JP2641393B2 - デジタルハーフトーンスクリーン生成方法および装置 - Google Patents

デジタルハーフトーンスクリーン生成方法および装置

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JP2641393B2
JP2641393B2 JP6131534A JP13153494A JP2641393B2 JP 2641393 B2 JP2641393 B2 JP 2641393B2 JP 6131534 A JP6131534 A JP 6131534A JP 13153494 A JP13153494 A JP 13153494A JP 2641393 B2 JP2641393 B2 JP 2641393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルハーフトーンス
クリーン生成方法および装置に関し、特にカラースキャ
ナ、単色スキャナ、プリンタ記録、ファクシミリ記録等
の走査画像記録に際し、写真のような連続階調を有する
画像印刷または複製等の用途の網点画像に変換するデジ
タルハーフトーンスクリーン生成方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷において、C(シアン)版、
M(マジェンタ)版、Y(イエロー)版の3色分解版を
網掛け処理により作成する場合に、±15度と45度の
スクリーン角度を持つ等スクリーン線数のハーフトーン
スクリーンセットを使用することが望ましい。このよう
に網点間隔の等しい3版を30度間隔で重ねることは、
最も細かいモアレを発生させる条件を満たしている。電
子的な網点画像生成機器で用いるデジタルハーフトーン
スクリーンを生成する技術として、特願平5−1675
70号明細書がある。これは、ハーフトーンスクリーン
における閾値の最小単位である網点パタンを自動生成す
るものであり、デジタルハーフトーンスクリーンにおけ
る以下の性質を利用している。
【0003】デジタルハーフトーンスクリーンは、図5
に示すように閾値の最小単位である網点パタン501を
周期的に配置した構造であるとし、すなわち式(1)の
周期関数で表現する。 h(x−m,y−n)=h(x,y) h(x−n,y+m)=h(x,y) (1) 式(1)における周期定数(m,n)は、ハーフトーン
スクリーンのスクリーン角度と階調数とを決定するもの
である。すなわち、スクリーン角度θは式(2)で決定
される。また、階調数Nは式(3)で決定される。 θ=tan-1(n/m) (2) N=m2 +n2 +1 (3) デジタルハーフトーンスクリーンを整数座標系である画
像領域で設計する場合、式(1),式(2)および式
(3)におけるx,y,m,nは、全て整数値でなけれ
ばならない。従って、上記の方法では正確に±15度の
スクリーン角度を有するデジタルハーフトーンスクリー
ンが実現できない欠点がある。
【0004】例えば、スクリーン角度15度で50階調
のハーフトーンスクリーンが要求されているとする。こ
の条件を満たすこと、すなわち式(2)と式(3)とを
共に満たすことは、周期定数(m,n)が整数であると
いう制限から不可能である。この場合には要求された値
に最も近似できる周期定数の組を選択する以外に方法が
ない。この例では、m=7,n=2がそれにあたり、ス
クリーン角度が15.9度、階調数が54のハーフトー
ンスクリーンとなる。また、±15度に近似したスクリ
ーンセットと45度スクリーンのスクリーン線数を完全
に一致させることもできない欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の欠点により、上
記手法により作成したスクリーンセットを重ね合わせて
印刷した場合に予測困難なモアレが発生する問題があ
る。この解決策として、例えば図6に示すように、1つ
の網点パタンのサイズを大きくし(主網点601と呼
ぶ)、その中をそれぞれの形状が必ずしも一致しない複
数個の副網点602のパタンを配置する、網点パタンの
マルチユニット化が知られている[PeterFin
k,“PostScript Screening:A
dbe Accurate Screens”]。ただ
し、この網点パタンのマルチユニット化にあたっての、
主網点601の形状決定方法および副網点602の閾値
配置方法などの具体的な実現方法については知られてい
ない。
【0006】本発明の目的は、要求されたスクリーン角
度と階調数とを正確に有するマルチユニット型の網点パ
タンを自動生成すること、ならびに複数の色版を重ね合
わせて印刷した場合に発生していたモアレを最小とする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明であるデジタ
ルハーフトーンスクリーン生成方法は前記目的を達成す
