JP2651405B2 - 導電性接触子 - Google Patents

導電性接触子

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JP2651405B2
JP2651405B2 JP1054185A JP5418589A JP2651405B2 JP 2651405 B2 JP2651405 B2 JP 2651405B2 JP 1054185 A JP1054185 A JP 1054185A JP 5418589 A JP5418589 A JP 5418589A JP 2651405 B2 JP2651405 B2 JP 2651405B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] <産業上の利用分野> 本発明は、電気的プローブの先端として用いるのに適
する導電性接触子に関し、特に、半導体、コンピュー
タ、通信機などの自動検査装置に於て、多数のプローブ
をロボットのアーム等に装着し、多数の点を同時に検査
するのに適する導電性接触子に関する。
<従来の技術> 一般に、プリント基板や電子素子などの電気的検査を
行うためのプローブが知られているが、特に、半導体、
コンピュータ、通信機等の高周波信号を検査するための
プローブの先端として用いるのに適する導電性接触子に
は、内部抵抗による悪影響を及ぼさないものを用いる必
要がある。
例えば、第4図に示される公知形式の導電性接触子21
に於て、支持板22に貫通状態に固着された筒状体をなす
ホルダ23内には、導電性針状体24が軸線方向に往復動自
在に受容されている。針状体24は、両端部に大径部を有
するくびれた形状をなしており、そのくびれ部に、ホル
ダ23の中間部に周方向に環状をなすように内向きにかし
められたかしめ部を係合させることにより、抜け止めさ
れている。
ホルダ23の図に於ける上部の底壁部と針状体24の基端
部との間には圧縮コイルばね25が同軸的に設けられてお
り、針状体24の先端を図示されない被測定部としての例
えばプリント基板からなる検査対象に接触させた後、更
に支持板22を所定量押し下げることにより、ばね力をも
って針状体24を確実に接触させることができる。また、
ホルダ23の底壁部には、被測定部から接触子21により取
出した検出信号を図示されない測定回路に伝送するため
の信号ケーブルとしての導電性ワイヤ26が接続されてい
る。
上記構造によると、導電性ワイヤ26と針状体24とが、
圧縮コイルばね23を介して互いに電気的に接続されてい
るため、それぞれの接触部を介して検出信号が伝送され
ることとなる。従って、前記した安定した内部抵抗を得
るためには、接触部に接触抵抗が低くなるような表面処
理加工するなど、製造コストが高騰するという問題があ
った。
<発明が解決しようとする課題> このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目
的は、簡単な構造により、検出信号に対する各特性に悪
影響及ぼすことのなく伝送可能な改良された導電性接触
子を提供することにある。
[発明の構成] <課題を解決するための手段> このような目的は、本発明によれば、導電性針状体
と、前記針状体を被測定部に接触させることにより取出
した信号を外部回路に伝送するための導電性ワイヤとを
有する導電性接触子であって、前記針状体が、ホルダに
同軸的に出没自在に受容された前記導電性ワイヤの一端
部からなり、かつ前記導電性ワイヤの他端部が前記ホル
ダから延出されて前記外部回路に直接接続され、前記導
電性ワイヤの前記一端部に圧縮コイルばねが巻装され、
前記圧縮コイルばねが、前記ホルダ内に概ね受容されて
いると共にその一端を前記導電性ワイヤの突出端部に固
着されかつ他端を前記ホルダに設けられた半径方向内向
きの係止部に軸線方向に衝当状態に係止されていること
を特徴とする導電性接触子を提供することにより達成さ
れる。
<作用> このようにすれば、針状体としての導電性ワイヤの一
端部が圧縮コイルばねを介してホルダ内に受容されてい
ることから、ワイヤを極細にしても弾発力によりたわむ
ことなくホルダに対して出没運動させることができると
共に、導電性針状体と導電性ワイヤとが一体化され、外
部回路に至るまでの伝送路中にコネクタなどの接続部が
ないため、針状体から外部回路に至る伝送路中の電気的
抵抗が安定化して、検出信号に対する各特性に悪影響を
及ぼすことなく検出信号を安定して伝送することができ
る。
<実施例> 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳し
く説明する。
第1図は、本発明に基づく導電性接触子1の一実施例
を示す。図示省略された自動検査装置の一部をなす絶縁
基板2には、下端部を没入状態に固着された筒状体14
が、基板2の図に於ける上面側に立設するように設けら
れており、筒状体14内には、基板2の下方から挿入され
た円筒状ホルダ3が、その下端部を基板2から下方に向
けて突出させるように同軸的に固設されている。なお、
これら筒状体14及びホルタ3は、例えば金めっきされた
洋白製であると良い。
ホルダ3内には、導電性接触子1としての導電性ワイ
ヤ4の一端部4aが軸線方向に貫通状態にかつ出没自在に
受容されており、その先端17が、被測定部としての例え
ばプリント基板10からなる検査対象に的確に当接し得る
ように尖鋭にされていると共に、ホルダ3の一方の開口
端3aから図の下方に向けて突出している。導電性ワイヤ
4の上記一端部4aとは相反する他端部が、外部回路とし
ての測定回路16に電気的に接続されている。この導電性
ワイヤ4は、固有抵抗が小さくかつ高い硬度を有する例
えばタングステン材からなると良い。
導電性ワイヤ4の先端17の近傍部分には、例えばニッ
ケルめっき線を密着巻きしたコイル状の抜止め部材15
