JP2001350660A - プログラム実行管理装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

プログラム実行管理装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001350660A
JP2001350660A JP2000168993A JP2000168993A JP2001350660A JP 2001350660 A JP2001350660 A JP 2001350660A JP 2000168993 A JP2000168993 A JP 2000168993A JP 2000168993 A JP2000168993 A JP 2000168993A JP 2001350660 A JP2001350660 A JP 2001350660A
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processing element
processing
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execution
restoration
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Hideji Harashima
秀次 原嶋
Ikuya Odawara
育也 小田原
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/48Program initiating; Program switching, e.g. by interrupt
    • G06F9/4806Task transfer initiation or dispatching
    • G06F9/4843Task transfer initiation or dispatching by program, e.g. task dispatcher, supervisor, operating system
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】業務遂行用のアプリケーションの複雑化を防止
し、開発労力を軽減させつつ、正常な処理を保証する。 【解決手段】本発明のプログラム実行管理装置は、シー
ケンシャルに複数の処理要素を利用する処理の識別情報
毎にその処理で利用される複数の処理要素の識別情報と
その実行順序を記憶する記憶手段8aと、複数の処理要
素の識別情報毎に、異常が発生した場合に実行すべき復
元処理要素の識別情報を記憶する記憶手段8bと、処理
からの処理要素利用要求に基づき記憶手段8aを参照
し、次に処理すべき処理要素の識別情報を認識してこの
処理要素を実行する実行手段11aと、処理要素の実行
で異常が発生した場合に、この異常が発生した処理要素
の識別情報に基づき記憶手段8bを参照し、この異常に
対応する復元処理要素を実行する復元実行手段11bと
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種業務を遂行す
るためのアプリケーション・プログラム(以下、「業務
アプリケーション」という)の実行を管理するプログラ
ム実行管理装置及びプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機システムの中では、複数のトラン
ザクション(意味のある処理単位)を逐次実行すること
でユーザから要求された処理を実行するのが一般的であ
る。
【0003】一般的なデータベース管理システム(DBM
S)でもトランザクションを利用した制御が実行されて
おり、例えばデータベースへのアクセス制御がトランザ
クションによって実行される。
【0004】また、例えば、ホテルと航空券の予約状態
を検索して予約を行う等のような業務アプリケーション
においては、このトランザクション制御を利用してい
る。
【0005】このような計算機システムにおけるトラン
ザクション制御では、以下のACID(Atomic、Consist
ency、Isolation、Durable)特性を保証することが重要で
ある。
【0006】Atomic(原子性)は、そのトランザクショ
ンが実行されるか、まったく実行されないかのいずれか
を確保する特性をいう。
【0007】Consistency(一貫性)は、トランザクシ
ョンが終了したときに、データベースの内容を矛盾のな
い状態にする特性をいう。
【0008】Isolation(独立性)は、トランザクショ
ン実行途中の内容が他のトランザクションから観測され
ない特性をいう。
【0009】Durable(耐久性)は、実行が終了したト
ランザクションの結果が消えない特性をいう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
計算機システムにおいては、ACID特性を保証するこ
とにより、トランザクションの単位で正常な処理の実現
が図られている。
【0011】その一方で、ユーザが計算機システムで実
行を要求するのは、業務を遂行するための処理、すなわ
ち業務アプリケーションである。
【0012】したがって、ユーザは、業務を遂行する上
でこの業務に必要な処理が全て実行されたか否か等の保
証を望む傾向がある。
【0013】しかしながら、システムが提供するトラン
ザクションの単位と業務単位には大きな隔たりがあり、
保証すべきことも業務に応じて異なる。このため、業務
アプリケーションの処理の複雑化を招き、業務アプリケ
ーションの開発に労力がかかっていた。
【0014】例えば、上記のホテルと航空券を予約する
