JP2655142B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2655142B2
JP2655142B2 JP61136046A JP13604686A JP2655142B2 JP 2655142 B2 JP2655142 B2 JP 2655142B2 JP 61136046 A JP61136046 A JP 61136046A JP 13604686 A JP13604686 A JP 13604686A JP 2655142 B2 JP2655142 B2 JP 2655142B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は情報処理装置から出力される情報を媒体上
に可視的に編集記録する記録装置に関する。
〔従来の技術〕
コンピュータ、ワードプロセツサ等の情報処理装置か
ら出力される情報を記録媒体、例えば紙などの上に可視
的に編集記録する記録装置では、標準規格の記録用紙を
カセツト、給紙スタツカ等から自動的に給紙する手段を
備えている。
上記の記録装置では情報処理装置から出力される情報
を記録すべき用紙寸法に合せて編集するために、使用す
る用紙の寸法をイメージエリアデータとして必要とす
る。このため、従来の記録装置では自動給紙機構を使用
する場合には、使用される記録用紙カセツトなどから用
紙の寸法を識別して、これをイメージエリアデータとし
て使用している。
[発明が解決しようとする課題] しかしなら、従来の記録装置では、情報記録装置から
出力される情報を記録すべき用紙寸法に合わせて編集す
るために、使用する記録用紙の主走査方向と副走査方向
の両方の寸法をイメージエリアデータとして必要とす
る。このため、自動給紙機構を使用する給紙カセツト等
のコード部から記録用紙の主走査方向と副走査方向の両
方の寸法を読み取り、イメージエリアデータとして使用
している。
従来の複数の異なるサイズの記録媒体を取り扱うユニ
バーサルカセツトでは、通常記録媒体を備えるために記
録媒体の搬送方向及び搬送方向に対して垂直な方向に規
制板が設けられている。そして、この規制板と連動して
記録媒体の各辺の長さを検出するサイズ検出センサがそ
れぞれ設けられており、センサにより検出された記録媒
体の各辺の長さに基づいて画像編集領域を設定してい
た。
しかしながら、記録装置の使用者は、記録媒体をカセ
ツトに収納するとき、搬送方向(搬送方向に平行、主走
査方向)の規制板は記録媒体に合わせてセツトするが、
搬送方向に対して垂直な方向(搬送方向に垂直、副走査
方向)の規制板は記録媒体に合わせてセツトしない場合
が多い。このような場合、サイズ検出センサは記録媒体
のサイズを誤検出し、画像編集領域を適切に設定できな
いことになる。
また、この種の記録装置において、記録媒体の搬送中
に搬送方向の長さを検出し、記録媒体のサイズを決定す
る方法も提案されているが(一例として、特開昭57−20
7078号公報参照)、この方法では記録媒体の搬送が終了
しないと記録媒体のサイズを決定することができないた
め、記録媒体の搬送終了後に画像編集領域を設定し、印
字を開始する順序をとることになるので、ホストシステ
ムからの印字要求に迅速に対応できないという不都合が
あった。この発明は上記課題を解決することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明は、上記課題を解決するもので、記録媒体サ
イズに応じて決定される画像編集領域に画像情報に基づ
いて画像を編集し、編集された画像を記録媒体上に記録
する記録装置において、異なつた複数のサイズの記録媒
体の収容が可能であり、収容された記録媒体を転写位置
に向けて供給する記録媒体供給手段と、前記記録媒体供
給手段に収容された記録媒体の搬送方向に対して垂直な
方向の位置を規制する規制手段と、前記規制手段と連動
して搬送方向に連動して搬送方向に対して垂直な方向の
