JP2657103B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2657103B2
JP2657103B2 JP1233299A JP23329989A JP2657103B2 JP 2657103 B2 JP2657103 B2 JP 2657103B2 JP 1233299 A JP1233299 A JP 1233299A JP 23329989 A JP23329989 A JP 23329989A JP 2657103 B2 JP2657103 B2 JP 2657103B2
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dew
heat insulating
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隆司 平田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は断熱壁の左右両側面に配設され貯蔵室を透視
できる透明板を主体とする断熱側板を備えたショーケー
スに関する。
従来の技術 断熱壁にて囲まれる空間内に形成される貯蔵室と、こ
の貯蔵室を透視できる透明板を断熱壁の左右両側面に配
設したショーケースが実開昭64−7855号公報に開示され
ている。この技術にあっては、断熱壁の左右両側面を覆
う左右一対の側板を取り付けて、この側板を冷気通路の
上部区域に対応させた透明板と冷気通路の底部区域に対
応した断熱板とで構成しており、第1乃至第3取付金具
にて断熱壁の左右側面に取り付けている。
発明が解決しようとする課題 前記公報における側板は、その上端が第3取付金具に
て断熱壁の上面に、その下端が第2取付金具にて冷気通
路の底部区域側面を覆う閉塞板外面に、透明板と断熱板
との接続部分が第1取付金具にて閉塞板の上端に夫々ビ
ス等の止め具若しくは係合具でもって取り付けられてい
る。このため、透明板と断熱板との連結接続を行なうに
あたり、ビス等の止め具が必要であることに加え、この
連結部位をショーケース本体へ固定しなければならない
問題があった。また、透明板に付着した露の処理を行え
るようには構成されておらず、この露が側板から床面に
落下して床を汚してしまうことがあった。
そこで本発明は、この側板の固定を簡略化するととも
に側板に付着した露の処理を行うようにしたショーケー
スを提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明は、前面に物品の出入口を有した断熱壁にて形
成される貯蔵室及びこの貯蔵室を包囲する冷気通路と、
断熱壁の左右側面に配設され透明板を主体とする断熱側
板とを備えたショーケースを提供するものであり、断熱
壁の下方に配設され該断熱壁を支える脚材と、冷気通路
の左右側面を被う本体側板と、この本体側板に形成され
た長孔である孔と、脚材の左右側面を被う袴材と、上面
に透明板の下端を挿入する溝を有すると共にこの溝内の
庫外側に断面L字形の支持突起を複数形成し下面に袴材
の上部を嵌める係合部及び溝より孔を通じて本体側板を
貫通して冷気通路内に至る樋部を夫々形成した露受具と
を備え、樋部の幅の寸法は孔の短径の寸法と略同一とし
たものである。
作用 露受具に形成した樋部は露受具に溜る露を冷気通路に
導くだけでなく、露受具の本体側板に対する前後方向の
位置ずれ防止部材として作用するとともに、露受具の横
方向への動きを規制する規制部材として作用する。ま
た、露受具の下面に形成した係合部が袴材の上部を嵌め
込み樋部が本体側板を貫通することで、露受具の前後左
右方向への動きが規制される。さらに、露受具の上面に
形成した溝は、透明板の下端を支持する受け部として作
用し、透明板の重量がこの溝に加わることで露受具は下
方へ押圧されることとなり、露受具の上方への浮き上が
りは阻止される。
実施例 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
1は前面に商品収納及び取出のための出入口としての
開口3を形成した断熱壁2にてその本体1Aを構成してな
る開放形の低温ショーケースで、断熱壁2の左右両側面
には透明板4を主体とする断熱側板5が夫々配設されて
いる。
前記断熱壁2で囲まれる空間には複数の棚6A及び底敷
6Bを備えた貯蔵室7と、プレートフィン形蒸発器8及び
送風ファン9を収納配置した第1通路10と、送風ファン
11を備えた第2通路12とが形成されている。両送風ファ
