JPH11292942A - 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物 - Google Patents

樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Info

Publication number
JPH11292942A
JPH11292942A JP10094812A JP9481298A JPH11292942A JP H11292942 A JPH11292942 A JP H11292942A JP 10094812 A JP10094812 A JP 10094812A JP 9481298 A JP9481298 A JP 9481298A JP H11292942 A JPH11292942 A JP H11292942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylate
resin composition
meth
cured product
refractive index
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10094812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3963239B2 (ja
Inventor
Kenji Nakayama
建二 中山
Tetsuya Abe
哲也 安倍
Ritsuko Shidara
律子 設楽
Minoru Yokoshima
実 横島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP09481298A priority Critical patent/JP3963239B2/ja
Publication of JPH11292942A publication Critical patent/JPH11292942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3963239B2 publication Critical patent/JP3963239B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】硬化物が高屈折率で復元性、耐擦傷性、密着性
に優れた樹脂組成物及びその硬化物を提供する。 【解決手段】ポリエステルジオール(a)とビスフェノ
ールAポリアルコキシジオール(b)との混合物と有機
ジイソシアネート(c)と水酸基含有モノ(メタ)アク
リレート(d)の反応物であるウレタン(メタ)アクリ
レート(A)と反応性単量体(B)及び光重合開始剤
(C)を含有することを特徴とする樹脂組成物及びその
硬化物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線硬化性樹脂
組成物に関する。更に詳しくは、TFT用フレネルレン
ズシート、プロジェクションテレビ用フレネルレンズ、
レンチキュラーレンズ等のシート状レンズに特に適する
レンズ用樹脂組成物及びその硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレンズは、プレス法、キ
ャスト法等の方法により成形されていた。前者のプレス
法は、加熱、加圧、冷却のサイクルで製造するため生産
性が悪かった。又、後者のキャスト法は、金型にモノマ
ーを流し込んで重合するため、製作時間が長くかかると
ともに金型が多数個必要なために、最近ではレンズ型と
透明樹脂基材(例えばポリカーボネート、ポリエステ
ル、アクリル、スチレン、あるいはこれらの樹脂とゴム
との混合基材等)との間にレンズ部形成用の紫外線硬化
性樹脂液を介在させる方法が種々提案されている(例え
ば、特開昭61−177215、特開昭61−2487
07、特開昭61−248708、特開昭63−163
330、特開昭63−167301、特開昭63−19
9302、特開昭64−6935等を参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プロジェクションテレ
ビ用のフレネルレンズに要求される性能は、高屈折率
で、復元性、耐擦傷性が優れていること、又、前記、透
明樹脂基材との密着性が良好なこと等、要求項目が多い
が全てを満足できていないのが現状であり、より満足で
きる樹脂組成物を提供することが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明者らは鋭意研究の結果、紫外線による硬化が
速く、樹脂基材に対して密着性に優れ、又その硬化物が
脱型性、復元性、耐擦傷性に優れ、高屈折率である樹脂
組成物を見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本
発明は、(1)ポリエステルジオール(a)とビスフェ
ノールAポリアルコキシジオール(b)との混合物と有
機ジイソシアネート(c)と水酸基含有モノ(メタ)ア
クリレート(d)の反応物であるウレタン(メタ)アク
リレート(A)と反応性単量体(B)及び光重合開始剤
(C)を含有することを特徴とする樹脂組成物、(2)
レンズ用樹脂組成物である(1)記載の樹脂組成物、
(3)(1)又は(2)記載の樹脂組成物の硬化物、
(4)屈折率(25℃)が1.545以上である(3)
記載の硬化物、(5)基材上に(3)又は(4)記載の
硬化物層を有するシート、(6)硬化物層がレンズ層で
ある(5)のシート、に関する。
【0005】本発明では、ウレタン(メタ)アクリレー
ト(A)を使用する。このアクリレート(A)は、ポリ
エステルジオール(a)とビスフェノールAポリアルコ
キシジオール(b)との混合物と有機ジイソシアネート
(c)と水酸基含有モノ(メタ)アクリレート(d)を
反応することより得ることができる。反応方法の代表的
なものとしては、(a)成分と(b)成分の混合物と
(c)成分を反応させ(ウレタン化反応)、次いで
(d)成分を反応させる((メタ)アクリレート化反
応)方法を挙げることができる。
【0006】前記、(a)及び(b)成分の混合割合
(重量)は、(a)+(b)を100とした場合、(a):
(b)=20〜80:80〜20が好ましく、特に好ま
しくは(a):(b)=30〜70:70〜30であ
る。(a)成分及び(b)成分の混合物の水酸基1当量
に対して(c)成分のイソシアネート基の1.1〜2.
