JP2649091B2 - 高圧液体供給装置 - Google Patents

高圧液体供給装置

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JP2649091B2 JP1230245A JP23024589A JP2649091B2 JP 2649091 B2 JP2649091 B2 JP 2649091B2 JP 1230245 A JP1230245 A JP 1230245A JP 23024589 A JP23024589 A JP 23024589A JP 2649091 B2 JP2649091 B2 JP 2649091B2
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids
    • F16L55/045Devices damping pulsations or vibrations in fluids specially adapted to prevent or minimise the effects of water hammer
    • F16L55/05Buffers therefor
    • F16L55/052Pneumatic reservoirs
    • F16L55/053Pneumatic reservoirs the gas in the reservoir being separated from the fluid in the pipe
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/04Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポンプより液圧装置へ高圧の液体を供給する
高圧液体供給装置に係り、更に詳細には液体供給通路に
圧力振動低減装置が組込まれた高圧液体供給装置に係わ
る。
従来の技術 自動車等の車輌の流体圧式サスペンションの如く、常
に高圧の液体が供給されることを要する液圧装置の流体
回路には、従来より一般に、比較的大きい流量脈動を発
生するが耐久性に優れた高圧ポンが使用されている。か
かる高圧ポンプが組込まれた流体回路の液体供給通路内
に於ては、ポンプによる流量脈動に起因する比較的大き
い圧力脈動が発生するため、例えば実開昭61−110476号
公報に記載されている如き簡便な圧力脈動低減装置によ
っては圧力脈動を十分に低減することができない。その
ため流体圧式サスペンションの如き液圧装置の流体回路
には圧力脈動吸収性能に優れた圧力脈動吸収装置が組込
まれることが必要である。
発明が解決しようとする課題 しかし圧力脈動吸収性能に優れた圧力脈動吸収装置が
液体供給通路に組込まれると、ポンプの特定の回転速度
域に於てその吐出口近傍に大きい圧力振動(液柱振動)
が発生し、その振幅は圧力脈動吸収装置が使用されない
場合の圧力振動の振幅の4〜5倍になることが判明し
た。この液柱振動の周期はポンプの脈動周期(例えばピ
ストンの1ピッチ分の回転時間)に対応しており、液柱
振動が生じると圧力脈動吸収装置の入口近傍に於て流量
の激減あるいは逆流を伴なう極めて大きい液柱振動流が
発生する。第9図及び第10図はそれぞれかかる液柱振動
が生じた場合に於ける流量変動及び圧力変動を示してお
り、これらの図に於て実線はポンプの吐出口近傍に於け
る変動を示しており、破線は圧力脈動吸収装置の入口近
傍に於ける変動を示している。圧力脈動吸収装置が組込
まれていない液体供給通路に於てはかかる液柱振動は発
生しないことから、かかる液柱振動は圧力脈動吸収装置
の脈動吸収性能が優れているほど発生し易いものと考え
られる。
また液柱振動が発生するポンプの回転速度域はその常
用の回転速度域であるため、圧力脈動吸収装置が組込ま
れた液体供給通路に於ける液柱振動の発生を回避するこ
とができない。また液柱振動が発生すると不快な騒音や
振動が発生し、そのため車室内の快適性が悪化したり、
ポンプ及び配管系の耐久性が悪化するという問題があ
る。
本願発明者は上述の如き液柱振動について種々の検討
を行った結果、液体供給通路の上流側端部及び下流側端
部の各々に於て流量振動に対する振動圧力の位相関係が
ある特定の条件になったとき、例えば上流側端部及び下
流側端部に於ける圧力振動の位相差が180度になったと