るため、座標(x,y)と座標(x−m,y−n)と座
標(x−n,y+m)と座標(x+m,y+n)と座標
(x+n,y−m)との閾値が全て等しい、等間隔で網
線が直交するデジタルハーフトーンスクリーンの生成方
法において、スクリーン角度θと階調数Nとを入力と
し、tan-1(n/m)の演算結果が前記スクリーン角
度θと一定の許容範囲で等しく、かつ、(m2 +n2
/i2の演算結果が前記階調数Nと一定の許容範囲で等
しくなる整数の組(m,n,i)を求め、整数座標系上
で、座標値(0,n)と(m,0)との結ぶデジタル直
線である第1の点列と、座標値(0,n)と(n,m+
n)とを結ぶデジタル直線である第2の点列と、座標値
(m,0)と(m+n,m)とを結ぶデジタル直線であ
る第3の点列と、座標値(n,m+n)と(m+n,
m)とを結ぶ第4の点列とを発生したとき、前記第1の
点列と前記第2の点列と前記第3の点列と前記第4の点
列とに囲まれた領域、ただし、前記第1の点列と前記第
2の点列と座標値(0,n)とを含み、前記第3の点列
と前記第4の点列と座標値(m,0)と(n,m+n)
と(m+n,m)とを含まない領域をデジタルハーフト
ーンスクリーンの最小単位である周期パタンの形状と
し、前記周期パタンを更にi×i個の副パタンに分割し
て、それぞれの副パタンごとに閾値を求める手順を定義
した関数を用いて閾値を割り当て、前記周期パタンの閾
値が不連続な場合、連続した階調表現が行えるように閾
値を調整することで、任意のスクリーン角度と階調数の
ハーフトーンスクリーンの最小の周期パタンを発生する
ことを特徴とする。
【0008】第2の発明であるデジタルハーフトーンス
クリーン生成装置は前記目的を達成するため、座標
(x,y)と座標(x−m,y−n)と座標(x−n,
y+m)と座標(x+m,y+n)と座標(x+n,y
−m)との閾値が全て等しい、等間隔で網線が直交する
デジタルハーフトーンスクリーンの生成装置において、
スクリーン角度θと階調数Nとを入力とし、tan
-1(n/m)の演算結果が前記スクリーン角度θと一定
の許容範囲で等しく、かつ、(m2 +n2 )/i2の演
算結果が前記階調数Nと一定の許容範囲で等しくなる整
数の組(m,n,i)を求めて、整数の組(m,n)を
周期定数として、i2 を副網点パタンの個数として出力
する定数決定手段と、前記定数決定手段の出力である前
記周期定数(m,n)を用いて、周期パタンの形状を示
す正方格子を求めて出力する主網点形状決定手段と、前
記主網点形状決定手段の出力である前記正方格子と、前
記定数決定手段の出力である前記周期定数(m,n)お
よび前記副網点パタンの個数i2 と、−j≦x≦j、−
j≦y≦jの正方領域の任意の座標における閾値を求め
る手順を定義した関数とを入力とし、前記関数を(m2
+n2 1/2 /(2・i・j)で得られる拡大率で拡大
し、tan-1(n/m)で得られる角度だけ回転したも
のを、1個の副網点パタンの閾値を求める関数とみなし
て、前記正方格子上の周期パタンの形状を示す領域の閾
値を求めた初期網点パタンと、個々の副網点パタンを識
別する副網点識別パタンをそれぞれ生成して出力する副
網点生成手段と、前記副網点生成手段の出力である、前
記初期網点パタンと前記副網点識別パタンとを入力と
し、前記副網点識別パタンを参照することで個々の副網
点パタンの領域ごとに、滑らかな中間調表現が可能とな
るように前記初期網点パタンの閾値を調整したものを、
最終的な周期パタンとして出力する閾値最適化手段と、
を有して、任意のスクリーン角度と階調数のハーフトー
ンスクリーンの最小の周期パタンを発生することを特徴
とする。
【0009】第3の発明であるデジタルハーフトーンス
クリーン生成装置は前記目的を達成するため、必要十分
な種類の標準パタン関数を登録し、装置に入力された選
択スイッチに応じて該当する標準パタン関数を選択的に
出力する関数記憶手段を、前記デジタルハーフトーンス
クリーン生成装置の前記副網点生成手段との入力部に接
続することで、任意のスクリーン角度と階調数のハーフ
トーンスクリーンの最小の周期パタンを発生することを
特徴とする。
【0010】
【作用】上記特願平5−167570号明細書で問題と
なった要求されたスクリーン角度と階調数が実現できな
い原因を整理すると、周期定数(m,n)をそれぞれ適
切に大きくすると、式(2)で得られるスクリーン角度
θの近似精度は向上するが、式(3)で得られる階調数
が大きくなってしまうということである。
【0011】本発明の方法および装置では、図6に示す
ように周期定数(m,n)をあえて大きな値とすること
でスクリーン角度の近似精度を向上させ、大面積となっ
てしまった主網点601を、求める階調数を有する副網
点602に分割することを行う。本発明の方法および装
置で要求される事項は、式(4)と式(5)を共に満た
