JP2658014B2 - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JP2658014B2 JP2658014B2 JP60099876A JP9987685A JP2658014B2 JP 2658014 B2 JP2658014 B2 JP 2658014B2 JP 60099876 A JP60099876 A JP 60099876A JP 9987685 A JP9987685 A JP 9987685A JP 2658014 B2 JP2658014 B2 JP 2658014B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- optical disk
- electromagnet
- recording
- optical head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光磁気記録用ディスクを用いて情報の記録
再生を行なう記録再生装置に関するものである。
再生を行なう記録再生装置に関するものである。
従来の技術 従来の光磁気ディスク用の光ヘッドは、第２図に示す
ように、光磁気ディスク30をモータ31で回転駆動させ、
光ヘッド32から放射されるレーザビームにより、光磁気
ディスク上の記録面の温度をキューリー点付近に上昇さ
せるとともに、電磁石34に電流を供給し、記録面の磁界
変化として情報信号を光磁気ディスク30上に記録するも
のである。この場合、光ヘッド32と電磁石34は支持部材
35により連結されており、光ヘッド32と電磁石34は一体
となってレール33上を移動し、光磁気ディスク30を走査
していた。（例えば電子通信学会技術研究報告、1985年
１月22日発行 CPM84−117、23ページ参照） 発明が解決しようとする問題点 このような従来の装置では、電磁石34と光ヘッド32が
光磁気ディスク30をはさんで対向しているため、両者を
一体に移動させるための支持部材35が必要であり、必然
的に光ヘッド32の重量が大きくなり、また光ヘッド32を
高速で移動させる場合に不要振動等を生じやすかった。
ように、光磁気ディスク30をモータ31で回転駆動させ、
光ヘッド32から放射されるレーザビームにより、光磁気
ディスク上の記録面の温度をキューリー点付近に上昇さ
せるとともに、電磁石34に電流を供給し、記録面の磁界
変化として情報信号を光磁気ディスク30上に記録するも
のである。この場合、光ヘッド32と電磁石34は支持部材
35により連結されており、光ヘッド32と電磁石34は一体
となってレール33上を移動し、光磁気ディスク30を走査
していた。（例えば電子通信学会技術研究報告、1985年
１月22日発行 CPM84−117、23ページ参照） 発明が解決しようとする問題点 このような従来の装置では、電磁石34と光ヘッド32が
光磁気ディスク30をはさんで対向しているため、両者を
一体に移動させるための支持部材35が必要であり、必然
的に光ヘッド32の重量が大きくなり、また光ヘッド32を
高速で移動させる場合に不要振動等を生じやすかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、光ヘッド
と電磁石を機械的に一体と構成することなく、光磁気デ
ィスク上の所望の位置に、光ヘッドと光ヘッドから放射
されるレーザビーム付近に磁界を与えることができる装
置を提供することを目的とするものである。
と電磁石を機械的に一体と構成することなく、光磁気デ
ィスク上の所望の位置に、光ヘッドと光ヘッドから放射
されるレーザビーム付近に磁界を与えることができる装
置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するため、光ヘッドと光
磁気ディスクをはさんで対向する電磁石を、それぞれ光
磁気ディスクの半径方向に移動させるための移送台を別
々にし、電磁石を移動させる移送台を、光磁気ディスク
をターンテーブル上に固定するためのクランパーの支持
体と一体に構成して、各々の移送台の位置を制御するこ
とによって、光ヘッドと電磁石が、情報信号の記録時に
は常に光磁気ディスクをはさんで、同じ位置に配置され
るように位置制御するようにしたものである。
磁気ディスクをはさんで対向する電磁石を、それぞれ光
磁気ディスクの半径方向に移動させるための移送台を別
々にし、電磁石を移動させる移送台を、光磁気ディスク
をターンテーブル上に固定するためのクランパーの支持
体と一体に構成して、各々の移送台の位置を制御するこ
とによって、光ヘッドと電磁石が、情報信号の記録時に
は常に光磁気ディスクをはさんで、同じ位置に配置され
るように位置制御するようにしたものである。
作用 本発明は、上記構成により、電磁石と光ヘッドを一体
に構成することなく、光磁気ディスク上の任意の点に光
ヘッドからレーザビームを照射することができ、電磁石
により同時に磁界を与えて情報の記録を行うことができ
るとともに、光磁気ディスクをターンテーブルに装着す
る際およびテーンテーブルから脱着する際に電磁石がク
ランパーと共に光磁気ディスクから離間するので装着・
脱着の障害にならず、容易に光磁気ディスクの装着・脱
着ができる。
に構成することなく、光磁気ディスク上の任意の点に光
ヘッドからレーザビームを照射することができ、電磁石
により同時に磁界を与えて情報の記録を行うことができ
るとともに、光磁気ディスクをターンテーブルに装着す
る際およびテーンテーブルから脱着する際に電磁石がク
ランパーと共に光磁気ディスクから離間するので装着・
脱着の障害にならず、容易に光磁気ディスクの装着・脱
着ができる。
実施例 第１図に本発明の記録再生装置の一実施例を示す。第
１図において、１は光磁気ディスク、２は光磁気ディス
ク１を回転制御するためのモータ、３は光ヘッドで、光
磁気ディスク１上に情報信号によって変調されたレーザ
ビームを照射する。４は移送機であり、光ヘッド３を光
磁気ディスク１の半径方向に移動制御する。５は光ヘッ
ド３の位置を検出する位置検出器（ポテンショメータ）
であり、光ヘッド３の位置に応じた電圧を出力する。６
は電磁石であり、磁界を発生することができる。７は移
送機であり、電磁石６を光磁気ディスク１の半径方向に
移動制御することができる。８は電磁石６の位置を検出
する位置検出器（ポテンショメータ）であり、電磁石６
の位置に応じた電圧を出力する。９は比較器であり、位
置検出器５の出力と位置入力信号12とを比較する比較器
であり、その差の電圧は増巾器10で増巾され、駆動増巾
器10を経て、移送機４を駆動し、位置入力信号12と位置
検出器５の出力が一致した位置で停止する。電磁石６の
位置も比較器13と増巾器14と駆動増巾器15で構成される
位置制御系によって、同様に位置入力信号12と位置検出
器８の出力が一致した位置で停止する。
１図において、１は光磁気ディスク、２は光磁気ディス
ク１を回転制御するためのモータ、３は光ヘッドで、光
磁気ディスク１上に情報信号によって変調されたレーザ
ビームを照射する。４は移送機であり、光ヘッド３を光
磁気ディスク１の半径方向に移動制御する。５は光ヘッ
ド３の位置を検出する位置検出器（ポテンショメータ）
であり、光ヘッド３の位置に応じた電圧を出力する。６
は電磁石であり、磁界を発生することができる。７は移
送機であり、電磁石６を光磁気ディスク１の半径方向に
移動制御することができる。８は電磁石６の位置を検出
する位置検出器（ポテンショメータ）であり、電磁石６
の位置に応じた電圧を出力する。９は比較器であり、位
置検出器５の出力と位置入力信号12とを比較する比較器
であり、その差の電圧は増巾器10で増巾され、駆動増巾
器10を経て、移送機４を駆動し、位置入力信号12と位置
検出器５の出力が一致した位置で停止する。電磁石６の
位置も比較器13と増巾器14と駆動増巾器15で構成される
位置制御系によって、同様に位置入力信号12と位置検出
器８の出力が一致した位置で停止する。
今、位置入力信号12として、光磁気ディスク１上の所
望の位置を表わす位置入力を与えると、光ヘッド３と電
磁石６は光磁気ディスク１をはさんで同じ位置に対向す
ることになる。したがって、光ヘッド３から情報信号で
変調したレーザビームを照射すると同時に電磁石６によ
って磁界を発生させると光磁気ディスク１上に情報信号
が記録されることになる。
望の位置を表わす位置入力を与えると、光ヘッド３と電
磁石６は光磁気ディスク１をはさんで同じ位置に対向す
ることになる。したがって、光ヘッド３から情報信号で
変調したレーザビームを照射すると同時に電磁石６によ
って磁界を発生させると光磁気ディスク１上に情報信号
が記録されることになる。
第２図は本発明の他の実施例であって、電磁石20を移
動させる移送機を、光磁気ディスク22をターンテーブル
23にクランプするためのクランパー21に取り付けたもの
で、光磁気ディスク22をターンテーブル23から脱着する
際に電磁石20が障害とならないようにしたものである。
なおクランパー21は支点26を中心として矢印25の方向に
回動する。
動させる移送機を、光磁気ディスク22をターンテーブル
23にクランプするためのクランパー21に取り付けたもの
で、光磁気ディスク22をターンテーブル23から脱着する
際に電磁石20が障害とならないようにしたものである。
なおクランパー21は支点26を中心として矢印25の方向に
回動する。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、光ヘッドと電磁石を
一体にして移動させる必要がないため、光ヘッドの重量
を軽くすることができ、また光ヘッドに不要な共振を起
すことがない。さらに装置の大きさを小さくすることも
可能となる。特に光磁気ディスク上の電磁石による磁界
変化部分はレーザービームによる温度上昇部分より大き
くてよいため、クランパーの支持体の位置決め精度は、
光ヘッド移送機をクランパーの支持体と一体に構成する
場合より正確さを必要としない。また、電磁石を移動さ
せる移送台を、光磁気ディスクをターンテーブル上に固
定するためのクランパーの支持体と一体に構成している
ので、光磁気ディスクをターンテーブルに装着する際お
よびテーンテーブルから脱着する際に電磁石がクランパ
ーと共に光磁気ディスクから離間するので装着・脱着の
障害にならず、容易に光磁気ディスクの装着・脱着がで
きる。
一体にして移動させる必要がないため、光ヘッドの重量
を軽くすることができ、また光ヘッドに不要な共振を起
すことがない。さらに装置の大きさを小さくすることも
可能となる。特に光磁気ディスク上の電磁石による磁界
変化部分はレーザービームによる温度上昇部分より大き
くてよいため、クランパーの支持体の位置決め精度は、
光ヘッド移送機をクランパーの支持体と一体に構成する
場合より正確さを必要としない。また、電磁石を移動さ
せる移送台を、光磁気ディスクをターンテーブル上に固
定するためのクランパーの支持体と一体に構成している
ので、光磁気ディスクをターンテーブルに装着する際お
よびテーンテーブルから脱着する際に電磁石がクランパ
ーと共に光磁気ディスクから離間するので装着・脱着の
障害にならず、容易に光磁気ディスクの装着・脱着がで
きる。
第１図は本発明の一実施例の記録再生装置を示すブロッ
ク図、第２図は本発明の他の実施例の記録再生装置を示
す正面図、第３図は従来例の記録再生装置を示す正面図
である。 20……電磁石、21……クランパー、22……光磁気ディス
ク、23……ターンテーブル、24……モータ、26……支
点、27……光ヘッド。
ク図、第２図は本発明の他の実施例の記録再生装置を示
す正面図、第３図は従来例の記録再生装置を示す正面図
である。 20……電磁石、21……クランパー、22……光磁気ディス
ク、23……ターンテーブル、24……モータ、26……支
点、27……光ヘッド。
Claims (1)
- 【請求項１】ターンテーブル上に載置された光磁気ディ
スクと、前記光磁気ディスク上にレーザービームを照射
する光ヘッドと、前記光磁気ディスク上に磁界を発生さ
せる磁界発生器とを備え、前記光ヘッドと前記磁界発生
器を各々別の移送機により位置を変化させるようにし、
前記光磁気ディスク上の所望の位置に情報信号を記録再
生する記録再生装置であって、前記磁界発生機の位置を
変化させる前記移送機を、前記光磁気ディスクを前記タ
ーンテーブル上に固定するためのクランパーの支持体と
を一体に構成したことを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60099876A JP2658014B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60099876A JP2658014B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61258354A JPS61258354A (ja) | 1986-11-15 |
| JP2658014B2 true JP2658014B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=14259005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60099876A Expired - Fee Related JP2658014B2 (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2658014B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0731839B2 (ja) * | 1986-05-14 | 1995-04-10 | キヤノン株式会社 | 光学式情報記録再生装置 |
| JPH0194557A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Asahi Optical Co Ltd | 光磁気ディスク装置 |
| JPH0194556A (ja) * | 1987-10-05 | 1989-04-13 | Asahi Optical Co Ltd | 光磁気ディスク装置 |
| US5239532A (en) * | 1989-03-28 | 1993-08-24 | U.S. Philips Corporation | Drive arrangement for the writing/reading heads of a magneto-optical disc apparatus |
| JPH0340250A (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光磁気ディスクおよび光磁気ディスク装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5948803A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 光・磁気デイスク装置の補助磁界発生装置 |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP60099876A patent/JP2658014B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61258354A (ja) | 1986-11-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6252370B2 (ja) | ||
| JP2658014B2 (ja) | 記録再生装置 | |
| US5191562A (en) | Positioning system for the heads of a magneto-optical data recorder | |
| US4982397A (en) | Apparatus for focusing a light beam onto an information memory medium having a data non-storage area | |
| EP0241222A1 (en) | Opto-magnetic recording apparatus for sequentially driving optical head drive means and biasing magnetic field generation means | |
| JP2560359Y2 (ja) | 光磁気記録装置のヘッド保護装置 | |
| JPS59177776A (ja) | 光学式情報記録装置 | |
| JPH02285541A (ja) | 磁気―光学情報キャリヤの書込および／または読出装置 | |
| JPH06243531A (ja) | 光磁気ディスク装置 | |
| JPH03232139A (ja) | 浮上磁気ヘッド位置制御装置 | |
| JPS6278754A (ja) | 光磁気情報記録再生装置 | |
| JPH02193346A (ja) | 光磁気記録媒体駆動装置 | |
| JPH0512688A (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JP3036662B2 (ja) | 光磁気ディスク装置 | |
| JPH0731839B2 (ja) | 光学式情報記録再生装置 | |
| JP2921085B2 (ja) | 光磁気ディスク装置 | |
| JPH04222903A (ja) | 光磁気ドライブ装置 | |
| JPH06105541B2 (ja) | 記録再生方式 | |
| JPS6374123A (ja) | 光デイスクプレ−ヤの駆動装置 | |
| JPH05274739A (ja) | 光磁気ディスク装置 | |
| JPH0296953A (ja) | 磁気ヘッド位置決め制御装置 | |
| JPH06162595A (ja) | 光磁気ヘッド装置の磁気ヘッド位置調整方法 | |
| JPS61121523U (ja) | ||
| JPH02246002A (ja) | 磁界発生装置及び記録再生装置 | |
| JPH0393057A (ja) | 光磁気記録再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |