JP2657415B2 - 樹脂組成物及び光ファイバー用コーティング剤 - Google Patents

樹脂組成物及び光ファイバー用コーティング剤

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JP2657415B2 JP1076454A JP7645489A JP2657415B2 JP 2657415 B2 JP2657415 B2 JP 2657415B2 JP 1076454 A JP1076454 A JP 1076454A JP 7645489 A JP7645489 A JP 7645489A JP 2657415 B2 JP2657415 B2 JP 2657415B2
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    • C08G18/672Esters of acrylic or alkyl acrylic acid having only one group containing active hydrogen

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な樹脂組成物及び光ファイバ用コーテ
ィング剤に関する。
(従来の技術) 光ファイバには、無機ガラス系とポリ(メチルメタク
リレート)等の合成樹脂系に分けられる。両系とも透明
性に富んだ、屈折率の高い芯(コア)部分と屈折率の小
さい鞘(クラッド)から成り立っている。クラッド材と
して、従来より、屈折率が低いシリコン系化合物やポリ
フルオロアルキルアクリレート等の含フッ素モノマーの
重合体等が提案され又実施されてきた。例えば、コア材
としてポリ(メチルメタクリレート)を用い、クラッド
材として、フッ素化アルキル基含有(メタ)アクリレー
トの重合体、フッ素化アルキル基含有(メタ)アクリレ
ートと他のモノマーとの共重合体、又は、ポリ(テトラ
フロロエチレン)、ポリ(フッ化ビニリデン/テトラフ
ロロエチレン)、ポリ(フッ化ビニリデン/ヘキサフロ
ロプロピレン)等の含フッ素重合体を用いる方法。(特
開昭59−84203、特開昭59−84204、特開昭59−98116、
特開昭59−147011、特開昭59−204002) (発明が解決しようとする課題) 含フッ素重合体によりクラッド部分を形成する方法に
おいては、高温の含フッ素重合体の溶融物や溶液を被覆
するため、厚みが不均一になり易い。又、コア部分とク
ラッド部分との密着性が十分でなく、種々の外的要因、
例えば、屈曲、温度変化等によって層間剥離が生じ易い
ため、耐久性等に問題があった。又、含フッ素重合体の
溶融物又は溶液を塗布する製造方法においては、クラッ
ド部分の硬化に長時間要し、また溶液塗布法において
は、特に溶剤を系外に完全に除去する必要性から、生産
性、安全性、経済性等に欠点があった。
(課題を解決するための手段) 上記の問題点を解決するため、本発明者らは鋭意研究
の結果、新規なウレタンアクリレート混合物を開発しこ
れを使用することによって、硬化速度が速く、屈折率が
低く、透明性が良好で、コアとの密着性に優れた光伝送
用ファイバのクラッド材に適した樹脂組成物を提供する
ことに成功し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は (1)1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオク
タン−1,8−ジオールと有機ポリイソシアネートとヒド
ロキシル基含有アクリレートとの反応物であるウレタン
アクリレート混合物(A)と 一般式[I] (但し、式[I]中a及びbは、各々1又は2であ
る。) で表されるアクリル酸エステル(B)を含有することを
特徴とする樹脂組成物。
(2)1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオク
タン−1,8−ジオールと有機ポリイソシアネートとヒド
ロキシル基含有アクリレートとの反応物であるウレタン
アクリレート混合物(A)と一般式[I] (但し、式[I]中a及びbは、各々1又は2であ
る。) で表されるアクリル酸エステル(B)を含有することを
特徴とする光ファイバ用コーティング剤に関する。
本発明で使用するウレタンアクリレート混合物は、1
H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオクタン−1,
8−ジオールと有機ポリイソシアネートをウレタン化
し、次いでヒドロキシル基含有アクリレートでアクリレ
ート化することによって製造することができる。あるい
は、有機ポリイソシアネートとヒドロキシル基含有アク
リレートを反応させ、次いで1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H
−オクタフルオロオクタン−1,8−ジオールと反応させ
ることによって製造できる。
有機ポリイソシアネートの例としては、イソホロンジ
イソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ダイ
マー酸ジイソシアネート等が挙げられる。又、ヒドロキ
シル基含有アクリレートの例としては、ヒドロキシエチ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、ε
−カプロラクトン−β−ヒドロキシエチルアクリレート
付加物(ダイセル化学工業(株)製、プラクセルFA−
1、FM−1、等)ヒドロキシブチルアクリレート、ペン
タエリスリトールトリアクリレート等である。
1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオクタン
−1,8−ジオールと有機ポリイソシアネートを反応させ
るウレタン化の場合、反応温度は30〜100℃が好まし
く、特に70〜80℃が好ましい。1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8
H−オクタフルオクタン−1,8−ジオール1モルに対し
て、有機ポリイソシアネート1.2〜2モル用いるのが好
ましく、特に1.5〜2モル用いるのが好ましい。
前記ウレタン化によって得られた生成物とヒドロキシ
ル基含有アクリレートを反応させる場合、好ましい反応
温度は30〜100℃特に70〜80℃が好ましく、又、ウレタ
ン化によって得られた生成物のイソシアネートの1化学
当量に対して、ヒドロキシル基含有アクリレートの水酸
基の0.95〜1.5化学当量を用いるのが好ましく、特に1.0
〜1.1化学当量用いるのが好ましい。又、反応中のラジ
カル重合によるゲル化を防ぐ為に、反応前に50〜200ppm
のハイドロキノン、メチルハイドロキノン、ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル、P−ベンゾキノン、フエノチ
アジン等の重合禁止剤を添加しておくことが好ましい。
本発明の樹脂組成物及び光ファイバ用コーティング剤
(以下いずれも組成物という)において、ウレタンアク
リレート混合物は組成物中10〜70重量%の範囲で使用す
るのが好ましく、特に30〜60重量%の範囲で使用するの
が好ましい。
本発明では、一般式〔I〕で表されるアクリル酸エス
テル(B)を使用する。アクリル酸エステル(B)は、
1H,1H,6H,6H−オクタフルオロヘキサン−1,6−ジオール
又は1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオクタ
ン−1,8−ジオールとアクリル酸を反応させることによ
って製造することができる。反応温度は、60〜150℃が
好ましく、特に80〜140℃が好ましい。前記ジオール1
モルに対して、アクリル酸2〜4モル用いるのが好まし
く、特に2〜3モル用いるのが好ましい。反応を行う時
には、例えば、トルエン、ベンゼン、シクロヘキサン等
の不活性の溶媒を用いて、反応触媒として、例えば、硫
酸、p−トルエン・スルホン酸等を用いて行うのが好ま
しい。又反応中、重合を防止するために重合禁止剤とし
て、メトキノン、ハイドロキノン、フェノチアジン等を
使用するのが好ましい。
本発明の樹脂組成物及び光ファイバ用コーティング剤
(以下いずれも組成物という)において、アクリル酸エ
ステル(B)は、組成物中、30〜90重量%の範囲で使用
するのが好ましく、特に40〜80重量%の範囲で使用する
のが好ましい。本発明の組成物中、ウレタンアクリレー
ト混合物(A)及びアクリル酸エステル(B)以外の成
分として公知の種々のエチレン性不飽和化合物が使用で
きる。エチレン性不飽和化合物の具体例としては、 等の含フッ素反応性単量体等を挙げることができる。上
記エチレン性不飽和化合物の使用量は、組成物中0〜50
重量%の範囲で使用するのが好ましく、特に0〜30重量
%の範囲で使用するのが好ましい。
本発明の組成物は、紫外線で硬化する場合、光重合開
始剤を用いる。光重合開始剤としては、公知のどのよう
な光重合開始剤であっても良いが、配合後の貯蔵安定性
の良い事が要求される。この様な光重合開始剤として