記録媒体の辺の長さを検出する検出手段と、前記検出手
段により検出された搬送方向に対して垂直な方向の記録
媒体の辺の長さに基づいて、対応する複数のサイズの記
録媒体の搬送方向の辺の長さのうち最も短い辺の長さを
搬送方向の記録媒体の辺の長さとして指定する指定手段
と、前記検出手段により検出された搬送方向に対して垂
直な方向の記録媒体の辺の長さと、前記指定手段により
指定された搬送方向の記録媒体の辺の長さとに基づいて
画像編集領域を決定する画像編集領域決定手段とを備え
たことを特徴とする。
[作 用] 記録媒体供給手段に収容された記録媒体の搬送方向に
対して垂直な方向の記録媒体の辺の長さが検出される
と、検出された記録媒体の搬送方向に対して垂直な方向
の記録媒体の辺の長さに基づいて、対応する複数のサイ
ズの記録媒体の搬送方向の辺の長さのうち最も短い辺の
長さを搬送方向の記録媒体の辺の長さとして指定する。
そして、検出された記録媒体の搬送方向に対して垂直な
方向の記録媒体の辺の長さと、指定された記録媒体の搬
送方向の辺の長さとに基づいて画像編集領域が決定され
る。
〔実施例〕
次に、この発明を適用した一実施例について説明す
る。
第1図は記録媒体上に情報を記録する情報システムの
ブロック図である。
Aは印字装置であつて、印字制御部A1と電子写真方式
のレーザープリンタである印字部A2とから構成される。
Bは画像編集装置であつて、画像編集制御部B1と、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)からなるビツトマツプメ
モリB2とから構成される。
Cはホストシステムで、コンピューター、ワードプロ
セツサ等である。
印字制御部A1は、後述する印字部A2の用紙寸法検出部
45、46で検出した用紙寸法をイメージエリアデータとし
て画像編集制御部B1に出力するほか、画像編集制御部B1
より出力されるビツトマツプメモリB2上に編集されたイ
メージデータを受信し、印字部A2に出力する機能を備え
たプロセツサである。
印字部A2は、公知のレーザービームプリンタであつ
て、レーザー光学部より投射されるレーザービームを後
程説明するイメージテータにより制御して感光体ドラム
上に結像させて画像の静電潜像を形成し、これをトナー
で現像し、記録用紙へ転写、定着の工程を経てプリント
を作成するものである。感光体ドラム上への静電潜像の
形成手段を除けば、あとは電子写真方式の複写機と本質
的な変りはない。
第2図により印字部A2の構成を説明すると、第2図は
印字部A2の主要構成部の概略を示す断面図であり、31は
レーザー光学部、32はレーザービーム光路、33は感光体
ドラム、34は現像器、35は転写器、36はクリーナー、37
は帯電、除電器、38は用紙搬送部、39は定着器である。
また、40は手差し給紙トレイ、41は上段給紙カセツ
ト、42は下段給紙カセツト、43、44は給紙ローラ、45、
46は給紙カセツトに収容される用紙寸法の検出部であ
る。
給紙カセツト41、42には第3図に示すように、カセツ
ト裏面に5個の用紙寸法を表わすマグネツトコード部47
があり、印字部A2の給紙カセツト装着部である給紙口に
はこのマグネツトコード部47に対応する位置に例えばリ
ードスイツチ等からなる用紙寸法検出部45、46が設けら
れており、用紙寸法は給紙カセツト裏面のマグネツトコ
ード部47に取付ける5個までのマグネツトの組合せによ
る5ビツト構成のコードで表わされる。
また、寸法の異なる複数種類の用紙を取扱うことので
きるユニバーサルカセツト50は第4図に示すような外観
を有し、使用する用紙に合せて用紙の巾方向(プリンタ
の主走査方向)のガイド48と長さ方向(プリンタの副走
査方向)のガイド49を調整して使用する。カセツト裏面
には通常のカセツトと同様にマグネツトコード部47があ
り、用紙に合せてガイド48、49を調整することにより、
セツトされた用紙の寸法を表わすコードが設定される。
次に、画像編集装置Bについて説明する。画像編集は
