JP2662060B2 - スキー板上に載置した靴の前端部を離脱可能に保持するスキー用安全締め具 - Google Patents

スキー板上に載置した靴の前端部を離脱可能に保持するスキー用安全締め具

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JP2662060B2 JP1324151A JP32415189A JP2662060B2 JP 2662060 B2 JP2662060 B2 JP 2662060B2 JP 1324151 A JP1324151 A JP 1324151A JP 32415189 A JP32415189 A JP 32415189A JP 2662060 B2 JP2662060 B2 JP 2662060B2
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スキー板上に載置されるスキー靴の前部を
開放可能に保持するためのスキー用安全締め具に関する
ものである。
スキー板と一体の台座上に取り付けられ、向かい合っ
た2の側方保持翼を含むスキー靴保持用の顎部を後部分
に担持する本体と、この顎部を弾性力によって係合位置
へ引き戻すために該本体内に収容されたエネルギー付与
機構とを含み、「爪先止め具(トウ・ピース)」と呼ば
れるスキー用安全締め具は既に知られている。
このエネルギー付与機構は、エネルギー付加用圧縮ば
ねを含み、このばねの一端は本体につながる支持面に支
承され、もう一方の端は本体内で長手方向に可動で、か
つ、スキー靴をスキー板上に確実に保持するため、靴の
前部に対して該顎部を弾性的に付勢するよう顎部に結合
した応力伝達部材上に支承される。
現在までに知られている数多くの爪先止め具(トウ・
ピース)の内、オーストリー特許出願第1755/86号明細
書に記載されたものは、固定本体と、移動可能で独立し
た側方保持翼とを有する型式である。この爪先止め具
は、側方保持翼から独立し、かつエネルギー付与機構の
一部を成す主ばねの作用に抗して垂直方向に移動可能な
中央靴底緊締部を含む。しかしながら、この爪先止め具
は独立の高さ調節装置を含み、該調節装置は、垂直方向
のネジによって、該中央靴底緊締部の垂直方向における
初期位置の決定を可能にする。
ドイツ特許出願第3605313号明細書に記載されている
また別の爪先止め具は、固定本体と、エネルギー付与機
構の一部を成すばねの戻し作用に抗して2の支承線のど
ちらか一方を中心として移動可能な単一成形体(モノブ
ロック)の顎部とを有する型式である。この顎部の上部
は、更に、水平軸を中心としてヒンジ連結により垂直方
向にも移動可能である。顎部のこの揺動により、種々異
なる厚みの靴底に該顎部を適合させることができるが、
この場合、エネルギー付与ばねに反作用を伴なう。実
際、高さ調節の際の垂直運動と後方転倒の際の垂直運動
のために顎部を確実に引き戻すのは同一の回路と同一の
エネルギーである。
本発明は、自動的に高さ調節を可能とするために(つ
まり、取付作業者またはスキーヤーによる作業を必要と
しないで高さ調節ができるように)、上記2種類の爪先
止め具に対して行う改良に関するものであり、これによ
り、エネルギー付与機構のばねに反作用を与えることな
く、異なる厚みの靴底を有する各種のスキー靴について
同一の爪先止め具の使用を容易にする。
この目的のために、中央靴底緊締部および相対する2
の側方保持翼を含む靴保持用顎部を後部分に担持する本
体と、該顎部を離脱位置へ弾性的に引き戻すために該本
体内に収容され、該本体内で長手方向に可動で、かつ、
スキー板上に靴を確実に保持するため、該靴の前端部に
対して該顎部を弾性的に付勢するよう該顎部に連結した
応力伝達部材に一端を支承されるエネルギー付加用ばね
を含むエネルギー付与機構とから成る、スキー板上に載
置した靴の前端部を離脱可能に保持するためのスキー用
安全締め具は、該締め具本体がスキー板上に該本体を確
実に固定する台座を構成する下部分と共に単一部材とし
て鋳造成形したユニットを形成すること、および、上部
