JP2650807B2 - 複素環式化合物 - Google Patents

複素環式化合物

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JP2650807B2
JP2650807B2 JP3327439A JP32743991A JP2650807B2 JP 2650807 B2 JP2650807 B2 JP 2650807B2 JP 3327439 A JP3327439 A JP 3327439A JP 32743991 A JP32743991 A JP 32743991A JP 2650807 B2 JP2650807 B2 JP 2650807B2
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methoxybenzoyl
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    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/10Indoles; Hydrogenated indoles with substituted hydrocarbon radicals attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D209/18Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • C07D209/24Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals with an alkyl or cycloalkyl radical attached to the ring nitrogen atom
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    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は複素環式化合物に関する。より詳
しく言えば、複素環式アミド誘導体の新しい物理的形
態、該物理的形態の製造方法、及びそれを含む薬剤組成
物に関する。
【0002】固体状態の化合物を薬剤組成物に処方する
前に、該化合物の、物理的に安定であり、かつ実質的に
他の物理的形態を除いて製造することができる物理的形
態が求められる。この後者の必要条件は、異なる物理的
形態は著しく異なる生物学的利用能(bioavail
abilities)を持ちうることから重要である。
【0003】欧州特許出願公開No.EP−A2−019
9543は、ロイコトリエンとして知られる1個以上の
アラキドン酸代謝物の薬理作用に拮抗するある種の複素
環式アミド誘導体を開示している。これらの複素環式ア
ミド誘導体のひとつがN−〔4−〔5−(シクロペンチ
ルオキシカルボニル)アミノ−1−メチルインドール−
3−イルメチル〕−3−メトキシベンゾイル〕−2−メ
チルベンゼンスルホンアミドであり、これ以降、化合物
1と呼ぶことにする。EP−A2−0199543の実
施例105は、化合物1の製造及び固体状態でのその単
離を開示している。得られた物質は融点が138〜14
0℃であった。
【0004】現在化合物1は単離方法によって多様な物
理的性質の範囲を有する物質として固体状態で単離でき
ることが見出されている。このことは、化合物1が2個
以上の物理的形態で存在し、これらの形態の混合物が単
離可能であるという事実によるものである。
【0005】他の物理的形態を実質的に除いた化合物1
の物理的形態の製造方法が今回見出され、他の物理的形
態を実質的に除いたこの形態が本発明により提供され
る。
【0006】よって、本発明は他の物理的形態を実質的
に除いたN−〔4−〔5−(シクロペンチルオキシカル
ボニル)アミノ−1−メチル−インドール−3−イルメ
チル〕−3−メトキシベンゾイル〕−2−メチルベンゼ
ンスルホンアミドの新しい物理的形態を提供するもので
あり、この形態は結晶質であり、2θ=8.1,13.
7,16.4,20.5及び23.7°に特異的ピーク
を示すX線粉末回折パターンを有し、かつ、3370,
1670,1525,1490,1280,890,8
