JP2650225B2 - ばね用鋼 - Google Patents

ばね用鋼

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JP2650225B2 JP61018315A JP1831586A JP2650225B2 JP 2650225 B2 JP2650225 B2 JP 2650225B2 JP 61018315 A JP61018315 A JP 61018315A JP 1831586 A JP1831586 A JP 1831586A JP 2650225 B2 JP2650225 B2 JP 2650225B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車、航空機、各種産業機械等におい
て使用される高強度ばねの製造に適用されるばね用鋼に
関する。
(従来の技術) 内燃機関等に使用される弁ばねは150℃近傍の温度下
で使用されることが多く、しかも、高速圧縮による繰り
返し荷重を受けており、最も苛酷な使い方をされるばね
のひとつである。従来、内燃機関のばねに使用されるば
ね用鋼としては、例えばオイルテンパー線が一般的であ
り、日本工業規格(JIS)においても、SWO−V(弁ばね
用炭素鋼オイルテンパー線;JIS G3561)、SWOCV−V
(弁ばね用クロムバナジウム鋼オイルテンパー線;JIS G
3565)、SWOSC−V(弁ばね用シリコンクロム鋼オイル
テンパー線;JIS G3566)が規定されている。
これらのオイルテンパー線は鋼線を連続加熱炉によっ
て連続的に焼入れ焼きもどしを行い、所要の強度に調整
している。そして、高い疲労強度が要求される場合に
は、この鋼に窒化あるいは軟窒化処理を施し、表面硬度
を高めて疲労強度の改善を図っている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが最近の内燃機関の開発動向をみると、従来よ
りもさらに高出力であってしかも軽量であることが要求
されてきている。そのため、弁ばねにおいても、より一
層高強度化、長寿命化が要求されている。
弁ばねの高強度化を図るには焼もどし温度を低く設定
して線材の硬さを増せばよいが、疲労強度を高めるため
の窒化処理は500℃前後の雰囲気中で行われるので線材
熱処理時の焼もどし温度を低く設定しても窒化処理時に
線材内部の硬さが低下してしまい、窒化処理を行う弁ば
ねにおいては窒化処理温度により弁ばねの強度が規定さ
れることになる。窒化処理に伴う母材中心部の硬度低下
を阻止するには、500℃焼もどし後の中心部硬さが少な
くともHRC45以上でなければならないが、従来のばね用
鋼ではこの条件を満たさず、高強度化が図れないという
問題があった。
本発明は斯かる問題点を解決するためになされたもの
で、疲労強度を確保するための窒化処理を行ってもばね
の高強度化が図れるばね用鋼を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、ばね材の結晶粒度を細かくすると降伏
点を高めるように作用し、ばねの耐へたり性が向上する
こと、及びある種の化学組成を有するばね鋼は500℃前
後の窒化処理温度における焼もどし2次硬化が顕著であ
り、この焼もどし2次硬化を利用すればばね材の内部硬
さが改善されることを見出した。本発明は斯かる知見に
基づくもので、本発明によるばね用鋼は、重量%でC:0.
40〜0.75%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.5〜1.5%、Cr:0.1〜
5.0%、Mo:0.1〜1.0%、V:0.4%を超え2.0%以下を含有
し、残部Fe及び不純物から成る窒化処理をするばね用鋼
であって、500℃焼きもどし後の硬さがHRC45以上を満
たして窒化処理に伴う硬度低下を阻止し、且つ、降伏比
0.95以上を満たすことを特徴としている。又、必要に応
じ、上記合金組成の不純物の内[O]:0.0015%以下、
〔N〕:0.005%以下、Ti:0.005%以下、Al:0.01%以下
に規制するものである。
(成分限定理由) 次に、本発明のばね用鋼の成分範囲(重量%)の限定
理由を説明する。
C(炭素)は鋼の強度を高めるのに有効な元素である
が、0.40%未満ではばねとしての必要な強度を得ること
ができず、0.75%を超えると網状のセメンタイトが出や
すくなり、ばねの疲労強度が損なわれるので、0.40〜0.
