JPH085660A - 検査用プローブ - Google Patents

検査用プローブ

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JPH085660A
JPH085660A JP15928094A JP15928094A JPH085660A JP H085660 A JPH085660 A JP H085660A JP 15928094 A JP15928094 A JP 15928094A JP 15928094 A JP15928094 A JP 15928094A JP H085660 A JPH085660 A JP H085660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
sleeve
ring
coil spring
inner peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP15928094A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Shiratori
信夫 白鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiken Co Ltd
Original Assignee
Seiken Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seiken Co Ltd filed Critical Seiken Co Ltd
Priority to JP15928094A priority Critical patent/JPH085660A/ja
Publication of JPH085660A publication Critical patent/JPH085660A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外径が細く、しかも組み立て工数が少なく
て、コストの低い検査用プローブを提供する。 【構成】 プランジャ2をスリーブ1内へ、ソケットな
どを介さずに直接接触させた状態で嵌合する構成とする
ことで外径を細くする。またプランジャ2の嵌合部分に
小径部3を形成し、そこに付勢用のコイルスプリング5
と、スリーブ内周面に圧接するCリング6とを装着す
る。上記小径部3には抜け止め用の膨出部分7を形成
し、上記スリーブ内周面にはCリング保持用の突部9を
形成する。そして組み立て時には、プランジャ2を、そ
の小径部3の膨出部分7の後方にCリング6を装着して
スリーブ1内に挿入し、そのCリング6をスリーブ1内
の突部9に当接させた状態で押し込む。これにより、プ
ランジャ2の膨出部分7を、Cリング6の前方から後方
へ移動させる。これでプローブの組み立てが完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品,LSI等
の電気部品を電気的に検査する際に使用するプローブに
係り、詳しくは、スリーブに嵌合したプランジャの先端
部を被検査部品の端子に接触させることにより、その端
子から電気信号を取り出すようにした検査用プローブに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種の検査用プローブの従来
例を示す断面図である。
【0003】図のようにこの従来のプローブでは、導電
性のスリーブ51内に導電性のプランジャ52の後端部
が、導電性のソケット53を介して摺動自在に嵌合され
ている。
【0004】即ち、プランジャ52は、その中間部分に
形成された小径部52aが、ソケット53の先端部に形
成された孔53aに挿通されることにより、その後端部
が、ソケット53内に摺動自在に、かつ抜き止めされた
状態で挿着されている。さらに、このプランジャ52
は、ソケット53内に設けられたコイルスプリング55
によって、スリーブ51の外方へ向けて付勢されてい
る。
【0005】このプローブを組み立てるには、プランジ
ャ52とコイルスプリング55とを組み付けたソケット
53をスリーブ51内に嵌合し、その後、スリーブ51
を外周からかしめてソケット53を固定する。
【0006】上記構成において、プランジャ52とスリ
ーブ51とは、ソケット53を介して常に電気的に接続
された状態にあり、よってプランジャ52の先端部を被
検査部品の端子に接触させることにより、その端子か
ら、プランジャ52とソケット53とスリーブ51とを
通して電気信号を取り出すことができる。
【0007】また、プランジャ52の先端部を被検査部
品の端子に接触させた際には、プランジャ52は、コイ
ルスプリング55の付勢力により端子に圧接して確実に
接触するとともに、コイルスプリング55のクッション
によって端子にショックを与えることもない。
【0008】なお、この種の検査用プローブは、実際に
は同一の絶縁基板上に多数立設された状態で使用される
もので、各プローブが、回路基板上に配設された多数の
電気回路の端子に同時に接触して、各端子からの電気信
号を測定機へ伝達する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の検査
