JP2652892B2 - 染料の吸着により着色された真珠光択顔料および製法 - Google Patents
染料の吸着により着色された真珠光択顔料および製法Info
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Description
物質(俗称真珠光沢顔料)であって、色彩部分が一連の
有機・無機着色剤または染料であるような着色光沢顔料
は公知である。従来の着色光沢顔料の製法は次のような
各種の困難性を包含していた:被覆生成物を懸濁液から
濾過する際に着色剤が激しくブリードする;顔料表面へ
の染料の接着性が悪く、着色剤が水で洗い流される;強
い色強度の艶を維持するのが困難である;および顔料表
面への染料の均一な分散が困難である。
ある。該特許は、二酸化チタン被覆マイカ顔料を用いて
干渉現象を利用して着色剤を製造する方法に関し、これ
らの顔料表面上に有機染料を被覆することによりこれを
達成している。ここでは従来の問題点を克服するため
に、レーキ試薬を補助剤として顔料表面に染料を化学的
に結合させている。例えば、一種のレーキ試薬である塩
化アルミニウムは加水分解により水酸化アルミニウムの
層を生じ、これと染料が反応して不溶性の着色レーキを
生じ、これが顔料表面に析出する。従来、塩化アルミニ
ウムに類似した上記化学的挙動と効果を示す金属塩類は
レーキ試薬と呼称されている。この方法は顔料表面への
有機染料の接着性の悪さを克服するには優れた方向であ
るが、未被覆の染料が激しくブリードする問題の解決に
はならない。従来の試みが該問題を解決できなかった原
因には、優れた品質の着色光沢顔料を製造する適当な方
法を開発するのには一連の障害があったからである。後
述するが、この失敗はレーキ化方法の非効率性に由来
し、レーキ化実施の態様に原因があり、また顔料表面に
染料を被覆する際に維持される条件に由来する当然の帰
結であった。
重要な基本的相違がある。該米国特許発明では水酸化ア
ルミニウムを先ず平板状の顔料表面に析出させる方法を
採用している。本発明の方法では逆の方法、すなわち可
溶性染料を先ず平板状の顔料表面に吸着させ、次いで可
溶性アルミニウムまたはジルコニウム化合物の添加によ
り対応する水酸化物を沈殿させ、これによりレーキ化反
応を完結させる。この方法によれば米国特許に比べて著
しい改良結果が得られる。引例発明では溶解性染料の激
しいプリードが起こるのに対して、本発明の方法ではブ
リード現象を殆ど完全に抑制でき、その結果染料の浪費
が防止でき、かつ染料が他の装置を汚染することもな
い。さらに重要なことは廃液処理問題がないことであ
る。
キ化反応を比較的高濃度の試薬で実施することができる
点にある。
ジルコニウム試薬は20〜30重量%濃度で使用でき、一方
該米国特許発明では2.4〜5重量%である。また反応は
顔料濃度20%w/vで実施できるのに対して引例発明では
2%である。より高濃度を使用することと、試薬の添加
順序を逆転することとの組み合わせにより染料のブリー
ドが防止できることが分かった。さらに重要なことは、
該高濃度方法を採用することにより、従来よりも優れた
製品が得られることである。
室温(約25℃)で行うことが可能であるが、米国特許第
4,084,983号公報発明では水酸化アルミニウムの析出お
よび染料の沈着の両方について60〜90℃のような高温が
採用される。より高温ではさらにブリードが大きく、か
つ製品の品質が劣化する。該引例発明を実験室的に追試
したところ、染料のブリードが激しく、かつ製品の品質
も反射性に劣り、また凝集する傾向が認められた。
の製造にのみ限定されるものではない。塩化ジルコニウ
ムから造られたレーキ類はアルミニウム塩から造られた
レーキ類と品質において同等であることが判明した。そ
の上、レーキ化を行うに際して、より少量の塩化ジルコ
ニウムを用いて実施できる。その理由は4価のジルコニ
ウムは染料をより効率的に沈着させ得るためである。さ
らに、沈着したジルコニウムレーキは、より早く濾過で
きるので経済的である。カルシウム、バリウム、および
ストロンチウムのような他の金属塩類もまた同様にレー
