JP2648213B2 - 構造体支持材およびこの構造体支持材の製造方法 - Google Patents

構造体支持材およびこの構造体支持材の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、フレーム枠等の構造体を支持する
構造体支持材およびこの構造体支持材の製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、傾斜法面を押さえる斜面安定工法として、フ
レーム枠工法が知られている。
フレーム枠工法は、地盤にアンカーされたフレーム枠
により傾斜法面を押さえるものである。
ところが、このようなフレーム枠工法では、傾斜法面
表面が凹凸である場合が多いため、フレーム枠を傾斜法
面に配置した場合に不均等な応力が生じるという問題が
あった。
このような問題を解決するために、本出願人は、先に
フレーム枠やプレキャスト枠を傾斜法面に密着させる構
造体支持工法(特願平1−188635号)を出願した。
第8図乃至第16図は、この明細書に開示される構造体
支持工法を示すもので、この工法では、先ず、第8図に
示すように、図示しないアンカーが打設された地盤11の
上面の傾斜法面13に、構造体支持材15が配置される。
この構造体支持材15は、第9図に示すように、一般に
十字状に形成されており、その形状は、後に構造体支持
材15に載置されるフレーム枠からなる構造体17とほぼ同
一形状とされている。
また、構造体支持材15は、スポンジ19の上面の全面
に、第10図乃至第12図に示すような下方に向けて縮径す
る円錐状凹部からなるセメントミルク溜部21を、所定間
隔を置いて多数形成して構成されている。
次に、このようにして構成された構造体支持材15のセ
メントミルク溜部21にセメントミルク23が流し込まれ
る。そして、第12図に示したように、セメントミルク23
をスポンジ19中に浸透させ、構造体支持材15から外部に
漏出させ、セメントミルク溜部21の内面でセメントミル
ク23の脱水状態を発生させて浸透が停止した後に、セメ
ントミルク23がセメントミルク溜部21に充填される。
この後に、第8図に示したように、構造体支持材15に
フレーム枠からなるコンクリート製の構造体17が載置さ
れる。
そして、構造体17の構造体支持材15への載置と同時
に、第13図および第14に示すように、構造体17の自重に
より構造体支持材15が圧縮され、セメントミルク溜部21
のセメントミルク23に一定圧力が作用され、セメントミ
ルク溜部21近傍の構造体支持材15にセメントミルク23が
ほぼ円柱状に浸透され、第15図に示すように、構造体17
が構造体支持材15を介して傾斜法面13に密着した状態
で、セメントミルク23が浸透した浸透範囲25が固結さ
れ、第16図に示すように、構造体17を挿通するアンカー
27に一定張力が付与される。
即ち、構造体支持材15に円柱状に浸透したセメントミ
ルク23とセメントミルク溜部21のセメントミルク23が固
結され、構造体支持材15には、第13図および第14図に示
したように、セメントミルク23が浸透し固結する部分が
重複して形成される。
また、構造体支持材15への圧縮力を大きくするほどセ
メントミルク23の浸透範囲25が大きくなるため、セメン
トミルク溜部21の間隔は、構造体15の圧縮時に、セメン
トミルク23の浸透範囲25が重複する程度の間隔とされて
いる。
以上のような構造体支持工法では、構造体17により構
造体支持材15が圧縮されると、セメントミルク溜部21の
セメントミルク23に一定圧力が作用され、第13図および
第14図に示したように、セメントミルク溜部21を中心と
してセメントミルク23が構造体支持材15中に円柱状に浸
透し、この状態でセメントミルク23が固結され、構造体
支持材15にセメントミルク溜部21を中心として、その周
囲に円柱状の固結部分が重複して形成され、構造体17が
傾斜法面13に密着した状態で支持される。
しかして、以上のような構造体支持工法では、傾斜法
面13に円錐状凹部からなるセメントミルク溜部21が形成
された構造体支持材15を配置した後、この構造体支持材
15に形成されたセメントミルク溜部21にセメントミルク
23を充填し、構造体支持材15に構造体17を載置し、この
構造体17により構造体支持材15を圧縮しながら、セメン
トミルク溜部21のセメントミルク23に一定圧力を作用さ
せ、セメントミルク溜部21近傍の構造体支持材15にセメ
ントミルク23を浸透させ、構造体17を構造体支持材15を
介して傾斜法面13に密着させた状態でセメントミルク23
を固結させるので、構造体17に均等な応力を作用させた
状態で、構造体17を確実に支持することができるととも
に、構造体支持材15の圧縮時に、セメントミルク23の構
造体支持材15からの流出を大幅に低減することができ
る。