きに大きい液柱振動が発生し、液柱振動によって瞬間的
に大きい流速に到達する振動流が生じることを究明し、
液体供給通路の途中に振動流に対応する流通抵抗を与え
ることにより液柱振動を効果的に低減することができ、
特に液柱振動低減効果は圧力脈動吸収装置に近接した位
置に於て流通抵抗を与える場合に最も大きいことを見出
した。
本発明は、かかる知見に基き、ポンプより液圧装置へ
高圧の液体を供給する液体供給通路内に於ける圧力脈動
及び液柱振動が共に効果的に低減されるよう構成された
高圧液体供給装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、広い回転速度範
囲に亙り回転駆動されるよう構成され流量脈動を伴って
高圧の液体を吐出するポンプと、該ポンプと高圧の液体
によって駆動される液圧装置とを連通接続しポンプより
液圧装置へ高圧の液体を供給する液体供給通路と、前記
液体供給通路の途中に設けられ前記液体供給通路内を流
れる液体の流量脈動に起因する圧力脈動を吸収するガス
封入式の圧力脈動吸収手段と、前記圧力脈動吸収手段に
近接して前記ポンプと前記圧力脈動吸収手段との間の前
記液体供給通路にのみ設けられ前記ポンプの特定の回転
速度域に於て前記液体供給通路内に発生する液柱振動を
低減する液柱振動低減手段とを有する高圧液体供給装置
によって達成される。
本発明の一つの実施例によれば、圧力脈動吸収手段は
ハウジングと、該ハウジングの内部を気体室と液体室と
に分割する可撓性隔壁手段とを含み、液体室にて液体供
給通路と連通接続されるよう構成される。
また本発明の一つの実施例によれば、液柱振動低減手
段はオリフィスを含み、液柱振動低減手段内を流通する
液体に対し流通抵抗を与えることにより液柱振動を低減
するよう構成される。
また本発明の他の一つの実施例によれば、液柱振動低
減手段はポンプより液圧装置へ向かう液体の流れのみを
許す逆止弁を含み、液柱振動発生時に於ける液体供給通
路内の液体の逆流を阻止することにより液柱振動を低減
するよう構成される。
発明の作用 上述の如き基本的な構成によれば、ポンプの流量脈動
に起因する圧力脈動はガス封入式の圧力脈動吸収手段に
よって効果的に低減され、また液体供給通路にガス封入
式の圧力脈動吸収手段が組込まれることに起因してポン
プの特定の回転速度域に於て液体供給通路内に発生する
液柱振動が圧力脈動吸収手段に近接して設けられた液柱
振動低減手段により効果的に低減され、従って液体供給
通路内の圧力脈動及び液柱振動が共に効果的に低減され
る。
実施例 第1図は本発明による高圧液体供給装置が組込まれた
流体圧式サスペンションの流体回路を示す概略構成図で
ある。
第1図に於て、10は作動流体としてのオイルを貯溜す
るリザーバを示しており、リザーバ10は一端に異物を除
去するサクショフィルタ12を有する吸入導管14によりポ
ンプ16の吸入側と連通接続されている。ポンプ16は図に
は示されていない車輌のエンジンにより図には示されて
いないベルトを介して広い回転速度範囲に亙り回転駆動
され、流量脈動を伴なって高圧のオイルをオイル供給導
管18へ吐出するようになっている。オイル供給導管18は
三つの導管18a,18b、18cよりなっており、導管18aと18b
との間には液柱振動低減手段20が設けられており、導管
18bと18cとの間にはガス封入式の圧略脈動吸収手段22が
液柱振動低減手段20に近接して設けられている。
導管18cの下流側端部には前輪用オイル供給導管18f及
び後輪用オイル供給導管18rが接続されている。オイル
供給導管18fには右前輪用オイル供給導管18fr及び左前
輪用オイル供給導管18flを介してそれぞれ圧力制御弁24
fr及び24fl接続されている。圧力制御弁24fr及び24flは
それぞれ接続導管26fr及び26flによりそれぞれ右前輪用
ショックアブソーバ28fr及び左前輪用ショックアブソー
バ28flに接続されている。更に圧力制御弁24fr及び24fl
はそれぞれ右前輪用オイル排出導管30fr及び左前輪用オ
イル排出導管30flにより前輪用オイル排出導管32fに接
続されている。またオイル供給導管18f及びオイル排出
導管32fは途中にリリーフ弁34を有する導管36により互
いに連通接続されている。リリーフ弁34はオイル供給導
管18f及び18r内の圧力を予め設定された圧力に調整する
ようになっているが、50Hz以上のポンプ16に固有の圧力
脈動やオイル排出導管18内の液柱振動を抑制することは
できない。
同様に、オイル供給導管18rには右後輪用オイル供給
導管18rr及び左後輪用オイル供給導管18rlを介してそれ
ぞれ圧力制御弁24rr及び24rlが接続されている。圧力制
御弁24rr及び24rlはそれぞれ接続導管26rr及び26rlによ
りそれぞれ右後輪用ショックアブソーバ28rr及び左後輪
用ショックアブソーバ28rlに接続されている。更に圧力
制御弁24rr及び24rlはそれぞれ右後輪用オイル排出導管
30rr及び左後輪用オイル排出導管30rlにより前輪用オイ
ル排出導管32rに接続されている。オイル供給導管18rに
はオイル供給導管18rr及び18rlに近接した位置にて導管
38によりアキュムレータ40が連通接続されている。オイ
ル排出導管32f及び32rはオイル排出導管32によりリザー
バ10に連通接続されている。
尚各圧力制御弁は対応するオイル供給導管より対応す
るショックアブソーバへのオイルの供給及びショックア
ブソーバより対応するオイル排出導管へのオイルの排出
を制御することにより、ショックアブソーバ内の圧力を
制御して車輌の乗心地及び車体の姿勢を制御するように
なっている。
かくしてリザーバ10、フィルタ12、吸入導管14、ポン
プ16は高圧のオイルを供給するオイル供給源42を構成し
ており、圧力制御弁24fr、24fl、24rr、24rl、ショック
アブソーバ28fr、28fl、28rr、28rl等は液圧装置44を構
成しており、液柱振動低減手段20及び圧力脈動吸収手段
22は互いに共働してオイル供給源42より液圧装置44へ高
圧のオイルを導くオイル供給導管18内の圧力脈働及び液
柱振動の両方を低減する圧力振動低減装置46を構成して
いる。またオイル供給源42、オイル供給導管18、圧力振
動低減装置46は液圧装置44へ高圧のオイルを供給する高
圧液体供給装置を構成している。
第2図は第1図に示された圧力振動低減装置の一つの
実施例を示す断面図である。尚第2図に於て、第1図に
示された部分に対応する部分には第1図に於て付された
符号と同一の符号が付されている。
第2図に於て、圧力振動低減装置46は圧力脈動吸収装
置22と液柱振動低減装置20とが一体に構成された構造を
有している。圧力脈動吸収装置22はハウジング48を含ん
でおり、該ハウジングは円筒体50と該円筒体の両端を閉
ざすエンドキャップ52及びベースキャップ54とよりなっ
ている。ベースキャップ54にはそれぞれ導管18a及び18c
が接続されたニップル部材56及び58がそれぞれボルト60
及び62により固定されている。またベースキャップ54に
は軸線Aに沿って延在するベローズ64の一端が固定され
ており、該ベローズの他端にはエンドプレート66及びガ
イドリング68が固定されている。ベローズ64及びエンド
プレート66は互いに共働してハウジング48の内部をガス
室70とオイル室72とに分割している。ガイドリング68は
円筒体50の内周面に摺接し、これによりエンドプレート
66を軸線Aに沿って案内するようになっている。更にベ
ースキャップ54にエンドプレート66の図にて下方への移
動量を制限するストッパ74が一体的に固定されている。
ボルト60及び62はそれぞれ軸線方向通路76及び78と半
径方向通路80及び82とを有し、それぞれ対応するニップ
ル部材56及び58と共働して環状通路84及び86を郭定して
いる。環状通路84は導管18a及び半径方向通路80と連通
しており、環状通路86は導管18c及び半径方向通路82と
連通している。更に半径方向通路80の実効通路断面積は
半径方向通路82の実効通路断面積よりも小さく、これに
より液柱振動低減装置20のオリフィスを構成している。
かくしてこの実施例に於ては、ポンプ16によりリザー
バ10より吸入導管14を経てオイルが吸入され、ポンプに
よりその回転速度に対応する流量脈動にて高圧のオイル
がオイル供給導管18へ供給される。ポンプ16により吐出
される平均流量はその回転速度に比例して増加し、ポン
プの回転速度が所定値以上の領域に於てはポンプの回転
速度が増大しても吐出されるオイルの平均流量は増大し
ない。ポンプより吐出されるオイルの流量脈動の基本的
