JPH03137325A - 構造体支持材およびこの構造体支持材の製造方法 - Google Patents

構造体支持材およびこの構造体支持材の製造方法

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JPH03137325A
JPH03137325A JP27637789A JP27637789A JPH03137325A JP H03137325 A JPH03137325 A JP H03137325A JP 27637789 A JP27637789 A JP 27637789A JP 27637789 A JP27637789 A JP 27637789A JP H03137325 A JPH03137325 A JP H03137325A
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雅一 藤田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、フレーム枠等の構造体を支持する構
造体支持材およびこの構造体支持材の製造方法に関する
〔従来の技術〕
一般に、傾斜法面を押さえる斜面安定工法として、フレ
ーム枠工法が知られている。
フレーム枠工法は、地盤にアンカーされたフレーム枠に
より傾斜法面を押さえるものである。
ところが、このようなフレーム枠工法では、傾斜法面表
面が凹凸である場合が多いため、フレーム枠を傾斜法面
に配置した場合に不均等な応力が生じるという問題があ
った。
このような問題を解決するために、本出願人は、先にフ
レーム枠やプレキャスト枠を傾斜法面に密着させる構造
体支持工法(特願平1−188635号)を出願した。
第8図乃至第16図は、この明細書に開示される構造体
支持工法を示すもので、この工法では、先ず、第8図に
示すように、図示しないアンカーが打設された地盤11
の上面の傾斜法面13に、構造体支持材15が配置され
る。
この構造体支持材15は、第9図に示すように、一般に
十字状に形成されており、その形状は、後に構造体支持
材15に載置されるフレーム枠からなる構造体17とほ
ぼ同一形状とされている。
また、構造体支持材15は、スポンジ19の上面の全面
に、第10図乃至第12図に示すような下方に向けて縮
径する円錐状凹部からなるセメントミルク溜部21を、
所定間隔を置いて多数形成して構成されている。
次に、このようにして構成された構造体支持材15のセ
メントミルク溜部21にセメントミルク23が流し込ま
れる。そして、第12図に示したように、セメントミル
ク23をスポンジ19中に浸透させ、構造体支持材15
から外部に漏出させ、セメントミルク溜部21の内面で
セメントミルク23の脱水状態を発生させて浸透が停止
した後に、セメントミルク23がセメントミルク溜部2
1に充填される。
この後に、第8図に示したように、構造体支持材15に
フレーム枠からなるコンクリート製の構造体17が載置
される。
そして、構造体17の構造体支持材15への載置と同時
に、第13図および第14図に示すように、構造体17
の自重により構造体支持材15が圧縮され、セメントミ
ルク溜部21のセメントミルク23に一定圧力が作用さ
れ、セメントミルク溜部21近傍の構造体支持材15に
セメントミルク23がほぼ円柱状に浸透され、第15回
に示すように、構造体17が構造体支持材15を介して
傾斜法面13に密着した状態で、セメントミルク23が
浸透した浸透範囲25が固結され、第16図に示すよう
に、構造体17を挿通するアンカー27に一定張力が付
与される。
即ち、構造体支持材15に円柱状に浸透したセメントミ
ルク23とセメントミルク溜部21のセメントミルク2
3が固結され、構造体支持材15には、第13図および
第14図に示したように、セメントミルク23が浸透し
固結する部分が重複して形成される。
また、構造体支持材15への圧縮力を大きくするほどセ
メントミルク23の浸透範囲25が大きくなるため、セ
メントミルク溜部21の間隔は、構造体15の圧縮時に
、セメントミルク23の浸透範囲25が重複する程度の
間隔とされている。
以上のような構造体支持工法では、構造体17により構
造体支持材15が圧縮されると、セメントミルク溜部2
1のセメントミルク23に一定圧力が作用され、第13
図および第14図に示したように、セメントミルク溜部
21を中心としてセメントミルク23が構造体支持材1
5中に円柱状に浸透し、この状態でセメントミルク23
が固結され、構造体支持材15にセメントミルク溜部2
1を中心として、その周囲に円柱状の固結部分が重複し
て形成され、構造体17が傾斜法面13に密着した状態
で支持される。
しかして、以上のような構造体支持工法では、傾斜法面
13に円錐状凹部からなるセメントミルク溜部21が形
成された構造体支持材15を配置した後、この構造体支
持材15に形成されたセメントミルク溜部21にセメン
トミルク23を充填し、構造体支持材15に構造体17
を載置し、この構造体17により構造体支持材15を圧
縮しながら、セメントミルク溜部21のセメントミルク
23に一定圧力を作用させ、セメントミルク溜部21近
傍の構造体支持材15にセメントミルク23を浸透させ
、構造体17を構造体支持材15を介して傾斜法面13
に密着させた状態でセメントミルク23を固結させるの
で、構造体17に均等な応力を作用させた状態で、構造
体17を確実に支持することができるとともに、構造体
支持材15の圧縮時に、セメントミルク23の構造体支
持材15からの流出を大幅に低減することができる。
これにより、セメントミルク23の使用量を大幅に低減
することができるとともに、作業現場近傍を汚すことを
確実に防止することができる。
また、この例では、構造体支持材15に形成されるセメ
ントミルク溜部21を、下方に向けて縮径する円錐状凹
部としたので、構造体支持材15を構造体17により圧
縮すると、セメントミルク23の浸透範囲25を最終的
に円柱状とすることができ、この部分が固結することに
