JP2524470B2 - ディジタルハ―フト―ンスクリ―ン生成方法および装置 - Google Patents

ディジタルハ―フト―ンスクリ―ン生成方法および装置

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JP2524470B2
JP2524470B2 JP5167570A JP16757093A JP2524470B2 JP 2524470 B2 JP2524470 B2 JP 2524470B2 JP 5167570 A JP5167570 A JP 5167570A JP 16757093 A JP16757093 A JP 16757093A JP 2524470 B2 JP2524470 B2 JP 2524470B2
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洋一 佐藤
譲二 田島
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4058Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern with details for producing a halftone screen at an oblique angle

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラースキャナ、単色
スキャナ、プリンタ記録、ファクシミリ記録等の走査画
像記録に際し、写真のような連続階調を有する画像印刷
または複製等の用途の網点画像に変換する電子方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロニクス、特にデジタル
回路技術の発展に伴い、コンタクトスクリーンを用いず
に純電子的に網点画像を記録する方式が、カラースキャ
ナ等の走査画像技術に用いられてきている。
【0003】このような電子的な網点画像の生成原理を
図7を用いて説明する。写真等の連続階調を有する画像
原稿は、カラースキャナの原稿読み取り装置やテレビカ
メラ等に代表される走査画像読み込み手段71で画像信
号72に変換される。一方、ハーフトーンスクリーン発
生手段73は、デジタルメモリ74に記憶したハーフト
ーンスクリーンの1つの周期パタン(例として図8)を
参照75することで、前記画像読み込み手段7と同期し
てハーフトーンスクリーン信号76を発生する。このハ
ーフトーンスクリーン信号76と前記画像信号72をコ
ンバータ77により大小比較して、記録するかしないか
でデジタル化された二値の網点画像信号78を得る。こ
の網点画像信号78は、前記の走査画像読み込み手段7
1と同期した走査画像書き込み手段79に記録される。
【0004】カラー印刷では、各色分解画像の重ね刷り
におけるモアレの発生を防ぐ目的で、スクリーン角度
(網点角度)を各色分解画像ごとに変えて網点画像記録
することもある。また、走査画像書き込み手段79の記
録密度に応じて、ハーフトーンスクリーンの表現可能な
階調数を変化させることもある。このようにスクリーン
角度と階調数を可変するための手段として、以下のもの
がある。 a.デジタルメモリ74に1つの周期パタンのみ記録し
ておき、このパタンに対して回転処理と縮小(または拡
大)処理を施すことで、目的のスクリーン角度と階調数
の周期パタンを得る。[特開昭57−127362号公
報] b.デジタルメモリ74に、必要とされる全ての周期パ
タンを記録しておき、選択的に使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記a.の手法では、
確かにデジタルメモリ74の容量を節約できる上に、目
的となるスクリーン角度と階調数の周期パタンが得られ
る。しかし、縮小(または拡大)処理と回転処理による
補間が原因となって網点が全て等間隔とならず、得られ
る網点画像信号78にモアレが発生することがある。
【0006】前記b.の手法では、上記a.の手法で発
生したモアレの問題は改善されるが、必要十分なだけの
周期パタンを事前に作成しておく必要があり、この負担
は非常に大きい。また、デジタルタメモリ74の容量が
大きくなる問題もある。
【0007】本発明は、目的とするスクリーン角度と階
調数を有するハーフトーンスクリーンの周期パタンを、
前記a.で問題となったモアレの発生もなく自動生成す
ることを目的とする。
【0008】また、前記b.の手段を用いた場合でも、
事前に作成する必要十分なだけの周期パタンを本発明に
より生成することで、作業の負担を大幅に軽減すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明であるディジ
タルハーフトーンスクリーン生成方法は、前記目的を達
成するため、X方向にm、Y方向にnの周期を持ち(た
だし、mとnは整数)、網線が等間隔で直交するディジ
タルハーフトーンスクリーンの生成方法において、整数
座標系上で、座標値(0,n)と(m,0)の結ぶデジ
タル直線である第1の点列と、座標値(0,n)と