70及び550cm-1に鋭いピークを示す赤外スペクトル
(KBr中0.5%)を有する。
【0007】化合物1の新しい物理的形態は、これ以降
X体(form X)と称することにするが、物理的に
安定であり、かつ他の物理的形態を実質的に除いて製造
することができる。
【0008】本明細書中で他の結晶形(物理的形態)を
実質的に除いたX体に言及する場合、それは存在する化
合物1のうち最低90重量パーセントがその物理的形態
をとることを意味する。
【0009】X体の有利な性質を、その特性を化合物1
の他の物理的形態のものと比較することにより証明する
ことができる。
【0010】化合物1の他の物理的形態のあるものは化
合物1の一水和物であり、これは結晶質で、3560,
1690,1660,1540,1440,1165,
880及び858cm-1に鋭いピークを示す赤外スペクト
ル(KBr中0.5%)を有し、かつ2θ=10.0,
11.2,14.6,19.8及び23.0°にピーク
を示すX線粉末回折パターンを有する。それをこれ以
降、B体(form B)と称す。
【0011】B体は熱水性アセトン(hot aque
ous acetone)からの結晶化によって、他の
物理的形態を実質的に除いて製造することが可能であ
る。特に、それは化合物1の原料を高温で水性アセトン
に溶解し、さらに水を加えて、できた混合物を冷却させ
ることにより製造してもよい。該結晶性産物は高温、例
えば約60℃若しくはそれ以下で乾燥させてもよい。化
合物1の低純度の原料から出発することが要求される場
合、結晶化に先立ってこの低純度の原料を熱トルエン/
酢酸エチルとともに粉砕すると都合がよいことが見出さ
れている。
【0012】B体は他の物理的形態を実質的に除いて製
造することがX体よりも困難であることが見出されてい
る。特に、B体が結晶化され濾取された後に、残存する
有機溶媒を結晶体の水の一部を失うことなく除去するの
は困難であることが見出されている。
【0013】化合物1のもう1つの物理的形態は非晶質
であり、1690,1530,1490,1420,1
155,1060,862及び550cm-1に鋭いピーク
を示す赤外スペクトル(KBr中0.5%)を有する。
化合物1のこの非晶形をこれ以降A体(form A)
と称する。A体は非晶質であるため、認識可能なピーク
がないX線粉末回折パターンによっても特徴付けられ
る。
【0014】A体は、上記のように製造されたB体を減
圧下で約120℃の温度で脱水することにより、他の物
理的形態を実質的に除いて製造することが可能である。
【0015】A体はクロロフルオロカーボンエアゾール
噴射剤の存在中で物理的に不安定であることが見出され
ており、そのためにエアゾール処方中に使用するのに適
さない。特に、クロロフルオロカーボンエアゾール噴射
剤中に懸濁した場合、それは新しい結晶形態に変化する
ことが見出されており、この結晶は規定用量吸入器(m
etered dose inhaler)中に使用す
るのに適したサイズ以上に成長することが見出されてい
る。
【0016】X体はクロロフルオロカーボンエアゾール
噴射剤の存在下で安定であることが見出されている。
【0017】X体,A体,及びB体のそれぞれは、例え
ばそのX線粉末回折パターンのみ、若しくはその赤外ス
ペクトルパターンのみによって便宜的に特徴付けること
が可能である。
【0018】本明細書においては、赤外スペクトルは臭
化カリウムディスク中の試料物質の0.5%分散体を用
いて、4000ないし400cm-1の波数範囲で測定し
た。X体,A体及びB体のそれぞれについての赤外スペ
クトルの例を図1,2及び3に示す。
【0019】X線粉末回折スペクトルはフィリップス社
製標準ディープパックホルダー(Philips st
andard deep pack holder)中
に詰めた試料物質2gを用いて、4〜40°2θの走査
範囲を0.02°の間隔で各ポイントあたり4秒間のカ
ウントで測定し、この範囲にある強度に応じた間隔線
(trace of spacings)を作画した。
X体,A体及びB体のそれぞれについてのX線粉末回折
スペクトルの例を図4,5及び6に示す。
【0020】X体,A体及びB体のそれぞれの融点は一
般にそれらの純度に依存する。通常、X体は190°よ
