JP2004338043A - ねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置 - Google Patents

ねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置 Download PDF

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淳一 佐藤
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Abstract

【課題】生産性を向上させるとともに高さの規準位置を安定にとることができ、かつ、ねじ穴が複雑な形状で設けられているワークに対しても正常にねじが締め付けられたか否かを判別する。
【解決手段】開示されるねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置は、装置本体に固定されたベース板2にスライドガイド3を介して上下動可能に取り付けられたホルダーブロック4と、ホルダーブロック4にそれぞれ固定された電動ドライバー1及びセンサー遮光板15と、センサー遮光板15の高さ位置を検出する透過型センサー14とを有する構成において、ホルダーブロック4に取り付けられたセンサープレート12と、センサープレート12の下部に固定された突き当てブロック13とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、詳しくは、製品の構成部材(ワーク)にねじ締めを行った直後に、同じ作業場所でねじ締めの良否を判別するようにしたねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の機械装置あるいは電気機械装置の組立にはねじ締めが欠かせないが、この種のねじ締めを行うためのねじ締め装置は、作業の効率化を図るために電動ドライバーを用いるのが一般的になっている。また、このようにねじ締めを行った後には、正常にねじが締め付けられたか否かを判別することが必要であり、このためにねじ締め装置にはねじ浮き検出機構が備えられている。
【0003】
図8は、従来のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の構成を示す斜視図である。同ねじ締め装置は、図8に示すように、装置本体(図示せず)に固定されたベース板102と、ベース板102にスライドガイド103を介して上下動可能に取り付けられたホルダーブロック104と、ホルダーブロック104に固定された電動ドライバー101と、ベース板102に固定された透過型センサー114と、この透過型センサー114に対向してホルダーブロック104に固定されたセンサー遮光板115とから概略構成されている。ここで、透過型センサー114及びセンサー遮光板115はねじ浮き検出機構を構成して、電動ドライバー101と一体に上下動するセンサー遮光板115が、高さ位置が固定されている透過型センサー114を遮光することで、ワークに対して正常にねじが締め付けられたか否かを判別するように構成されている。
【0004】
ベース板102には、ブラケット105を介してシリンダ106が取り付けられ、このシリンダ106のシリンダロッド106aの先端には円形支柱107が固定されて、円形支柱107の周囲には圧縮バネ108が巻装されている。シリンダ106はベース板102に対して電動ドライバー101をホルダーブロック104と一体に上下動させるための動力源として働く。また、電動ドライバー101の先端部分には、ワーク(図示せず)に対してねじを締め付けるためのビット116が取り付けられ、このビット116には吸引口119とともに吸着ユニット117が取り付けられ、さらに吸着ユニット117にはねじを吸着するための吸着スリーブ118が取り付けられている。吸引口119にはチューブを介して負圧発生ユニット(図示せず)が接続されて、その負圧により吸着スリーブ118の先端にねじを吸着する。
【0005】
上述したような構成の従来のねじ浮き検出装置によりねじ浮きを検出するには、図9(a)〜(c)電動ドライバー101を下降させてビット116によりワーク120に対してねじ121を締め付けた後に、センサー遮光板115の高さ位置を透過型センサー114により検出することで行う。ここで,図9(b)に示すように、ワーク120の規準位置120aに対して正常にねじ121が締め付けられていれば、電動ドライバーと一体に下降するセンサー遮光板115が透過型センサー114を遮光するので、ねじ浮きがない状態として、すなわち、正常にねじ121が締め付けられていることが検出される。一方、図9(a)に示すように、例えば外形寸法のバラつきによってワーク120が厚くなって規準位置120aよりも少し高い位置に設置されている場合には、ねじ121がしっかり締め付けられていても、電動ドライバー101が下降できる限界位置が高く制限されてしまうため、センサー遮光板115が透過型センサー114を遮光する位置まで下降できないので、ねじ浮きがある状態として、すなわち、正常にねじ121が締め付けられていないとして検出される。
