JP2652989B2 - ファイル転送装置 - Google Patents

ファイル転送装置

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JP2652989B2
JP2652989B2 JP2338551A JP33855190A JP2652989B2 JP 2652989 B2 JP2652989 B2 JP 2652989B2 JP 2338551 A JP2338551 A JP 2338551A JP 33855190 A JP33855190 A JP 33855190A JP 2652989 B2 JP2652989 B2 JP 2652989B2
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雄吉 畠中
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、分散マシン環境に利用する。特に、異機種
間でのファイル転送装置に関する。
〔概要〕
本発明は、異機種間でのファイル転送を実現する手段
において、 ファイル転送プロトコルの利用可否情報に基づいて利
用できるプロトコルでファイル転送を自動的に行うこと
により、 利用者による転送プロトコルの監視を不要にすること
ができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来例では、障害等によりひとつの転送プロトコルが
利用できないときは、利用者が他の転送プロトコルの利
用可否を人手により監視して利用できる転送プロトコル
を選び、ファイル転送を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来例では、転送に使用する転送プロトコ
ルの監視を人手で行っており、障害等によりファイル転
送が行えないときに、他の利用できる転送プロトコルを
利用者が判断して行わなければならず、また利用する転
送プロトコルによりユーザインタフェースが異なるの
で、ファイル転送作業に手間がかかる欠点がある。
本発明は、このような欠点を除去するもので、利用で
きる転送プロトコルの選択を自動的に行うファイル転送
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ファイル転送に利用できるプロトコルが異
なる転送先ホストマシンの複数個と転送元ホストマシン
との間の経路に挿入されたファイル転送装置において、
上記転送先ホストマシンのそれぞれに対応してこの転送
先ホストマシンへのファイル転送に利用できるプロトコ
ルのそれぞれに優先順位を付したテーブルをもつホスト
データベースと、上記転送先ホストマシンのひとつに対
する転送元ホストマシンからのファイル転送要求に応じ
て、この転送先ホストマシンへのファイル転送に利用で
きるプロトコルをファイル転送が成功するまで優先順位
に従って上記ホストデータベースから繰り返し読み出
し、この読み出されたプロトコルによる転送処理を実行
するファイル転送制御部とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
ファイル転送の相手ホストでサポートされている転送
プロトコルの利用可否情報をデータベースにより管理
し、利用できる転送プロトコルを用いて自動的にファイ
ル転送のリトライを行う。
これにより、ファイル転送のために利用者が利用でき
る転送プロトコルを判断する必要がなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この一実施例の構成図である。ファイル転
送装置1は、ファイル転送制御部2とホストデータベー
ス3とから成る。
この実施例は、第1図に示すように、ファイル転送に
利用できるプロトコルが異なる転送先ホストマシンの複
数個と転送元ホストマシンとの間の経路に挿入され、上
記転送先ホストマシンのそれぞれに対応してこの転送先
ホストマシンへのファイル転送に利用できるプロトコル
のそれぞれに優先順位を付したテーブルをもつホストデ
ータベース3と、上記転送先ホストマシンのひとつから
到来するファイル転送要求に応じて、この転送先ホスト
マシンへのファイル転送に利用できるプロトコルをファ
イル転送が成功するまで優先順位に従ってホストデータ
ベース3から繰り返し読み出し、この読み出されたプロ
トコルによる転送処理を実行するファイル転送制御部2
とを備える。
次に、この実施例の動作を説明する。
ユーザからファイルの転送要求aがくると、ファイル
転送制御部2が相手ホストを判断して、ホストデータベ
ース3を参照し、転送先の相手ホストの転送プロトコル
の利用可否および実行の優先順位に従ってファイル転送
を行う。第2図は、ホストデータベース3で管理されて
いる項目の一例である。ホストデータベース3では、本
システムがのっているホストマシン上でサポートされて
いる複数の転送プロトコルの相手ホストでの利用の可否