分となる前記本体と下部分となる該台座が、互いに弾性
変形区域を介して、該締め具の前部のみで接続され、該
弾性変形区域は、該台座に対して該本体が僅かな幅で垂
直方向の揺動を可能にする屈曲区域を構成することを特
徴とするものである。
以下に、非限定的な例として添付の図面を参照しなが
ら本発明の一実施態様について説明を行う。
第1図ないし第3図を参照すると、これらの図には、
スキー板3上に一点鎖線で示すスキー靴2の前部を保持
するための安全締め具(つまり「爪先止め具」)1が示
されていることが分かる。爪先止め具1は、本発明に基
づき、なんらかの適宜な手段でスキー板に固定された台
座5を構成する下部分と単一部材を成す本体4を含む。
単一(モノブロック)部材を構成する本体4と台座5
は、射出成形品であるのが好ましく、また、この目的で
用いられる材料は、適宜な弾性と強度とを有するように
選択される。特に、ポリオキシメチレンのホモポリマー
アセタール樹脂である“DELRIN 100"または“DELRIN 10
7"の商品名で知られる材料を使用することができる。し
かしながら、とりわけポリアミドのような他の適宜な材
料を用いてもよい。本体4および下部の台座5は、長手
方向に僅かに延在して屈曲区域を構成する弾性変形区域
6により、締め具の前部においてのみ互いに接続され
る。この屈曲区域6は、本体4および台座5に共通の爪
先止め具の前面7と、あまり高くないスロット8の横断
方向前方底部8aとの間に画定され、この底部は上部の本
体4と下部の台座5との間で後方へ水平に延在し、かつ
本体4と台座5とによって構成される単一成形部材の両
側面および後面に連通する。この結果、この単一成形部
材は、後方へ開いたU字形の一種の弾性挟み具を構成す
る。
第2図に見られるように、下部の台座5は、平面で見
て、後方へ開いたU字形の全体形状を有し、ほぼ長手方
向に延在する2の側方分岐部5b、5cを介して後方へ延び
出る横断方向前方基部5aを含む。台座5のこれら2の側
方分岐部5b、5cは、相互間に、ほぼ長方形で、締め具の
垂直長手方向対称面xyに対して対称で、かつ台座5の後
面内に連通する、中央くり抜き部9を画定する。
スロット8の上限となる本体4の下部水平面4aには、
下方へ突き出した平行六面体の形状を有し、かつ台座5
のくり抜き部9の前部分に部分的または全体的に嵌入さ
れる心合わせ用の突起11がある。この心合わせ用突起11
は、くり抜き部9の幅よりも若干狭い横断方向寸法を有
し、また、水平断面が後方へ開いたU字形の嵌め合わせ
部材12aで覆われる。換言すれば、この嵌め合わせ部材1
2aは、くり抜き部9の横断方向底部と心合わせ用突起11
の前面との間、ならびに、くり抜き部9の両側面と心合
わせ用突起11の両側面の間にぴったりと押し当てられ、
これにより、突起11の面とくり抜き部9の面との間に画
定された空間を埋める。
通常、本体4は、その後部分に、スキー靴2の靴底の
上縁を保持するための顎部12を含み、この顎部12は、同
じようにスキー靴を垂直方向に確実に抑える2の側方保
持翼13と、本体4と一体に鋳造成形され、後方へ延在す
る水平方向のくちばし状部分により構成された中央靴底
緊締部14とから成る。
本体4内に収容される顎部12のエネルギー付与機構
は、本体4の長手方向内孔16内に延在し、かつこの中で
滑動できる管状タイロッドから成る応力伝達部材15を含
む。この管状タイロッド15内には、前端がこの管状タイ
ロッド15の底部15a上に支承される圧縮ばね17が収容さ
れる。この圧縮ばね17の後端は、中心部に雌ねじを立て
た軸方向の孔を穿設した座金18上に支承される。この雌
ねじを立てた孔には、タイロッド15の底部15aを貫通す
る雄ねじを切った軸方向ロッド19の先端部分が嵌まり込
む。本体4の外側へ突 ている軸方向ロッド19の前方
頭部21は、本体4の前面内に設けられた中ぐり部内に収
容され、かつ、軸方向ロッド19の回転により、座金18の
軸方向の位置を調節可能にし、したがって、ばね17の張
力を調節するとともに、締め具の“硬さ”を相関的に調
節することができる。座金18は、本体4の上部分に担持
される透明な上部カバー22を通して見たとき、その軸方
向の位置が締め具の“硬さ”の調節を示す長手方向の脚
部を介して延び出るようにしてもよい。
顎部12の翼部13の各々は、腕部24の後部分上で、垂直
軸23を中心としてヒンジ結合される。腕部24の各々は、
その前部分が軸25を中心として本体4にヒンジ結合され
る。また、各腕部24は、後方へ向けて延在するほぼ長手
方向の大分岐部24aを含み、この大分岐部の後部分に
は、腕部24に対して枢動可能な翼部13のヒンジ連結軸23
が固定される。更に、この腕部24は、その前部分に、締
め具の長手方向の対称面xyの方向に延在するほぼ横断方
向の小分岐部24bを含む。この短い分岐部24bは、タイロ
ッド15の対応する側面に設けられた中ぐり部26内に嵌入
される。
第3図を見るとよく分かるように、各々の翼部13は、
前方から後方へまた内側から外側へと傾斜し、かつスキ
ー靴の靴底の側方保持を確実にする外側分岐部13aを含
む。該翼部13はまた、そのヒンジ連結軸23の前方で、長
手方向対称面xyの方向に延在し、かつその端部にローラ
ー13cを担持する横断方向分岐部13bを含む。このローラ
ー13cは、台座の本体と一体の傾斜部26上に支承され
る。前部に分岐部13bが配設されるこの傾斜部26は、ほ
ぼ横断方向に延在する(つまり、長手方向対称面xyに垂
直で、かつ後方へ傾斜する部分26bを介して外方へ延び
出る)区間26aを含む。
爪先止め具は、また、前方転倒補償機構を含み、この
補償機構はスキー靴の靴底の前部分が支承される前方転
倒センサー27を含み、かつその後部分で水平横断方向ヒ
ンジ連結軸28を中心としてスキー板3上にヒンジ結合さ
れる。この前方転倒センサー27は、その前端部分で、台
座5の中央くり抜き部9内に収容される揺動レバー29の
後部上に支承される。この揺動レバー29は、下方基部29
aとこの基部29aから上方へ向けて延在する2の側方垂直
翼29b、29cとを含むヨークから成る。この揺動レバー29
は、水平横断方向軸31を中心としてヒンジ結合され、こ
のヒンジ結合軸は、側方垂直翼29b、29cの下部でこれら
翼部を横切り、かつその端部が台座5のくり抜き部9の
両側面に掘設される横断方向に並べられた孔に嵌め込ま
れる。これら2の側方垂直翼29b、29cは、これらの上端
部分の後部縁上で、それぞれ後方へ向けて突出するボス
29d、29eを有する。これらのボス29d、29eは外方へ向け
て延在する側方突起15b、15cとそれぞれ接触し、これら
側方突起は管状タイロッド15の後部端に設けられる。
更に、本発明に基づく爪先止め具は、揺動レバー29の
ヒンジ結合軸のやや上部前方で、該揺動レバー29の2の
翼部29b、29c間に延在する水平横断方向軸32を有する後
方転倒補償機構を含む。この軸32の中央部分には、上方
へ向けて延在する連結用垂直ロッド33がヒンジ結合され
る。この連結用ロッド33の上部は、内孔16の上部で本体
4の後部分に設けられた垂直孔34を通って延在し、かつ
孔34の直径よりも幅の広い頭部を構成する連結用垂直ロ
ッド33の上端33aは、本体4の上面内に形成された中ぐ
り部35内で、この中ぐり部35の底部からやや上方位置に
収容される。該連結用ロッド33の上端33aを、とりわけ
下方に曲げられたフックの形状にして、この連結用ロッ
ド33が杖のような全体形状を有するようにしてもよい。
したがって、第1図に示されるような休止位置におい
て、この杖状部材33の上部フック33aは上方および下方
に若干の隙間を残して該中ぐり部35内で自由な状態にあ
る。
以上の説明により、本発明に基づく爪先止め具1は、
これによって保持されるスキー靴2の靴底の厚みに顎部
12の高さを自動的に合わせ得ることがわかる。第1図に
は、靴底の厚みが比較的小さいスキー靴2が鎖側で示さ
れ、第4図には、より大きい厚みの靴底を有するスキー
靴の保持状態が示される。第1図の場合、顎部12の初期
開度(つまり、スキー靴の靴底を嵌合するための靴底緊