75%の範囲とした。
Si(けい素)はフェライト中に固溶することにより鋼
の強度を向上し、ばねの耐へたり性を向上させるのに有
効な元素であるが、1.0%未満ではばねとして必要な耐
へたり性を得ることができず、3.0%を超えると靭性が
劣化し、且つ熱処理により遊離炭素を生じる恐れがある
ため、1.0〜3.0%の範囲とした。
Mn(マンガン)は鋼の脱酸に有効であると共に鋼の焼
入性を向上させるのに有効な元素であり、このためには
0.5%以上含有させることが必要である。しかし、1.5%
を超えると焼入性が過大になって靭性を劣化すると共に
焼入れ時の変形の原因となりやすいので、0.5〜1.5%の
範囲とした。
Cr(クロム)は高炭素鋼の脱炭およい黒鉛化を防止す
るのに有効な元素であるが、0.1%未満ではこれらの効
果を十分に期待することができず、5.0%を超えると靭
性が劣化するので、0.1〜5.0%の範囲とした。
Mo(モリブデン)はばねの耐へたり性を改善するのに
有効な元素であり、0.1%未満ではそのような効果が十
分に得られず、また1.0%を超えるとその効果が飽和し
かつオーステナイト中に溶解されない複合炭化物が形成
される。そして、この複合炭化物の量が増加して大きな
塊状となった場合には、非金属介在物と同等の害をもた
らすので鋼の疲労強度を低下させる恐れがある。したが
って、Moは0.1〜1.0%の範囲とした。
V(バナジウム)は低温圧延時における結晶粒微細化
効果が大きく、ばね特性の向上および信頼性の増大を得
ることができ、また焼入れ・焼もどし時の析出硬化にも
寄与する元素であり、このような硬化を得るためには0.
4%を超えて含有させることが必要である。しかし、2.0
%を超えると靭性が劣化すると共にばね特性を低下させ
るので、0.4%を超え2.0%以下の範囲とした。
又、不純物中の〔O〕,〔N〕,Ti,Alはばね鋼の疲労
強度に影響を与え有害なものであり、〔O〕は酸化物形
の介在物を生成し、これが疲労破壊の起点となりやすい
ので、使用目的等に応じてその上限を0.0015%に規制す
ることも望ましく、〔N〕及びTiはTiN系の介在物を生
成して鋼の疲労強度を低下させるので、使用目的等に応
じてその上限を夫々0.005%に規制することも望まし
い。又、A1は前記酸素原子と結び付いてA1酸化物を生成
して鋼の疲労強度を低下させるので、使用目的等に応じ
てその上限を0.01%に規制することも望ましい。
(実施例) 次に、本発明の実施例を比較例とともに説明する。
第1表は本発明鋼の実施化学成分例及び比較鋼の化学
成分を示す。
従来、ばね鋼の高強度化を判定する尺度としては、実
際にばねを成形してこれを所定の荷重で所定時間締め付
けておき、締め付け前後のへたり量で判定する方法があ
る。このへたり量は材料の硬さと強い相関があり、材料
の硬さが高くなる程へたり量は少なくなる傾向を示す。
一方、引張強さと硬さとの間にも強い相関のあることが
知られている。従って、ばねのへたり量を測定する代わ
りに焼もどし2次硬化特性を比較することによってばね
の高強度化の程度を評価した。次にばねの適用可否を評
価するために、各供試鋼の焼入れ硬さと焼入れ温度との
関係、オーステナイト結晶粒度と焼入れ温度との関係、
更に、各供試鋼の500℃焼もどししたものの降伏比(σ
0.2/σ)、耐久限(σWB、kg f/mm2)を夫々比較す
ることにした。
そこで、第1表に示す化学成分の各鋼を50kg真空誘導
炉で溶解した後造塊し、径65mm鋼片に鍛伸し、これを更
に径12mm長さ5000mmに棒材圧延して、各供試鋼を製造し
た。次いで、これらの各供試鋼から後述する種々の試験
に適した試験片を切り出し、後述の熱処理等を施して試
験片に仕上げた。
第1図及び第2図は本発明鋼No.1〜9及び比較鋼No.1
0の焼入れ硬さ(HRC)と焼入れ温度、及びオーステナ
イト結晶粒度(Go)と焼入れ温度との関係を示し、供試
片を焼入れ温度850〜1100℃×30分で加熱後油冷してこ
れらの関係を調べた。
第1図において、本発明鋼のNo.1,5,9を除き他のもの
は経済的焼入れ温度である850〜900℃で略一定の硬さに
飽和し、特に高温に焼入れする必要もなく、比較鋼と同