0当量をウレタン化反応させるのが好ましい。特に好ま
しくは、1.5〜2.0当量である。このウレタン化反
応は、当業者に公知の手順において行うことができる。
このウレタン化反応温度は、通常、常温〜100℃、好
ましくは50〜85℃である。そして、次に(メタ)ア
クリレート化反応においては、前記ウレタン化反応で得
られた末端イソシアネート基を有する化合物のイソシア
ネート基の1当量に対して(d)成分の水酸基の0.9
〜1.5当量を反応させるのが好ましく、特に好ましく
は1.0〜1.1当量である。この反応には、反応中の
ラジカル重合によるゲル化を防ぐ為に反応混合物に通常
50〜2000ppmのハイドロキノン、ハイドロキノ
ンモノメチルエーテル、p−メトキシフェノール、p−
ベンゾキノン等の重合禁止剤を添加しておくことが好ま
しい。又、このアクリレート化反応温度は、通常、常温
〜100℃、好ましくは、50〜85℃である。かかる
イソシアネート基と水酸基との反応は、無触媒で進行す
るが、例えば、トリエチルアミン、ジブチルスズジラウ
リレート、ジブチルスズジアセテート等の慣用の触媒を
使用することが好ましい。
【0007】(a)成分としては、例えば二塩基酸又は
その無水物とジオール化合物を反応することにより得ら
れるポリエステルジオール(a)を挙げることができ
る。好ましい分子量としては300〜5000、特に好
ましくは、700〜3000である。二塩基酸として
は、例えばマレイン酸、コハク酸、アジピン酸等の脂肪
族二塩基酸やフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等
の芳香族二塩基酸を挙げることができる。ジオール化合
物としては、例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリ
コール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,
5−ペンタンジオール、2−エチル−2−ブチル−1,
3−プロパンジオール等の脂肪族ジオール化合物や、
1,4−ジメチロールベンゼン等の芳香族ジオール化合
物等を挙げることができる
【0008】(b)成分としては、例えばビスフェノー
ルAジエトキシジオール、ビスフェノールAテトラエト
キシジオール、ビスフェノールAポリエトキシジオー
ル、ビスフェノールAジプロポキシジオール、ビスフェ
ノールAテトラプロポキシジオール、ビスフェノールA
ポリプロポキシジオール、ビスフェノールAジブトキシ
ジオール、ビスフェノールAテトラブトキシジオール、
ビスフェノールAポリブトキシジオール等を挙げること
ができる。好ましい分子量としては200〜2000で
あり、特に好ましくは300〜1000である。
【0009】有機ジイソシアネート(c)としては、例
えばトリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネート等を挙げることができる。
【0010】水酸基含有モノ(メタ)アクリレート
(d)の具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、ポリ(重合度:平均値としてn=3〜10)エチレ
ングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリ(重合
度:平均値としてn=3〜10)プロピレングリコール
モノ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェ
ニルオキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシ−3−(o−フェニルフェニルオキシ)プロピル
(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
【0011】反応性単量体(B)としては、例えば2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル
(メタ)アクリレート、フェノキシエチルオキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェニル
オキシプロピル(メタ)アクリレート、o−フェニルフ
ェニルオキシエチル(メタ)アクリレート、ジエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAポリ
(重合度:平均値としてn=2〜15)エトキシジ(メ
タ)アクリレート、アクリロイルモルホリン、トリブロ
モフェニルオキシエチル(メタ)アクリレート、トリブ
ロモベンジル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メ
チルスチレン等を挙げることができる。好ましい反応性
単量体としては、例えばフェニルオキシエチルアクリレ
ート、o−フェニルフェニルオキシエチルアクリレー
ト、トリブロモフェニルオキシエチルアクリレート等の
屈折率の高いアクリレート類や、ポリエチレングリコー
ルジアクリレート、ビスフェノールAポリエトキシジア
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
等の密着性が向上するアクリレート類を挙げることがで
きる。
【0012】光重合開始剤(C)としては、例えば1−
ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、フェニル−
2−ヒドロキシ−2−プロピルケトン、2,4,6−ト
リメチルベンゾイル−ジフェニルホスフィンオキサイ
ド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,
4−トリメチルペンチルホスフィンオキサイド、メチル
ベンゾイルホルメート等を挙げることができる。
【0013】本発明の樹脂組成物中の(A)、(B)及
び(C)成分の使用割合としては、(A)〜(C)成分
の総量100重量部とした場合、(A)成分は10〜6
0重量%が好ましく、特に好ましくは、20〜50重量
%である。(B)成分は、30〜85重量%が好まし
く、特に好ましくは40〜75重量%である。(c)成
分は、0.5〜15重量%が好ましく、特に好ましくは
1〜5重量%である。
【0014】本発明の樹脂組成物は、前記各成分以外
に、(A)成分以外のウレタン(メタ)アクリレート、
ビスフェノールA型エポキシ(メタ)アクリレートを使
用することもできる。更に、消泡剤、レベリング剤、酸
化防止剤、可塑剤、離型剤、重合禁止剤、光安定剤、非
反応性高分子樹脂(例えば、ポリエステルエラストマ
ー、ポリウレタンエラストマー、アクリルポリマー等)
等も併用することもできる。
【0015】本発明の樹脂組成物は、前記(A)、
(B)及び(C)成分を、必要に応じ他の成分を添加
し、溶触、混合し、通常は液状組成物として得ることが
できる。その液状組成物の粘度は500〜10000c
ps(25℃)程度が好ましい。
【0016】本発明の硬化物は、常法に従い、上記の本
発明の樹脂組成物に紫外線を照射することにより得るこ
とができる。この硬化物は、透明性が良好で、高い屈折
率を有する。屈折率は、例えば25℃で1.545以上
が好ましい。
【0017】本発明のシートは、透明樹脂基板上に上記
の本発明の樹脂組成物の硬化物層を設けたものである。
硬化物層の厚さは、10〜300μm程度が好ましい。
透明樹脂板の材質としては、例えばポリカーボネート樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリ
ル樹脂、またはこれらの混合樹脂等があげられる。溶
触、混合して得ることができる。
【0018】本発明のシートにおいて、硬化物層をレン
ズ形状にすると、シート状レンズが得られる。このシー
ト状レンズの製造方法は、例えば、フレネルレンズ形状
を有する成形型に樹脂組成物を塗布し、該樹脂組成物の
層を設け、その層の上に透明樹脂基板を接着させ、次い
でその状態で該透明樹脂基板側から高圧水銀灯などによ
り、紫外線を照射して該樹脂組成物を硬化させた後、該
成形型から離型する。この様にして通常屈折率(25
℃)が1.545以上を有してフレネルレンズが得られ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明が下記、実施例に限定されるものでない
ことはもとよりである。 合成例1(ウレタン(メタ)アクリレート(A)の合成
例) ポリエステルジオール(3−メチル−1,5−ペンタン
ジオールアジペート、平均分子量2000)800g、
ビスフェノールAテトラプロポキシジオール(平均分子
量460)920g、トリレンジイソシアネート62
6.4gを仕込み、85℃で約15時間、イソシアネー
ト基の濃度が約5.0%になるまで反応し、次いで2−
ヒドロキシエチルアクリレート292.3gとフェノキ
シエチルアクリレート723gとメトキノン1.7gを
仕込み、85℃で約10時間、イソシアネート基の濃度
が0.3%以下になるまで反応し、ウレタンアクリレー
ト(A−1)を得た。得られた生成物の屈折率(25
℃)は、1.539であった。
【0020】合成例2(比較例のためのウレタンアクリ
レートの合成例1) ポリエステルジオール(3−メチル−1,5−ペンタン
ジオールアジペート、平均分子量2000)4000
g、トリレンジイソシアネート522gを仕込み、85
℃で約15時間、イソシアネート基の濃度が約1.86
%になるまで反応し、次いで2−ヒドロキシエチルアク
リレート243.6gとメトキノン2.3gを仕込み、
85℃で約10時間、イソシアネート基の濃度が0.3
%以下になるまで反応しウレタンアクリレートを得た。
得られた生成物の屈折率(25℃)は、1.495であ
った。
【0021】合成例3(比較例のためのウレタンアクリ
レートの合成例2) ビスフェノールAテトラプロポキシジオール(平均分子
量460)920g、トリレンジイソシアネート522
gを仕込み、85℃で約15時間、イソシアネート基の
濃度が約5.8%になるまで反応し、次いで2−ヒドロ
キシエチルアクリレート243.6gとフェノキシエチ
ルアクリレート723gとメトキノン1.2gを仕込み
85℃で約10時間、イソシアネート基の濃度が0.3
%以下になるまで反応し、ウレタンアクリレートを得
た。得られた生成物の屈折率(25℃)は1.550で
あった。
【0022】実施例1,2、比較例1 表1に示すような組成(数値は重量部を示す。)の樹脂
組成物をフレネルレンズ金型の上に塗布し、その上に透
