JP2652865B2 - 窒素アルミニウム質フォーム - Google Patents
窒素アルミニウム質フォームInfo
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- JP2652865B2 JP2652865B2 JP63004682A JP468288A JP2652865B2 JP 2652865 B2 JP2652865 B2 JP 2652865B2 JP 63004682 A JP63004682 A JP 63004682A JP 468288 A JP468288 A JP 468288A JP 2652865 B2 JP2652865 B2 JP 2652865B2
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- JP
- Japan
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- foam
- carbon substrate
- heat
- present
- aluminum foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/5053—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials non-oxide ceramics
- C04B41/5062—Borides, Nitrides or Silicides
- C04B41/5063—Aluminium nitride
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ヒーターやフィルターとして用いること
ができる窒化アルミニウム質フォームに関する。
ができる窒化アルミニウム質フォームに関する。
従来の技術 たとえば金属溶湯中に介在する金属酸化物を除去する
には3次元骨格構造のフォームが使われる。このフォー
ムに使用される材質としてはコージェライト,アルミ
ナ,炭化珪素があげられるが、特に炭化珪素は高温での
使用が可能であるので最近多く用いられてきた。
には3次元骨格構造のフォームが使われる。このフォー
ムに使用される材質としてはコージェライト,アルミ
ナ,炭化珪素があげられるが、特に炭化珪素は高温での
使用が可能であるので最近多く用いられてきた。
発明が解決しようとする問題点 しかし炭化珪素のフォームは、金属溶湯にぬれ易く、
耐蝕性に劣るので長時間の使用ができなかった。
耐蝕性に劣るので長時間の使用ができなかった。
この発明は、金属溶湯のフィルターとして長時間使用
できるばかりでなく、さらに流体加熱用ヒーターとして
も使用できる窒化アルミニウム質フォームを提供するこ
とを目的とする。
できるばかりでなく、さらに流体加熱用ヒーターとして
も使用できる窒化アルミニウム質フォームを提供するこ
とを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、3次元骨格構造であるカーボン基材にAlを
コーティングしかつ窒素雰囲気で熱処理されたことを特
徴とする窒化アルミニウム質フォームを要旨としてい
る。
コーティングしかつ窒素雰囲気で熱処理されたことを特
徴とする窒化アルミニウム質フォームを要旨としてい
る。
本発明では、窒化アルミニウム質フォームは、3次元
骨格構造であるカーボン基材からなる。このカーボン基
材はAlをコーティングし窒素雰囲気で熱処理したもので
ある。
骨格構造であるカーボン基材からなる。このカーボン基
材はAlをコーティングし窒素雰囲気で熱処理したもので
ある。
本発明において、好ましくはカーボン基材はその空隙
率が90〜99%でその平均気孔径が0.1〜5mmである。空隙
率が90%より小さいと、溶融アルミニウム中の介在物の
除去の際、目詰りをおこしやすいので、好ましくない。
さらに空隙率が99%より大きいと、目が粗いため、介在
物の除去効率が悪く、フォーカス自体の強度も弱くなる
ので、好ましくない。
率が90〜99%でその平均気孔径が0.1〜5mmである。空隙
率が90%より小さいと、溶融アルミニウム中の介在物の
除去の際、目詰りをおこしやすいので、好ましくない。
さらに空隙率が99%より大きいと、目が粗いため、介在
物の除去効率が悪く、フォーカス自体の強度も弱くなる
ので、好ましくない。
また、平均気孔径が0.1mmより小さいと、目詰りの点
で好ましくない。さらに平均気孔径が5mmより大きい
と、介在物の除去効率が悪い点で好ましくない。
で好ましくない。さらに平均気孔径が5mmより大きい
と、介在物の除去効率が悪い点で好ましくない。
本発明においては、カーボン基材にAlがコーティング
され、窒素雰囲気で熱処理されているので、Alが窒化さ
れて、カーボン基材には結果的にAlNコーティング膜が
形成される。熱伝導性および耐久性の優れたAlN層があ
ると、たとえば鋳鉄のような金属溶湯中に介在する金属
酸化物を除去するとき、高温であってもカーボン基材は
AlNにより守られて長時間使用できるのである。しか
も、熱処理によってAlNとカーボン基材の密着性が向上
し、AlNコーティング層の剥離が防止され、カーボン基
材自体は耐スポーリング性に優れているため、高温でも
長時間使用できる。
され、窒素雰囲気で熱処理されているので、Alが窒化さ
れて、カーボン基材には結果的にAlNコーティング膜が
形成される。熱伝導性および耐久性の優れたAlN層があ
ると、たとえば鋳鉄のような金属溶湯中に介在する金属
酸化物を除去するとき、高温であってもカーボン基材は
AlNにより守られて長時間使用できるのである。しか
も、熱処理によってAlNとカーボン基材の密着性が向上
し、AlNコーティング層の剥離が防止され、カーボン基
材自体は耐スポーリング性に優れているため、高温でも
長時間使用できる。
実 施 例 カーボン基材からなるフォームは、たとえば溶融アル
ミニウム中の介在物除去用のフィルタとして用いること
ができる。このカーボン基材の空隙率は95%であり、平
均気孔径2.5mmである。カーボン基材はAlのコーティン
グが成されてかつ窒素雰囲気で熱処理されたものであ
る。
ミニウム中の介在物除去用のフィルタとして用いること
ができる。このカーボン基材の空隙率は95%であり、平
均気孔径2.5mmである。カーボン基材はAlのコーティン