程度乃至はそれ以上の硬さが得られる。No.1,5,9の本発
明鋼の硬さが飽和する焼入れ温度は他の発明鋼に比べて
高いが、後述する所定の焼もどし硬さを得るにはこれら
の発明鋼No.1,5,9を900〜1000℃に焼入れしておけばよ
い。
オーステナイト結晶粒度GoはJIS G 0551に規定の酸化
法により測定した。第2図より明らかなように、本発明
鋼はいずれも、経済的焼入れ温度である900℃以下の温
度で粒度番号Goで10以上の値を示し、比較鋼に比べ粒度
番号Goにして略2程度結晶粒が細かい。微細な結晶粒は
ばねの必要特性である耐へたり性に対して有利に作用す
る。
第3図乃至第6図は各供試鋼の焼もどし温度に対する
硬さ特性を示す。
第3図は焼もどし硬さに対するC含有量の影響を調べ
たもので、本発明鋼のベース鋼である供試鋼No.2の化学
成分(C:0.66%)に対してCの含有量を重量%で本発明
の規定範囲内の0.40%(No.1)、0.73%(No.3)に変化
させ、各供試鋼を各焼もどし温度に1時間加熱後空冷し
て試験片とした。本発明鋼はC量の増加に伴い硬さが増
加するとともに、窒化処理温度の500℃近傍で焼もどし
2次硬化が見られ、所要の硬さ45HRC以上の条件を満た
している。一方、比較鋼である供試鋼No.10は窒化処理
温度の500℃近傍で硬さ45HRC以上の条件を満たさず、比
較鋼ではその窒化橇後に必要な内部硬さを確保すること
が出来ない。尚、供試鋼No.1の焼入れ温度は1000℃であ
り、他の供試鋼及び比較鋼No.10の焼入れ温度は900℃で
ある。No.1の供試鋼は、その焼入れ温度が高くなること
を我慢すれば500℃の窒化処理をしても十分な内部硬さ
を得ることが出来る。
第4図は焼もどし硬さに対するCr含有量の影響を調べ
たもので、本発明鋼のベース鋼である供試鋼No.2の化学
成分(Cr:0.50%)に対してCrの含有量を重量%で本発
明の規定範囲内の1.01%(No.4)、4.00%(No.5)に変
化させ、各供試鋼を各焼もどし温度に1時間加熱後空冷
して試験片とした。尚、供試験鋼No.5の焼入れ温度は10
00℃であり、他の供試鋼及び比較鋼No.10の焼入れ温度
は900℃である。本発明鋼のいずれの供試鋼も窒化処理
温度の500℃近傍で所要の硬さ45HRC以上の条件を満たし
ている。No.5の供試鋼500℃の焼もどし温度で焼もどし
2次硬化が顕著であり、その焼入れ温度が高くなること
を我慢すれば、550〜600℃の高温で窒化処理をしても十
分な内部硬さが得られる。
第5図は焼もどし硬さに対するMo含有量の影響を調べ
たもので、本発明鋼のベース鋼である供試鋼No.2の化学
成分(Mo:0.16%)に対してMoの含有量を重量%で本発
明の規定範囲内の0.30%(No.6)、1.00%(No.7)に変
化させ、各供試鋼を各焼もどし温度に1時間加熱後空冷
して試験片とした。尚、各供試鋼は900℃で焼入れして
ある。Moの場合にもMo量の増加に伴い窒化処理温度の50
0℃近傍で焼もどし2次硬化が顕著であり、550〜600℃
の高温で窒化処理をしても十分な内部硬さが得られる。
第6図は焼もどし硬さに対するV含有量の影響を調べ
たもので、本発明鋼のベース鋼である供試鋼No.2の化学
成分(V:0.50%)に対してVの含有量を重量%で本発明
の規定範囲内の1.00%(No.8)、1.99%(No.8)に変化
させ、各供試鋼を各焼もどし温度に1時間加熱後空冷し
て試験片とした。尚、No.8及びNo.9の供試鋼を1000℃で
焼入れし、ベース鋼No.2を900℃で夫々焼入れしてあ
る。Vの場合にもV量の増加に伴い窒化処理温度の500
℃近傍で焼もどし2次硬化が顕著であり、特に、1000℃
で焼入れたNo.9の供試鋼はVが十分に固溶して焼もどし
2次硬化が顕著であり、550〜600℃の高温で窒化処理を
しても十分な内部硬さが得られる。
第2表は以上の試験結果の内500℃焼もどしのみに着
目して焼もどし硬さ、降伏比(σ0.2/σ)及び回転
曲げ疲労試験で求めた耐久限σWBと共に一覧にしたもの
で、No.1〜9の本発明鋼は、比較鋼No.10(SUP12)、比
較鋼No.11(SUP10)、及び比較鋼No.12(SUP7)のいず