ン9,11を運転するとともに蒸発器8に冷媒を供給するこ
とに伴い、第5図実線矢印及び一点鎖線矢印に示す如く
第1,第2両通路10,12を循環する強制循環気流が生成さ
れ、両通路10,12の吹出口13,15と吸込口14,16との間、
即ち開口3に夫々冷たいエアーカーテンCAと保護エアー
カーテンHAとが形成されて、前記貯蔵室7を冷却する。
尚、第1・第2通路10,12を合わせて貯蔵室7を包囲す
る冷気通路Rが形成され、以下冷気通路と称する。この
冷気通路Rの左右両側面は、孔19Aを形成した本体側板1
9にて被われる。17は貯蔵室7の棚6Aに配置された螢光
灯である。
20は断熱壁2の下方に配設され断熱壁2を支える脚材
であって、その前後に後述する前後各固定部材45,46を
夫々取りつけている。
断熱側板5は、断熱壁2の左右両側面を覆うように取
り付けられ、貯蔵室7を透視できるように形成した主体
としての透明板4と、脚材20の左右側面を被い断熱材に
て構成した袴材30と、透明板4及び袴材30を連結する露
受具31とからなる。
袴材30は、上部に外側が高い段差部32を形成してい
る。露受具31は、上面に透明板4の下端を挿入する溝33
を有し、下面に袴材30の段差部32に臨む複数の突起34を
形成するとともに、袴材30の外面に当接する当接部31A
を形成している。尚、突起34と当接部31Aと溝33の下面
とで袴材30の上部を嵌合する係合部38を形成している。
また、溝33に連通し本体側板19に形成した孔19Aに挿入
されて本体側板19を貫通し冷気通路R内に臨む樋部35を
設けてある。また、露受具31の溝33には、透明板4の下
端面を浮かせて保持するとともに透明板4の下端側面と
間隔を持たせるための断面L字形の支持突起36を複数形
成するとともに、下部前後には、袴材30の前後上端部を
被覆する被覆部37を形成している。
透明板4は、夫々方形をなす透明ガラスから成る庫内
側・庫外側両板41,42と、両板間の間隔を所定間隔に維
持するとともにこの両板間に断熱空間を形成する乾燥剤
(図示せず)入りの方形環状スペーサ43とから成り、断
熱壁2、第1,第2両通路10,12各側面から内部を透視で
きないようにするため、透明板4の前記各側面に相対す
る部分にセラミックス等の無機質塗料を略コ字形に塗布
した遮蔽用の塗装膜44を形成している。
45,46は脚材20の前後に配設された前後各固定部材で
あって、ショーケース1同士の固定時若しくは袴材30の
固定時に使用される。48は冷気通路Rにおいて最低位部
に形成された排水口、49は排水口48に接続される配水管
である。
次に断熱側板5の固定について説明すると、前後各固
定部材45,46に対してビス等の固定具にて固定した袴材3
0上に、溝33が上方になるようにして露受具31を載置す
る。このとき、露受具31下面の突起34を袴材30の段差部
32に臨ませるとともに露受具31の樋部35を本体側板19の
孔19Aに挿入して樋部35を冷気通路R内に臨ませる
(尚、袴部30の前後上端部は被覆部37により被覆され
る)。したがって、露受具31に形成した樋部35は露受具
31に溜る露を冷気通路Rに導くだけでなく、露受具31の
本体側板19に対する前後方向への位置ずれ防止部材とし
て作用するとともに、露受具31の横方向への動きを規制
する規制部材として作用する。また、露受具31の下面に
形成した突起34を袴材30の段差部32に臨ませ、樋部35を
本体側板19の孔19Aに送入することで、露受具31の前後
左右方向への動きが規制される。
そして、この状態の露受具31の溝33内に前後各端部に
前後各枠51,52を被せた透明板4の下端を挿入して、透
明板4を断熱壁2の左右両側面に支持する。この後、透
明板4の上端を、ショーケース本体1A上部に取付金具53
及びビス等の固定具54によって固定することで、断熱側
板5の断熱壁2側面への固定が終了する。したがって、
露受具31の上面に形成した溝33は、透明板4の下端を支
持する受け部として作用し、透明板4の重量がこの溝33
に加わることで露受具31は下方へ押圧されることとな
り、露受具31の上方への浮き上がりは阻止される。
尚、この種ショーケースは用途によって庫内に鏡材を
設置することがあり、この場合鏡材を透明板から見えな
くするために目隠しシートを貼付するが、シートの位置
決めを行い易くするために塗装膜44の適所に目印を付け
ておくとよい。
かかる構成によれば、突起34を段差部32に臨ませつつ
樋部35を孔に挿入することで、露受具31の袴材30に対す