グが成されてかつ窒素雰囲気で熱処理されたものであ
る。
上述のフォームは次のようにして作る。
3次骨格構造のポーラスな軟質のウレタンに樹脂(た
とえばフルフリルアルコール)付着させ、この樹脂をウ
レタンの穴に入れこむ。そのあと重縮合させて樹脂を硬
化後、非酸化性雰囲気(たとえば窒素雰囲気)において
950℃で焼成する。この焼成によりウレタンは炭化して
焼失し、前記樹脂は3次元骨格構造のカーボン基材とな
る。
とえばフルフリルアルコール)付着させ、この樹脂をウ
レタンの穴に入れこむ。そのあと重縮合させて樹脂を硬
化後、非酸化性雰囲気(たとえば窒素雰囲気)において
950℃で焼成する。この焼成によりウレタンは炭化して
焼失し、前記樹脂は3次元骨格構造のカーボン基材とな
る。
このカーボン基材にAl層を例えば周知の蒸着方法によ
りコーティングする。このときの層厚は、たとえば100
μmである。そしてそれを窒素雰囲気で処理する。
りコーティングする。このときの層厚は、たとえば100
μmである。そしてそれを窒素雰囲気で処理する。
この発明の窒化アルミニウム質フォームは、つぎのよ
うにしてヒーターとして用いることがてきる。
うにしてヒーターとして用いることがてきる。
たとえば、セラミックの筒体の周壁部分に発熱性導電
体を埋めこむ。この筒体の内空部には本発明の実施例の
フォームを装入してフォームに対して発熱導電体が熱を
伝える。高温となったフォームには流体を通して、流体
を加熱してガス化することができる。
体を埋めこむ。この筒体の内空部には本発明の実施例の
フォームを装入してフォームに対して発熱導電体が熱を
伝える。高温となったフォームには流体を通して、流体
を加熱してガス化することができる。
この発明のフォームは、AlN膜がコーティングされて
いるため、炭素などに比べて熱伝導が大きい。
いるため、炭素などに比べて熱伝導が大きい。
この発明のフォームは、たとえばエンジンの吸気ガス
の加熱用ヒーターやヘアドライヤーのヒーターあるいは
温風ヒーターなどとし広く用いることができる。
の加熱用ヒーターやヘアドライヤーのヒーターあるいは
温風ヒーターなどとし広く用いることができる。
発明の効果 以上説明したように、高温でもフィルターとして長時
間使用でき、金属溶湯の介在物(不純物)の除去を効率
よく行える。また、流体をガス化するヒーターとしても
用いることができる。
間使用でき、金属溶湯の介在物(不純物)の除去を効率
よく行える。また、流体をガス化するヒーターとしても
用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 泰実 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番 地 東芝セラミックス株式会社小国製造 所内 (72)発明者 笠原 雅寿 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番 地 東芝セラミックス株式会社小国製造 所内 (56)参考文献 特開 昭58−151382(JP,A) 特開 昭47−19164(JP,A) 特開 昭61−186211(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】3次元骨格構造であるカーボン基材にAlを
コーティングしかつ窒素雰囲気で熱処理されたことを特
徴とする窒化アルミニウム質フォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63004682A JP2652865B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 窒素アルミニウム質フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63004682A JP2652865B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 窒素アルミニウム質フォーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01183485A JPH01183485A (ja) | 1989-07-21 |
JP2652865B2 true JP2652865B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=11590663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63004682A Expired - Fee Related JP2652865B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 窒素アルミニウム質フォーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652865B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2311810A1 (en) * | 1997-11-28 | 1999-06-10 | Steven Ray | Molten metal filtration |
WO2019070767A1 (en) * | 2017-10-02 | 2019-04-11 | Cellmobility, Inc. | PROCESS FOR PRODUCING ALUMINUM NITRIDE FOAM |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151382A (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-08 | 株式会社ブリヂストン | 多孔セラミツク構造物 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP63004682A patent/JP2652865B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01183485A (ja) | 1989-07-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |