JP2597495B2 - 圧入装置 - Google Patents

圧入装置

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JP2597495B2
JP2597495B2 JP2617988A JP2617988A JP2597495B2 JP 2597495 B2 JP2597495 B2 JP 2597495B2 JP 2617988 A JP2617988 A JP 2617988A JP 2617988 A JP2617988 A JP 2617988A JP 2597495 B2 JP2597495 B2 JP 2597495B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はワークに穿設された穴に部品を圧入するため
の装置に関する。
(従来の技術) ワークに穿設された穴に部品を圧入するにあたり、ワ
ークをクランプ手段で保持した状態で圧入手段を作動さ
せることは一般に行なわれている(例えば、実開昭55−
98534号公報参照)。しかし、圧入位置(穴)がワーク
の端にあると、ワークが圧入時に圧入手段からの力を受
けて若干傾いた状態となり、部品の円滑な圧入に支障を
来たすことがある。
これに対し、圧入位置がワークの一端にある場合に、
他端を押圧手段で押えるならば、圧入時におけるワーク
の上記傾きを防止することができるが、安定した押圧を
行なうべくワークの押圧面を広くとったり、最適な押圧
場所を選択すれば、そのことによって、ワークに対する
圧入部品の位置決めを行なうためのスペースが制約され
てくる。また、上記圧入部品の位置決めスペースが十分
にあっても、ワークは押圧手段による押圧で若干の変形
を生ずると、圧入部品とワークとの間での位置ずれを招
くことになる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、上述の圧入時におけるワークの傾き
の問題を解決すべく押圧部材を設けた場合に、ワークに
対する部品の位置決めに支障を生じないようにした圧入
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ワークに穿設された穴に部品を圧入する装
置であって、上記ワークを支持部に対し押圧する押圧部
材と、上記部品を上記穴に圧入する圧入手段とを備えて
いて、上記押圧部材と圧入手段との間に、互いに係合し
て上記部品を上記ワークの穴に案内する位置決め用の係
合部と被係合部とが設けたことを特徴とする。
(作用) 上記圧入装置においては、ワークを押圧部材で押えれ
ば、圧入時におけるワークの傾きが防止される。そし
て、押圧部材をワークに対し位置決めすれば、係合部と
被係合部との係合により、押圧部材を仲立ちとして部品
をワークに対して位置決めすることができる。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、圧入時におけるワークの傾
きを防止する押圧部材を利用して部品の位置決めを行な
うようにしたから、部品の位置決めのために押圧すべき
場所が制限されたり、逆にワークの押圧のために部品の
位置決めが難しくなることがなくなり、圧入時における
ワークの傾きを確実に防止しながら、ワークに対する部
品の正確な位置決めを行なうことができるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図にはワーク(シリンダブロック)Wに対する部
品の圧入装置の全体構成が示されている。
同図において、1はパレット2に保持されたワークW
を圧入ステーションに搬送するローラコンベヤ、3は圧
入ステーションに設けられたワーク支持手段、4はワー
ク支持手段3に対しワークWを押圧して保持する押圧手
段、5は部品を圧入のために保持するチャック手段、6
は部品の押込み手段、7は部品を供給するパーツフィー
ダである。そして、本例の場合、上記チャック手段5と
押込み手段6とで部品の圧入手段が構成されている。
ワーク支持手段3は、第2図にも示すように、昇降用
シリンダ装置10に結合された支持台11と、この支持台11
の中心を貫通する回転軸12の上端に結合された旋回台13
とを備えている。支持台11は、それぞれ軸心を上記回転
軸12の半径方向に配した複数の支持ローラ14を備えてい
る。旋回台13はパレット2に対する係止ピン15を備えて
いる。上記回転軸12の下端部にはアーム16が固定されて
いて、このアーム16に旋回用シリンダ装置17が連結され
ている。なお、第2図において、18は支持台11のバック
アップ用シリンダ装置であり、平行リンク19にて支持台
11を支えるようになっている。また、20はパレット2を
圧入ステーションで停止せしめるストッパ、21はこのス
トッパ20を起伏せしめるシリンダ装置である。
押圧手段4は、ワークWの端部にある部品圧入位置の
反対側の端部を押圧するものであり、押圧部材23と、押
圧用シリンダ装置24とからなる。押圧部材23は、ワーク
Wに当接せしめる当て板25と、この当て板25を固定した
ホルダー26とからなり、このホルダー26に押圧用シリン
ダ装置24が連結されている。本例の場合、第3図に示す
ように、ワークWであるエンジンのシリンダブロックの
長手方向の両端部をそれぞれ上から別の当て板25,25で
押圧するようになっていて、各当て板25には第4図に示
すようにワークWの位置決め基準孔27に挿入する基準ピ
ン28が下方へ突出して設けられている。ホルダー26は、
上記両当て板25,25に跨って設けられていて、上方方向
に貫通する3つの位置決め用係合孔29を備えている。シ
リンダ装置24は、支柱30に支えられた支持部材31にブラ
ケット32を介して取り付けられている。
チャック手段5は、第3図にも示すように、互いに直
交する第1と第2のレール33,34を利用して水平面上で
移動可能になされているとともに、第4図に示すように