す最適な整数の組(m,n,i)を求めることである。 θ=tan-1(n/m) (4) S=(m2 +n2 )/i2 (5) 式(5)において、Sは副網点602の面積であり、表
現したい階調数から1を差し引いた値である。i2 は副
網点の個数であり、iは整数でなければならない。要す
るに、式(5)は、「閾値ユニットの一辺の長さが、副
網点602の一辺の長さの整数倍でなければならない」
ということを示しているに過ぎない。
【0012】本発明におけるマルチユニット型の網点パ
タンを自動生成するステップは、以下の4つのステップ
から成る。1.要求するスクリーン角度と階調数とを実
現できる周期定数(m,n)と、主網点601の一辺に
おける副網点602の個数iとを求める(式(4)およ
び式(5)参照)。2.求めた周期定数(m,n)より
主網点601の形状をコンピュータグラフィックス的な
手法で求める。3.主網点601の領域内を、i×i個
の副網点602に分割し、それぞれの副網点602ごと
に閾値を割り振る。4.副網点602ごとに閾値を最適
化する。
【0013】以降、各ステップの具体的な処理内容を順
に述べる。最初に、式(4)および式(5)を共に満た
す周期定数(m,n)と、主網点601の一辺における
副網点602の個数iを求める手順の例を図7を用いて
述べる。これは、mおよびnの上限を決めた上で(図7
では、MaxM、MaxNと表記)、全ての(m,n)
の組について式(6)と式(7)の演算を行い、要求さ
れたスクリーン角度と階調数とを許容誤差内で近似で
き、かつ最小のiを持つ整数の組(m,n)を採用する
ものである。許容誤差を小さくすれば、当然近似精度は
向上するが、m,n,iが大きくなって主網点601が
巨大なものとなる。これを防ぐ目的で、本発明では許容
誤差に関しては次の2つの条件を設定し、例えばこの条
件を共に満たす整数の組(m,n,i)を用いる。<条
件1>目的のスクリーン角度θと式(4)の演算結果の
差(絶対値)とを求める式(6)の演算結果Δθが0.
05度以内である(スクリーン角度は、±0.05度の
精度で近似する)。 Δθ=|θ−tan-1(n/m)| (6) <条件2>式(5)を変形した式(7)の演算結果iが
1以上であり、その小数部が0.95以上、または、
0.05以下である(階調数は、±0.5の精度で近似
する)。 i=((m2 +n2 )/S)1/2 (7) こうして得られた定数(m,n)から、ハーフトーンス
クリーンの1つの周期パタンのデジタル的な形状、すな
わち、主網点601の形状を、コンピュータグラフィッ
クス的な手法により一意に求めることができる。この手
順を図8を用いて説明する。図8は、周期定数をm=
7、n=2とした場合の例である。まず最初に、1辺の
マス目が少なくともm+n+1個である正方格子801
を用意する。以降、1つのマス目のことを画素と呼び、
一辺の画素の数がm+n+1であることを前提とする。
座標系については、正方格子801の左上の画素802
の座標値を(0,0)とし、右下の画素803の座標を
(m+n,m+n)とする。また、正方格子801の初
期状態として、全ての画素はaという値となっている以
降、画素の値を画素値と呼ぶことにする。次に、この正
方格子801上に4箇所のポイント804〜807を設
定し、このポイント間でデジタル的に直線を発生して閉
じた矩形を生成する。直線の発生手法として、例えばB
resenhamの直線発生アルゴリズム[Brese
nham,J.E.,”Algorithm for
Computer Control of Digit
alPlotter”,IBM System Jou
rnal,vol.4,no.1,pp.106−11
1(1965).]が有名である。ここで、4箇所のポ
イント804〜807とは、それぞれ座標が(0,
n)、(m,0)、(n,m+n)、(m+n,m)の
画素である。発生する直線は、座標が(0,n)のポイ
ント804を始点として、(m,0)のポイント805
へ、または(n,m+n)のポイント806へ結ぶ2本
の直線に相当する画素はbという画素値を持つ。別の2
本の直線に相当する画素の画素値はcという値を持つ。
ただし、4箇所のポイント804〜807の画素値は、
座標が(0,n)のポイント804についてはb、それ
以外の3箇所のポイント805〜807はcとする。
【0014】次に、画素値をbまたはcとした4本の直
線に囲まれた領域808の画素値をaからbに置き換え
る。これは、例えば以下の規則に従うことで実現でき
る。なお、第3の規則は説明の都合上、画素値をaまた
はbの2値としたい為のものであり、特に必要となるわ
けではない。 <第1の規則>画素値の置き換えは、正方格子801上
で左から右に順にライン単位で行なう。 <第2の規則>画素値がbである画素が置き換えの開始
点であり、画素値がcである画素の左隣の画素が終了点
である。 <第3の規則>画素値の置き換えの終了したラインにつ
いては、画素値がcである画素を、画素値がaとなるよ