り高い、例えば約200℃の融点を持ち、A体は115
℃から140℃の間、例えば約124℃ないし132℃
の融点を持ち、さらにB体は約140°ないし160
℃、例えば145℃ないし155℃の融点を持つことが
見出されている。B体は約60℃以上の温度で水を失う
ことが観察されており、鋭い融点は示さないことがあ
る。
【0021】他の一面において、本発明は化合物1の原
料を熱水性アセトン中に溶解し、できた溶液の体積をエ
バポレーション(evaporation)によって減
らし、トルエンを加えてさらにエバポレーションによっ
て体積を減らすことを特徴とする、他の物理的形態を実
質的に除いたX体の製造方法を提供するものである。化
合物1の比較的低純度の原料である物質を使用する必要
がある場合、このような物質を結晶化段階に先立って、
熱トルエン/酢酸エチルと共に適宜、摩砕してもよい。
【0022】先に述べたように、化合物1はロイコトリ
エン拮抗性を有する。従って、化合物1は、血管透過性
を増大させる強力なスパスモーゲン(spasmoge
n)(特に肺における)として知られ、エンドトキシン
ショック(J.A.クックら(J.A.Cook,et
al.),ジャーナルオブファーマコロジカルエクス
ペリメンツアンドセラピイズ(J.Pharmaco
l.Exp.Ther.),235巻,第470頁,1
985年,を参照)及び外傷性ショック(C.デンツリ
ンガーら(C.Denzlinger,et a
l.),サイエンス(Science),230巻,第
330頁,1985年,を参照)と共に喘息及び炎症
(L.マルクス(L.Marx),サイエンス(Sci
ence),215巻,第1380〜1383頁,19
82年,参照)の病因に関係付けられてきた、例えばC
4 ,D4 及び/又はE4 ロイコトリエンとして知られ
る、1個以上のアラキドン酸代謝物質の作用に拮抗す
る。化合物1はこのように、ロイコトリエンが関係し、
それらの作用への拮抗作用が求められるような疾患の治
療において有用である。そのような疾患には、例えば、
血管痙れん性心臓血管疾患並びにエンドトキシン及び外
傷性ショック状態とともに、喘息、枯草熱(hay f
ever)及びアレルギー性鼻炎等のアレルギー性肺障
害、並びに気管支炎、異所性(ectopic)及びア
トピー性湿疹、乾癬等のある種の炎症性疾患が含まれ
る。
【0023】X体は単独で、例えば微粉末吸入により、
若しくは薬剤組成物として投与してもよい。
【0024】別の一面として、本発明は、他の物理的形
態を実質的に除いたX体及び医薬上許容しうるキャリア
ーを含む薬剤組成物を提供する。
【0025】本薬剤組成物は通常の方法で製剤化してよ
く、通例、経口投与用の錠剤、カプセル剤若しくは懸濁
剤形態;直腸投与用の坐剤形態;非経口投与用の懸濁剤
形態;規定用量吸入器若しくはネブライザ(nebul
iser)による吸入投与用の懸濁剤形態;及び吸入投
与用のラクトース等の薬剤学上許容しうる不活性固体希
釈剤を伴う粉末形態でもよい。
【0026】先に述べたように、X体は規定用量吸入器
における使用に特に適している。従って、好ましい一面
として、本発明は他の物理的形態を実質的に除いたX体
及び薬剤学的に許容しうる噴射剤を含む、規定用量吸入
器による投与に適した薬剤組成物を提供するものであ
る。
【0027】非毒性の薬剤学的に許容しうる噴射剤は、
規定用量吸入器に通常使用されるもののいずれでもよ
い。噴射剤の例としては、例えばトリクロロフルオロメ
タン、ジクロロジフルオロメタン及びジクロロテトラフ
ルオロエタン等のクロロフルオロカーボン類;並びに
1,1,1,2−テトラフルオロエタンがある。
【0028】規定用量吸入器による投与に適した薬剤組
成物は、例えばオレイン酸、ソルビタントリオレート若
しくはレシチン等の規定用量吸入器に通常使用される他
の成分を1種以上さらに含んでもよい。
【0029】エアゾール組成物中に使用されるX体の平
均素材空力直径(mean mass aerodyn
amic diameter)は通常、50ミクロン以
下、好ましくは1ないし50ミクロンの範囲、より好ま
しくは1ないし10ミクロン、とりわけ1ないし5ミク
ロンである。
【0030】該エアゾール組成物中に存在するX体の量
は通常、重量で0.01ないし10%、好ましくは0.