キ試薬として有用であることは後に説明する通りであ
る。
備えた染料被覆顔料を製造するための、経済的で実用的
なレーキ化方法を提供することにある。さらに詳しく
は、本発明の一目的は真珠光沢顔料上に有機染料を被覆
する方法の提供において、激しいブリードが防止できる
だけでなく、廃液中に痕跡の染料さえも検出できないよ
うに僅少のブリードさえも防止できるような被覆方法の
提供にある。
顔料の水性懸濁液を可溶性染料およびレーキ試薬と接触
させることにより、染料を吸着した優れた着色真珠光沢
顔料が製造できる。本発明の方法は、同じ試薬のある種
のものを使用して同じ種類の製品を製造できる点で前記
の米国特許第4,084,983号特許と類似している。しか
し、試薬の使用方法、レーキ化工程における条件、およ
び使用試薬の品質において著しい差異があり、そのため
に得られる結果において著しい差異が発生する。
酸化アルミニウムを先ず顔料の平板面上に沈降させ、次
いで該アルミニウム被覆顔料を水性懸濁液から分離また
は分離することなく、染料と反応させて不溶性の着色レ
ーキを形成させる。この方法は顔料表面に予め沈降させ
た水酸化アルミニウムに対して、染料を如何に良好に結
合させ得るかに係っている。
の染料の結合は、顔料表面に既に結合している水酸化ア
ルミニウム層の強固な接着のために活性点が失われる結
果として非効率的になる。幸にして本発明の逆転方法に
従うと、レーキ化工程の効率を改良できるばかりでな
く、同時に製品の品質も改善できる。本発明の方法にお
いて、染料水溶液と真珠光沢顔料懸濁液とを混合し、顔
料粒子をこの懸濁液から沈降させると、最初溶液中に存
在した大部分の染料分子は顔料粒子に弱く吸着させる結
果、染料分子が物理的吸着により顔料に随伴されるとい
うことが判明した。この時点では染料は顔料表面から水
で容易に洗い流される状態にある。レーキ試薬(例え
ば、加水分解性アルミニウム化合物)を添加すると、加
水分解で沈殿した水酸化アルミニウムが吸着染料と反応
して顔料表面上に強固に接着した着色レーキを形成す
る。
ている染料が水酸化アルミニウムの均一な沈着を可能に
することであり、その理由は染料が顔料の表面に存在す
ることにより、水酸化アルミニウムが一定に制御された
速度で徐々に形成されるように誘導するからである。ま
た同時に、新しく生成した水酸化アルミニウムが拡散し
て凝集体を形成する機会がないので凝集体の形成が阻止
され、かくして被膜の均一性が維持されることである。
本発明の方法の他の利点は、新しく形成された水酸化ア
ルミニウムは、予め顔料表面に析出している水酸化アル
ミニウムに比べて染料と反応し得る“活性点”の数を遥
かに多く所有していることである。このためにAlCl3・6
H2Oの使用量を大幅に節約でき経済的であるばかりでな
く、同時にAlCl3・6H2Oの使用量が少なければ少ない程
最終製品の光沢が良好になる。
を高濃度で使用できる結果、殆どの種類の染料に対して
ほぼ完全にブリードを防止でき、その結果レーキ試薬の
適当量と適切なpHとを組み合わせれば、ある種の染料で
は>99%の確率でブリードを防止することにある。
試薬の量に依存する。原則としては、計算量または実験
的に決定した量のレーキ試薬を使用すればブリードが防
止きるばずである。しかし実際には、例えば塩化アルミ
ニウムを大量に添加してブリードを防止すると凝集体が
生成するため最終製品の光沢が失われる結果になる。こ
の点に関して、高顔料濃度とレーキ試薬の使用量との間
のバランスを慎重に決定することによりブリードは完全
に、または殆ど完全に阻止できることが判明した。高顔
料濃度とは一般的には20〜30重量%であり、これ以上の
濃度では懸濁液の粘度が増加し、撹拌が困難になるので
好ましくない。塩化アルミニウムのようなレーキ試薬の
最適量は顔料の全重量の約8%に過ぎないことが実験的
に確認され、また染料の量の約4倍に過ぎないことも実
験的に確かめられた。生成する水酸化アルミニウムは染
料の量の約1.33倍に過ぎない。その上、本発明の方法で
はブリードが防止できる以外に、改良された光沢を製品
に付与する利点もある。
り、例えば二酸化チタンおよび/または二酸化ジルコニ
