JP2658856B2 - 撮像光学装置および撮像方法 - Google Patents

撮像光学装置および撮像方法

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JP2658856B2
JP2658856B2 JP33860093A JP33860093A JP2658856B2 JP 2658856 B2 JP2658856 B2 JP 2658856B2 JP 33860093 A JP33860093 A JP 33860093A JP 33860093 A JP33860093 A JP 33860093A JP 2658856 B2 JP2658856 B2 JP 2658856B2
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信賢 中島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI等の互いに対向
する縦横比の大きい側面に位置する複数の撮像部位の映
像を1つの撮像手段で高精度に撮像する撮像光学装置お
よび撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSI等の互いに対向する縦横比
の大きい側面に位置するリードを撮像する方法として
は、CCD等を用いた撮像手段を移動させるかまたは、
測定対象を移動させて撮像する方法や、複数の撮像手段
を設けて、複数の撮像部位を同時に撮像する方法があっ
た。
【0003】また、互いに離れた同一平面上の二視野に
またがった撮像部位を撮像する方法が、例えば、特公平
3ー47737号公報に開示されている。この従来の方
法について図6を参照して説明する。測定対象物18の
互いに離れた2つの撮像部位18a、18bを含む平面
に対し直交する方向であって、前記2つの撮像部位18
a、18bの中間点より所定の距離だけ離れた位置に配
置された等辺三角プリズム20を、その1つの頂角を前
記中間点に向けて位置づける。また、前記測定対象18
をはさんで前記三角プリズム20の位置とは反対側に
は、前記撮像部位18a、18bを斜め方向背後から照
明する2つの照明光源19が配置される。ここで、前記
照明光源19から照射され異なる2つの撮像部位18
a、18bを透過した光を前記三角プリズム20の隣り
合う2つの外側面に入射させる。次に、この入射光を一
部重畳させながら結合し、この結合後の光を入光側面と
は異なる側面から前記プリズム20の外部へ射出させ
る。この合成光を進行方向前方に配置された撮像手段2
1により受光することにより、互いに離れた二視野にま
たがった撮像部位18a、18bが撮像される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
測定対象または撮像手段を移動させる方法では、構成が
非常に複雑であり、また、複数の撮像手段を設ける方法
では、その複数の撮像手段の位置決めに多くの時間を要
するばかりでなく、その製造コストおよびそれにともな
う製品価格の上昇を引き起こしていた。
【0005】また、前記特公平3ー47737号公報に
開示された二視野撮像方法では、互いに離れた同一平面
上の二視野にまたがった撮像部位を撮像する方法とした
は有効な方法であるが、LSI等の互いに対向する縦横
比の大きい側面に位置する複数の撮像部位を撮像するこ
とができないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の撮像光学装置は、測定対象物の互いに対
向する縦横比の大きい側面に対し、前記側面を等分した
それぞれの撮像部位の中心位置に対し直交する方向に配
置され、前記撮像部位から入光した光束の光軸中心を上
下方向に移動させるハービングプリズムと、前記ハービ
ングプリズムにより移動された光束を上下に合成する第
1のハーフミラーと、前記第1のハーフミラーにより合
成された光束を所定の方向に導くプリズムと、前記プリ
ズムにより導かれた互いに対向する撮像部位による2つ
の光束を合成する第2のハーフミラーとを有する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明の撮像光学装置の構成を示
す平面図、図2はその正面図である。ハービングプリズ
ム2a、2b、2c、2dは、測定対象物1の互いに対
向する縦横比の大きい側面に対し、前記側面を2等分し
たそれぞれの撮像部位の中心位置に対し直交する方向に
配置され、前記撮像部位から入光した光束10の光軸中
心を上下方向に移動させる。プリズム3a、3bは、前
記ハービングプリズム2a、2b、2c、2dにより移
動された光束10をハーフミラー4a、4bに導き、前
記ハーフミラー4a、4bは、導かれた前記光束10を
上下に合成する。プリズム5a、5b、6a、6b、7
は、前記ハーフミラー4a、4bにより合成された光束
をハーフミラー8に導く。前記ハーフミラー8は、前記
プリズム5a、5b、6a、6b、7により導かれた互
いに対向する撮像部位による2つの光束を合成する。C
CD9は、前記ハーフミラー8により合成された光束1
0を結像する。
【0009】図3は、前記測定対象物1の一例を示す図
であり、測定対象物1の側面の縦横比が大きいために通
常の撮像手段を用いた場合には、撮像視野を大きくしな
ければならず、分解能が低下するために高精度な画像が
得られない。そこで、前記側面をその中心位置14a、
14bで2等分し、そのそれぞれに対して直交する方向
に前記ハービングプリズム2a、2bを設け、その側面
と対向する側面に対しても同様に前記ハービングプリズ
ム2c、2dを設ける。
【0010】次に、ハービングプリズムの動作について
図4のハービングプリズムを示す構成図および図3を用
いて説明する。
【0011】前記撮像部位14aから発せられた光束1
0を面11に入射させるとその光軸中心を上方に移動さ
せ、面12から射出する。同様に、前記撮像部位14b
から発せられた光束10については、その光軸中心を下
方に移動させる。この光軸中心を上下に移動させること
に関し、前記ハービングプリズム2の設置角度(光束入
