JP2657515B2 - 皮膚化粧料及びその製造法 - Google Patents

皮膚化粧料及びその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生乳又はカゼインホエー等の成分を含有する
皮膚化粧料(医薬部外品たる薬用化粧料を含む。以下同
じ)及びその製造法に関し、その目的は生乳の有効成分
を皮膚化粧料として利用し、しかも皮膚アレルギー発現
の恐れのない化粧料及びその製造法の提供にある。
(発明の背景) 化粧料は近年、皮膚の健康維持または損傷改善といっ
たいわゆる皮膚に対する有用性が重要視されてきてお
り、種々の有効成分とか薬効成分を配合することが提案
されている。
しかし、有効性、安全性の観点から、とかく連続して
使用されがちな皮膚化粧料として適切な成分が見当たら
ないのが現実である。
(従来技術及びその問題点) 従来から、生乳殊に牛乳は、肌あれ、コジワ、シミ等
を防止し、皮膚を滑らかにする等、その有効性が民間で
は言い伝えられており、浴用剤としてフロに添加するな
ど自家消費的に使用されてきた。
しかし、生乳には高分子性の蛋白が多量に含有されて
おり、加熱したり酸性にしたりすると凝集して不溶性と
なり、工業的に利用することが困難であった。
また、生乳中には、アレルギーの原因物質となり得る
カゼイン、ラクトグロブリン、ラクトアルブミン等の高
分子の蛋白質が含有されており、そのまま使用すること
は、皮膚に対する安全性の面からも決して好ましいこと
ではない。
乳製品から高分子成分を取り除いた技術としては、特
開昭58−198409号公報に記載の「化粧品」がある。この
技術は、獣乳培地を用いた乳酸菌培養液から分取された
乳清より分子量6000以上の高分子物質を実質的に除去し
てなる抗酸化剤を含有することを特徴とする化粧品であ
る。しかしながら、この技術の出発物質は獣乳培地を用
いた乳酸菌培養液であるため、肌あれ、コジワ、シミ等
に対する治療効果は奏さない。
また、ホエーを使用する技術としては、特開昭57−54
108号公報に開示された「ホエー蛋白質含有化粧料処
方」がある。この技術は、処方の全重量に対して約0.5
%から約10%の実質的い加水分解されていないホエー蛋
白質含有製品と組合わせた化粧料を含み、ここで該ホエ
ー含有製品はホエー、脱乳糖ホエー、脱イオンホエー、
ホエー蛋白質濃縮物、少なくとも40%の酸性ホエーを有
するホエー製品またはカルシウム強化ホエーを中和する
ことにより得られた沈澱物、該沈澱物を該ホエーから除
去した後に残存する物質、ホエー蛋白質濃縮物の製造後
に存残する蛋白質含有副生成物およびこれらの混合物か
らなる群から選択される、皮膚又は毛髪を処理するため
の化粧品処方である。この公報には限外濾過によりホエ
ーの高分子分画を分離することも記載されているが、こ
の技術では有効成分までも限外濾過により除去されてし
まい或いはアレルギー性物質が除去されずに残留してし
まい、好ましい化粧料にはならない。
(発明の経過) 本発明者は、この生乳の有する優れた有効性に着目
し、鋭意研究を重ねた結果、生乳の有する肌あれ、コジ
ワ、シミ等に対する治癒効果は分子量13,000未満の成分
中に存在し、皮膚アレルギーを引き起こす成分は分子量
13,000以上の成分中に存在することを見出し、この発明
に到った。
(課題を解決するための手段) 上記見知に基づく問題解決手段即ち本願発明を以下に
示す。
請求項1に記載の発明は、生乳から分子量13,000以上
の物質のみを除去して得られた肌あれ、コジワ、シミ等
に対する治癒成分を含有することを特徴とする皮膚化粧
料である。
請求項2に記載の発明は、生乳より製造された脱脂
乳、又は脱脂乳から得たカゼインホエー、或いはチーズ
ホエーから分子量13,000以上の物質のみを除去して得ら
れた肌あれ、コジワ、シミ等に対する治癒成分を含有す