うに置き換える。 以上の操作により、図9のような画素値がaである領域
901と、画素値がbである領域902に分割された正
方格子801が得られる。この正方格子801におい
て、画素値がbである領域902が、求めるハーフトー
ンスクリーンの主網点601の形状そのものである(注
意:副網点602の形状ではない)。
【0015】次の操作は、主網点の形状を示す領域90
2に閾値を配置することである。閾値を自動的に配置す
るにあたり、標準パタン関数を定義する必要がある。標
準パタン関数とは、図10に示したように−j≦x≦
j、−j≦y≦jの正方領域において任意の座標(x,
y)の閾値tを算出する関数のことである。標準パタン
関数の例として、式(8)を示す。 t=k・(|x|+|y|)/2 (8) この例では、標準パタン関数の有効領域を−1≦x≦
1、−1≦y≦1とし、xとyのそれぞれの絶対値の平
均を求め、それをk倍した後で小数部を切捨てた整数値
を座標(x,y)の閾値tとして出力する手順を表現し
ている。式(8)において、kは要求する階調数よりも
大きな値でなければならない。
【0016】以上の手順により定義された標準パタン1
001は、印刷に用いられるスクエアドットパタン[木
下 尭博 他,「基礎 写真製版」,pp.186−1
87,印刷出版研究所(1987)]とほぼ等価であ
る。このように、標準パタン1001を二次元平面に閾
値を配置した画像データ形式ではなく関数形式で持つこ
とにより、拡大処理および回転処理に伴う標準パタン1
001の歪みを抑えることが出来る。
【0017】以降の説明において、標準パタン1001
の領域は−1≦x≦1、−1≦y≦1の範囲の正方領域
であることを前提とする。こうして定義された標準パタ
ン1001を、主網点の形状を示す領域902に展開す
る手法について図11を用いて説明する。ここで、標準
パタン関数が表現する標準パタン1001を、x方向と
y方向にタイル状に連続して配置した仮想的な平面11
01を考える。標準パタン関数が、−1≦x≦1、−1
≦y≦1の範囲で定義されているならば、この仮想的な
平面1101は、縦横の周期が2である正方格子とな
り、その1つのマス目は副網点の原型を表現していると
言える。以降、−1≦x≦1、−1≦y≦1の範囲のマ
ス目の標準パタンを、他のマス目の標準パタンと区別し
て、原点パタン1105と呼ぶことにする。閾値の配置
の原理は、この仮想的な平面1101のマス目を、式
(5)で得られる副網点の面積となるように拡大し、更
に仮想的な平面1101全体を、式(4)で得られる回
転角度だけ回転させたものを、主網点の形状を示す領域
902に貼りつけることである。
【0018】実際の処理の例を図11を用いて説明す
る。上記主網点の形状を示す領域902における座標
(X,Y)1102を、式(9)のアフィン変換式に代
入することで、標準パタン1001をx方向とy方向に
連続して配置した仮想的な平面1101上の座標(x,
y)1103を得る。 x=a・X−b・Y+c y=b・X+a・Y+d (9) a=cosθ/M b=sinθ/M c=(M・xs −X0 ・cosθ+Y0 ・sinθ)/
M d=(M・ys −X0 ・sinθ−Y0 ・cosθ)/
M 式(9)において、(xs ,ys )は標準パタン上の回
転の中心であり、原点パタン1105の左上の座標(−
1,−1)とする。(X0 ,Y0 )は(xs ,ys )に
対応する主網点の形状を示す領域902における回転の
中心であり、(0,n)の値となる。θは閾値ユニット
のスクリーン角度で、式(4)により求まる。Mは標準
パタンの拡大率であり、式(10)により求まる。 M=(m2 +n2 1/2 /(2・i) (10) ここで、iは閾値ユニットの一辺における副網点の個数
(整数値)である。
【0019】次に、式(9)により算出された仮想的な
平面1101の座標(x,y)1103について以下の
演算を行い、標準パタン1001上の座標値(x′,
y′)1104を得る。当演算に伴って得られるXカウ
ンタとYカウンタの値(初期値=0)は、後の手順で使
用するので値を保持する。 <xからx′を求める演算>次の条件判定を行う。条件
判定終了後のxの値がx′となる(x′=x) x<−1のとき→x≧−1となるまで、xに2を加算す
る。xカウンタを加算した回数だけデクリメントする。
x>+1のとき→x≦1となるまで、xから2を減算す
る。xカウンタを減算した回数だけインクリメントす
る。 (11) <yからy′を求める演算>次の条件判定を行う。条件
判定終了後のyの値がy′となる(y′=y) y<−1のとき→y≧−1となるまで、yに2を加算す
る。yカウンタを加算した回数だけデクリメントする。
y>+1のとき→y≦1となるまで、yから2を減算す
る。yカウンタを減算した回数だけインクリメントす
る。 (12) 上記演算の目的は、仮想的な平面1101での座標
