JP2739308B2 - 部品挿入装置 - Google Patents

部品挿入装置

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JP2739308B2 JP4826396A JP4826396A JP2739308B2 JP 2739308 B2 JP2739308 B2 JP 2739308B2 JP 4826396 A JP4826396 A JP 4826396A JP 4826396 A JP4826396 A JP 4826396A JP 2739308 B2 JP2739308 B2 JP 2739308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品挿入装置に関す
る。特に、エンジンバルブや各種ステムのように挿入部
分が直棒状をした部品を部品挿入孔に挿入するための装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】クリアランスの小さな部品挿入孔に挿入
部品を挿入する場合、挿入部品の挿入を容易にするため
には、挿入部品の挿入側の端部又は部品挿入孔の縁にテ
ーパー状の面取りを施すのが一般的である。
【0003】しかしながら、挿入部品の種類にあって
は、挿入部品や部品挿入孔に非常に小さな面取りしか施
していない場合や施すことができない場合などがあり、
そのような場合には、挿入部品を部品挿入孔に自動挿入
することが困難であった。
【0004】例えば、エンジンの組立工程においては、
垂直姿勢に保持されたエンジンバルブを垂直方向より負
荷を加えてシリンダーヘッドの部品挿入孔へ直接挿入し
ていたが、エンジンバルブの先端に設けてある面取り及
び部品挿入孔に設けてある面取りが少ないため、挿入不
良を起こすことが多かった。このため、補正変位センサ
を用いた部品挿入装置を用いてエンジンバルブを挿入し
ていたが、かかる部品挿入装置は高価であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、面取りの少ない部品や部品挿入孔であっても、
簡単な構成によって確実に挿入することができる部品挿
入装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の部品挿
入装置は、挿入部分が直棒状をした部品を部品挿入孔に
挿入するための部品挿入装置であって、部品挿入方向に
対して傾いた状態で部品挿入孔の上に立てられた前記部
品を、部品挿入孔よりも上方において前記部品挿入方向
に対する略側方向から支持する支持部材と、前記支持部
材を前記部品挿入方向に対する略側方向へ移動させるこ
とによって、前記部品を部品挿入方向と平行に立てるた
めの支持部材移動装置と、部品挿入孔の上に部品挿入方
向と平行に立てられた前記部品を部品挿入孔へ押し込む
ための押込み装置と、を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の実施態様は、請求項1に
記載の部品挿入装置において、部品挿入孔の上に傾いた
状態で立てられた前記部品を部品挿入孔の縁に接触させ
るように押すための押さえ具を備えたことを特徴として
いる。
【0008】請求項3に記載の実施態様は、請求項1記
載の部品挿入装置において、前記支持部材は、前記部品
を部品挿入孔へ部品挿入方向と平行に挿入させるための
ガイド部を有していることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1の部品挿入装置にあっては、傾けて部
品挿入孔の上に供給された部品を略側方向から支持部材
によって支持する。ここで、側方向とは部品挿入方向と
非平行な方向をいう。ついで、支持部材移動装置で支持
部材を移動させることによって部品を部品挿入方向と平
行に立てる。部品が傾いた状態では、部品の先端の一部
が部品挿入孔内に部分的にはまり込んでいるので、部品
の先端が部品挿入孔に位置決めされている。部品を徐々
に立てると、部品の先端が部品挿入孔に位置決めされた
状態で立てられてゆき、部品の先端が部品挿入孔に一致
した状態で立てられる。従って、この部品を押込み装置
により押込むことにより、部品挿入孔へ確実に挿入する
