JPH11262432A - オープンショーケース - Google Patents

オープンショーケース

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Publication number
JPH11262432A
JPH11262432A JP6856198A JP6856198A JPH11262432A JP H11262432 A JPH11262432 A JP H11262432A JP 6856198 A JP6856198 A JP 6856198A JP 6856198 A JP6856198 A JP 6856198A JP H11262432 A JPH11262432 A JP H11262432A
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JP
Japan
Prior art keywords
windshield
open showcase
covering
plate
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP6856198A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Morishita
克己 森下
Hiroshi Taniguchi
博 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6856198A priority Critical patent/JPH11262432A/ja
Publication of JPH11262432A publication Critical patent/JPH11262432A/ja
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 押さえ部材の取付状態を反転するだけで断熱
壁の段差部にフロントガラスが取り付けられる状態と、
段差部を被覆する状態とを選択することができる。 【解決手段】 前壁15Aの上面後部の段差部に上下に
延在した固定板21を有する押さえ部材18を設け、固
定板21の上端から側方に突出して段差部を覆う被覆部
20を設ける。被覆部20の反対側にフロントガラス1
を押さえ付ける挟持部19を設け、被覆部20と挟持部
19の固定板21側に吸込ダクト板5の上端が挿入され
る溝18A、18Bをそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口縁に位置する
断熱壁の上面後部に段落形成された段差部内にフロント
ガラスが立設可能とされたオープンショーケースに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりフロントガラスを有するこの種
オープンショーケースは、例えば特開平5−30501
8号公報(A47F3/04)に示されている。係るオ
ープンショーケースでは、断熱壁の上面に段差部が段落
形成され、その段差部にフロントガラスが立設されてい
る。そして、フロントガラスは段差部内に立設された状
態で、押さえ部材により後方から押さえ付けられてい
た。
【0003】また、フロントガラスを立設しない場合に
は、フロントガラスが存在しないため、段差部がそのま
ま露出することになる。そのため、この段差部内に塵埃
が溜まってしまい不衛生となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来ではフロ
ントガラスを取り付けない場合には、前記公報の如く格
別な閉塞板を取り付けて段差部を隠蔽していた。そのた
め、部品点数が増大し、コストが高騰してしまう問題が
あった。
【0005】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、押さえ部材の取付状態を反
転するだけで断熱壁の段差部にフロントガラスが取り付
けられる状態と、段差部を被覆する状態とを選択するこ
とができるオープンショーケースを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のオープン
ショーケースは、開口縁に位置する断熱壁の上面後部に
段落形成された段差部を備え、この段差部内にフロント
ガラスを立設可能とされたものであって、上下に延在し
て断熱壁内面に取り付けられる固定部と、この固定部の
上端から側方に突出した被覆部とを有する押さえ部材を
備え、この押さえ部材は、被覆部を後側とした取付状態
で後方よりフロントガラスを押さえ付け、段差部の前壁
と共にフロントガラスを挟持すると共に、被覆部を前側
とした取付状態では当該被覆部により段差部を覆うもの
である。
【0007】また、請求項2の発明のオープンショーケ
ース、上記において押さえ部材は、吸込ダクト板の上端
が挿入される溝を、固定部の前後にそれぞれ備えている
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は実施例のオープンショーケース
2の斜視図、図2は同オープンショーケース2の前面開
口7下縁の縦断側面図、図3は同オープンショーケース
2の前面開口7下縁の拡大縦断側面図、図4はフロント
ガラス1を撤去した状態のオープンショーケース2の前
面開□7下縁の縦断側面図、図5は図4のオープンショ
ーケース2の前面開□7下縁の拡大縦断側面図をそれぞ
れ示している。
【0009】オープンショーケース2は冷蔵・冷凍食品
等の商品を冷却展示するための低温ショーケースであ
り、前面開口7にて前方に開放する断面略コ字状の断熱
