JP3401182B2 - 中間調縮小変換方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体 - Google Patents

中間調縮小変換方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体

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JP3401182B2
JP3401182B2 JP07676398A JP7676398A JP3401182B2 JP 3401182 B2 JP3401182 B2 JP 3401182B2 JP 07676398 A JP07676398 A JP 07676398A JP 7676398 A JP7676398 A JP 7676398A JP 3401182 B2 JP3401182 B2 JP 3401182B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間調表現された
画像、あるいは白黒等の2値で表現されている画像を縮
小変換し、中間調表現可能な画像出力機器へ出力するに
当たって、変換比率の大小に対応させた中間調表現の変
換画像を作成することにより、きわめて画品質劣化の少
ない画像を得る縮小変換方法および装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の縮小変換方法には、例えば、「フ
ァクシミリ線密度変換の一検討:画像電子学会、VO
L.7、No.1、1978」において、原画素と変換
画素との位置対応を取り、変換画素の周囲にある原画素
の位置情報に応じて加重加算して、中間調表現された変
換画素の値を求める方法があった。さらに、重み付けを
寄与する面積に応じて行う方法があった。これらで示さ
れている技術は、変換画素の値を変換比率の大小を意識
して決定するものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来の
縮小変換方法では、変換比率の大小の変化に応じて、変
換画像の濃度値を変化させることができなかった。特
に、変換比率が小さくなるに従い、変換画像が薄くな
り、これを克服する手段がなかった。このため、変換比
率が小さくなるに従い、変換画品質の劣化がきわめて著
しくなるという欠点があった。
【0004】また、変換画像を出力する機器の種別と解
像度の高低に応じても、画品質が変化してしまうという
問題があった。
【0005】こうした背景から、変換比率や出力機器を
自由に設定、選択しても、最適な変換画像を常に出力し
たいという要望がある。これは、1/2と大きな比較的
大きな変換比率で縮小変換した場合でも、1/20と小
さな変換比率で変換したときでも、ディスプレイヘ表示
したり、プリンタヘ印刷したり、どんな場合でも、品質
劣化を最小に抑えた、最適な品質の変換画像として表示
したり印刷したいという要求である。
【0006】そこで、本発明では、変換画素の値を決定
する際に、縮小変換して出力したい画像の大きさに応じ
て、すなわち、縮小する変換比率の大小に応じて、出力
する変換画素の濃度値を変化させ、変換比率が小さい場
合でも画品質劣化を抑えた画像の縮小変換方法および装
置を提供することを課題とする。
【0007】さらに、上記で生成した画像から、画品質
劣化を抑えた2値画像を生成する画像の縮小変換方法お
よび装置を提供することを課題とする。
【0008】また、出力する機器の種別と解像度の高低
に応じて、画品質が変化してしまう問題を克服し、常に
最適な変換画を生成する縮小変換方法および装置を提供
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明による画像の縮小変換方法は、中間調表現
された原画像を任意の変換比率で縮小して中間調出力可
能な出力機器へ出力する画像の縮小変換方法において、
変換後の画像の各画素を変換画素とし、該変換画素を変
換比率に応じて原画像の上に重ねて配置したときの該変
換画素と原画像の画素である原画素の位置関係を求める
第1手順と、前記変換画素の周囲の複数の原画素を求め
る第2手順と、前記求めた複数の原画素の値から、平均
濃度値を求める第3手順と、出力機器へ出力する変換比
率を決定して該変換比率に応じて係数αを決定し、該出
力機器の解像度に応じて係数βを決定する第4手順と、
前記求めた平均濃度値と前記決定した係数αと係数βか
ら前記変換画素の中間調表現の値を決定し変換画像を算
出する第5手順と、を有することを特徴とする。
【0010】また、前記第3手順では、原画像が2値画
像であるか否かを検出する第6手順と、原画像が2値画
