JP2657333B2 - バルブ組み付け方法および組み付け確認方法 - Google Patents

バルブ組み付け方法および組み付け確認方法

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JP2657333B2 JP3190323A JP19032391A JP2657333B2 JP 2657333 B2 JP2657333 B2 JP 2657333B2 JP 3190323 A JP3190323 A JP 3190323A JP 19032391 A JP19032391 A JP 19032391A JP 2657333 B2 JP2657333 B2 JP 2657333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプールバルブの組み
立てに際してバルブボディに穿設されたバルブ孔にスプ
ールやスプリングを組み付ける方法、および前記スプー
ルやスプリングの組み付け状態を確認する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用自動変速機のセカンダ
リバルブには複数のスプールバルブが設けられるが、そ
れらスプールバルブのスプールとバルブ孔とのクリアラ
ンスは極めて小さく設定されているため、そのスプール
をバルブ孔に挿入する組み付け作業を自動化することは
困難である。かかるバルブの自動組み付け装置として、
マガジンあるいはガイド部材の内部に保持したスプール
の一端をバルブボディに開口するバルブ孔に対向させ、
そのバルブボディに振動を与えることにより前記スプー
ルを重力でマガジンあるいはガイド部材からバルブ孔に
嵌合させるものが知られている(例えば、特開昭60−
123231号公報、特開平3−26432号公報、特
開平2−212034号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものは、バルブボディ全体を振動させる機構が必要と
なるため、装置全体の構造が複雑化かつ大型化して設備
コストが嵩む問題があるばかりか、スプールの装着に先
立って長短のスプリングを装着するものにあっては、ス
プリングとの干渉によってスプールの装着が阻害される
可能性がある。
【0004】また、寸法が異なる複数種類のスプールお
よびスプリングを順次組み付ける場合には、誤組みを防
止するための組み付け確認作業が必須であるが、従来か
かる確認作業は作業員の目視に頼らざるを得ず、その自
動化が望まれていた。
【0005】更に組付途中でスプールがスプール自体の
傷やバリ等に因りバルブボディのバルブ孔底部で噛込み
を生じた場合には、バルブ孔をキャップで塞ぐ前に的確
に検知できるようにすることが望ましい。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、種々の状況におけるスプール等の組み付け作業を確
実且つ容易に行い得るバルブの組み付け方法、および組
み付けられたスプール等の組み付け確認方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、バルブボディに形成した、ポー
トを有するバルブ孔に該バルブ孔の深さよりも長いスプ
リングを装着し、続いて前記バルブ孔にスプール把持
手段にクランプしたスプールを挿入する際に、そのスプ
ールの内孔に前記スプリングの上端を嵌合させるバルブ
組み付け方法であって、バルブ孔に装着したスプリング
対しバルブ孔のポートを通して横向きの外力を加え
、該スプリングをバルブ孔の一方の内側面に押付けた
直立状態に位置決めする工程と、スプール把持手段にク
ランプしたスプールの内孔を、前記直立状態に位置決め
したスプリングの上端に嵌合させる工程と、スプール把
持手段にクランプしたスプールをバルブ孔の直上に移動
させる工程と、前記スプール把持手段をアンクランプし
てスプールの下端をバルブ孔に嵌合させる工程とを備え
たことを特徴とし、また請求項2の発明は、バルブボデ
ィに形成した、複数のポートを有するバルブ孔に該バル
ブ孔の深さよりも短いスプリングを装着し、続いて前記
バルブ孔にスプールを装着する際、そのスプールの内孔
に前記スプリングの上端を嵌合させるバルブ組み付け方
法であって、バルブ孔の一部のポートから該バルブ孔の
内部に支持部材を挿入する工程と、バルブ孔にスプリン
グを装着し、そのスプリングの上端がバルブ孔から上方
に突出するように該スプリングの下端を前記支持部材に
支持させる工程と、バルブ孔に装着したスプリングに
しバルブ孔の他のポートを通して横向きの外力を加え
、該スプリングをバルブ孔の一方の内側面に押付けた
直立状態に位置決めする工程と、スプール把持手段にク
ランプしたスプールの内孔を、前記直立状態に位置決め
したスプリングの上端に嵌合させる工程と、スプール把
持手段にクランプしたスプールをバルブ孔の直上に位置
させる工程と、前記スプール把持手段をアンクランプし
てスプールの下端をバルブ孔に嵌合させる工程と、前記
支持部材をバルブ孔の前記一部のポートから引き抜く工
程とを備えたことを特徴とし、更に請求項3の発明は、