(n,m+n)を結ぶデジタル直線である第2の点列
と、座標値(m,0)と(m+n,m)とを結ぶデジタ
ル直線である第3の点列と、座標値(n,m+n)と
(m+n,m)を結ぶ第4の点列を発生したとき、前記
第1の点列と前記第2の点列と前記第3の点列と前記第
4の点列に囲まれた領域、ただし、前記第1の点列と前
記第2の点列と座標値(0,n)を含み、前記第3の点
列と前記第4の点列と座標値(m,0)と(n,m+
n)と(m+n,m)を含まない領域をハーフトーンス
クリーンの1つの周期パタンの形状とし、前記の対象と
する点列に囲まれた領域の全座標について、任意の座標
における閾値を求める手順を定義した標準パタン関数を
用いて閾値を求め、前記の点列に囲まれた領域の全座標
の閾値が不連続な場合、連続した数値となるように閾値
を再配置することで、任意のスクリーン角度と階調数の
ハーフトーンスクリーンの1つの周期パタンを発生する
ことを特徴とする。
【0010】第2の発明であるディジタルハーフトーン
スクリーン生成装置は、前記目的を達成するため、X方
向にm、Y方向にnの周期を持ち(ただし、mとnは整
数)、網線が等間隔で直交するディジタルハーフトーン
スクリーンの生成装置において、周期定数(m,n)を
用いて、周期パタンの形状を示す正方格子を求める形状
決定手段と、前記形状決定手段からの出力である正方格
子と、前記周期定数と、−i≦x≦i、−i≦y≦iの
正方領域の任意の座標における閾値を求める手順を定義
した関数とを入力とし、前記関数をtan- 1 (n/
m)で得られる角度だけ回転して、(m2 +n2
1 / 2 /(2・i)で得られる拡大率で拡大したものを
前記正方格子上に展開し、前記正方格子上の閾値が不連
続な場合、連続した数値となるように閾値を再配置し、
前記正方格子の閾値を周期パタン信号として出力する閾
値分配手段と、を有して、任意のスクリーン角度と階調
数のハーフトーンスクリーンの1つの周期パタンを発生
することを特徴とする。
【0011】第3の発明であるディジタルハーフトーン
スクリーン生成装置は、前記目的を達成するため、X方
向にm、Y方向にnの周期を持ち(ただし、mとnは整
数)、網線が等間隔で直交するディジタルハーフトーン
スクリーン生成装置において、所望のスクリーン角度と
階調数から、周期定数(m,n)を求める周期定数決定
手段と、前記周期定数決定手段の出力である周期定数
(m,n)を用いて、周期パタンの形状を示す正方格子
を求める形状決定手段と、前記形状決定手段の出力であ
る正方格子と、前記周期定数決定手段の出力である周期
定数と、−i≦x≦i、−i≦y≦iの正方領域の任意
の座標における閾値を求める手順を定義した関数を入力
とし、前記関数をtan- 1 (n/m)で得られる角度
だけ回転して、(m2 +n2 1 / 2 /(2・i)で得
られる拡大率で拡大したものを前記正方格子上に展開
し、前記正方格子上の閾値が不連続な場合、連続した数
値となるように閾値を再配置し、前記正方格子の閾値を
周期パタン信号として出力する閾値分配手段と、を有し
て、任意のスクリーン角度と階調数のハーフトーンスク
リーンの1つの周期パタンを発生することを特徴とす
る。
【0012】第4の発明であるディジタルハーフトーン
スクリーン生成装置は、前記目的を達成するため、X方
向にm、Y方向にnの周期を持ち(ただし、mとnは整
数)、網線が等間隔で直交するディジタルハーフトーン
スクリーンの生成装置において、周期定数(m,n)を
用いて、周期パタンの形状を示す正方格子を求める形状
決定手段と、−i≦x≦i、−i≦y≦iの正方領域の
任意の座標における閾値を求める手順を定義した関数を
記憶するパタン記憶手段と、前記形状決定手段からの出
力である正方格子と、前記周期定数と、パタン選択スイ
ッチを入力とし、パタン選択スイッチに対応する前記関
数を前記パタン記憶手段から取り出し、または、前記パ
タン記憶手段に1つの前記関数しか定義しない場合は、
前記パタン記憶手段から前記関数を取り出し、該関数を
tan- 1 (n/m)の角度だけ回転して、(m2 +n
2 1 / 2 /(2・i)の拡大率で拡大したものを前記
正方格子上に展開し、前記正方格子上の閾値が不連続な
場合は、連続した数値となるように閾値を再配置し、前
記正方格子の閾値を周期パタン信号として出力する閾値
分配手段と、を有して、任意のスクリーン角度と階調数
のハーフトーンスクリーンの1つの周期パタンを発生す
ることを特徴とする。
【0013】第5の発明であるディジタルハーフトーン
スクリーン生成装置は、前記目的を達成するため、X方
向にm、Y方向にnの周期を持ち(ただし、mとnは整
数)、網線が等間隔で直交するディジタルハーフトーン
スクリーンの生成装置において、所望のスクリーン角度
と階調数から、周期定数(m,n)を求める周期定数決
定手段と、前記周期定数決定手段の出力である周期定数
(m,n)を用いて、周期パタンの形状を示す正方格子
を求める形状決定手段と、−i≦x≦i、−i≦y≦i
の正方領域の任意の座標における閾値を求める手順を定
義した関数を記憶するパタン記憶手段と、前記形状決定