ことができる。
【0010】請求項2に記載の実施態様では、押さえ具
により部品挿入孔の上に傾けて立てた部品を部品挿入孔
の縁に接触させるように押しているので、部品を立てる
際に部品が部品挿入孔から外れるのを防止し、部品の挿
入を確実にできる。
【0011】請求項3に記載の実施態様では、部品を部
品挿入方向と平行に挿入するためのガイド部を支持部材
に設けているので、部品を部品挿入孔に挿入するときに
部品が傾かないようにガイドすることができ、部品の挿
入を確実にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は本発明の一実施形態による部
品挿入装置を示す概略側面図である。この部品挿入装置
1を図1に従って説明する。装置フレーム等の固定部材
には、エアアクチュエータ又はモータ駆動のNC(数値
制御型)スライダーからなる水平スライダー2(支持部
材移動装置)が固設されており、水平スライダー2の可
動部3先端には受けブロック4(支持部材)が取り付け
られている。水平スライダー2を駆動すると、可動部3
先端に取り付けられている受けブロック4は水平方向に
移動させられる。
【0013】受けブロック4は、立てた挿入部品を側面
から支えて支持するための部材であって、図3に示すよ
うに、受けブロック4の前面には上下方向にわたってV
溝状をしたガイド部5が凹設されている。しかして、挿
入部品を側面からガイド部で支持することにより、図2
(a)に示すように、挿入部品の軸心をV溝状をしたガ
イド部5の中心面と一致させた状態で挿入部品を位置決
めすることができる。
【0014】さらに、受けブロック4の上面にはエアア
クチュエータからなる押込み装置6が固定されており、
押込み装置6の下面から突出する圧入ロッド7はガイド
部5と平行に突出するようになっている。押込み装置6
は、ガイド部5に位置決めされた挿入部品の軸心と圧入
ロッド7の軸心とがほぼ一致するように、受けブロック
4上面に固定されている。
【0015】8は部品挿入孔を備えたワークを載置する
ための水平なテーブルであって、ワークを所定位置に位
置決め状態で載置するための位置決め手段(図示せず)
を備えている。
【0016】受けブロック4の前方には部品移載装置9
が配設されている。部品移載装置9は、部品を掴むため
の図2(b)に示すような一対の把持用爪11と、把持
用爪11を駆動するための機構部分を内蔵したチャック
本体10と、チャック本体10を支持すると共に軸部2
6を中心として回動させる回転機構ユニット25とを備
えている。しかして、チャック本体10及び把持用爪1
1は、回転機構ユニット25を駆動することにより、部
品を鉛直に保持する真っ直ぐな姿勢と、保持した部品の
上端部が受けブロック4側へ前倒しとなる姿勢との間で
回動させられる。
【0017】また、部品移載装置9は、部品供給位置と
テーブル8上面との間で例えばレール12に沿ってチャ
ック本体10を移動させるための水平移動装置13と、
回転機構ユニット25を昇降させるための昇降装置14
とを備えている。なお、部品移載装置9のチャック本体
10を水平方向及び上下方向に移動させる手段の具体的
構成は、特に限定されるものではないが、できるだけ簡
略な機構が好ましい。
【0018】つぎに、エンジンバルブ21(挿入部品)
のステム部22をシリンダーヘッド23のバルブ挿入孔
24(部品挿入孔)へ挿入する場合を例にとって上記部
品挿入装置1の動作を図4A〜図4Eに従って説明す
る。なお、図6(a)(b)(c)(d)は、バルブ挿
入孔24の開口端を通過する水平面で断面したステム部
22の断面形状の変化を示す。
【0019】まず、予めテーブル8の上面には、シリン
ダーヘッド23が載置され、位置決めされている。従っ
て、シリンダーヘッド23のバルブ挿入孔24も所定位
置に位置決めされている。
【0020】図1に示すように、チャック本体10は、
部品供給位置では回転機構ユニット25によって真っ直
ぐな姿勢に保たれており、パーツフィーダ27に垂直に
立てられたエンジンバルブ21を把持用爪11で掴んだ
後、水平移動装置13によりテーブル8上のシリンダー
ヘッド23の上方へ移動させられ、そこで停止する。テ
ーブル8の上方へ移動したチャック本体10は、回転機