【0006】
また、図9(c)に示すように、例えば外形寸法のバラつきによってワーク120が薄くなって規準位置120aよりも少し低い位置に設置されている場合には、ねじ121が浮いた状態で締め付けられていても、電動ドライバー101が下降できる限界位置が低くなってしまうため、センサー遮光板115が透過型センサー114を遮光することができてしまうので、ねじ浮きがない状態として、すなわち、本来ねじ浮きとして検出されるべきであるのにもかかわらず、正常にねじ21が締め付けられているとして誤検出されることになる。したがって、後工程に不良品を流してしまうことになる。
このように、従来のねじ浮き検出機構を備えたねじ浮き検出装置では、高さ位置が固定されている透過型センサー114と、電動ドライバー101と一体に上下動して高さ位置の変化するセンサー遮光板115との組み合わせによりねじ浮き検出機構を構成しているので、ワーク120の設置条件や外形寸法等の要因によって、ねじ浮きに検出を行う場合誤検出が生ずる欠点がある。
【0007】
ドライバーの挿入に検出器を用いるようにしたドライバー挿入検出装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。同検出装置は、ドライバーにワークからの距離が常に一定になるように移動するハウジングに検出器を固定し、前後に自在に動く先端のビットの移動量を検出器で検出することによりビットがねじの溝等の所定の位置に入ったかどうかを検出する機構を設けるようにしている。また、ねじ浮きを検出するねじ浮き検出方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。同ねじ浮き検出方法は、ワークの規準位置を検出した後、その規準位置に対してねじの頭部の位置を検出してねじ浮きを検出するようにしている。また、締め付けたねじがワーク面から浮いているか否かを検出するようにした自動ねじ締機におけるねじ浮き検出装置が開示されている(例えば、特許文献3参照)。同ねじ浮き検出装置は、ワークの締め付け面とねじの頭の高さの差をねじ吸着パイプとワーク面検出面パイプの相対距離を検出することにより、ねじ浮きを検出するようにしている。また、ねじ締めの際にねじ浮きを検出するようにしたねじ締めユニットのセンサ装置が開示されている(例えば、特許文献4参照)。同センサ装置は、ねじ締め付けの際にドライバビットに対して相対移動する案内スリーブが移動するとドグ保持プレートがガイドロックに沿って摺動するように構成するとともに、このドグ保持プレートに固定されたドグの移動を検出する複数個のセンサをドグの移動路に接近して配置するように構成して、浮きを検出している。
【0008】
【特許文献1】
特開昭61−164737号公報(第3、4頁、第1、2図)。
【特許文献2】
特開平1−199773号公報(第2、3頁、第1〜5)。
【特許文献3】
特開平1−240232号公報(第2、3頁、第1〜3図)。
【特許文献4】
実開平2−4727号公報(第8〜12頁、第1〜3図)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1〜4に開示されているねじ浮き検出技術では、それぞれ次に示すような問題がある。
まず、特許文献1、2に開示されているねじ浮き検出技術では、既に締め付けが済んでいるねじに対して、締め付けが行われた場所とは別の作業場所で締め付けの良否を判別する技術を対象にしているので、生産性が低下する、という問題がある。すなわち、近年、ベルトコンベアによるワークの搬送をやめて、人の作業を中心としたセル生産方式と称される生産形態が多く取り入れられているが、上記特許文献1、2に開示されている技術のように、ねじ締め付けを行う作業場所とねじ浮き検出を行う作業場所とを分離する方式では、作業ラインが延長されるため、製品の流れる経路が長くなってしまうので、セル生産方式を導入しているラインでは不利となる。仮りに、上記両技術を応用して一の作業場所で、ねじ締め付け作業とねじ浮き検出を行う作業とを行うようにした場合でも、ねじ締め付け作業用ツールとねじ浮き検出用ツールとの両者が必要になるので、両ツールの入替え(交換)のための機構が必要になり、ねじ締め機を含む設備全体の規模、構成等が大きくなるのでコストアップが避けられなくなる。
【0010】
次に、特許文献3に開示されているねじ浮き検出技術では、ねじ浮き検出を行うセンサーの高さの規準を決定するのは、ねじの吸着パイプの外側に配置されているワーク面検知部材であり、仮りにねじ締めを行うねじ穴のごく近い周囲に、破壊され易い部品等が配置されていた場合は、ワーク面検知部材がその部品などに接触するにより、ワークの一部が破壊してしまうおそれがある。また、ねじ穴の周囲の形状が凹凸が存在する等により不安定になっている場合に、この不安定な形状により高さの規準位置をとる位置も不安定になるので、誤認により誤検出が行われる可能性が生ずる。
【0011】