射角13)を調整することにより所望の光軸中心の移動
量が得られる。他方の側面における前記撮像部位14c
および撮像部位14dについても同様にそれぞれの光束
10の光軸中心を上下に移動させる。本実施例において
は、同一側面の2つの撮像部位に対してそれぞれ前記ハ
ービングプリズム2を設けて各光束10の光軸中心を上
下に移動させたが、これは、同一側面の2つの撮像部位
による光束10が前記ハーフミラー4aまたは4bによ
り合成される際に重ならないようにこの2つの光束10
を所定量だけずらすことが目的であるので、前記ハービ
ングプリズム2は片方の撮像部位に対して直交する方向
にのみ設置するだけでも前記目的を達することができ
る。
【0012】次に、本発明の撮像光学装置による撮像方
法について図1ないし図7を用いて説明する。
【0013】撮像部位15aによる光束10は、その光
軸がハービングプリズム2aにより上方に移動し、ま
た、撮像部位15bによる光束10は、その光軸がハー
ビングプリズム2bにより下方に移動される。
【0014】上方に移動した前記光束10および下方に
移動した前記光束10は、プリズム3aによりハーフミ
ラー4aまで導かれ、上下に合成される。図5(a)は
前記ハーフミラー4aにより合成された像を示す。
【0015】前記ハーフミラー4aにより合成された光
束10はプリズム5a、6a、7により誘導され、ハー
フミラー8に導かれる。
【0016】また、撮像部位15cによる光束10およ
び撮像部位15dによる光束10についても同様にハー
ビングプリズム2c、2dによりそれぞれの光軸が上下
に移動され、さらに、ハーフミラー4bにより上方に移
動した前記光束10および下方に移動した前記光束10
を合成し、プリズム5b、6bにより前記ハーフミラー
8まで導かれる。図5(b)は前記ハーフミラー4bに
より合成された像を示す。
【0017】次に、前記ハーフミラー8では、前記ハー
フミラー4aにおいて合成された光束10と前記ハーフ
ミラー4bにおいて合成10された光束10とを合成
し、CCD9からなる撮像手段により結像させる。図6
は前記CCD9において結像された像を示す図である。
【0018】上記実施例においては、測定対象物1に対
し、その縦横比の大きい側面を2等分した撮像部位を1
単位としているが、用いる撮像手段の撮像視野および分
解能の関係から、前記側面を2等分するとは限らず、い
くつに等分してもかまわない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮像光学
装置は、LSI等の測定対象物の互いに対向する縦横比
の大きい側面に位置する複数の撮像部位の映像を1つの
撮像手段により撮像できるために、撮像手段の撮像視野
を大きくすることによる分解能の低下を招くこともな
く、また、複数の撮像手段を用いて撮像する場合に比べ
て製品価格が上昇することもなく、また、測定対象また
は撮像手段を移動させて撮像する場合と比べて、構成が
非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像光学装置の一実施例の構成を示す
平面図。
【図2】図1に示した一実施例の正面図である。
【図3】測定対象を示す斜視図。
【図4】ハービングプリズムを示す構成図。
【図5】ハーフミラーにより合成された像を示す図。
【図6】ハーフミラーにより合成された像を示す図。
【図7】従来の撮像光学系を示す構成図。
【符号の説明】
1 測定対象 2a、2b、2c、2d ハービングプリズム 3a、3b プリズム 4a、4b ハーフミラー 5a、5b プリズム 6a、6b プリズム 7 プリズム 8 ハーフミラー 9 CCD 10 光束 11、12 面 13 入射角 14a、14b 中心位置 15a、15b、15c、15d 撮像部位 16a 撮像部位15aの像 16b 撮像部位15bの像 16c 撮像部位15cの像 16d 撮像部位15dの像 17a 撮像部位15aの像 17b 撮像部位15bの像 17c 撮像部位15cの像 17d 撮像部位15dの像 18 測定対象物 18a、18b 撮像部位 19 照明光源 20 三角プリズム 21 撮像手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物の互いに対向する縦横比の大
    きい側面に対し、前記側面を等分したそれぞれの撮像部
    位の中心位置に対し直交する方向に配置され、前記撮像
    部位から入光した光束の光軸中心を上下方向に移動させ
    るハービングプリズムと、 前記ハービングプリズムにより移動された光束を上下に
    合成する第1のハーフミラーと、 前記第1のハーフミラーにより合成された光束を所定の
    方向に導くプリズムと、 前記プリズムにより導かれた互いに対向する撮像部位に
    よる2つの光束を合成する第2のハーフミラーとを有す
    ることを特徴とする撮像光学装置。
  2. 【請求項2】 測定対象物の互いに対向する縦横比の大
    きい側面に対し、前記側面を等分したそれぞれの撮像部
    位の中心位置に対し直交する方向に配置されるハービン
    グプリズムにより、前記撮像部位から入光した光束の光
    軸中心を上下方向に移動させ、 前記ハービングプリズムにより移動された光束を第1の
    ハーフミラーを用いて上下に合成し、 前記第1のハーフミラーにより合成された光束をプリズ
    ムを用いて所定の方向に導き、 前記プリズムにより導かれた互いに対向する撮像部位に
    よる2つの光束を第2のハーフミラーを用いて合成し、 前記合成光を、この合成光の進行方向に配置された撮像
    手段により結像することを特徴とする撮像方法。
  3. 【請求項3】 前記ハービングプリズムは、前記撮像部
    位による光束の入射角を変えることにより、その光軸中
    心の移動量を調整することを特徴とする前記請求項1に
    記載の撮像光学装置または前記請求項2に記載の撮像方
    法。
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