03ないし2%、より好ましくは0.05ないし1%で
ある。
【0031】患者に投与されるX体の量は、患者の体
重、治療する疾患の重症度及び投与経路に依存するであ
ろう。便宜上、単位エアゾール用量は0.01ないし
2.0mg、好ましくは0.02ないし1.0mg、より好
ましくは0.05ないし0.6mgのX体を含むことにな
ろう。投与は1日あたり1ないし8回、好ましくは1な
いし4回行なうのがよい。70kgの患者に対する典型的
な1日用量は0.01ないし16mg、好ましくは0.0
2ないし4mgであろう。
【0032】微粉末化されたX体は流動性が非常に低
く、多くの多様なタイプの表面に付着する傾向があるこ
とが見出されている。流動性が低い粉末は製造規模での
取り扱いが困難であるため、これらの性質は不利であ
る。さらに、このような粉末は乾燥粉末吸入器、特に容
積計量供給を利用するものにおける使用には適さない。
【0033】流動性状態のX体が今回見出され、本発明
の別の特徴として提供される。
【0034】よって、本発明は、粒子の凝集から成り、
その粒子の最低90%が10ミクロン以下の直径を有す
る軟質ペレットの形状をとり、該ペレットの直径が50
ないし900ミクロンの範囲であるX体を提供するもの
である。
【0035】該ペレットの直径は使用目的に応じて、例
えば、100ないし200ミクロンのような75ないし
250ミクロンの範囲、若しくは250ないし400ミ
クロンのような200ないし500ミクロンの範囲でも
よい。
【0036】上で規定したような軟質ペレットの形状の
X体は流動性が良いことが見出されている。さらに、該
ペレットは剪断力をかけた際に元の粒子に容易に分解さ
れることが見出されている。これらの性質は乾燥粉末吸
入器、特に容積計量供給を利用するものにおける使用を
目的とする粉末には特に望ましい。このように、容積計
量供給を利用する乾燥粉末吸入器においては粉末リザー
バーから投薬孔へ粉末が自由に流動できることが重要で
ある。いずれの乾燥粉末吸入器においても、粒子の凝集
塊が装置から放出される前にいずれも分解されることが
重要であり、さもなければそれらは大きすぎて肺の中へ
浸入できないであろう。
【0037】他の一面として、本発明は、微粉末化した
X体を150ないし700ミクロンの範囲の直径の孔を
持つふるいを通して押出し、押出された物質を転動(r
olling)し、その後転動した物質をふるい分けす
ることを含む、軟質ペレットの形状のX体を得る方法を
提供する。
【0038】微粉末化したX体を、好ましくは175な
いし600ミクロンの範囲の直径の孔を持つふるいを通
して押出す。この押出しはふるいの表面の粉末上を刃の
表面でなでつけることによりうまく行なうことができ
る。
【0039】本発明方法中の転動操作の目的は、押出し
操作で形成された粒子の塊を強くし、それらを球形に成
形することにある。この転動は、塊を回転容器、好まし
くは円筒容器中でタンブル(tumble)させて好適
に行なうことができる。
【0040】ふるい分け操作は大き過ぎるペレット及び
小さ過ぎるペレットを除去する。これは、望ましいペレ
ットの最大直径及び最小直径を規定する孔を持つ2個の
ふるいを用いてうまく行なわれる。
【0041】以下の実施例は本発明を具体的に説明する
ものである。
【0042】実施例1 X体の製造 a)化合物1の低純度原料の製造 メチル3−メトキシ−4−(1−メチル−5−ニトロイ
ンドール−3−イルメチル)ベンゾエート(EP−A2
−0199543の実施例4の記載に従って製造された
もの)を水性水酸化ナトリウム処理により遊離酸に転化
した。該遊離酸をジクロロメタン中の塩化チオニル処理
により酸塩化物に転化した。該酸塩化物をその後、2.