(x,y)1103が−1≦x≦1、−1≦y≦1の範
囲に存在しない場合は、標準パタンの一辺の長さである
2をx座標またはy座標に加算あるいは減算すること
で、−1≦x≦1、−1≦y≦1の範囲の座標とするこ
とにある。カウンタの値は、原点パタン1105を、座
標(x,y)1103を含む仮想的な平面1101での
1つのマス目の位置に移動するためには、x方向とy方
向にそれぞれ何マス分シフトしなければならないかを示
すものである。上記の演算で得られたxカウンタ(x_
count)とyカウンタ(y_count)を図12
に示したように値を連結し、複数の副網点602を識別
するフラグ値1201として保存する。最終的には、主
網点の形状を示す領域902と同サイズの副網点識別パ
タンが得られる。図13は副網点識別パタンの一部を示
したものである。
【0020】一方、上記演算で算出された(x′,
y′)を標準パタン関数(例えば式(8))に代入する
ことで、主網点の形状を示す領域902の座標値(X,
Y)における閾値tが得られる。図14は、正方格子8
01の領域903の全ての画素について閾値を算出した
結果から、1つの副網点602の領域(すなわち、副網
点識別パタン1301においてフラグ値が同一である領
域1302)を取り出したものを示している。図14か
らわかるように、標準パタン関数によっては、副網点6
02内に同じ値の閾値が存在したり、閾値が等差で連続
した数値とはならない場合がある。このような問題を持
つ網点パタンを網掛け処理に用いると、滑らかな階調表
現ができないので閾値を連続する異なる数値となるよう
に修正する必要がある。これを閾値の最適化と呼ぶこと
にする。閾値の最適化の手順例を図15に示し、以下で
補足する。 1.1つの副網点602を抽出する。副網点識別パタン
1301のフラグ値が同一である領域1302は1つの
副網点領域を意味する。副網点識別パタン1301をス
キャンすることで、1つの副網点領域が抽出できる(図
14)。 2.副網点602の面積を求める。抽出された副網点6
02の画素数を求めることで、抽出した副網点602の
面積が求まる。 3.閾値の増分値を求める。網掛けの対象とする画像の
階調数と副網点602の面積から、閾値の初期値と増分
値を求める。例えば、対象とする画像が256階調の画
素から成り、副網点602の面積(画素数)が15であ
れば、閾値は、16,32,48,64,80,96,
112,128,144,160,176,192,2
08,224,240の15個の等差16の数列とする
ことで、滑らかな中間調表現が可能となる。閾値の最小
値minTと増分値deltTは式(13)により、閾
値の最大値maxTは式(14)により、それぞれ求ま
る。 minT=deltT=L/(S+1) (13) maxT=S・deltT (14) 式(13)と式(14)とで、Lは網掛けの対象とする
画像の階調数、Sは副網点602の面積である。 4.副網点602の閾値として使用されている数値を抽
出し、降順にソートする。図14の例では、86,7
7,69,62,60,52,50,45,43,3
5,33,26,16,0がその結果である。この数値
を以降、ラベルと呼ぶことにする。 5.閾値の再配置を行う。ラベルの最大値である画素か
ら閾値の再配置を行なう。図14の例では、ラベルの最
大値である86の値を持つ画素1401が4箇所あるの
で、ここに閾値の最大値であるmaxT、maxT−d
eltT、maxT−2・deltT、maxT−3・
deltTの4つの閾値それぞれを割り振ることにな
る。この際の順位付けは適切なルールを設ければよい。
例えば、優先順位のルールとして、副網点602の中心
から遠い順に時計回りに割り振る、といったルールがあ
る。ラベルが86についての閾値の再配置が終われば、
次にラベルが77について同様に行なう。以下、69、
62と順にラベル単位の処理を行ない、最後のラベル0
が終了した時点で、minT〜maxTの等差で連続し
た閾値を有する副網点602が完成する。
【0021】ここでは、閾値の最小値minT、増分値
deltT、閾値の最大値maxTとして、式(13)
と式(14)とで求まる値を採用したが、これに限る必
要はない。要は、滑らかな中間調表現が可能となるよう
配慮することが目的である。印刷時のインクの潰れ特性
に応じて増分値を操作するなど、機器の特性に適合する
手段で、閾値の最適化を行う。閾値の最適化処理を全て
の副網点602について行なえば、目的とするスクリー
ン角度と階調数を有するマルチユニット型の網点パタン
は完成し、これを最終出力とする。
【0022】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。図1を参照すると、この実施例のデジタルハーフト
ーンスクリーン生成装置は、要求するスクリーン角度1
05と階調数106と標準パタン関数110とを入力と
し、要求されたスクリーン角度と階調数とを有するマル
チユニット型の網点パタン113を生成して出力するも
のである。
【0023】定数決定手段101は、装置に入力された
スクリーン角度105と階調数106とを用いて、式
(4)と式(5)とを満たす整数の組である周期定数
(m,n)107と、副網点の個数108とを求めて出
力する。周期定数107と副網点の個数108とを求め
るには、例えば図7の手順に従えばよい。
【0024】主網点形状決定手段102は、定数決定手
段101の出力である周期定数107を入力とし、図9
のような画素値がaである領域901と、画素値がbで
ある領域902に分割された正方格子109を生成し、
出力する。主網点形状決定手段102の実施例について
は、後述する。
【0025】副網点生成手段103は、装置に入力され
た標準パタン関数110と、主網点形状決定手段102
の出力である正方格子109と、定数決定手段101の
出力である周期定数107および副網点の個数108と
を入力とし、式(9)の演算を行うことで、標準パタン
関数110が表現する標準パタンを正方格子109上に
展開した初期網点パタン111と、1つの副網点の領域
を識別可能なフラグを値として持つ副網点識別パタン1
12を生成して出力する。副網点生成手段103の実施
例については、後述する。
【0026】閾値最適化手段104は、副網点生成手段
103の出力である初期網点パタン111および副網点
識別パタン112を入力とし、副網点識別パタン112
を参照することで個々の副網点の領域ごとに、滑らかな
中間調表現が可能となるように、初期網点パタン111
の閾値を最適化し、最終的な網点パタン113を生成し
て出力する。閾値を連続した数値に置き換えるには、例
えば図15の手順に従えばよい。
【0027】図2は主網点形状決定手段102の一実施
例を示すブロック図である。図2を参照して、この実施
例の主網点形状決定手段102を説明する。正方格子生
成手段201は、定数決定手段101の出力である周期
定数107を用いて、一辺がm+n+1画素からなる正
方格子204を生成する。直線発生手段202は、正方
格子生成手段201の出力である正方格子204と、定
数決定手段101の出力である周期定数107を入力と
し、正方格子204上に、座標値(0,n)と(m,
0)を結ぶデジタル直線である第1の点列と、座標値
(0,n)と(n,m+n)とを結ぶデジタル直線であ
る第2の点列と、座標値(m,0)と(m+n,m)と
を結ぶデジタル直線である第3の点列と、座標値(n,
m+n)と(m+n,m)とを結ぶ第4の点列を発生
し、その正方格子205を出力する。領域塗り潰し手段
203は、直線発生手段202の出力である正方格子2
05を入力とし、この正方格子205における、第1の
点列と第2の点列と第3の点列と第4の点列とに囲まれ
た領域、ただし、第1の点列と第2の点列と座標値
(0,n)とを含み、第3の点列と第4の点列と座標値
(m,0)と(n,m+n)と(m+n,m)とを含ま
ない領域に対して、それ以外の領域および識別可能な値
を与えた後、この正方格子109を出力する。
【0028】図3は副網点生成手段103の一実施例を
示すブロック図である。図3を参照して、この実施例の
副網点生成手段103を説明する。回転角度算出手段3
01は、定数決定手段101の出力である周期定数10
7を式(4)に代入することで、式(9)における疑似
スクリーン角度θを算出し、出力する。拡大率算出手段
302は、定数決定手段101の出力である周期定数1
07を式(10)に代入することで、式(9)における
拡大率Mを算出し、出力する。パタン合成手段303
は、装置に入力された標準パタン関数110と、主網点
形状決定手段102の出力である正方格子109と、回
転角度算出手段301の出力である疑似スクリーン角度
θと、拡大率算出手段302の出力である拡大率Mとを
入力とし、正方格子109における主網点の形状を示す
領域902の全ての座標について、式(9)、式(1
1)、式(12)および標準パタン関数110を用いて
閾値および識別値の両方を求める演算を行うことで、初
期網点パタン111と、1つの副網点の領域を識別可能
な副網点識別パタン112とを生成して出力する。詳し
くは、図11に従った以下の演算を行う。正方格子10
9における座標(X,Y)を、式(9)に代入すること
で、標準パタン関数110が表現する標準パタン100
1をx方向とy方向に連続してタイル状に配置した仮想
的な平面1101上の座標(x,y)1103を得る。
次に、式(9)により算出された仮想的な平面1100
1上の座標(x,y)1103について式(11)およ
び式(12)の演算を行い、標準パタン1001上の座
標値(x′,y′)1104を得る。式(11)および
式(12)の演算で得たxカウンタ(x_count)
とyカウンタ(y_count)を図12に示したよう