手段からの出力である正方格子と、前記周期定数決定手
段の出力である周期定数と、パタン選択スイッチを入力
とし、パタン選択スイッチに対応する前記関数を前記パ
タン記憶手段から取り出し、または、前記パタン記憶手
段に1つの前記関数しか定義しない場合は、前記パタン
記憶手段から前記関数を取り出し、該関数をtan- 1
(n/m)で得られる角度だけ回転して、(m2
2 1 / 2 /(2・i)で得られる拡大率で拡大した
ものを前記正方格子上に展開し、不連続な場合は、前記
正方格子上の閾値が連続した数値となるように閾値を再
配置し、前記正方格子の閾値を周期パタン信号として出
力する閾値分配手段と、を有して、任意のスクリーン角
度と階調数のハーフトーンスクリーンの1つの周期パタ
ンを発生することを特徴とする。
【0014】
【作用】ハーフトーンスクリーンは、図8のように、1
つの網点パタン(周期パタン)をタイル状に連続して配
置した構造を持つ。図9を用いてハーフトーンスクリー
ンの周期性について説明する。図9の点Pよりx軸方向
(走査画像書き込み手段79の走査方向に等しい)に
m、y軸方向(走査線を移動する方向に等しい)にnだ
け離れた点Q(x+m,y+n)は、ハーフトーンスク
リーンの1つの周期パタン81中において、点Pも点Q
も同じ相対的な位置関係にあるので、両者のハーフトー
ンスクリーンの値(以降、閾値と呼ぶ)は等しい。すな
わち、式(1)の関係がある。
【0015】 h(x+m,y+n)=h(x、y) (1) また、点Pよりx軸方向に−n、y方向にmだけれ離れ
た点R(x−n,y+m)の閾値も点Pのそれと等し
く、式(2)の関係がある。
【0016】 h(x−n,y+m)=h(x,y) (2) 式(1)と式(2)の周期に関する定数(m,n)は、
スクリーン角度θと階調数Sを一意に決定するものであ
る。すなわち、スクリーン角度θと定数(m,n)には
式(3)の関係が、階調数Sと定数(m,n)には式
(4)の関係が成立する。ただし、定数(m,n)はハ
ーフトーンスクリーンをデジタル的に表現する制限か
ら、整数値となる。
【0017】 θ=tan- 1 (n/m) (3) S=m2 +n2 +1 (4) 式(3)と式(4)は、式(5)と式(6)の形式に変
形できる。
【0018】 m=(S−1)1 / 2 ・cosθ (5) n=m・tanθ (6) すなわち、階調数Sとスクリーン角度θが与えられた場
合、式(5)と式(6)により、式(1)と式(2)に
おける周期に関する定数(m,n)を求めることができ
る。
【0019】こうして得られた定数(m,n)から、ハ
ーフトーンスクリーンの1つの周期パタンのデジタル的
な形状を、コンピュータグラフィックス的な手法により
一意に求めることができる。この手順を図10を用いて
説明する。図10は、周期定数をm=7、n=2とした
場合の例である。
【0020】まず最初に、1辺のマス目がm+n+1個
である正方格子101を用意する。以降、1つのマス目
のことを画素と呼ぶことにする。ここで、正方格子10
1の左上の画素102の座標値を(0,0)とし、右下
の画素103の座標を(m+n,m+n)とする。ま
た、初期状態として、すべての画素はaという値となっ
ている。以降、画素の値を画素値と呼ぶことにする。
【0021】次に、この正方格子101上に4箇所のポ
イント104〜107を設定し、このポイント間でデジ
タル的に直線を発生する。直線の発生手法として、例え
ばBresenhamのアルゴリズム[Bresenh
am.J.E.,”Algorithm for Co
mputer Control of Digital
Plotter”,IBM System Jour
nal,vol.4,no.1,pp.106−111
(1965).]が有名である。ここで、4箇所のポイ
ント104〜107とは、それぞれ座標が(0,n)、
(m,0)、(n,m+n)、(m+n,m)の画素で
ある。また、発生する直線は、座標が(0,n)のポイ
ント104を始点として、(m,0)のポイント105
へ、または(n,m+n)のポイント106へ結ぶ2本
の直線に相当する画素はbという画素値を持つ。別の2
本の直線に相当する画素の画素値はcという値を持つ。
ただし、4箇所のポイント104〜107の画素値は、
座標が(0,n)のポイント104についてはb、それ
以外の3箇所のポイント105〜107はcとする。
【0022】次に、画素値がbまたはcとして示した4
本の直線に囲まれた領域108の画素値をaからbに置
き換える。これは、例えば以下の規則に従うことで実現
できる。なお第3の規則は説明の都合上、画素値をaま
たはbの二値としたい為のものであり、特に必要となる
わけではない。
【0023】<第1の規則>画素値の置き換えは、正方
格子101上で左から右に順にライン単位で行なう。
【0024】<第2の規則>画素値がbである画素が置
き換えの開始点であり、画素値がcである画素の左隣の
画素が終了点である。
【0025】<第3の規則>画素値の置き換えの終了し
たラインについては、画素値がcである画素を、画素値
がaとなるように置き換える。
【0026】以上の操作により、図11のような画素値