明なメタクリル樹脂系基板を接着させて、紫外線を照射
して硬化させ、金型から離型しフレネルレンズを得、各
種評価を行った。評価は以下の方法で行った。
【0023】(1)離型性:硬化した樹脂を金型より離
型させる時の難易。 ○・・・・金型から離型性が良好 △・・・・離型がやや困難 ×・・・・離型が困難あるいは型のこりがある (2)復元性:硬化した樹脂層の、金型より離型した面
に直径10mmの金属丸棒の跡が完全に消失するまでの
時間を測定した。 ◎・・・・瞬時に消失した。 ○・・・・60秒以内に消失した。 △・・・・1〜60分の間に消失した。 ×・・・・消失に60分以上要した。
【0024】(3)耐擦傷性:硬化した樹脂層の、金型
より離型した面にメタクリル樹脂系基板(幅100m
m、長さ100mm、厚さ2.5mm)を縦に強く押し
つけながら約100mmの間隔を1往復、約1秒のスピ
ードで10往復させた後、面についた傷を観察した。 ◎・・・・傷がまったく認められない。 ○・・・・スジ状の傷が数本認められる。 △・・・・部分的に帯状の傷が認められる。 ×・・・・全面的に帯状の傷が認められる。
【0025】(4)密着性:透明メタクリル樹脂基板上
に樹脂組成物を膜厚200μm、幅20mm、長さ15
0mmに塗布し、次いで高圧水銀灯(80w/cm、オ
ゾンレス)で500mj/平方センチメートル の照射
を行い硬化させ たテストピースを作成し、剥離強度の
測定を行った。(剥離強度の測定法:引張試験機でメタ
クリル樹脂系基板上の硬化した樹脂膜の90℃剥離強度
を測定した(剥離スピード100mm/分) 。) ◎・・・・剥離強度 2kg/cm以上 ○・・・・剥離強度 1〜2kg/cm △・・・・剥離強度 0.5〜1kg/cm ×・・・・剥離強度 0.5kg/cm以下 (5)屈折率:硬化した樹脂の屈折率(25℃)を測定
した。
【0026】
【表1】 表1 実施例 比較例 1 1 2 合成例1で得たウレタンアクリレート(A−1) 50 合成例2で得たウレタンアクリレート 10 合成例3で得たウレタンアクリレート 40 50 フェノキシエチルアクリレート 31.5 31.5 31.5 ビスフェノールAポリ(n=10)エトキシ アクリレート 12.0 12.0 12.0 1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 6.5 6.5 6.5 フェニル−2−ヒドロキシ−2−プロピルケトン 3 3 3 ──────────────────────────────────── 離型性 ○ △ × 復元性 ○ ○ △ 耐擦傷性 ◎ △ × 密着性 ◎ ○ ○ 屈折率 1.547 1.546 1.549
【0027】表1の評価結果から、本発明の樹脂組成物
の硬化物は、高屈折率で復元性、耐擦傷性、密着性、離
型性に優れている。
【0028】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物の硬化物は、高屈折
率で復元性、耐擦傷性、密着性、離型性に優れている。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステルジオール(a)とビスフェノ
    ールAポリアルコキシジオール(b)との混合物と有機
    ジイソシアネート(c)と水酸基含有モノ(メタ)アク
    リレート(d)の反応物であるウレタン(メタ)アクリ
    レート(A)、反応性単量体(B)及び光重合開始剤
    (C)を含有することを特徴とする樹脂組成物。
  2. 【請求項2】レンズ用樹脂組成物である請求項1記載の
    樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の樹脂組成物の硬化
    物。
  4. 【請求項4】屈折率(25℃)が1.545以上である
    請求項3記載の硬化物。
  5. 【請求項5】基材上に請求項3又は4記載の硬化物層を
    有するシート。
  6. 【請求項6】硬化物層がレンズ層である請求項5のシー
    ト。
JP09481298A 1998-04-07 1998-04-07 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物 Expired - Fee Related JP3963239B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09481298A JP3963239B2 (ja) 1998-04-07 1998-04-07 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09481298A JP3963239B2 (ja) 1998-04-07 1998-04-07 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11292942A true JPH11292942A (ja) 1999-10-26