請求項1又は2の発明の特徴に加えて、前記スプール把
持手段をアンクランプしてスプールの下端をバルブ孔に
嵌合させる工程が、前記スプール把持手段のアンクラン
によりスプールをバルブ孔に向けて落下させる工程
と、スプール把持手段のクランプとアンクランプを複数
回繰り返してバルブ孔に引っ掛かったスプールの位置を
修正する工程とを含むことを特徴とする。
【0008】更にまた請求項4の発明は、バルブボディ
に形成したポートを有するバルブ孔にスプリングとス
プールを順次装着し、続いて前記バルブ孔にキャップを
装着するバルブ組み付け方法であって、バルブ孔に装着
したスプールを押圧部材で押圧し、スプリングを圧縮し
ながらバルブ孔の内部に押し込む工程と、その押し込ま
れた前記スプールをスプリングの弾発力に抗してバルブ
孔内部の所定押込位置に保持すべく、バルブ孔のポート
から係止部材を挿入して前記スプールをバルブ孔の内部
に係止する工程と、スプールを前記所定押込位置に保持
した状態で、キャップをバルブ孔に装着する工程と、前
記係止部材をバルブ孔のポートから引き抜く工程とを備
えたことを特徴とし、また請求項5の発明は、バルブボ
ディに形成したバルブ孔に、作動時のショックを吸収す
るための環状スリーブを上端に首振り自在に嵌装した
プールを挿入し、そのスリーブを前記バルブ孔に嵌合さ
せるバルブ組み付け方法であって、バルブ孔にスプール
を、前記スリーブの下端がバルブ孔の入口に引っ掛かる
まで挿入する工程と、スリーブホルダをスリーブの上端
に当接させて該スリーブの傾きを水平に復元させる工程
と、その水平となったスリーブをバルブ孔に嵌合させる
べく前記スリーブホルダを前後左右に微少振動させる
程とを備えたことを特徴とする。
【0009】更にまた請求項6の発明は、バルブボディ
に形成したバルブ孔にスプリングとスプールを順次装着
した後、そのバルブ孔の入口をキャップで塞ぐ前に、
記スプリングが規定長のものであるかを確認するバルブ
組み付け確認方法であって、バルブ孔に装着したスプー
ルを押圧可能な押圧部材を該スプールに向かって下降さ
せて、その下降動作を、前記スプリングの規定長に応じ
て決定される所定確認位置で停止させ、その確認位置の
押圧部材がスプールを介してスプリングから受ける圧縮
反力の有無あるいは大小により該スプリングの長さを確
認することを特徴とし、また請求項7の発明は、バルブ
ボディに形成したバルブ孔にスプリングとスプールを順
次装着した後、そのバルブ孔の入口をキャップで塞ぐ前
に、前記スプールとバルブ孔の底部との噛み込みの有無
を確認するバルブ組み付け確認方法であって、スプール
を押圧部材でバルブ孔の底部に一旦押し込んだ後に該押
圧部材を僅かに後退させ、その後退の際に押圧部材がス
プールを介してスプリングから受ける圧縮反力の変化に
より前記スプールのバルブ孔底部での噛み込みの有無
確認することを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1に示すように、自動車用自動変速機の
セカンダリバルブは複数個(実施例では6個)のスプー
ルバルブから構成され、各スプールバルブはバルブボデ
ィ1に穿設したバルブ孔2に順不同に挿入されるスプー
ル3とスプリング4、および最後に前記スプール3とス
プリング4に抜け止めを施すために挿入されるキャップ
5から構成される。
【0012】図2〜図4は上述のセカンダリバルブの組
み立てラインを示すもので、図2はその概略平面図、図
3は図2の3−3線矢視図、図4は図3の4方向矢視図
である。
【0013】同図から明らかなように、コンベア7に沿
って前記6個のスプールバルブを組み付けるための6つ
の組み付けステーションS1 〜S6 が設けられ、その第
3と第4の組み付けステーションS3 ,S4 の間には前
記バルブボディ1を反転するための反転ステーションS
0 が設けられる。したがって、第1〜第3の組み付けス
テーションS1 〜S3 でバルブボディ1の片面に3個の
スプールバルブの組み付けを行った後、反転ステーショ
ンS0 でバルブボディ1を180°反転し、続いて第4
〜第6の組み付けステーションS4 〜S6 でバルブボデ
ィ1の反対面に残りの3個のスプールバルブの組み付け
を行う。
【0014】バルブボディ1を支持してコンベア7によ
り搬送されるパレット8には、各組み付けステーション
1 〜S6 において組み付けられる6個のスプリング4
を保持するスプリングカセッタ9が一体に設けられ、そ
のスプリングカセッタ9には第1の組み付けステーショ
ンS1 の上流において予めスプリング4がセットされ
る。
【0015】第1の組み付けステーションS1 の側部に
は支柱10を介して基台11が水平に架設され、その基
台11に敷設した2本のガイドレール12にスライドガ
イド13を介して下部スライドベース14が摺動自在に
支持される。下部スライドベース14の下面に固設した
ナット部材15にはモータ16により回転駆動されるボ
ールねじ17が噛合し、これにより前記下部スライドベ
ース14はX軸方向に往復駆動される。下部スライドベ
ース14の上面に敷設した2本のガイドレール18には
スライドガイド19を介して上部スライドベース20が
摺動自在に支持され、その上部スライドベース20はナ