ための業務アプリケーションでは、この業務遂行の途中
で人間による入力が必要な場合がある。すなわち、予約
状況の表示から予約内容を決定し、入力するのは人間で
ある。
【0015】このように業務遂行途中で人間の判断が入
る場合、計算機システム側ではその処理を人間入力の前
と後で別々のフローとして扱うのが一般的である。
【0016】この場合において人間が適切な指示を計算
機システムに与えなかったとすると、人間の入力前まで
の処理が実行されているがその後の処理が実行されず、
業務が途中で中断されていることになる。
【0017】従来の計算機システムにおいては、このよ
うな業務の中断を検出することが困難であり、この業務
の中断を防止するためには業務アプリケーションに各種
の例外処理やエラーチェックを挿入する必要がある。
【0018】しかしながら、業務アプリケーションにこ
のような例外処理やエラーチェックを含めると、業務ア
プリケーションの複雑化を招く。
【0019】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、処理の簡略化を図りつつ処理の正常性を保
証するプログラム実行管理装置及びプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明を実現するにあた
って講じた具体的手段について以下に説明する。
【0021】第1の発明は、シーケンシャルに複数の処
理要素を利用する処理についての識別情報毎に、その処
理で利用される複数の処理要素の識別情報とその実行順
序を記憶する処理要素定義記憶手段と、複数の処理要素
の識別情報毎に、異常が発生した場合に実行すべき復元
処理要素の識別情報を記憶する復元処理要素定義記憶手
段と、処理からの処理要素利用要求に基づき処理要素定
義記憶手段を参照し、次に処理すべき処理要素の識別情
報を認識してこの処理要素を実行する実行手段と、実行
手段による処理要素の実行で異常が発生した場合に、こ
の異常が発生した処理要素の識別情報に基づき復元処理
要素定義記憶手段を参照し、この異常に対応する復元処
理要素を実行する復元実行手段とを具備したプログラム
実行管理装置である。
【0022】この第1の発明においては、処理要素がシ
ーケンシャルに利用されつつ業務遂行が実現されるが、
この複数の処理要素毎に復元処理要素が定められてお
り、異常が発生した場合にこの異常の発生した処理要素
に対応する復元処理要素が実行される。
【0023】これにより、業務アプリケーション等の処
理自体に複雑な例外処理やエラーチェックを含めなくて
も処理の正常性が確保でき、プログラムの開発労力も軽
減できる。
【0024】第2の発明は、シーケンシャルに利用され
る複数の処理要素と、複数の処理要素の利用を要求する
アプリケーションを実行するアプリケーション実行手段
と、アプリケーションの識別情報毎に、利用される複数
の処理要素の識別情報とその実行順序を記憶する処理要
素定義記憶手段と、複数の処理要素の識別情報毎に、異
常が発生した場合に実行すべき復元処理要素の識別情報
を記憶する復元処理要素定義記憶手段と、アプリケーシ
ョンからの利用要求に基づき処理要素定義記憶手段を参
照し、次に処理すべき処理要素の識別情報を認識してそ
の処理要素を実行する実行手段と、実行手段による処理
要素の実行で異常が発生した場合に、この異常が発生し
た処理要素の識別情報に基づき復元処理要素定義記憶手
段を参照し、この異常に対応する復元処理要素を実行す
る復元実行手段とを具備したプログラム実行管理装置で
ある。
【0025】この第2の発明では、アプリケーションが
複数の処理要素を利用して処理を実行し、第1の発明と
同様の作用効果を得ることができる。
【0026】なお、アプリケーションとしては、各種の
業務アプリケーションが適用可能である。
【0027】第3の発明は、シーケンシャルに複数の処
理要素を利用する処理についての識別情報毎に、その処
理で利用される複数の処理要素の識別情報とその実行順
序を記憶する処理要素定義記憶手段と、複数の処理要素
の識別情報毎に、異常が発生した場合に実行すべき復元
処理要素の識別情報を記憶する復元処理要素定義記憶手
段と、処理の実行要求が発生した場合にこの実行要求に
対する固有番号を発番する発番手段と、発番手段によっ
て発番された固有番号毎に処理からの処理要素利用要求
を区別し、この固有番号毎に実行済みの処理要素の数を
管理し、この実行済みの処理要素の数に基づき処理要素
定義記憶手段を参照し、次に実行すべき処理要素の識別
情報を認識してこの処理要素を実行する実行手段と、実
行手段による処理要素の実行で異常が発生した場合に、
この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき復元処
理要素定義記憶手段を参照し、この異常に対応する復元
処理要素を実行する復元実行手段とを具備したプログラ
ム実行管理装置である。
【0028】この第3の発明においては、上記第1の発
明と同様の作用効果が得られる。加えて、処理の実行要
求毎に固有番号が付され、この実行要求毎に処理要素の
実行順序が管理されるため、同じ処理の実行が複数要求
されても個別に処理を管理でき、異常が発生しても個別
に復元できる。
【0029】また、この第3の発明は、処理が処理要素
を利用する度に、処理要素の利用要求が発生するという
特徴を持つ。
【0030】第4の発明は、シーケンシャルに複数の処
理要素を利用する処理についての識別情報毎に、その処
理で利用される複数の処理要素の識別情報とその実行順
序を記憶する処理要素定義記憶手段と、複数の処理要素
の識別情報毎に、異常が発生した場合に実行すべき復元
処理要素の識別情報を記憶する復元処理要素定義記憶手