締部14の下方にある使用可能な空間の高さ)は最小であ
る。上部の本体4と下部の台座5から成る単一成形体
(モノブロック)は休止状態である。つまり、本体4と
台座5間でヒンジ結合部を構成する屈曲区域6内には、
いかなる応力も存在しない。そのうえ、杖状部材33の上
部フック33aは、中ぐり部35の底部のやや上方に位置す
る。第4図に示されるように、厚みのより大きな靴底を
有するスキー靴2の前部を爪先止め具1に嵌入する場
合、この靴底の前部は、鋳造成形によりこの靴底緊締部
と一体部分を成す本体4を上昇させると同様に、靴底緊
締部14をも強制的に上昇させる。本体4は、この本体と
下部の台座5との間のヒンジ結合部を構成する屈曲区域
6を中心として、下部の台座5に対して上方へ向かう言
わば“揺動”運動を行う。しかしながら、上部のフック
33aと中ぐり部35の底部との間に隙間があるため、本体
はこの揺動運動中に杖状部材33の上部フック33aにより
制止されることはない。
厚い靴底を顎部12を嵌合するのに伴なって、本体4が
弾性変形し、その反作用で、前方転倒センサー27から成
る下部支承板と顎部12の靴底緊締部14との間に靴底が挟
まれる。このように靴底が挟まれることにより、スキー
靴の側方運動、特にその解放に対抗する摩擦が生じ、こ
の摩擦の大きさは、実際には屈曲区域6の剛性によって
決まる。しかしながら、本体4および台座5により構成
される単一成形体のために、靴底と締め具との間で摩擦
が極度に増大するのを避けるために十分な柔軟性をもっ
た材料を選択する。
以上の説明から、係合位置において、2の垂直側方保
持翼13は圧縮ばね17により前方へ押されるタイロッド15
の作用により、第3図に示す閉鎖位置で保持されること
が分かる。実際、このタイロッド15は2の腕部24の横断
方向小分岐部24bに対して圧力下で押し当てられ、その
結果、これら腕部の長手方向大分岐部24aは長手方向対
称面xyの方向に付勢される。したがって、これら腕部24
に担持される2の翼部13は、スキー靴2の靴底の縁に押
しつけられる。この閉鎖位置において、該2の翼部13
は、統一ブロックを形成するよう、各分岐部13bがその
ローラー13cを介して接触する横断方向の区間26aを有つ
傾斜部26で構成した鎖錠装置により、それぞれの腕部24
に結合される。
スキーヤーの脚が捻れ力を受けると、この捻れ力はス
キー靴を介して翼部13のいずれか一方を外方へ付勢す
る。閉鎖位置(つまり、係合位置)において、このよう
に付勢された翼部13は、この翼部を担持する腕部24と統
一ブロックを形成するように結合されているので、該翼
部13と腕部24とで構成されるこの組立体は、タイロッド
15(したがって、腕部24の小分岐部24b)を前方へ押す
圧縮ばね17の作用に抗して、軸25を中心として本体4上
で外方へ枢動する。該翼部13と該腕部24は、角度遊間の
大きさが、該翼部13の横断方向分岐部13bに担持された
ローラー13cが傾斜部分26bの正面に到達するのに十分な
ものとなるまで外方へ一緒に枢動し続ける。このとき、
ローラー13cはほとんどその後方への枢動に対する抵抗
を受けないので、翼部13は解放され、この結果、該翼部
13は、軸23を中心として、その腕部24上で自由に枢動す
ることができる。こうして、この瞬間にスキー靴が解放
される。
スキーヤーが純粋な後方転倒をする場合、スキー靴2
の靴底の前部は、第5図に矢印Fで示すように、顎部12
の靴底緊締部14を上方へ付勢し、その結果、本体4は上
方へ揺動する。本体4が上方へ揺動する最初の段階にお
いて、この移動は、本体4の変形によって生じる弾性戻
し力のみに抗して、自由に行われる。この最初の段階に
おける本体4の行程の垂直方向の振幅は、残りの高さ調
節範囲(つまり、爪先止め具1内に靴底を嵌入する時点
でまだ残っていた高さ)に一致する。この行程が完成す
ると、本体4は中ぐり部35の底部を介して、杖状部材33
のフック33aに“引っ掛かり”、この瞬間から、本体
は、揺動の第2段階の間、該杖状部材33を上方へ駆動す
る。このようにして上方へ引っ張られた杖状部材33は、
