JP2662979B2 - 金属缶の2重巻締め部の検査方法及び装置 - Google Patents

金属缶の2重巻締め部の検査方法及び装置

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JP2662979B2 JP63135618A JP13561888A JP2662979B2 JP 2662979 B2 JP2662979 B2 JP 2662979B2 JP 63135618 A JP63135618 A JP 63135618A JP 13561888 A JP13561888 A JP 13561888A JP 2662979 B2 JP2662979 B2 JP 2662979B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、空缶製造工場あるいは缶詰製造工場におい
て、金属罐の2重巻締め部を非接触的、非破壊的にしか
も迅速に検査する金属缶の2重巻締め部の検査方法及び
装置に関する。
(従来の技術) 2重巻締めを行なった金属缶においては、その2重巻
締め部の検査は重要な検査項目で、従来は、この2重巻
締め部を糸のこで切断し、その断面を研磨した上で投影
器で検査し、またその外形寸法については、マイクロメ
ータ等で検査していた。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の金属缶の2重巻締め部の検査は、通
常、1缶につき120゜の間隔で3個所について行なわ
れ、検査内容が煩雑であるので、検査に多大の時間を要
した。また検査に使用した缶は良品であっても廃棄しな
ければならなかった。
本発明は、従来の以上のような課題を解決することを
その目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、請求項1の検査方法
は、巻締め金属缶の2重巻締め部の検査個所に、その断
面に対し垂直方向からX線を照射し、その透過X線を該
検査個所の断面の透過像に変換し、該透過像から該2重
巻締め部の検査個所の巻締め状態を検査することを特徴
とし、請求項2の検査装置は、X線発生装置と、2重巻
締め部の検査個所の断面がその垂直方向から該X線発生
装置のX線を照射されるように巻締め金属缶を保持する
装置と、透過X線を2重巻締め部の検査個所の断面の透
過像に変換する検知器とを具備することを特徴とする。
該検査装置には、前記検知器で得られた前記透過像を撮
像するテレビジョンカメラと、該テレビジョンカメラに
接続され、2重巻締め部の検査個所の断面の各部の寸法
を測定する画像処理装置と、該画像処理装置に接続され
たプリンタ及びテレビジョンモニタとを具備することが
好ましい。
(作 用) 請求項1の検査方法及び請求項2の検査装置によれ
ば、金属缶の2重巻締め部を切断しなくてもその断面の
透過像が得られるから、その透過像から該2重巻締め部
の巻締め状態を検査する。請求項3の検査装置によれ
ば、画像処理装置により2重巻締め部の寸法が測定さ
れ、巻締め状態を示す該寸法が印刷される。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面につき説明する。
第1図及び第2図は、X線発生装置1と金属缶2の2
重巻締め部2aと検知器例えばX線イメージインテンシフ
ァイア3の位置関係を示す平面図及び側面図である。
同図に示すように、X線発生装置1から放射される金
属缶2の材料、板厚に応じた強さのX線Rをその2重巻
締め部2aの検査個所2a−1にその断面に対し垂直方向か
ら照射すると、X線イメージインテンシファイア3に
は、第3図の写真に示すような該検査個所2a−1の断面
の透過像が映出される。
このときの金属缶の蓋の材質はアルミニウム、板厚は
0.36mm、胴の材質はアルミニウム、その板厚は0.195mm
で、X線発生装置1の管電圧及び管電流は70KV及び3.5m
Aであった。
蓋の材質が鉄、その板厚が0.23mm、胴の材質が鉄、そ
の板厚が0.2mmの金属缶では、X線発生装置1の管電圧
及び管電流が140KV及び3mAで同じように検査個所の断面
の透過像が得られた。
第4図は、本発明の検査装置の一実施例を示す。
同図において、4は前記イメージインテンシファイア
3に対設され、これに映出された前記2重巻締め部2aの
検査個所2a−1の断面の透過像を撮像するテレビジョン
カメラ、5は金属缶2をその2重巻締め部2aの検査個所
2a−1の断面が垂直方向からX線を照射されるように保
持すると共に検査個所を変えるために回転する回転チャ
ックで、これはX−Yテーブル6上に設置されている。
該回転チャック5は図示しないが遠隔操作できるように
なっており、X−Yテーブル6は、缶種が変った場合コ