壁8と、その左右両側に取り付けられた側板12、12
とから本体が構成されている。オープンショーケース2
の庫内には商品を展示する貯蔵室14が形成されてお
り、この貯蔵室14内には棚17が複数段架設されて商
品の展示に供される。オープンショーケース2の貯蔵室
14内には図示しないダクトに設置された冷却器から送
風機により冷気が供給され、所定の冷蔵・冷凍温度とさ
れる。
【0010】図2には上記断熱壁8は底壁15Bと前壁
15Aが示されているが、この断熱壁8は、外面材22
と、この外面材22の内側に所定の間隔を存して配設さ
れた内面材23と、両面材22、23間に現場発泡方式
にて充填された断熱材24とから構成されている。
【0011】断熱壁8の前壁15Aの上面は、開口7下
縁全幅に渡って後部が低く段落形成され、そこに段差部
10が形成されている。また、断熱壁8の内側にはオー
プンショーケース2の開口7下縁全幅に渡って内部に前
記ダクトの一部を構成する吸込ダクト板5が設けられて
おり、この吸込ダクト板5の上面に吸入口5Aが形成さ
れると共に、吸込ダクト板5の上端は、前壁15Aに形
成した段差部10の下側近傍に位置して上方に延在して
いる。
【0012】また、前壁15A上端内側には押さえ部材
18が設けられる。この押さえ部材18は、上下に延在
して前壁15Aの内面に取り付けられる固定部としての
固定板21と、この固定板21の上端から側方に突出す
る矩形状の被覆部20から構成されている。この被覆部
20は固定板21の上部から略直交するかたちで前方に
延在した後、固定板21と平行に下方に延在し、更に下
端は固定板21側に直角に折れ曲がっている。
【0013】即ち、被覆部20は固定板21の上端部一
側に断面略四角形に形成され、固定板21が断熱壁8内
面に固定された状態で、段差部10を覆うように構成さ
れると共に、被覆部20の下端部には、固定板21と少
許間隔を存して溝18Aが形成されている。
【0014】また、押さえ部材18の固定板21上部に
は被覆部20の反対側に挟持部19が形成されており、
この挟持部19は固定板21の上部から略直角に少許離
間した後、固定板21と平行に下方に延在して固定板2
1との間に溝18Bを形成している。即ち、挟持部19
は固定板21の上部他側に固定板21と平行に設けら
れ、固定板21との間に溝18Bを形成すると共に、挟
持部19は固定板21が断熱壁8内面に固定された状態
で、段差部10の前壁との間にフロントガラス1を挟持
できるように構成されている。
【0015】尚、これら被覆部20と挟持部19は、固
定板21の上端に取り付けられた一枚の板材を屈曲して
構成されている。
【0016】また、固定板21の上部両側の被覆部20
と挟持部19とによって形成された溝18A、18Bに
は前記吸込ダクト板5の上端を挿入可能に構成されてい
る。そして、押さえ部材18は固定板21を図示しない
ネジにて前壁15Aに固定することにより、断熱壁8に
取り付けられる。尚、25はハンドレール、26はバン
パーである。
【0017】一方、フロントガラス1は透明で開口7の
略全幅に渡る寸法を有した横長の平板状ガラスであり、
その上端にはガラス枠1Aが取り付けられると共に、そ
の下端には図示しないパッキンが取り付けられている。
該フロントガラス1はこのパッキン部分を段差部10の
前壁と押さえ部材18によって挟まれるかたちとなる。
【0018】即ち、押さえ部材18の挟持部19を段差
部10側に位置させた状態(向き)で、固定板21をネ
ジによって前壁15Aの内面に固定すると共に、被覆部
20の内側に設けられた溝18A内に吸込ダクト板5の
上端を挿入する。これによって、フロントガラス1はパ
ッキンを介して前壁15Aの段差部10の前壁と押さえ
部材18の挟持部19で挟持される。係る構成によって
フロントガラス1をオープンショーケース2の開口7の
下縁に立設することができる。
【0019】次に、フロントガラス1を設けない場合に
は、押さえ部材18の被覆部20を段差部10側に位置
させた状態(向き)で、固定板21をネジによって前壁
15Aの内面に固定すると共に、挟持部19の内側に設
けられた溝18B内に吸込ダクト板5の上縁を挿入す
る。これによって、前壁15Aの段差部10には押さえ
部材18の被覆部20が進入して全体が覆われるので、
段差部10を隠蔽することが可能となる。
【0020】このように、固定板21の上端から側方に
突出して被覆部20を有する押さえ部材18を前壁15
Aの内側に取り付けると共に、この押さえ部材18の被
覆部20を後側にして取り付けた状態では挟持部19で
フロントガラス1を押さえ付け、段差部10の前壁と共
にフロントガラス1を挟持する。また、被覆部20を断
熱壁8の段差部10側にして押さえ部材18を前壁15
Aに取り付けた状態では、被覆部20により段差部10
を覆うようにしているので、押さえ部材18を反転して
取り付けるだけで、フロントガラス1を取り付ける状態
と、段差部10を被覆する状態とを選択することが可能
となる。
【0021】また、押さえ部材18は挟持部19と被覆
部20の固定板21側、即ち、固定板21の前後に吸込
ダクト板5の上端を挿入する溝18A、18Bをそれぞ
れ備えているので、押さえ部材18を何れの向きに取り
付けた場合でも、吸込ダクト板5の上端を溝18A、1
8Bに挿入して係止することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、開口
縁に位置する断熱壁の上面後部に段落形成された段差部
を備え、この段差部内にフロントガラスを立設可能とさ
れたオープンショーケースにおいて、上下に延在して断
熱壁内面に取り付けられる固定部と、この固定部の上端
から側方に突出した被覆部とを有する押さえ部材を設
け、この押さえ部材は、被覆部を後側とした取付状態で
後方よりフロントガラスを押さえ付け、段差部の前壁と
共にフロントガラスを挟持すると共に、被覆部を前側と
した取付状態では当該被覆部により段差部を覆うように
したので、押さえ部材の取付状態を反転するのみで、フ
ロントガラスを取り付ける状態と、段差部を被覆する状
態とを選択することができるようになる。
【0023】これにより、同一の部品でフロントガラス
を有するオープンショーケースとフロントガラスを有し
ないオープンショーケースの双方に対応することが可能
となり、部品コストの削減を図ることが可能となる。
【0024】特に、被覆部にて段差部を被覆した状態で
は、段差部内に塵埃が溜まる不都合も解消されるもので
ある。
【0025】請求項2の発明によれば、上記に加えて押
さえ部材が、吸込ダクト板の上端を挿入する溝を、固定
部の前後にそれぞれ備えているので、押さえ部材を何れ
の向きに取り付けても吸込ダクト板の上端を溝に挿入し
て係止することができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したオープンショーケースの斜視
図である。
【図2】図1のオープンショーケースの前面開口下縁の
縦断側面図である。
【図3】図1のオープンショーケースの前面開口下縁の
拡大縦断側面図である。
【図4】フロントガラスを撤去した状態の図1のオープ
ンショーケースの前面開□下縁の縦断側面図である。
【図5】図4のオープンショーケースの前面開□下縁の
拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス 2 オープンショーケース 5 吸込ダクト板 8 断熱壁 10 段差部 15A 前壁 18 押さえ部材 18A、18B 溝 19 挟持部 20 被覆部 21 固定板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口縁に位置する断熱壁の上面後部に段
    落形成された段差部を備え、この段差部内にフロントガ
    ラスが立設可能とされたオープンショーケースにおい
    て、 上下に延在して断熱壁内面に取り付けられる固定部と、
    この固定部の上端から側方に突出した被覆部とを有する
    押さえ部材を備え、この押さえ部材は、前記被覆部を後
    側とした取付状態で後方より前記フロントガラスを押さ
    え付け、前記段差部の前壁と共に前記フロントガラスを
    挟持すると共に、前記被覆部を前側とした取付状態では
    当該被覆部により前記段差部を覆うことを特徴とするオ
    ープンショーケース。
  2. 【請求項2】 押さえ部材は、吸込ダクト板の上端が挿
    入される溝を、固定部の前後にそれぞれ備えていること
    を特徴とする請求項1のオープンショーケース。
JP6856198A 1998-03-18 1998-03-18 オープンショーケース Pending JPH11262432A (ja)

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JP6856198A JPH11262432A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 オープンショーケース

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JP6856198A JPH11262432A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 オープンショーケース

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JP6856198A Pending JPH11262432A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 オープンショーケース

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JP (1) JPH11262432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1825788A2 (en) 2006-02-22 2007-08-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Open Showcase
JP2012011044A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Fuji Electric Co Ltd ショーケース

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1825788A2 (en) 2006-02-22 2007-08-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Open Showcase
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US7637575B2 (en) 2006-02-22 2009-12-29 Sanyo Electric Co., Ltd. Open showcase
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