次に、特許文献4に開示されているねじ浮き検出技術では、ざぐり穴の内部にねじ穴が設けられているような複雑な形状のワークに対してねじ締めを行う必要性がある場合には、ねじ浮き検出が不可能になり、あるいはワークに対して傷をつけたり、トルクアップエラーを増加させてしまうおそれがある。以下、図10及び図11を参照してそれらについて説明する。
まず、図10に示すように、ビット116の外側に案内スリーブ125が設けられ、この案内スリーブ125の先端にねじ121が吸着されている一方、ワーク120にはざぐり穴122があってこの内部にねじ穴123が設けられているものとする。
【0012】
特許文献4に開示されているねじ浮き検出技術では、図10に示すように、ワーク120の規準位置120aに案内スリーブ125が接触することで、図示していないねじ浮き検出センサーの高さが決まる構造であるが、図10(a)に示すように、ねじ121の頭部の寸法がざぐり穴122の直径寸法φHに対して僅かに小さく、かつ案内スリーブ125の直径寸法φh1がφHよりも小さい場合、ねじ浮き検出センサーの高さ規準位置となる案内スリーブ125とワーク120との接触位置はざぐり穴122の底部となるが、ねじ121の頭部の大きさによっては、案内スリーブ125の先端がワーク120と接触できない場合も考えられる。この場合、案内スリーブ内125の先端が接しているのは常にねじ121の頭部であるため、ねじ浮きを検出するための規準位置120aとねじ締め高さとの差がとれなくなるので、図10(b)に示すように、ねじ浮き検出は不可能になる。
【0013】
また、図11(a)に示すように、ざぐり穴122の直径寸法φHよりも案内スリーブ125の直径寸法φh2が大きい場合、案内スリーブ125が下降してワーク120と接触するのは、ざぐり穴122の入口周辺となる。ここからさらにビット116がねじ121と保持したままで下降しようとするとき、図11(b)に示すように、ねじ121の頭部は案内スリーブ125の先端から離れて、ねじ121は吸着されない状態となる。つまり、ねじ121はビット116の先端から離れてフリーな状態となり、ざぐり穴122の内部でねじ121の姿勢が崩れて、ねじ締め作業が正常に行えない可能性がある。
【0014】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、生産性を向上させるとともに高さの規準位置を安定にとることができ、かつ、ねじ穴が複雑な形状で設けられているワークに対しても正常にねじが締め付けられたか否かを判別することができるようにしたねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、装置本体に固定されたベース板にスライドガイドを介して上下動可能に取り付けられたホルダーブロックと、該ホルダーブロックに固定されて先端でワークに対してねじ締めするためのねじを保持する電動ドライバーと、上記ホルダーブロックに固定されたセンサー対向板と、該センサー対向板の高さ位置を検出する高さ検出センサーとを有するねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記ホルダーブロックにミニチュアガイドを介して取り付けられたセンサープレートと、上記センサープレートの下部に固定され上記ワークに突き当たるように配置された突き当てブロックと、上記センサープレートの上部に固定され上記突き当てブロックからの距離が一定になるように配置された高さ検出センサーとを有することを特徴としている。
【0016】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記高さ検出センサーは、上記ワークの設置条件によって高さ位置が変化するように配置されることを特徴としている。
【0017】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記ねじ浮き検出機構は、上記センサー対向板と上記高さ検出センサーとを含むことを特徴としている。
【0018】
また、請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記ワークの一部を、上記高さ検出センサーの位置を決める規準位置として用いることを特徴としている。
【0019】
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1に記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記ワークの一部を、ねじ浮きの状態を判別する規準位置として用いることを特徴としている。
【0020】
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか1に記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記センサープレートにセンサーレールを介して複数の高さ検出センサーが取り付けられていることを特徴としている。
【0021】
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記複数の高さ検出センサーが上下方向に配置されていることを特徴としている。
【0022】
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1に記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置に係り、上記センサー対向板はセンサー遮光板から成る一方、上記高さ検出センサーは透過型センサーから成ることを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用いて具体的に行なう。
◇第1実施例
図1は、この発明の第1実施例であるねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の構成を示す斜視図、図2は同ねじ締め装置の構成を示し、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、図3は同ねじ締め装置の主要部を拡大して示す右側面図、図4は同ねじ締め装置の動作を示す右側面図、図5は同ねじ締め装置の主要部を拡大して示す右側面図、図6は同ねじ締め装置の他の動作を示す右側面図である。
この例のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置は、図1〜図6に示すように、装置本体(図示せず)に固定されたベース板2と、ベース板2にスライドガイド3を介して上下動可能に取り付けられたホルダーブロック4と、ホルダーブロック4に固定された電動ドライバー1と、ホルダーブロック4の側面に取り付けられたミニチュアガイド11と、ミニチュアガイド11に固定されたセンサープレート12と、センサープレート12の上部及び下部にそれぞれ固定された透過型センサー14及び突き当てブロック13と、透過型センサー14に対向してホルダーブロック4に固定されたセンサー遮光板15とから概略構成されている。ここで、透過型センサー14及びセンサー遮光板15はねじ浮き検出機構を構成して、電動ドライバー1と一体に上下動するセンサー遮光板15が、高さ位置が変化するように取り付けられている透過型センサー14を遮光することで、ワークに対して正常にねじが締め付けられたか否かを判別するように構成されている。
なお、この発明では、後述するように、ワークのある位置を規準としたねじ浮きの検出を行うことと、ざぐり穴の奥にあけられたねじ穴に対するねじ締め等、ねじ穴付近の形状に影響されずに、確実にねじ浮きを検出することを特徴としている。
【0024】
ベース板2にブラケット5を介して取り付けられたシリンダ6が取り付けられ、このシリンダ6のシリンダロッド6aの先端には円形支柱7が固定されて、円形支柱7の周囲には圧縮バネ8が巻装されている。シリンダ6はベース板102に対して電動ドライバー1をホルダーブロック4と一体に上下動させるための動力源として働く。ホルダーブロック4の側面には引掛け板9が取り付けられ、この引掛け板9には円形支柱7の外形より大きく、かつ圧縮バネ8の外形より小さな円形の穴があけられて、この穴に円形支柱7が挿入されている。円形支柱7の上下面にはねじ穴があけられて、円形支柱7の上下には圧縮バネ8よりも外形の大きなワッシャ10(10a、10b)が挟まれている。円形支柱7の上側のワッシャ10aは、シリンダロッド6aの先端部のねじ部とナットで、また円形支柱7の下側のワッシャ10bはボルトでそれぞれ円形支柱7に固定されている。
【0025】
電動ドライバ01の先端部分には、ワーク(図示せず)に対してねじを締め付けるためのビット16が取り付けられ、このビット16には吸引口19とともに吸着ユニット17が取り付けられ、さらに吸着ユニット17にはねじを吸着するための吸着スリーブ18が取り付けられている。この吸着スリーブ18の形状は、締め付けるねじを吸着によって保持するのに十分な外形を持ち、かつビット16の外形よりも大きな内径を持っている。吸引口19にはチューブを介して負圧発生ユニット(図示せず)が接続されて、その負圧により吸着スリーブ18の先端にねじを吸着する。
【0026】
次に、この例のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の動作について説明する。まず初めに、図4及び図5を参照して、この例の1つ目の特徴である、ワークのある位置を規準としたねじ浮き検出方法について説明する。なお、図5(a)〜(c)はそれぞれ、図4(a)〜(c)に対応した主要部の拡大図を示している。
図4(a)は、電動ドライバ1に取り付けられたビット16の先端に、吸着ユニット17と吸着スリーブ18によって、ねじ21が吸着されている状態を示している。電動ドライバ1の真下には、ねじ穴23のあいたワーク20が配置されている。この状態から、シリンダ6によって、ねじ21がワーク20のねじ穴23部分に突き当たるまで、電動ドライバ1を下降させる。このとき、ミニチュアガイド11を介してホルダーブロック4に固定されているセンサープレート12も、図4(b)に示すように、ホルダーブロック4と一体に下降して、突き当てブロック13がワーク20に突き当たるまで下降する。このとき、突き当てブロック13とワーク20とが接している部分が、ねじ浮き検出を行う際のワーク20の規準位置20aとなる。この状態において、センサー遮光板15は透過型センサー14を遮光していない。
【0027】
次に、シリンダ6の動作によってシリンダロッド6aが伸びるに従って、円形支柱7及び引掛け板9を介してホルダーブロック9が下降して、ねじ21がワーク20のねじ穴23に突き当たったところで、ホルダーブロック4の下降が停止する。ホルダーブロック4の下降停止後も、シリンダロッド6aはシリンダ6のストローク分まで伸びようとするので、円形支柱7は引掛け板9の穴を通過して下降する。すると、圧縮バネ8は引掛け板9とワッシャ10aとにより挟まれるので圧縮されて縮む。この圧縮バネ8の縮みによる力が、電動ドライバ1をワーク20に押しつける押圧力となる。
【0028】
この後、電動ドライバ1を回転させて、ワーク20に対してねじ締め動作をおこなっていくと、徐々にねじ21が締め付けられていく。これに従い、電動ドライバ1、ホルダーブロック4及びセンサー遮光板15はさらに下降して、予め設定されたねじ締めトルクに達した時点で、電動ドライバ1の回転が停止するので下降が止んで、図4(c)に示すように、ねじ締め作業が完了する。ここで、電動ドライバ1が下降している間、センサープレート12はワーク20に突き当てブロック13が当たっているため、それ以上は下降しない。この間、センサープレート12に取り付けられている透過型センサー14も下降を停止している状態にあるので、ねじ21が締め付けられている間、透過型センサー14はワーク20と突き当てブロック13が接触している規準位置20aから、常に同じ高さ位置に維持されている。
【0029】
また、このとき規準位置20aから常に一定の高さに位置する透過型センサー14に対して、センサー遮光板15はねじ21が締め込まれていくのに従って下降を続けるため、トルクアップして電動ドライバ1の回転が停止した瞬間において、ねじ21が正常に締め込まれている状態、つまりねじ浮きがない状態のときに、ちょうどセンサー遮光板15が透過型センサー14を遮光するように、予め両者の位置関係を決めておくものとする。このとき、透過型センサー14はセンサー遮光板15により遮光されるので、出力信号を切り替えるように動作する。
【0030】
ねじ浮き検出機構を構成する透過型センサー14及びセンサー遮光板15の位置関係を上述のように設定しておくことで、ねじ21がワーク21に対して正常に締め付けられていない場合は、つまりねじ21が座面(ねじ21の頭部がワーク20に接する面)から浮き上がって締め付けられた場合には、センサー遮光板15は透過型センサー14を遮光しないため、透過型センサー14からの出力信号は切り替わらない。すなわち、トルクアップの瞬間における透過型センサー14の出力信号を判別することで、ねじ浮きを検出することができる。
【0031】
上述したようなねじ浮き検出方法によれば、ワーク20のある位置を規準として、ねじ浮き検出センサーとしての透過型センサー14の位置を決めてやることで、ワークの設置条件や、ワーク自身の形状(厚み)のバラつきに影響されずに、ねじ浮きを検出することができる。なお、機種切り替え等によりワーク20やねじ21が変更になり、ねじ21の締め込み量や、座面と規準位置20aとの距離が変化してしまった場合には、電動ドライバ1の下降距離も変化してしまうため、センサー遮光板15を交換して、ワーク20やねじ21の変化に対応する必要がある。
【0032】
次に、この例のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の動作において、図6を参照して、この例の2つ目の特徴である、ざぐり穴の奥にあけられたねじ穴に対するねじ締め等、ねじ穴付近の形状に影響されずに、確実にねじ浮きを検出する方法について説明する。
図6(a)〜(c)は、ざぐり穴22の奥にねじ穴23があいているワーク20に対して、順次にねじ締めを行う様子を示す拡大して示すものである。このようなねじ穴23に対するねじ締め作業においては、図6(a)に示すように、ねじ21をビット16の先端に確実に保持しながら、図6(b)に示すように、ワーク20のねじ穴23まで電動ドライバ1を下降させることにより、図6(c)に示すように、正常にねじ締めを行う。この例では、ビット16に取り付けられた吸着ユニット17先端の吸着スリーブ18の形状を、ねじ21を保持するに十分で、かつざぐり穴22よりも小さい形状とすることで、ざぐり穴22の奥にあるねじ穴23まで、吸着スリーブ18先端にねじ21を吸着したまま確実に運ぶことができる。さらに、ワーク20の規準位置20aをねじ浮き検出の規準とし、ざぐり穴22の底に締め付けられたねじ21の締め付け状態を検出することができる。
【0033】
上述したようなねじ浮きを検出する方法によっても、ねじ浮き検出のための規準を決める機構を、ねじ吸着機構と分離することで、ねじ穴22付近の形状に影響されずに、ある規準位置とねじ締め高さとの差異を利用したねじ浮き検出を行うことができる。
【0034】