上下方向のガイドロッド35を利用して上下動可能になさ
れている。この場合、第1レール33の走行体36に第2レ
ール34が固定され、第2レール34の走行体37にガイドロ
ッド35が固定され、このガイドロッド35にチャック手段
5がシリンダ装置38にて上下動可能に支持されている。
しかして、上記チャック手段5は、3つの部品把持具
41〜43とこれに対応する3つの位置決め用係合ピン44を
備えている。各部品把持具41〜43はチャック手段5の本
体5aに上下動可能に且つスプリングで上方へ付勢して支
持されていて、それぞれ本体5aより上方へ突出した受圧
ロッド47〜49を備えている。各位置決め用係合ピン44
は、上記本体5aより側方へ張り出したアーム50〜52に下
向きで固定されている。上記3つの部品把持具41〜43の
うち、両端のものはワークWの両端のピン穴53,54に圧
入すべきピン部品(シリンダヘッド組付用のピン)を把
持し、中央のものはシリンダヘッドへのオイル供給穴55
に圧入すべきオイル量調整プラグを把持するものであ
る。そして、第3図において上側にある部品把持具41と
係合ピン44の組は、ワークWの片端(図において下側)
のピン穴53と位置決め用係合孔29の組と同じ位置関係に
あり、同様に中央の部品把持具42と係合ピン44の組はワ
ークWの中央のオイル供給穴55と位置決め用係合孔29の
組と同じ位置関係に、下側の部品把持具43と係合ピン44
の組はワークWの他端のピン穴54と位置決め用係合孔29
の組と同じ位置関係にある。
部品の押込み手段6は、ワーク支持手段3の上方にお
いて支持部材31に取り付けられていて、第5図に示すよ
うに、3本の圧入ロッド56を備えている。この3本の圧
入ロッド56は、ワークWのピン穴53,54、オイル供給穴5
5の各位置に対応するように支持プレート57に固定され
ている。そして、この支持プレート57は、上記支持部材
31に固定のシリンダ装置58に連結されているとともに、
両側に設けたガイドロッド59,59を支持部材31のガイド
筒60,60に通して上下動可能になされている。また、一
方のガイドロッド59には、第1図に示すようにドグ61,6
1が設けられ、支持部材31には上記ドグ61,61との接触に
より圧入ロッド56の上昇端と下降端をそれぞれ検出する
リミットスイッチ62,63が設けられている。
パーツフィーダ7は、第1図に示すように、部品を整
列して順次供給するフィーダ64と、このフィーダ64で供
給された部品をチャック手段5に持ち上げるシリンダ装
置65とからなる。
次に上記圧入装置の作動を説明する。
ワークWはコンベヤ1で圧入ステーションに搬送され
てくると、ワーク支持手段3にて持ち上げて支持され
る。これに対し、押圧手段4が押圧部材23を下降せし
め、第4図に示すように基準ピン28をワークWの基準孔
27に挿入してワークWに対し位置決め状態で当接せしめ
る。一方、チャック手段5は、パーツフィーダ7から部
品を取り上げて圧入ステーションへ移動せしめる。この
場合、上記部品がワークWの端(第3図の下側)のピン
穴53に圧入すべきピン66であれば、チャック手段5は第
3図において上側に図示された部品把持具41で上記ピン
66を取り上げ、上側のアーム50の係合ピン44をワークW
の端(第3図の下側)の係合孔29に挿入することにな
る。
これにより、上記圧入すべきピン66は、上記係合孔29
と係合ピン44との係合により、ワークWのピン穴53に案
内されていくことになる。つまり、上記ピン66は、予め
ワークWに対し位置決めされている押圧部材23を介して
ワークWに対する位置決めがなされることになる。そし
て、押込み手段6の圧入ロッド56を上記部品把持具41の
受圧ロッド47に当て、押圧手段4でワークWを押圧しな
がら、押込み手段6で上記ピン66をワークWのピン穴53
に圧入していくことになる。この際、押圧手段4とピン
66とは、係合孔29と係合ピン44との係合により、ワーク
Wに対し同じ基準(押圧手段4の基準ピン28とワークW
の位置決め基準孔27との係合)で位置決めがなされてい
るから、上記ピン66の圧入あるいは押圧手段4による押
圧でワークWに若干の変形を招いても、ワークWに対す
るピン66の位置ずれは生ずることがなく、ピン66の円滑
な圧入が可能となる。
なお、上記実施例では圧入手段を構成するチャック手
段と押込み手段とが別個に設けられているが、両者は1
つの装置としてまとめて設けることもできる。
また、上記実施例では押圧部材に係合孔を設け、圧入
手段側に係合ピンを設けたが、この係合孔と係合ピンの
設置関係は逆にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は圧入装置の全体
構成を示す正面図、第2図はワーク支持手段の側面図、
第3図はワークと押圧部材と圧入手段(チャック手段)
の関係を示す平面図、第4図はワークに対する部品の圧
入状態を示す一部断面にした正面図、第5図は押込み手
段を示す一部断面にした側面図である。 3……ワーク支持手段、4……押圧手段、5……チャッ
ク手段(圧入手段)、6……押込み手段(圧入手段)、
23……押圧部材、27……位置決め基準孔、28……基準ピ
ン、29……位置決め用係合孔、44……位置決め用係合ピ
ン、66……圧入すべき部品(ピン)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークに穿設された穴に部品を圧入する装
    置であって、上記ワークを支持部に押圧する押圧部材
    と、上記部品を上記穴に圧入する圧入手段とを備えてい
    て、上記押圧部材と圧入手段との間に、互いに係合して
    上記部品を上記ワークの穴に案内する位置決め用の係合
    用と被係合部とが設けられていることを特徴とする圧入
    装置。
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