ット部材21に噛合するボールねじ22をモータ23で
回転駆動することによりY軸方向に往復駆動される。
【0016】上部スライドベース20の下部にはシリン
ダ24によりZ軸方向に昇降駆動されるタレット機構2
5が設けられる。タレット機構25は回転自在なロータ
26の周囲にキャップ把持手段27、組付確認手段2
8、スプリング把持手段29、およびスプール把持手段
30を備え、それらの回転位置はモータ32によりイン
デックスされる。
【0017】コンベア7の側部には部品の載置台33が
設けられ、その上面には前記スプール3とキャップ5が
支持される。
【0018】尚、他の5つの組み付けステーションS2
〜S6 の構造は前述の第1の組み付けステーションS1
の構造と実質的に同一であるため、その重複する説明は
省略する。
【0019】図5はタレット機構25に設けられた組付
確認手段28を示すもので、その組付確認手段28はベ
ース部材34に突設した一対のブラケット341 ,34
2 に上下摺動自在に支持したアウタシャフト35と、そ
のアウタシャフト35の内部に上下摺動自在に支持した
インナシャフト36を備える。アウタシャフト35に設
けたバネ座を兼ねる検出ドグ37とベース部材34のブ
ラケット342 との間にはスプリング38が縮設され、
該スプリング38の弾発力によってアウタシャフト35
はその上端のストッパ351 がブラケット341 の上面
に当接する下限位置に向けて付勢される。
【0020】一方、前記インナシャフト36に設けたば
ね座361 とアウタシャフト35のストッパ351 との
間には前記スプリング38よりもバネ定数が小さいスプ
リング39が縮設され、該スプリング39の弾発力によ
ってインナシャフト36はそのばね座361 がアウタシ
ャフト35の段部352 に当接する下限位置に向けて付
勢される。アウタシャフト35から下方に突出するイン
ナシャフト36の下端には検出ボス40が設けられると
ともに、アウタシャフト35から上方に突出するインナ
シャフト36の上端には検出ドグ41が設けられる。一
対のブラケット341 ,342 に固定した支持部材42
の上下両端には前記検出ドグ41により作動する第1セ
ンサ43と検出ドグ37により作動する第2センサ44
が設けられる。
【0021】検出ボス40に外力が加わっていないと
き、両検出ドグ41,37はそれぞれ第1および第2セ
ンサ43,44から下方に離間しており、両センサ4
3,44はOFF状態にある。検出ボス40に上向きの
押圧力が加わると、先ずバネ定数が小さいスプリング3
9が圧縮されてインナシャフト36のみが上昇し、検出
ドグ41により第1センサ43がONする。検出ボス4
0が更に上昇してアウタシャフト35の下端に当接する
と、該アウタシャフト35はバネ定数が大きいスプリン
グ38を圧縮しながらインナシャフト36と共に上昇
し、検出ドグ37により第2センサ44がONする。
【0022】図6は作動時のショックを吸収するための
スリーブ45を備えたスプール3を示すもので、そのス
プール3の上端に軸方向移動自在かつ首振り自在に嵌合
する筒状のスリーブ45は、スプリング46で外向きに
弾発付勢されたボール47により支持される。スリーブ
45の中央部には環状突起451 が内向きに形成され、
ボール47が環状突起451 を乗り越えることによりス
リーブ45はスプール3に対して相対移動することがで
きる。
【0023】図7は上記スリーブ45付きのスプール3
を装着するための組付確認手段28を示すもので、この
組付確認手段28は図5に示すものが更にスリーブホル
ダ48を備えた点に特徴を有している。すなわち、スリ
ーブホルダ48は検出ボス40の外周を覆う環状の部材
であって、アウタシャフト35の下部に軸方向摺動自在
に支持され、スプリング49により下向きに付勢され
る。スプリング49が伸長した図示の状態においてスリ
ーブホルダ48の下端は検出ボス40の下端よりも僅か
に高い位置に保持される。
【0024】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0025】コンベア7の上流端においてパレット8上
にバルブボディ1を載置するとともに、そのパレット8
に設けたスプリングカセッタ9に6本のスプリング4を
装着する。パレット8がいずれかの組み付けステーショ
ンに達して位置決めされると、そこで対応するスプール
バルブの組み付けが行われる。上記スプールバルブはバ
ルブボディ1のバルブ孔2にスプリング4、スプール
3、およびキャップ5の順に装着されるものであり、前
記スプリング4の長さは比較的長く、バルブ孔2に装着
した状態でその上端が該バルブ孔2の入口端から外部に
突出するものとする。
【0026】先ず、モータ32でタレット機構25のス
プリング把持手段29を下向き位置にインデックスする
とともに、モータ16で下部スライドベース14をX軸
方向に、モータ23で上部スライドベース20をY軸方
向に、更にシリンダ24でタレット機構25をZ軸方向
に移動させることにより、スプリング把持手段29にス
プリングカセッタ9に保持した所定のスプリング4を把
持させる。続いて、スプリング把持手段29をバルブボ