れと比べても焼もどし硬さ、降伏比、及び耐久限のいず
れの点においても優れている。
次に、本発明鋼の化学成分に含まれる不純物である
〔O〕、〔N〕、Al、及びTiの含有量を変化させて、こ
れらの不純物の500℃焼もどし硬さ、降伏比、及び耐久
限に与える影響を調べた。供試鋼No.13は〔O〕、Alの
含有量を夫々規定範囲内である0.0008%,0.008%に、供
試鋼No.14は〔O〕、Al、〔N〕、Tiの含有量を夫々規
定範囲内である0.0008%,0.008%,0.004%,0.003%に、
供試鋼No.15は〔N〕、Tiの含有量を夫々規定範囲内で
ある0.004%,0.002%に夫々設定してある。これらの不
純物は互いに結び付いて酸化物や窒化物の介在物を生成
し、これらが疲労破壊の起点となり易いために、必要に
応じこれらの不純物の含有量を規制してもよく、これら
の不純物を規制した供試鋼No.13乃至15は規制しないベ
ース鋼No.2に比較して焼もどし硬さ及び降伏比について
は殆ど変わりがないが、耐久限については明確な改善が
見られる。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明のばね用鋼に依れば、重
量%でC:0.40〜0.75%、Si:1.0〜3.0%、Mn:0.5〜1.5
%、Cr:0.1〜5.0%、Mo:0.1〜1.0%、V:0.4%を超え2.0
%以下を含有し、残部Fe及び不純物から成るようにした
ので、500℃焼もどし後の硬さがHRC45以上の値を示し
て窒化処理に伴う内部硬度低下を阻止し、且つ、降伏比
0.95以上を満たした高強度のばね用鋼が得られるため、
例えば、内燃機関の弁ばね材に適用して、同機関の高回
転・高出力化に対処することを可能にし、高応力及び長
寿命の弁ばねが得られるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明鋼の焼入れ温度と硬さとの関係を示すグ
ラフ、第2図は本発明鋼の焼入れ温度とオーステナイト
結晶粒度との関係を示すグラフ、第3図は本発明鋼の化
学成分中C量の焼もどし硬さに与える影響を調べた、焼
もどし温度と硬さとの関係を示すグラフ、第4図は本発
明鋼の化学成分中Cr量の焼もどし硬さに与える影響を調
べた、焼もどし温度と硬さとの関係を示すグラフ、第5
図は本発明鋼の化学成分中Mo量の焼もどし硬さに与える
影響を調べた、焼もどし温度と硬さとの関係を示すグラ
フ、第6図は本発明鋼の化学成分中V量の焼もどし硬さ
に与える影響を調べた、焼もどし温度と硬さとの関係を
示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 999999999 中央発條株式会社 愛知県名古屋市緑区鳴海町字上汐田68番 地 (72)発明者 飯久保 知人 名古屋市緑区青山1丁目28 (72)発明者 伊藤 幸生 四日市市中町9番18号 (56)参考文献 特開 昭58−6923(JP,A) 特開 昭59−170241(JP,A) 特公 昭33−6454(JP,B1) 特公 昭46−15211(JP,B1)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%でC:0.40〜0.75%、Si:1.0〜3.0
    %、Mn:0.5〜1.5%、Cr:0.1〜5.0%、Mo:0.1〜1.0%、
    V:0.4%を超え2.0%以下を含有し、残部Fe及び不純物か
    ら成る窒化処理をするばね用鋼であって、500℃焼きも
    どし後の硬さがHRC45以上を満たして窒化処理に伴う硬
    度低下を阻止し、且つ、降伏比0.95以上を満たすことを
    特徴とするばね用鋼。
  2. 【請求項2】前記不純物中において、[O]:0.0015%
    以下、[N]:0.005%以下、Ti:0.005%以下、Al:0.01
    %以下に規制したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のばね用鋼。
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