aに当接してホルダ5の
高さ位置を規制する。そのため、ディスクカートリッジ
4がホルダ5に挿入される前は、ホルダ5の天板5aが
ホルダ支持部15jの段部15nに支持されて下方に変
位することが阻止される。従って、ホルダ5の天板5a
の加工精度のバラツキあるいは外部振動が加えられても
天板5aが下方に撓むことが防止される。
【0032】19はスライダ15をB方向に押圧する圧
縮バネで、一端がスライダ15に掛止され、他端がホル
ダ5の天板5aに突出する掛止部(図示せず)に掛止さ
れている。上記スライダ15は圧縮バネ19及び前述し
たバネ7の押圧力によりケース挿入時はB方向に変位し
ており、イジェクト操作時、イジェクト釦17が押圧さ
れるとともにA方向に摺動する。
【0033】21は当接防止部材で、ホルダ5にディス
クカートリッジ4が挿入される際、ディスクカートリッ
ジ4の端部が下側磁気ヘッド10に当接しないようにデ
ィスクカートリッジ4の挿入高さ位置を規制する。この
当接防止部材21は、図2に示すように、フレーム2上
のピン2fにより回動自在に支承されている。
【0034】又、当接防止部材21は、フレーム2上の
ヘッド部8の側方に設けられた凸部24に乗り上げてデ
ィスクカートリッジ4を下側磁気ヘッド10に当接しな
い挿入高さ位置に導くガイド部21aと、ガイド部21
aが昇降できるように支持するアーム21bと、フレー
ム2上に螺着されたビス22に嵌合して回動動作をガイ
ドする円弧状のガイド孔21cと、スライダ15の掛止
部15iの下方に突出する係合ピン15mが嵌合する円
弧状の嵌合孔21dと、を有する。
【0035】当接防止部材21は、合成樹脂製で一体成
形されており、ガイド部21aの表面の摩擦係数が小さ
くて滑りやすく、且つアーム21bが弾性変形できるよ
うに柔軟性を有する。又、当接防止部材21は、スライ
ダ15の係合ピン15mが嵌合孔21dに直接係合して
いるため、スライダ15がAB方向に摺動するとともに
ピン2fを中心に回動する。
【0036】従って、当接防止部材21とスライダ15
との間には、他の連結部材が介在しておらず、その分設
置スペースが広くなり、当接防止部材21の回動範囲が
制限されることがなく、設計の自由度が高い。しかも、
従来に比べて部品点数が削減されているため、組立工程
における作業効率をより高めることができる。
【0037】又、ステッピングモータ13のリードスク
リュウ14の端部を軸承する軸受23がB方向にずらす
ことが可能になり、それだけヘッド部8のストロークを
長くすることができ、磁気ヘッド10,12を磁気ディ
スク(図示せず)のトラッキング方向に移動させる際の
余裕ができる。
【0038】又、ガイド部21aは、底部に半球状に形
成された一対の突起21e(図2中破線で示す)を有す
る。そして、フレーム2上の凸部24には、一対の突起
21eが摺動するための一対の傾斜部24aがガイド部
21aの回動位置に合わせて設けられている。
【0039】従って、イジェクト操作されてスライダ1
5がA方向に摺動すると、図8中2点鎖線で示すように
一対の突起21eが一対の傾斜部24aを摺動しながら
ガイド部21aをディスクカートリッジ4の挿入高さ位
置を規制する位置に上昇させる。このように、一対の突
起21eが一対の傾斜部24aに摺動しているため、ガ
イド部21aは傾くことが防止され、水平状態のまま安
定に移動する。
【0040】又、ガイド孔21cがビス22により上下
方向のガタツキが防止されているため、弾性変形するア
ーム21bがバネ部材として機能する。これにより、ガ
イド部21aは常に一対の傾斜部2hに押圧されてお
り、一対の傾斜部24aに乗り上げる動作過程で一対の
傾斜部2hから浮き上がりディスクカートリッジ4の挿
入を邪魔することがない。
【0041】25は装着されたディスクカートリッジ4
内の磁気ディスクが載置されるターンテーブルで、モー
タ26の回転駆動力により定速回転する。
【0042】又、フレーム2及びシールドカバー16の
前端には、前面ベゼル27が装着される。前面ベゼル2
7には、ディスクカートリッジ4が挿脱される開口27
aが穿設され、開口27aの内側には、開口27aを開
閉するための蓋28が回動自在に設けられている。
【0043】そして、蓋28は、トーションバネ29の
バネ力により、開口27aを閉塞するように付勢されて
おり、ディスクカートリッジ4が挿入されとともに開方
向に回動する。又、シールドカバー16の前端には、デ
ィスクカートリッジ4に押圧された蓋28が撓むことを
防止するための突起16aが設けられている。
【0044】ここで、上記構成になる磁気ディスク装置
1の動作につき説明する。
【0045】ディスクカートリッジ4が挿入される前の
磁気ディスク装置1は図3乃至図5に示す状態となって
いる。即ち、スライダ15はA方向に摺動した位置に係
止されている。又、上側磁気ヘッド12を有するアーム