がaである領域111と、画素値がbである領域112
に分割された正方格子101が得られる。この正方格子
101で、画素値がbである領域112が、求めるハー
フトーンスクリーンの1つの周期パタンの形状そのもの
である。
【0027】次の操作は、周期パタンの形状を示す領域
112に閾値を配置することである。この操作は、原理
的には、既に閾値が定義された標準パタンを周期パタン
の形状を示す領域112のサイズに拡大し、更に目的の
スクリーン角度に回転したものを、周期パタンの形状を
示す領域112に貼り付ける、といったものである。以
下、閾値を配置する手順を詳細に説明する。
【0028】標準パタンは2次元平面に閾値を配置した
画像データ的なものではなく、標準パタンを表現する関
数として定義する。具体的には、図12のように、−i
≦x≦i、−i≦y≦iの正方領域121内の任意の実
数座標(x,y)における閾値を求める手順を定義す
る。閾値を求める手順の例を以下に示す。
【0029】<手順1>与えられた正方領域121上の
座標値(x,y)をiで除算して(x’,y’)とす
る。これにより、座標値が−1≦x’≦1および−1≦
y’≦1の範囲となるように正規化される。
【0030】<手順2>x’とy’のそれぞれの絶対値
を求めた後に、平均値vを求める。すなわち、式(7)
の演算を行なう。
【0031】 v=(|x’|+|y’|)/2 (7) 式(7)により求まるvは、−1≦x’≦1および−1
≦y’≦1の範囲において、0≦v≦1の実数値とな
る。
【0032】<手順3>式(7)で求めたvをk倍した
後に小数部を切捨てた整数値を、座標(x,y)の閾値
として出力する。ここで、kは要求する階調数(式
(4)により求まる)よりも大きな値でなければならな
い。
【0033】以上の手順により定義された標準パタン
は、印刷に用いられるスクエアドットパタン[木下尭博
他,”基礎 写真製版”,pp.186−187,印
刷出版研究所(1987).]とほぼ等価である。
【0034】こうして定義された標準パタンを、図11
の周期パタンの形状を示す領域112に展開する手法に
ついて、図13を用いて説明する。
【0035】形状を示す領域112中の座標131を、
式(8)のアフィン変換式に代入することで、標準パタ
ン132上での対応する座標133に変換し、前記の関
数形式で定義した手順に従って、その座標133におけ
る閾値を求める。
【0036】 x=a・X−b・Y+c y=b・X+a・Y+b (8) a=cosθ/M b=sinθ/M c=(M・xs −X0 ・cosθ+Y0 ・sinθ)/M d=(M・ys −X0 ・sinθ−Y0 ・cosθ)/M 式(8)において、(X,Y)は形状を示す領域112
中の座標131である。(X0 ,Y0 )は形状を示す領
域112の回転の中心座標134で、ここでは形状を示
す領域112の重心座標とする。(xs ,ys )は標準
パタン132の回転の中心座標135であり、ここでは
原点(0,0)の値とする。(x,y)は求める標準パ
タン132上での座標133である。なお、中心座標1
34〜135は、形状を示す領域112と標準パタン1
32との対応がとれていれば、上記に限る必要はない。
θは求める周期パタンの有するスクリーン角度であり、
式(3)により算出される。Mは標準パタン132の拡
大率であり、式(9)により求まる。
【0037】 M=(m2 +n2 1 / 2 /(2・i) (9) 形状を示す領域112中の座標131を、式(8)を用
いて座標パタン132上の座標133に変換したとき、
その座標133が、−i≦x≦i、−i≦y≦iの正方
領域121外、すなわち、標準パタン132外となる場
合がある。この場合は、以下の操作を行ない、正方領域
121内の座標に置き換える。
【0038】x<−iのとき、−i≦xとなるまでxに
iを2倍した値を加算する。
【0039】y<−iのとき、−i≦yとなるまでyに
iを2倍した値を加算する。
【0040】x>iのとき、x≦iとなるまでxから
を2倍した値を減算する。
【0041】y>iのとき、≦iとなるまでyから
を2倍した値を減算する。
【0042】図14は、形状を示す領域112全てにつ
いて前記の方法により閾値を求めた結果の例である。
【0043】図14を見ると、形状を示す領域112に
は同じ値となる閾値が複数存在する。また、閾値が1か
らS−1(Sは式(4)により算出)までの連続した数
値となっていない。ここで求めたいのは、閾値が1から
S−1まで1づつ連続に変化する周期パタンであるの
で、図14の閾値の再配置を行なう。
【0044】ここで説明する再配置の方針は、図14の
閾値が大きな画素から小さな画素に向かって、閾値をS
−1、S−2、S−3と降順に1になるまで割り振る。
また、同じ閾値が複数存在した場合には、後述するルー
ルで順位付けを行なう、といったものである。なお、閾
値が小さい画素から大きな画素に向かって、閾値を1、
2、3とS−1になるまで割り振る等、同様の効果が得
られるのであれば、他の手順でも問題ない。
【0045】再配置の準備として、周期パタンの形状を
示す領域112の閾値として使用されている数値を抽出
