JP2662424B2 - 2線式半二重通信におけるキャリア制御方法 - Google Patents

2線式半二重通信におけるキャリア制御方法

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JP2662424B2 JP63203659A JP20365988A JP2662424B2 JP 2662424 B2 JP2662424 B2 JP 2662424B2 JP 63203659 A JP63203659 A JP 63203659A JP 20365988 A JP20365988 A JP 20365988A JP 2662424 B2 JP2662424 B2 JP 2662424B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 2線式半二重通信において受信側端末のデータ受信を
確実にするためのモデムのキャリア制御方法に関し、 連続送信される各データの終わりを受信側モデムが確
実に検出できるようにすることを目的とし, 2線式半二重通信において,モデムは,データ送信終
了後の内部遅延補償時間に続いて,一定期間キャリア送
出を停止する無信号期間を設け,受信側モデムがキャリ
ア検出状態ビットをオフにする十分な余裕時間を与える
ように構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は,データ通信方式に関するものであり,特に
2線式半二重通信において受信側端末のデータ受信を確
実にするためのモデムのキャリア制御方法に関する。
〔従来の技術〕 第4図に,従来の2線式半二重通信システムの構成を
示す。
第4図において,1は端末A,2は端末B,3および4はモデ
ム,5は回線である。
各端末とモデムとの間のインタフェースは,送信デー
タと受信データ,それに制御ビットと状態ビットで構成
される。
モデム3あるいは4は,それぞれ端末1あるいは2か
ら出力された並列形式の送信データを直列形式に変換
し,キャリアを変調して回線5に送出し,相手端末のモ
デムへ伝送する。
変調された信号を受信したモデム3あるいは4は,デ
ータを復調し,並列形式の受信データに変換してそれぞ
れの端末1あるいは2に読み取らせる。
第5図は,端末Aから端末Bへデータを送信する場合
の,各端末とモデムとの間のインタフェースの制御シー
ケンスを示す。
第5図の(a)は,端末Aのインタフェースを示し,R
S(Request to Send)は端末からモデムに送信準備を要
求する制御ビット,CS(Clear to Send)は回線の伝送準
備状態をモデムから端末へ通知する状態ビット,SD(Sen
d Data)は送信データを表している。なおRS中のTは,
連続するデータ送信の場合に設けられるオフ期間で,RS
インターバルと呼ばれる。
第5図の(b)は端末Bのインタフェースを示し,CD
(Carrier Detected)はモデムから端末へキャリア検出
を通知する状態ビット,RD(Read Data)は受信データを
表している。
第6図は,モデム内部のシーケンスを示す。データ送
信を終了してRSがオフになると,モデムはこれを検出し
てキャリア送出を停止し,端末にCSのオフ状態を通知す
る。端末が次の送信データを用意していた場合には,RS
インターバルT後に再びRSをオンにする。
しかしモデムは,RSオフ後直ちにRSオンの監視を行わ
ず,モデム内部の制御状態が安定するまで待つため適当
な内部遅延補償時間を置き,その後でRS監視を行う(Wa
it状態で示される)ようにしている。そしてここでRSオ
ンを検出すると,キャリア送出を再開し,CSをオンにす
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の2線式半二重通信では,送信側端末がデータ送
信終了後に設けるRSインターバルが比較的短い場合があ
った。この場合には,受信側端末のモデムは内部遅延補
償時間が経過してからRSを見にゆくため,キャリアが持
続しているように見えることがあり,CDがオフにされな
いことがあった。同様なことが回線の影響などでキャリ
アの伝送が遅延して,受信側端末のモデムでキャリアが
切れない場合にも起こった。これらの場合には,第7図
に示すようにCDがオンのまま次のデータが伝送されるた
め,次の受信タイミングが異常となり,受信データRDに
エラーが発生するという問題があった。
またこのような状況は,種々の特性の端末がマルチポ
イントで接続されいる場合に,それらのRSインターバル
がまちまちであることから特に起き易かった。
この問題は,各端末側でRSインターバルを長くすれば