ディ1の上部に移動させてアンクランプすることによ
り、スプリング4を所定のバルブ孔2の内部に落下させ
る。このとき、スプリング4がバルブ孔2の内部で傾い
た状態となるため、図8(X)に示すようにバルブ孔2
に対してスプール3を挿入しようとしても、前記スプリ
ング4の上端をスプール3の内孔31 に正しく挿入する
ことができない場合がある。このために本実施例では以
下のような手順でスプール3が装着される。
【0027】すなわち、スプール把持手段30を下向き
位置になるようにインデックスした後、タレット機構2
5を載置台33の上部に移動させてスプール把持手段3
0にスプール3をクランプさせる。タレット機構25を
バルブボディ1の上部に移動させてスプール3をスプリ
ング4の上方に対向させたとき、前記スプリング4は前
述のように傾斜した状態にあるため、図8(A)に示す
ようにバルブ孔2の内部に連通する2個のポートの何れ
か一方のポート21 からノズル50を挿入してスプリン
グ4にエアーを吹き付け、そのエア圧による横向きの外
力により、前記スプリング4をバルブ孔2の一方の内側
に押し付けて直立させる。この様にしてスプリング4
を一定の位置に直立状態に位置決めした後、スプール把
持手段30により把持したスプール3をスプリング4の
直上の実線位置から鎖線位置へ下降させ、その内孔31
にスプリング4の上端を挿入する。
【0028】続いて、図8(B)に示すようにスプール
把持手段30を水平に移動させ、そのスプール3の下端
をバルブボディ1のバルブ孔2の直上0.5〜1mmの
高さに対向させる。この状態から、図8(C)に示すよ
うにスプール把持手段30をアンクランプすると、スプ
ール3はバルブ孔2に向かって落下する。しかしなが
ら、スプール3とバルブ孔2間のクリランスは極めて小
さく設定されているため、大多数の場合においてスプー
ル3はバルブ孔2にスムーズに挿入されず、図8(D)
に示すようにバルブ孔2の入口に引っ掛った状態とな
る。
【0029】この状態から、スプール把持手段30のク
ランプおよびアンクランプを複数回繰り返すと、図8
(E)に示すようにスプール3は前後左右に微動して前
記引っ掛かりが解消し、スプール3の下端はバルブ孔2
の入口に嵌合する。而して、スプール3がバルブ孔2に
嵌合すると、把持手段30をアンクランプした際に、図
8(F)に示すようにスプール3はバルブ孔2の内部に
自重で挿入される。
【0030】尚、最初にスプール3を落下させた際に該
スプール3がバルブ孔2にうまく嵌合する場合もある
が、この場合にも前記スプール把持手段30のクランプ
およびアンクランプは実行される。またノズル50をポ
ート21 からバルブ孔2に挿入する代わりに、ノズル5
0を上方からバルブ孔2に挿入しても良い。
【0031】図9は他の組付ステーションにおいて、バ
ルブ孔2の深さよりも短いスプリング4を挿入した後に
スプール3を挿入する手順を示すものである。この場
合、バルブ孔2に装着したスプリング4が該バルブ孔2
に内部で倒れるため、図9(X)に示すように後から挿
入するスプール3の内孔31 をスプリング4の上端に嵌
合させることができない場合がある。このために本実施
例では以下のような手順でスプール3が装着される。
【0032】すなわち、図9(A)に示すようにバルブ
孔2のポート22 ,23 に予め支持ロッド511 ,51
2 を挿入しておき、この状態からスプリング把持手段2
9によりバルブ孔2にスプリング4を装着する。このと
きスプリング4の長さがバルブ孔2の深さよりも短くて
も、スプリング4の下端が支持ロッド511 に当接する
ことにより該スプリング4の上端はバルブ孔2から外部
に突出する。
【0033】続いて、図9(B)に示すように、ポート
1 から押圧ロッド52を挿入し、そのロッド52より
前記スプリング4に加えられる横向きの外力によって
スプリング4をバルブ孔2の一方の内側面に押し付けて
位置決めする。この状態から前述と同様にスプール把持
手段30に把持したスプール3の内孔31 をスプリング
4の上端に嵌合させ、図9(C)に示すようにバルブ孔
2の直上に移動させる。次に、図9(D)に示すように
スプール把持手段30を下降させた後、前記支持ロッド
511 を引き抜いてスプリング4を落下させると、図9
(E)に示すようにスプリング4の下端がポート23
挿入した支持ロッド512 に支持される。このときスプ
リング4の上端がスプール3の内孔31 から抜けないよ
うに、図9(D)におけるスプール3の下降移動量が予
め設定される。
【0034】続いて、図9(F)に示すようにスプール
把持手段30をバルブ孔2に向けて更に挿入させる。こ
のとき、スプール3がバルブ孔2に引っ掛かるのを防止
すべく、図8(D)で説明したスプール把持手段30の
クランプとアンクランプの繰り返しが行われる。次に、
図9(G)に示すように支持ロッド512 を引き抜いて
スプリング4をバルブ孔2の底まで落下させた後、図9
(H)に示すようにスプール把持手段30をアンクラン
プしてスプール3の組み付けを終了する。
【0035】図10はバルブ孔2に装着したスプール3
とスプリング4の組み付け状態等を組付確認手段28に
