JP2001004659A - 測定用同軸型プローブ - Google Patents

測定用同軸型プローブ

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JP2001004659A
JP2001004659A JP11170778A JP17077899A JP2001004659A JP 2001004659 A JP2001004659 A JP 2001004659A JP 11170778 A JP11170778 A JP 11170778A JP 17077899 A JP17077899 A JP 17077899A JP 2001004659 A JP2001004659 A JP 2001004659A
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coaxial
end side
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JP11170778A
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Izumi Suga
泉 須賀
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Yokowo Co Ltd
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Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子部品が搭載された回路基板に当接させ、測
定端子から回路基板などの表面に信号ラインが引き回さ
れていても、また回路基板の表面に測定端子が密に配設
されていても、これを検査測定できる測定用同軸型プロ
ーブを提供する。 【解決手段】プランジャ10dを軸方向に摺動自在でし
かも抜け出ないようにして先端側の突出方向に弾性付勢
するスプリングコネクタ10の外周に、絶縁スリーブ1
2を介して同軸状に円筒状の外側プローブ18を配設
し、この外側プローブ18の先端縁の一部分を先端側に
突出して突起部18aを設ける。プランジャ10dおよ
び突起部18aの先端を、回路基板の測定端子とアース
端子にそれぞれ点状で当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品が搭載さ
れた回路基板などの被測定物に当接させて、これを検査
するのに用いる測定用同軸型プローブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】出願人は、先に実公平6−45258号
に示される測定用同軸型プローブを提案している。この
測定用同軸型プローブは、先端側の突出方向に弾性付勢
されたプランジャを有するスプリングコネクタをセンタ
ープローブとし、これに絶縁スリーブを介して同軸状に
導電性金属からなる円筒状の外側プローブが配設された
ものである。そして、プランジャの先端と外側プローブ
の先端側の円状の端縁とが、被測定物としての回路基板
などの測定端子とアース端子にそれぞれ当接されて、回
路基板などに対して適宜な測定がなされる。スプリング
コネクタを中心導体とし外側プローブを外側導体とする
同軸構造が構成されることは勿論である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとき従来の測
定用同軸型プローブは、外側プローブの先端側の端縁は
円状であり、この円状全体がプランジャとともに回路基
板に当接される。そこで、プランジャが当接されるべき
測定端子から回路基板の表面に信号ラインが引き回して
配設されていると、外側プローブもこの信号ラインに当
接し、回路基板の測定ができないという不具合があっ
た。また、測定端子が密に配設されているならば、外側
プローブが不必要に他の測定端子に当接され、やはり回
路基板の測定ができないという不具合があった。
【0004】本発明は、上述の従来技術を改善するため
になされたもので、測定端子から回路基板などの表面に
信号ラインが引き回されていても、これを測定できる測
定用同軸型プローブを提供することを目的とする。ま
た、回路基板などの表面に測定端子が密に配設されてい
てもこれを測定できる測定用同軸型プローブを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の測定用同軸型プローブは 、プランジャ
を軸方向に摺動自在でしかも抜け出ないようにして先端
側の突出方向に弾性付勢するスプリングコネクタからな
るセンタープローブに、絶縁スリーブを介して同軸状に
円筒状の外側プローブを配設し、この外側プローブの先
端縁の一部分を先端側に突出して突起部を設け、前記プ
ランジャおよび前記突起部の先端が被測定物に当接する
ように構成されている。
【0006】そして、前記スプリングコネクタの両端部
を除くほぼ全長にわたり前記絶縁スリーブを設け、この
絶縁スリーブの外側に導電性のアウターチューブを被
せ、このアウターチューブの先端側部分に導電性で筒状
のストッパ部材を固定するとともに電気的接続し、この