な周期(脈動の一次成分の周期)はピストンの1ピッチ
の回転時間に対応し、ポンプの回転速度に反比例し、回
転速度が早くなればなるほど短くなる。流量脈動を伴な
うオイルの流れは導管18aより液柱振動低減装置20を経
て圧力脈動吸収装置22のオイル室72へ流入する。導管18
a内を流れるオイルの流量脈動に伴なう圧力脈動は圧力
脈動吸収装置22のガス室70内に封入されたガスの圧縮及
び膨張によって吸収される。
即ち圧力脈動吸収装置22のオイル室72内の圧力が瞬間
的に高くなると、ガス室70内の圧力とオイル室72内の圧
力との間の差圧によってエンドプレート66が図にて上方
へ駆動され、ガス室70内のガスを圧縮する。かくして圧
縮されたガスはその圧縮量に対応して圧力を増大し、オ
イル室72内の圧力と釣合う圧力まで圧縮量を増大する。
かくしてガス室70の圧縮量に対応する量のオイルが圧力
脈動吸収装置22によって吸収され、これにより導管18a
内の圧力上昇が抑制される。
逆に導管18a内の圧力が瞬間的に低下し、これにより
オイル室72内の圧力が低下すると、ガス室70内の圧力と
オイル室72内の圧力との間の差圧によりエンドプレート
66が図にて下方へ駆動され、ガス室が膨張される。かく
して膨張されたガス室の膨張量に対応する量のオイルが
導管18aへ供給され、これにより該導管内の圧力低下が
抑制される。尚図示の実施例に於ては、圧力脈動吸収装
置22のガス室とオイル室とを分離する弾性隔壁手段はベ
ローズであるが、隔壁手段はダイヤフラムやゴム袋等で
あってもよい。
上述の如く、オイル供給導管18の途中に圧力脈動吸収
装置のみしか設けられていない場合には、ポンプの回転
速度が或る特定の回転速度域に到達すると、オイル供給
導管18内に液柱振動が発生し、ポンプの吐出口近傍に於
て大きい圧力脈動を生じる。かかる液柱振動が生じる
と、圧力脈動吸収装置22の入口近傍に於て振幅の大きい
流量振動が生じる。図示の実施例によれば、圧力脈動吸
収装置22の入口部に液柱振動低減装置20が設けられてお
り、この液柱振動低減装置のオリフィス80はそれを通過
するオイルの流量の約二乗に比例した圧力損失を発生
し、オイルの正方向の流れ、即ち導管18aより圧力脈動
吸収装置へ向かうオイルの流れ及びオイルの逆方向、即
ち圧力脈動吸収装置より導管18aへ向かう方向の流れの
両方に対し流通抵抗を与え、これにより流量振動を低減
して液柱振動を低減する。
第11図は液柱振動低減装置が設けられた場合(実線)
及び液柱振動低減装置が設けらていない場合(破線)に
ついてポンプの回転速度と液柱振動の振幅との関係を示
す解図的グラフである。このグラフより解る如く、ポン
プと圧力脈動吸収装置との間に液柱振動低減装置が組込
まれると、ポンプの特定の回転速度域に於ける液柱振動
の振幅が効果的に低減される。
第12図は液柱振動低減装置が組込まれた場合(実線)
及び液柱振動低減装置が組込まれていない場合(破線)
についてオイル供給導管の各部位に於ける液柱振動の振
幅を示す解図的グラフである。このグラフより、ポンプ
と圧力脈動吸収装置との間に液柱振動低減装置が組込ま
れることにより、オイル供給導管の各部に於ける液柱振
動の振幅が効果的に低減されることが解る。
第3図乃至第5図はそれぞれ本発明に於ける圧力振動
低減装置の液柱振動低減装置の他の一つの実施例を示す
断面図である。尚これらの図に於て、第1図に示された
部分に対応する部分には第1図に付された符号と同一の
符号が付されており、第5図に於て、第4図に示された
部分に対応する部分には第4図に付された符号と同一の
符号が付されている。またこれらの液柱振動低減装置と
組合わせて使用される圧力脈動吸収装置は任意の構造の
ものであってよく、例えば第2図の液柱振動低減装置の
オイル供給導管80が半径方向通路82と同様の実効通路断
面積の大きい通路に置換えられたものであってよい。
第3図に示された実施例に於て、ハウジング90は内部
に弁室92及び該弁室と連通する通路94及び96を有してい
る。ハウジング90にはニップル98により通路94と連通す
る状態にて導管18aが固定されており、またニップル100
により通路96と連通する状態にて導管18bが固定されて
いる。
弁室92内には導管18aより導管18bへ向うオイルの流れ
のみを許す逆止弁102が設けられている。逆止弁102は一