これにより、セメントミルク23の使用量を大幅に低減
することができるとともに、作業現場近傍を汚すことを
確実に防止することができる。
また、この例では、構造体支持材15に形成されるセメ
ントミルク溜部21を、下方に向けて縮径する円錐状凹部
としたので、構造体支持材15を構造体17により圧縮する
と、セメントミルク23の浸透範囲25を最終的に円柱状と
することができ、この部分が固結することにより、構造
体17を確実に支持することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような構造体支持工法では、構造
体支持材15には、その上面に対して直角方向、即ち、構
造体支持材15の厚さ方向にセメントミルク溜部21が形成
されていたため、傾斜法面13に構造体支持材15を配置す
ると、第17図に示すように、セメントミルク溜部21が傾
斜法面13に対して直角方向に形成されており、この状態
でセメントミルク23を充填するとセメントミルク23をセ
メントミルク溜部21に十分に充填することができず、構
造体支持材15を十分な強度で固結させることができない
ため、構造体17の支持力を十分に得ることができないと
いう問題があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、セメントミルク溜部にセメントミルクを従来
よりも多量に充填することができる構造体支持材を提供
することを目的とし、さらには、このような構造体支持
材を容易、かつ、確実に製造することができる構造体支
持材の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 請求項1記載の構造体支持材は、傾斜法面に配置さ
れ、載置される構造体により圧縮されるスポンジの上面
に、このスポンジの圧縮時に前記スポンジに浸透するセ
メントミルクが充填される凹部からなるセメントミルク
溜部を、前記傾斜法面の直角方向に対して前記傾斜法面
の傾斜角とほぼ同じ角度に傾斜して形成してなるもので
ある。
請求項2記載の構造体支持材の製造方法は、押出孔が
形成された当接板をスポンジの両側面にそれぞれ当接し
て配置した後、前記当接板をスポンジ側に押圧しながら
横方向に相対移動させて前記スポンジを斜めに圧縮変形
し、一側の前記当接板の押圧孔を挿通する押出棒により
前記スポンジを押圧して、前記押出棒を他側の前記当接
板の押出孔に挿入し、他側の前記当接板の押出孔から前
記スポンジを押し出し、この後に、他側の前記当接板か
ら突出した前記スポンジの突出部を切除し、前記スポン
ジに凹部からなるセメントミルク溜部を斜めに形成する
ものである。
〔作 用〕
請求項1記載の構造体支持材では、傾斜法面に構造体
支持材を配置すると、凹部からなるセメントミルク溜部
がほぼ鉛直方向に形成され、このセメントミルク溜部に
セメントミルクが多量に充填される。
請求項2記載の構造体支持材の製造方法では、押出孔
が形成された当接板がスポンジの両側面にそれぞれ当接
して配置された後、当接板をスポンジ側に押圧しながら
横方向に相対移動させてスポンジが斜めに圧縮変形さ
れ、一側の当接板の押出孔を挿通する押出棒によりスポ
ンジが押圧されて、押出棒が他側の当接板の押出孔に挿
入され、他側の当接板の押出孔からスポンジが押し出さ
れ、この後に、他側の当接板から突出したスポンジの突
出部が切除され、スポンジに凹部からなるセメントミル
ク溜部が斜めに形成される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説
明する。
第1図は、本発明の構造体支持材を傾斜法面に配置し
た状態を示すもので、符号35は、水平面に対して角度θ
で傾斜している傾斜法面を示している。
この傾斜法面35上には、第2図に示すような構造体39
が載置され、構造体39により圧縮されるスポンジ41が配
置され、このスポンジ41の上面には、円錐状の凹部から
なるセメントミルク溜部43が多数形成されている。
これらのセメントミルク溜部43は、スポンジ41の傾斜
法面35との当接面44に対して、傾斜法面35の傾斜角度と
ほぼ同じ角度θだけ傾いて形成されており、従って、傾
斜法面35にスポンジ41を配置すると、セメントミルク溜
部43がほぼ垂直方向に形成されている。これらのセメン
トミルク溜部43内には、スポンジ41の圧縮時にスポンジ
41に浸透するセメントミルク45が充填される。
第3図乃至第7図は、このような構造体支持材47の製
造方法を示すもので、この方法では、先ず、第3図に示
すように、円形状の下側押出孔51が形成された下側当接
板53の上部に、スポンジ41が載置される。
この後、スポンジ41の上面に当接して、円形状の上側
押出孔55が形成された上側当接板57が載置される。この
上側当接板57の上側押出孔55は、下側当接板53の下側押
出孔51よりも大径とされている。