情報を管理している。「−1」はホスト上でその転送プ
ロトコルがサポートされていないかまたは障害等により
利用できないことを表す。「−1」以外の数字はホスト
上で使用されるプロトコルの優先順位を表し、数字の小
さいものが優先順位が高いことを表す。
ホストにファイルを転送するよう要求が到来すると、
ファイル転送制御部2はホストデータベース3の情報を
参照し、それに従ってファイル転送処理を行う。
第3図は、ホストデータベース3へファイル転送する
ときのファイル転送制御部2の処理フローである。
ファイル転送に利用するプロトコルは、第2図の例の
場合に優先順位順にプロトコル2、プロトコル3および
プロトコル1になっている。ファイル転送制御部2は、
まずステップS1でプロトコル2で転送を行った後に、ス
テップS2で転送成功か否かを判断し、転送が成功したら
終了し、もし転送に失敗したら、次にステップS3でプロ
トコル3で再転送を行う。プロトコル3での転送が成功
の場合は終了し、また失敗したらプロトコル1で再々転
送を行う。転送成功の場合に終了し、もし失敗したらま
た最初にもどってプロトコル2で転送を行い、転送が正
常にできるまで繰り返し転送処理を行う。
第4図は、本発明の利用例のシステム構成図である。
この例はLSIの設計環境に本発明のファイル転送システ
ムを利用した例である。
本ファイル転送装置がのっているマシン上で回路図エ
ディタ等により回路図設計データファイル5を作成し、
作成した回路図の論理正当性をメインフレーム10ないし
13のいずれかのホストマシンで論理シミュレーションを
行う。回路図設計データファイル5はファイル転送装置
1によりこのメインフレーム10ないし13のうち1つのメ
インフレームに転送される。この実施例では、ファイル
転送装置1により転送プロトコルが障害によりダウンし
ているときでも他の利用できる転送プロトコルを使用し
て自動的にファイル転送を行うので、ファイル転送にか
かる時間の減少に寄与し、LSI設計のTATを短くできる利
点がある。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、ホストデータベース
によりファイル転送の相手ホストでサポートされている
転送プロトコルの利用可否情報を管理し、障害等が起こ
ったときにそのホストデータベースの情報をもとに利用
できる転送プロトコルでファイル転送を自動的に行うこ
とにより、利用者は利用できる転送プロトコルの監視を
する必要がなくなり、またそれぞれの転送プロトコルの
ユーザインタフェースを意識する必要がなくなり利用者
の負担を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明実施例の構成図。 第2図はホストデータベースの内容を示す図。 第3図はファイル転送制御部の処理の一例を表した図。 第4図は本発明をLSIの設計に適用した一例を表した
図。 1……ファイル転送装置、2……ファイル転送制御部、
3……ホストデータベース、5……回路図設計データフ
ァイル、10、11、12、13……メインフレーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファイル転送に利用できるプロトコルが異
    なる転送先ホストマシンの複数個と転送元ホストマシン
    との間の経路に挿入されたファイル転送装置において、 上記転送先ホストマシンのそれぞれに対応してこの転送
    先ホストマシンへのファイル転送に利用できるプロトコ
    ルのそれぞれに優先順位を付したテーブルをもつホスト
    データベースと、 上記転送先ホストマシンのひとつに対する転送元ホスト
    マシンからのファイル転送要求に応じて、この転送先ホ
    ストマシンへのファイル転送に利用できるプロトコルを
    ファイル転送が成功するまで優先順位に従って上記ホス
    トデータベースから繰り返し読み出し、この読み出され
    たプロトコルによる転送処理を実行するファイル転送制
    御部と を備えたことを特徴とするファイル転送装置。
JP2338551A 1990-11-30 1990-11-30 ファイル転送装置 Expired - Lifetime JP2652989B2 (ja)

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JPH04205536A JPH04205536A (ja) 1992-07-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63178940U (ja) * 1987-05-12 1988-11-18
JPS6482728A (en) * 1987-09-24 1989-03-28 Nec Corp Host computer connection system

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