ウム被覆マイカがある。かかる顔料は例えば米国特許第
3,437,515号、同第3,418,146号、同3,087,828号および
同4,038,099号公報に開示がある。好ましい真珠光沢顔
料は二酸化チタン被覆マイカである。このマイカフレー
ク基質は一般的に長さ約1〜75ミクロン、好ましくは約
5〜35ミクロン、厚さ約0.03〜3ミクロン、比表面積BE
T)は約1〜6m2/g、好ましくは約2〜4.5m2/gである。
通常、二酸化チタンや他の金属酸化物は厚さ約20〜350
ミリミクロン、または約50〜500mg/m2程度に被覆する。
金属酸化物被覆の厚さに応じて、顔料は青、緑、黄色等
の干渉色または反射色を呈する。
数の有機染料が入手できる。使用できる染料は水性媒体
に可溶であり、次の表に例示したものおよびこれらと類
似の構造のものである。
で、米国において認可された色である。全てのものがDC
またはFDCとして極く最近命名されたものである。本発
明の製品は化粧品用に使用できるものを指向したもので
あるが、必ずしもこれのみに限定されるものではない。
チタン被覆マイカと呼ぶが、他の金属酸化物被覆基質真
珠光沢顔料もまた包含されることを前提としている。こ
の方法では、二酸化チタン被覆マイカと染料の水性懸濁
液とを準備する。この懸濁液は二酸化チタン被覆マイカ
の水性懸濁液に染料を添加して調製する。好ましい方法
では、二酸化チタン被覆マイカを染料自体の溶液中に分
散し、蒸留水を加えて顔料と染料濃度を適当に調整す
る。40〜50重量%のような高濃度を使用するのは前記し
たように実際的ではなく、約20〜30重量%濃度を使用す
るのが有利であることが分かった。懸濁液のpHは染料の
被覆が開始されるに先立って被覆pHに調整する。本発明
における被覆pHとは、金属酸化物被覆基質上に有機染料
が被覆される時点における懸濁液のpHと定義される。懸
濁液のpHは被覆pHよりも通常は高いので、レーキ試薬の
加水分解により酸が生成する場合にはレーキ試薬自体で
懸濁液のpHを被覆pHに到達させることが可能である。こ
のレーキ化方法におけるpH調節の重要性は今まで認識さ
れなかったが、その理由はAlCl3・6H2Oが加水分解する
際に多種類のオリゴマーやポリマー性の種を生成し、該
種の性質はpHに依存し、このものが一方で製品の品質に
影響を及ぼすと言う事実が無視されていたからである。
アルミニウムレーキ化試薬を使用する被覆方法において
最適なpHは約5.0であることが分かった。約5.0を中心と
してこれ以上でも以下でも染料の被覆量は低下するの
で、ブリードがあり、したがって最終製品の光沢も低下
する。5.0という最適pHにおい微細に分散した粒子を有
する不溶性水酸化アルミニウムの形成が最大限に起こ
り、このものが染料の均一な沈着を起こさせ、一方では
これが最終製品に、より良好な光沢を付与する。しか
し、該被覆はpH4.5〜7.0でも実施はできるが、5.0以下
または以上では製品の品質は若干低下する。
ムであるが、硫酸アルミニウムまたは硫酸アルミニウム
カリウムのような他の塩類を使用しても同じ効果が得ら
れる。アニオンの差異による製品の品質には差異が認め
られない。約20〜30重量%AlCl3・6H2O含有アルミニウ
ムレーキ化試薬の使用が有利であることが判明し、これ
によれば高濃度で試薬の添加が出来るので水性懸濁液の
容量を低減できる。塩基、好ましくは水酸化ナトリウム
を添加して被覆工程を通して撹拌しながらpHを一定に維
持することが重要である。
う。顔料懸濁液を40〜70℃に加熱、特に米国特許第4,08
4,983号公報に記載のように85〜90℃に加熱することは
何らのメリットもない。加熱は実際のところ不利益であ
って、その理由は温度が上昇する程ブリードが激しくな
るからである。85〜90℃では、ブリードがかなり激し
く、これを防止するために多量のレーキ化試薬が必要に
なる。その上、温度が高いほど製品の光沢が低下する。
高濃度のレーキ化試薬を使用すればブリードが防止でき
るかも知れないが、最低温度と最小量の試薬を使用して
ブリードを防止し、同時に高い光沢を維持するのが当然
有利である。例えば、本発明の方法で25℃の被覆方法を
採用した場合では添加染料の99.8%が被覆できるのに反
して、90℃の高温で類似条件の従来法を繰り返す場合で
は、添加された染料の僅か35%だけが被覆されるに過ぎ
ない。後者の色強度は前者に比べて明らかに低い。米国
特許第4,084,983号公報では、レーキ化工程で温度を高
く維持すれば製品の品質に良い効果を与えると仮定して
いる。しかし、約25〜35℃のような約室温程度の温度で
最高品質の製品が得られ、より高温では実際のところ最
終製品の光沢に関して悪影響を与えることが分かった。
に試薬添加後ゆるやかな速度で撹拌することが好まし
い。濾過、洗浄および乾燥後の最終製品は、顔料の重量
基準で僅か約1〜2重量%の染料被覆量においてさえ輝
いた色強度と強い光沢を示す。本発明の方法ではとりわ
け明るい色を有する製品が約4〜5重量%程度の染料被
覆により得ることができ、しかも何等の光沢の損失も認
められない。着色光沢顔料は、染料の種類によってアル
ミニウム以外の金属塩とのレーキ化によっても造ること
ができる。四塩化ジルコニウムは第1表の染料の全てを
沈着することができる。しかし、Ca、BaおよびSr塩化物
は第1表のDCRed 6だけレーキ化できる。
錯化できるという事実は、本発明の重要な部分を構成し
ている。幸いこの錯化物は水溶液には不溶性なのでブリ
ードの問題はない。さらに重要なことは、この錯化物の
物性は、使用したイオンの性質に依存することである。
このように本発明における赤色染料のCa、BaおよびSrレ
ーキは驚くほどの輝きと、平滑な光沢を有し、アルミニ
ウムやジルコニウムレーキとは明確に異なっている。二
酸化チタン被覆顔料上に析出したこのカルシウムレーキ
は強力なピンク色(2%染料)を呈する。バリウムは予
想外に柔らかい感触の黄色味を呈し、ストロンチウムは
深い赤色を呈する。
覆方法はpHを約4.0に維持しなければならないこと以外
は塩化アルミニウムの場合と基本的に同じである。しか
し、この被覆は約3.0〜4.5の範囲において支障なく実施
できるはずである。
ロンチウム塩化物を使用する被覆方法では、アルミニウ
ムやジルコニウム塩化物を使用する場合とは若干異な
る。後者の場合には最終生成物の凝集が起きるので過剰
の使用は避けるべきであり、前者の場合には過剰(約2
〜3倍)に加えると良好な結果が得られる。この2価金
属塩を過剰に添加すると、懸濁液のpHは5.0から4.7へと
僅かに低下するが、塩基を僅かに添加するだけで5.0へ
と戻すことができる。アルミニウムやジルコニウム塩化
物の場合には加水分解して酸溶液を生ずるので連続的に
塩基で中和してやる必要があるが、2価金属イオンの場
合にはこれを必要としないことは明らかである。
製造に用いたと類似のレーキ化方法が、二酸化チタン被
覆マイカ顔料と有機染料との異なった組み合わせを単に
採用するだけで、2−色効果を有する製品の製造用に利
用できることである。本発明の製品は優れた品質の着色
真珠光沢顔料であって、その製品は強力な色強度、高い
光沢および柔らかい粉末感触を有する。
る。光の干渉と吸収の両方からの色彩が得られる。これ
らの2−色生成機構の組み合わせによりユニークな二重
色が得られる。おのおのの二重色において、顔料粒子は
二酸化チタン被覆マイカから成り、このマイカは反射色
を生じ、これが着色ハイライトとして観察される。添加
される着色成分、すなわち有機染料は光の吸収により独
自のユニークな二次色を与え、これがバックグラウンド
色を形成する。
のような着色光沢顔料の製法と同じである。ここでも水
性懸濁液中に平均30%程度の高濃度の顔料を使用すると
結果が良い。しかし、被覆pHは約5〜7.0の範囲で変わ
り、各種の色効果を生ずる。顔料表面に析出させる染料
の量は適切な色効果を有する所望の製品を製造するのに
重要な因子である。通常は顔料に対して約0.5〜6%、
好ましくは約1〜5%である。より高い%では元来の反
射ハイライト色をマスクする傾向がある。第2表に2−
色効果を有する製品の幾つかを例示したが、これらは本
発明の方法で製造したものである。
ば製造できる。
る。
(〜44%TiO2)250gを0.5%赤色染料溶液[4−(o−
スルフオ−p−トリルアゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナ
フトイック酸・2Na塩](Lithol Rubine B)500ml中に
分散した。撹拌しながら250mlの蒸留水を加えた。1%
塩化アルミニウム溶液を用いてpHを5.0に調整した。20
%塩化アルミニウム溶液100mlを1.0ml/分の速度で5%
水酸化ナトリウム溶液と同時に添加してpHを5.0に維持
した。さらに30分間撹拌を継続した。この懸濁液を静置
して濾過した。濾液中に塩素イオンが検出されなくなる
までこの固形状ケーキを水洗した。明るい赤色生成物を
120℃で3時間乾燥した。このものは赤色吸収着色剤2
%を含有しており、赤色干渉色を示した。
有)を基質として用いた以外は実施例1を繰り返し、5
−オキシ−1−(p−スルフオフエニル)−4−[(p
−スルフオフエニル)アゾ]−2−ピラゾリン−3−カ
ルボン酸(Tartrazine)により黄色吸収色を生じた。こ
の生成物は強い色強度を有し、黄金色の光沢を有する黄
吸収色着色剤2%を含有していた。
基質として用いた以外は実施例1を繰り返し、トリフエ
ニルメタントリスルフオン酸染料(Food Blue 2またはB
rilliant Blue FCF)を用いて青吸収色が生じた。生成
物は強い色強度を有し、青色の光沢を有する青吸収色着
色剤2%を含有していた。
基質として使用した以外は実施例1を繰り返し、2,2′
−[(9,10−ジヒドロ−9,10−ジオキソ−1,4−アンス
ラセンジイール)ジイミノ]ビス[5−メチルベンゼン
スルフオン酸](Acid Green 25)を使用して緑吸収色
を得た。この生成物は吸収色として2%緑を含有し緑干
渉色の光沢を有していた。
面に適当な色4%を被覆した。顔料250gに対して0.5%
染料1,000ml用い、20%AlCl3・6H2O溶液400mlを5%NaO
Hと同時に添加してpHを5.0に維持した。生成物は優れた
光沢を示す極めた輝いた外観を呈した。
薬を用いて、予想外に優れた品質の着色光沢顔料が得ら
れることを示したものである。
びジルコニウムの塩化物を用いた。
赤色染料4−(o−スルフオ−p−トリアゾ)−3−ヒ
ドロキシ−2−ナフトイック酸(DC Red 6)溶液中に分
散した。
%HClでpHを5.0に調整した。20%CaCl2・2H2O 50mlを
2.0ml/分の速度で撹拌しながら連続的に添加した。pHが
僅かに低下したので、数滴の塩基を添加して再度5.0に
戻した。添加完了後、この懸濁液をさらに30分間撹拌し
た。静置して濾過した。濾紙上の固形物を、濾液中に最
早塩素イオンが検出しなくなるまで水で洗浄した。120
℃で3時間、この固体を乾燥した。生成物は強いピンク
の吸収色を呈し、赤色の光沢を有した。この粉末は柔ら
かく平滑な感触を持っていた。
l使用した以外は実施例6を繰り返した。生成物は強力
なオレンジ吸収色を呈し、平滑な赤色の艶を持ってい
た。この粉末は極端に平滑で柔らかい感触を持ってい
た。
液50ml使用した以外は実施例6を繰り返した。生成物は
深い赤吸収色を呈し赤色光沢を持っていた。
ように変更した。
ように0.5%染料200ml中に分散した。50mlの蒸留水を添
加して顔料の20%懸濁液を調製した。1%HClを用いてp
Hを4.0に調整した。20%ZrCl4溶液20mlを0.5ml/分の速
度で5%NaOH溶液と同時に添加してpHを4.0に維持し
た。完全に添加した後、この懸濁液をさらに30分間撹拌
した。静置して濾過し、濾液中に最早塩素イオンが検出
しなくなるまで固形物を水で洗浄した。
沢を持つ赤吸収色を呈した。
説明するためのものである。
に分散した。次いで20%黄色染料(Tartrazine)2.0ml
を加えた。pHを7.0に調整した。30%AlCl3を4.0mlだけ1
0%NaOH溶液と同時に添加してpHを7.0に維持した。さら
に30分間撹拌した。静置して濾過し、固形物を水洗し12
0℃で乾燥した。生成物は赤色干渉光沢を持つ黄吸収色
を呈していた。同じ赤色反射二酸化チタンマイカ上に青
と緑の吸収色を得るために類似の方法を採用した。第2
表に2−色効果を有する生成物をまとめて示した。
