JP2657738B2 - 横架材の取付装置 - Google Patents
横架材の取付装置Info
- Publication number
- JP2657738B2 JP2657738B2 JP4250796A JP25079692A JP2657738B2 JP 2657738 B2 JP2657738 B2 JP 2657738B2 JP 4250796 A JP4250796 A JP 4250796A JP 25079692 A JP25079692 A JP 25079692A JP 2657738 B2 JP2657738 B2 JP 2657738B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal member
- shaft
- mounting device
- horizontal
- turntable
- Prior art date
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梁鉄骨や梁プレキャス
ト部材や梁型枠等の横架材の取付装置に関するものであ
る。
ト部材や梁型枠等の横架材の取付装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建築工事において、梁鉄骨や梁プレキャ
スト部材や梁型枠等の横架材は、通常、これをクレーン
で吊り下げて搬送され、柱間に取付けられる。
スト部材や梁型枠等の横架材は、通常、これをクレーン
で吊り下げて搬送され、柱間に取付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの場合、横架
材はその取付位置が正確セットにされるまで、クレーン
で吊り下げ続けられる。また、一度セットされた横架材
を修正する場合ももう一度クレーンで吊り直さねばなら
ず、クレーンの稼働率を著しく低下させている。
材はその取付位置が正確セットにされるまで、クレーン
で吊り下げ続けられる。また、一度セットされた横架材
を修正する場合ももう一度クレーンで吊り直さねばなら
ず、クレーンの稼働率を著しく低下させている。
【0004】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、クレーンの稼働率を抜本的に向上させることができ
るとともに、微調整作業も簡便化できる横架材の取付装
置を提供することにある。
し、クレーンの稼働率を抜本的に向上させることができ
るとともに、微調整作業も簡便化できる横架材の取付装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、複数台が対となり、梁鉄骨や梁プレキャスト
部材や梁型枠等の横架材の下面を間隔を存して支承する
ものとして、折り畳み自在な三脚からなる傾倒防止用の
脚部と、この三脚上端の軸着ベースに上下動自在に貫通
するシャフトからなる伸縮支柱と、このシャフト上端で
ボールベアリングを介在させて水平方向に回転移動可能
としたターンテーブルとして構成した支承部とからなる
ことを要旨とするものである。
するため、複数台が対となり、梁鉄骨や梁プレキャスト
部材や梁型枠等の横架材の下面を間隔を存して支承する
ものとして、折り畳み自在な三脚からなる傾倒防止用の
脚部と、この三脚上端の軸着ベースに上下動自在に貫通
するシャフトからなる伸縮支柱と、このシャフト上端で
ボールベアリングを介在させて水平方向に回転移動可能
としたターンテーブルとして構成した支承部とからなる
ことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、クレーンで吊り下げ続けられ
る横架材はその下面を支承部で支承されてクレーンを外
しても水平状態で保持され、次いで、支柱を伸縮させる
ことによりZ軸方向に、支承部を水平方向に回転させる
ことで位置調整可能となり、これで3次元的な微調整が
でき、所定位置へセットできる。
る横架材はその下面を支承部で支承されてクレーンを外
しても水平状態で保持され、次いで、支柱を伸縮させる
ことによりZ軸方向に、支承部を水平方向に回転させる
ことで位置調整可能となり、これで3次元的な微調整が
でき、所定位置へセットできる。
【0007】このうち傾倒防止用の脚部は折り畳み自在
な三脚であり、丁度カメラの3脚と同様に、折り畳み、
運搬および収納時にコンパクトなものとすることができ
る。また、ターンテーブルからなる支承部はボールベア
リングを介在させているので、人の小さな力でもスムー
ズに動かすことができ、また横架材本体を微動させるこ
とができる。
な三脚であり、丁度カメラの3脚と同様に、折り畳み、
運搬および収納時にコンパクトなものとすることができ
る。また、ターンテーブルからなる支承部はボールベア
リングを介在させているので、人の小さな力でもスムー
ズに動かすことができ、また横架材本体を微動させるこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の横架材の取付装置の第1実施
