JP2632278B2 - バルブ組み付け方法 - Google Patents

バルブ組み付け方法

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JP2632278B2 JP5016531A JP1653193A JP2632278B2 JP 2632278 B2 JP2632278 B2 JP 2632278B2 JP 5016531 A JP5016531 A JP 5016531A JP 1653193 A JP1653193 A JP 1653193A JP 2632278 B2 JP2632278 B2 JP 2632278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプールバルブの組み
立てに際してバルブボディに穿設されたバルブ孔にスプ
リング及びスプールを順次組み付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用自動変速機のセカンダリバルブ
に設けられる複数のスプールバルブのうち、バルブ孔に
対するスプールの装着に先立って予めスプリングを装着
するものでは、スプリングとの干渉によってスプールの
装着が阻害される問題があった。即ち、バルブ孔に装着
されたスプリングはバルブ孔の内部で直立せずに倒れる
ため、続いて装着されるスプールに形成した内孔をにス
プリングの上端を確実に嵌合させることができなかっ
た。
【0003】そこで本出願人等は、既に特願平3−19
0323号において、スプリングをバルブ孔の側壁に押
し付けて位置決めし、位置決めしたスプリングの上端に
スプールの内孔を嵌合させた後、該スプールをバルブ孔
に装着する方法を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法は、直
径が大きく且つばね定数が大きいスプリングに適用した
場合に極めて大きな効果が得られるものの、直径が小さ
く且つばね定数が小さいスプリングに適用した場合に
は、バルブ孔の側壁に押し付けて位置決めしたスプリン
グの上端が自重で撓んでしまい、その上端にスプールの
内孔を嵌合させる作業に支障を来す場合があった。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、バルブ孔にスプリング及びスプールを装着する作業
を確実に行い得るバルブ組み付け方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、バルブボディに形成
したバルブ孔に該バルブ孔の深さよりも短いスプリング
を挿入した後、スプリングの上端にスプールの内孔を嵌
合させた状態で該スプールをバルブ孔に挿入するバルブ
組み付け方法において、バルブ孔の側壁に開口するポー
トに支持ロッドを挿入する第1の工程と、バルブ孔にス
プリングを挿入して該スプリングの上端が該バルブ孔の
上端から突出するように支持ロッド上に支持する第2の
工程と、バルブ孔に挿入されたスプリングの上端近傍を
把持して該バルブ孔の中心線上に保持する第3の工程
と、スプリングの上端にスプールの内孔を嵌合させる
4の工程と、スプリングの把持を解除する第5の工程
と、スプールをバルブ孔に挿入してスプリングを圧縮す
る第6の工程と、スプリングを支持する支持ロッドをポ
ートから引き抜く第7の工程とを備えてなることを特徴
とする。また請求項2に記載された発明は、請求項1の
構成に加えて、前記第1の工程でバルブ孔の複数のポー
トにそれぞれ支持ロッドを挿入するとともに、前記第6
の工程及び前記第7の工程のセットを少なくとも2セッ
ト繰り返して行うことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1に示すように、自動車用自動変速機の
セカンダリバルブは複数個(実施例では6個)のスプー
ルバルブから構成され、各スプールバルブはバルブボデ
ィ1に穿設したバルブ孔2に順不同に挿入されるスプー
ル3及びスプリング4と、最後に前記スプール3及びス
プリング4に抜け止めを施すために挿入されるキャップ
5とから構成される。
【0009】図2〜図4は上述のセカンダリバルブの組
み立てラインを示すもので、図2はその概略平面図、図
3は図2の3−3線矢視図、図4は図3の4方向矢視図
である。
【0010】同図から明らかなように、コンベア7に沿
って前記6個のスプールバルブを組み付けるための6つ
の組み付けステーションS1 〜S6 が設けられ、その第
3と第4の組み付けステーションS3 ,S4 の間には前
記バルブボディ1を反転するための反転ステーションS
0 が設けられる。したがって、第1〜第3の組み付けス
テーションS1 〜S3 でバルブボディ1の片面に3個の
スプールバルブの組み付けを行った後、反転ステーショ
ンS0 でバルブボディ1を180°反転し、続いて第4
〜第6の組み付けステーションS4 〜S6 でバルブボデ
ィ1の反対面に残りの3個のスプールバルブの組み付け
を行う。
【0011】バルブボディ1を支持してコンベア7によ
り搬送されるパレット8には、各組み付けステーション
1 〜S6 において組み付けられる6個のスプリング4
を保持するスプリングカセッタ9が一体に設けられ、そ
のスプリングカセッタ9には第1の組み付けステーショ
ンS1 の上流において予めスプリング4がセットされ
る。
【0012】第1の組み付けステーションS1 の側部に
は支柱10を介して基台11が水平に架設され、その基
台11に敷設した2本のガイドレール12にスライドガ
イド13を介して下部スライドベース14が摺動自在に
支持される。下部スライドベース14の下面に固設した
ナット部材15にはモータ16により回転駆動されるボ
ールねじ17が噛合し、これにより前記下部スライドベ
ース14はX軸方向に往復駆動される。下部スライドベ
ース14の上面に敷設した2本のガイドレール18には
スライドガイド19を介して上部スライドベース20が
摺動自在に支持され、その上部スライドベース20はナ
ット部材21に噛合するボールねじ22をモータ23で
回転駆動することによりY軸方向に往復駆動される。
【0013】上部スライドベース20の下部にはシリン
ダ24によりZ軸方向に昇降駆動されるタレット機構2
5が設けられる。タレット機構25は回転自在なロータ
26の周囲にキャップ把持手段27、組付確認手段2
8、スプリング把持手段29及びスプール把持手段30
を備え、それらの回転位置はモータ32によりインデッ
クスされる。
【0014】コンベア7の一側部には、バルブボディ1
の上面に向けて進退可能なスプリング位置決め手段55
が設けられる(図3参照)。図5に示すように、スプリ
ング位置決め手段55は、スプリング把持手段29に把
持したスプリング4の上端近傍を把持して受け取るべ
く、シリンダ56で開閉する一対の把持腕57を備え、
各把持腕57にはスプリング4を把持する凹部571
形成される。
【0015】コンベア7の他側部には部品の載置台33
が設けられており、その上面には前記スプール3及びキ
ャップ5が支持される。
【0016】尚、他の5つの組み付けステーションS2
〜S6 の構造は前述の第1の組み付けステーションS1
の構造と実質的に同一であるため、その重複する説明は
省略する。
【0017】図6は作動時のショックを吸収するための
スリーブ45を備えたスプール3を示すもので、そのス
プール3の上端に軸方向移動自在かつ首振り自在に嵌合
する筒状のスリーブ45は、スプリング46で外向きに
弾発付勢されたボール47により支持される。スリーブ
45の中央部には環状突起451 が内向きに形成され、
ボール47が環状突起451 を乗り越えることによりス
リーブ45はスプール3に対して相対移動することがで
きる。
【0018】図7はタレット機構25に設けられた組付
確認手段28を示すもので、その組付確認手段28はベ
ース部材34に突設した一対のブラケット341 ,34
2 に上下摺動自在に支持したアウタシャフト35と、そ
のアウタシャフト35の内部に上下摺動自在に支持した
インナシャフト36とを備える。アウタシャフト35に
設けたバネ座を兼ねる検出ドグ37とベース部材34の
ブラケット342 との間にはスプリング38が縮設さ
れ、該スプリング38の弾発力によってアウタシャフト
35はその上端のストッパ351 がブラケット341
上面に当接する下限位置に向けて付勢される。
【0019】一方、前記インナシャフト36に設けたば
ね座361 とアウタシャフト35のストッパ351 との
間には前記スプリング38よりもバネ定数が小さいスプ
リング39が縮設され、該スプリング39の弾発力によ
ってインナシャフト36はそのばね座361 がアウタシ
ャフト35の段部352 に当接する下限位置に向けて付