し、降順にソートする。図14の例では、 86,77,69,62,60,52,50,45,4
3,35,33,26,16,0 がその結果である。この数値を以降、ラベルと呼ぶこと
にする。
【0046】まず最初に、ラベルが最大値である86の
画素から閾値の配置を行なう。図14において、閾値が
86である画素が4箇所141〜144あるので、ここ
にS−1、S−2、S−3、S−4の4つの閾値を割り
振ることになる。この際の順位付けのルールの例とし
て、周期パタンの形状を示す領域112の回転の中心座
標134から直線距離が遠い順に時計回りに割り振る、
または、中心座標134を原点として点対象となるよう
に割り振る、といったものが考えられる。
【0047】ラベルが最大値である86の画素の閾値の
割り振りが終われば、次にラベル77について同様に行
なう。以下、ラベル69について、ラベルが62につい
て、と順に行い、最後のラベルが0についての操作を終
えた時点で、図8のような求める周期パタン81が完成
する。
【0048】こうして得られた1からS−1までの連続
した閾値を持つ周期パタン81を、iからjまでの閾値
を持つ周期パタンに変更するには、例えば式(10)を
周期パタンの閾値に適用すればよい。
【0049】 H=(j−i)(h−1)/(S−2)+i (10) 式(10)において、hが変更前の周期パタン81の閾
値で、Hが変更後の閾値である。
【0050】
【実施例】本発明の第1の実施例であるハーフトーンス
クリーン生成装置を図1を用いて説明する。本装置は、
閾値の生成手順を記述した標準パタン関数10と式
(1)と式(2)において整数値(m,n)で表される
周期定数11を入力とし、この標準パタン関数10と周
期定数11から周期パタンを生成して、これを周期パタ
ン信号12として出力するものである。
【0051】形状決定手段13は、入力された周期定数
11を用いて、図11のような画素値がaである領域1
11と、画素値がbである領域112に分割された正方
格子101を生成し、出力する。
【0052】閾値分配手段14は、入力された標準パタ
ン関数10および周期定数11と、前記形状決定手段1
3の出力である正方格子101を入力とし、標準パタン
関数10を、周期定数11を式(3)に代入することで
得られる角度だけ回転し、周期定数11を式(9)に代
入することで得られる拡大率で拡大したものを正方格子
101上に展開し、更に正方格子101上の閾値が1か
ら式(4)で得られる階調数より1だけ小さい値までの
連続した数値となるように閾値を再配置し、正方格子1
01の閾値を周期パタン信号12として出力する。
【0053】前記形状決定手段13の1つの実施例を図
2を用いて説明する。
【0054】正方格子生成手段21は、入力された周期
定数11を用いて、一辺がm+n+1画素からなる正方
格子を生成する。
【0055】直線発生手段22は、前記正方格子生成手
段21の出力である正方格子と、入力された周期定数1
1を入力とし、正方格子上に、座標値(0,n)と
(m,0)を結ぶデジタル直線である第1の点列と、座
標値(0,n)と(n,m+n)を結ぶデジタル直線で
ある第2の点列と、座標値(m,0)と(m+n,m)
を結ぶデジタル直線である第3の点列と、座標値(n,
m+n)と(m+n,m)を結ぶ第4の点列を発生し、
その正方格子を出力する。
【0056】領域塗り潰し手段23は、前記直線発生手
段22の出力である正方格子を入力とし、この正方格子
における、前記第1の点列と前記第2の点列と前記第3
の点列と前記第4の点列に囲まれた領域、ただし、前記
第1の点列と前記第2の点列と座標値(0,n)を含
み、前記第3の点列と前記第4の点列と座標値(m,
0)と(n,m+n)と(m+n,m)を含まない領域
に対して、それ以外の領域と識別可能な階調値を与えた
後、この正方格子101を出力する。
【0057】前記閾値分配手段14の1つの実施例を図
3を用いて説明する。
【0058】回転角度算出手段31は、入力された周期
定数11を式(3)に代入することで、式(8)におけ
るスクリーン角度θを算出し、出力する。
【0059】拡大率算出手段32は、入力された周期定
数11を式(9)に代入することで、式(8)における
拡大率Mを算出し、出力する。
【0060】面積算出手段33は、入力された周期定数
11を式(4)に代入することで、1つの周期パタン8
1が表現可能な階調数Sを算出し、出力する。
【0061】パタン合成手段34は、入力された標準パ
タン関数10と、前記形状決定手段13の出力である正
方格子101と、前記回転角度算出手段31の出力であ
るスクリーン角度θと、前記拡大率算出手段32の出力
である拡大率Mを入力とし、正方格子101における周
期パタンの形状を示す領域112の全ての座標につい
て、式(8)と標準パタン関数10を用いて閾値を求め
た後、この正方格子を出力する。
【0062】閾値再分配手段35は、前記面積算出手段
33の出力である階調数Sと、前記パタン合成手段34
の出力である閾値の分配された正方格子を入力とし、正
方格子における周期パタンの形状を示す領域112の閾