11はホルダ5とともにディスク挿入位置に上昇してい
る。さらに、ラッチレバー6が図4に示すようにイジェ
クト位置に回動し、当接防止部材21は図5に示すよう
に当接防止位置に回動している。
【0046】今、ディスクカートリッジ4が前面ベゼル
27の開口27aからホルダ5内に挿入されると、ディ
スクカートリッジ4の前端はA方向に移動してラッチレ
バー6の当接ピン6aに当接する。これとともに、当接
防止部材21のガイド部21aがフレーム2上の凸部2
4の傾斜部24aに乗り上げているため、ディスクカー
トリッジ4の前端は、図8中2点鎖線で示すように当接
防止部材21のガイド部21aを摺接する。従って、デ
ィスクカートリッジ4は前端が下側磁気ヘッド10に当
接しない挿入高さ位置にガイドされる。
【0047】さらに、ディスクカートリッジ4をA方向
に押圧すると、図6に示すようにラッチレバー6は時計
方向に回動し、ディスクカートリッジ4のシャッタ4a
を開方向にスライドさせる。
【0048】そして、ラッチレバー6のカム部6bがス
ライダ15の掛止部15iより離間するため、ラッチレ
バー6によるスライダ15の係止が解除される。これに
より、スライダ15はバネ7,19のバネ力によりB方
向に摺動する。その際、スライダ15は、ガイド孔15
fがフレーム2の両側に設けられた凹部2c内で摺動自
在に係合されているため、凹部2cの係合突起2dに上
方向の動きを規制されているとともに、当接部15o〜
15rがフレーム2の両側面2a,2bの上端に当接し
て下方向の動きを規制されてAB方向に摺動する。
【0049】このようにしてスライダ15がB方向に摺
動すると、スライダ15の係合ピン15mが嵌合孔21
dに直接係合しているため、当接防止部材21は、スラ
イダ15がB方向に摺動しはじめたとき、反時計方向に
回動する。即ち、ホルダ5が降下する直前に、当接防止
部材21はピン2fを中心に図5に示す当接防止位置か
ら図2に示す当接解除位置に回動する。
【0050】従って、ディスクカートリッジ4が装着位
置に降下する前に当接防止部材21が当接解除位置に退
避するため、ガイド部21aは傾斜部24aを摺接して
フレーム2上の低位置に移動する。よって、当接防止部
材21のガイド部21aがディスクカートリッジ4とフ
レーム2の凸部24との間で挟持されて当接防止部材2
1が回動不可状態になることが防止される。
【0051】又、スライダ15がB方向へ摺動すると、
スライダ15の両側部15b,15cに設けられた傾斜
溝15eには、ホルダ5の両側より突出する突出ピン5
dが係合しているため、スライダ15のB方向への摺動
動作とともに突出ピン5dが傾斜溝15eを摺接して下
方に押圧される。
【0052】これと同時に、前述したスライダ15のホ
ルダ支持部15jが、図9に示す位置から図10に示す
位置に移動するため、ホルダ5に穿設された長孔30が
ホルダ支持部15jの段部15nに対向して高さ規制が
解除される。
【0053】これによりホルダ5は図3に示すディスク
挿入・イジェクト位置から図7に示すディスク装着位置
へ降下し、ディスクカートリッジ4内の磁気ディスクが
ターンテーブル22上に載置される。そして、ホルダ5
の降下とともにアーム11がトーションバネの押圧力に
より下方に回動して上側磁気ヘッド12が降下する。
【0054】尚、ディスクカートリッジ4のシャッタ4
aは、ホルダ5内に挿入される過程でラッチレバー6の
係合ピン6aに係合して開方向にスライドするため、磁
気ディスク3がターンテーブル25に載置されるととも
に、磁気ディスクの記録面に磁気ヘッド12,10が当
接する。
【0055】その後、ターンテーブル25がモータ26
により回転駆動されると、磁気ディスクはターンテーブ
ル25とともに回転し、磁気ヘッド10,12により磁
気記録再生される。
【0056】次に、上記構成とされた磁気ディスク装置
1のイジェクト動作につき説明する。
【0057】上記のように装着された磁気ディスクをデ
ィスクカートリッジ4とともにイジェクトする際は、ま
ずイジェクト釦17をA方向に押圧する。これにより、
スライダ15は、ガイド孔15fがフレーム2の両側に
設けられて凹部2c内で摺動自在に係合されて凹部2c
の係合突起2dに上方向の動きを規制されているととも
に、当接部15o〜15rがフレーム2の両側面2a,
2bの上端に当接して下方向の動きを規制されて脱落防
止された状態でAB方向に摺動する。
【0058】このようにスライダ15がA方向に摺動す
ると、ホルダ5は上記ディスクカートリッジ挿入動作と
逆の動作によりディスク挿入・イジェクト位置へ上昇す
る。
【0059】又、当接防止部材21は、嵌合孔21dが
スライダ15の係合ピン15mに直接係合しているた
め、スライダ15がA方向に摺動するとともにピン2f
を中心に時計方向(図5参照)に回動する。そのため、
当接防止部材21はガイド部21aが図8中2点鎖線で