用プローブは、ソケット53を介してプランジャ52を
スリーブ51内に嵌合させる構成であるため、スリーブ
51の外径が太くなるという問題があった。その結果、
微細化されたチップ部品,LSI等のピッチの細かい端
子に対応させることが困難である。
【0010】また、ソケット53にプランジャ52とコ
イルスプリング55とを組み付け、そのソケット53を
スリーブ51内に嵌合させ、そしてスリーブ51をかし
めるというように組み立て工数が多く、その上ソケット
53を要することからコストがかかるという問題もあっ
た。
【0011】本発明は、このような問題を解決するため
に提案されたもので、外径が細く、しかも組み立て工数
が少なくて、コストの低い検査用プローブを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る検査用プローブでは、次のような構成
とした。
【0013】即ち、プランジャ(2)をスリーブ(1)
内へ、直接接触させた状態で嵌合し、上記プランジャ
(2)のスリーブ(1)内への嵌合部分に小径部(3)
を形成し、その小径部(3)に、プランジャ付勢手段で
あるコイルスプリング(5)と、そのコイルスプリング
(5)の後端を規制するとともに上記スリーブ(1)の
内周面に圧接した状態で小径部(3)を摺動自在に支持
する導電性のCリング(6)と、を装着し、かつ上記小
径部(3)の後端部に、上記Cリング(6)に規制され
ることにより上記プランジャ(2)を抜き止めする膨出
部分(7)を形成し、また、上記スリーブ(1)の内周
面に、上記Cリング(6)を所定位置に保持する突部
(9)を形成する。
【0014】そして組み立て時に、上記Cリング(6)
を上記スリーブ(1)の内周面の突部(9)に当接させ
た状態で、上記プランジャ(2)をスリーブ(1)内に
押し込むことにより、そのプランジャ(2)の小径部
(3)の膨出部分(7)を、上記Cリング(6)の前方
から後方へ移動させるように構成した。
【0015】
【作用】上記構成のプローブでは、プランジャ(2)と
スリーブ(1)との間にソケットなどを介さないため、
それだけプランジャ(2)の外径を細くすることができ
る。
【0016】また、組み立てる際には、予めプランジャ
(2)の小径部(3)にコイルスプリング(5)とCリ
ング(6)とを装着する。このときCリング(6)は、
小径部(3)の膨出部分(7)の後方に位置させてお
く。このプランジャ(2)を、Cリング(6)がスリー
ブ(1)の内周面の突部(9)に当接するまでスリーブ
(1)内に挿入する。この挿入の際、Cリング(6)
は、スリーブ(1)の内周面に圧接して摩擦力を受ける
ことになるが、このCリング(6)の前方に位置するプ
ランジャ(2)の膨出部分(7)に規制されるため、摩
擦力に抗してプランジャ(2)と一体に進入する。
【0017】そして、Cリング(6)をスリーブ(1)
の内周面の突部(9)に当接させた状態で、プランジャ
(2)をスリーブ(1)内に押し込むことより、プラン
ジャ(2)の膨出部分(7)を、Cリング(6)および
スリーブ(1)のわずかな撓みを利用して、Cリング
(6)の前方から後方へ移動させる。これでプローブの
組み立てが完了する。
【0018】この状態では、後端がCリング(6)に規
制されたコイルスプリング(5)が、プランジャ(2)
をスリーブ(1)の外方へ向けて付勢するとともに、プ
ランジャ(2)の膨出部分(7)が、Cリング(6)に
規制されることにより、プランジャ(2)をコイルスプ
リング(5)の付勢力に抗して抜け止めする。
【0019】上記構成のプローブにおいては、プランジ
ャ(2)の先端部を被検査部品の端子に接触させること
により、その端子から、プランジャ(2)とスリーブ
(1)とを通して電気信号を取り出すことができる。
【0020】なお、上記括弧内の符号は、図面と対照す
るためのものであり、何等本発明の構成を限定するもの
ではない。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0022】図1は、本発明に係る検査用プローブの構
成を示す断面図である。
【0023】図のようにこのプローブでは、円筒状の細
長いスリーブ1内に、棒状の細長いプランジャ2の後端
部が、ソケットなどを介すことなく直接接触した状態
で、摺動自在に嵌合されている。このスリーブ1とプラ
ンジャ2とは、金属等の導電性を有する素材で形成され
ており、常に電気的に接続された状態にある。
【0024】上記プランジャ2は、スリーブ1内への嵌
合部分に小径部3が形成されており、その小径部3に、
プランジャ2を付勢するコイルスプリング5と、そのコ
イルスプリング5の後端を規制するCリング6とが装着
されている。このCリング6は、金属等の導電性のリン
グの一部にスリット6aを設けることにより弾性を持た
せたもので、その弾性力によってスリーブ1の内面に圧
接した状態で、プランジャ2の小径部3を摺動自在に支
持している。
【0025】さらに、上記プランジャ2の小径部3の後
端部には、上記Cリング6に規制されることによりこの
プランジャ2を抜き止めする膨出部分7が形成されてい
る。
【0026】一方、上記スリーブ1の内周面には、上記