ントローラ7によって位置制御される。上記のX線発生
装置1、イメージインテンシファイア3、テレビジョン
カメラ4、回転チャック5及びX−Yテーブル6はX線
漏洩防止用シールド8で囲まれている。
9は管電圧及び管電流を調整自在なX線発生装置の電
源装置、10はテレビジョンカメラ4に接続された画像処
理装置、11及び12は画像処理装置10に接続されたプリン
タ及びテレビジョンモニタである。
前記画像処理装置10は、既に知られたもので、CPU、R
OM、RAM等を具備し、テレビジョンカメラ4から送られ
てくるビデオ信号から2重巻締め部2aの検査個所の断面
の各部の寸法を測定するものである。
該画像処理装置10にテレビジョンカメラ4からビデオ
信号が入力すると、該装置はビデオ信号に含まれるノイ
ズを除去すると共に前記検査個所2a−1の断面の像と背
景の境界線を強調する画像のぼけの修正処理を行ない、
更に得られた濃淡画像について2値化処理を行なう。第
5図はメモリに格納された2値化像の1例を示す。次い
で、第6図に示すように、2重巻締め部2aの検査個所2a
−1の断面における各部の寸法測定の基準点、すなわち
巻締め最上部a、巻締め最下部b、チャックウォール中
点d、該点dを通る水平線とシーミングウォールの交点
c、ボデーフックラジアスの頂点e、ボデーフックの先
端f、カバーフックの先端g及びチャックウォールラジ
アス最下部hを2値化像から抽出し、2重巻締め部2aの
巻締め状態の良否の判定の目安となる各部の寸法、すな
わち幅W、シーム厚T、ボデーフックB.H、カバーフッ
クC.H及びカウンタシンクC.Sを、W=b−a、T=d−
c、B.H=f−e、C.H=b−g、C.S=h−aから画素1
3(第5図参照)の数として求める。予め1画素が何mm
に当たるかを求めておき、これを画素数に乗じて前記各
部の寸法を測定する。該寸法はプリンタ11にプリントさ
れる。
2重巻締め部2aの1つの検査個所2a−1の断面の各部
の寸法を測定した後は、回転チャック5を回転させ、他
の検査個所の断面にX線を垂直に照射させる位置まで金
属缶2を回転させる。そして再び該断面の各部の寸法を
測定する。
(発明の効果) 本発明は、上記のとおり構成されているので、金属缶
の2重巻締め部の検査を該2重巻締め部に沿って連続的
に短時間に行なうことができるため検査の精度も上が
り、作業者の負擔も軽減され、また検査に使用した良品
の缶を無駄にすることがない効果があり、またテレビジ
ョンカメラ及び画像処理装置を使用すれば、精度の高い
検査を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、X線発生装置と金属缶の2重巻締
め部と検知器の位置関係を示す平面図及び側面図、第3
図は前記2重巻締め部の断面の透過像を示すX線写真、
第4図は本発明の装置の一実施例の線図、第5図は前記
透過像を2値化した像を示す図、第6図は2重巻締め部
の検査個所の断面の模式図である。 1……X線発生装置、2……金属缶 2a……2重巻締め部 3……イメージインテンシファイア 4……テレビジョンカメラ 5……回転チャック 10……画像処理装置、11……プリンタ 12……テレビジョンモニタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻締め金属缶の2重巻締め部の検査個所
    に、その断面に対し垂直方向からX線を照射し、その透
    過X線を該検査個所の断面の透過像に変換し、該透過像
    から該2重巻締め部の検査個所の巻締め状態を検査する
    ことを特徴とする金属缶の2重巻締め部の検査方法。
  2. 【請求項2】X線発生装置と、2重巻締め部の検査個所
    の断面がその垂直方向から該X線発生装置のX線を照射
    されるように巻締め金属缶を保持する装置と、透過X線
    を2重巻締め部の検査個所の断面の透過像に変換する検
    知器とを具備することを特徴とする金属缶の2重巻締め
    部の検査装置。
  3. 【請求項3】前記検知器で得られた前記透過像を撮像す
    るテレビジョンカメラと、該テレビジョンカメラに接続
    され、2重巻締め部の検査個所の断面の各部の寸法を測
    定する画像処理装置と、該画像処理装置に接続されたプ
    リンタ及びテレビジョンモニタとを具備することを特徴
    とする請求項2記載の金属缶の2重巻締め部の検査装
    置。
JP63135618A 1988-06-03 1988-06-03 金属缶の2重巻締め部の検査方法及び装置 Expired - Lifetime JP2662979B2 (ja)

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