端にてボルト104によりハウジング90に固定されたリー
ド弁形の弁要素106と、該弁要素の開弁量を制限するス
トッパ108とよりなっている。
この実施例に於ては、導管18bより導管18aへ向かうオ
イルの逆方向の流れが逆止弁102により阻止されるの
で、導管18a及び18b内に液柱振動が発生し、これに伴い
導管18b内に逆方向のオイルの流れが生じても、そのオ
イルの流れは逆止弁102によって導管18aへ至ることが阻
止され、これにより導管18a内の液柱振動が効果的に低
減される。
第4図に示された実施例に於ては、液柱振動低減装置
20のハウジング110は一端にて導管18aに連通し他端にて
導管18bに連通する内部通路112を有しており、該内部通
路の途中にはオリフィス114が設けられている。またハ
ウジング110は内部通路112のオリフィス114より上流側
の部分と下流側の部分とを連通接続するバイパス通路11
6を郭定している。バイパス通路116の途中には該バイパ
ス通路の実効通路断面積を制御するバイパス弁118が設
けられている。
バイパス弁118はバイパス通路116と連通する弁室120
とと、該弁室内に往復動可能に配置されたスプール型の
弁要素122とを含んでいる。弁要素122はバイパス通路11
6と弁室120との間のポート116aの開口面積を制御するラ
ンド122aを有しており、該ランドの弁室とは反対の側の
端部には大気開放ポート124を経て導入される大気圧が
作用するようになっている。また弁要素122のランド122
aとは反対の側の端部とハウジングとの間には圧縮コイ
ルばね126が弾装されており、該圧縮コイルばねにより
弁要素122は図にて上方へ付勢され、これにより通常の
状態に於てはポート116aが全開状態に維持されるように
なっている。
弁要素120はソレノイドアクチュエータ128により位置
決めされるようになっている。図示の如くアクチュエー
タ128は制御装置130により制御されるようになってい
る。制御装置130はポンプ16の回転速度Nを示す信号を
入力され、回転速度Nが導管18a及び18b内に液柱振動を
惹起こす回転速度域になるとアクチュエータ128へ制御
信号を出力し、ばね126のばね力に抗して弁要素122を図
にて下方へ駆動し、これによりポート116aの開口面積を
低減する。
従ってこの実施例に於ては、ポンプの回転速度が液柱
振動を惹起こす回転速度域に到達すると、バイパス通路
116の実効通路断面積が低減若しくは0に制御され、こ
れにより導管18aより液柱振動低減装置20を経て導管18b
へ至るオイルの流れ及びこれとは逆方向のオイルの流れ
は強制的にオリフィス114に通され、該オリフィスによ
り与えられる流通抵抗によって液柱振動が効果的に低減
される。
またこの実施例によれば、ポンプの回転速度が液柱振
動を惹起こす回転速度域にないときには、バイパス弁11
8が全開位置に維持されることにより液柱振動低減装置2
0の圧力損失が最小限に抑えられる。
第5図に示された実施例に於ては、バイパス通路116
の途中に設けられたバイパス弁118はパイロット弁とし
て構成されている。パイロット弁118の弁要素132は二つ
のランド134及び136とこれらのランドの間に設けられた
環状溝138とを有している。ランド134はハウジング110
と共働してパイロット室140を郭定し、ランド136はハウ
ジングと共働してパイロット室142を郭定し、環状溝138
はハウジングと共働して環状通路144を郭定している。
パイロット室142には圧縮コイルばね146が弾装されてお
り、該圧縮コイルばねにより弁要素132は図にて左方へ
付勢され、これにより通常時にはバイパス通路116のポ
ート116bを閉ざしている。
パイロット室140は途中にオリフィス148を有するパイ
ロット通路150によりバイパス通路116のうちバイパス弁
より上流側の部分と連通接続されており、これによりオ
リフィス114より上流側の通路112内の圧力が導入される
ようになっている。同様にパイロット室142は途中にオ
リフィス152を有するパイロット通路154によりバイパス
通路116のうちバイパス弁より下流側の部分と連通接続
されており、これによりオリフィス114より下流側の導
管112内の圧力が導入されるようになっている。尚圧縮
コイルばね146のばね力は、ポンプの回転速度が導管18a