例を示す使用状態の斜視図、図2は本発明の横架材の取
付装置の第1実施例を示す斜視図、図3は同上要部の縦
断正面図である。
説明する。図1は本発明の横架材の取付装置の第1実施
例を示す使用状態の斜視図、図2は本発明の横架材の取
付装置の第1実施例を示す斜視図、図3は同上要部の縦
断正面図である。
【0009】図中1は梁鉄骨や梁プレキャスト部材や梁
型枠等の横架材であるが、本実施例では梁のコンクリー
ト型枠として使用する梁プレキャスト部材の場合であ
り、図2は柱であり、これもコンクリート型枠として使
用する柱プレキャスト部材の場合である。該横架材1の
端部には柱2の上端に係合するための係合段部1aを設
けている。
型枠等の横架材であるが、本実施例では梁のコンクリー
ト型枠として使用する梁プレキャスト部材の場合であ
り、図2は柱であり、これもコンクリート型枠として使
用する柱プレキャスト部材の場合である。該横架材1の
端部には柱2の上端に係合するための係合段部1aを設
けている。
【0010】前記柱2間に横架材1を取付けるものとし
て、本発明の取付装置がある。この取付装置は、傾倒防
止用の脚部は、先端部が多重管構造の伸縮脚3の各々が
放射状に開くように円盤形のベース4にその根本部を結
合した三脚タイプのものである。
て、本発明の取付装置がある。この取付装置は、傾倒防
止用の脚部は、先端部が多重管構造の伸縮脚3の各々が
放射状に開くように円盤形のベース4にその根本部を結
合した三脚タイプのものである。
【0011】このような傾倒防止用の脚部の前記ベース
4から立ち上がる伸縮支柱として、該ベース4を上下動
自在に貫通するシャフト5を設ける。このシャフト5は
側部にラック6を形成したもので、図示は省略するがベ
ース4内のピニオンと噛合し、このピニオンの回転用の
クランクハンドル7をこのベース4の側部に設けた。図
中8は前記脚3の軸着部の固定ネジである。
4から立ち上がる伸縮支柱として、該ベース4を上下動
自在に貫通するシャフト5を設ける。このシャフト5は
側部にラック6を形成したもので、図示は省略するがベ
ース4内のピニオンと噛合し、このピニオンの回転用の
クランクハンドル7をこのベース4の側部に設けた。図
中8は前記脚3の軸着部の固定ネジである。
【0012】また、前記各脚3の非伸縮部に一端を、他
端をベース4の下方に突出するシャフト5に摺動自在に
嵌合する輪体9にそれぞれ軸着した補助支杆10を設け、
この補助支杆10と輪体9との軸着にも固定ネジ8を設け
る。
端をベース4の下方に突出するシャフト5に摺動自在に
嵌合する輪体9にそれぞれ軸着した補助支杆10を設け、
この補助支杆10と輪体9との軸着にも固定ネジ8を設け
る。
【0013】さらに、シャフト5の上端は、図3に示す
ようなベアリング11を介在させて上部軸12が回転可能と
なるターンテーブル13として構成した。図中14はこのタ
ーンテーブル13の操作ハンドルである。
ようなベアリング11を介在させて上部軸12が回転可能と
なるターンテーブル13として構成した。図中14はこのタ
ーンテーブル13の操作ハンドルである。
【0014】次に使用法について説明すると、複数台が
対となり、伸縮脚3を開き、長さ調整した状態で設置す
る。このようにして、クレーンで吊り下げ続けられる横
架材1の下面をターンテーブル13上に載置するようにし
て、この横架材1を本発明の取付装置で支承する。
対となり、伸縮脚3を開き、長さ調整した状態で設置す
る。このようにして、クレーンで吊り下げ続けられる横
架材1の下面をターンテーブル13上に載置するようにし
て、この横架材1を本発明の取付装置で支承する。
【0015】そしてクレーンの吊り下げワイヤーを横架
材1から外し、クランクハンドル7を回して高さ(Z軸
方向)の調整を行い、また、X軸方向、Y軸方向の調整
を行うには、回転軸となる1つの取付装置を定め、かか
る取付装置のシャフト5を伸ばしてやり、しかる後に操
作ハンドル14を回してターンテーブル13を回転して水平
方向の調整を行う。この際、ターンテーブル13はベアリ
ング11を介在させていることから人の小さな力でもスム
ーズに動かすことができ、また、微調整に適する。この
ようにして、係合段部1aを介して横架材1を柱2に係
合させる。
材1から外し、クランクハンドル7を回して高さ(Z軸
方向)の調整を行い、また、X軸方向、Y軸方向の調整
を行うには、回転軸となる1つの取付装置を定め、かか
る取付装置のシャフト5を伸ばしてやり、しかる後に操
作ハンドル14を回してターンテーブル13を回転して水平
方向の調整を行う。この際、ターンテーブル13はベアリ
ング11を介在させていることから人の小さな力でもスム
ーズに動かすことができ、また、微調整に適する。この
ようにして、係合段部1aを介して横架材1を柱2に係
合させる。
【0016】その後、横架材1内や柱2内に配筋し、コ
ンクリートを打設すれば、鉄筋コンクリートの架構とな
る。
ンクリートを打設すれば、鉄筋コンクリートの架構とな
