JPH0259226A - 段付きピンの挿入装置 - Google Patents

段付きピンの挿入装置

Info

Publication number
JPH0259226A
JPH0259226A JP21344488A JP21344488A JPH0259226A JP H0259226 A JPH0259226 A JP H0259226A JP 21344488 A JP21344488 A JP 21344488A JP 21344488 A JP21344488 A JP 21344488A JP H0259226 A JPH0259226 A JP H0259226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
hole
pin
hand member
valve spool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21344488A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Furuya
樹啓 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP21344488A priority Critical patent/JPH0259226A/ja
Publication of JPH0259226A publication Critical patent/JPH0259226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、段付きピンをワークのピン挿入孔に挿入する
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば車両用自動変速機の油圧制御装置等は、多
数のスプール孔(ビン挿入孔)が並設されたバルブボデ
ィを有し、該バルブボディのスプール孔へのバルブスプ
ール(段付きピン)の組付けは作業者が手で行っている
しかしながら、生産効率のアップのために、バルブスプ
ールのスプール孔への挿入を自動的に行いたいという要
求がある。
ところが、そのようなバルブスプールは、スプール孔と
の衝突により該スプール孔を損傷しやすく、バルブスプ
ールを直接バルブボディのスプール孔に挿入すると、バ
ルブスプールの位置決めが難しいことから、バルブスプ
ールの軸心とスプール孔の軸心とのずれによりバルブス
プールがスプール孔の孔壁面に付勢され片寄り負荷を生
じる。
そこで、バルブスプールの軸心とスプール孔の軸心との
ずれを吸収するために、ロボットで予め精度の甘いマガ
ジンの孔にバルブスプールを挿入し、その後、上記マガ
ジンをバルブボディの上に積み重ね、該マガジンよりバ
ルブボディの精度の厳しいスプール孔に挿入するように
したものが提案されている(例えば特開昭60−123
231号公報参照)。
また、その装置では、スプールをマガジンとノくルブボ
ディとによる高い落差で落とすと傷がつくことから、そ
れを防止するためにそれらを同時に傾け、スプールが孔
壁面に沿って滑り落ちるようにするとともに、マガジン
とバルブボディをゆっくり起こし、マガジンとバルブボ
ディとを同時に加振機で上下または左右に振動させるよ
うにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、そのような装置は、マガジンを介して挿
入するようにしているし、挿入時にマガジンとバルブボ
ディとを同時に加振機で上下または左右に振動させるよ
うにしているので、構造が複雑となる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、構造を複雑
とすることなく、ピン挿入孔の軸芯と段付きピンの軸芯
とのずれを容易に吸収し、片寄り負荷を生ずることなく
確実な挿入ができる段付きピンの挿入装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、複数のアーム部
材が連接されてアーム手段が構成され、該アーム手段の
先端に段付きピンを把持するノ1ンド部材が取付けられ
てなり、該ハンド部材に把持された段付きピンを、上記
アーム手段の動作にてワークのピン挿入孔上方の予定位
置まで移送し、該ワークのピン挿入孔に挿入する装置で
あって、上記段付きピンをワークのピン挿入孔上方の予
定位置から挿入のために下降させる際、上記ワークのピ
ン挿入孔の軸線と直交する面内についての上記アーム手
段の動作をフリーにする制御手段を有することを特徴と
する。
(作用) ワークのピン挿入孔に段付きピンを挿入する際、ピン挿
入孔の軸線と直交する面内において、段付きピンを把持
するハンド部材が先端に取付けられたアーム手段の動作
をフリーとするようになっているので、ピン挿入孔の軸
芯と段付きピンの軸芯とがずれていると、ピン挿入孔の
孔壁面と段付きピンとの当接により段付きピンが中心側
に移動するようにアーム手段が動作し、軸心のずれが吸
収されて挿入される。このとき、段付きピンを把持する
ハンド部材を支持するアーム手段は、ワークのピン挿入
孔の軸線と直交する面内についての動作が制御手段にて
フリーとなっているので、孔壁面側へ力が作用する片寄
り負荷を生じない。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
段付きピンであるバルブスプールを保持して、ワークの
ピン挿入孔であるバルブボディのスプール孔に挿入する
スカラ型多関節ロボットである段付きピンの挿入装置の
概略構成を示す第1図において、1はベース台で、該ベ
ース台1には、第1アーム部材2及び第2アーム部材3
が連接されてなるアーム手段が設けられている。
上記第1アーム部材2は、水平面内において、鉛直方向
の第1軸S1について旋回可能に軸支されている。
また、上記第1アーム部材2の先端部には第2アーム部
材3の基端部が連接されており、該第2アーム部材3も
、水平面内において、鉛直方向の第2軸S2について旋
回可能となっている。
上記アーム手段の先端である第2アーム部材3の先端に
は、段付きピンであるバルブスプール8を把持するハン
ド部材4(エアーチャック)が取付けられている。該ハ
ンド部材4は、第2図に詳細を示すように、本体5に対
し互いに反対方向に移動可能である可動部材6a、6b
と、該可動部材6a、6bの下端に取付けられた爪部材
7a。
7bとを有している。しかして、この爪部材7a。
7bの間にバルブスプール8が挟持されることで把持さ
れるようになっている。尚、上記ハンド部材4は、第3
軸S3方向において移動可能(昇降可能)で、かつ本体
5に連結された回転軸14について回転可能である。
上記バルブスプール8は、第4図に詳細を示すように、
上側から、第1小径部8 a s第1大径部8b、第2
小径部8C1第2大径部8d及び第3小径部8eとを有
し、第1小径部8aの上端及び第3小径部8eの下端に
面取り部8f、8gが設けられている。また、バルブボ
ディ9は、第5図に詳細を示すように、スプール孔10
