JP2658694B2 - ステアリングホイールのホーンスイツチ - Google Patents

ステアリングホイールのホーンスイツチ

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JP2658694B2
JP2658694B2 JP3304856A JP30485691A JP2658694B2 JP 2658694 B2 JP2658694 B2 JP 2658694B2 JP 3304856 A JP3304856 A JP 3304856A JP 30485691 A JP30485691 A JP 30485691A JP 2658694 B2 JP2658694 B2 JP 2658694B2
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佳幸 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のステアリン
グホイールに配置されるホーンスイツチに関し、特に、
板ばねの先端側に接点を配置させたホーンスイツチに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の板ばねの先端側に接点を
配置させたステアリングホイールのホーンスイツチは、
実開昭62−139885号公報、実開昭63−542
12号公報、実開昭62−121166号公報等で知ら
れている。
【0003】これらのホーンスイッチは、相互に接触す
ることによりホーンを作動させる二つの接点が対向して
配置され、それらの内の一方の接点が、板ばねの先端側
に形成されるとともに、該一方の接点の裏面側(本明細
書において、「一方の接点の裏面」とは、一方の接点に
おいて他方の接点と対向する対向面ではなく、反対側の
面すなわち非対向面をいう。)の周囲に配置されるリブ
に支持されている。
【0004】そして、これら板ばね側の接点のリブの支
持は、つぎの三タイプがあつた。
【0005】一番目のタイプは、図5に示すように、接
点2の裏面側の周囲全周に均等にリブ4を当接させて支
持するタイプである(実開昭62−139885号公報
参照)。
【0006】二番目のタイプは、図6に示すように、接
点2の裏面側の周囲における板ばね3の先端側にリブ4
を当接させて支持するタイプである(実開昭63−54
212号公報参照)。
【0007】三番目のタイプは、図7に示すように、接
点2の裏面側の周囲における板ばね3の元部側にリブ4
を当接させて支持するタイプ(実開昭62−12116
6号公報参照)である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の一番目
と二番目のタイプは、共に、ホーン操作時、接点2が接
点1と接触した後のリブ4の下降が困難で、大きな底着
き感を与えて、硬い操作フイーリングとなつていた。
【0009】また、従来の三番目のタイプは、ホーン操
作時、接点2が接点1と接触した後、接点2周囲のリブ
4の当接している板ばね3の部位が撓んで、リブ4が大
きく下降し、操作時の節度感がなかつた。
【0010】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、ホーン操作時に、底着き感を解消して、ソフトな
感触となり、また、節度感も得ることができるステアリ
ングホイールのホーンスイツチを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るホーンス
イッチは、相互に接触することによりホーンを作動させ
る二つの接点が対向して配置され、前記二つの接点のう
ち一方の接点が板ばねの先端側に形成されるとともに、
該一方の接点が該一方の接点の裏面側の周囲に配置され
るリブによって支持されているステアリングホイールの
ホーンスイッチであって、前記リブが、前記板ばねと間
隙を空けて前記板ばねの先端側に配置される支持部と、
前記板ばねと常時当接するよう前記板ばねの元部側に配
置される当接部と、を備えていることを特徴とする。
【0012】
【発明の作用・効果】この発明に係るホーンスイツチで
は、ホーン操作時、まず、相互の接点が接触する感触を
得ることができ、さらに、操作荷重を加えても、板ばね
側接点の周囲における板ばねの先端側がリブの支持部と
間隙を空けているため、板ばね側接点周囲のリブ当接部
の当接している板ばねの元部側が、撓むことが可能とな
つて、底着き感を与えることはない。
【0013】そして、板ばね側接点周囲のリブ当接部の
当接している板ばねの元部側が、撓んでも、その後、板
ばね側接点の周囲における板ばねの先端側が、リブ支持
部に当接して、その撓みが規制されるため、節度感を得
ることができる。
【0014】したがつて、この発明に係るステアリング
ホイールのホーンスイツチでは、ホーン操作時に、底着
き感を解消して、ソフトな感触となり、また、節度感も
得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0016】実施例のホーンスイツチSは、図3に示す
ように、ステアリングホイールWの中央のボス部B上部
に位置するパツド10内の、左右の縁側の位置に二つ配
置されるものである。
【0017】各ホーンスイツチSの一方の接点11は、
図1・3に示すように、板金製の衝撃エネルギー吸収体
30の上面に固着され、他方の接点12は、衝撃エネル
ギー吸収体30の上面に絶縁されて配置される金属製板
ばね13の両端に固着されている。実施例の場合、接点
11は、銅板から形成され、接点12は、リン青銅から
形成されているが、別途、別部材を固着させて形成しな
くとも、板ばね13や衝撃エネルギー吸収体30の一部
を突出させて形成したりしても良い。
【0018】各板ばね13は、大小二つの絶縁性を有す
る合成樹脂製のスペーサ17・18を利用して、中央を
衝撃エネルギー吸収体30にリベツト19止めされてい
る。20は、リベツト19止め時にリベツト19に固定
されるターミナルである。このターミナル20には、ホ
ーンスイツチ回路の正極側に導通されるリード線21が
結線されることとなる。
【0019】なお、実施例の場合、板ばね13の元部1
3aとは、リベツト19止めされる中央をいい、板ばね
13の先端側とは、各接点12が設けられる側をいう。
【0020】そして、各板ばね13の上方に配置される
パツド10は、下面に、各板ばね13上面の接点12の
周囲に配置されるリブ14を備えるとともに、衝撃エネ
ルギー吸収体30に対しての抜け止めを図るための、三
つずつの係止脚10aと円筒状の筒部10bとを備えて
いる。
【0021】各係止脚10aは、衝撃エネルギー吸収体
30の三箇所に形成された係止孔31に係止され、各筒
部10bは、衝撃エネルギー吸収体30の三箇所に形成
される組付孔32の下方から、円環状のゴム製のクツシ
ヨン23を介在させて、合成樹脂製の鍔付きスペーサ2
2をねじ24止めさせるものであり、これらの係止とね
じ止めとによつて、パツド10が衝撃エネルギー吸収体
30に取り付けられることとなる。
【0022】そして、各リブ14は、図1・3に示すよ
うに、パツド10のそれぞれ下方へ延びる支持部15と
当接部16との二つから構成されている。各支持部15
は、接点12の周囲における板ばね13の先端側に配置
されるとともに、板ばね13と間隙hを空けて形成され
ている。各当接部16は、板ばね13の元部13a側に
配置されるとともに、板ばね13と常時当接するように
形成されている。
【0023】なお、衝撃エネルギー吸収体30は、上部
の四箇所に下方へ延びるように配置される係止脚33
(図3参照)を、ステアリングホイールWの本体に形成
された図示しない係止孔に係止させるとともに、図4に
示すように、下部に形成された取付片34をステアリン
グホイールWの本体のボス部芯金Bcにねじ25止めす
ることにより、ステアリングホイールWの本体に取り付
けられることとなる。そして、衝撃エネルギー吸収体3
0がステアリングホイールWのボス部芯金Bcにねじ2
5止めされることにより、衝撃エネルギー吸収体30に
配置されている各接点11が、衝撃エネルギー吸収体3
0・ボス部芯金Bc等を経てホーン作動回路の負極側に
導通されることとなる。
【0024】このように構成されたホーンスイツチSで
は、パツド10の押し下げ操作時、まず、図1の二点鎖
線で示すように、相互の接点11・12が接触する感触
を得ることができ、さらに、操作荷重を加えても、板ば
ね側接点12の周囲における板ばね13の先端側がリブ
14の支持部15と間隙hを空けているため、板ばね側
接点12周囲のリブ当接部16の当接している板ばね1
3の元部側が、撓むことが可能となつて、底着き感を与
えることはない。
【0025】そして、板ばね側接点周囲のリブ当接部1
6の当接している板ばね13の元部13a側が、撓んで
も、その後、図2に示すように、板ばね側接点12の周
囲における板ばね13の先端側が、リブ支持部15に当
接して、その撓みが規制されるため、節度感を得ること
ができ、既述の発明の作用・効果の欄で述べたと同様の
効果を奏する。
【0026】なお、当初に接点12が接点11に接触し
た後、リブ14の支持部15が板ばね13の先端側と当
接するまでの、ホーンスイツチSのストローク量(オー
バーストローク量)は、支持部15の突出長さを変える
等して、支持部15と板ばね13との間隙hを変えるこ
とにより、適宜、変更することができる。
【0027】また、実施例では、板ばね側接点12の周
囲に配置されるリブ14が、分離された支持部15と当
接部16とから構成される場合を示したが、勿論、リブ
14を円筒状や四角筒状等の筒状に形成して、その下端
面において、接点12を中心に、板ばねから離隔する支
持部と、板ばねに常時当接する当接部と、をテーパ面等
を利用して形成するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図であり、図3
のI−I部位を示す。
【図2】同実施例のリブの支持部が板ばねと当接する状
態を示す断面図である。
【図3】同実施例が配設されるステアリングホイールの
部分省略平面図である。
【図4】同実施例が配設されるステアリングホイールの
概略縦断面図である。
【図5】従来のホーンスイツチを示す断面図である。
【図6】従来のホーンスイツチの他の例を示す断面図で
ある。
【図7】従来のホーンスイツチのさらに他の例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1・2・11・12…接点、 3・13…板ばね、 4・14…リブ、 15…支持部、 16…当接部、 h…間隙、 S…ホーンスイツチ、 W…ステアリングホイール。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接触することによりホーンを作動
    させる二つの接点が対向して配置され、前記二つの接点のうち一方の接点が 板ばねの先端側に形
    成されるとともに、該一方の接点が該一方の接点の裏面
    側の周囲に配置されるリブによって支持されているステ
    アリングホイールのホーンスイッチであって、 前記リブが、前記板ばねと間隙を空けて前記板ばねの先
    端側に配置される支持部と、前記板ばねと常時当接する
    よう前記板ばねの元部側に配置される当接部と、を備え
    ていることを特徴とするステアリングホイールのホーン
    スイッチ。
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