に連結し、複数の副網点を識別するフラグ値として記録
したものが副網点識別パタン112である。一方、式
(11)および式(12)の演算で得た座標値(x′,
y′)1104を標準パタン関数110に代入すること
で、正方格子109上の座標値(X,Y)における閾値
tが得られる。初期網点パタン111は、正方格子10
9の全ての座標について閾値を算出したものである。
【0029】図4は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。図4を参照すると、この実施例のデジタル
ハーフトーンスクリーン生成装置は、上記第1の実施例
にパタン記憶手段401を付加することで、標準パタン
関数110を直接入力しなくても済むようにしたもので
ある。すなわち、パタン記憶手段401には、必要十分
な種類の標準パタン関数11が登録されており、パタン
記憶手段401に記憶された標準パタン関数110のど
れを使用するのかを指定するパタン選択スイッチ402
が装置の入力情報となる。パタン記憶手段401は、パ
タン選択スイッチ402を入力とし、パタン選択スイッ
チ402に該当する標準パタン関数110を、副網点生
成手段103に対して出力する。他の手段については、
上記第1の実施例と同様である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
要求されたスクリーン角度と階調数とを正確に有するマ
ルチユニット型の網点パタンを自動生成することによ
り、複数の色版を重ね合わせて印刷した場合に発生して
いたモアレを最小とすることができる。同時に、本発明
の装置をカラースキャナやプリンタ等に組み込むことに
より、目的に応じたスクリーン角度と階調数を有するハ
ーフトーンスクリーンとを自動生成することができるの
で、事前に必要十分な周期パタンを生成して登録する作
業が不要となる。これに伴って、周期パタンを記憶する
デジタルメモリの容量が大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】主網点形状決定手段の一実施例を示すブロック
図である。
【図3】副網点形生成手段の一実施例を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図5】ハーフトーンスクリーンの周期性を示す図であ
る。
【図6】主網点と副網点の関係を示す図である。
【図7】周期定数(m,n)と、主網点の一辺における
副網点の個数iを求める手順の例を示す流れ図である。
【図8】主網点の形状を求める手順を示す図である。
【図9】主網点の形状を示す図である。
【図10】閾値配置の基準となる標準パタン関数の有効
範囲を示す図である。
【図11】標準パタン関数の表現する標準パタンを拡大
および回転したものを1つの副網点とみなして、これを
主網点の領域に連続して投影する手順を示す図である。
【図12】複数の副網点を識別するためのフラグ値の形
式を示す図である。
【図13】複数の副網点を識別するためのフラグ値を画
素とした副網点識別パタンを示す図である。
【図14】主網点の全領域について標準パタン関数を用
いて閾値を配置した結果から、1つの副網点を抽出した
様子を示す図である。
【図15】副網点を単位とした閾値の最適化の手順の例
を示す流れ図である。
【符号の説明】 101 定数決定手段 102 主網点形状決定手段 103 副網点生成手段 104 閾値最適化手段 105 スクリーン角度 106 階調数 107 周期定数 108 副網点の個数 109 正方格子 110 標準パタン関数 111 初期網点パタン 112 副網点識別パタン 113 網点パタン 201 正方格子生成手段 202 直線発生手段 203 領域塗り潰し手段 204 領域を確保して初期化した正方格子 205 直線を発生させた正方格子 301 回転角度算出手段 302 拡大率算出手段 303 パタン合成手段 401 パタン記憶手段 402 パタン選択スイッチ 501 網点パタン 601 主網点 602 副網点 801 正方格子 802 正方格子の左上の座標 803 正方格子の右下の座標 804 正方格子に発生する直線の端点 805 正方格子に発生する直線の端点 806 正方格子に発生する直線の端点 807 正方格子に発生する直線の端点 808 正方格子に発生した直線に囲まれた領域 901 主網点の形状を示す領域の外 902 主網点の形状を示す領域 1001 標準パタン 1101 標準パタンをx方向とy方向にタイル状に
連続して配置した仮想的な平面 1102 主網点の形状を示す領域における座標 1103 仮想的な平面における座標 1104 標準パタンにおける座標 1105 原点パタン 1201 副網点識別パタンのフラグ値 1301 副網点識別パタン 1302 フラグ値が同一である領域 1401 ラベルが同一である箇所