2当量の4−ジメチルアミノピリジンの存在下でジクロ
ロメタン中のo−トルエンスルホンアミドと反応させ
て、4−(1−メチル−5−ニトロインドール−3−イ
ルメチル)−3−メトキシベンゾイル−2−メチルベン
ゼンスルホンアミドのジメチルアミノピリジン塩を得
た。
【0043】2−メトキシエタノール(130ml)中の
4−(1−メチル−5−ニトロインドール−3−イルメ
チル)−3−メトキシベンゾイル−2−メチルベンゼン
スルホンアミドのジメチルアミノピリジン塩(30g)
の溶液及び濃水酸化ナトリウム水(3.2ml)を10%
パラジウム吸着チャコール(3.3gの60.9%水性
湿式ペースト)を含む窒素充填フラスコに入れた。該混
合物をその後水素通気下、3バールの圧力で2.5時間
撹拌した。その後、該混合物を珪藻土で濾過し、2−メ
トキシエタノール(37.5ml)で洗浄した。合わせた
液体にシクロペンチルクロロホルメート(9.2ml)を
加え、該混合物を窒素通気下で一晩撹拌する。その後、
温度を30〜33℃にし、激しく撹拌しながら20分間
かけて0.8M塩酸(68ml)を加えた。該混合物をそ
の後15〜20℃に冷却し、1時間撹拌した。結晶性産
物をその後濾取し、水で洗浄し、50℃で乾燥させた。
これを次の処置に使用した。
【0044】b)低純度の化合物1の摩砕(tritu
ation) 操作a)の産物60g(0.101グラムモル)、トル
エン240ml(4容量)及び酢酸エチル150ml(2.
5容量)をゆっくり加熱還流し、放出された水のほとん
どを除去して30ml(0.5容量)の蒸留液を回収し
た。該混合物を1時間加熱還流して(88〜90℃)、
その後、10〜15℃に冷却した。10〜15℃で3時
間撹拌した後、固体をガラスシンターで濾過し、トルエ
ン(80ml)及び酢酸エチル(40ml)の2:1混合物
で洗浄した。該産物をその後、シンター上で一定重量に
なるまで乾燥させて、53.2gの乾燥した化合物1を
得た(収率91.5%)。
【0045】c)X体の製造 操作b)の産物(30.0g,0.0521グラムモ
ル)を穏やかに加熱還流してアセトン(150ml)及び
水(4.7ml)に溶解し、該溶液を焼結(sinter
ed)ガラス漏斗に通した。濾液を加熱して沸騰させ、
90mlの蒸留液を回収した。トルエン(120ml)を加
え、さらに75mlの蒸留液を回収した。さらにトルエン
(120ml)を加え、再び75mlの蒸留液を回収した。
さらに1時間加熱還流した後、該混合物を15〜20℃
に冷却し、産物を回収してトルエン(2×30ml)で洗
浄した。シンター漏斗上で乾燥させた後の収量は29.
5g(98.3%)であった。
【0046】B体の製造 操作b)の産物30.0g、アセトン210ml及び水1
2mlを500mlの反応フラスコに入れた。該混合物をそ
の後15分間加熱還流した後、45〜50℃で、ガラス
シンター(glass sinter)上の珪藻土パッ
ドを通して直接500mlの反応フラスコ中に回収した。
該フラスコ及びシンターをアセトン(60ml)及び水
(3ml)の混合物で洗浄した。合わせた液体をその後、
約40℃の水浴上で撹拌し、5分間かけて水(120m
l)を加えた。該混合物は最初油状となったが、ただち
に結晶化した。該混合物をその後1時間かけて20℃ま
で冷却し、15〜20℃で2時間撹拌した後、濾過し
た。産物を水(60ml)で洗浄し、シンター上で可能な
限り乾燥させた後、(最高)60℃のエアオーブン中で
乾燥させた。B体の収量は30.0g(97%)であっ
た。
【0047】B体に対する乾燥条件は水の消失を防ぐた
めに厳密に調節されなければならないことが見出されて
いる。
【0048】A体の製造 上記のように製造されたB体(15.0g)を500ml
の丸底フラスコ中に入れ、それをロータリーエバポレー
ターで20ミリバールに排気した。該フラスコ及び内容
物を118℃にあらかじめ加熱した油浴上に浸し、この
温度で6時間、ゆっくりと回転させた。冷却する際に塊