ストッパ部材の基端側の端部にフランジを設け、前記外
側プローブを前記ストッパ部材に先端側から着脱自在に
嵌合配設するとともに電気的接続し、さらに前記フラン
ジで前記外側プローブを所定位置で基端側方向への移動
を規制するように構成しても良い。
【0007】また、前記スプリングコネクタの両端部を
除くほぼ全長にわたり前記絶縁スリーブを設け、この絶
縁スリーブの外側に導電性のアウターチューブを被せ、
このアウターチューブの先端側部分に前記外側プローブ
を所定位置で基端側への移動を規制して先端側から着脱
自在に嵌合配設するとともに電気的接続して構成するこ
ともできる。
【0008】さらに、前記外側プローブの内周に径方向
に弾性変形できる導電性のバネを設け、このバネの弾力
により前記ストッパ部材または前記アウターチューブに
前記外側プローブを固定するとともに電気的接続して構
成することもできる。
【0009】またさらに、前記ストッパ部材のフランジ
に軸方向に切り欠き部を設け、前記外側プローブの基端
側の端縁の一部分に前記切り欠き部に嵌合挿入できる挿
入突起部を設け、この挿入突起部を前記切り欠き部に嵌
合することで、前記外側プローブを軸回りに回転しない
ように構成することもできる。
【0010】そしてさらに、前記アウターチューブの外
周に軸回りに膨大部を設け、この膨大部で前記外側プロ
ーブを所定位置で基端側方向への移動を規制するように
構成することもできる。
【0011】そしてまた、前記外側プローブの先端部内
周をアウターチューブより径を小さくして段差部を設
け、この段差部を前記アウターチューブの先端に当接さ
せて前記外側プローブを所定位置で基端側方向への移動
を規制するように構成することもできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図7を参照して説明する。図1は、本発明の測定
用同軸型プローブの第1実施例の縦断面図である。図2
は、図1における外側プローブを示し、(a)は左側面
図であり、(b)は正面図であり、(c)は底面図であ
る。図3は、図1におけるストッパ部材を示し、(a)
は左側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は底
面図である。図4は、図1におけるスプリングコネクタ
の一例の縦断面図である。図5は、回路基板の表面に設
けられた測定端子と信号ラインおよびアース端子の一例
を示す図である。図6は、本発明の測定用同軸型プロー
ブがX−Yユニットのアームに固定されてX軸とY軸方
向の移動制御と測定端子に当接させるためのZ軸方向の
移動制御およびZ軸の軸回りに回転制御されることを示
す図である。図7は、回路基板の表面に設けられた測定
端子とアース端子にプランジャおよび突起部を当接させ
た状態を示す先端部の縦断面図である。
【0013】図において、センタープローブとしてのス
プリングコネクタ10の一例は、図4に示されるごと
く、導電性金属チューブ10aの基端側に固定プランジ
ャ10bがカシメなどにより固定されるとともに電気的
接続され、導電性金属チューブ10aの先端側開口から
スプリングコイル10cが挿入縮設され、さらにプラン
ジャ10dが軸方向に摺動自在に挿入されて、導電性金
属チューブ10aの先端開口縁がカシメられて狭搾部が
形成される。そして、プランジャ10dは、導電性金属
チューブ10aから抜け出さずに軸方向に摺動自在であ
り、しかも先端側の突出方向に弾性付勢される。
【0014】このスプリングコネクタ10の外側に、両
端部の固定プランジャ10bとプランジャ10dを除く
ほぼ全長にわたり樹脂材などからなる絶縁スリーブ12
が圧入などにより嵌合固定される。さらに、この絶縁ス
リーブ12の外側に導電性金属からなるアウターチュー
ブ14が被せられ、このアウターチューブ14の両端が
カシメられて絶縁スリーブ12に固定される。そして、
アウターチューブ14の先端部分に筒状の導電性のスト
ッパ部材16が嵌合され、さらに半田付けにより固定さ
れるとともに電気的接続がなされる。このストッパ部材
16は、図3に示されるごとく、その基端側の端部にフ
ランジ16aが設けられ、そのフランジ16aに軸方向
の切り欠き部16bが設けられる。
【0015】さらに、このストッパ部材16に先端側か
ら筒状で導電性の外側プローブ18が着脱自在に嵌合さ
れ、ストッパ部材16のフランジ16aにより所定位置
で基端側方向への移動が規制される。そして、この外側
プローブ18は、図2に示されるごとく、先端側の端縁
の一部分が先端側に突出されて突起部18aが形成され
る。また、内周壁には、凹部18bが形成され、この凹
部18bに鼓状で径方向に弾性変形するとともに導電性
を有するバネ20が配設される。さらに、外側プローブ
18の基端側の端縁の一部分が突出され、ストッパ部材
16のフランジ16aの切り欠き部16bに挿入嵌合で
きる挿入突起部18cが形成される。なお、外側プロー
ブ18の外周中間部に軸回りの凸部18dが設けられて
いて、これを着脱させる際に把持し易くされている。ま
た、外側プローブ18の先端部の内周は、アウターチュ
ーブ14より小径でしかもプランジャ10dが軸方向に
移動自在とされて段差部18eが形成され、この段差部
18eがアウターチューブ14の先端に当接されて、外
側プローブ18が所定位置で基端側方向への移動が規制
されるようにしても良い。
【0016】また、アウターチューブ14の基端側に
は、同軸コネクタ22が半田付けにより固定されるとと
もに電気的接続がなされ、スプリングコネクタ10およ
びアウターチューブ14による同軸構造が適宜に同軸ケ
ーブルに電気的接続されるように構成されている。
【0017】さらに、アウターチューブ14の外周中間
部で適宜な位置に、絶縁材からなるホルダー24が固定
される。このホルダー24を図示しないX−Yユニット
のアームで把持させて、図6に示されるごとく、回路基
板26の適宜なX−Y位置に移動制御させるとともに、
Z軸回りに回転制御させて外側プローブ18の突起部1
8aの位置を適正な姿勢とし、さらにZ軸方向に移動制
御させて、図7に示されるごとく、回路基板26の表面
に設けられた測定端子28にプランジャ10dを弾接さ
せるとともに、アース端子30に突起部18aを当接さ
せる。
【0018】被測定物としての回路基板26の表面に
は、図5に示されるごとく、測定端子28、28が設け
られ、この測定端子28、28から信号ライン28a、
28aが回路基板26の表面に引き回されて配設され、
さらに測定端子28、28から距離pの位置にアース端
子30が設けられている。
【0019】かかる構成において、本発明の測定用同軸
型プローブは、X−Yユニットのアームに把持されて回
路基板26の適宜な位置に移動制御され、図7に示され
るごとく、1つの測定端子28にプランジャ10dが弾
接され、対応するアース端子30に外側プローブ18の
突起部18aが当接されて、同軸構造の本発明プローブ
を介してテスターなどの測定装置に同軸ケーブルにより
電気的接続される。ここで、外側プローブ18は、その
先端縁の一部分の突起部18aで点状に回路基板26の
アース端子30に当接するので、回路基板26の表面に
信号ライン28a、28aなどが引き回して配設されて
いても、これに当接するようなことがない。また、測定
端子28、28が密に配設されていても、不必要な測定
端子28、28に外側プローブ18が当接するようなこ
ともない。そして、外側プローブ18は、バネ20の弾
力で固定されており、容易に着脱できるので、容易に交
換することができる。そこで、予め、軸心から突起部1
8aまでの距離pを種種の寸法とした外側プローブ18
を形成しておけば、回路基板26の測定端子28とアー
ス端子30の距離pに応じて適宜な外側プローブ18を
選択して装着することで、様々な回路基板26に対応す
ることができる。ここで、外側プローブ18の外周中間
部に設けた凸部18dにより、アームで外側プローブ1
8をZ軸方向に滑らずに把持することができ、交換が容
易である。
【0020】次に、本発明の第2実施例を図8を参照し
て説明する。図8は、本発明の測定用同軸型プローブの
第2実施例の先端側の要部縦断面図である。図8におい
て、図1と同じまたは均等な部材には、同じ符号を付け
て重複する説明を省略する。
【0021】図8の第2実施例にあっては、アウターチ
ューブ14の先端側外周に軸回りの膨大部14aが形成
される。そして、第1実施例におけるストッパ部材16
が設けられておらず、アウターチューブ14の先端側に
直接に外側プローブ18が先端側から着脱自在に嵌合配
設され、アウターチューブ膨大部14aにより所定位置
で基端側方向への移動が規制される。この外側プローブ
18は、バネ20によりアウターチューブ14に固定さ
れるとともに電気的接続されることは、第1実施例と同
様である。また、図示していないが、膨大部14aに軸
方向に切り欠き部を設け、この切り欠き部に挿入嵌合し
得るように外側プローブ18の基端側の端縁の一部分に
挿入突起部を設けて、外側プローブ18が軸回りに回転
しないようにしても良い。
【0022】かかる構成にあっては、第1実施例よりも
部品点数が少なく、より構造が簡単である。また、部品
点数が少ない分だけ、先端側の外径を小さなものとする
ことができる。そこで、測定端子28とアース端子30
の距離pがより短い回路基板26に対応した測定用同軸
型プローブを構成するのに好都合である。
【0023】さらに、本発明の第3実施例を図9を参照
して説明する。図9は、本発明の測定用同軸型プローブ
の第3実施例の先端側の要部縦断面図である。図9にお
いて、図1と同じまたは均等な部材には、同じ符号を付
けて重複する説明を省略する。
【0024】図9の第3実施例にあっては、第1実施例
におけるストッパ部材16が設けられておらず、アウタ
ーチューブ14の先端側に直接に外側プローブ18が先
端側から着脱自在に嵌合配設される。この外側プローブ
18は、その先端部の内周がアウターチューブ14より
小径であるとともにプランジャ10dが自由に軸方向に
移動できるようにして、段差部18eが形成される。そ
こで、この段差部18eがアウターチューブ14の先端
に当接して、外側プローブ18は所定位置で基端側方向
への移動が規制される。この外側プローブ18は、バネ
20によりアウターチューブ14に固定されるとともに
電気的接続されることは、第1実施例および第2実施例