そして、上側当接板57が、第4図に示すように、スポ
ンジ41側に押圧されながら横方向に移動され、スポンジ
41が斜めに圧縮変形される。
即ち、上側当接板57が、第3図に示したように、その
上面に対して傾斜法面35の傾斜角と同じ角度θだけ傾い
た方向から、スポンジ41側に向けて押圧され、これによ
り、第4図に示したように、スポンジ41が斜めに圧縮変
形され、当接板53,57に形成された押出孔51,55の位置
が、当接板53,57の直角方向に一致される。
次に、第5図に示すように、下側当接板53の下側押出
孔51を挿通する押出棒58によりスポンジ41が上方に押圧
されて、押出棒58が上側当接板57の上側押出孔55に挿入
される。押出棒58は円柱状に形成され、その上端面は球
面状に形成されており、この押出棒58は、その上端面が
上側当接板57の上面よりも少々下側に位置するまで挿入
される。
これにより、上側当接板57の上側押出孔55からスポン
ジ41が押し出され、スポンジ41が上側当接板57から上方
に半球状に突出され、スポンジ41の突出部59が形成され
る。
この状態で、上側当接板57から突出したスポンジ41の
突出部59が、第6図に示すように、切除される。即ち、
押出棒58の上方に少々のスポンジ41を残した状態で、突
出部59が切除される。
そして、押出棒58を引き抜き、上側当接板57および下
側当接板53を取り除くと、第7図に示すように、スポン
ジ41に下方に向けて縮径する円錐状凹部からなるセメン
トミルク溜部43が、斜め、即ち、傾斜法面35の直角方向
44に対して、傾斜法面35の傾斜角度とほぼ同じ角度θだ
け傾いて形成される。これにより、構造体支持材47の傾
斜法面35への配置時には、第1図および第2図に示した
ように、セメントミルク溜部43がほぼ鉛直方向に形成さ
れる。
以上のように構成された構造体支持材47では、第2図
に示したように、傾斜法面35に構造体支持材47が配置さ
れ、ほぼ鉛直方向に形成された構造体支持材47のセメン
トミルク溜部43にセメントミルク45が充填され、この状
態で、構造体支持材47に構造体39が載置される。
これにより、構造体支持材47が圧縮されてセメントミ
ルク溜部43のセメントミルク45に一定圧力が作用され、
セメントミルク45がセメントミルク溜部43を中心として
構造体支持材47中に円柱状に浸透し、この状態でセメン
トミルク45が固結される。従って、構造体支持材47に
は、セメントミルク溜部43を中心として、その周囲に円
柱状の固結部分が重複して形成され、構造体39を傾斜法
面35に密着した状態で確実に支持することができる。
そして、以上のように構成された構造体支持材47で
は、傾斜法面35にスポンジ41を配置すると、凹部からな
るセメントミルク溜部43がほぼ鉛直方向に形成され、こ
のセメントミルク溜部43にセメントミルク45が多量に充
填される。
しかして、以上のように構成された構造体支持材47で
は、傾斜法面35に配置され、載置される構造体39により
圧縮されるスポンジ41の上面に、このスポンジ41の圧縮
時にスポンジ41に浸透するセメントミルク45が充填され
る凹部からなるセメントミルク溜部43を、傾斜法面35の
直角方向44に対して、傾斜法面35の傾斜角θとほぼ同じ
角度に傾斜して形成したので、傾斜法面35にスポンジ41
を配置すると、凹部からなるセメントミルク溜部43がほ
ぼ鉛直方向に形成され、このセメントミルク溜部43にセ
メントミルク45が多量に充填され、セメントミルク溜部
43にセメントミルク45を、第17図に示したようなスポン
ジの厚さ方向にセメントミルク溜部を形成した従来のも
のよりも多量に充填することができる。
これにより、セメントミルク45を構造体支持材47内に
十分に浸透させることができ、構造体支持材47を十分な
強度で固結させることができ、構造体39の支持力を十分
に得ることができる。
また、このような構造体支持材47は、スポンジ41の両
側面に当接して当接板53,57を配置した後、当接板53,57
をスポンジ41側に押圧しながら横方向に相対移動させて
スポンジ41を斜めに圧縮変形し、下側当接板53の下側押
出孔51を挿通する押出棒58によりスポンジ41を押圧し
て、押出棒58を上側当接板57の上側押出孔53に挿入し、
下側当接板53の下側押出孔51からスポンジ41を押し出
し、上側当接板57から突出したスポンジ41の突出部59を
切除し、スポンジ41に凹部からなるセメントミルク溜部
43を斜めに形成したので、構造体支持材47の傾斜法面35
への配置時に、セメントミルク溜部43をほぼ鉛直方向に
形成することができ、セメントミルク溜部43が斜めに形
成された構造体支持材47を、容易、かつ、確実に形成す
ることができる。
尚、上記実施例では、上側押出孔55および下側押出孔
51を円形状とした例について説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、例えば、上側押出孔