が、ろう付け(軟ろう付け及び硬ろう付けを含む)、接
着剤、溶接等により固着されている。また、ホルダ3の
図に於ける上端側近傍の内周面には、その外周面を例え
ば半径方向内向きにかしめることにより、周方向に環状
をなす突条係止部11が設けられている。
導電性ワイヤ4の一端部4aには、係止部11と抜止め部
材15との間にて、例えばニッケルめっき線からなる圧縮
コイルばね5が巻回されている。このコイルばね5の一
端部6が抜止め部材15に係合し、他端部7が係止部11に
係合して、導電性ワイヤ4の先端17を、ホルダ3の図に
於ける下側開口端3aから弾発的に突出させるようにして
いる。また、導電性ワイヤ4のホルダ3の上部に対応す
る部分には、その外周面に巻着された密着巻きばね12
が、上記抜止め部材15と同様にろう付け、或いはかしめ
等により固着されており、第1図に示されるように、圧
縮コイルばね5の付勢力に抗して、係止部11に密着巻き
ばね12が当接するようにされている。従って、導電性ワ
イヤ4の一端部4aが所定の初期荷重を加えられて保持さ
れている。
本実施例によれば、導電性ワイヤ4の一端部4aが、前
記したように所定の初期荷重を加えられて保持されてい
ることから、その先端17の初期位置が安定化するため、
被測定部に的確に当接させることができる。導電性ワイ
ヤ4の先端4aをプリント基板10に押付けると、圧縮コイ
ルばね5が、第2図に示されるように圧縮され、針状体
4とプリント基板10との間の電気的接触が、充分な押付
け荷重力をもって確保される。
このように、被測定部に接触させるための導電性針状
体から測定回路16に至るまでの信号伝送路に接触部がな
いことから、導電性ワイヤ4の内部抵抗のみのため、従
来形式のように伝送路中に接触導通部を有するものに比
べ、電気的抵抗が安定化する。
また、本実施例によれば、圧縮コイルばね5が、導電
性ワイヤ4の一端部4aに概ね全長に亘って巻回されてい
ることから、圧縮コイルばね5の全長が比較的長く、そ
の変形ストローク長が長いため、素線径及び外径の比較
的小さなコイルばねを用いても充分なばね力を確保する
ことができる。更に、導電性ワイヤ4の一端部4aが、接
触子の導電性針状体に相当するほぼ全長に亘って圧縮コ
イルばね5を介してホルダ3により受容されているた
め、比較的小径の導電性ワイヤ4を用いても、その剛性
が損われることがない。従って、接触子1を、比較的狭
い部分に突入させ得るように小径化することが可能とな
る。また、導電性ワイヤ4の一端部4aを、抜止め用に従
来形式の導電性針状体のようにくびれ形状に加工してい
ないため、製造工数を削減することができる。
第3図は本発明の第2の実施例を示すもので、前記実
施例に対応する部分には同一の符号を付してその詳しい
説明を省略する。この第2の実施例に於ては、基板2に
はホルダ3が貫通状態に固着されている。導電性ワイヤ
4の先端17の近傍部分には、前記実施例の抜止め部材15
の代わりに圧縮コイルばね5の一端部6が、巻着され
て、かつ前記実施例と同様にろう付け、接着剤、溶接な
どにより固着されている。場合によっては、前記圧縮コ
イルばね5の一端部6を巻着するのみをもって固着する
こともできる。また、導電性ワイヤ4の一端部4aには、
前記実施例の密着巻きばね12の代わりにパイプ13が固着
されており、図に示されるように、パイプ13が係止部11
に当接して、前記実施例と同様に初期荷重力を加えられ
た状態に導電性ワイヤ4の一端部4aが保持される。この
第2の実施例によれば、抜止め部材15を設けないことか
ら部品点数を減らすことができる。
[発明の効果] このように本発明によれば、簡単な構造により、プロ
ーブの導電性接触子に於いて、圧縮コイルばねの弾発力
によりたわむことを防止でき、針状体を導電性ワイヤを
用いて極細にし得ることから、被測定部の高密度化に対
応可能である。また、被測定部に接触する部分から外部
回路に至る信号伝送路に、接触導通部をなくすことがで
きるため、信号伝送路の電気的抵抗が安定化し、検出信
号に対する各特性を安定化させて信号を伝送することが
でき、その効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明に基づく導電性接触子の第
1の実施例を示す一部破断側面図である。 第3図は、本発明の第2の実施例を示す図である。 第4図は、従来の実施例を示す一部破断側面図である。 1……接触子、2……基板 3……ホルダ、3a……開口端 4……針状体、4a……一端部 5……圧縮コイルばね、6、7……端部 10……プリント基板、11……係止部 12……密着巻きばね、13……パイプ 14……筒状体、15……抜止め部材 21……接触子、22……支持板 23……ホルダ、24……針状体 25……圧縮コイルばね、26……導電性ワイヤ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性針状体と、前記針状体を被測定部に
    接触させることにより取出した信号を外部回路に伝送す
    るための導電性ワイヤとを有する導電性接触子であっ
    て、 前記針状体が、ホルダに同軸的に出没自在に受容された
    前記導電性ワイヤの一端部からなり、かつ前記導電性ワ
    イヤの他端部が前記ホルダから延出されて前記外部回路
    に直接接続され、前記導電性ワイヤの前記一端部に圧縮
    コイルばねが巻装され、前記圧縮コイルばねが、前記ホ
    ルダ内に概ね受容されていると共にその一端を前記導電
    性ワイヤの突出端部に固着されかつ他端を前記ホルダに
    設けられた半径方向内向きの係止部に軸線方向に衝当状
    態に係止されていることを特徴とする導電性接触子。
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