段と、処理の実行要求が発生した場合にこの処理の識別
情報に基づき処理要素定義記憶手段を参照し、この処理
の識別情報に対する複数の処理要素をその実行順序にし
たがって順次実行する実行手段と、実行手段による処理
要素の実行で異常が発生した場合に、この異常が発生し
た処理要素の識別情報に基づき復元処理要素定義記憶手
段を参照し、この異常に対応する復元処理要素を実行す
る復元実行手段とを具備したプログラム実行管理装置で
ある。
【0031】この第4の発明では、上記第1の発明と同
様の作用効果が得られる。加えて、1回の処理実行要求
に対して複数の処理要素を実行できる。
【0032】第5の発明は、コンピュータに、シーケン
シャルに複数の処理要素を利用する処理についての識別
情報毎に、その処理で利用される複数の処理要素の識別
情報とその実行順序を記憶させる処理要素定義記憶機能
と、複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶させる復
元処理要素定義記憶機能と、処理からの処理要素利用要
求に基づき処理要素定義記憶機能によって記憶された内
容を参照させ、次に処理すべき処理要素の識別情報を認
識させてこの処理要素を実行させる実行機能と、実行機
能による処理要素の実行で異常が発生した場合に、この
異常が発生した処理要素の識別情報に基づき復元処理要
素定義記憶機能によって記憶された内容を参照させ、こ
の異常に対応する復元処理要素を実行させる復元実行機
能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体である。
【0033】第6の発明は、コンピュータに、シーケン
シャルに複数の処理要素を利用する処理についての識別
情報毎に、その処理で利用される複数の処理要素の識別
情報とその実行順序を記憶させる処理要素定義記憶機能
と、複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶させる復
元処理要素定義記憶機能と、処理の実行要求が発生した
場合にこの実行要求に対する固有番号を発番させる発番
機能と、発番機能によって発番された固有番号毎に処理
からの処理要素利用要求を区別させ、この固有番号毎に
実行済みの処理要素の数を管理させ、この実行済みの処
理要素の数に基づき処理要素定義記憶機能によって記憶
された内容を参照させ、次に実行すべき処理要素の識別
情報を認識させてこの処理要素を実行させる実行機能
と、実行機能による処理要素の実行で異常が発生した場
合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
復元処理要素定義記憶機能によって記憶された内容を参
照させ、この異常に対応する復元処理要素を実行させる
復元実行機能とを実現させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0034】第7の発明は、コンピュータに、シーケン
シャルに複数の処理要素を利用する処理についての識別
情報毎に、その処理で利用される複数の処理要素の識別
情報とその実行順序を記憶させる処理要素定義記憶機能
と、複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶させる復
元処理要素定義記憶機能と、処理の実行要求が発生した
場合にこの処理の識別情報に基づき処理要素定義記憶機
能によって記憶された内容を参照させ、この処理の識別
情報に対する複数の処理要素をその実行順序にしたがっ
て順次実行させる実行機能と、実行機能による処理要素
の実行で異常が発生した場合に、この異常が発生した処
理要素の識別情報に基づき復元処理要素定義記憶機能に
よって記憶された内容を参照させ、この異常に対応する
復元処理要素を実行させる復元実行機能とを実現させる
ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体である。
【0035】第5から第7までの発明は、それぞれ上記
第1、第3、第4の発明で説明したプログラム実行管理
装置の機能をコンピュータにより実現するためのプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
ある。
【0036】このようなプログラムを記憶した記録媒体
を用いることによって、上述した機能を有していない計
算機システム、サーバ等の計算機に対しても、簡単に上
述した機能を付加することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0038】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、業務アプリケーションが複数の処理要素をシーケ
ンシャルに利用し、逐次この処理要素の実行要求を発生
させつつ業務を遂行するプログラム実行管理装置につい
て説明する。
【0039】図1は、本実施の形態に係るプログラム実
行管理装置の構成例を示すブロック図である。
【0040】このプログラム実行管理装置1は、シーケ
ンシャルに利用される複数のシーケンス処理要素2a〜
2gを備え、またこのシーケンス処理要素2a〜2gを
利用しつつ業務を遂行する業務アプリケーション3、4
を備える。
【0041】業務アプリケーション3、4は、実行が要
求され、最初にシーケンス処理要素を利用する場合に
は、自己の種別及びシーケンス処理要素へのデータを出
力し、実行要求に対する固有番号とシーケンス処理要素
の実行結果を入力する。その後にシーケンス処理要素を
利用する場合には、先において入力した固有番号及びデ
ータを出力し、シーケンス処理要素の実行結果を入力す
る。
【0042】例えば、業務アプリケーション3は「ホテ
ル・航空券予約」アプリケーションであり、業務アプリ
ケーション4は「レストラン予約」アプリケーションと
する。
【0043】また、例として、シーケンス処理要素2a
の「hotel-search」はホテルの予約状況を検索して表示
する処理、シーケンス処理要素2bの「air-search」は
航空券の予約状況を検索して表示する処理、シーケンス
処理要素2cの「hotel-reserve」はホテルを予約する
処理、シーケンス処理要素2dの「air-reserve」は航
空券を予約する処理、シーケンス処理要素2eの「rest
-a-search」はレストランA店の予約状況を検索して表
示する処理、シーケンス処理要素2fの「rest-b-searc
h」はレストランB店の予約状況を検索して表示する処
理、シーケンス処理要素2gの「rest-reserve」はレス
トランを予約する処理とする。
【0044】さらに、プログラム実行管理装置1は、シ
ーケンス処理要素のいずれかが異常終了した場合にこの
異常からの復元処理を実行する復元処理要素5a〜5c
を備える。
【0045】例えば、復元処理要素5aの「hotel-canc
el」はホテルの予約をキャンセルする処理、復元処理要
素5bの「air-cancel」は航空券の予約をキャンセルす
る処理、復元処理要素5cの「rest-cancel」はレスト
ランの予約をキャンセルする処理とする。
【0046】さらに、プログラム実行管理装置1は、業
務アプリケーションからの入力に応じて該当するシーケ
ンス処理要素の実行を管理し、また異常が発生した場合
に該当する復元処理要素の実行を管理するための発番部
6、シーケンス登録部7、定義記憶部8、入出力部9、
実行制御部10、処理実施部11を備える。
【0047】発番部6は、業務アプリケーションの実行
要求が発生するたびに、この実行要求に対する固有番号
を発番する。
【0048】シーケンス登録部7にはシーケンス登録テ
ーブル7aが記憶される。このシーケンス登録テーブル
7aは、実行要求に対する固有番号毎に、この実行要求
された業務アプリケーションの種別とシーケンス処理要
素がどこまで実行済みかを示す最終ステップ番号とステ
ータスとを管理するテーブルである。
【0049】定義記憶部8には処理要素定義テーブル8
aと復元処理要素定義テーブル8bとが記憶される。
【0050】処理要素定義テーブル8aは、業務アプリ
ケーションの種別毎に、利用されるシーケンス処理要素
数であるステップ数と実行順序に基づいてステップ番号
を付したシーケンス処理要素の種別とを管理するテーブ
ルである。
【0051】復元処理要素定義テーブル8bは、業務ア
プリケーションの種別毎に、異常の発生したステップ番
号における復元処理要素の種別とその数であるステップ
数を管理し、さらに復元処理要素の種別に実行順序を示
すステップ番号を付して管理するテーブルである。
【0052】入出力部9は、業務アプリケーションがシ
ーケンス処理要素を利用する度に、この業務アプリケー
ションの種別又は固有番号を入力し、その内容を実行制
御部10に出力する。また、実行処理部10からシーケ
ンス処理要素の実行結果や固有番号を入力すると、この
内容を該当する業務アプリケーションに出力する。
【0053】実行制御部10は、新規に実行要求された
業務アプリケーションから入出力部9を介してこの業務
アプリケーションの種別を入力すると、この業務アプリ
ケーションの種別に基づき処理要素定義テーブル8aを
参照し、また実行要求に対する固有番号を発番部6で発
番させてシーケンス登録テーブル7aに登録し、さらに
最初のシーケンス処理要素の実行を処理実施部11に命
令し、実行結果及び固有番号を入出力部9に出力する。
【0054】一方、実行制御部10は、新規に実行要求
されたのではない業務アプリケーションから入出力部9
を介して固有番号を入力すると、この固有番号に基づき
処理要素定義テーブル8aの参照やシーケンス登録テー
ブル7aの参照・更新を行い、次のシーケンス処理要素
の実行を処理実施部11に命令し、実行結果を入出力部
9に出力する。
【0055】また、この実行制御部10は、シーケンス
処理要素の実行結果を監視しており、その結果をシーケ
ンス登録テーブル7aのステータスに登録し、実行結果
に異常が発生している場合には、復元処理要素定義テー
ブル8bを参照し、実行すべき復元処理要素の実行を処
理実施部11に命令する。
【0056】処理実施部11は、実行制御部10からの
実行命令の示すシーケンス処理要素を実行し、実行結果
を実行制御部10に出力する実行機能11aを備える。
【0057】また、処理実施部11は、実行命令の示す
復元処理要素を実行し、実行結果を実行制御部10に出
力する復元実行機能11bを備える。
【0058】表1に、先に述べた処理要素定義テーブル
8aを例示する。
【0059】
【表1】
【0060】例えば、業務アプリケーション3の「ホテ
ル・航空券予約」では、シーケンス処理要素2aの「ho
tel-search」、シーケンス処理要素2bの「air-searc
h」、シーケンス処理要素2cの「hotel-reserve」、シ
ーケンス処理要素2dの「air-reserve」がこの順序で
利用される。したがって、表1では、「ホテル・航空券
予約」におけるシーケンス処理要素のステップ数は4で
あり、各シーケンス処理要素2a〜2dの種別に対して
それぞれステップ番号1〜4が付されている。
【0061】表2に、先に述べた復元処理要素定義テー
ブル8bを例示する。
【0062】
【表2】
【0063】例えば、業務アプリケーション3の「ホテ
ル・航空券予約」では、ステップ番号4の付されている
シーケンス処理要素2dが異常終了した場合、復元処理
要素5aの「hotel-cancel」、復元処理要素5bの「ai
r-search」がこの順序で利用される。したがって、表2
では、「ホテル・航空券予約」のステップ番号4におけ
る復元処理要素のステップ数は2であり、各復元処理要
素5a、5bの種別に対してそれぞれステップ番号1、
2が付されている。
【0064】表3に、先に述べたシーケンス登録テーブ
ル7aを例示する。
【0065】
【表3】
【0066】この表3では、例えば、固有番号「000
1」の実行要求は業務アプリケーション3の「ホテル・
航空券予約」に対する実行要求であり、この実行要求に
ついてステップ番号3までが実行済みである旨が、その
時点でのステータスと共に格納されている。
【0067】なお、さらに新規の「ホテル・航空券予
約」の実行要求が発生すると、先に発生した「ホテル・
航空券予約」とは異なる固有番号により同様に管理され
る。
【0068】上記のような構成を備えるプログラム実行
管理装置1の動作例について以下に説明する。
【0069】業務アプリケーション3、4は、シーケン
ス処理要素の利用を要求する度に、入出力部9に対して
業務アプリケーションの種別又は固有番号と、必要であ
ればデータを出力し、固有番号と実行結果などをその応
答として入力する。
【0070】具体的には、最初にシーケンス処理要素の
利用を要求する場合、業務アプリケーション3、4は、
自己の種別や必要なデータを入出力部9に出力し、この
応答として固有番号と実行結果を入出力部9から入力す
る。
【0071】一方、シーケンス処理要素の利用が最初で
はない場合、業務アプリケーション3、4は、固有番号
や必要なデータを入出力部9に出力し、この応答として
実行結果を入出力部9から入力する。
【0072】図2は、本実施の形態に係るプログラム実
行管理装置1に備えられている入出力部9の動作例を示
すフロー図である。
【0073】入出力部9は、業務アプリケーションから
入力した業務アプリケーションの種別又は固有番号や、
必要なデータを実行制御部10に出力する(s1)。
【0074】その後、実行制御部10の動作が終了する
と、入出力部9は、実行制御部10から固有番号や実行
結果などを応答として入力し、この応答をシーケンス処
理要素の利用を要求した業務アプリケーションに出力す
る(s2)。
【0075】具体的には、最初のシーケンス処理要素の
利用であった場合、入出力部9は、実行結果と固有番号
とをこの実施制御部10から入力し、シーケンス処理要
素の利用を要求した業務アプリケーションに出力する。
一方、シーケンス処理要素の利用が最初でなかった場
合、入出力部9は、実行制御部10の動作終了後、この
実行制御部10から実行結果を入力し、シーケンス処理
要素の利用を要求した業務アプリケーションに出力す
る。
【0076】図3は、本実施の形態に係るプログラム実
行管理装置1に備えられている実行制御部10の動作例
を示すフロー図である。
【0077】実行制御部10は、入出力部9からの入力
内容に固有番号が含まれているか否かを判定する(t
1)。
【0078】ここで、入力部9からの入力内容に固有番
号が含まれていない場合(固有番号が0の場合)には、
実行制御部10は、発番部6に固有番号の発番を要求し
(t2)、この発番部6によって固有番号が発番される
と、その発番された固有番号をシーケンス登録テーブル
7aに新規登録し(t3)、実行すべきシーケンス処理
要素のステップ番号を示すproc_numを0とする(t
4)。
【0079】一方、入力部9からの入力内容に固有番号
が含まれている場合には、実行制御部10は、この固有
番号に基づいてシーケンス登録テーブル7aを参照し、
該当する最終ステップ番号を取得し、proc_numの値とす
る(t5)。
【0080】すると、実行制御部10は、固有番号とpr
oc_num+1の値に基づいて処理要素定義テーブル8aを参
照し、この固有番号においてproc_numの値と同じステッ
プ番号のシーケンス処理要素を認識する。また、実行制
御部10は、入出力部9からの入力内容に含まれるデー
タを利用してこの認識したシーケンス処理要素の実行を
処理実施部11に要求する(t6)。
【0081】そして、処理実施部11によって該当する
シーケンス処理要素が実行されると、実行制御部10
は、その実行結果が正常か否かを判定する(t7)。
【0082】実行結果が正常な場合には、実行制御部1
0は、固有番号に基づいてシーケンス登録テーブル7a
を参照し、終了であればステータスにその旨を登録する
(t8)。
【0083】一方、実行結果が異常な場合には、実行制
御部10は、固有番号とproc_numの値とに基づいて復元
処理要素定義テーブル8bを参照し、この固有番号にお
いてproc_num+1の値と同じステップ番号に対する復元処
理要素を認識する。また、実行制御部10は、この認識
した復元処理要素の実行を処理実施部11に要求し(t
9)、これにより処理実施部11によって該当する復元
処理要素が実行される。
【0084】そして、実行制御部10は、実行結果を入
出力部9に出力する(t10)。
【0085】図4は、本実施の形態に係るプログラム実
行管理装置1に備えられている発番部6の動作例を示す
フロー図である。
【0086】発番部6は、実行制御部10から固有番号
の発番を要求されると、シーケンス登録テーブル7aを
参照し、このシーケンス登録テーブル7aに登録されて
いる固有番号の最大値に1を加えた値を新規の固有番号
として実行制御部10に出力する(u1)。
【0087】以上説明したように、本実施の形態に係る
プログラム実行管理装置1においては、業務アプリケー
ション3、4がシーケンス処理要素を順次利用しつつ業
務を遂行し、異常終了した場合には実行済みのシーケン
ス処理要素に対応した復元処理要素により復元される。
【0088】このように、シーケンシャルに処理要素を
実行し、異常発生時点までの復元処理を別途用意し実行
することにより、開発時に異常に対処する例外処理やエ
ラーチェックのための処理を業務アプリケーションに含
める必要がない。
【0089】したがって、業務アプリケーションの複雑
化を防止し、開発労力を軽減しつつ、業務遂行に関する
ACID特性が保証でき、業務処理の正常性を確保でき
る。
【0090】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態においては、業務アプリケーションがシーケンス処理
要素の利用を要求する度に、入出力部への出力を行うと
している。
【0091】これに対し、本実施の形態においては、業
務アプリケーションからの要求にしたがって、複数のシ
ーケンス処理要素が一括実行されるプログラム実行管理
装置について説明する。
【0092】このように、業務アプリケーションからの
要求に対して複数のシーケンス処理要素を一括実行する
プログラム実行管理装置に関しては、上記図1の構成要
素のうち、業務アプリケーション、複数のシーケンス処
理要素及び復元処理要素、定義記憶部、入出力部、実行
制御部、処理実施部が必要であり、主に業務アプリケー
ション、入出力部、及び実行制御部の動作を変更すれば
よい。
【0093】そこで、本実施の形態に係るプログラム実
行管理装置に備えられている業務アプリケーション、入
出力部、及び実行制御部の動作について以下に説明す
る。
【0094】業務アプリケーションは、シーケンス処理
要素を利用する場合に、入出力部に対して業務アプリケ
ーションの種別と、必要であればデータを出力し、実行
結果をその応答として入力する。
【0095】図5は、本実施の形態に係るプログラム実
行管理装置に備えられている入出力部の動作例を示すフ
ロー図である。
【0096】入出力部は、業務アプリケーションから入
力した業務アプリケーションの種別や、必要なデータを
実行制御部に出力する。同時に、業務アプリケーション
への結果の返答先をrepに記録する(v1)。
【0097】その後、実行制御部の動作が終了すると、
入出力部は、実行制御部から実行結果を応答として入力
し、この応答をシーケンス処理要素の利用を要求した業
務アプリケーションrepに出力する(v2)。
【0098】図6は、本実施の形態に係るプログラム実
行管理装置に備えられている実行制御部の動作例を示す
フロー図である。
【0099】実行制御部は、入力部から入力された業務
アプリケーションの種別に基づいてシーケンス登録テー
ブル7aを参照し、この業務アプリケーションの種別に
対応付けされているステップ数を取得し、実行すべきシ
ーケンス処理要素の総数を示すproc_numに格納する(w
1)。
【0100】また、実行制御部は、カウンタ変数である
countに1を格納する(w2)。
【0101】ここで、countの値がproc_numの値以下か
否かを実行制御部は判定する(w3)。
【0102】Countの値がproc_numの値以下の場合、実
行制御部は、入力した業務アプリケーションの種別に基
づいて処理要素定義テーブル8aを参照し、この業務ア
プリケーションの種別に対応づけされているcount番目
のシーケンス処理要素を認識する。また、実行制御部
は、入出力部から入力したデータに基づく認識したシー
ケンス処理要素の実行を処理実施部に要求する(w
4)。
【0103】そして、処理実施部によって該当するシー
ケンス処理要素が実行されると、実行制御部は、その実
行結果が正常か否かを判定する(w5)。
【0104】実行結果が正常な場合、実行制御部はcoun
tの値に1を加え(w6)、再びcountの値がproc_numの
値以下か否かを判定する(w3)。
【0105】一方、実行結果が異常な場合、実行制御部
は、業務アプリケーションの種別とcountの値とに基づ
いて復元処理要素定義テーブルを参照し、該当する業務
アプリケーションにおけるcountの値と同じステップ番
号に対する復元処理要素を認識する。また、実行制御部
は、この認識した復元処理要素の実行を処理実施部に要
求する(w7)。
【0106】これにより処理実施部によって該当する復
元処理要素が実行され、実行制御部は「失敗」である旨
の実行結果を入出力部に出力する(w8)。
【0107】これに対し、countの値がproc_numの値以
下でないと実行制御部が判定した場合には、実行制御部
は「完了」である旨の実行結果を入出力部に出力する
(w9)。
【0108】以上説明したように、本実施の形態に係る
プログラム実行管理装置においては、業務アプリケーシ
ョンが自己の種別を入出力部に出力するのみで、複数の
シーケンス処理要素が順次実行される。この複数のシー
ケンス処理要素の実行で異常が発生しても、その時点に
応じた復元処理要素が実行される。
【0109】したがって、本実施の形態においては、先
の第1の実施の形態と同様に、業務アプリケーションの
複雑化を防止し、開発時の労力を軽減しつつ、業務単位
で処理の正常性を保証することができる。
【0110】なお、上記各実施の形態に係るプログラム
実行管理装置は、同様の作用・機能を実現可能であれば
各構成要素の配置を変更させてもよく、また各構成要素
を自由に組み合わせてもよい。
【0111】また、本実施の形態に係るプログラム実行
管理装置の各機能、各要素は、コンピュータに実行させ
ることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク
(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリなどの記録媒体に書き込んで適用したり、通信媒
体により伝送して、計算機、計算機システムに適用する
ことも可能である。
【0112】上記各機能を実現するコンピュータは、記
録媒体に記録されたプログラムを読み込み、プログラム
によって動作が制御されることにより、上述した処理を
実行する。
【0113】
【発明の効果】以上詳記したように本発明においては、
処理に応じてシーケンシャルに処理要素が利用され、異
常が発生した場合にはこの異常の発生した処理要素に対
応する復元処理を実行して処理の正常化を確保する。
【0114】これにより、異常が発生した場合の例外処
理やエラーチェックをプログラム自体に含めて開発する
必要がなく、プログラムの複雑化を防止して開発労力を
軽減しつつ、プログラムによる処理の正常性を保証でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプログラム実行管理
装置の構成例を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係るプログラム実行管理装置に
備えられている入出力部の動作例を示すフロー図。
【図3】同実施の形態に係るプログラム実行管理装置に
備えられている入出力部の動作例を示すフロー図。
【図4】同実施の形態に係るプログラム実行管理装置に
備えられている発番部の動作例を示すフロー図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るプログラム実
行管理装置に備えられている入出力部の動作例を示すフ
ロー図。
【図6】同本実施の形態に係るプログラム実行管理装置
に備えられている実行制御部の動作例を示すフロー図。
【符号の説明】
1…プログラム実行管理装置 2a〜2g…シーケンス処理要素 3、4…業務アプリケーション 5a〜5c…復元処理要素 6…発番部 7…シーケンス登録部7 7a…シーケンス登録テーブル 8…定義記憶部 8a…処理要素定義テーブル 8b…復元処理要素定義テーブル 9…入出力部 10…実行制御部 11…処理実施部 11a…実行機能 11b…復元実行機能

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンシャルに複数の処理要素を利用
    する処理についての識別情報毎に、その処理で利用され
    る複数の処理要素の識別情報とその実行順序を記憶する
    処理要素定義記憶手段と、 前記複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
    合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶する復元
    処理要素定義記憶手段と、 前記処理からの処理要素利用要求に基づき前記処理要素
    定義記憶手段を参照し、次に処理すべき処理要素の識別
    情報を認識してこの処理要素を実行する実行手段と、 前記実行手段による処理要素の実行で異常が発生した場
    合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
    前記復元処理要素定義記憶手段を参照し、この異常に対
    応する復元処理要素を実行する復元実行手段とを具備し
    たことを特徴とするプログラム実行管理装置。
  2. 【請求項2】 シーケンシャルに利用される複数の処理
    要素と、 前記複数の処理要素の利用を要求するアプリケーション
    を実行するアプリケーション実行手段と、 前記アプリケーションの識別情報毎に、利用される複数
    の処理要素の識別情報とその実行順序を記憶する処理要
    素定義記憶手段と、 前記複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
    合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶する復元
    処理要素定義記憶手段と、 前記アプリケーションからの利用要求に基づき前記処理
    要素定義記憶手段を参照し、次に処理すべき処理要素の
    識別情報を認識してその処理要素を実行する実行手段
    と、 前記実行手段による処理要素の実行で異常が発生した場
    合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
    前記復元処理要素定義記憶手段を参照し、この異常に対
    応する復元処理要素を実行する復元実行手段とを具備し
    たことを特徴とするプログラム実行管理装置。
  3. 【請求項3】 シーケンシャルに複数の処理要素を利用
    する処理についての識別情報毎に、その処理で利用され
    る複数の処理要素の識別情報とその実行順序を記憶する
    処理要素定義記憶手段と、 前記複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
    合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶する復元
    処理要素定義記憶手段と、 前記処理の実行要求が発生した場合にこの実行要求に対
    する固有番号を発番する発番手段と、 前記発番手段によって発番された固有番号毎に前記処理
    からの処理要素利用要求を区別し、この固有番号毎に実
    行済みの処理要素の数を管理し、この実行済みの処理要
    素の数に基づき前記処理要素定義記憶手段を参照し、次
    に実行すべき処理要素の識別情報を認識してこの処理要
    素を実行する実行手段と、 前記実行手段による処理要素の実行で異常が発生した場