より確認する作業の手順を示すものである。図10
(A)に示すように組付確認手段28が下向きになるよ
うにタレット機構25をインデックスしてバルブ孔2に
挿入したスプール3の上方に位置させ、タレット機構2
5ごと組付確認手段28を下降させて図10(B)に示
す所定確認位置で停止させる。この所定確認位置は、正
常な長さのスプリング4が装着されている場合に検出ボ
ス40がスプール3の上端に当接しない位置に予め設定
されている。したがって、誤って正常の長さよりも長い
スプリング4が装着されていると、検出ボス40がスプ
ール3の上端に当接してバネ定数の小さいスプリング3
9を圧縮しながらインナシャフト36がベース部材34
に対して上昇し、その上端の検出ドグ41によって第1
センサ43がONすることにより異常が検出される(図
5参照)。また、スプール3が傷やバリによりバルブ孔
2に引っ掛かって図10(B)の位置まで下降していな
い場合には、インナシャフト36がスプール3の上端に
当接して押し上げられることにより、アウタシャフト3
5もバネ定数の大きいスプリング38を圧縮しながら押
し上げられ、検出ドグ41により第1センサ43がON
するとともに検出ドグ37により第2センサ44もON
し、異常が検出される。
【0036】上述のようにしてスプリング4の誤装着と
スプール3の引っ掛かりが無いことが確認されると、図
10(C)に示すように組付確認手段28を更に下降さ
せ、スプール3をバルブ孔2の底部に押し付けて第1お
よび第2センサ43,44を共にONさせた後、図10
(D)に示すように組付確認手段28を僅かに上昇させ
る。すると、バルブ孔2の底部に圧縮されたスプリング
4の弾発力よりも強いアウタシャフト36のスプリング
38が伸長し、それまでONしていた第2センサ44だ
けがOFF状態になる。しかるに、スプール3がバルブ
孔2の加工不良等の理由によって該バルブ孔2の底部に
噛み込んで上昇しない場合には、スプール3の上端と組
付確認手段28の検出ボス40が離間して前記両センサ
43,44は共にOFFとなり、異常が検出される。
【0037】上述のようにしてスプール3の噛み込みが
無いことが確認されると、図10(E)に示すように組
付確認手段28を予め設定した高さまで上昇させて停止
させる。前記停止位置は図10(B)の停止位置よりも
僅かに低く、正常なスプリング4が装着されている場合
にスプール3の上端が検出ボス40を僅かに押し上げて
第1センサ43のみをONさせる位置に設定される。し
たがって、正常な長さのスプリング4よりも短いスプリ
ング4が誤って装着されている場合には、スプール3の
上端と検出ボス40が離間して前記第1センサ43はO
FF状態となる。
【0038】このようにして、長さが正常よりも長いス
プリング4あるいは短いスプリング4が誤組みされた場
合、およびスプール3がバルブ孔2の中間あるいは底部
に噛み込んだ場合を確実に識別することができる。
【0039】続いて、図10(F)に示すように組付確
認手段28を下降させてスプール3を押圧することによ
り該スプール3のグルーブ32 をポート24 に位置合わ
せし、そのポート24 から挿入した係止ロッド53を前
記グルーブ32 に係合させてスプール3をその位置(該
位置が本発明の所定押込位置に相当)に停止させる。次
に、図10(G)に示すように下向きにインデックスし
たキャップ把持手段27に把持したキャップ5をバルブ
孔2に嵌合させた後、再び組付確認手段28を下向きに
インデックスして下降させ、前記キャップ5をバルブ孔
2の段部に押し付けてカシメにより固定する。このよう
にしてキャップ5が固定されると、前記係止ロッド53
はポート24 から引き抜かれる。
【0040】図11は図6のスリーブ45を有するスプ
ール3の組み付け手順を示すもので、図11(A)に示
すようにバルブ孔2の深さよりも短いスプリング4を装
着した後に前述の図9の方法によってスプール3の内孔
1 にスプリング4の上端を嵌合させる。このとき、ス
プール4はバルブ孔2の内部で図示するように傾いた状
態にある。この状態から図7の組付確認手段28を上下
動させて検出ボス40でスプール3の上端を繰り返し叩
くと、図11(B)に示すようにスプリング4の弾発力
でスプール3は上下に弾みながら次第に直立し、やがて
スプール3の下端はバルブ孔2の段部に嵌合する。
【0041】次に、組付確認手段28を下降させて検出
ボス40でスプール3の上端を押圧してバルブ孔2に押
し込むと、多くの場合において、図11(C)に示すよ
うに傾いたスリーブ45がバルブ孔2の入口に引っ掛か
って挿入不能となるが、図11(D)に示すように更に
組付確認手段28を下降させると、検出ボス40が上方
に後退することによりスリーブホルダ48の下端全周が
傾斜したスリーブ45の上端に当接し、そのスリーブ4
5を水平姿勢に回転させる。
【0042】このようにしてスリーブ45を水平姿勢に
しても、多くの場合においてスリーブ45がバルブ孔2
の入口に引っ掛かって挿入することができないが、図1
1(E)に示すように組付確認手段28をタレット機構
25ごとX方向およびY方向に微少振幅で往復動させる
と、スリーブ45は円を描くように回転してバルブ孔2