像であることを前記第6手順で検出した時には、2値画
像の黒値あるいは白値を予め定めた中間調画像の黒値あ
るいは白値の最大値に変換する第7手順と、を有し、前
記第7手順で変換された原画像の原画素の値を用いて平
均濃度値を求めることを特徴とする。
【0011】また、前記第4手順では、変換比率が小さ
い場合の前記係数αをα1、変換比率が大きい場合の前
記係数αをα2とした場合、α1≧α2として係数αを
決定することを特徴とする。
【0012】さらに、前記第5手順では、前記決定した
変換画素の中間調表現の値を変換比率ごとに予め定めた
しきい値で2値化して変換画像を算出することを特徴と
する。
【0013】同じく、上記の課題を解決するために、本
発明による画像の縮小変換装置は、中間調表現された原
画像を任意の変換比率で縮小して中間調出力可能な出力
機器へ出力する画像の縮小変換装置において、変換後の
画像の各画素を変換画素とし、該変換画素を変換比率に
応じて原画像の上に重ねて配置したときの該変換画素と
原画像の画素である原画素の位置関係を求める第1手段
と、前記変換画素の周囲の複数の原画素を求める第2手
段と、前記求めた複数の原画素の値から、平均濃度値を
求める第3手段と、変換比率に応じて予め係数αを定め
て記憶しておく第4手段と、出力機器の解像度に応じて
係数βを定めて記憶しておく第5手段と、出力機器へ出
力する変換比率を決定して該変換比率に応じた係数αと
該出力機器の解像度に応じた係数βを前記記憶したもの
から決定する第6手段と、前記求めた平均濃度値と前記
決定した係数αと係数βから前記変換画素の中間調表現
の値を決定し変換画像を算出する第7手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0014】また、前記第3手段は、原画像が2値画像
であるか否かを検出する第8手段と、原画像が2値画像
であることを前記第8手段で検出した時には、2値画像
の黒値あるいは白値を予め定めた中間調画像の黒値ある
いは白値の最大値に変換する第9手段と、を有し、前記
第9手段で変換された原画像の原画素の値を用いて平均
濃度値を求めるものであることを特徴とする。
【0015】また、前記第4手段は、変換比率が小さい
場合の前記係数αをα1、変換比率が大きい場合の前記
係数αをα2とした場合、α1≧α2として記憶するも
のであることを特徴とする。
【0016】さらに、前記第7手段は、前記決定した変
換画素の中間調表現の値を変換比率ごとに予め定めたし
きい値で2値化して変換画像を算出するものであること
を特徴とする。
【0017】同じく、上記の課題を解決するために、本
発明による画像の縮小変換方法を記録した記録媒体は、
上記した中間調縮小変換方法における手順を、コンピュ
ータに実行させるためのプログラムを該コンピュータが
読み取り可能な記録媒体に記録したことを特徴とする。
【0018】従来技術では、縮小変換された画像を変換
比率の大小対応に変化させた濃度とすることができなか
った。これは、従来法が変換比率に応じた複数の原画素
を変換画素の値とするため、変換比率が小さくなるに従
い必要な原画素が多くなり、原画の黒表現の線が、変換
画素では薄く表現されてしまうために起きるものであっ
た。このため、変換比率が小さくなるに従い、縮小変換
画が薄くなり、変換画品質劣化が著しくなる欠点を有し
ていた。
【0019】これに対し本発明では、常に最良な画品質
の変換画を生成するため、変換比率の大小に応じた係数
αを持ち、変換比率が小さくなるに従い変換画品質が劣
化するのを防いだ機能を有する点が従来技術とは異な
る。さらに、上記機能で生成した画像を、変換比率対応
にしきい値を持ち、2値化して2値画像を生成する機能
を有している点が異なる。
【0020】さらに、出力機器の種別と解像度の変化に
対応した係数βを持ち、解像度の高低による変換画品質
の劣化に対しても、同時に対応することが可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
により詳細に説明する。
【0022】以下では、水平方向と垂直方向の変換比率
が同一の場合について説明する。また、原画像の画素を
原画素といい、変換画像の画素を変換画素ということに
する。
【0023】図1は、本発明による一実施形態例を説明
するためのブロック図を示し、101は変換画像を原画
像に写像したときの変換画素と原画素の位置関係を求め
変換画素の位置を検出する位置検出手段、102は着目
変換画素の位置を中心として水平方向および垂直方向に
それぞれ必要となる原画素を判定して求める原画素決定
手段、103は着目変換画素の周囲にある必要な原画素
の平均濃度値を求める平均濃度値決定手段、104は出
力機器の変換比率に応じて係数αをあらかじめ定めて記