勢される。アウタシャフト35から下方に突出するイン
ナシャフト36の下端には検出ボス40が設けられると
ともに、アウタシャフト35から上方に突出するインナ
シャフト36の上端には検出ドグ41が設けられる。一
対のブラケット341 ,342 に固定した支持部材42
の上下両端には前記検出ドグ41により作動する第1セ
ンサ43と検出ドグ37により作動する第2センサ44
とが設けられる。
【0020】アウタシャフト35の下端外周には、検出
ボス40の外周を覆う環状部材であるスリーブホルダ4
8が軸方向摺動自在に設けられる。スリーブホルダ48
はスプリング49により下向きに付勢されており、スプ
リング49が伸長した図示の状態においてスリーブホル
ダ48の下端は検出ボス40の下端よりも僅かに高い位
置に保持される。
【0021】検出ボス40に外力が加わっていないと
き、両検出ドグ41,37はそれぞれ第1及び第2セン
サ43,44から下方に離間しており、両センサ43,
44はOFF状態にある。検出ボス40に上向きの押圧
力が加わると、先ずバネ定数が小さいスプリング39が
圧縮されてインナシャフト36のみが上昇し、検出ドグ
41により第1センサ43がONする。検出ボス40が
更に上昇してアウタシャフト35の下端に当接すると、
該アウタシャフト35はバネ定数が大きいスプリング3
8を圧縮しながらインナシャフト36と共に上昇し、検
出ドグ37により第2センサ44がONする。
【0022】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0023】コンベア7の上流端においてパレット8上
にバルブボディ1を載置するとともに、そのパレット8
に設けたスプリングカセッタ9に6本のスプリング4を
装着する。パレット8がいずれかの組み付けステーショ
ンに達して位置決めされると、そこで対応するスプール
バルブの組み付けが行われる。上記スプールバルブはバ
ルブボディ1のバルブ孔2にスプリング4、スプール3
及びキャップ5の順に装着されるもので、前記スプリン
グ4の長さは比較的短く、スプリング4の下端をバルブ
孔2の底部の当接させた状態でその上端が該バルブ孔2
の内部に退没するものとする。
【0024】先ず、モータ32でタレット機構25のス
プリング把持手段29を下向き位置にインデックスする
とともに、モータ16で下部スライドベース14をX軸
方向に、モータ23で上部スライドベース20をY軸方
向に、更にシリンダ24でタレット機構25をZ軸方向
に移動させ、スプリング把持手段29にスプリングカセ
ッタ9に保持した所定のスプリング4を把持する。
【0025】続いて、スプリング把持手段29をバルブ
ボディ1の上部に移動させて下降させ、把持したスプリ
ング4の下端をバルブ孔2に挿入する。このとき、図8
(A)に示すようにバルブ孔2の内部に貫通する7個の
ポートのうちの3個のポート21 ,22 ,23 に、予め
支持ロッド511 ,512 ,513 を挿入しておき、上
側の支持ロッド511 によってスプリング4の下端を支
持する。そしてスプリング把持手段29に把持したスプ
リング4の上端近傍を、前記スプリング位置決め手段5
5の一対の把持腕57,57によって把持してスプリン
グ把持手段29による把持を解放し、これによりスプリ
ング4をバルブ孔2の中心線上に位置決めする。
【0026】続いて、スプール把持手段30を下向き位
置になるようにインデックスした後、タレット機構25
を載置台33の上部に移動させてスプール把持手段30
にスプール3を把持する。図8(B)に示すようにタレ
ット機構25をバルブボディ1の上部に移動させた後、
スプール3をスプリング4の上端に対向させて下降させ
ると、ばね定数が小さくて撓み易いスプリング4であっ
ても、スプリング位置決め手段55によって該スプリン
グ4の上端がバルブ孔2の中心線上に位置決めされてい
ることから、スプール3の下面に開口する内孔31 をス
プリング4の上端に正確に嵌合させることができる。
【0027】続いて、図8(C)に示すようにスプリン
グ位置決め手段55の把持腕57,57を開いて元位置
に後退させた後、スプール3の下端が上側の支持ロッド
51 1 に近接する位置までスプール把持手段30を更に
下降させる。次に、図9(A)に示すように支持ロッド
511 をポート21 から引き抜いてスプリング4を落下