に嵌合する。
【0043】続いて、図11(F)に示すように組付確
認手段28を下降させてスプール3とスリーブ45をバ
ルブ孔2に押し込むと、スリーブホルダ48はバルブ孔
2の入口に当接して停止する。この状態から図11
(G)に示すように組付確認手段28を更に下降させて
スプール3をバルブ孔2の底部に当接させ、前述の図1
0(C),(D)と同様の手順でスプール3がバルブ孔
2の底部に噛み込んでいないことを確認する。
【0044】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の小
設計変更を行うことが可能である。
【0045】例えば、図8においてノズル50に代えて
押圧ロッドを用いても良く、図9において押圧ロッド5
2に代えてノズルを用いることが可能である。また、図
9において2本の支持ロッド511 ,512 を用いてい
るが、バルブ孔2の深さとスプリング4の長さの関係か
ら、前記支持ロッド511 ,512 の本数は適宜変更可
能である。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
バルブ孔に該バルブ孔の深さよりも長いスプリングを装
着した後、そのスプリングの上端にスプールの内孔を嵌
合させる際に、スプリングに横向きの外力を作用させ
て、該スプリングをバルブ孔の一方の内側面に押付けた
直立状態に位置決めするようにしたので、そのスプリン
グがバルブ孔の内部で傾いた装着状態にあっても、これ
を常に規定の直立状態に矯正することができ、従ってバ
ルブ孔から突出するスプリングの上端にスプールの内孔
を容易に嵌合させることができる。しかもスプリングに
加えるべき前記横向きの外力は、バルブ孔のポートを通
してバルブボディ外よりスプリングに難なく作用させる
ことができ、また該ポートを外力伝達経路にそのまま兼
用できるから、それだけ構造の簡素化が図られる。
【0047】また請求項2の発明によれば、バルブ孔に
該バルブ孔の深さよりも短いスプリングを装着した後、
そのスプリングの上端にスプールの内孔を嵌合させる際
に、バルブ孔の内部に開口するポートから挿入した支持
部材でスプリングの下端を支持するようにしたので、ス
プリングが短くてもそれの上端をバルブ孔から難なく突
出させることができる。そして、このスプリングに横向
きの外力を作用させて、該スプリングをバルブ孔の一方
の内側面に押付けた直立状態に位置決めするようにした
ので、そのスプリングがバルブ孔の内部で傾いた装着状
態にあっても、これを常に規定の直立状態に矯正するこ
とができ、従ってバルブ孔から突出するスプリングの上
端にスプールの内孔を容易に嵌合させることができる。
しかも前記支持部材と前記横向きの外力とを、バルブ孔
のポートを通してバルブボディ外よりスプリングとスプ
リングとに難なく作用させることができ、また該ポート
を支持部材の挿入通路と外力伝達経路とにそのまま兼用
できるから、それだけ構造の簡素化が図られる。
【0048】また特に請求項3の発明によれば、スプー
ルをバルブ孔に組み付ける際にスプール把持手段から落
下させたスプールがバルブ孔に正しく嵌合しない場合で
あっても、そのスプール把持手段のクランプおよびアン
クランプを繰り返すことによりバルブ孔に引っ掛かった
スプールの位置を修正し、バルブ孔に正しく嵌合させる
ことができる。しかも、バルブボディ全体を振動させる
等の大掛かりの装置が不要であり、スプール把持手段の
ティーチングを変更するだけで実施できるため、極めて
経済的である。
【0049】更に請求項4の発明によれば、スプリング
とスプールを装着したバルブ孔にキャップを装着する際
に、バルブ孔の内部に開口するポートから挿入した係止
部材をスプールに係合させて、該スプールをスプリング
の弾発力に抗してバルブ孔内部の所定押込位置に保持で
きるようにしたので、スプールの上端と干渉することな
(従ってスプールに邪魔されることなく)前記キャッ
プをバルブ孔に容易に装着することが可能となる。しか
もスプールを所定押込位置に保持するための上記係止部
材を、バルブ孔のポートを利用してバルブ孔内に進入さ
せスプールに係 合させるようにしているため、スプール
の保持をバルブボディ外より難なく行うことができ、ま
た該ポートを上記係止部材の挿入通路にそのまま兼用で
きるから、それだけ構造の簡素化が図られる。
【0050】また本発明の第5の特徴によれば、上端に
首振り自在なスリーブを有するスプールをバルブ孔に装
着する際に、スリーブ下端がバルブ孔の入口に引っ掛か
るまでスプールをバルブ孔内に挿入した後、スリーブホ
ルダをスリーブに当接させて該スリーブの傾きを水平に
復元し、その水平となったスリーブをバルブ孔に嵌合す
べく、前記スリーブホルダを前後左右に微少振動させて
スリーブの位置を修正するようにしているので、そのス
リーブホルダーの前後左右の微小振動でスリーブは多少
自転しながらバルブ孔内に容易に誘導され、従って姿勢
および位置の不安定なスリーブを確実にバルブ孔に嵌合
させることができる。
【0051】また本発明の第6の特徴によれば、バルブ
孔にスプリングとスプールを順次装着した後、そのバル
ブ孔の入口をキャップで塞ぐ前に、バルブ孔に装着した