憶しておく係数α記憶手段、105は出力機器の種別と
解像度の高低に応じた係数βを予め定めて記憶しておく
係数β記憶手段、106は決定した変換比率と出力機器
の種別と解像度から、それぞれ対応する係数α、係数β
を決定する決定手段、107は係数αと係数βと平均濃
度値から変換画素の濃度値を決定する変換画素決定手
段、108は中間調出力機器の表現できる階調数と画像
の有する階調数が一致しない場合に整合性をとり、出力
する値を決定する出力値決定手段、109は変換比率に
対応したしきい値により中間調画像を2値化して2値画
像を生成する2値化手段、110は原画像が2値画像か
中間調画像かの判定を行う判定手段、111は原画像が
2値画像である場合に2値画像を中間調画像へ変換し、
平均濃度値決定手段103に出力する変換手段である。
なお、出力値決定手段108は本発明に必須な手段では
ないことがある。これは、後述する。
【0024】以下、図2の説明図を用いて、図1の実施
形態例での動作とともに、本発明の画像の縮小変換方法
の一実施形態例を説明する。
【0025】図2は、水平方向と垂直方向との変換比率
がともに1/4の場合について、変換画像を原画像へ写
像した場合を示している。まず、図1、101の位置検
出手段は、図2のように変換画像を原画像に写像し、着
目する変換画素の原画像上における位置として着目変換
画素の左上最近傍の原画素からの相対位置を求める。変
換画素Q11については原画素P22が左上最近傍の原
画素となり、変換画素Q21については原画素P62が
左上最近傍の原画素である。
【0026】次に、変換画素の周囲の複数の原画素を参
照画素として求める。図1、102の原画素決定手段
は、着目変換画素を中心として、例えばn個×n個の原
画素を求め、これを参照画素とする。なお、参照画素と
は、変換画素の値を決定するために必要な原画素であ
る。ここで、n個は、変換比率の逆数の値を自然数化さ
せた値とすることで求められる。例えば、変換比率が1
/4ならばn=4、変換比率が1/4.2ならばn=5
である。本発明の図2の具体例では、Q11を中心に4
個×4個=16個を求め、P11〜P44となる。次の
変換画素Q21の場合は、Q21を中心に4個×4個=
16個となり、P51〜P84である。また、Q12は
P15〜P48の16個であり、Q22はP55〜P8
8の16個である。それぞれの線で囲んだ原画素を参照
画素とする。
【0027】なお、本発明の説明においては一例として
変換比率1/4のときのn=4個として、n×n=4個
×4個を取り上げた。しかし、n個×n個に限定するも
のでなく、(n−1)×(n−1)=9個用いる方法で
も可能であり、(n+1)×(n+1)=25個用いる
方法でも可能である。さらに、Q11の参照画素とし
て、P11〜P44の16個の中から1つ用いないもの
を参照画素とする方法も可能であり、さらに、P11〜
P44の16個にP51、P52、P53、P54の4
個を付け加えることも可能である。すなわち、参照画素
の個数は、1種類と限定されるものではない。変換画素
を中心として変換比率の逆数を基本とした水平方向×垂
直方向の個数を参照画素とすることを基本に多少の個数
を増加させたり減らしたりすることができる。
【0028】図1の110の原画像が2値画像か中間調
画像かを判定する判定手段は、原画像が2値画像か中間
調画像かを判定する。原画像と中間調画像の判定方法と
しては、(1)入力ファイルの形式として2値画像か中
間調画像かの識別子がある場合にはその識別子を見て、
2値画像か中間調画像かを判定する方法、(2)各画素
の有効な情報量を判定し、有効な情報量が1bitなら
ば2値画像と判断し、各画素の有効な情報量が複数bi
tならば中間調画像と判断する方法などが利用できる。
【0029】図1の111の2値画像を中間調画像へ変
換する変換手段は、原画像が2値画像の場合に、中間調
画像への変換を行う。これは、0および1で表現されて
いる2値画像において、2値画像の1を中間調画像の最
大値、例えば256階調ならば255と置き換え、2値
画像の0を中間調画像の0と置き換えることにより、中
間調画像の0と255の値のみを用いている画像へと置
き換わる。このようにして、原画像が2値画像である場
合においても、中間調画像として縮小変換が実現でき
る。
【0030】次に、図1の103の原画素の位置情報を
表す係数を用いて平均濃度値を求める手段は、次の処理
を行う。最初に、102で求めた参照画素Pstを読み
取る。次に、参照画素の値を加算し、その平均濃度値を
算出する。ここで、原画像の中間調階調の最大値をAと
し、白値を0、黒値をAとする。例えば、256階調な
らば取りうる階調の値は0〜255であり、0が白、2
55が黒を示すことにする。また、出力する中間調画像