と同様である。また、図示していないが、アウターチュ
ーブ14および絶縁スリーブ12の先端側外周に適宜に
凹部を形成し、この凹部に挿入嵌合できる凸部を外側プ
ローブ18の先端部の内周面に形成することで、アウタ
ーチューブ14に対して外側プローブ18を軸回りに回
転しないようにすることもできる。
【0025】かかる構成にあっては、第2実施例と同様
に、部品点数が少なく構造が簡単である。また、部品点
数が少ない分だけ、先端側の外径を小さなものとするこ
とができる。
【0026】なお、センタープローブとしてのスプリン
グコネクタ10は、図4に示された実施例に限られず、
プランジャ10dが軸方向に摺動自在でしかも抜け出さ
ずに先端側の突出方向に弾性付勢され、測定端子28に
弾接して、適宜な構造によりこれがテスターなどに電気
的接続されるならば、いかなる構造であっても良い。ま
た、上記実施例では、外側プローブ18は突出方向に弾
性付勢されておらず、X−YユニットのアームによりZ
軸方向の当接力が適宜に設定されるように構成されてい
るが、外側プローブ18もプランジャ10dと同様に軸
方向に摺動自在でしかも抜け出さずに先端側の突出方向
に弾性付勢されていても良い。かかる構造の一例とし
て、外側プローブ18の段差部18eとアウターチュー
ブ14の先端との間にコイルバネを縮設しても良い。こ
こで、外側プローブ18が適宜に抜け出さないように構
成することは勿論である。
【0027】また、本発明の測定用同軸型プローブを同
軸ケーブルに着脱自在に電気的接続するための同軸コネ
クタ22は、上記実施例の構造に限られず、いかなる構
造の同軸コネクタであっても良い。
【0028】さらに、上記実施例では、軸心と外側プロ
ーブ18の突起部18aの間の距離pを容易に変更する
ために、外側プローブ18を着脱自在とし、この外側プ
ローブ18を交換するようになされている。しかるに、
これに限られず、外側プローブ18がアウターチューブ
14に固定された測定用同軸プローブを形成し、軸心と
外側プローブ18の突起部18aの距離pが種種の寸法
で形成したものを予め準備し、回路基板26の測定端子
28とアース端子30の距離pに応じて、測定用同軸型
プローブ全体を交換するようにしても良い。
【0029】そしてまた、外側プローブ18をストッパ
部材16またはアウターチューブ14に着脱自在に固定
するバネ20の構造は、上記実施例のものに限られず、
クリック機構などで外側プローブ18が固定されるよう
にしても良い。
【0030】そしてさらに、プランジャ10dと突起部
18aが当接される被測定物は、回路基板26に限られ
ず、一平面上に測定端子28、28とアース端子30が
設けられたいかなるものにも適用できることは容易に理
解されるであろう。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の測定用同
軸型プローブは構成されているので、以下のごとき格別
な効果を奏する。
【0032】請求項1記載の測定用同軸型プローブにあ
っては、センタープローブと円筒状の外側プローブで同
軸構造を形成するものであるが、被測定物にはセンター
プローブのプランジャと外側プローブの点状の突起部の
2点が当接し、被測定物の表面に測定端子から信号ライ
ンが引き回されて配設されていてもこれに外側プローブ
が当接することがなく、適切に被測定物の測定がなし得
る。また、測定端子が密に配設されていても、所望の測
定端子とアース端子30に適宜にプランジャと突起部を
当接することで、不必要な測定端子に外側プローブが当
接するようなことがない。
【0033】請求項2または3記載の測定用同軸型プロ
ーブにあっては、請求項1と同様な効果が得られるとと
もに、外側プローブが着脱自在であるので、予め軸心と
突起部の距離を種種な寸法で外側プローブを形成するな
らば、被測定物の測定端子とアース端子の距離に応じて
適宜な外側プローブを選択して装着することで、種種な
被測定物を測定することができる。
【0034】請求項4記載の測定用同軸型プローブにあ
っては、外側プローブをバネの弾力で固定するので、簡
単な構造で外側プローブを着脱自在に構成することがで
き、またバネの弾力により外側プローブをストッパ部材
またはアウターチューブに確実に電気的接続することが
できる。
【0035】請求項5記載の測定用同軸型プローブにあ
っては、外側プローブを簡単な構造で軸回りに回転しな
いようにすることができ、X−Yユニットのアームによ
る本発明の測定用同軸型プローブの軸回りの姿勢を容易
に制御することができる。
【0036】請求項6または7記載の測定用同軸型プロ
ーブにあっては、外側プローブをアウターチューブに直
接に嵌合配設するので、部品点数が少ないとともに、部
品点数が少ない分だけ先端側の外径を小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定用同軸型プローブの第1実施例の
縦断面図である。
【図2】図1における外側プローブを示し、(a)は左
側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は底面図
である。
【図3】図1におけるストッパ部材を示し、(a)は左