ることを特徴とする皮膚化粧料である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記
載の皮膚化粧料を製造する製造方法であって、生乳、脱
脂乳、カゼインホエー、チーズホエーから選ばれる原料
乳から限外濾過法により分子量13,000以上の物質を除去
することを特徴とする皮膚化粧料の製造法である。
上記の発明を提供することにより前記問題点を解決す
る。
(発明の構成) この発明で使用する生乳等原量乳から分子料13,000以
上の物質のみが除去された組成物について記載する。
本発明に使用される原料乳としては、牛、馬、山羊、
羊の獣乳、母乳等が好適に用いられる。
原料乳は初乳、常乳を問わず生乳であることが好まし
いが、脱脂乳、脱脂乳から得たカゼインホエー、或いは
チーズホエーを使用しても構わない。
生乳等原料乳から分子量13,000以上の物質のみを除去
する方法は特に限定されないが、以下の方法を例示でき
る。
生乳を40〜50℃に加温し、化粧品の使用に許容される
酸類、例えば塩酸等の鉱酸、乳酸、酢酸、クエン酸、酒
石酸等の有機酸を加えて、カゼインの等電点であるpH4.
6に調製する。
生じたカードを濾過して、濾液即ちホエーを得る。
そのホエーをウルトラフィルトレーションによる限界
濾過(好ましくは平均分子量10,000の限外濾過膜を使
用)を行い、実質的に分子量13,000以上の物質が除去さ
れ且つ分子量13,000未満の分画を含有される透過液を得
る。
この透過液は、そのままの形で皮膚化粧料として単独
で使用することもできるが、皮膚化粧料の配合原料とし
て通常の化粧水、乳液、クリーム、パック等に配合して
使用することができる。
この場合透過液を濃縮して使用することが有効成分を
化粧料中に高濃度に配合することができるのでより望ま
しい。
透過液を濃縮する方法としては成分の変質を防ぐため
に神経濃縮又は逆浸透(Reverse osmosis)による濃縮
が望ましい。
濃縮する際に、この透過液は多量の乳糖を含んでいる
ので、濃縮の程度により乳糖を析出するが、乳糖はこの
発明における必須成分ではないので濾過して除いて構わ
ない。
この際、過度に濃縮すると乳糖以外に無機塩類等の有
効成分が析出する恐れがあるので、化粧品の使用に許容
される適当な無機酸、有機酸でpHを更に低下させると、
濃縮倍率を向上させることができる。
こうして得られた乳組成物は、肌あれ、コジワ、シミ
等の予防、治癒に極めて有効に作用し、行き行きとした
皮膚に蘇生する効果が在ることをこの発明者は実験的に
知得した。
この乳組成物の有効成分及びその作用機序については
まだ明らかではなく、現在、有効成分の固定について鋭
意研究中であるが、皮膚化粧料への使用に当たっては必
ずしも有効成分を分離して使用する必要はなく、実質的
に分子量13,000未満の乳成分分画が含有されておれば十
分その目的を達成することができる。
このようにして得た生牛乳から製造した上記構成例の
乳組成物水溶液の成分組成を例示すれば次のとおりであ
る。
構成例で得た乳組成物水溶液の成分組成 窒素 149 mg% エーテル可溶分 30 mg%以下 灰分 3.4% 乳酸 19 % 構成例で得た乳組成物水溶液のニンヒドリン陽性窒素
化合物 (mg%) ホスセリン 0.68 グリセロホスホエタノールアミン 42 ホスホエタノールアミン 66.7 尿素 325 メチオニン 0.57 アスパラギン酸 2.8 スレオニン 1.2 セリン 2.1 アスパラギン 1.1 プロリン 6.2 グルタミン酸 31 アラニン 2.6 バリン 1.3 イソロイシン 0.84 ロイシン 0.79 リジン 7.7 ヒスチジン 5.2 アルギニン 4.3 オルニチン 2.9 シトルリン 11 グルコサミン 0.66 アンモニア 1.7 構成例で得た乳組成物中のミネラル組成分 (灰分中のmg%) カルシウム 15300 ナトリウム 7900 カリウム 19800 マグネシウム 1700 リン 9500 塩素 13800 ヨウ素 2.5 亜鉛 49 鉄 15 銅 4 マンガン 0.3 上記以外にも、当該乳組成物中には、分子量13,000未