が粉砕し、A体を白色粉末として得た。実施例2 規定用量吸入器による投与に適したX体の薬剤組成物 活性成分 0.02g オレイン酸 0.01g トリクロロモノフルオロメタン (クロロフルオロカーボン11) 4.97g ジクロロジフルオロメタン (クロロフルオロカーボン12) 10.5 g ジクロロテトラフルオロエタン (クロロフルオロカーボン114) 4.5 g オレイン酸、次いで微粉末化した活性成分をトリクロロ
モノフルオロメタンの入ったタンクに加えた。該混合物
をその後均質化し、エアゾールキャニスター中に移し
た。その後、該エアゾールキャニスター(aeroso
l canister)上にバルブを取り付け、該バル
ブを通して残りのクロロフルオロカーボン類をキャニス
ター中に導入した。
【0049】エアロゾール製剤中におけるX体の安定性
とA体の安定性との比較 X体若しくはA体を含む組成物を実施例2で述べたよう
に製造し、種々の温度及び湿度レベルで1,3及び6ケ
月保存した。該物質のサンプルをその後、顕微鏡スライ
ド上に噴霧し、顕微鏡で調べた。結果を表1及び表2に
要約する。
【0050】各安定試験のサンプルはさらにカスケード
・インパクション(cascadeimpactio
n)によって試験した。結果を表3及び4に要約する。
【0051】これらの比較試験の結果は、エアゾール処
方においてX体がA体よりも優れていることを証明して
いる。
【0052】実施例3 規定用量吸入器による投与に適したX体の薬剤組成物 活性成分 0.02g ソルビタントリオレート 0.04g トリクロロモノフルオロメタン (クロロフルオロカーボン11) 7.0 g ジクロロジフルオロメタン (クロロフルオロカーボン12) 13.0 g 該組成物は実施例2に述べたのと同様の方法により製造
した。
【0053】 表 1 X体の規定用量吸入器用製剤の顕微鏡観察 貯蔵条件 粒 子 特 性 開始時 5μmよりも小さく結晶性の高い不規則形の粒子; これらの粒子の塊(最大12.5μm)も見られる 5℃ 1ケ月後 NC 3ケ月後 NC 6ケ月後 NC RT 1ケ月後 NC 3ケ月後 NC 6ケ月後 NC 30℃/80%RH 1ケ月後 NC 3ケ月後 NC 6ケ月後 NC 40℃ 1ケ月後 NC 3ケ月後 NC 6ケ月後 NC NC=変化なし RH=相対湿度 RT=室温 表 2 A体の規定用量吸入器用処方の顕微鏡観察 貯蔵条件 粒 子 特 性 開始時 針状結晶 4℃ 1ケ月後 針状結晶 3ケ月後 針状結晶 6ケ月後 針状結晶 RT 1ケ月後 針状結晶 3ケ月後 針状結晶 6ケ月後 針状結晶 30℃/80%RH 1ケ月後 針状結晶 3ケ月後 針状結晶 6ケ月後 針状結晶,棒状体 (多数;最大20×600μm) 40℃ 1ケ月後 針状結晶,棒状体 (ごくわずか;最大6×173μm) 3ケ月後 針状結晶,棒状体 (より多数;最大15×289μm) 6ケ月後 針状結晶,棒状体 (多数;最大20×150μm) RH=相対湿度 RT=室温 表 3 X体を含有する規定用量吸入器用製品における カスケード・インパクション試験結果の要約 貯蔵条件 MMAD(μm) GSD 開始時 3.94 1.67 5℃ 1ケ月後 3.60 1.95 3ケ月後 3.60 1.64 6ケ月後 3.16 1.53 RT 1ケ月後 3.64 1.78 3ケ月後 3.53 1.66 6ケ月後 3.67 1.62 30℃/80%RH 1ケ月後 3.74 1.89 3ケ月後 4.25 1.75 6ケ月後 3.98 1.66 40℃ 1ケ月後 3.73 1.89 3ケ月後 3.76 1.64 6ケ月後 3.67 1.62 MMAD=素材メジアン空力直径(mass medi
an aerodynamic diameter) GSD=幾何標準偏差(geometric stan