側面図であり、(b)は正面図であり、(c)は底面図
である。
【図4】図1におけるスプリングコネクタの一例の縦断
面図である。
【図5】回路基板の表面に設けられた測定端子と信号ラ
インおよびアース端子の一例を示す図である。
【図6】本発明の測定用同軸型プローブがX−Yユニッ
トのアームに固定されてX軸とY軸方向の移動制御と測
定端子に当接させるためのZ軸方向の移動制御およびZ
軸の軸回りに回転制御されることを示す図である。
【図7】回路基板の表面に設けられた測定端子とアース
端子にプランジャおよび突起部を当接させた状態を示す
先端部の縦断面図である。
【図8】本発明の測定用同軸型プローブの第2実施例の
先端側の要部縦断面図である。
【図9】本発明の測定用同軸型プローブの第3実施例の
先端側の要部縦断面図である。
【符号の説明】 10 スプリングコネクタ 10d プランジャ 12 絶縁スリーブ 14 アウターチューブ 14a 膨大部 16 ストッパ部材 16a フランジ 16b 切り欠き部 18 外側プローブ 18a 突起部 18c 挿入突起部 18e 段差部 20 バネ 26 回路基板 28 測定端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャを軸方向に摺動自在でしかも
    抜け出ないようにして先端側の突出方向に弾性付勢する
    スプリングコネクタからなるセンタープローブに、絶縁
    スリーブを介して同軸状に円筒状の外側プローブを配設
    し、この外側プローブの先端縁の一部分を先端側に突出
    して突起部を設け、前記プランジャおよび前記突起部の
    先端が被測定物に当接するように構成したことを特徴と
    する測定用同軸型プローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の測定用同軸型プローブに
    おいて、前記スプリングコネクタの両端部を除くほぼ全
    長にわたり前記絶縁スリーブを設け、この絶縁スリーブ
    の外側に導電性のアウターチューブを被せ、このアウタ
    ーチューブの先端側部分に導電性で筒状のストッパ部材
    を固定するとともに電気的接続し、このストッパ部材の
    基端側の端部にフランジを設け、前記外側プローブを前
    記ストッパ部材に先端側から着脱自在に嵌合配設すると
    ともに電気的接続し、さらに前記フランジで前記外側プ
    ローブを所定位置で基端側方向への移動を規制するよう
    に構成したことを特徴とする測定用同軸型プローブ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の測定用同軸型プローブに
    おいて、前記スプリングコネクタの両端部を除くほぼ全
    長にわたり前記絶縁スリーブを設け、この絶縁スリーブ
    の外側に導電性のアウターチューブを被せ、このアウタ
    ーチューブの先端側部分に前記外側プローブを所定位置
    で基端側への移動を規制して先端側から着脱自在に嵌合
    配設するとともに電気的接続して構成したことを特徴と
    する測定用同軸型プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の測定用同軸型プ
    ローブにおいて、前記外側プローブの内周に径方向に弾
    性変形できる導電性のバネを設け、このバネの弾力によ
    り前記ストッパ部材または前記アウターチューブに前記
    外側プローブを固定するとともに電気的接続して構成し
    たことを特徴とする測定用同軸型プローブ。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の測定用同軸型プローブに
    おいて、前記ストッパ部材のフランジに軸方向に切り欠
    き部を設け、前記外側プローブの基端側の端縁の一部分
    に前記切り欠き部に嵌合挿入できる挿入突起部を設け、
    この挿入突起部を前記切り欠き部に嵌合することで、前
    記外側プローブを軸回りに回転しないように構成したこ
    とを特徴とする測定用同軸型プローブ。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の測定用同軸型プローブに
    おいて、前記アウターチューブの外周に軸回りに膨大部
    を設け、この膨大部で前記外側プローブを所定位置で基
    端側方向への移動を規制するように構成したことを特徴
    とする測定用同軸型プローブ。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の測定用同軸型プローブに
    おいて、前記外側プローブの先端部内周をアウターチュ
    ーブより径を小さくして段差部を設け、この段差部を前
    記アウターチューブの先端に当接させて前記外側プロー
    ブを所定位置で基端側方向への移動を規制するように構
    成したことを特徴とする測定用同軸型プローブ。
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