構ユニット25により回動させられて保持しているエン
ジンバルブ21を前傾させる。ついで、バルブ挿入孔2
4の上方で停止したチャック本体10は、図4Aに示す
ように、ステム部22の下端部がバルブ挿入孔24の開
口端よりもわずかに低い位置まで下がるように、昇降装
置14により下降する。このときにバルブ挿入孔24の
開口端におけるステム部22の断面形状は図6(a)の
ようになっている。この状態では、ステム部22は、上
端部が受けブロック4側へ倒れるように傾いた状態で把
持用爪11によって把持されており、図6(a)に示さ
れているように、ステム部22の下端部は、その一部だ
けがわずかにバルブ挿入孔24へ挿入されているので、
ステム部22に多少の位置ずれがあってもステム部22
の下端部の一部はバルブ挿入孔24内へわずかに、しか
し確実に挿入される。
【0021】ついで、水平スライダー2が駆動されて受
けブロック4がエンジンバルブ21側へ移動し、受けブ
ロック4がエンジンバルブ21の外周に接触する。この
後、チャック本体10は把持用爪11を開いてエンジン
バルブ21を解放する。把持用爪11がエンジンバルブ
21を解放すると、ステム部22の下端部はバルブ挿入
孔24の縁に支持されて図6(b)の断面に示すように
バルブ挿入孔24内に一部挿入される。しかして、図4
Bに示すように、エンジンバルブ21は上端部を受けブ
ロック4のガイド部5内にもたせ掛けるようにして斜め
に支持され、そのためステム部22下端がバルブ挿入孔
24内に少し挿入された状態でバルブ挿入孔24の上に
載置される。チャック本体10はエンジンバルブ21を
解放すると、一旦エンジンバルブ21から離れて後退す
る。
【0022】なお、エンジンバルブ21は上端部を受け
ブロック4側へ傾けた状態で把持用爪11によって保持
されているので、受けブロック4をエンジンバルブ21
側へ移動させた時に、受けブロック4がエンジンバルブ
21に接触していない場合でも、把持用爪11がエンジ
ンバルブ21を解放すると、エンジンバルブ21は受け
ブロック4側へ倒れて確実に受けブロック4により支持
される。また、把持用爪11に掴まれたエンジンバルブ
21が受けブロック4の幅方向に位置ずれしていても、
把持用爪11がエンジンバルブ21を解放すると、エン
ジンバルブ21はV溝状をしたガイド部5によってガイ
ド部5の中心に位置決めされる。
【0023】ついで、チャック本体10はエンジンバル
ブ21から一旦離れた後、例えば把持用爪11を閉じ、
図4Cに示すように、再び前進して把持用爪11の一部
でエンジンバルブ21のステム部22を受けブロック4
側へ押す。この結果、把持用爪11によって押されたス
テム部22は、図5に示すように受けブロック4側の外
周面がバルブ挿入孔24の縁Pに突き当てられ、図6
(b)の状態から図6(c)に示すようにバルブ挿入孔
24の縁で3点支持された状態となってバルブ挿入孔2
4内に深く嵌まり込む。この後、チャック本体10はエ
ンジンバルブ21から離れる。
【0024】ついで、図4Dに示すように、水平スライ
ダー2を駆動し、受けブロック4をさらに前進させてエ
ンジンバルブ21を垂直状態に立てると、受けブロック
4に立て掛けるようにしてバルブ挿入孔24の上に位置
決めされているエンジンバルブ21は、ステム部22下
端がバルブ挿入孔24に挿入された状態で垂直に立てら
れ、図6(d)に示すようにステム部22の下端面全体
がバルブ挿入孔24内にわずかに嵌まり込む。
【0025】この後、受けブロック4の上面の押込み装
置6を駆動して圧入ロッド7を突出させると、図4Eに
示すように、圧入ロッド7の先端がエンジンバルブ21
の上面に当接してエンジンバルブ21をバルブ挿入孔2
4に挿入する。このときエンジンバルブ21は受けブロ
ック4のガイド部5によってガイドしながらバルブ挿入
孔24に挿入されるので、傾いたりすることなくスムー
ズにバルブ挿入孔24内に挿入される。
【0026】(第2の実施形態)図7A〜図7Dは本発
明の別な実施形態による部品挿入装置15の動作を説明
するための概略図である。第1の実施形態では、バルブ
挿入孔24の上に傾けて立てられたエンジンバルブ21
をバルブ挿入孔24の縁に押し付ける押さえ具を、把持