値が、1からS−1の連続した数値となるように閾値を
再分配し、これを周期パタン信号12として出力する。
【0063】本発明の第2の実施例であるハーフトーン
スクリーン生成装置を図4を用いて説明する。本装置
は、閾値の生成手順を記述した標準パタン関数10と、
所望のスクリーン角度41と階調数42を入力とし、ス
クリーン角度41と階調数42から式(1)と式(2)
において整数値(m,n)で表される周期定数11を求
め、この周期定数11と標準パタン10から周期パタン
を生成しこれを周期パタン信号12として出力するもの
である。
【0064】周期定数決定手段43は、入力されたスク
リーン角度41と階調数42を例えば式(5)と式
(6)に代入することで周期定数11を算出し、出力す
る。
【0065】形状決定手段13は、前記周期定数決定手
段43の出力である周期定数11を入力とし、周期定数
11を用いて図11のような画素値がaである領域11
1と、画素値がbである領域112に分割された正方格
子101を生成し、出力する。
【0066】閾値分配手段14は、入力された標準パタ
ン関数10と、前記周期定数決定手段43の出力である
周期定数11と、前記形状決定手段13の出力である正
方格子101を入力とし、標準パタン関数10を、周期
定数11を式(3)に代入することで得られる角度だけ
回転し、周期定数11を式(9)に代入することで得ら
れる拡大率で拡大したものを正方格子101上に展開
し、更に正方格子101上の閾値が1から式(4)で得
られる階調数より1だけ小さい値までの連続した数値と
なるように閾値を再配置し、正方格子101の閾値を周
期パタン信号12として出力する。
【0067】本発明の第3の実施例であるハーフトーン
スクリーン生成装置を図5を用いて説明する。本装置
は、式(1)と式(2)において整数値(m,n)で表
される周期定数11と、パタン選択スイッチ51を入力
とし、この周期定数11と、パタン選択スイッチ51で
指定されたパタン記憶手段52に記憶されている閾値の
生成手順を記述した標準パタン関数10とを用いて周期
パタンを生成して、これを周期パタン信号12として出
力するものである。
【0068】形状決定手段13は、入力された周期定数
11を用いて、図11のような画素値がaである領域1
11と、画素値がbである領域112に分割された正方
格子101を生成し、出力する。
【0069】パタン記憶手段52は、閾値の生成手順を
記述した標準パタン関数10を複数記憶している。
【0070】閾値分配手段14は、入力された周期定数
11と、パタン選択スイッチ51と、前記形状決定手段
13の出力である正方格子101を入力とし、パタン選
択スイッチ51と、前記形状決定手段13の出力である
正方格子101を入力とし、パタン選択スイッチ51に
対応する標準パタン関数10をパタン記憶手段52から
読み込み、この標準パタン関数10を、周期定数11を
式(3)に代入することで得られる角度だけ回転し、周
期定数11を式(9)に代入することで得られる拡大率
で拡大したものを正方格子101上に展開し、更に正方
格子101上の閾値が1から式(4)で得られる階調数
より1だけ小さい値までの連続した数値となるように閾
値を再配置し、正方格子101の閾値を周期パタン信号
12として出力する。
【0071】なお、本装置において、パタン記憶装置5
2に1つの標準パタン関数10しか記憶しない場合に
は、パタン選択スイッチ51は省略することができる。
【0072】本発明の第4の実施例であるハーフトーン
スクリーン生成装置を図6を用いて説明する。本装置
は、所望のスクリーン角度41と階調数42と、パタン
選択スイッチ51を入力とし、スクリーン角度41と階
調数42から式(1)と式(2)において整数値(m,
n)で表される周期定数11を求め、この周期定数11
と、パタン選択スイッチ51で指定されたパタン記憶手
段52に記憶されている閾値の生成手順を記述した標準
パタン関数10とを用いて周期パタンを生成し、これを
周期パタン信号12として出力するものである。
【0073】周期定数決定手段43は、入力されたスク
リーン角度41と階調数42を例えば式(5)と式
(6)に代入することで周期定数11を算出し、出力す
る。
【0074】形状決定手段13は、前記周期定数決定手
段43の出力である周期定数11を入力とし、周期定数
11を用いて図11のような画素値がaである領域11
1と、画素値がbである領域112に分割された正方格
子101を生成し、出力する。
【0075】パタン記憶手段52は、閾値の生成手順を
記述した標準パタン関数10を複数記憶している。
【0076】閾値分配手段14は、前記周期定数決定手
段43の出力である周期定数11と、パタン選択スイッ
チ51と、前記形状決定手段13の出力である正方格子
101を入力とし、パタン選択スイッチ51に対応する
標準パタン関数10をパタン記憶手段52から読み込
み、この標準パタン関数10を、周期定数11を式
(3)に代入することで得られる角度だけ回転し、周期
定数11を式(9)に代入することで得られる拡大率で
拡大したものを正方格子101上に展開し、更に正方格