ビツトマツプ方式を使用している。
ビツトマツプ方式とは画像1頁分の情報を蓄積するビ
ツトマツプメモリを備え、プリントすべき画像データを
このビツトマツプメモリ上で印字する形態に編集し、1
頁分の編集が完了するとこのメモリ上のデータをシリア
ルビツトデータとしてレーザービームプリンタに出力
し、印字するものである。
画像編集装置Bの画像編集制御部B1は、印字部A2の用
紙寸法検出部45、46で検出された用紙寸法をイメージエ
リアデータとして印字制御部A1を経て受信し、このイメ
ージエリアデータによりプリントすべき1頁分の画像編
集領域をビツトマツプメモリB2上に割付ける機能と、ホ
ストシステムCから伝送されるイメージデータを前記画
像編集領域に編集し、記憶させ、また印字制御部A1から
のイメージデータ要求信号に応答してビツトマツプメモ
リB2上のイメージデータを読出し、印字制御部A1に出力
する機能を有するプロセツサである。
ビツトマツプメモリB2はランダムアクセスメモリ(RA
M)であつて、画像編集制御部B1により制御される。ビ
ツトマツプメモリB2はプリントすべき画像1頁分のイメ
ージを編集記憶するメモリで、このメモリ上に使用され
る用紙寸法に相当するイメージエリアデータに基いて画
像編集領域が設定される。
第1図に示すビツトマツプメモリB2において、l、m
はイメージエリアデータによつて設定された用紙寸法に
相当する画像編集領域であつて、l、mはレーザービー
ムによる画像部分の主、副走査方向の大きさでもあり、
l×mの領域がプリントされる1頁分に相当する。
なお、ビツトマツプメモリB2の大きさは主副走査方向
共に、使用する用紙寸法の最大値に相当するイメージエ
リアデータの最大値よりも大きな容量を有している。
次に、感光ドラム上のレーザービームの走査範囲とイ
メージエリアとの関係を簡単に説明する。
第5図において、イメージエリアはl×mで示される
が、レーザービームはこのイメージエリアの外側に、図
において巾rの左側余白部と、上方向に巾sの先端余白
を含めて走査するよう構成されている。そして、印字制
御部A2にイメージエリアデータl、mを入力するとき、
この余白巾r、sも印字制御部A2内で自動的に設定され
るように構成されている。
レーザービームにより感光体の走査が開始されると、
印字制御部A1のプロセツサでは副走査方向(第5図では
縦方向)のビーム走査時間の計時が開始され、先端余白
巾sに相当する時間の計時完了で副走査方向のイメージ
エリアに達したと判断する。この時点でレーザービーム
が走査領域の一端にあるビームセンサSOSにより検知さ
れ、検知信号がプロセツサに入力されると、主走査方向
(第5図では横方向)のビーム走査時間の計時が開始さ
れ、左側余白巾rに相当する時間の計時完了で主走査方
向も印字位置に達したと判断する。
ビツトマツプメモリ上のイメージデータを受信してし
てはレーザービームを制御してイメージ部分の走査が開
始され、主走査方向のイメージエリアデータlに相当す
る時間の計時完了まで走査が続けられる。計時完了で一
本の主走査方向の走査が完了する。
以降同様に、r、lに相当する時間の計時をおこない
つつ主走査を繰返す。
この間、副走査方向のイメージエリアデータmに相当
する時間の計時がおこなわれているが、副走査方向の計
時が終了したときビツトマツプメモリ上に編集された画
像1頁分が作像されたことになる。
では次に、この記録装置の動作について説明する。
まず、記録用紙を自動給紙機構により給紙する場合に
ついて説明する。この実施例では上段のカセツトからの
み給紙される。
印字装置の印字部A2の給紙口に給紙カセツト41(ユニ
バーサルカセツト50でも同じ)をセツトすると、印字制
御部A1は用紙寸法検出部45を作動させ、給紙カセツト41
の底部に設けられたマグネツトコード部47から用紙寸法
を検出し、イメージエリアデータとして画像編集制御部
B1に出力する。
画像編集制御部B1では入力されたイメージエリアデー
タに基いてビツトマツプメモリB2上に画像編集領域l×
mを設定する。そしてホストシステムCから出力される
イメージデータをこの画像編集領域に編集して記憶させ
る。
印字制御部A1からイメージデータ要求信号が画像編集
制御部B1に入力されると、画像編集制御部B1はビツトマ
ツプメモリB2上のイメージデータを読出し、印字制御部
A1に出力する。
印字制御部A1は入力されたイメージデータを印字部A2
に出力し、レーザービームを制御して感光体上にイメー
ジデータの静電潜像を形成し、静電複写機と同様の現
像、定着手段により記録紙上に画像を形成する。
次に、手差し給紙の場合を説明する。
手差し給紙の場合は、第2図に示すように手差し給紙
トレイ40を上段給紙カセツト41上に設定し、手差しトレ
イ40上から給紙する。
印字制御部A1は先に説明した自動給紙機構による給紙
の場合と同じく、給紙カセツト41の底部に設けられたマ
グネツトコード部47から用紙寸法を検出し、先に説明し
たと同じ画像編集領域の設定、画像編集、画像の形成な
どの動作がおこなわれる。
このように、手差し給紙の場合も、給紙カセツトのマ
グネツトコードで用紙寸法を入力するから特別な用紙寸
法入力手段を備えていない。
次に、画像編集制御部B1と印字制御部A1でおこなわれ
る画像の編集と印字に関する信号処理について第6図に
示すフローチヤートにより説明する。
第6図は全体の処理の概略を示すフローチヤートで、
電源を投入し、制御対象、メモリ等の初期化をおこなう
(ステツプP1、P2)。アイドルモードを設定(ステツプ
P3)してから、編集モードを調べる(ステツプP4)。編
集モードでなければアイドルモード(ステツプP3)に戻
るが、編集モードであれば指定給紙口、実施例では上段
を選択し(ステツプP5)、ビツトマツプメモリ上にイメ
ージエリアを設定する(ステツプP6)。これについては
後で詳しく説明する。
次に、コンピュータ、ワードプロセツサ等のホストシ
ステムから出力されるイメージデータを読取り編集をお
こなう(ステツプP7、P8)。編集の終了を待つて(ステ
ツプP9)、プリント動作に移る(ステツプP10)。これ
については後で詳しく説明する。プリント動作の終了を
待つて(ステツプP11)、再びアイドルモード(ステツ
プP3)に戻り、次の処理に移る。
次に第6図においてステツプP6として示したイメージ
エリア設定処理ルーチンを第7図に示すフローチヤート
により説明する。なお、この実施例では記録用紙がA5、
A4、A3版を使用している場合の例で示してあるが、そん
他の寸法の用紙にも用紙寸法パラメータを変更するだけ
で適用できることは云うまでもない。
まず、給紙カセツトの用紙寸法を示すマグネツトコー
ドを読取り、プリンタの主走査方向サイズとして設定で
きる寸法を検出する(ステツプP21)。
主走査方向サイズが用紙寸法A5長辺か否かを判定し
(ステツプP22)、A5長辺であれば副走査方向サイズと
して用紙寸法A5短辺か否かを判定する(ステツプP2
3)。その結果A5短辺であればこれはA5用紙がセツトさ
れているのであるからステツプP34に進み、イメージエ
リアとして用紙の長辺を主走査方向としてA5寸法を設定
する。
ステツプP23においてA5短辺でないと判定されたとき
はステツパP24に進み、副走査方向サイズがA4長辺か否
かを調べ、A4長辺であればこれはA4用紙がセツトされて
いるのであるからステツプP34に進み、イメージエリア
として用紙の短辺を主走査方向としてA4寸法を設定す
る。
ステツプP22においてA5長辺でないと判定されたとき
は、ステツプP25に進み、主走査方向サイズがA4長辺か
否かを判定する。その結果A4長辺であれば副走査方向サ
イズがA4短辺か否か判定し(ステツプP26)、A4短辺で
あれば、これはA4用紙がセツトされているのであるから
ステツプP34に進み、イメージエリアとして用紙の長辺
を主走査方向としてA4寸法を設定する。
ステツプP26においてA4短辺でないと判定されたとき
はステツプP27に進み、副走査方向サイズがA3長辺か否
かを判定する。A3長辺であればこれはA3用紙がセツトさ
れているのであるからステツプP34に進み、イメージエ
リアとして用紙の短辺を主走査方向としてA3寸法を設定
する。
ステツプP24における判定の結果がA4長辺でないと
き、ステツプP27における判定の結果がA3長辺でないと
きは、給紙カセツトから副走査方向寸法信号が正しく入
力されていないときで、例えばユニバーサルカセツトの
副走査方向のガイドが正しくセツトされていない場合な
どであり、またステツプP25における判定の結果がA4長
辺でないときは給紙カセツトから主走査方向寸法信号が
正しけ入力されていないとき、例えばユニバーサルカセ
ツトの主走査方向のガイドが正しくセツトされていない
場合などであり、このままではプリンタにイメージエリ
アを設定することができない。
そこで、少くとも主走査方向のサイズが正規の用紙寸
法に合つているときは、主走査方向を用紙の長辺として
イメージエリアを設定するため、次の処理をおこなう。
即ち、まずステツプP28において主走査方向サイズがA5
長辺か否かを判定し、A5長辺であれば副走査方向はA5短
辺の寸法を選択し(ステツプP30)、この寸法に基いて
イメージエリアを設定する(ステツプP34)。また、ス
テツプP28において判定の結果A5長辺でないときはステ
ツプP29に進み、主走査方向サイズがA4長辺か否かを判
定し、A4長辺であれば副走査方向はA4短辺の寸法を選択
し(ステツプP31)、この寸法に基いてイメージエリア
を設定する(ステツプP34)。この処理により副走査方
向サイズが入力されなくともプリント動作に支障を来た
さない。
ステツプP29における判定の結果A4長辺でないとき
は、主走査方向サイズも正しく入力されていないのであ
るから、プリンタの操作をする者に再度用紙の設定を促
すため、ペーパーエンプテイ表示をセツトし(ステツプ
P32)、プリント動作の禁止をする(ステツプP33)。
次に、プリント動作処理ルーチンを第8図により説明
すると、まず、電子写真方式の印字部の動作を開始させ
る(ステツプP41)。次に、イメージエリアデータを読
込み(ステツプP42)、イメージエリアを制御する走査
時間計時用タイマーを設定する(ステツプP43)。この
点は先に第5図によつて説明した感光ドラム上のレーザ
ービームの走査範囲とイメージエリアとの関係を参照さ
れると、より良く理解される。
副走査方向の計時タイマーに従つて、所定時間毎に副
走査方向の余白長さsから順次1を減算し、s=0とな
つたとき、副走査方向の印字位置に達した判断する(ス
テツプP44、P45)。
ここでレーザービームセンサSOSでレーザービームの
検出を続ける(ステツプP46)。検出されたときはステ
ツプP47に進み、主走査方向の計時タイマーに従つて、
所定時間毎に主走査方向の余白長さrから順次1を減算
し、r=0となつたとき主走査方向の画像位置に達した
と判断する(ステツプP47、P48)。
主・副両走査方向についてイメージエリアに達したの
で、イメージデータを要求し(ステツプP49)、イメー
ジデータによる感光体への走査がおこなわれる。
主走査方向の計時タイマーに従つて、所定時間毎に主
走査方向の印字エリアの長さlから順次1を減算し、l
=0となるまで、次々にイメージデータを要求し、走査
を続ける(ステツプP49、P50、P51)。
l=0となつたとき、一本の主走査方向の走査が完了
したので、副走査方向の計時タイマーに従つて、副走査
方向の走査に移る所定時間毎に副走査方向の印字エリア
の長さmから順次1を減算し、m=0とならない間は長
さrとlをセツトし直して再び主走査方向の走査に戻る
(ステツプP52、P53、P55)。
m=0、即ち副走査方向の走査が完了したとき、1頁
分の印字走査が完了したことになり、動作の終了処理を
おこない(ステツプP54)、終了する。
イメージエリア設定処理ルーチンの第2の実施例を第
9図により説明する。この第2の実施例は用紙の主走査
方向サイズを検出したあとは、その主方向サイズに基づ
いて、あらかじめ設定してある副走査方向を一義的に定
めてしまうものであり、給紙カセツトから副走査方向の
寸法信号を検出することなく処理してしまうものであ
る。
まず、ステツプP61において、給紙カセツトの用紙寸
法を示すマグネツトコードを読取り、プリンタの主走査
方向サイズとして設定できる寸法を検出する。次に検出
された主走査方向サイズがCPU内に登録してある使用可
能の用紙寸法に該当するか否か、即ち有効な寸法か否か
の判定をする(ステツプP62)。有効であればサイズ設
定がメートル単位かインチ単位かを調べ(ステツプP6
3)、インチ単位で設定するのであればステツプP64に進
み、主走査方向サイズを調べる(ステツプP64)。この
例では例えば5.5″か否かを判定し、5.5″であれば副走
査方向サイズとして8.5″を選択し(ステツプP65)、こ
の寸法でイメージエリアを設定する(ステツプP70)。
ステツプP64において主走査方向サイズを調べた結果
5.5″でないときはステツプP66に進み、主走査方向サイ
ズが8.5″か否かを判定し、8.5″であれば副走査方向サ
イズとして14″を選択し(ステツプP67)、この寸法で
イメージエリアを設定する(ステツプP70)。
ステツプP66において主走査方向サイズを調べた結果
8.5″でないときはセツトできる最大の用紙のときで副
走査方向サイズとして17″を選択し(ステツプP68)、
この寸法でイメージエリアを設定する(ステツプP7
0)。
ステツプP63における判定の結果、サイズ設定がメー
トル単位のときはステツプP69に進み、副走査方向サイ
ズとして主走査方向サイズの 倍の長さを算出し、この寸法でイメージエリアを設定す
る(ステツプP70)。
ステツプP62における判定の結果、主走査方向サイズ
が有効でないときは使用可能な寸法の用紙がセツトされ
ていないことになるから、プリンタの操作をする者に再
度用紙の設定を促すため、ペーパーエンプテイ表示をセ
ツトし(ステツプP71)、プリント動作の禁止をする
(ステツプP72)。
この実施例における主走査方向、副走査方向のサイズ
設定寸法は単なる例示であつて、使用する用紙寸法によ
り任意に設定されるものである。また、インチ単位、メ
ートル単位のサイズ設定の判定も必要に応じて設ければ
よいものである。
〔発明の効果〕
以上説明した通り、この発明によれば、記録媒体供給
手段に収容された記録媒体の搬送方向に対して垂直な方
向の記録媒体の辺の長さを検出し、検出された記録媒体
の搬送方向に対して垂直な方向の記録媒体の辺の長さに
基づいて、対応する複数のサイズの記録媒体の搬送方向
の辺の長さのうち最も短い辺の長さを搬送方向の記録媒
体の辺の長さとして指定し、検出された記録媒体の搬送
方向に対して垂直な方向の記録媒体の辺の長さと、指定
された記録媒体の搬送方向の辺の長さとに基づいて画像
編集領域(イメージエリア)が決定される。
これにより、記録装置の使用者が記録媒体をカセツト
に収納するとき、搬送方向(搬送方向に平行、主走査方
向)の規制板を記録媒体に合わせてセツトするだけで、
搬送方向に対して垂直な方向(搬送方向に垂直、副走査
方向)の規制板のセツトをしなくとも、画像編集領域
(イメージエリア)を正確に決定することができる。
そして、決定される画像編集領域は、常に記録媒体と
同じ大きさか或いは記録媒体よりも小さい領域が決定さ
れるから、記録された画像に欠損の生じることはなく、
また、画像編集領域より小さい記録媒体に記録した場合
に生ずる無駄な現像剤の消費や、感光体に付着した現像
剤のクリーニングの際に発生する現像剤の飛散により装
置内部を汚染することもない。
さらに、記録媒体供給手段の規制手段のセツト状態か
ら画像編集領域を決定するので、記録媒体の給紙開始
前、即ち記録動作の開始前に適正な画像編集領域を設定
することができ、従来の記録媒体の搬送中に搬送方向の
長さを検出して記録媒体のサイズを設定する方法のよう
に記録媒体の搬送終了まで画像編集領域の設定ができな
いという不都合がなく、ホストシステムからの印字要求
の迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は記録媒体上に情報を記録する情報システムのブ
ロツク図、第2図は印字部の一実施例であるレーザープ
リンタの構成の概略を示す断面図、第3図は給紙カセツ
トの用紙寸法を表わすマグネツトコード部とコード検出
部の構成を示す図、第4図はユニバーサルカセツトの構
成を示す図、第5図は感光体上のレーザービームの走査
範囲とイメージエリアの関係を示す図、第6図は画像の
編集と印字に関する信号処理の概略を示すフローチヤー
ト、第7図はイメージエリア設定処理の第1の実施例の
処理ルーチンのフローチヤート、第8図はプリント動作
処理ルーチンのフローチヤート、第9図はイメージエリ
ア設定処理の第2の実施例の処理ルーチンのフローチヤ
ートである。 A:印字装置、A1:印字制御部、A2:印字部、B:画像編集装
置、B1:画像編集制御部、B2:ビツトマツプメモリ、C:ホ
ストシステム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体サイズに応じて決定される画像編
    集領域に画像情報に基づいて画像を編集し、編集された
    画像を記録媒体上に記録する記録装置において、 異なつた複数のサイズの記録媒体の収容が可能であり、
    収容された記録媒体を転写位置に向けて供給する記録媒
    体供給手段と、 前記記録媒体供給手段に収容された記録媒体の搬送方向
    に対して垂直な方向の位置を規制する規制手段と、 前記規制手段と連動して搬送方向に対して垂直な方向の
    記録媒体の辺の長さを検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された搬送方向に対して垂直な
    方向の記録媒体の辺の長さに基づいて、対応する復数の
    サイズの記録媒体の搬送方向の辺の長さのうち最も短い
    辺の長さを搬送方向の記録媒体の辺の長さとして指定す
    る指定手段と、 前記検出手段により検出された搬送方向に対して垂直な
    方向の記録媒体の辺の長さと、前記指定手段により指定
    された搬送方向の記録媒体の辺の長さとに基づいて画像
    編集領域を決定する画像編集領域決定手段と を備えたことを特徴とする記録装置。
JP61136046A 1986-06-13 1986-06-13 記録装置 Expired - Lifetime JP2655142B2 (ja)

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JP61136046A JP2655142B2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13 記録装置
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JPS6444465A (en) * 1987-08-12 1989-02-16 Minolta Camera Kk Recording device
US5539863A (en) * 1993-04-30 1996-07-23 Canon Business Machines, Inc. Method and apparatus for positioning an image onto a recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6048664A (ja) * 1983-08-29 1985-03-16 Canon Inc 記録装置
JPS62246736A (ja) * 1986-04-18 1987-10-27 Fujitsu Ltd 印刷装置

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