    合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
    前記復元処理要素定義記憶手段を参照し、この異常に対
    応する復元処理要素を実行する復元実行手段とを具備し
    たことを特徴とするプログラム実行管理装置。
  4. 【請求項4】 シーケンシャルに複数の処理要素を利用
    する処理についての識別情報毎に、その処理で利用され
    る複数の処理要素の識別情報とその実行順序を記憶する
    処理要素定義記憶手段と、 前記複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
    合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶する復元
    処理要素定義記憶手段と、 前記処理の実行要求が発生した場合にこの処理の識別情
    報に基づき前記処理要素定義記憶手段を参照し、この処
    理の識別情報に対する複数の処理要素をその実行順序に
    したがって順次実行する実行手段と、 前記実行手段による処理要素の実行で異常が発生した場
    合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
    前記復元処理要素定義記憶手段を参照し、この異常に対
    応する復元処理要素を実行する復元実行手段とを具備し
    たことを特徴とするプログラム実行管理装置。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 シーケンシャルに複数の処理要素を利用する処理につい
    ての識別情報毎に、その処理で利用される複数の処理要
    素の識別情報とその実行順序を記憶させる処理要素定義
    記憶機能と、 前記複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
    合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶させる復
    元処理要素定義記憶機能と、 前記処理からの処理要素利用要求に基づき前記処理要素
    定義記憶機能によって記憶された内容を参照させ、次に
    処理すべき処理要素の識別情報を認識させてこの処理要
    素を実行させる実行機能と、 前記実行機能による処理要素の実行で異常が発生した場
    合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
    前記復元処理要素定義記憶機能によって記憶された内容
    を参照させ、この異常に対応する復元処理要素を実行さ
    せる復元実行機能とを実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、 シーケンシャルに複数の処理要素を利用する処理につい
    ての識別情報毎に、その処理で利用される複数の処理要
    素の識別情報とその実行順序を記憶させる処理要素定義
    記憶機能と、 前記複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
    合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶させる復
    元処理要素定義記憶機能と、 前記処理の実行要求が発生した場合にこの実行要求に対
    する固有番号を発番させる発番機能と、 前記発番機能によって発番された固有番号毎に前記処理
    からの処理要素利用要求を区別させ、この固有番号毎に
    実行済みの処理要素の数を管理させ、この実行済みの処
    理要素の数に基づき前記処理要素定義記憶機能によって
    記憶された内容を参照させ、次に実行すべき処理要素の
    識別情報を認識させてこの処理要素を実行させる実行機
    能と、 前記実行機能による処理要素の実行で異常が発生した場
    合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
    前記復元処理要素定義記憶機能によって記憶された内容
    を参照させ、この異常に対応する復元処理要素を実行さ
    せる復元実行機能とを実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 コンピュータに、 シーケンシャルに複数の処理要素を利用する処理につい
    ての識別情報毎に、その処理で利用される複数の処理要
    素の識別情報とその実行順序を記憶させる処理要素定義
    記憶機能と、 前記複数の処理要素の識別情報毎に、異常が発生した場
    合に実行すべき復元処理要素の識別情報を記憶させる復
    元処理要素定義記憶機能と、 前記処理の実行要求が発生した場合にこの処理の識別情
    報に基づき前記処理要素定義記憶機能によって記憶され
    た内容を参照させ、この処理の識別情報に対する複数の
    処理要素をその実行順序にしたがって順次実行させる実
    行機能と、 前記実行機能による処理要素の実行で異常が発生した場
    合に、この異常が発生した処理要素の識別情報に基づき
    前記復元処理要素定義記憶機能によって記憶された内容
    を参照させ、この異常に対応する復元処理要素を実行さ
    せる復元実行機能とを実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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