スプールを押圧可能な押圧部材を該スプールに向かって
下降させて、その下降動作を、前記スプリングの規定長
に応じて決定される所定確認位置で停止させ、その確認
位置の押圧部材がスプールを介してスプリングから受け
圧縮反力の有無あるいは大小を検出することにより、
そのスプリングの長さが規定長よりも長いか短いかを的
確に識別できるようにしたので、スプール及びスプリン
グを本組みする(即ちキャップでバルブ孔入口を閉塞す
る)前にスプリングの適否を容易に確認でき、スプリン
グの誤組みを未然に防止することができる。
【0052】また本発明の第7の特徴によれば、バルブ
孔にスプリングとスプールを順次挿入した後、そのバル
ブ孔の入口をキャップで塞ぐ前に、スプールを押圧部材
でバルブ孔の底部に一旦押し込んでから該押圧部材を僅
かに後退させ、その後退の際に押圧部材がスプールを介
してスプリングから受ける圧縮反力の変化により前記ス
プールのバルブ孔底部での噛み込みの有無を的確に検出
することができる。これにより、スプール及びスプリン
グを本組みする(即ちキャップでバルブ孔入口 を閉塞す
る)前に、スプールの傷やバリ等に因るバルブ孔底部で
のスプール噛み込みをチェックでき、その噛み込みに伴
バルブの作動不良を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セカンダリバルブの分解斜視図
【図2】セカンダリバルブの組み立てラインの概略平面
【図3】図2の3−3線矢視図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】組付確認手段の拡大断面図
【図6】スリーブを有するスプールの拡大断面図
【図7】他の組付確認手段の拡大断面図
【図8】作用の説明図
【図9】作用の説明図
【図10】作用の説明図
【図11】作用の説明図
【符号の説明】
1・・・・バルブボディ 2・・・・バルブ孔 21 〜24 ・・ポート 3・・・・スプール 31 ・・・内孔 4・・・・スプリング 5・・・・キャップ 30・・・スプール把持手段 40・・・検出ボス(押圧部材) 45・・・スリーブ 48・・・スリーブホルダ 511 ,512 ・・支持ロッド(支持部材) 53・・・係止ロッド(係止部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 錦織 朝史 静岡県浜松市初生町406 (72)発明者 諏訪 吉昭 京都府綾部市岡町長田19−1 (72)発明者 足立 雅彦 京都府天田郡夜久野町字千原597 (56)参考文献 特開 平2−212034(JP,A) 特開 昭63−200925(JP,A) 特開 平3−117525(JP,A) 特開 昭58−102635(JP,A) 特開 平3−26432(JP,A) 特開 平1−97530(JP,A) 特開 昭59−107833(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルブボディ(1)に形成した、ポート
    (2 1 )を有するバルブ孔(2)に該バルブ孔(2)の
    深さよりも長いスプリング(4)を装着し、続いて前記
    バルブ孔(2)にスプール把持手段(30)にクラン
    プしたスプール(3)を挿入する際に、そのスプール
    (3)の内孔(31 )に前記スプリング(4)の上端を
    嵌合させるバルブ組み付け方法であって、 バルブ孔(2)に装着したスプリング(4)に対しバル
    ブ孔(2)のポート(2 1 )を通して横向きの外力を加
    えて、該スプリング(4)をバルブ孔(2)の一方の内
    側面に押付けた直立状態に位置決めする工程と、スプー
    ル把持手段(30)にクランプしたスプール(3)の内
    孔(31 )を、前記直立状態に位置決めしたスプリング
    (4)の上端に嵌合させる工程と、スプール把持手段
    (30)にクランプしたスプール(3)をバルブ孔
    (2)の直上に移動させる工程と、前記スプール把持手
    段(30)をアンクランプしてスプール(3)の下端を
    バルブ孔(2)に嵌合させる工程とを備えたことを特徴
    とする、バルブ組み付け方法。
  2. 【請求項2】 ルブボディ(1)に形成した、複数の
    ポート(2 1 3)を有するバルブ孔(2)に該バル
    ブ孔(2)の深さよりも短いスプリング(4)を装着
    し、続いて前記バルブ孔(2)にスプール(3)を装着
    する際、そのスプール(3)の内孔(31 )に前記スプ
    リング(4)の上端を嵌合させるバルブ組み付け方法で
    あって、 バルブ孔(2)の一部のポート(22 ,23 )から該バ
    ルブ孔(2)の内部に支持部材(511 ,512 )を挿
    入する工程と、バルブ孔(2)にスプリング(4)を装
    着し、そのスプリング(4)の上端がバルブ孔(2)か
    ら上方に突出するように該スプリング(4)の下端を前
    記支持部材(511 ,512 )に支持させる工程と、バ
    ルブ孔(2)に装着したスプリング(4)に対しバルブ
    孔(2)の他のポート(2 1 )を通して横向きの外力を