る。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明の横架材の取付
装置は、複数台が対となり、梁鉄骨や梁プレキャスト部
材や梁型枠等の横架材の下面を間隔を存して支承するも
のとして利用することで、クレーンの稼働率を抜本的に
向上させることができるとともに、微調整作業も簡便化
できるものである。
装置は、複数台が対となり、梁鉄骨や梁プレキャスト部
材や梁型枠等の横架材の下面を間隔を存して支承するも
のとして利用することで、クレーンの稼働率を抜本的に
向上させることができるとともに、微調整作業も簡便化
できるものである。
【図1】本発明の横架材の取付装置の第1実施例を示す
使用状態の斜視図である。
使用状態の斜視図である。
【図2】本発明の横架材の取付装置の第1実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明の横架材の取付装置の第1実施例を示す
要部の縦断正面図である。
要部の縦断正面図である。
1…横架材 1a…係合段部 2…柱 3…脚 4…ベース 5…シャフト 6…ラック 7…クランクハンド
ル 8…固定ネジ 9…輪体 10…補助支杆 11…ベアリング 12…上部軸 13…ターンテーブル 14…操作ハンドル
ル 8…固定ネジ 9…輪体 10…補助支杆 11…ベアリング 12…上部軸 13…ターンテーブル 14…操作ハンドル
Claims (1)
- 【請求項1】 複数台が対となり、梁鉄骨や梁プレキャ
スト部材や梁型枠等の横架材の下面を間隔を存して支承
するものとして、折り畳み自在な三脚からなる傾倒防止
用の脚部と、この三脚上端の軸着ベースに上下動自在に
貫通するシャフトからなる伸縮支柱と、このシャフト上
端でボールベアリングを介在させて水平方向に回転移動
可能としたターンテーブルとして構成した支承部とから
なることを特徴とする横架材の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4250796A JP2657738B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 横架材の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4250796A JP2657738B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 横架材の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673890A JPH0673890A (ja) | 1994-03-15 |
JP2657738B2 true JP2657738B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=17213179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4250796A Expired - Lifetime JP2657738B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 横架材の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657738B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002200212A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-07-16 | Takae Shimizu | 携帯用チューンナップスタンド及びセット方法 |
JP2006168932A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Sundia:Kk | ジャッキ用台脚 |
JP6937269B2 (ja) * | 2018-06-20 | 2021-09-22 | 文化シヤッター株式会社 | 建材用持ち上げ装置 |
JP7277656B2 (ja) * | 2018-06-20 | 2023-05-19 | 文化シヤッター株式会社 | 建材用持ち上げ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2632539B2 (ja) * | 1987-11-27 | 1997-07-23 | 株式会社竹中工務店 | 鉄骨梁の取付け方法およびその装置 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP4250796A patent/JP2657738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0673890A (ja) | 1994-03-15 |
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