満のプロテオース・ペプトン、非蛋白態窒素化合物とし
てオロチン酸、ウリジン、5′−ウリジル酸、5′−シ
チジル酸、アデニン誘導体等のヌクレオチド類或いは各
種のビタミン類を含有している。
これらの乳組成物の多くは、皮膚の天然保湿成分であ
るNMF(Natural Moisturizing Factor)の構成成分であ
り、優れた肌あれ改善効果、角質改善効果を有してい
る。
しかし、この乳組成物の持つ優れた効果性は、これら
の物資の存在のみに帰属されることは困難であり、個々
の単味剤を配合して同等のものを得ることは不可能であ
る。
又当該乳組成物中には、その他に多数の未知化合物が
含有されており、それらが相乗的または相加的に作用し
て効果を発揮するものと考えられる。
(発明の効果) 本発明に係わる皮膚化粧料は、乳成分の分子量13,000
未満の成分を含有していることにより、肌あれ、コジ
ワ、シミ等の症状に対して優れた効果を有し、皮膚に潤
いを与え、健やかに保つことができ、皮膚化粧料の配合
成分として有効に使用できる。
また、この発明に使用する乳成分からは分子量13,000
以上の物質が除去されているので、皮膚に対してアレル
ギーを引き起こすことがなく安全である。
さらに、本発明に係わる皮膚化粧料の製造法は肌あ
れ、コジワ、シミ等の症状に対して優れた効果を有し、
皮膚に潤いを与え、健やかに保つことができ、皮膚に対
してアレルギーを引き起こすことがなく安全な皮膚化粧
料を好適に製造できる効果を奏する。
次に、この発明の実施例及び実験例を説明することに
より、上記効果を一層明確なものとする。
(実施例及び実験例) 実施例1(分子量13,000以上の物質のみが除去された乳
成分水溶液の調製) 新鮮な牛乳2,000ccをとり40℃に加温し、50%乳酸水
溶液を添加混合し、pHを4.6に調製する。
撹拌しながら温度を50℃まであげ、生じる凝固物を濾
過して除く。
得られた濾液(I)を限外濾過機(平均分子量10,000
の限外濾過膜を使用)に圧搾空気圧5kg/cm2でかけて限
外濾過を行い、濾過液1,050ccを得た。
この濾過液に上記50%乳酸水溶液を加えてpHを3.6に
調製し、逆浸透機にかけて濃縮した。
冷却後析出した結晶を遠心分離して除去し、溶液210c
cを得た。
実験例1(上記実施例1で得られた乳成分水溶液及び上
記実施例1中の濾液(I)の皮膚感作試験) 体重315〜345gの雌のモルモット20匹をとり、10匹は
感作処置用、他の10匹は誘発時の対照として使用し、Ma
ximization testを実施した。
試験群10匹に対して、上記実施例1で得られた牛乳成
分水溶液及びadjuvandを皮内注射して感作した後、塗布
による感作も行った。
次にこれらを対照群10匹とともに誘発試験を実施し
た。
両群とも肉眼的になんら変化は認められなかった。
同様の方法で、濾過液(I)について試験を実施した
ところ、試験群10匹中3匹に中程度の紅斑、2匹に僅か
に紅斑を認めた。
このことから、実施例1で得られた牛乳成分水溶液
は、皮膚アレルギーの原因となり得るような高分子物質
は含有していないことが解る。
実験例2(実験例1で得られた乳成分水溶液を含有する
皮膚化粧料の効果) 後述の第1表に示す4種類の化粧水について、肌あ
れ、コジワ、シミに対する効果を次のとおり試験した。
(1)被験者 肌あれ:自他覚的に肌あれ症状の認められる女子20名
(21才〜48才) コジワ:自他覚的にコジワ症状の認められる女子25名
(29才〜37才) シ ミ:自他覚的にシミ症状の認められる女子20名(41
才〜56才) (2)試験方法 各症状について、被験者を5群に分け、4群に毎日朝
夕2回、温湯で石鹸洗顔後に化粧水を塗らせ、肌あれに