軸32を介してこの杖状部材が結合される揺動レバー29を
一緒に駆動する。こうして、この揺動レバー29はその軸
31を中心として時計方向に枢動し、この結果、該揺動レ
バー29の垂直側方翼29b、29cの上部分に設けられる2の
突起29d、29eは後方へ移動する。この運動中、これらの
突起はタイロッド15の後部側方突起15b、15cに当接する
ので、ばね17の戻し作用に抗してタイロッド15を後方へ
押す。タイロッド15の後方への僅かな移動の結果、腕部
24の前方横断方向小分岐部24bがいくらか解放され、こ
れにより腕部24、したがって側方保持翼13が僅かに解放
される。このようにして、脚の捻れを伴う後方転倒の場
合、爪先止め具を外すために必要な側方付勢力の強さ
は、純粋な側方付勢の場合に要求される付勢力の強さよ
りも小さい。実際、エネルギー付与ばね17の追加圧縮に
より吸収される応力の一部分は、後方転倒により生じる
スキー靴の前部分を持ち上げる運動によってすぐに供給
されてしまっている。したがって、締め具の“硬さ”は
減少する。
この締め具の“硬さ”の減少は前方転倒の場合にも生
じる。この場合には、前方転倒センサー27を靴底が強く
押さえることにより、このセンサーがスキー板3の上面
方向に移動し、この結果、揺動レバー29が軸31を中心と
して時計方向の運動を行う。この結果、軸32(したがっ
て、杖状部材33)がいくらか上昇する。この上昇運動は
杖状部材33の上部フック33aが本体41の上部中ぐり部35
内で上方へ自由に移動するので可能となる。
第7図に示す変形例において、心合わせ用突起11はそ
の下部分に位置する突出部39を介して後方へ延び出てい
る。この突出部39は、揺動レバー29の各々の垂直側方翼
29b、29cの箇所で、該揺動レバーの下部に嵌入される。
この揺動レバー29には、この突出部39用に支承面40が設
けられる。
突出部39の上面と揺動レバー29の支承面40の間には、
締め具が休止状態のとき、垂直方向の遊びが存在する。
この遊びは、第1図および第3図で説明したロッド33の
上部フック33aと中ぐり部35の底部間の遊びと同じ役割
を果たす。
比較的厚みの小さい靴底のスキー靴を締め具に嵌入す
る場合、靴底緊締部14は上方へ付勢されず、突出部39と
支承面40間の遊びは、その初期値に等しいままである。
これに対し、より大きな厚みの靴底のスキー靴を締め
具に係合すると、靴底緊締部14は付勢されて上方へ移動
し、これにより屈曲区域6の変形が生じ、かつ突出部39
と支承面40間の遊びが減少する。
スキーを行う際、例えば後方転倒の場合にスキー靴が
靴底緊締部14を上方へ付勢すると、突出部39は支承面40
に押しつけられ、かつ揺動レバー29を付勢して時計方向
の揺動力を与える。また、この揺動付勢により、翼部の
弾性戻し力、つまりスキー靴が解放されるために克服し
なければならない側方の力は更に減少する。
第8図の変形態様においても、心合わせ用突起11は突
出部39を有する。この突出部39は、停止用部材41の下部
に嵌入され、かつスキー板(つまり、締め具の台座5)
と一体である。上述の場合と同様に、突出部39の上面と
台座の停止用部材41間には遊びがある。
靴底の厚みが比較的小さいスキー靴を締め具に嵌入す
る場合、靴底緊締部14は上方へ付勢されず、突出部39と
停止用部材41間の遊びは変化しない。これに対し、厚み
のより大きい靴底を嵌入すると、靴底緊締部14は付勢さ
れて上方へ移動し、この結果、屈曲区域6の弾性変形が
生じ、かつ突出部39と停止用部材41間の遊びが減少す
る。
スキーを行うとき、スキー靴が靴底緊締部を上方へ付
勢すると、突出部39は停止用部材41に押しつけられ、こ
の結果、靴底緊締部14の上方移動が制止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、休止状態(つまり、係合状態)にある本発明
の爪先止め具を示す垂直縦断面図。 第2図は、第1図のII−II線に沿って見た水平断面図。 第3図は、第1図のIII−III線に沿って見た水平断面