させると、スプリング4の下端がポート22 に挿入した
中央の支持ロッド51 2 に支持される。このときスプリ
ング4の上端がスプール3の内孔31 から抜けないよう
に、ポート22 の位置が予め選択される。
【0028】続いて、図9(B)に示すようにスプール
3の下端が中央の支持ロッド512に近接する位置まで
スプール把持手段30を更に下降させた後、図9(C)
に示すように支持ロッド512 を引き抜いてスプリング
4を落下させ、スプリング4の下端をポート23 に挿入
した下側の支持ロッド513 に支持させる。このときス
プリング4の上端がスプール3の内孔31 から抜けない
ように、ポート23 の位置が予め選択される。これと同
時に、スプール把持手段30の把持を解放し、スプール
3をバルブ孔2の底部に向けて落下させる。
【0029】スプール把持手段30の把持を解放してス
プール3をバルブ孔2の底部に向けて落下させても、多
くの場合において、図10(A)に示すように傾いたス
リーブ45がバルブ孔2の入口に引っ掛かって挿入不能
となる。そこで、組付確認手段28を下向き位置になる
ようにインデックスした後、組付確認手段28を下降さ
せて検出ボス40でスプール3の上端を押圧する。図1
0(B)に示すように更に組付確認手段28を下降させ
ると、検出ボス40が上方に後退することによりスリー
ブホルダ48の下端全周が傾斜したスリーブ45の上端
に当接し、そのスリーブ45を水平姿勢に回転させる。
【0030】このようにしてスリーブ45を水平姿勢に
しても、多くの場合においてスリーブ45がバルブ孔2
の入口に引っ掛かって挿入することができないが、図1
0(C)に示すように組付確認手段28をタレット機構
25ごとX方向及びY方向に微少振幅で往復動させる
と、スリーブ45は円を描くように回転してバルブ孔2
に嵌合する。
【0031】続いて、図11(A)に示すように組付確
認手段28を下降させてスプール3をスリーブ45と共
にバルブ孔2に押し込むと、スリーブホルダ48はバル
ブ孔2の入口に当接して停止し、検出ボス40によって
スプール3の下端が下側の支持ロッド513 に押しつけ
られる。
【0032】支持ロッド513 から受ける反力で第1及
び第2センサ43,44が共にONすると、図11
(B)に示すように組付確認手段28を僅かに上昇させ
る。すると、圧縮されたスプリング4の弾発力よりも強
いアウタシャフト36のスプリング38が伸長し、それ
までONしていた第2センサ44だけがOFF状態にな
る。しかるに、スプール3がバルブ孔2の加工不良等の
理由によって該バルブ孔2の底部に噛み込んで上昇しな
い場合には、スプール3の上端と組付確認手段28の検
出ボス40が離間して前記両センサ43,44は共にO
FFとなり、異常が検出される。
【0033】上述のようにして、スプリング4及びスプ
ール3がバルブ孔2に正しく装着されると組付確認手段
28を上昇させるとともに、下側の支持部材513 を引
き抜いてスプール3の装着を完了する。そして最後に、
下向きにインデックスしたキャップ把持手段27に把持
したキャップをバルブ孔2に嵌合させた後、再び組付確
認手段28を下向きにインデックスして下降させ、前記
キャップをバルブ孔2の段部に押し付けてカシメにより
固定することにより、スプールバルブの組み付けを完了
する。本実施例によれば、スプール3をバルブ孔2内に
挿入してスプリング4を圧縮した状態で支持ロッド51
1 ,51 2 ,51 3 をポート2 1 ,2 2 ,2 3 から引き
抜くので、スプリング4の上端がスプール3の内孔3 1
に緩く嵌まっているだけでも、スプリング4が完全に伸
び切ることがないために該スプリング4がスプール3か
ら分離して落下することが防止される。しかも複数の支
持ロッド51 1 ,51 2 ,51 3 を使用してスプリング
4及びスプール3を複数回に分けてバルブ孔2内に挿入
するので、バルブ孔2の深さに対して大幅に短いスプリ
ング4であっても、スプール3と分離することなく確実
に組み付けることができる。
【0034】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0035】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。例えば、プリング4の長
さとバルブ孔2の深さとの関係から、前記支持ロッド5