ついては14日後に、コジワ、シミについては60日後にそ
の症状の改善効果を評価した。
残りの1群は対照とした。
(3)評 価 各症状を程度により次のとおり区分した。
肌あれ 1:皮膚表面がカサカサしており、角質が剥がれやすく、
爪でひっかくと、角質が容易に剥がれ落ちる。常に白い
粉をふいている。
2:皮膚表面がカサカサしており、ところどころ角質が剥
がれ、僅かに白い粉をふいている。
3:皮膚表面が僅かにカサカサしてはいるが、角質の剥が
れとか、白い粉をふくことはない。
4:皮膚表面に潤いがあり、すべすべしており肌あれ症状
は認められない。
コジワ 1:目尻によく目立つかなり深いコジワが認められる。
2:目尻に細いコジワが認められる。
3:目尻に目立つ程ではないが、よく見ると細く細かいコ
ジワが認められる。
4:目尻に張りがありコジワは認められない。
シ ミ 1:色もかなり濃く境界もはっきりしたシミが認められ
る。
2:色は薄いが境界はかなりはっきりとしたシミが認めら
れる。
3:色も極めて薄く境界もはっきりしないシミが認められ
る。
4:自他覚的にシミを認めない。
この症状の区分に従い次のように評価した。
有 効:症状が1から3,4、又は2から4に改善され
たもの。
やや有効:症状が1から2、2から3、又は3から4に
改善されたもの。
無 効:症状にほとんど変化が無いかまたは悪化した
もの。
評価結果を第2表に示す。
実施例2(実施例1で得られた牛乳成分水溶液を含有す
るクリームの調整) 処 方 重量% ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 6.0 スクワラン 6.0 還元ラノリン 2.0 オクチルドデカノール 6.0 ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O) 4.0 親油型モノステアリン酸グリセリン 1.5 防腐剤 0.3 実施例1の牛乳成分水溶液 10.0 香 料 微量 精製水 残部 上記処方で調整したクリームを使用したところカサカ
サした肌が潤いを持ち、すべしべした肌となり、シミも
消失した。
実施例3 (実施例1で得られた牛乳成分水溶液を含有
する乳液の調整) 処 方 重量% スクワラン 5.0 ワセリン 2.0 セスキオレイン酸ソルビタン 0.8 ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.) 1.2 プロピレングリコール 5.0 エタノール 3.0 カルボキシビニルポリマー(1%水溶液) 18.0 水酸化カリウム 0.1 実施例1の牛乳成分水溶液 15.0 防腐剤 0.3 香 料 微量 精製水 残部 上記処方で調整した乳液を使用したところ皮膚表面の
カサカサもなくなり、すべすべした肌になった。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生乳から分子量13,000以上の物質のみを除
    去して得られた肌あれ、コジワ、シミ等に対する治癒成
    分を含有することを特徴とする皮膚化粧料。
  2. 【請求項2】生乳より製造された脱脂乳、又は脱脂乳か
    ら得たカゼインホエー、或いはチーズホエーから分子量
    13,000以上の物質のみを除去して得られた肌あれ、コジ
    ワ、シミ等に対する治癒成分を含有することを特徴とす
    る皮膚化粧料。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2に記載の皮膚化粧料
    を製造する製造方法であって、生乳、脱脂乳、カゼイン
    ホエー、チーズホエーから選ばれる原料乳から限外濾過
    法により分子量13,000以上の物質を除去することを特徴
    とする皮膚化粧料の製造法。
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