の中間調の階調の最大値をBとする。このとき、参照画
素と着目する変換画素との位置情報を示す関数をg
(s、t)とすると、Qijに対する平均濃度値Rij
を、 Rij=(B/A)Σs=1 nΣt=1 ng(s、t)Pst/
n×n として求める。同様にして、すべての変換画素について
の平均濃度値Rijを求める。
【0031】ここで、位置情報g(s、t)の一例を挙
げる。g(s、t)として距離の反比例を用いることが
できる。距離は、Q11と原画素間の距離であり、P1
1とQ11、P22とQ11の距離などである。これ
ら、すべての参照画素と変換画素との距離を算出し、そ
の距離の反比例をg(s、t)とすることで、平均濃度
値Rijを求めることができる。
【0032】g(s、t)=1/dst dst:QijとPst間の距離 ただし、QijとPstが重なった場合には、最短距離
とし、dst=1とする。
【0033】また、原画素のディジタル位置情報を表す
係数を用いて平均濃度値を求める別の例を挙げる。G
(s、t)としてディジタル位置情報の反比例を用い
る。ディジタル位置情報とは、ディジタル距離Dstの
反比例であり、ディジタル距離は実際の距離を用いず
に、Q11の場合、最近傍にあるP22、P32、P2
3、P33はそれぞれDst=1とし、その周囲にいく
に従って、1づつ加算していくディジタル値を用いる。
例えば、最近傍の4原画素の外側の12個の原画素P1
1やP23やP44などをはDst=2とする。変換比
率がさらに小さい場合などにおいて、より多くの参照画
素を用いる場合には、より周囲の場合の距離を3,4な
どと定義できる。これにより、Qijに対する平均濃度
値Rijは、 Rij=(B/A)Σs=1 nΣt=1 nG(s、t)Pst/
n×n G(s、t)=1/Dst Dst:QijとPst間のディジタル距離 で求められる。ただし、QijとPstが重なった場合
には、最短距離とし、Dst=1とする。
【0034】また、 G(s、t)=1 とし(これはディジタル距離を一律に1にしたことに相
当する)、参照画素をすべて同じディジタル位置情報と
見なすことも可能である。このように、すべての参照画
素を加算して平均濃度値を求めることができる。
【0035】このようにディジタル位置情報を用いるこ
とは、Q11とその参照画素の距離を実際に求める位置
情報を用いる従来の方法に比べて、距離の算出がきわめ
て簡単で、変換画素算出の際に必ず計算を行う位置情報
計算を簡易化する絶大な効果を持ち、演算の高速化と実
現装置の簡易化の大きな効果を生む。なお、本発明はデ
ィジタル位置情報を用いた場合へも、位置情報を用いた
場合へも、ともに適用が可能である。これらにより、平
均濃度値Rijは、0〜Bまでの値を得ることができ、
これが中間調値を示す値となる。例えば、このRijの
値を、出力機器が512階調まで表現できる場合にはB
=511として0〜511の値を、64階調まで表現で
きる場合には0〜63の値となるように、Bの値を決
め、Rijの値を決定できる。
【0036】図1の104の係数α記憶手段では、縮小
したい大きさ、すなわち変換比率の大小に応じて係数α
をあらかじめ決め、あらかじめ記憶しておく。これは、
たとえ同一の出力機器の場合でも、変換比率の大小によ
り最適となる変換画の品質が変化し、その差を考慮し、
最適な品質の変換画の出力を実現できるようにしたのが
本発明である。本発明の原理を説明するため、その一例
として、図3では(a)変換比率が1/4の時、(b)
変換比率が1/7の時を示している。図3(a)では原
画素として16個を用い、図3(b)では原画素として
49個を用いて、平均濃度を算出して、平均濃度値Ri
jを求める。図3(a)の16個の原画素の内1画素の
みが黒画素の場合は、1/16の濃度になり、図3
(b)の49個の原画素の内1画素のみが黒画素の場合
は1/49の濃度となる。このように、平均濃度値Ri
jの値は、変換比率の大小に応じてその強度が変化し、
変換比率が小さくなるに従い、Rijの値を薄く感じて
しまう。すなわち、図4に示すように、人が感じる平均
濃度値Rijの強度は、変換比率が小さくなるに従い急
激に弱くなる。このため、図6に示すような変換画素の
強度を感じる強さを一定に保つためには、図5に示すよ
うな係数αを用いて、Rijにα×Rijの調整を行う
必要がある。このように、係数αを定めることができ
る。ここで、変換比率の小さな場合をα1、大きな場合
をα2として、α1≧α2とすることが本発明の大きな
特徴である。
【0037】ここで、出力するときの変換比率に応じて
係数αを決定する具体的な例として、 変換比率が比較
的大きな値のとき、例えば1/2のとき、α=α2=
1.4、変換比率が中程度の値のとき、例えば1/5の
とき、α=α5=2.0、変換比率が小さい値のとき、
例えば1/10のとき、α=α10=4.5、というよ
うに定める。このように、変換比率に応じて、係数αを
予め定義しておく。なお、α2の値を1.4としている
がこれは一例であり、この値に固定するものでなく出力
機器の種別により変動する値とすることができる。同様
に、α5、α10の値を決定でき、さらに、変換比率が
1/8や3/20などの場合も、補完して決めることが
でき、ある特定の値に限定されるものではなく、この程
度の値と定め、多少の増減をすることができる。
【0038】ここで説明したように、変換画素の値とし
て原画素の平均値を算出する方法では、変換比率が小さ
くなるに従い原画像の黒い細線がより薄く表現されてい
く現象があり、この係数αはこの問題を解決するため
に、変換比率が小さくなるに従い変換画素の階調値を強
調するものであり、画品質劣化を防ぐきわめて大きな効
果を有している。
【0039】また、図1の105の、出力する機器の種
別と解像度に応じて係数βの値を予め決めておく係数β
記憶手段について説明する。出力機器には、いろいろな
種類の機器、プリンタやディスプレイ機器などが存在
し、これらの種類の違いによる出力品質の差が生じるこ
とがある。また、同一の出力機器へ出力する場合でも、
出力解像度を変更できる機器がある。このように、変換
比率で変換画品質が変動するが、その値も出力機器の種
別や解像度に応じて変化する。このため、出力機器の種
別と解像度に応じた係数βを設定しておく。
【0040】例えば、プリンタ印刷において、100P
PI(=3.94ピクセル/mm)、200PPI(=
7.87ピクセル/mm)、300PPI(=11.8
ピクセル/mm)、400PPI(=15.7ピクセル
/mm)と解像度を変えて印刷することがある。ファク
シミリ機器においても、入力出力の解像度を200PP
I、300PPI、400PPIと変更することが可能
である。このように出力解像度を変更できる出力機器の
場合、解像度に応じた係数βを用いて変換画像を作成す
る。これは、図7に示すように、上記で求めた平均濃度
値Rijを解像度の高低を変化させることができる機器
へ出力すると、人が感じる濃度としては、解像度が高く
なるに従い、同一のRijの値を薄く感じるという特性
を持つことによる。
【0041】これから、係数βの値として一例として、 100PPIのとき、β=β1=1.4、 200PPIのとき、β=β2=2.0、 300PPIのとき、β=β3=3.0、 400PPIのとき、β=β4=4.0、 とする。これにより、出力機器の解像度の違いに応じた
最適な画像を得ることが可能になる。
【0042】なお、β1の値を1.4としているがこれ
は一例であり、この値に固定するものでなく出力機器の
特性により変動する値であり、これ以外の値を取ること
もあり得る。同様に、β2、β3、β4の値も本例に限
定されるものではなく、おおよそこの程度の値と定め
て、主観的な評価から微調整してきめることができる。
なお、高解像度の係数をβH、低解像度の係数をβLと
すると、 βH≧βL とすること、すなわち、出力機器の解像度が高くなるほ
ど係数βを大きく予め設定しておく。これにより、中間
調画像を品質よく作成することが可能になる。この係数
βは、縮小変換画像が特に高解像度になるに従い中間調
の値を人間が弱く感じるのを補って強調するものであ
り、出力機器の解像度の高低に応じて中間の階調値を強
調させたり、弱くしたりする効果を有している。
【0043】次に、図1の106の決定手段により、変
換比率を判定し、変換比率に対応した係数αと係数βを
決定する。例えば、印刷するときにどの機器へどの解像
度で印刷するかを人が指定するとき、もしくは出力機器
がすでに固定されているときにはその変換比率を予め定
めておくことより、変換比率を判定して、該当する変換
比率の係数αと係数βを、係数α記憶手段104と係数
β記憶手段105からそれぞれ読み出して決めることが
できる。なお、図5を表す関数式を定めておくなどし
て、その都度、係数αと係数βを計算してもよい。
【0044】次に、図1の107の変換画素決定手段に
おいて、決定した係数αと係数βを前記103の平均濃
度値決定手段で算出した平均濃度値Rijに乗じて、出
力機器変換比率と解像度に応じた変換画素の値を決定す
る。例えば、変換比率1/2で縮小変換した画像をプリ
ンタへ400PPIで印刷する場合、変換画素の値Qi
jは、 Qij=α2×β4×Rij となる。同様に、変換比率1/10で縮小変換した画像
をディスプレイ機器へ解像度100PPIで表示する場
合には Qij=α10×β1×Rij となる。このように、変換比率に応じた係数αと出力機
器の解像度に応じた係数βを用いて、最適な品質の変換