    加えて、該スプリング(4)をバルブ孔(2)の一方の
    内側面に押付けた直立状態に位置決めする工程と、スプ
    ール把持手段(30)にクランプしたスプール(3)の
    内孔(31 )を、前記直立 状態に位置決めしたスプリン
    グ(4)の上端に嵌合させる工程と、スプール把持手段
    (30)にクランプしたスプール(3)をバルブ孔
    (2)の直上に位置させる工程と、前記スプール把持手
    段(30)をアンクランプしてスプール(3)の下端を
    バルブ孔(2)に嵌合させる工程と、前記支持部材(5
    1 ,512 )をバルブ孔(2)の前記一部のポート
    (22 ,23 )から引き抜く工程とを備えたことを特徴
    とする、バルブ組み付け方法。
  3. 【請求項3】 前記スプール把持手段(30)をアンク
    ランプしてスプール(3)の下端をバルブ孔(2)に嵌
    合させる工程は、前記スプール把持手段(30)のアン
    クランプによりスプール(3)をバルブ孔(2)に向け
    て落下させる工程と、スプール把持手段(30)のクラ
    ンプとアンクランプを複数回繰り返してバルブ孔(2)
    に引っ掛かったスプール(3)の位置を修正する工程と
    を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のバル
    ブ組み付け方法。
  4. 【請求項4】 バルブボディ(1)に形成したポート
    (24 )を有するバルブ孔(2)にスプリング(4)と
    スプール(3)を順次装着し、続いて前記バルブ孔
    (4)にキャップ(5)を装着するバルブ組み付け方法
    であって、 バルブ孔(2)に装着したスプール(3)を押圧部材
    (40)で押圧し、スプリング(4)を圧縮しながらバ
    ルブ孔(2)の内部に押し込む工程と、その押し込まれ
    た前記スプール(3)をスプリング(4)の弾発力に抗
    してバルブ孔(2)内部の所定押込位置に保持すべく、
    バルブ孔(2)のポート(24 )から係止部材(53)
    を挿入して前記スプール(3)をバルブ孔(2)の内部
    に係止する工程と、スプール(3)を前記所定押込位置
    に保持した状態で、キャップ(5)をバルブ孔(2)に
    装着する工程と、前記係止部材(53)をバルブ孔
    (2)のポート(24 )から引き抜く工程とを備えたこ
    とを特徴とする、バルブ組み付け方法。
  5. 【請求項5】 バルブボディ(1)に形成したバルブ孔
    (2)に、作動時のショックを吸収するための環状スリ
    ーブ(45)を上端に首振り自在に嵌装したスプール
    (3)を挿入し、そのスリーブ(45)を前記バルブ孔
    (2)に嵌合させるバルブ組み付け方法であって、バルブ孔(2)にスプール(3)を、前記スリーブ(4
    5)の下端がバルブ孔 (2)の入口に引っ掛かるまで挿
    入する工程と、 スリーブホルダ(48)をスリーブ(4
    5)の上端に当接させて該スリーブ(45)の傾きを水
    平に復元させる工程と、その水平となったスリーブ(4
    5)をバルブ孔(2)に嵌合させるべく前記スリーブホ
    ルダ(48)を前後左右に微少振動させる工程とを備え
    たことを特徴とする、バルブ組み付け方法。
  6. 【請求項6】 バルブボディ(1)に形成したバルブ孔
    (2)にスプリング(4)とスプール(3)を順次装着
    した後、そのバルブ孔(4)の入口をキャップ(5)で
    塞ぐ前に、前記スプリング(4)が規定長のものである
    かを確認するバルブ組み付け確認方法であって、 バルブ孔(2)に装着したスプール(3)を押圧可能な
    押圧部材(40)を該スプール(3)に向かって下降さ
    せて、その下降動作を、前記スプリング(4)の規定長
    に応じて決定される所定確認位置で停止させ、その確認
    位置の押圧部材(40)がスプール(3)を介してスプ
    リング(4)から受ける圧縮反力の有無あるいは大小に
    より該スプリング(4)の長さを確認することを特徴と
    する、バルブ組み付け確認方法。
  7. 【請求項7】 バルブボディ(1)に形成したバルブ孔
    (2)にスプリング(4)とスプール(3)を順次装着
    した後、そのバルブ孔(4)の入口をキャップ(5)で
    塞ぐ前に、前記スプール(3)とバルブ孔(2)の底部
    との噛み込みの有無を確認するバルブ組み付け確認方法
    であって、 スプール(3)を押圧部材(40)でバルブ孔(2)の
    底部に一旦押し込んだ後に該押圧部材(40)を僅かに
    後退させ、その後退の際に押圧部材(40)がスプール
    (3)を介してスプリング(4)から受ける圧縮反力の
    変化により前記スプール(3)のバルブ孔(2)底部で
    噛み込みの有無を確認することを特徴とする、バルブ
    組み付け確認方法。
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