および下側押出孔を四角形状としても良いことは勿論で
ある。そして、この場合には、四角錐状のセメントミル
ク溜部が形成される。
また、上記実施例では、上側押出孔55および下側押出
孔51を一個ずつ形成し、一本の押出棒58により一つのセ
メントミルク溜部43が形成した例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、多数の
上側押出孔,下側押出孔および押出棒により、多数のセ
メントミルク溜部を形成しても良いことは勿論である。
〔発明の効果〕
請求項1記載の構造体支持材では、傾斜法面に配置さ
れ、載置される構造体により圧縮されるスポンジの上面
に、このスポンジの圧縮時にスポンジに浸透するセメン
トミルクが充填される凹部からなるセメントミルク溜部
を、傾斜法面の直角方向に対して前記傾斜法面の傾斜角
とほぼ同じ角度に傾斜して形成したので、傾斜法面に構
造体支持材を配置すると、凹部からなるセメントミルク
溜部がほぼ鉛直方向に形成され、このセメントミルク溜
部にセメントミルクが多量に充填され、セメントミルク
溜部にセメントミルクを従来よりも多量に充填すること
ができる。
請求項2記載の構造体支持材の製造方法では、押出孔
が形成された当接板をスポンジの両側面にそれぞれ当接
して配置した後、当接板をスポンジ側に押圧しながら横
方向に相対移動させてスポンジを斜めに圧縮変形し、一
側の当接板の押圧孔を挿通する押出棒によりスポンジを
押圧して、押出棒を他側の当接板の押出孔に挿入し、他
側の当接板の押出孔からスポンジを押し出し、この後
に、他側の当接板から突出したスポンジの突出部を切除
し、スポンジに凹部からなるセメントミルク溜部を斜め
に形成したので、スポンジの傾斜法面への配置時に、セ
メントミルク溜部をほぼ鉛直方向に形成することがで
き、セメントミルク溜部が斜めに形成された構造体支持
材を、容易、かつ、確実に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構造体支持材が傾斜法面に配置された
状態を示す縦断面図である。 第2図は第1図の構造体支持材にフレーム枠を載置する
状態を示す縦断面図である。 第3図乃至第7図は本発明の構造体支持材の製造方法を
説明する縦断面図である。 第8図は本出願人が先に出願した構造体支持工法を示す
縦断面図である。 第9図は第8図の構造体支持材を示す平面図である。 第10図は第9図の構造体支持材の一部を拡大して示す平
面図である。 第11図は第10図のXI−XI線に沿う縦断面図である。 第12図は第11図の構造体支持材のセメントミルク溜部お
よびその近傍を拡大して示す縦断面図である。 第13図は構造体により圧縮された構造体支持材の一部を
示す平面図である。 第14図は第13図のXIV−XIV線に沿う縦断面図である。 第15図は構造体により構造体支持材を圧縮した状態を示
す縦断面図である。 第16図は傾斜法面に構造体が配置された状態を示す縦断
面図である。 第17図は厚さ方向にセメントミルク溜部が形成された構
造体支持材が傾斜法面に配置された状態を示す縦断面図
である。 〔主要な部分の符号の説明〕 35……傾斜法面 39……構造体 41……スポンジ 43……セメントミルク溜部 44……直角方向 45……セメントミルク 47……構造体支持材 51……下側押出孔 53……下側当接板 55……上側押出孔 57……上側当接板 58……押出棒 59……突出部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜法面に配置され、載置される構造体に
    より圧縮されるスポンジの上面に、このスポンジの圧縮
    時に前記スポンジに浸透するセメントミルクが充填され
    る凹部からなるセメントミルク溜部を、前記傾斜法面の
    直角方向に対して前記傾斜法面の傾斜角とほぼ同じ角度
    に傾斜して形成してなることを特徴とする構造体支持
    材。
  2. 【請求項2】押出孔が形成された当接板をスポンジの両
    側面にそれぞれ当接して配置した後、前記当接板をスポ
    ンジ側に押圧しながら横方向に相対移動させて前記スポ
    ンジを斜めに圧縮変形し、一側の前記当接板の押圧出を
    挿通する押出棒により前記スポンジを押圧して、前記押
    出棒を他側の前記当接板の押出孔に挿入し、他側の前記
    当接板の押出孔から前記スポンジを押し出し、この後
    に、他側の前記当接板から突出した前記スポンジの突出
    部を切除し、前記スポンジに凹部からなるセメントミル
    ク溜部を斜めに形成することを特徴とする構造体支持材
    の製造方法。
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