JP3963239B2 JP3963239B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=14120477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09481298A Expired - Fee Related JP3963239B2 (ja) 1998-04-07 1998-04-07 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3963239B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006049296A1 (ja) * 2004-11-08 2006-05-11 Mitsubishi Chemical Corporation 放射線硬化性組成物及びその硬化物、並びにその積層体
JP2006152289A (ja) * 2004-11-08 2006-06-15 Mitsubishi Chemicals Corp 放射線硬化性組成物及びその硬化物、並びにその積層体
CN102112306A (zh) * 2008-07-28 2011-06-29 株式会社普利司通 功能性面板

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006049296A1 (ja) * 2004-11-08 2006-05-11 Mitsubishi Chemical Corporation 放射線硬化性組成物及びその硬化物、並びにその積層体
JP2006152289A (ja) * 2004-11-08 2006-06-15 Mitsubishi Chemicals Corp 放射線硬化性組成物及びその硬化物、並びにその積層体
CN102112306A (zh) * 2008-07-28 2011-06-29 株式会社普利司通 功能性面板

Also Published As

Publication number Publication date
JP3963239B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4678726B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP5083830B2 (ja) 光学レンズシート用エネルギー線硬化型樹脂組成物及び光学レンズシート
JPH10324726A (ja) 光学材料用樹脂組成物及びその硬化物
JP3788858B2 (ja) レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3969513B2 (ja) (メタ)アクリル酸エステル、樹脂組成物及びその硬化物
JPH11292942A (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP5328003B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH08259648A (ja) レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP2000319336A (ja) (メタ)アクリル酸エステル、樹脂組成物及びその硬化物
JPH05310871A (ja) 透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP3775544B2 (ja) 樹脂組成物、その硬化物及びシート状レンズ
JP4812069B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH05255464A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP2000063447A (ja) 樹脂組成物及びその硬化物
JPH11292945A (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JP3672059B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH11106456A (ja) フレネルレンズ及び透過型スクリーン
JP2002363230A (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH05320286A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JP4363804B2 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH05247156A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン紫外線硬化型樹脂組成物及びその硬化物
JPWO2008013217A1 (ja) 樹脂組成物、レンズ用樹脂組成物及びその硬化物
JPH0616754A (ja) 樹脂組成物、透過型スクリーン用樹脂組成物及びその硬化物
JPH1180293A (ja) 光学材料用樹脂組成物及びその硬化物
JP3979508B2 (ja) 樹脂組成物及びその硬化物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees