JP2654713B2 - 画像の拡大方法 - Google Patents
画像の拡大方法Info
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- JP2654713B2 JP2654713B2 JP2174146A JP17414690A JP2654713B2 JP 2654713 B2 JP2654713 B2 JP 2654713B2 JP 2174146 A JP2174146 A JP 2174146A JP 17414690 A JP17414690 A JP 17414690A JP 2654713 B2 JP2654713 B2 JP 2654713B2
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- Japan
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- image
- enlarging
- enlargement ratio
- enlargement
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 1
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- Studio Circuits (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は原稿を読み取って得られた画像データを処理
して画像を拡大する画像の拡大方法に関する。
して画像を拡大する画像の拡大方法に関する。
[従来の技術] 原稿を読み取って得られた画像データを処理して拡大
する従来の拡大方法では、選択できる拡大率は例えば1.
5倍に拡大するような場合、3個目毎の画像を2回繰り
返して出力するというように、繰り返し出力回数ならび
にそのための標識となる画素が単調な出現律で出現する
ものに制限されていた。
する従来の拡大方法では、選択できる拡大率は例えば1.
5倍に拡大するような場合、3個目毎の画像を2回繰り
返して出力するというように、繰り返し出力回数ならび
にそのための標識となる画素が単調な出現律で出現する
ものに制限されていた。
また、このような単調な出現律によって律し切れない
ような拡大率を得るためには、所望の拡大率における標
識となる画素ならびに繰り返し数を予め指定したマップ
を作成しておかなければならなかった。
ような拡大率を得るためには、所望の拡大率における標
識となる画素ならびに繰り返し数を予め指定したマップ
を作成しておかなければならなかった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の画像の拡大方法では
任意の値の拡大率を得ることができず、また予め所望の
拡大率のマップを作るには手間が掛かり、自在に所望の
拡大率を設定できないという問題点があった。
任意の値の拡大率を得ることができず、また予め所望の
拡大率のマップを作るには手間が掛かり、自在に所望の
拡大率を設定できないという問題点があった。
[発明の目的] 本発明は、このような従来の技術における問題点に鑑
みて成されたもので、任意の拡大率を自在に設定できる
画像の拡大方法を提供することを目的としている。
みて成されたもので、任意の拡大率を自在に設定できる
画像の拡大方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためのこの発明の要旨とするとこ
ろは、 原稿を読み取って得られたn個の画像から成る画像デ
ータを処理して拡大する画像の拡大方法において、任意
の拡大率Y、上記n個の画素の順位を1・2・3・n-1
・n0・・・nとするとき、各画素についてその順位と拡
大率Yとの積の整数部を求め、第n番目の数値Rnの整数
部Wnと、一つ前の第n-1番目の数値Rn-1の整数部Wn-1と
の差を求め、この得られた差分に相当する回数当該順位
n0番目の画素の画像データを繰り返して出力することを
特徴とする。
ろは、 原稿を読み取って得られたn個の画像から成る画像デ
ータを処理して拡大する画像の拡大方法において、任意
の拡大率Y、上記n個の画素の順位を1・2・3・n-1
・n0・・・nとするとき、各画素についてその順位と拡
大率Yとの積の整数部を求め、第n番目の数値Rnの整数
部Wnと、一つ前の第n-1番目の数値Rn-1の整数部Wn-1と
の差を求め、この得られた差分に相当する回数当該順位
n0番目の画素の画像データを繰り返して出力することを
特徴とする。
[作用] 例えば拡大率Y=1.3の場合について実際の演算結果
を示すと、 上表によれば、☆マークつきの画素、すなわちn=
4、7、10、14の各画素はそれぞれ2回繰り返して出力
し、その他の画素は1回出力でよい。
を示すと、 上表によれば、☆マークつきの画素、すなわちn=
4、7、10、14の各画素はそれぞれ2回繰り返して出力
し、その他の画素は1回出力でよい。
[実施例] 第1図に本発明の画像の拡大方法を実現する原稿読取
り装置の構成例を示す。
り装置の構成例を示す。
読取り装置10は所望の拡大率Yを設定し、適時にレジ
スタ12に出力するCPU11と、CCD駆動回路14の出力タイミ
ングで原稿を読み取るCCD15、CCD15からのアナログ信号
を符号化するA/D変換部16、前記CCD駆動回路14の出力タ
イミングでレジスタ12からの拡大率データを加算する加
算回路13、前記A/D変換部16から受けた画素データと加
算回路13からの加算結果の情報を受けてデータ処理を行
い、拡大画像データを出力するデータ処理部17とから成
っている。
スタ12に出力するCPU11と、CCD駆動回路14の出力タイミ
ングで原稿を読み取るCCD15、CCD15からのアナログ信号
を符号化するA/D変換部16、前記CCD駆動回路14の出力タ
イミングでレジスタ12からの拡大率データを加算する加
算回路13、前記A/D変換部16から受けた画素データと加
算回路13からの加算結果の情報を受けてデータ処理を行
い、拡大画像データを出力するデータ処理部17とから成
っている。
次に本発明の画像の拡大方法によってなされた拡大の
実際例を示す。
実際例を示す。
第1例 拡大率Y=1.45 上表において、△Wnが1の画素はn番目の画像のデー
タを1回、同じく△Wnが2の画素はn番目の画像データ
を2回出力することにより、拡大率Y=1.45の画像を得
ることができる。拡大率Y=1.5では第11番目と第12番
目の画像データは2回出力しなければ成らないところ、
本例のようにY=1.45ではこれらの画素は1回出力とな
っている。すなわち、拡大率Y=1.5の場合には一つお
きの画素を2回出力することで目的を達成することがで
きるが、このようにY=1.45のような拡大率ではそれで
は目的を達成できない。そこで本発明のように拡大率を
積算していき、前後の数値Rnの整数部Wnの差分△Wnに対
応して出力するというアルゴリズムを与えることによ
り、如何なる拡大率でも自在に設定することが可能とな
るのである。
タを1回、同じく△Wnが2の画素はn番目の画像データ
を2回出力することにより、拡大率Y=1.45の画像を得
ることができる。拡大率Y=1.5では第11番目と第12番
目の画像データは2回出力しなければ成らないところ、
本例のようにY=1.45ではこれらの画素は1回出力とな
っている。すなわち、拡大率Y=1.5の場合には一つお
きの画素を2回出力することで目的を達成することがで
きるが、このようにY=1.45のような拡大率ではそれで
は目的を達成できない。そこで本発明のように拡大率を
積算していき、前後の数値Rnの整数部Wnの差分△Wnに対
応して出力するというアルゴリズムを与えることによ
り、如何なる拡大率でも自在に設定することが可能とな
るのである。
第2図に上表の拡大画像を示す。図中Aは原画像、B
は拡大画像を示す。
は拡大画像を示す。
第2例 拡大率Y=1.73 このように、極めて自由な値の拡大率でも自在に設定
することが可能である。なお、第3図に拡大画像の実際
を示している。
することが可能である。なお、第3図に拡大画像の実際
を示している。
[発明の効果] 本発明は、種々の拡大率を定めたマップを用意する必
要もなく、如何なる数値の拡大率でも自在に設定するこ
とが可能である。
要もなく、如何なる数値の拡大率でも自在に設定するこ
とが可能である。
第1図は本発明の方法を実現するための原稿読取り装置
の構成例図、第2図は拡大の実際を示す第1例の拡大画
像図、第3図は同じく第2例の拡大画像図である。 10……原稿読取り装置 13……加算回路 15……CCD 17……データ処理部
の構成例図、第2図は拡大の実際を示す第1例の拡大画
像図、第3図は同じく第2例の拡大画像図である。 10……原稿読取り装置 13……加算回路 15……CCD 17……データ処理部
Claims (1)
- 【請求項1】原稿を読み取って得られたn個の画像から
成る画像データを処理して拡大する画像の拡大方法にお
いて、任意の拡大率Y、上記n個の画素の順位を1・2
・3・n-1・n0・・・nとするとき、各画素についてそ
の順位と拡大率Yとの積の整数部を求め、第n番目の数
値Rnの整数部Wnと、一つ前の第n-1番目の数値Rn-1の整
数部Wn-1との差を求め、この得られた差分に相当する回
数当該順位n0番目の画素の画像データを繰り返して出力
することを特徴とする画像の拡大方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174146A JP2654713B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 画像の拡大方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2174146A JP2654713B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 画像の拡大方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0462681A JPH0462681A (ja) | 1992-02-27 |
JP2654713B2 true JP2654713B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=15973480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2174146A Expired - Lifetime JP2654713B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 画像の拡大方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654713B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59214376A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像デ−タ処理装置 |
-
1990
- 1990-06-30 JP JP2174146A patent/JP2654713B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0462681A (ja) | 1992-02-27 |
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