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標(x,y)と座標(x−m,y−
    n)と座標(x−n,y+m)と座標(x+m,y+
    n)と座標(x+n,y−m)との閾値が全て等しい、
    等間隔で網線が直交するデジタルハーフトーンスクリー
    ンの生成方法において、 スクリーン角度θと階調数Nとを入力とし、tan
    -1(n/m)の演算結果が前記スクリーン角度θと一定
    の許容範囲で等しく、かつ、(m2 +n2 )/i2の演
    算結果が前記階調数Nと一定の許容範囲で等しくなる整
    数の組(m,n,i)を求め、 整数座標系上で、座標値(0,n)と(m,0)との結
    ぶデジタル直線である第1の点列と、座標値(0,n)
    と(n,m+n)とを結ぶデジタル直線である第2の点
    列と、座標値(m,0)と(m+n,m)とを結ぶデジ
    タル直線である第3の点列と、座標値(n,m+n)と
    (m+n,m)とを結ぶ第4の点列とを発生したとき、
    前記第1の点列と前記第2の点列と前記第3の点列と前
    記第4の点列とに囲まれた領域、ただし、前記第1の点
    列と前記第2の点列と座標値(0,n)とを含み、前記
    第3の点列と前記第4の点列と座標値(m,0)と
    (n,m+n)と(m+n,m)とを含まない領域をデ
    ジタルハーフトーンスクリーンの最小単位である周期パ
    タンの形状とし、 前記周期パタンを更にi×i個の副パタンに分割して、
    それぞれの副パタンごとに閾値を求める手順を定義した
    関数を用いて閾値を割り当て、 前記周期パタンの閾値が不連続な場合、連続した階調表
    現が行えるように閾値を調整することで、 任意のスクリーン角度と階調数のハーフトーンスクリー
    ンの最小の周期パタンを発生することを特徴とするデジ
    タルハーフトーンスクリーン生成方法。
  2. 【請求項2】 座標(x,y)と座標(x−m,y−
    n)と座標(x−n,y+m)と座標(x+m,y+
    n)と座標(x+n,y−m)との閾値が全て等しい、
    等間隔で網線が直交するデジタルハーフトーンスクリー
    ンの生成装置において、 スクリーン角度θと階調数Nとを入力とし、tan
    -1(n/m)の演算結果が前記スクリーン角度θと一定
    の許容範囲で等しく、かつ、(m2 +n2 )/i2の演
    算結果が前記階調数Nと一定の許容範囲で等しくなる整
    数の組(m,n,i)を求めて、整数の組(m,n)を
    周期定数として、i2 を副網点パタンの個数として出力
    する定数決定手段と、 前記定数決定手段の出力である前記周期定数(m,n)
    を用いて、周期パタンの形状を示す正方格子を求めて出
    力する主網点形状決定手段と、 前記主網点形状決定手段の出力である前記正方格子と、
    前記定数決定手段の出力である前記周期定数(m,n)
    および前記副網点パタンの個数i2 と、−j≦x≦j、
    −j≦y≦jの正方領域の任意の座標における閾値を求
    める手順を定義した関数とを入力とし、前記関数を(m
    2 +n2 1/2 /(2・i・j)で得られる拡大率で拡
    大し、tan-1(n/m)で得られる角度だけ回転した
    ものを、1個の副網点パタンの閾値を求める関数とみな
    して、前記正方格子上の周期パタンの形状を示す領域の
    閾値を求めた初期網点パタンと、個々の副網点パタンを
    識別する副網点識別パタンをそれぞれ生成して出力する
    副網点生成手段と、 前記副網点生成手段の出力である前記初期網点パタンと
    前記副網点識別パタンとを入力とし、前記副網点識別パ
    タンを参照することで個々の副網点パタンの領域ごと
    に、滑らかな中間調表現が可能となるように前記初期網
    点パタンの閾値を調整したものを、最終的な周期パタン
    として出力する閾値最適化手段と、を有して、任意のス
    クリーン角度と階調数のハーフトーンスクリーンの最小
    の周期パタンを発生することを特徴とするデジタルハー
    フトーンスクリーン生成装置。
  3. 【請求項3】 必要十分な種類の標準パタン関数を登録
    し、装置に入力された選択スイッチに応じて該当する標
    準パタン関数を選択的に出力する関数記憶手段を、前記
    デジタルハーフトーンスクリーン生成装置の前記副網点
    生成手段との入力部に接続することで、任意のスクリー
    ン角度と階調数のハーフトーンスクリーンの最小の周期
    パタンを発生することを特徴とする請求項2記載のデジ
    タルハーフトーンスクリーン生成装置。
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