の入口部分に面取り部10aが設けられ、途中部分には
各種のポート10b、10c、10d、10e、10f
、10g、10hが設けられている。
上記第1及び第2アーム部材2,3を旋回するサーボモ
ータ11.12はコントローラ13に連係され、該コン
トローラ13にて所定のプログラムにしたがって上記サ
ーボモータ11.12を駆動制御して、ハンド部材4が
所定の位置となるように旋回制御されるようになってい
るが、バルブスプール8をバルブボディ9のスプール孔
10上方の予定位置から挿入のために下降させる際には
、バルブスプール8の下降を検出する下降検出センサ1
5の信号を受けたコントローラ13が、上記スプール孔
10の軸線と直交する水平面内についての上記アーム手
段の動作がフリーとなるように、すなわち上記アーム手
段の駆動部であるサーボモータ11.12を動作フリー
とするようになっている。
上記のように構成すれば、バルブスプール8がトレイ等
の供給装置から取出されて、アーム手段先端のハンド部
材4に把持されて、バルブボディ9のスプール孔10の
上方の予定位置に移送される。このとき、バルブスプー
ル8の把持力が弱いと、ハンド部材4内でバルブスプー
ル8が斜めになるおそれがあり、その機能を有効に出す
ために一定の把持力となるように構成されている。
それから、上記バルブスプール8は、ハンド部材4に把
持されたまま、回転しつつ下降動作する。
このとき、下降検出センサ15にてバルブスプール8の
下降が検出され°るので、コントローラ13が、バルブ
ボディ9のスプール孔1oの軸線と直交する水平面内に
おいてハンド部材4を移動させるサーボモータ11.1
2の電源をOFFにすることで、第1及び第2アーム部
材2,3の駆動に制御力が作用せず、それによって上記
水平面内でのハンド部材4の移動がフリーとなるように
している。
したがって、例えば第3図に示すように、スプール孔1
0の軸芯とバルブスプール8の軸芯とがずれていると、
スプール孔10の入口部分付近に設けられている面取り
部10aのテーバ面に、バルブスプール8の下端部が当
接することになるが、バルブスプール8を把持するハン
ド部材4は水平面内ではフリーとなっているので、その
当接による反力を受けて、軸心のずれに対応してスプー
ル孔10の軸芯側に微小移動し、その結果として軸芯が
略一致して、挿入されることになる。また、第1及び第
2アーム部材2.3の動作がフリーでハンド部材4を回
転しながら挿入するため、バルブスプール8をスプール
孔10の孔壁面に押付けるという片寄り負荷を生ずるこ
となく、バルブスプ−ル8は常にバルブスプール孔10
の中心方向へ移動する。また、ハンド部材4すなわちバ
ルブスプール8が回転下降することで、挿入初期のショ
ックも和らげられる。
しかして、その状態で、ハンド部材4が下降してバルブ
スプール8を下降させ、所定位置で爪部材7a、7bに
よる保持を解除するので、バルブスプール8は確実に挿
入される。
バルブスプール8を離した後、サーボモータ11.12
の電源をONして両アーム部材2.3を制御状態として
してハンド部材4を上昇させる。
このとき、ハンド部材4は、その移動量にががイっりな
く、ティーチングポイントへ戻る。
このような一連の動作が繰り返されて、バルブスプール
8の挿入が順次行われる。
上記サーボモータ11.12は、コントローラ13より
(7)ON、O′FF信号により電源のON。
OFFが可能で、自動運転中にも0NSOFFが可能で
ある。
なお、電源をOFFにしないと、ティーチングポイント
方向に常に力(孔壁面への抵抗)がががるが、両アーム
部材2,3を動作フリーとしてハンド部材4をフリーと
することで、挿入初期以外はスプール孔10の孔壁面へ
の抵抗が軽減される。
また、バルブスプール8が落下する際、元に戻ろうとす
る復元力によってバルブスプール8が斜めになるような
ことがない。
また、上記実施例では、バルブスプール8が挿入される
スプール孔10の入口部分に面取り部10aを設けるよ
うにしているが、バルブスプール8の下端部に面取り部
を設けるようにしてもよいし、それらの両者に面取り部
を設けるようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は、上記のように、ワークのピン挿入孔への段付
きビンの挿入時に、段付きビンを把持するハンド部材を
先端に有するアーム手段を動作フリーとしたので、ワー
クのピン挿入孔の軸心と段付きピンの軸心との間にずれ
があっても、そのずれが容易に吸収され、片寄り負荷を
なくして、ワークのピン挿入孔への段付きビンの挿入を
確実にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を例示するもので、第1図は段付
きピンを把持してワークのピン挿入孔に挿入する段付き
ピンの挿入装置の概略構成図、第2図はハンド部材の詳
細図、第3図はワークのピン挿入孔の軸心と段付きビン
の軸芯との関係を示す図、第4図及び第5図はワークの
ピン挿入孔及び段付きピンの説明図である。 2・・・・・・第1アーム部材、3・・・・・・第2ア
ーム部材、8・・・・・・バルブスプール、9・・・・
・・バルブボディ、10・・・・・・スプール孔、11
.12・・・・・・サーボモータ、13・・・・・・コ
ントローラ 特許出願人 マツダ株式会社  、。 第2図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のアーム部材が連接されてアーム手段が構成
    され、該アーム手段の先端に段付きピンを把持するハン
    ド部材が取付けられてなり、該ハンド部材に把持された
    段付きピンを、上記アーム手段の動作にてワークのピン
    挿入孔上方の予定位置まで移送し、該ワークのピン挿入
    孔に挿入する装置であって、上記段付きピンをワークの
    ピン挿入孔上方の予定位置から挿入のために下降させる
    際、上記ワークのピン挿入孔の軸線と直交する面内につ
    いての上記アーム手段の動作をフリーにする制御手段を
    有することを特徴とする段付きピンの挿入装置。
JP21344488A 1988-08-26 1988-08-26 段付きピンの挿入装置 Pending JPH0259226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21344488A JPH0259226A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 段付きピンの挿入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21344488A JPH0259226A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 段付きピンの挿入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0259226A true JPH0259226A (ja) 1990-02-28