Cリング6を所定位置に保持する突部9が、スリーブ1
を外周からかしめることによって形成されている。
【0027】上記構成のプローブを組み立てる際には、
図2(a)の説明図に示すように、予めプランジャ2の
小径部3にコイルスプリング5とCリング6とを装着す
る。ただしCリング6は、小径部3の膨出部分7の後方
に位置させておく。このとき、コイルスプリング5とC
リング6とを小径部3の後端、つまりプランジャ2の後
端から装着し得るように、しかも装着したCリング6が
容易に抜け落ちないように、プランジャ2の後端の径を
小径部3の径より適宜に大きく設定しておくとよい。
【0028】このようにコイルスプリング5とCリング
6とを装着したプランジャ2を、図2(b)の説明図に
示すように、Cリング6がスリーブ1の内周面の突部9
に当接するまでスリーブ1内に挿入する。この挿入の
際、Cリング6は、スリーブ1の内周面に圧接して摩擦
力を受けることになるが、このCリング6の前方に位置
するプランジャ2の膨出部分7に規制されるため、摩擦
力に抗してプランジャ2と一体に進入する。
【0029】そして、Cリング6をスリーブ1の内周面
の突部9に当接させた状態で、プランジャ2をスリーブ
1内に押し込むことより、プランジャ2の膨出部分7
を、Cリング6およびスリーブ1のわずかな撓みを利用
して、Cリング6の前方から後方へ移動させる。これで
プローブの組み立てが完了し、図1に示した状態とな
る。この状態では、後端がCリング6に規制されたコイ
ルスプリング5が、プランジャ2をスリーブ1の外方へ
向けて付勢するとともに、プランジャ2の膨出部分7
が、Cリング6に規制されることにより、プランジャ2
をコイルスプリング5の付勢力に抗して抜け止めする。
言い換えれば、プランジャ2の膨出部分7の外径を、上
述のごとく作用し得るように適宜に設定しておく。
【0030】上記構成のプローブにおいては、プランジ
ャ2の先端部を被検査部品の端子に接触させることによ
り、その端子から、プランジャ2とスリーブ1とを通し
て電気信号を取り出すことができる。
【0031】また、プランジャ2の先端部を被検査部品
の端子に接触させた際には、プランジャ2は、コイルス
プリング5の付勢力により端子に圧接して確実に接触す
るとともに、コイルスプリング5のクッションによって
端子にショックを与えることもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る検査
用プローブでは、プランジャをスリーブ内に、ソケット
などを介すことなく直接接触した状態で嵌合する構成で
あるため、スリーブの外径をより細くすることができ、
微細化されたチップ部品,LSI等のピッチの細かい端
子に対応させることが可能となる。
【0033】また、コイルスプリングとCリングとを装
着したプランジャをスリーブ内に押し込むだけというよ
うに、組み立て工数が少なくてすむ。さらに、安価なC
リングを利用するために、コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における検査用プローブの構成
を示す断面図。
【図2】(a),(b)は、その検査用プローブの組み
立て方法を説明する説明図。
【図3】従来例における検査用プローブの構成を示す断
面図。
【符号の説明】
1 スリーブ 2 プランジャ 3 小径部 5 コイルスプリング 6 Cリング 7 膨出部分 9 突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部を被検査部品の端子に接触させる
    導電性のプランジャと、該プランジャの後端部を摺動自
    在に、かつ抜き止めして嵌合する導電性のスリーブと、
    前記プランジャを前記スリーブの外方へ向けて付勢する
    プランジャ付勢手段と、を備えた検査用プローブにおい
    て、 前記プランジャを前記スリーブ内へ、直接接触させた状
    態で嵌合し、 前記プランジャの前記スリーブ内への嵌合部分に小径部
    を形成し、該小径部に、前記プランジャ付勢手段である
    コイルスプリングと、該コイルスプリングの後端を規制
    するとともに前記スリーブの内周面に圧接した状態で該
    小径部を摺動自在に支持する導電性のCリングと、を装
    着し、 かつ前記小径部の後端部に、前記Cリングに規制される
    ことにより前記プランジャを抜き止めする膨出部分を形
    成し、 また、前記スリーブの内周面に、前記Cリングを所定位
    置に保持する突部を形成し、 組み立て時に、前記Cリングを前記スリーブの内周面の
    突部に当接させた状態で、前記プランジャをスリーブ内
    に押し込むことにより、該プランジャの小径部の膨出部
    分を、前記Cリングの前方から後方へ移動させる、 ことを特徴とする検査用プローブ。
JP15928094A 1994-06-16 1994-06-16 検査用プローブ Pending JPH085660A (ja)

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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