用し、染料として第1表の赤(DC Red 6)、青(FDC Bl
ue 1)および緑(DC Green 5)を使用した以外は実施例
10を繰り返した。これらの2−色効果えを有する生成物
を第2表にまとめて示した。
染料として第1表の赤(DC Red 6)、黄色(FDC Yellow
5)および緑(DC Green 5)を使用した以外は実施例10
を繰り返した。第2表にこれらの2−色効果を有する生
成物を列挙した。
染料として第1表の赤(DC Red 6)、黄色(DC Yellow
5)および青(FDC Blue 1)を使用した以外は実施例10
を繰り返した。第2表にこれらの2−色効果を有する生
成物を列挙した。
Claims (17)
- 【請求項1】染料の吸着により着色された真珠光沢顔料
の製法において上記製法が、金属酸化物被覆基質からな
る真珠光沢顔料と染料との水性懸濁液を、アルミニウム
塩、ジルコニウム塩、カルシウム塩、バリウム塩および
ストロンチウム塩からなる群から選択されたレーキ試薬
とpH約4.5ないし約7において混合することにより金属
酸化物被覆基質上への染料の被覆を遂行する工程からな
る製法。 - 【請求項2】上記水性懸濁液中の真珠光沢顔料の濃度が
20ないし30重量%である、請求項1に記載の製法。 - 【請求項3】上記pHが約5である、請求項1に記載の製
法。 - 【請求項4】混合を室温で行う、請求項2に記載の製
法。 - 【請求項5】上記水性懸濁液が、上記顔料の重量基準で
0.5ないし6%の染料を含有してなる、請求項2に記載
の製法。 - 【請求項6】一定期間内に上記懸濁液中に添加する上記
レーキ試薬が加水分解性アルミニウム化合物であり、か
つ懸濁液のpHが約4.5ないし約7になるようにレーキ試
薬の初期添加速度を調節し、次いで懸濁液のpHが上記範
囲に維持されるようにレーキ試薬の添加速度を調節する
ことからなる、請求項2に記載の製法。 - 【請求項7】レーキ試薬が塩化アルミニウムであり、か
つ懸濁液のpHが約5になるようにこのレーキ試薬の初期
添加速度を調節することからなる、請求項6に記載の製
法。 - 【請求項8】レーキ試薬がジルコニウム塩であり、かつ
懸濁液のpHが約3ないし約4.5になるようにこのレーキ
試薬の初期添加速度を調節し、次いで懸濁液のpHが上記
範囲に維持されるようにレーキ試薬の添加速度を調節す
ることからなる、請求項2に記載の製法。 - 【請求項9】上記真珠光沢顔料と上記染料との色が異な
っている、請求項2に記載の製法。 - 【請求項10】アルミニウム塩、ジルコニウム塩、カル
シウム塩、バリウム塩およびストロンチウム塩からなる
群から選択されたレーキ試薬と、顔料の重量基準で1な
いし5重量%の染料を含有してなる上記懸濁液とをpH約
5ないし約7において混合することからなる、請求項9
に記載の製法。 - 【請求項11】金属酸化物被覆真珠光沢顔料粒子からな
り、その表面に不溶性の着色レーキとして固定化された
均一分散性吸着染料を有する、非ブリード性で非凝集性
の、染料の吸着により着色された真珠光沢顔料。 - 【請求項12】上記真珠光沢顔料が酸化チタン被覆マイ
カからなる、請求項11に記載の着色された真珠光沢顔
料。 - 【請求項13】上記着色レーキが、アルミニウム塩、ジ
ルコニウム塩、カルシウム塩、バリウム塩およびストロ
ンチウム塩からなる群から選択されたレーキ試薬を用い
てレーキ化された着色レーキである、請求項12に記載の
着色された真珠光沢顔料。 - 【請求項14】上記染料が、上記顔料の重量基準で0.5
ないし6%の量で存在してなる、請求項13に記載の着色
された真珠光沢顔料。 - 【請求項15】上記着色レーキが、水酸化アルミニウム
を含有してなる、請求項14に記載の着色された真珠光沢
顔料。 - 【請求項16】上記真珠光沢顔料と上記染料との色が異
なっている、請求項15に記載の着色された真珠光沢顔
料。 - 【請求項17】上記染料が、上記顔料の重量基準で1な
いし5%の量で存在してなる、請求項16に記載の着色さ
れた真珠光沢顔料。
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