及び18b内に液柱振動が発生する回転速度域以下の範囲
に於ては弁要素132を図示の閉弁位置に付勢維持するば
ね力に設定されている。
かくしてこの実施例によれば、ポンプの回転速度が液
柱振動を発生させる回転速度域以下の範囲に於ては、バ
イパス弁118が図示の閉弁位置に維持され、導管18a及び
18bを流通する全てのオイルがオリフィス114に強制的に
通され、ポンプの回転速度が液柱振動を発生させる回転
速度域にあり、内部通路112内に流量振動が発生されて
も、内部通路112を流通するオイルに対しオリフィス114
によって流通抵抗が与えられ、これにより液柱振動が効
果的に減衰される。
またポンプの回転速度が液柱振動を発生させる回転速
度域を越えて上昇すると、導管18aより内部通路112を経
て導管18bへ流れるオイルの流量も増大し、オリフィス1
14前後の圧力降下が増大してパイロット室140内のパイ
ロット圧とパイロット室142内のパイロット圧との差が
圧縮コイルばね146のばね力を上回り、弁要素132が図に
て右方へ駆動されることによりポート116bが開かれる。
その結果内部通路112を流れるオイルの一部がバイパス
通路116を経てオリフィス114を迂回して流れるようにな
り、これにより液柱振動低減装置20により発生される圧
力損失が低減される。
第6図は本発明に於ける圧力振動低減装置の他の一つ
の実施例を示す第2図と同様の断面図である。尚第6図
に於て、第2図に示された部材と実質的に同一の部材に
は第2図に付された符号と同一の符号が付されている。
この実施例に於ては、ボルト60に設けられた半径方向
通路80′は半径方向通路82と同様実効通路断面積の大き
い通路として形成されており、これにより該通路を流れ
るオイルに対し実質的な絞り作用を及ぼすことがないよ
うになっている。またボルト62に設けられた軸線方向通
路78はベースキャップ54に設けられた通路154aによりオ
イル室72と連通接続されている。
この実施例に於ては、液柱振動低減装置20は圧力脈動
吸収装置のハウジングの内部に設けられている。液柱振
動低減装置20はストッパ74に担持された逆止弁158を含
んでいる。逆止弁158はストッパ74のエンドプレート74a
に設けられオイル室72とストッパの内部とを連通接続す
る複数個のポート160を含み、これらのポートは弁要素1
62により開閉されるようになっている。弁要素162はポ
ート160の連通を制御するプレート部162aと、該プレー
ト部に対し垂直に延在しエンドプレート74aに設けられ
た孔に軸線Aに沿って往復動可能に挿通されたステム16
2bとよりなっている。ステム部162bの先端にはばね座16
4が担持されており、該ばね座とエンドプレート74aとの
間には圧縮コイルばね166が弾装され、該ばねにより弁
要素162は図にて下方へ付勢されている。かくして逆止
弁158はストッパ74の内部よりポート160を経てオイル室
72へ向かうオイルの流れのみ許すようになっている。
かくしてこの実施例によれば、ポンプの回転速度が導
管18a内に液柱振動を発生させる回転速度域に到達する
と、液柱振動により発生される流量振動に伴う逆方向の
オイルの流れ、即ちオイル室72よりストッパ74の内部へ
向かうオイルの流れが逆止弁158によって阻止され、こ
れにより液柱振動が効果的に低減される。
第7図は本発明による高圧液体供給装置が組込まれた
流体圧式サスペンションの流体回路を示す第1図と同様
の概略構成図である。尚第7図に於て、第1図に示され
た部材と実質的に同一の部材には第1図に付された符号
と同一の符号が付されている。またこの実施例に於ける
圧力振動低減装置は第2図又は第6図に示された圧力振
動低減装置と同一の圧力振動低減装置であってよく、ま
た液柱振動低減装置20は第3図乃至第5図に示された液
柱振動低減装置の何れであってもよい。
この実施例に於ては、導管18cの導管18f及び18rとの
接続点には導管170によりアキュムレータ172が連通接続
されており、これにより前輪側の圧力制御弁24fr、24fl
及び後輪側の圧力制御弁24rr、24rlの作動によりそれぞ
れ導管18f、18r内の圧力低下がそれぞれアキュムレータ
172及び40により効果的に補償されるようになってい
る。
本願発明者は、かくして前輪側及び後輪側にそれぞれ
アキュムレータが連通接続されると、それらの間の導管