画を生成することが可能になる。
【0045】これに対し従来技術では、変換比率の大
小、解像度の高低に応じた中間調表現画像の生成ができ
ず、変換比率が小さくなるに従い、出力機器が高解像度
になるに従い画品質が劣化することに全く対応すること
ができなかった。
【0046】次に、図1、108の出力値決定手段で
は、出力機器の表現できる階調数と画像の有する階調数
が一致しない場合に、整合性をとる。すなわち、出力機
器に合わせて、表現する階調数を変化させる。例えば、
4階調しか表現できない出力機器の場合など、256階
調の画像を4階調の限られた中間調値へ割り当てて、実
際に出力する値を決定する。反対に、出力機器が256
階調表現可能であり、画像が4階調のみの場合、白や黒
の偏りなく、64階調おきに平均的に分布させて表現し
た値を決定する。
【0047】なお、108の出力値決定手段は本発明に
必須な手段ではないことがある。例えば、出力機器が1
6階調表示可能なとき、変換画素が16階調で表現され
ている場合などである。このように、中間調画像の階調
数が、出力機器の階調数と同じ場合には不要である。さ
らに、256階調で表現された中間調画像をそのまま4
階調表現可能な出力機器へ入力すると自動的に限られた
階調教、例えば4階調へ自動的に割り当てることができ
る出力機器がある。このような機器へ出力する場合に
も、本発明においては108の出力値決定手段を必要と
しない。これにより、本発明を限定することにはならな
い。
【0048】また、図1、109の2値化手段は、出力
機器の表現できる階調数として2階調とし、2値画像を
出力する。この処理は、次の通りである。一例として、
中間調画像としてB=255、すなわち、縮小変換した
画像として256階調の画像を作成する。変換比率の大
小に応じて予めsの値を定めておく。例えば、変換比率
が大きい場合、s=128とし、変換比率が小さい場合
にはs=64とする。これを記憶しておき、これをしき
い値として、中間調画像を2値化することにより実現が
可能である。
【0049】このように、109の2値化手段により、
本発明による中間調画像を2値化して2値画像が生成で
きる。なお、2値化に関しては、1つの変換画素を対象
に2値化する手段と、複数の変換画素を集めて2値化す
る手法があり、どちらも109へ適用することが可能で
ある。1つの変換画素のみを2値化するのは、処理が簡
易で、ハードウェアが小さくなる利点を有している。複
数の変換画素を集めて2値化する方法は、処理や装置が
複雑になるが、写真などの中間調を2値化するときに品
質劣化を抑えて2値化することができる利点を有してい
る。
【0050】図8に本発明による縮小変換画の効果を変
換画例で示す。比較のため、図9に従来の変換法による
図8と同じ原画像による変換画を示す。図8、図9にお
いて、(a)は変換比率が主走査方向・副走査方向とも
1/4であり、(b)は同じく1/10である。
【0051】図9の従来技術においては、変換比率が小
さくなるに従い、変換画が薄く表現されていることが、
一見して、あるいはヒストグラムからもわかる(黒画
素、黒寄りの中間値画素が少ない)。このため、画品質
劣化が著しい。これに対して、図8の本発明による変換
画は、変換比率に対応した係数αを用いて、変換比率が
小さくなっても変換画品質の劣化を防いでいることが、
図9の変換画と見比べても、ヒストグラムの比較からも
わかる(黒画素、黒寄りの中間値画素が多い)。係数α
の値としては、本例では1/4のときには約2を、1/
10の時には約5を用いている。
【0052】以上説明したように、変換比率ごとに定義
した係数αを設けることが、本発明の特徴である。さら
に、出力機器の種別や解像度の高低に応じて定義した係
数βを設けることにより、より微調整が行えるようにし
たことがもう一つの大きな特徴である。従来の変換法で
は、変換比率が大きいときや小さいときに変換画素濃度
が変化して画品質劣化を生じてしまうこと、また、出力
機器へ出力する種類や解像度の高低により画品質劣化を
生じてしまうこと、この両者を克服することができなか
った。本発明は、この問題に対処して、いかなる変換比
率でも、いかなる出力機器でも、縮小変換した中間調画
像を最適な品質で出力することが可能になる。
【0053】なお、従来の変換方法で作成した変換画
を、本発明で示した係数βのみを用いて変化させ、変換
画1枚のみを出力することが考えられる。これは、例え
ば、印刷時にプリンタの階調特性を変化させることと機
能的には同等である。このような特別な補正を行う場
合、1枚のみの出力に限定すれば本発明と同等の品質の
画像を得ることができる。しかし、図8のように、1枚
の印刷紙面に複数の変換比率の縮小変換画を印字した場