dard deviation) RT=室温 RT=相対湿度 表 4 A体を含有する規定用量吸入器用製品における カスケード・インパクション試験結果の要約 貯蔵条件 MMAD(μm) GSD 開始時 2.00 1.82 4℃ 1ケ月後 1.45 1.95 3ケ月後 1.32 1.74 6ケ月後 1.70 1.81 RT 1ケ月後 1.70 1.87 3ケ月後 1.53 1.77 6ケ月後 1.80 1.85 30℃/80% RH 1ケ月後 1.76 1.77 3ケ月後 1.57 1.80 6ケ月後 >>9.0 …… 40℃ 1ケ月後 1.41 1.76 3ケ月後 1.70 1.84 6ケ月後 >>9.0 …… MMAD=素材メジアン空力直径 GSD =幾何標準偏差 RT =室温 RH =相対湿度 実施例4 X体の錠剤処方 顆粒化材料 mg/錠 活性成分 20 クロスカルメロースナトリウム (Croscarmellose sodium) 5 ポリビニルピロリドン 4 微細結晶セルロース 74 ラクトース 50 注射用精製水 98 最終混和材料 乾燥粉砕顆粒 (Dried milled granulation) 153 ラクトース 20 クロスカルメロースナトリウム 5 微細結晶セルロース 20 ステアリン酸マグネシウム 2 顆粒化材料の成分は湿式顆粒化する。該顆粒はその後乾
燥され粉砕される。該乾燥ミルド顆粒をその後、最終混
和用混合物の他の成分と混和し、打錠する。
【0054】実施例5 微粉末化X体の流動特性を改善するための処理 X体を微粉末化し、10ミクロン未満の直径を持つ粒子
を最低98重量%含む粉末を製造した。
【0055】該粉末30gをその後、210ないし50
0ミクロンの孔径を持つ黄銅製ふるい上に山盛りに置
く。該粉末をその後、ステンレス鋼パレットナイフを用
いて該ふるいの孔を通して押し出した。このように形成
された押出し物をその後、ねじぶた付ガラスジャー(s
crew topped glass jar)中に入
れた。
【0056】該ガラスジャーを、ローラーセット上にそ
の後据え付け、100rpm で8ないし20分間回転させ
た。こうして形成された軟質ペレットをその後850ミ
クロンのふるい、及びそれに続いて150ミクロンのふ
るいに通し、150ミクロンのふるい上に残った画分が
求める製造物であった。
【0057】こうして製造された軟質ペレットは自由に
流動し、相対的にちりがない。もっとも該ペレットは、
例えばツインピンジャー中で剪断されると、分解して粉
末の元の粒子サイズ配分に戻った。このことは該ペレッ
トが、用量の計量分配に容積計量供給を利用する多用量
型乾燥粉末吸入器における使用に適していることを示す
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】X体の赤外スペクトル図である。
【図2】A体の赤外スペクトル図である。
【図3】B体の赤外スペクトル図である。
【図4】X体のX線粉末回折スペクトル図である。
【図5】A体のX線粉末回折スペクトル図である。
【図6】B体のX線粉末回折スペクトル図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−99359(JP,A) 特開 昭62−93274(JP,A)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線粉末回析パターンにおいて2θ=
    8.1,13.7,16.4,20.5及び23.7゜
    に特異的ピークを示し、かつ赤外スペクトル(KBr中
    0.5%)において3370,1670,1525,1
    490,1280,890,870及び550cm−1
    に鋭いピークを示す結晶形を有する、他の結晶形を実質
    的に除いたN−〔4−〔5−(シクロペンチルオキシカ
    ルボニル)アミノ−1−メチル−インドール−3−イル
    メチル〕−3−メトキシベンゾイル〕−2−メチルベン
    ゼン−スルホンアミドの結晶。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のN−〔4−〔5−(シ
    クロペンチルオキシカルボニル)アミノ−1−メチル−
    インドール−3−イルメチル〕−3−メトキシベンゾイ
    ル〕−2−メチルベンゼンスルホンアミドの結晶の製造
    方法において、N−〔4−〔5−(シクロペンチルオキ
    シカルボニル)アミノ−1−メチル−インドール−3−
    イルメチル〕−3−メトキシベンゾイル〕−2−メチル
    ベンゼンスルホンアミドの原料を熱水性アセトン中に溶