18r内に液柱振動が発生し、導管18rr及び18rl内に於け
る圧力振動の振幅は第13図に示されている如く、導管17
0内に於ける圧力波の伝播時間に対する導管38内に於け
る圧力波の伝播時間の比(これ以降圧力伝播時間比とい
う)によって変化することを見出した。
第13図より、圧力伝播時間比は1.8以上又は1.0以下で
あることが好ましく、1.8よりも大きければ大きいほ
ど、また1.0よりも小さければ小さいほど圧力振動の振
幅が小さくなることが判る。圧力波の伝播時間を長くす
るためには導管の長さを長くするか導管の材料として低
剛性の材料を選定すればよいが、伝播時間が長くなり過
ぎるとアキュムレータによる圧力低下の補償が有効に行
われなくなる。逆に伝播時間を短くするためには導管の
長さを短くするか導管の材料として高剛性の材料を選定
すればよいが、導管の長さが長くなり過ぎると車輌搭載
性が悪化したり車輌の総重量の増大を惹起こし、また導
管の剛性が高過ぎると制御弁等の振動がアキュムレータ
等に伝播され易くなって騒音が発生したり導管系の耐久
性が悪化する。従って圧力伝播時間比は1.8以上4.0以下
又は0.3以上1.0以下であることが好ましい。
かくしてこの実施例によれば、導管18a及び18bに於て
生じる液柱振動が液柱振動低減装置20により効果的に低
減され、また導管170及び38の長さ及び構成材料が圧力
伝播時間比が上述の好ましい範囲になるよう設定される
ことにより、導管18内に振幅の大きい液柱振動が生じる
ことが回避される。
第8図は本発明による高圧液体供給装置が組込まれた
流体圧式サスペンションの流体回路の他の一つの実施例
を示す第1図及び第7図と同様の概略構成図である。
尚第8図に於て、第1図又は第7図に示された部材と
実質的に同一の部材には第1図又は第7図に於て付され
た符号と同一の符号が付されている。
この実施例に於ては、ポンプ16は定圧力制御式の可変
容量型ポンプである。ポンプ16は可変容量機構16aを内
蔵しており、この機構は導管18a内の圧力を検出し、該
圧力が予め設定された圧力よりも高いときにはポンプの
吐出流量を低減し、逆に導管18a内の圧力が予め設定さ
れた圧力よりも低いときにはポンプの吐出流量を増大
し、これにより導管18a内の圧力を実質的に常に予め設
定された圧力に制御するようになっている。しかしこの
定圧力制御式の可変容量ポンプによっても導管18a内の
圧力脈動を排除することはできず、従って導管18bと18c
との間には圧力脈動吸収手段22が設けられている。
またこの実施例に於ては、圧力脈動吸収手段22はブラ
ダ式のオイル供給導管として構成されている。圧力脈動
吸収手段22はハウジング174と該ハウジングの内部をガ
ス室176とオイル室178とに分割するゴム袋180とを含ん
でおり、オイル室178は導管18b及び18cとの連結部に対
しそれらの一部を兼ねる導管182により連通接続されて
いる。この圧力脈動吸収手段は導管18b内の圧力が瞬間
的に増大すると、ガス室176内のガスを圧縮することに
よってオイル室178の体積を増大し、逆に導管18b内の圧
力が瞬間的に低下するとオイル室178の容積を低減しそ
の内部のオイルの一部を導管182を経て導管18bへ供給す
ることにより導管18b内の圧力脈動を吸収する。
また導管18cの途中には圧力脈動吸収手段22より液圧
装置44へ向かうオイルの流れのみを許す逆止弁184が設
けられている。この逆止弁はポンプの停止期間中にアキ
ュムレータ40及び172より高圧のオイルが導管18内を逆
流することを防止し、またポンプの始動時にこれを駆動
するエンジンの必要トルクが過大になることを防止す
る。
尚この実施例に於ける液柱振動低減手段20は上述の第
3図乃至第5図に示された液柱振動低減装置と同一の構
造のものであってよい。
以上に於ては本発明を幾つかの実施例について詳細に
説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能
であることは当業者にとって明らかであろう。
発明の効果 以上の説明より明らかである如く、本発明によれば、
ポンプの流量脈動に起因する圧力脈動は圧力脈動吸収手
段によって効果的に低減され、また液体供給通路に圧力
脈動吸収手段が組込まれることに起因してポンプの特定
の回転速度域に於て液体供給通路内に発生する液柱振動