る前後方向の位置ずれ防止を行うことができるととも
に、袴材30上での露受具31の横方向への移動が規制でき
る。また露受具31は、透明板4の下端を受け透明板4を
袴部30に支持させる透明板支持部としての作用と、透明
板4に付着する露滴を溝33内へ収集し樋部35を経て冷気
通路R内へ導びく露処理部としての作用とを兼用するこ
とができる。そして、露受具31は、断熱側板5の一部を
構成する袴材30上に載置され、透明板4の重量を受けて
下方へ押圧されるため、ビス等の固定部材を要すること
なく透明板4を袴材30とにより挾持されるかたちで固定
される。さらに、袴材30上に載置された露受具31の溝33
内に透明板4下端を差し込むことで、透明板4の断熱壁
2側面の支持が行えるとともに、透明板4の取り付け作
業を容易となすことができる。
〔発明の効果〕
上述した本発明では次に列挙する効果が生じる。
透明板と袴材との間に溝より本体側板を貫通して冷気
通路内に至る樋部を有した露受部を設けたことで、透明
板に生じた露を庫外に流れ出さずに、露受具を通じて庫
内に形成された冷気通路内に導き、確実に断熱壁上に落
下させることができる。
露受具下面に形成した係合部に袴材の上部を臨ませつ
つ樋部を本体側板に挿入することで、露受具の本体側板
に対する前後方向への位置ずれ防止ができるとともに、
横方向への動きを規制することができる。
露受具の溝に透明板の下端を挿入することで、透明板
を貯蔵室の左右側面に容易に支持することが可能とな
る。
露受具は、透明板の重量によって袴材上に押圧保持さ
れるので、ネジ止め等の固定部材がなくても浮き上がり
のない状態で袴材上に載置固定することができ、露受具
の固定部材を省略することができる。
露受具に形成した樋部が、本体側板の孔を貫通して冷
気通路内に設けられているので、樋部による露の排出さ
れている様子が外部から見えず、ショーケースの見た目
が綺麗である。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は低温ショーケ
ースの側面下部の概略分解斜視図、第2図は側面上部の
斜視図、第3図はショーケース側面における要部断面
図、第4図はショーケースの外観斜視図、第5図は第4
図のA−A断面図、第6図は露受具の外観斜視図であ
る。 1…ショーケース、2…断熱壁、3…出入口、4…透明
板、5…断熱側板、7…貯蔵室、R…冷気通路、19…本
体側板、19A…孔、20…脚材、30…袴材、31…露受具、3
1A…当接部、32…段差部、33…溝、34…突起、35…樋
部、38…係合部。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−7265(JP,U) 実開 昭61−98977(JP,U) 実開 昭61−44181(JP,U) 実開 昭61−89787(JP,U) 実開 昭56−72183(JP,U) 実開 平1−7855(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に物品の出入口を有した断熱壁にて形
    成される貯蔵室及び該貯蔵室を包囲する冷気通路と、前
    記断熱壁の左右側面に配設され透明板を主体とする断熱
    側板とを備えたショーケースにおいて、前記断熱壁の下
    方に配設され該断熱壁を支える脚材と、前記冷気通路の
    左右側面を被う本体側板と、該本体側板に形成された長
    孔である孔と、前記脚材の左右側面を被う袴材と、上面
    に前記透明板の下端を挿入する溝を有すると共に該溝内
    の庫外側に断面L字形の支持突起を複数形成し下面に前
    記袴材の上部を嵌める係合部及び前記溝より前記孔を通
    じて本体側板を貫通して前記冷気通路内に至る樋部を夫
    々形成した露受具とを備え、前記樋部の幅の寸法は前記
    孔の短径の寸法と略同一としたことを特徴とするショー
    ケース。
JP1233299A 1989-09-08 1989-09-08 ショーケース Expired - Lifetime JP2657103B2 (ja)

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JPS6144181U (ja) * 1984-08-24 1986-03-24 日本建鐵株式会社 冷蔵シヨ−ケ−スの露受け構造

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