    解し、できた溶液の体積をエバポレーションによって減
    らし、トルエンを加えてさらにエバポレーションによっ
    て体積を減らすことを特徴とする製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のN−〔4−〔5−(シ
    クロペンチルオキシカルボニル)アミノ−1−メチル−
    インドール−3−イルメチル〕−3−メトキシベンゾイ
    ル〕−2−メチルベンゼンスルホンアミドの結晶及び薬
    剤学的に許容しうるキャリアーを含む、ロイコトリエン
    の作用に拮抗するための薬剤組成物。
  4. 【請求項4】 喘息の処置のために用いる請求項3に記
    載の薬剤組成物。
  5. 【請求項5】 枯草熱の処置のために用いる請求項3に
    記載の薬剤組成物。
  6. 【請求項6】 アレルギー性鼻炎の処置のために用いる
    請求項3に記載の薬剤組成物。
  7. 【請求項7】 炎症性疾患の処置のために用いる請求項
    3に記載の薬剤組成物。
  8. 【請求項8】 気管支炎の処置のために用いる請求項3
    に記載の薬剤組成物。
  9. 【請求項9】 異所性湿疹の処置のために用いる請求項
    3に記載の薬剤組成物。
  10. 【請求項10】 アトピー性湿疹の処置のために用いる
    請求項3に記載の薬剤組成物。
  11. 【請求項11】 乾癖の処置のために用いる請求項3に
    記載の薬剤組成物。
  12. 【請求項12】 血管痙彎性心臓血管疾患の処置のため
    に用いる請求項3に記載の薬剤組成物。
  13. 【請求項13】 エンドトキシン性ショック状態の処置
    のために用いる請求項3に記載の薬剤組成物。
  14. 【請求項14】 外傷性ショック状態の処置のために用
    いる請求項3に記載の薬剤組成物。
  15. 【請求項15】 請求項3に記載の薬剤組成物におい
    て、該組成物が規定用量吸入器による投与に適してお
    り、かつ薬剤学的に許容しうる噴射剤を含む薬剤組成
    物。
  16. 【請求項16】 組成物において、該噴射剤がトリクロ
    ロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロ
    ロテトラフルオロエタン若しくは1,1,1,2−テト
    ラフルオロエタンを含む請求項15に記載の薬剤組成
    物。
  17. 【請求項17】 X線粉末回析パターンにおいて2θ=
    8.1,13.7,16.4,20.5及び23.7゜
    に特異的ピークを示し、かつ赤外スペクトル(KBr中
    0.5%)において3370,1670,1525,1
    490,1280,890,870及び550cm−1
    に鋭いピークを示す結晶形を有し、さらに粒子の凝集か
    ら成り、その粒子の90%以上が10ミクロン未満の直
    径を有する軟質ペレットの形状をとり、該ペレットの直
    径が50ないし900ミクロンの範囲である、他の結晶
    形を実質的に除いたN−〔4−〔5−(シクロペンチル
    オキシカルボニル)アミノ−1−メチル−インドール−
    3−イルメチル〕−3−メトキシベンゾイル〕−2−メ
    チルベンゼン−スルホンアミドの結晶。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の物質を得る方法に
    おいて、請求項1に記載のN−〔4−〔5−(シクロペ
    ンチルオキシカルボニル)アミノ−1−メチル−インド
    ール−3−イルメチル〕−3−メトキシベンゾイル〕−
    2−メチルベンゼンスルホンアミドの結晶の微粉砕化し
    た粒子を150ないし700ミクロンの範囲の直径の孔
    を有するふるいを通して押出し、押出された物質を転動
    し、その後転動した物質をふるい分けすることを特徴と
    する方法。
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