図。 第4図は、顎部の初期開度より大きな厚みの靴底を有す
るスキー靴の前端を保持する、第1図の爪先止め具の垂
直縦断面図。 第5図は、後方転倒の場合に本体が上方へ付勢される爪
先止め具の垂直縦断面図。 第6図は、前方転倒補償装置の一部を成す揺動レバーお
よび杖状部材の斜視図。 第7図は、本発明に基づく爪先止め具の一変形実施態様
を示す垂直縦断面図。 第8図は、本発明の別の一変形実施態様を示す垂直縦断
面図。 [主要部分の符号の説明] 2……スキー靴 3……スキー板 4……(締め具)本体 4a……水平下面 5……台座 5a……横断方向前方基部 5b、5c……側方分岐部 6……弾性変形区域 7……前面 8……スロット 8a……横断方向前方底部 9……中央くり抜き部 11……心合わせ用端子(突起) 12……顎部 12a……嵌め合わせ部材 13……側方保持翼 14……中央靴底緊締部 15……応力伝達部材(タイロッド) 15b、15c……側方突起 16……長手方向内孔 17……ばね 27……前方転倒センサー 28……水平横断方向ヒンジ連結軸 29……揺動レバー 29a……下方基部 29b、29c……垂直側方翼 29d、29e……ボス 31、32……水平横断方向軸 33……連結用垂直ロッド 33a……上端(上部フック) 34……垂直孔 35……中ぐり部 39……突出部 40……支承面

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央靴底緊締部(14)および相対する2の
    側方保持翼(13)を含む靴保持用顎部(12)を後部分に
    担持する本体(4)と;前記顎部(12)を係合位置へ弾
    性的に引き戻すため前記本体(4)内に収容されるエネ
    ルギー付与機構(15、17)とから成り、 前記エネルギー付与機構は、前記本体(4)内で長手方
    向に可動で、かつ、スキー板上に靴を確実に保持するた
    め該靴の前端部に対して前記顎部(12)を弾性的に付勢
    するよう該顎部に連結した応力伝達部材(15)に一端を
    支承されるエネルギー付加用ばね(17)を含む、スキー
    板(3)上に載置した靴(2)の前端部を離脱可能に保
    持するためのスキー用安全締め具において、 前記本体(4)は、スキー板(3)上に該本体を確実に
    固定する台座(5)を構成する下部分とともに単一部材
    として鋳造成形したユニットを形成すること、および 上部分となる前記本体(4)と下部分となる前記台座
    (5)は、互いに、弾性変形区域(6)を介して、該締
    め具の前部のみで接続され、前記弾性変形区域(6)は
    前記台座(5)に対して前記本体(4)が僅かな幅で垂
    直方向の揺動を可能にする屈曲区域を構成することを特
    徴とするスキー用安全締め具。
  2. 【請求項2】前記屈曲区域(6)が、前記本体(4)お
    よび前記台座(5)に共通の爪先保持部の前面(7)と
    高さの低いスロット(8)の前方底部(8a)との間に画
    定され、前記スロットは前記上部分をなす本体(4)と
    前記下部分をなす台座(5)との間で後方へ水平に延在
    し、かつ前記本体(4)と前記台座(5)によって構成
    される単一成形ユニットの両側面および後面に連通する
    ことを特徴とする請求項1によるスキー用安全締め具。
  3. 【請求項3】前記下部分をなす台座(5)が、平面で見
    た場合、前方基部(5a)と該前方基部の両端からほぼ長
    手方向に後方へ伸び出る2の側方分岐部(5b、5c)とを
    含む、後方へ開いた全体的にU字形を呈し、前記台座
    (5)の2の側方分岐部(5b、5c)は、両側分岐部間
    に、ほぼ長方形で、前記台座(5)の後面に連通する中
    央くり抜き部(9)を画定することを特徴とする請求項
    2によるスキー用安全締め具。
  4. 【請求項4】前記スロット(8)の上限となる前記本体
    (4)の下方水平面(4a)が、下方へ突出するとともに
    前記台座(5)のくり抜き部(9)の前部分内に部分的
    または全面的に嵌入する心合わせ用端子(11)を有する
    ことを特徴とする請求項3によるスキー用安全締め具。
  5. 【請求項5】前記心合わせ用端子(11)が前記くり抜き
    部(9)の幅よりもやや狭い幅寸法を有し、かつ、水平
    断面で見た場合、後方へ開いたU字形を呈する嵌め合わ
    せ部材(12a)で覆われ、前記嵌め合わせ部材(12a)
    は、前記くり抜き部(9)の底部と前記心合わせ用端子
    (11)の前面との間に、また前記くり抜き部(9)の両
    側面と前記心合わせ用端子(11)の両側面との間にきっ
    ちりと押し当てられて、前記端子(11)の各面と前記く
    り抜き部(9)の各面との間に画定される空間を埋める
    ことを特徴とする請求項4によるスキー用安全締め具。
  6. 【請求項6】更に連結用垂直ロッド(33)を含み、前記
    ロッドは前記台座(5)によって担持される水平横断方
    向軸(31)を中心としてヒンジ連結される揺動部材(2
    9)に前記本体(4)の後部分を接続し、前記揺動部材
    の回動は前記連結用垂直ロッドの下方へ向かう弾性戻し
    方向にエネルギー付加されることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれか1による安全締め具。
  7. 【請求項7】前記揺動部材(29)は、前記連結用ロッド
    が高方へ移動する際に、前記エネルギー付与機構のばね
    (17)を一層圧縮するよう、前記エネルギー付与機構の
    応力伝達部材(15)に作用する前記上部分(29d,29e)
    を有することを特徴とする請求項6による安全締め具。
  8. 【請求項8】前記本体の休止位置から垂直方向への所定
    の振幅をもって行われる揺動が前記屈曲区域(6)の変
    形によって誘起される戻しモーメントのみに抗して行わ
    れることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1に
    よる安全締め具。
  9. 【請求項9】止め部材(33a、40、41)が前記本体
    (4)の後部分に配設され、前記止め部材は前記屈曲区
    域(6)の変形によって誘起される戻しモーメントのみ
    に抗して行われる前記本体の揺動運動の振幅を制限する
    ことを特徴とする請求項8による安全締め具。
  10. 【請求項10】前記止め部材が、前記本体(4)の後部
    分の上面内に形成した中ぐり部(35)に収容される連結
    用垂直ロッド(33)の上端に形成されることを特徴とす
    る請求項9による安全締め具。
  11. 【請求項11】更に前方転倒補償機構が設けられ、該補
    償機構は靴底の前部分を支承する前方転倒センサー(2
    7)を含み、該センサーの後部分は第一の水平横断方向
    軸(28)を中心としてスキー板(3)にヒンジ連結さ
    れ、 前記前方転倒センサー(27)の前端部分は、揺動部材
    (29)の後部分上に支承され、該揺動部材は第二の水平
    横断方向軸(31)を中心としてヒンジ連結されるととも
    に、その前方上部分(29d、29e)は、スキーヤーが前方
    転倒する場合、前記補償機構の作動に関与するエネルギ
    ー付与ばね(17)をより一層圧縮するよう前記エネルギ
    ー付与機構の応力伝達部材(15)に作用するように、前
    記台座(5)の中央くり抜き部(9)内に収容されるこ
    とを特徴とする請求項3、4または5による安全締め
    具。
JP1324151A 1988-12-16 1989-12-15 スキー板上に載置した靴の前端部を離脱可能に保持するスキー用安全締め具 Expired - Lifetime JP2662060B2 (ja)

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