子101上の閾値が1から式(4)で得られる階調数よ
り1だけ小さい値までの連続した数値となるように閾値
を再配置し、正方格子101の閾値を周期パタン信号1
2として出力する。
【0077】なお、本装置において、パタン記憶装置5
2に1つの標準パタン関数10しか記憶しない場合に
は、パタン選択スイッチ51は省略することができる。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の装置は、網
線が等間隔で直交するハーフトーンスクリーンを自動的
に生成するものであり、周期パタン画像を縮小(または
拡大)処理と回転処理を施す従来の手法で問題となった
モアレの問題を解決することができる。
【0079】また、本発明の装置をカラースキャナやプ
リンタ等に組み込むことにより、目的に応じたスクリー
ン角度と階調数を有するハーフトーンスクリーンを自動
生成することができるので、事前に必要十分な周期パタ
ンを生成して登録する作業が不要となる。これに伴っ
て、周期パタンを記憶するデジタルメモリ74の容量が
大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】形状決定手段の実施例のブロック図である。
【図3】閾値分配手段の実施例のブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図6】本発明の第4の実施例のブロック図である。
【図7】電子的な網点画像の生成原理を示している。
【図8】ハーフトーンスクリーンの1つの周期パタンを
示している。
【図9】ハーフトーンスクリーンの周期性を示してい
る。
【図10】ハーフトーンスクリーンの1つの周期パタン
の形状を求める手順を示している。
【図11】本発明で求めたハーフトーンスクリーンの1
つの周期パタンの形状を示している。
【図12】ハーフトーンスクリーンの閾値配置の基準と
なる標準パタン関数の有効範囲を示している。
【図13】標準パタン関数の有効範囲と、本発明で求め
たハーフトーンスクリーンの1つの周期パタンの領域の
対応関係を示している。
【図14】標準パタン関数の閾値を、本発明で求めたハ
ーフトーンスクリーンの1つの周期パタンの領域に展開
した例である。
【符号の説明】
10 標準パタン関数 11 周期定数 12 周期パタン信号 13 形状決定手段 14 閾値分配手段 21 正方格子生成手段 22 直線発生手段 23 領域塗り潰し手段 31 回転角度算出手段 32 拡大率算出手段 33 面積算出手段 34 パタン合成手段 35 閾値再分配手段 41 スクリーン角度 42 階調数 43 周期定数決定手段 51 パタン選択スイッチ 52 パタン記憶手段 71 走査画像読み込み手段 72 画像信号 73 ハーフトーンスクリーン発生手段 74 デジタルメモリ 76 ハーフトーンスクリーン信号 77 コンバータ 78 網点画像信号 79 走査画像書き込み手段 81 周期パタン 101 正方格子 112 1つの周期パタンの形状を表す領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−263364(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向にm、Y方向にnの周期を持ち
    (ただし、mとnは整数)、網線が等間隔で直交するデ
    ィジタルハーフトーンスクリーンの生成方法において、 整数座標系上で、座標値(0,n)と(m,0)の結ぶ
    デジタル直線である第1の点列と、座標値(0,n)と
    (n,m+n)を結ぶデジタル直線である第2の点列と
    座標値(m,0)と(m+n,m)と結ぶデジタル直線
    である第3の点列と、座標値(n,m+n)と(m+
    n,m)を結ぶ第4の点列を発生したとき、前記第1の
    点列と前記第2の点列と前記第3の点列と前記第4の点
    列に囲まれた領域、ただし、前記第1の点列と前記第2
    の点列と座標値(0,n)を含み、前記第3の点列と前
    記第4の点列と座標値(m,0)と(n,m+n)と
    (m+n,m)を含まない領域をハーフトーンスクリー
    ンの1つの周期パタンの形状とし、 前記の対象とする点列に囲まれた領域の全座標につい
    て、任意の座標における閾値を求める手順を定義した関
    数を用いて閾値を求め、 前記の点列に囲まれた領域の全座標の閾値が不連続な場
    合、連続した数値となるように閾値を再配置すること
    で、 任意のスクリーン角度と階調数のハーフトーンスクリー
    ンの1つの周期パタンを発生することを特徴とするディ
    ジタルハーフトーンスクリーン生成方法。
  2. 【請求項2】 X方向にm、Y方向にnの周期を持ち
    (ただし、mとnは整数)、網線が等間隔で直交するデ
    ィジタルハーフトーンスクリーンの生成装置において、 周期定数(m,n)を用いて、周期パタンの形状を示す
    正方格子を求める形状決定手段と、 前記形状決定手段からの出力である正方格子と、前記周
    期定数と、−i≦x≦i、−i≦y≦iの正方領域の任