用爪11ないし部品移載装置9が兼ねていたが、この実
施形態では、当該押さえ具として専用のプッシャー16
を設けている。このプッシャー16は、例えば図8に示
すように、押さえブロック18の基部に設けられたフラ
ンジ19をケース17内に摺動自在に納め、フランジ1
9とケース17の間のバネ20やエアの弾性力を利用し
て押さえブロック18をケース17から突出付勢したも
のである。このプッシャー16全体は、適宜移動手段
(図示せず)によって受けブロック4側へ前進後退でき
るようになっている。
【0027】しかして、この部品挿入装置15によりエ
ンジンバルブ21をシリンダーヘッド23のバルブ挿入
孔24に挿入する手順を簡単に説明する。テーブル8上
にシリンダーヘッド23が位置決めして載置されると、
把持用爪11によりエンジンバルブ21を鉛直に掴んで
テーブル8の上方まで運んできたチャック本体10が回
転機構ユニット25によって回転させられ、図7Aに示
すように、シリンダーヘッド23のバルブ挿入孔24の
位置へエンジンバルブ21を移載すると共にエンジンバ
ルブ21を前傾させる。このとき、ステム部22の下端
部は、その一部だけがわずかにバルブ挿入孔24へ挿入
されている。
【0028】ついで、図7Bに示すように、水平スライ
ダー2により受けブロック4がエンジンバルブ21側へ
前進し、受けブロック4がエンジンバルブ21の外周に
接触すると、把持用爪11が開いてエンジンバルブ21
を解放する。解放されたエンジンバルブ21は、ステム
部22の下端がバルブ挿入孔24の縁に支持され、上端
部が受けブロック4のガイド部5内にもたれ掛かるよう
に斜めに支持される。チャック本体10はエンジンバル
ブ21を解放すると、一旦エンジンバルブ21から離れ
て後退する。
【0029】さらに、図7Bに示すように、プッシャー
16が受けブロック4側へ突出して押さえブロック18
をステム部22の下端部に弾接させ、図9に示すように
プッシャー16の弾性力によってステム部22の下端部
をバルブ挿入孔24の受けブロック4側の縁Pへ押し付
け、ステム部22の下端部をバルブ挿入孔24に深く嵌
まり込ませる。
【0030】ついで、図7Cに示すように、水平スライ
ダー2を駆動し、ステム部22の下端部をプッシャー1
6で押さえたままで(あるいは、プッシャー16を後退
させてステム部22から離間させた後)受けブロック4
をさらに前進させてエンジンバルブ21を垂直状態に立
てると、受けブロック4に立て掛けるようにしてバルブ
挿入孔24の上に位置決めされているエンジンバルブ2
1は、ステム部22下端がバルブ挿入孔24に挿入され
た状態で垂直に立てられ、ステム部22の下端面全体が
バルブ挿入孔24内にわずかに嵌まり込む。
【0031】この後、プッシャー16を後退させ、押込
み装置6を駆動して圧入ロッド7でエンジンバルブ21
をバルブ挿入孔24に挿入する。
【0032】(第3の実施形態)図10(a)は本発明
のさらに別な実施形態による受けブロック4及び水平ス
ライダー2を示す一部破断した平面図、図10(b)は
その受けブロック4を示す斜視図である。この実施形態
においては、上プレート28と下プレート29の間に2
本の丸シャフト30を立てて受けブロック4を形成して
おり、この受けブロック4を水平スライダー2の先端に
固定している。
【0033】このような受けブロック4を用いても、エ
ンジンバルブ21は、図10(a)に想像線で示すよう
に、丸シャフト30間にはまり込むようにして位置決め
される。さらに、エンジンバルブ21をバルブ挿入孔2
4に挿入する際にも、エンジンバルブ21をスムーズに
ガイドすることができる。
【0034】また、上記丸シャフト30は上下プレート
28,29間に回転自在に枢支することにより、エンジ
ンバルブ21がスムーズに丸シャフト30間で位置決め
されるようにしてもよい。
【0035】(第4の実施形態)図11に示すものは複
数本のエンジンバルブ21を一度に挿入可能にしたもの
であって、受けブロック4には、複数本のエンジンバル
ブ21を一度に保持できるよう、シリンダーヘッド23
に設けられた複数のバルブ挿入孔24に対応させて、複
数のガイド部5を設け、各ガイド部5の上に押込み装置
6を設けている。
【0036】しかして、各ガイド部5にもたせ掛けるよ
うにして、複数台のチャック本体10により、あるいは
1台のチャック本体10により順次に、バルブ挿入孔2
4の上にエンジンバルブ21を立てて各エンジンバルブ
21をガイド部5にもたせ掛けた後、受けブロック4を
前進させて複数本のエンジンバルブ21を垂直に立て、
押込み装置6を駆動して複数本のエンジンバルブ21を
同時に、あるいは順次にバルブ挿入孔24に挿入する。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、部品と部品挿入孔との
クリアランスが小さく、部品と部品挿入孔の面取りも非
常に小さい場合でも、確実に部品を部品挿入孔へ自動挿
入することができる。しかも、簡単な構造によって実現
することができるので、補正変位センサを用いた補正手
段や3次元ロボットのような高価な装置が必要なく、安
価な部品挿入装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による部品挿入装置を示す
概略側面図である。
【図2】(a)は受けブロック及び水平スライダーを示
す、図1のX−X線における断面図である。(b)はチ
ャック本体及び把持用爪を示す平面図である。
【図3】同上の受けブロックを示す斜視図である。
【図4A】同上の実施形態による部品挿入装置により部
品を部品挿入孔に挿入する手順を示す図である。
【図4B】図4Aの続図である。
【図4C】図4Bの続図である。
【図4D】図4Cの続図である。
【図4E】図4Dの続図である。
【図5】ステム部の下端部がバルブ挿入孔に挿入されて
いる状態を示す一部破断した断面図である。
【図6】(a)(b)(c)(d)はバルブ挿入孔の開
口端を通過する水平面におけるステム部の断面形状を示
す図である。
【図7A】本発明の別な実施形態による部品挿入装置と
その動作を示す図である。
【図7B】図7Aの続図である。
【図7C】図7Bの続図である。
【図7D】図7Cの続図である。
【図8】同上の実施形態に用いられているプッシャーの
構造を示す断面図である。
【図9】ステム部の下端部がプッシャーにより押さえら
れている状態を示す一部破断した断面図である。
【図10】(a)は本発明のさらに別な実施形態による
受けブロック及び水平スライダーを示す一部破断した平
面図、(b)は受けブロックの斜視図である。
【図11】本発明のさらに別な実施形態による部品挿入
装置を示す側面図である。
【符号の説明】
2 水平スライダー 4 受けブロック 5 ガイド部 6 押込み装置 7 圧入ロッド 10 チャック本体 11 把持用爪 16 プッシャー 21 エンジンバルブ 22 ステム部 23 シリンダーヘッド 24 バルブ挿入孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部分が直棒状をした部品を部品挿入
    孔に挿入するための部品挿入装置であって、 部品挿入方向に対して傾いた状態で部品挿入孔の上に立
    てられた前記部品を、部品挿入孔よりも上方において前
    記部品挿入方向に対する略側方向から支持する支持部材
    と、 前記支持部材を前記部品挿入方向に対する略側方向へ移
    動させることによって、前記部品を部品挿入方向と平行
    に立てるための支持部材移動装置と、 部品挿入孔の上に部品挿入方向と平行に立てられた前記
    部品を部品挿入孔へ押し込むための押込み装置と、を備
    えた部品挿入装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の部品挿入装置におい
    て、 部品挿入孔の上に傾いた状態で立てられた前記部品を部
    品挿入孔の縁に接触させるように押すための押さえ具を
    備えたことを特徴とする部品挿入装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の部品挿入装置におい
    て、 前記支持部材は、前記部品を部品挿入孔へ部品挿入方向
    と平行に挿入させるためのガイド部を有していることを
    特徴とする部品挿入装置。
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