示すように一対の突起21eがフレーム2上の凸部24
の傾斜部24aに乗り上げた当接防止位置に至る。
【0060】又、スライダ15はA方向に移動すると、
ラッチレバー6とスライダ15との間に張設されたコイ
ルバネ7が引っ張られてバネ7のバネ力が増大する。そ
して、コイルバネ7のバネ力が最も強くなった時点で掛
止部15iによるカム部6bの掛止が解除されるため、
ラッチレバー6はコイルバネ7のバネ力により勢い良く
回動してディスクカートリッジ4を確実にイジェクトす
ることができる。
【0061】さらに、前述したスライダ15のホルダ支
持部15jが、図10に示す位置から図9に示す位置に
復帰するため、ホルダ支持部15jの段部15nがホル
ダ5に穿設された長孔30から離間してホルダ5の天板
5aを支持して天板5aの高さ位置を規制する。
【0062】これにより、ディスクカートリッジ4がホ
ルダ5からイジェクトされた後は、ホルダ5の天板5a
がホルダ支持部15jの段部15nに支持されて下方に
変位することが阻止され、例えばホルダ5の天板5aの
加工精度のバラツキあるいは外部振動が加えられても天
板5aが下方に撓みディスクカートリッジ4の挿入位置
が下がることを防止できる。
【0063】尚、上記実施例では、スライダ15がコイ
ルバネ7,19のバネ力によりB方向に付勢され、ディ
スクカートリッジ4がホルダ5内に挿入されると、スラ
イダ15が両方のバネ力でB方向に摺動したが、これに
限らず、コイルバネ19を無くしてコイルバネ7のみの
いバネ力でスライダ15をB方向に摺動させる構成とし
ても良いのは勿論である。
【0064】又、磁気ディスク装置を例に挙げて説明し
たが、これに限らず、これ以外の例えば光ディスク装置
あるいは光磁気ディスク装置等にも適用できるのは勿論
である。
【0065】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、スライド
部材とラッチレバーとの間にバネ部材を張設して両部材
を1個のバネ部材で付勢することができるため、従来の
ように各部材毎にバネ部材を設けるよりも部品点数を削
減して組立工程の作業効率を高められることができる。
さらに、スライド部材がイジェクト位置にあるときは、
バネ部材のバネ力が最も弱くなっているので、ディスク
カートリッジの挿入によりラッチレバーを回動させる際
の摺動抵抗が小さくなっており、ラッチレバーをスムー
ズに回動させることができる。又、イジェクト操作によ
りスライダを摺動させる際には、ラッチレバーがイジェ
クト位置から装着位置に回動するため、バネ部材のバネ
力が最も強くなった時点でラッチレバーの掛止が解除さ
れることになり、ラッチレバーがバネ部材のバネ力によ
り勢い良く回動してディスクカートリッジを確実にイジ
ェクトすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の一実施例の分解斜
視図である。
【図2】ホルダ,シールドカバーを省略した状態の平面
図である。
【図3】ホルダ,スライダ,フレームの動作を説明する
ための側面図である。
【図4】ディスクカートリッジが挿入される前のホル
ダ,スライダを示す平面図である。
【図5】ディスクカートリッジが挿入される前のホル
ダ,シールドカバーを省略した状態の平面図である。
【図6】ディスクカートリッジを挿入したときのホル
ダ,スライダを示す平面図である。
【図7】ディスク装着時の側面図である。
【図8】当接防止部材の動作を示す背面図である。
【図9】ホルダを支持するホルダ支持部の側面図であ
る。
【図10】ホルダが装着位置に降下する動作を説明する
ための側面図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 2 フレーム 4 ディスクカートリッジ 5 ホルダ 6 ラッチレバー 7 コイルバネ 8 磁気ヘッド部 9 キャリッジ 10 下側磁気ヘッド 11 アーム 12 上側磁気ヘッド 15 スライダ 16 シールドカバー 17 イジェクト釦 19 ラッチレバー 25 ターンテーブル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジが挿入されるホル
    ダと、イジェクト操作により摺動して該ホルダをディス
    クカートリッジ装着位置からディスクカートリッジ挿入
    ・イジェクト位置に移動させるスライド部材と、該ホル
    ダ内にディスクカートリッジが挿入されるとともに回動
    して該スライド部材の係止を解除するラッチレバーとを
    有するディスク装置において、 一端が前記スライド部材に掛止され、他端が前記ラッチ
    レバーに掛止されたバネ部材を両部材間に張設してなる
    ことを特徴とするディスク装置。
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