Family

ID=16639330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21344488A Pending JPH0259226A (ja) 1988-08-26 1988-08-26 段付きピンの挿入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0259226A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138261A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 三菱電機株式会社 挿入ガイドおよび挿入ガイド装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017138261A1 (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 三菱電機株式会社 挿入ガイドおよび挿入ガイド装置
JPWO2017138261A1 (ja) * 2016-02-12 2018-08-16 三菱電機株式会社 挿入ガイドおよび挿入ガイド装置
US10836003B2 (en) 2016-02-12 2020-11-17 Mitsubishi Electric Corporation Insertion guide and insertion guide device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4894901A (en) Method for positioning a robotic work system
US4887341A (en) Method and apparatus for fitting component sections
JP4439751B2 (ja) 被挿入物の把持・挿入装置、被挿入物の把持・挿入方法および組立ユニット
US4785528A (en) Robotic work positioning system
JPH0253199B2 (ja)
JPH05285747A (ja) 部品組立装置
JP2006035346A (ja) 部品組付け方法
EP0163065A1 (en) Self-pivoting robotic manipulator
JPH0259226A (ja) 段付きピンの挿入装置
JPH04256526A (ja) 組立部品の位置検出方法
JP3578367B2 (ja) 嵌め合い装置
JP2739308B2 (ja) 部品挿入装置
USRE33466E (en) Industrial robot with automatic centering
JPH0645348Y2 (ja) 芯出し機能を備えたロボットハンド
JP3814258B2 (ja) 把持装置およびこれを備える多関節ロボット
JP4310384B2 (ja) ワークのハンドリング方法およびハンドリング装置
JP2783013B2 (ja) 自動段替え装置
JPH03281129A (ja) Cリング装着装置
JPS646191Y2 (ja)
JP3761062B2 (ja) 弾球遊技機の遊技盤自動組立方法及びその機械
JPS6137480Y2 (ja)
JPH0418767Y2 (ja)
JPS5856708A (ja) チヤツク自動交換装置
JPH0680245A (ja) ワーク移載装置
JPH09130090A (ja) 部品実装装置及びその吸着ノズル