    意の座標における閾値を求める手順を定義した関数とを
    入力とし、前記関数をtan- 1 (n/m)で得られる
    角度だけ回転して、 (m2 +n2 1 / 2 /(2・i)で得られる拡大率で
    拡大したものを前記正方格子上に展開し、前記正方格子
    上の閾値が不連続な場合、連続した数値となるように閾
    値を再配置し、前記正方格子の閾値を周期パタン信号と
    して出力する閾値分配手段と、 を有して、任意のスクリーン角度と階調数のハーフトー
    ンスクリーンの1つの周期パタンを発生することを特徴
    とするディジタルハーフトーンスクリーン生成装置。
  3. 【請求項3】 X方向にm、Y方向にnの周期を持ち
    (ただし、mとnは整数)、網線が等間隔で直交するデ
    ィジタルハーフトーンスクリーンの生成装置において、 所望のスクリーン角度と階調数から、周期定数(m,
    n)を求める周期定数決定手段と、 前記周期定数決定手段の出力である周期定数(m,n)
    を用いて、周期パタンの形状を示す正方格子を求める形
    状決定手段と、 前記形状決定手段の出力である正方格子と、前記周期定
    数決定手段の出力である周期定数と、−i≦x≦i、−
    i≦y≦iの正方領域の任意の座標における閾値を求め
    る手順を定義した関数を入力とし、前記関数をtan
    - 1 (n/m)で得られる角度だけ回転して、(m2
    2 1 / 2 /(2・i)で得られる拡大率で拡大した
    ものを前記正方格子上に展開し、前記正方格子上の閾値
    が不連続な場合、連続した数値となるように閾値を再配
    置し、前記正方格子の閾値を周期パタン信号として出力
    する閾値分配手段と、 を有して、任意のスクリーン角度と階調数のハーフトー
    ンスクリーンの1つの周期パタンを発生することを特徴
    とするディジタルハーフトーンスクリーン生成装置。
  4. 【請求項4】 X方向にm、Y方向にnの周期を持ち
    (ただし、mとnは整数)、網線が等間隔で直交するデ
    ィジタルハーフトーンスクリーンの生成装置において、 周期定数(m,n)を用いて、周期パタンの形状を示す
    正方格子を求める形状決定手段と、 −i≦x≦i、−i≦y≦iの正方領域の任意の座標に
    おける閾値を求める手順を定義した関数を記憶するパタ
    ン記憶手段と、 前記形状決定手段からの出力である正方格子と、前記周
    期定数と、パタン選択スイッチを入力とし、パタン選択
    スイッチに対応する前記関数を前記パタン記憶手段から
    取り出し、または、前記パタン記憶手段に1つの前記関
    数しか定義しない場合は、前記パタン記憶手段から前記
    関数を取り出し、 該関数をtan- 1 (n/m)で得られる角度だけ回転
    して、(m2 +n2 1/ 2 /(2・i)で得られる拡
    大率で拡大したものを前記正方格子上に展開し、前記正
    方格子上の閾値が不連続な場合は、連続した数値となる
    ように閾値を再配置し、前記正方格子の閾値を周期パタ
    ン信号として出力する閾値分配手段と、 を有して、任意のスクリーン角度と階調数のハーフトー
    ンスクリーンの1つの周期パタンを発生することを特徴
    とするディジタルハーフトーンスクリーン生成装置。
  5. 【請求項5】 X方向にm、Y方向にnの周期を持ち
    (ただし、mとnは整数)、網線が等間隔で直交するデ
    ィジタルハーフトーンスクリーンの生成装置において、 所望のスクリーン角度と階調数から、周期定数(m,
    n)を求める周期定数決定手段と、 前記周期定数決定手段の出力である周期定数(m,n)
    を用いて、周期パタンの形状を示す正方格子を求める形
    状決定手段と、 −i≦x≦i、−i≦y≦iの正方領域の任意の座標に
    おける閾値を求める手順を定義した関数を記憶するパタ
    ン記憶手段と、 前記形状決定手段からの出力である正方格子と、前記周
    期定数決定手段の出力である周期定数と、パタン選択ス
    イッチを入力とし、パタン選択スイッチに対応する前記
    関数を前記パタン記憶手段から取り出し、または、前記
    パタン記憶手段に1つの前記関数しか定義しない場合
    は、前記パタン記憶手段から前記関数を取り出し、該関
    数をtan- 1 (n/m)で得られる角度だけ回転し
    て、(m2 +n2 1 / 2 /(2・i)で得られる拡大
    率で拡大したものを前記正方格子上に展開し、前記正方
    格子上の閾値が不連続な場合は、連続した数値となるよ
    うに閾値を再配置し、前記正方格子の閾値を周期パタン
    信号として出力する閾値分配手段と、 を有して、任意のスクリーン角度と階調数のハーフトー
    ンスクリーンの1つの周期パタンを発生することを特徴
    とするディジタルハーフトーンスクリーン生成装置。
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