合に、すべての変換画面の品質を最良に表示することが
不可能である。これに対し、変換比率に対応した本発明
では、同一の出力機器へ、複数の変換比率の画像を同時
に表示させた場合でも、どの画像も最適な品質の変換画
を出力することができるのが大きく異なる。
【0054】なお、上記の実施形態例では、水平方向と
垂直方向の変換比率が同一の場合について説明したが、
本発明は、水平方向と垂直方向の変換比率が異なる場
合、及びその一方が拡大変換する場合に対しても、適用
可能である。
【0055】また、上記の実施形態例では、原画像が白
黒の中間調画像、変換画も白黒中間調画像か白黒の2値
画像である場合を対象に説明してきた。しかし、本発明
は、中間調画像として白黒に限定されるものでない。白
黒画像以外、例えば、白色地に赤文字のような2色で表
現されている画像に対しても適用が可能である。すなわ
ち、情報の有無を例えば中間調画像の最大値255、最
小値0で表現すると、255を赤、0を白の下地とし
て、本発明における中間調画像へと帰着できる。これに
よる縮小変換された中間調画像は、最大の階調を持つ色
を赤とし、最低の階調を白地として、中間の濃度を赤の
階調成分で表現することで、白赤の2色の画像を中間調
画像へ縮小した画像が得られる。また、それを2値化処
理した結果は、情報がある場所を赤で、ない場所を白地
に彩色したことに相当する。
【0056】なお、本発明は、記録媒体を読み取るため
の読取装置と、記録媒体から読み取ったプログラムや予
め用意した係数α、係数β、原画像、変換画像等を格納
しそれらを自由に読み出し可能なメモリ装置あるいはそ
れに準ずる装置と、各種の処理を行う際に必要なデータ
を保持するためのバッファやそれに準ずる装置と、その
処理の過程で必要な情報を表示したり変換画像を出力し
たりするためのディスプレイやプリンタなどの出力装置
と、必要な指示を与えるためのキーボードやマウスなど
の入力装置とを備え、それらのメモリ装置、バッファ、
出力装置及び入力装置などを上記プログラムによって予
め定められた手順に基いて制御するコンピュータやそれ
に準ずる装置により、図1〜図7を用いて説明した本発
明の実施形態例での処理の手順ないしアルゴリズムを適
宜、実行することが可能であり、その処理の手順ないし
アルゴリズムをコンピュータ等に実行させるためのプロ
グラムを上記読取装置が読み取り可能な記録媒体、例え
ばフロッピーディスクやメモリカード、MO、CD、D
VDなどに記録して配布することが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、中間調画像を表現できる出力機器へ出力する場
合、変換比率が大きいときと小さいときの変換画の濃度
値を変化させて、最適な品質の中間調画像を作成して出
力することができる。また、出力機器の種類や解像度の
高低においても変換画品質が変化するので、その変化に
対応するための係数βを用い、出力機器を選ばずにどん
な機器に対しても、最適な品質の中間調画像を作成して
出力することができる。
【0058】これにより、特に、変換比率が小さくなっ
たとき、さらには出力機器が高解像度になったときに画
品質が著しく劣化してしまう従来の欠点を克服できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を説明するための、変換
比率に応じた係数αと出力機器に対応した係数βを用い
た変換画像を生成するブロック図である。
【図2】本発明の原理を説明するための原画素と変換画
素との位置配置図である。
【図3】(a),(b)は、変換比率により、1画素の
濃度が1/n×nとなる原理を示す図である。
【図4】人が平均濃度値Rijの濃度を感じる強さが変
換比率により変化するグラフを示す図である。
【図5】本発明の実施形態例において、変換比率の変化
に対応して係数αを変化させるグラフを示す図である。
【図6】変換画素の濃度値を感じる度合いが変換比率に
よらず一定を示すグラフを示す図である。
【図7】解像度の高低により、人が同一の中間調値の濃
度を感じる強さが変化するグラフを示す図である。
【図8】(a),(b)は、本発明による変換画例とそ
の効果を示す図である。
【図9】(a),(b)は、従来法による変換画の劣化
の具体例を示す図である。
【符号の説明】
101…変換画素位置検出手段 102…複数の原画素決定手段 103…平均濃度値決定手段 104…係数α記憶手段 105…係数β記憶手段 106…係数α、係数β決定手段 107…変換画素決定手段 108…出力値決定手段 109…2値化手段 110…原画像判定手段 111…中間調変換手段

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間調表現された原画像を任意の変換比