解決できるが,どの程度長くすれば良いかは通常,端末
側では判らないので,実際には対処するのが困難であっ
た。
本発明は連続送信される各データの終わりを受信側モ
デムが確実に検出できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は,2線式半二重通信の送信側モデムにおいて,
相手側装置に対するデータ送信が終了した後,内部遅延
補償時間が経過したか否かを判定し,内部遅延補償時間
に続いて一定期間信号が送出されない無信号期間を設
け,前記無信号期間の終了後に相手側装置に対するデー
タ送信を再開するようにするものである。
第1図は,本発明の原理説明図である。
図において,1は端末A,2は端末B,3,4はモデム,5は回線
である。なお,図中のモデム3内のフローは,データ送
信時の制御シーケンスを示したものであり,簡単化のた
めデータ送信終了後から次のデータを送信するまでの制
御状態を示す。
のRSオフ監視処理でRSオフを検出すると,の内部
遅延補償時間設定処理を行う。
で内部遅延補償時間がタイムアウトになると,の
キャリア送出を停止する。
無信号期間(以後NTEで表す)の測定処理を行う。
のNTEの長さは,受信側端末のモデムがCDをオフにする
のに十分な時間に定められる。
のNTEが終了すると,のRSオン監視処理を開始し,
RSがオンとなるのを待つ。
でRSがオンになると,データ送信を実行する。
〔作用〕
本発明によれば,端末はRSインターバルの長さについ
て相手端末の特性や回線上でのキャリア遅延を考慮する
必要がなく,モデムが自動的にNTEを挿入するため,マ
ルチポイントによる端末の増設などのシステム変更が容
易となる。
〔実施例〕
第2図および第3図により,本発明の実施例を説明す
る。
第2図は,本発明の実施例によるモデムの内部シーケ
ンスを示す。データ送信終了により端末からの制御ビッ
トRSがオフになると,モデムはターンオフシーケンスを
開始するとともに,CSをオフにして端末に応答する。
ターンオフシーケンスは,RS監視を行わない期間であ
り,内部遅延補償時間TdとNTEの時間tnの和の長さをも
つ。
ターンオフシーケンスの終了後,Wait状態に移行し,RS
監視を開始する。
第3図は,モデムのデータ送信時の動作例を示す。
図示のように,RSのオン/オフに追従してCSがオン/
オフされる。キャリアは,RSオフ検出後停止されるが,NT
E終了までRS監視を行わないので,端末が次のデータ送
信を行うためにRSをオンにしても,NTEの期間はキャリア
送出が行われない。それで,受信側モデムにおける無信
号検出が確実に行われ,CDをターンオフできる。
〔発明の効果〕
本発明によれば,多数の端末がマルチポイント接続さ
れてデータ通信が行われるシステムなどにおいて,回線
や相手端末の特性によりRSインターバルの長さを考慮す
る必要がなく,モデムの機能を僅かに変えるだけで簡単
に対応できるため,低コストでデータ伝送の信頼性を改
善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図,第2図は本発明実施例に
よるモデムの内部シーケンス説明図,第3図は本発明実
施例による動作例の説明図,第4図は従来の2線式半二
重通信システムの構成図,第5図は第4図の従来システ
ムにおけるモデムインタフェースの制御シーケンス説明
図,第6図は第4図の従来システムにおけるモデムの内
部シーケンス説明図,第7図は第4図の従来システムに
おけるデータ伝送エラー発生の説明図である。 第1図中 :RSオフ監視処理 :内部遅延補償時間設定処理 :無信号期間(NTE)設定処理 :RSオン監視処理

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2線式半二重通信の送信側モデムにおい
    て、相手側装置に対するデータ送信が終了した後,内部
    遅延補償時間が経過したか否かを判定し,内部遅延補償
    時間に続いて一定期間信号が送出されない無信号期間を
    設け,前記無信号期間の終了後に相手側装置に対するデ
    ータ送信を再開することを特徴とする2線式半二重通信
    におけるキャリア制御方法。
  2. 【請求項2】前記キャリア制御方法において,前記送信
    側モデムが接続される端末装置より前記送信側モデムに
    送信要求信号が送出された場合に,前記無信号期間が経
    過するまでは前記送信側モデムからのキャリア送出を行
    わないことを特徴とする,請求項1記載の2線式半二重
    通信におけるキャリア制御方法。
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