このように、この例のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置によれば、装置本体に固定されたベース板2にスライドガイド3を介して上下動可能に取り付けられたホルダーブロック4と、ホルダーブロック4に固定されて先端でワーク20に対してねじ締めするためのねじを保持する電動ドライバー1と、ホルダーブロック4に固定されたセンサー遮光板15と、センサー遮光板15の高さ位置を検出する透過型センサー14とを有する構成において、ホルダーブロック4にミニチュアガイド11を介して取り付けられたセンサープレート12と、センサープレート12の下部に固定されワーク20に突き当たるように配置された突き当てブロック13と、センサープレート12の上部に固定され突き当てブロック13からの距離が一定になるように配置された上記透過型センサー14とを有するので、ねじ締めを行った後に、正常にねじが締め付けられたか否かを判別することができる。
したがって、生産性を向上させるとともに高さの規準位置を安定にとることができ、かつ、ねじ穴が複雑な形状で設けられているワークに対しても正常にねじが締め付けられたか否かを判別することができる。
【0035】
◇第2実施例
図7は、この発明の第2実施例であるねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の構成を示す斜視図である。この例のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の構成が、上述した第1実施例の構成と大きく異なるところは、センサープレートにセンサーレールを介して複数の透過型センサーを取り付けるようにした点である。
すなわち、この例のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置は、図7に示すように、センサープレート12にはセンサーレール25が取り付けられて、このセンサーレール25には複数(この例では2個)の透過型センサー14が上下方向に取り付けられている。これに伴って、センサー遮光板15の形状も遮光する部分が増加するように変更されている。
これ以外は、上述した第1実施例と略同様である。それゆえ、図7において、図1〜図6の構成部分と対応する各部には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0036】
このような構成によれば、透過型センサー14をセンサーレール22に取付けるようにしたので、透過型センサー14の位置を任意に調整することが可能であるため、ワーク20やねじ21が変更になった場合でも、センサー遮光板15を交換せずに透過型センサー14の位置を変えることで、ワーク20やねじ21の変化に対応することができる。また、透過型センサー14を複数取り付けることで、1つのワーク20の中で、規準位置と座面との距離が複数種類存在する、同一ワーク中で異なる高さのねじ浮きを検出しなくてはならない場合にも対応することが可能になる。また、透過型センサー14を複数取り付ける場合、電動ドライバ1の移動方向と同一方向に一列に並ぶように配置することで、取り付けるスペースさえあれば、何個でも透過型センサー14を取り付けることができ、かつ互いに干渉することがないため、動作に影響なく、異なる高さのねじ浮きを検出することができる。
【0037】
このように、この例の構成によっても、第1実施例において述べたのと略同様な効果を得ることができる。
加えて、この例の構成によれば、センサーレールを介して複数の透過型センサーを取り付けるようにしたので、ワークやねじが変更になってた場合でも、この変更に対応することができる。
【0038】
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあってもこの発明に含まれる。例えば高さ検出センサーとしては透過型センサーを用いる例で説明したがこれに限らず、磁気センサーのような他のセンサーを用いてもよい。また、電動ドライバの動力源としてはシリンダを用いる例で説明したがこれに限らず、モータのような他の動力源を用いることもできる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置によれば、装置本体に固定されたベース板にスライドガイドを介して上下動可能に取り付けられたホルダーブロックと、ホルダーブロックに固定されて先端でワークに対してねじ締めするためのねじを保持する電動ドライバーと、ホルダーブロックに固定されたセンサー対向板と、センサー対向板の高さ位置を検出する高さ検出センサーとを有する構成において、ホルダーブロックにミニチュアガイドを介して取り付けられたセンサープレートと、センサープレートの下部に固定されワークに突き当たるように配置された突き当てブロックと、センサープレートの上部に固定され突き当てブロックからの距離が一定になるように配置された高さ検出センサーとを有するので、ねじ締めを行った後に、正常にねじが締め付けられたか否かを判別することができる。
したがって、生産性を向上させるとともに高さの規準位置を安定にとることができ、かつ、ねじ穴が複雑な形状で設けられているワークに対しても正常にねじが締め付けられたか否かを判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の構成を示す斜視図である。
【図2】同ねじ締め装置の構成を示し、(a)は上面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。
【図3】同ねじ締め装置の主要部を拡大して示す右側面図である。
【図4】同ねじ締め装置の動作を示す右側面図である。
【図5】同ねじ締め装置の主要部を拡大して示す右側面図である。
【図6】同ねじ締め装置の他の動作を拡大して示す右側面図である。
【図7】この発明の第2実施例であるねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の構成を示す斜視図である。
【図8】従来のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の構成を示す斜視図である。
【図9】同ねじ締め装置の動作を示す正面図である。
【図10】従来のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の欠点を概略的に示す正面図である。
【図11】従来のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置の他の欠点を概略的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 電動ドライバー
2 ベース板
3 スライドガイド
4 ホルダーブロック
5 ブラケット
6 シリンダ
6a シリンダロッド
7 円形支柱
8 圧縮バネ
9 引掛け板
10、10a、10b ワッシャ
11 ミニチュアガイド
12 センサープレート
13 突き当てブロック
14 透過型センサー(高さ検出センサー)
15 センサー遮光板(センサー対向板)
16 ビット
17 吸着ユニット
18 吸着スリーブ
19 吸引口
20 ワーク
20a 基準位置
21 ねじ
22 ざぐり穴
23 ねじ穴
24 センサーレール

Claims (8)

  1. 装置本体に固定されたベース板にスライドガイドを介して上下動可能に取り付けられたホルダーブロックと、該ホルダーブロックに固定されて先端でワークに対してねじ締めするためのねじを保持する電動ドライバーと、前記ホルダーブロックに固定されたセンサー対向板と、該センサー対向板の高さ位置を検出する高さ検出センサーとを有するねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置であって、
    前記ホルダーブロックにミニチュアガイドを介して取り付けられたセンサープレートと、
    前記センサープレートの下部に固定され前記ワークに突き当たるように配置された突き当てブロックと、
    前記センサープレートの上部に固定され前記突き当てブロックからの距離が一定になるように配置された高さ検出センサーと、
    を有することを特徴とするねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
  2. 前記高さ検出センサーは、前記ワークの設置条件によって高さ位置が変化するように配置されることを特徴とする請求項1記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
  3. 前記ねじ浮き検出機構は、前記センサー対向板と前記高さ検出センサーとを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
  4. 前記ワークの一部を、前記高さ検出センサーの位置を決める規準位置として用いることを特徴とする請求項1、2又は3記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
  5. 前記ワークの一部を、ねじ浮きの状態を判別する規準位置として用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
  6. 前記センサープレートにセンサーレールを介して複数の高さ検出センサーが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
  7. 前記複数の高さ検出センサーが上下方向に配置されていることを特徴とする請求項6記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
  8. 前記センサー対向板はセンサー遮光板から成る一方、前記高さ検出センサーは透過型センサーから成ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記載のねじ浮き検出機構を備えたねじ締め装置。
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