が圧力脈動吸収手段に近接して設けられた液柱振動低減
手段により効果的に低減され、従って液体供給通路内の
圧力脈動及び液柱振動を共に効果的に低減することがで
きるので、圧力脈動及び液柱振動に起因する不快な騒音
や振動の発生を回避し、これにより車室内の快適性が悪
化したり、ポンプ及び配管系の耐久性が悪化することを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による高圧液体供給装置が組込まれた流
体圧式サスペンションの流体回路を示す概略構成図、第
2図は本発明に於ける圧力振動低減装置の一つの実施例
を示す断面図、第3図乃至第5図はそれぞれ本発明に於
ける圧力振動低減装置の液柱振動低減装置を示す断面
図、第6図は本発明に於ける圧力振動低減装置の他の一
つの実施例を示す断面図、第7図及び第8図はそれぞれ
本発明による高圧液体供給装置が組込まれた流体圧式サ
スペンションの流体回路の他の一つの実施例を示す概略
構成図、第9図及び第10図はそれぞれ液柱振動発生時に
於ける流量変動及び圧力変動を示すグラフ、第11図は液
柱振動低減装置が組込まれることにより液柱振動の振幅
が低減されることを示すグラフ、第12図は液柱振動低減
装置が組込まれることによる各部位に於ける液柱振動の
振幅の変化を示すグラフ、第13図は圧力伝搬時間比と液
柱振動の振幅との間の関係を示すグラフである。 10……リザーバ,12……フィルタ,14……吸入導管,16…
…ポンプ,18……オイル供給導管,20……液柱振動低減手
段(装置),22……圧力脈動吸収手段(装置),24fr、24
fl、24rr、24rl……圧力制御弁,28fr、28fl、28rr、28r
l……ショックアブソーバ,34……リリーフ弁,42……オ
イル供給源,44……液圧装置,46……圧力振動低減装置,4
8……ハウジング,56、58……ニップル部材,64……ベロ
ーズ,70……ガス室,72……オイル室,80……半径方向通
路(オリフィス),90……ハウジング,98、100……ニッ
プル,102……逆止弁,110……ハウジング,114……オリフ
ィス,116……バイパス通路,118……バイパス弁,122……
弁要素,128……アクチュエータ,130……制御装置,132…
…弁要素,140、142……パイロット室,158……逆止弁,16
0……ポート,162……弁要素,172……アキュムレータ,17
4……ハウジング,176……ガス室,178……オイル室,180
……ゴム袋,184……逆止弁
フロントページの続き (72)発明者 近藤 浩 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 大沼 敏男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 内藤 洋 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 宮代 睦己 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)発明者 新井 洋一郎 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−280994(JP,A) 実開 昭64−6495(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】広い回転速度範囲に亙り回転駆動されるよ
    う構成され流量脈動を伴って高圧の液体を吐出するポン
    プと、該ポンプと高圧の液体によって駆動される液圧装
    置とを連通接続しポンプより液圧装置へ高圧の液体を供
    給する液体供給通路と、前記液体供給通路の途中に設け
    られ前記液体供給通路内を流れる液体の流量脈動に起因
    する圧力脈動を吸収するガス封入式の圧力脈動吸収手段
    と、前記圧力脈動吸収手段に近接して前記ポンプと前記
    圧力脈動吸収手段との間の前記液体供給通路にのみ設け
    られ前記ポンプの特定の回転速度域に於て前記液体供給
    通路内に発生する液柱振動を低減する液柱振動低減手段
    とを有する高圧液体供給装置。
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