    率で縮小して中間調出力可能な出力機器へ出力する画像
    の縮小変換方法において、 変換後の画像の各画素を変換画素とし、該変換画素を変
    換比率に応じて原画像の上に重ねて配置したときの該変
    換画素と原画像の画素である原画素の位置関係を求める
    第1手順と、 前記変換画素の周囲の複数の原画素を求める第2手順
    と、 前記求めた複数の原画素の値から、平均濃度値を求める
    第3手順と、 出力機器へ出力する変換比率を決定して該変換比率に応
    じて係数αを決定し、該出力機器の解像度に応じて係数
    βを決定する第4手順と、 前記求めた平均濃度値と前記決定した係数αと係数βか
    ら前記変換画素の中間調表現の値を決定し変換画像を算
    出する第5手順と、 を有することを特徴とする中間調縮小変換方法。
  2. 【請求項2】 前記第3手順では、 原画像が2値画像であるか否かを検出する第6手順と、 原画像が2値画像であることを前記第6手順で検出した
    時には、2値画像の黒値あるいは白値を予め定めた中間
    調画像の黒値あるいは白値の最大値に変換する第7手順
    と、を有し、 前記第7手順で変換された原画像の原画素の値を用いて
    平均濃度値を求める、ことを特徴とする請求項1に記載
    の中間調縮小変換方法。
  3. 【請求項3】 前記第4手順では、 変換比率が小さい場合の前記係数αをα1、変換比率が
    大きい場合の前記係数αをα2とした場合、α1≧α2
    として係数αを決定する、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の中間調縮小
    変換方法。
  4. 【請求項4】 前記第5手順では、 前記決定した変換画素の中間調表現の値を変換比率ごと
    に予め定めたしきい値で2値化して変換画像を算出す
    る、 ことを特徴とする請求項1,2,3のいずれかに記載の
    中間調縮小変換方法。
  5. 【請求項5】 中間調表現された原画像を任意の変換比
    率で縮小して中間調出力可能な出力機器へ出力する画像
    の縮小変換装置において、 変換後の画像の各画素を変換画素とし、該変換画素を変
    換比率に応じて原画像の上に重ねて配置したときの該変
    換画素と原画像の画素である原画素の位置関係を求める
    第1手段と、 前記変換画素の周囲の複数の原画素を求める第2手段
    と、 前記求めた複数の原画素の値から、平均濃度値を求める
    第3手段と、 変換比率に応じて予め係数αを定めて記憶しておく第4
    手段と、 出力機器の解像度に応じて係数βを定めて記憶しておく
    第5手段と、 出力機器へ出力する変換比率を決定して該変換比率に応
    じた係数αと該出力機器の解像度に応じた係数βを前記
    記憶したものから決定する第6手段と、 前記求めた平均濃度値と前記決定した係数αと係数βか
    ら前記変換画素の中間調表現の値を決定し変換画像を算
    出する第7手段と、 を有することを特徴とする中間調縮小変換装置。
  6. 【請求項6】 前記第3手段は、 原画像が2値画像であるか否かを検出する第8手段と、 原画像が2値画像であることを前記第8手段で検出した
    時には、2値画像の黒値あるいは白値を予め定めた中間
    調画像の黒値あるいは白値の最大値に変換する第9手段
    と、を有し、 前記第9手段で変換された原画像の原画素の値を用いて
    平均濃度値を求めるものである、 ことを特徴とする請求項5に記載の中間調縮小変換装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第4手段は、 変換比率が小さい場合の前記係数αをα1、変換比率が
    大きい場合の前記係数αをα2とした場合、α1≧α2
    として記憶するものである、 ことを特徴とする請求項5または6に記載の中間調縮小
    変換装置。
  8. 【請求項8】 前記第7手段は、 前記決定した変換画素の中間調表現の値を変換比率ごと
    に予め定めたしきい値で2値化して変換画像を算出する
    ものである、 ことを特徴とする請求項5,6,7のいずれかに記載の
    中間調縮小変換装置。
  9. 【請求項9】 請求項1,2,3,4のいずれかに記載
    の中間調縮小変換方法における手順を、コンピュータに
    実行させるためのプログラムを該コンピュータが読み取
    り可能な記録媒体に記録した、 ことを特徴とする中間調縮小変換方法を記録した記録媒
    体。
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