1 〜513 の本数は適宜変更可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、バルブ孔に挿入されたスプリングの上端近傍
を把持して該バルブ孔の中心線上に保持することによ
り、ばね定数が小さくて撓み易いスプリングであって
も、その上端をバルブ孔の中心線上に正確に位置決めす
ることができる。従って、前記スプリングに続いてスプ
ールをバルブ孔に挿入する際に、そのスプールの内孔を
スプリングの上端に正確且つ容易に嵌合させることがで
きる。またスプールをバルブ孔内に挿入してスプリング
を圧縮した状態で支持ロッドをポートから引き抜くの
で、スプリングが完全に伸び切ることがない。これによ
りスプリングの上端がスプールの内孔に緩く嵌まってい
ても、スプリングがスプールから分離して落下すること
が防止される。 また請求項2に記載された発明によれ
ば、第1の工程でバルブ孔の複数のポートにそれぞれ支
持ロッドを挿入しておき、第6の工程及び第7の工程の
セットを少なくとも2セット繰り返して行うことによ
り、スプリング及びスプールを複数回に分けてバルブ孔
内に挿入することが可能となり、これによりバルブ孔の
深さに対して大幅に短いスプリングであっても、スプー
ルと分離することなく確実に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セカンダリバルブの分解斜視図
【図2】セカンダリバルブの組み立てラインの概略平面
【図3】図2の3−3線矢視図
【図4】図3の4方向矢視図
【図5】図3の5方向矢視図
【図6】スリーブを有するスプールの拡大断面図
【図7】組付確認手段の拡大断面図
【図8】作用の説明図
【図9】作用の説明図
【図10】作用の説明図
【図11】作用の説明図
【符号の説明】
1 バルブボディ 2 バルブ孔 1 ,2 2 ,2 3 ポート 3 スプール 31 内孔 4 スプリング51 1 ,51 2 ,51 3 支持ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 政晴 静岡県浜松市葵東1丁目13番1号 本田 技研工業株式会社浜松製作所内 (56)参考文献 特開 平4−35825(JP,A) 実公 平1−12922(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブボディ(1)に形成したバルブ孔
    (2)に該バルブ孔(2)の深さよりも短いスプリング
    (4)を挿入した後、スプリング(4)の上端にスプー
    ル(3)の内孔(31 )を嵌合させた状態で該スプール
    (3)をバルブ孔(2)に挿入するバルブ組み付け方法
    において、バルブ孔(2)の側壁に開口するポート(2 1 ,2 2
    3 )に支持ロッド(51 1 ,51 2 ,51 3 )を挿入
    する第1の工程と、 バルブ孔(2)にスプリング(4)を挿入して該スプリ
    ング(4)の上端が該バルブ孔(2)の上端から突出す
    るように支持ロッド(51 1 ,51 2 ,51 3 )上に支
    持する第2の工程と、 バルブ孔(2)に挿入されたスプリング(4)の上端近
    傍を把持して該バルブ孔(2)の中心線上に保持する
    3の工程と、 スプリング(4)の上端にスプール(3)の内孔
    (31 )を嵌合させる第4の工程と、 スプリング(4)の把持を解除する第5の工程と、 スプール(3)をバルブ孔(2)に挿入してスプリング
    (4)を圧縮する第6の工程と、スプリング(4)を支持する支持ロッド(51 1 ,51
    2 ,51 3 )をポート(2 1 ,2 2 ,2 3 )から引き抜
    く第7の工程と、 を備えてなる、バルブ組み付け方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程でバルブ孔(2)の複数
    のポート(2 1 ,2 2 ,2 3 )にそれぞれ支持ロッド
    (51 1 ,51 2 ,51 3 )を挿入するとともに、前記
    第6の工程及び前記第7の工程のセットを少なくとも2
    セット繰り返して行うことを特徴とする、請求項1記載
    のバルブ組み付け方法。
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