は、例えば、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイ
ソブチルエーテル、ベンゾインイソプロピレエーテルな
どのベンゾソンアルキルエーテル系、2,2−ジエトキシ
アセトフエノン、4′−フエノキシ−2,2−ジクロロア
セトフエノンなどのアセトフエノン系、2−ヒドロキシ
−2−メチルプロピオフエノン、4′−イソプロピル−
2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフエノンなどのプ
ロピオフエノン系、ベンジルジメチルケタール、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフエニルケトン及び2−エチル
アントラキノン、2−クロルアントラキノンなどのアン
トラキノン系、その他チオキサントン系光重合開始剤な
どがあげられる。特に好ましいものとしては、1−ヒド
ロキシシクロヘキシンフエニルケトン、ベンジルジメチ
ルケタール等があげられる。これらの光重合開始剤は一
種でも、二種以上任意の割合で混合使用してもかまわな
い。その使用量は、通常、組成物の0〜10重量%が好ま
しく、特に1〜5重量%が好ましい。また、本発明の組
成物は、シランカップリング剤、酸化防止剤、重合禁止
剤等の各種添加剤を添加することもできる。本発明に係
る光ファイバ用コーティング剤を基材(光伝送ファイバ
芯線)に塗布する方法としては、当業界公知の種々の方
法、例えば、ダイスコーティング法、浸漬法当が挙げら
れる。光伝送ファイバ芯線としては、石英系並びにポリ
メチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、重
水素化ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリ
カーボネート等のプラスチック系が挙げられる。光伝送
ファイバのクラッド部を形成する場合、本発明のコーテ
ィング剤による被膜の厚さは、特に限定されないが通常
10〜300μ程度が好ましい。硬化重合する場合、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、メタルハイランドランプを光源と
する紫外線を使用することが好ましく、硬化の効率を上
げるために窒素ガス中で照射することが好ましい。本発
明の組成物は光伝送ファイバのクラッド材だけでなく、
その低屈折率を利用し、ガラスまたは、透明プラスチッ
クなどのコーティング剤、LED用封止剤等に使用するこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。な
お、実施中の部は、重量部である。
(ウレタンアクリレート混合物の製造例) 製造例1 1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオクタン
−1,8−ジオール290部、トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネート420部を仕込み、温度を75〜80℃に保ちな
がら、反応を行った。11.8%の遊離イソシアネート基に
より示される反応の完了まで該反応を継続した。次いで
2−ヒドロキシエチルアクリレート239部、希釈剤とし
て、構造式 の反応性単量体237部及びメトキノン0.6部を仕込み、75
〜80℃の温度で反応を行った。約0.3%以下の遊離イソ
シアネート基により示される反応の完了まで該反応を継
続した。得られた生成物は、液体で、粘度(60℃)93
P、屈折率(25℃)1.425であった。
製造例2 1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオクタン
−1,8−ジオール290部、トリメチルヘキサメチレンジイ
ソシアネート315部を仕込み製造例1と同様に遊離イソ
シアネート基が6.94%になるまで反応を行い、次いで、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート134部、希釈剤と
して、構造式 の反応性単量体185部及びメトキノン0.5部を仕込み、製
造例1と同様に反応を行った。得られた生成物は、液体
で、粘度(60℃)105P、屈折率(25℃)1.427であっ
た。
製造例3 1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオクタン
−1,8−ジオール290部、イソホロンジイソシアネート33
3.4部を仕込み、製造例1と同様に遊離イソシアネート
基が6.74%になるまで反応を行い、次いで2−ヒドロキ
シエチルアクリレートに1モルのε−カプロラクトン付
加物(ダイセル化学工業(株)製、プラクセルFA−1)
236.9部、希釈剤として構造式 の反応性単量体215部及びメトキノン0.6部を仕込み、製
造例1と同様に反応を行った。得られた生成物は、液体
で、粘度(60℃)150P、屈折率(25℃)1.431であっ
た。
製造例4 1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオロオクタン
−1,8−ジオール290部、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト330部を仕込み、製造例1と同様に遊離イソシアネー
ト基が13.5%になるまで反応を行い、次いで、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート239部、希釈剤として、構造
の反応性単量体215部及びメトキノン0.5部を仕込み、製
造例1と同様に反応を行った。得られた生成物は、液体
で、粘度(60℃)195P、屈折率(25℃)1.415であっ
た。
(樹脂組成物の実施例) 実施例1 製造例1で得たウレタンアクリレート混合物40部、構
造式 を有するアクリル酸エステル60部、及び1−ヒドロキシ
ヘキシルフェニルケトン3部を混合し、樹脂組成物Aを
調製した。硬化物の特性を第1表に示す。
実施例2 製造例2で得たウレタンアクリレート混合物35部、構
造式 を有するアクリル酸エステル65部および1−ヒドロキシ
クロヘキシルフェニルケトン3部を混合し、樹脂組成物
Bを調製した。硬化物の特性を第1表に示す。
実施例3 製造例3で得たウレタンアクリレート混合物45部、構
造式 を有するアクリル酸エステル45部、構造式 を有する反応性単量体10部及び1−ヒドロキシクロヘキ
シルフェニルケトン3部を混合し、樹脂組成物Cを調製
した。硬化物の特性を第1表に示す。
実施例4 製造例4で得たウレタンアクリレート混合物40部、構
造式 を有するアクリル酸エステル30部、構造式 を有するアクリル酸エステル30部及び1−ヒドロキシシ
クロヘキシルフェニルケトン3部を混合し、樹脂組成物
Dを調製した。硬化物の特性を第1表に示す。
上記第1表において (ショア硬度D)の測定:A.B.C.Dの組成物は、メタルハ
ライドランプ(ランプ出力、2kw)を平行に配した光源
下8cmの位置で照射して厚さ250μmのシートを作製し、
これを用い測定した。測定法は、JIS−Z2246の方法に準
じて行った。
(ヤング率、kg/mm2)測定:試験片は、上記のショア硬
度Dの測定に使用したものと同一の条件で作製した。こ
れを用いて、温度を変化させて、ヤング率の測定を行っ
た。
(屈折率)の測定:試験片は、前記のショア硬度Dの測
定に使用したものと同一の条件で作製した。これを用い
て、曲折率の測定を行った。
(吸水率(%)の測定:硬化皮膜を水に浸け、23℃で24
時間放置し、重量変化を測定した。
(発明の効果) 本発明の新規なウレタン(メタ)アクリレート混合物
を用いる樹脂組成物及び光ファイバ用コーティング剤
は、硬化速度が速く、得られた樹脂被膜は透明で、屈折
率が低く、吸水率が小さく、硬度が大きく、光伝送用光
学ファイバのクラッド材に適する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 6/00 386 G02B 6/00 386 391 391

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオ
    ロオクタン−1,8−ジオールと有機ポリイソシアネート
    とヒドロキシル基含有アクリレートとの反応物であるウ
    レタンアクリレート混合物(A)と 一般式[I] (但し、式[I]中a及びbは、各々1又は2であ
    る。) で表されるアクリル酸エステル(B)を含有することを
    特徴とする樹脂組成物。
  2. 【請求項2】1H,1H,2H,2H,7H,7H,8H,8H−オクタフルオ
    ロオクタン−1,8−ジオールと有機ポリイソシアネート
    とヒドロキシル基含有アクリレートとの反応物であるウ
    レタンアクリレート混合物(A)と一般式[I] (但し、式[I]中a及びbは、各々1又は2であ
    る。) で表されるアクリル酸エステル(B)を含有することを
    特徴とする光ファイバ用コーティング剤。
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