より、構造体17を確実に支持することができる。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような構造体支持工法では、構造体
支持材15には、その上面に対して直角方向、即ち、構
造体支持材15の厚さ方向にセメントミルク溜部21が
形成されていたため、傾斜法面13に構造体支持材15
を配置すると、第17図に示すように、セメントミルク
溜部21が傾斜法面13に対して直角方向に形成されて
おり、この状態でセメントミルク23を充填するとセメ
ントミルク23をセメントミルク溜部21に十分に充填
することができず、構造体支持材15を十分な強度で固
結させることができないため、構造体17の支持力を十
分に得ることができないという問題があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、セメントミルク溜部にセメントミルクを従来よ
りも多量に充填することができる構造体支持材を提供す
ることを目的とし、さらには、このような構造体支持材
を容易、かつ、確実に製造することができる構造体支持
材の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
請求項1記載の構造体支持材は、傾斜法面に配置され、
載置される構造体により圧縮されるスポンジの上面に、
このスポンジの圧縮時に前記スポンジに浸透するセメン
トミルクが充填される凹部からなるセメントミルク溜部
を、前記傾斜法面の直角方向に対して前記傾斜法面の傾
斜角とほぼ同じ角度に傾斜して形成してなるものである
請求項2記載の構造体支持材の製造方法は、押出孔が形
成された当接板をスポンジの両側面にそれぞれ当接して
配置した後、前記当接板をスポンジ側に押圧しながら横
方向に相対移動させて前記スポンジを斜めに圧縮変形し
、−側の前記当接板の押出孔を挿通ずる押出棒により前
記スポンジを押圧して、前記押出棒を他側の前記当接板
の押出孔に挿入し、他側の前記当接板の押出孔から前記
スポンジを押し出し、この後に、他側の前記当接板から
突出した前記スポンジの突出部を切除し、前記スポンジ
に凹部からなるセメントミルク溜部を斜めに形成するも
のである。
〔作 用〕
請求項1記載の構造体支持材では、傾斜法面に構造体支
持材を配置すると、凹部からなるセメントミルク溜部が
ほぼ鉛直方向に形成され、このセメントミルク溜部にセ
メントミルクが多量に充填される。
請求項2記載の構造体支持材の製造方法では、押出孔が
形成された当接板がスポンジの両側面にそれぞれ当接し
て配置された後、当接板をスポンジ側に押圧しながら横
方向に相対移動させてスポンジが斜めに圧縮変形され、
−側の当接板の押出孔を挿通ずる押出棒によりスポンジ
が押圧されて、押出棒が他側の当接板の押出孔に挿入さ
れ、他側の当接板の押出孔からスポンジが押し出され、
この後に、他側の当接板から突出したスポンジの突出部
が切除され、スポンジに凹部からなるセメントミルク溜
部が斜めに形成される。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第1図は、本発明の構造体支持材を傾斜法面に配置した
状態を示すもので、符号35は、水平面に対して角度θ
で傾斜しでいる傾斜法面を示して0 いる。
この傾斜法面35上には、第2図に示すような構造体3
9が載置され、構造体39により圧縮されるスポンジ4
1が配置され、このスポンジ41の上面には、円錐状の
凹部からなるセメントミルク溜部43が多数形成されて
いる。
これらのセメントミルク溜部43は、スポンジ41の傾
斜法面35との当接面44に対して、傾斜法面35の傾
斜角度とほぼ同じ角度θだけ傾いて形成されており、従
って、傾斜法面35にスポンジ41を配置すると、セメ
ントミルク溜部43がほぼ垂直方向に形成されている。
これらのセメントミルク溜部43内には、スポンジ41
の圧縮時にスポンジ41に浸透するセメントミルク45
が充填される。
第3図乃至第7図は、このような構造体支持材47の製
造方法を示すもので、この方法では、先ず、第3図に示
すように、円形状の下側押出孔51が形成された下側当
接板53の上部に、スポンジ41が載置される。
この後、スポンジ41の上面に当接して、円形状の上側
押出孔55が形成された上側当接板57が載置される。
この上側当接板57の上側押出孔55は、下側当接板5
3の下側押出孔51よりも大径とされている。
そして、上側当接板57が、第4図に示すように、スポ
ンジ41側に押圧されながら横方向に移動され、スポン
ジ41が斜めに圧縮変形される。
即ち、上側当接板57が、第3図に示したように、その
上面に対して傾斜法面35の傾斜角と同じ角度θだけ傾
いた方向から、スポンジ41側に向けて押圧され、これ
により、第4図に示したように、スポンジ41が斜めに
圧縮変形され、当接板53.57に形成された押出孔5
1,55の位置が、当接板53,57の直角方向に一致
される。
次に、第5図に示すように、下側当接板53の下側押出
孔51を挿通ずる押出棒58によりスポンジ41が上方
に押圧されて、押出棒58が上側当接板57の上側押出
孔55に挿入される。押出棒58は円柱状に形成され、
その上端面は球面状1 2 に形成されており、この押出棒58は、その上端面が上
側当接板57の上面よりも少々下側に位置するまで挿入
される。
これにより、上側当接板57の上側押出孔55からスポ
ンジ41が押し出され、スポンジ41が上側当接板57
から上方に半球状に突出され、スポンジ41の突出部5
9が形成される。
この状態で、上側当接板57から突出したスポンジ41
の突出部59が、第6図に示すように、切除される。即
ち、押出棒58の上方に少々のスポンジ41を残した状
態で、突出部59が切除される。
そして、押出棒58を引き抜き、上側当接板57および
下側当接板53を取り除くと、第7図に示すように、ス
ポンジ41に下方に向けて縮径する円錐状凹部からなる
セメントミルク溜部43が、斜め、即ち、傾斜法面35
の直角方向44に対して、傾斜法面35の傾斜角度とほ
ぼ同じ角度θだけ傾いて形成される。これにより、構造
体支持材47の傾斜法面35への配置時には、第1図お
よび第2図に示したように、セメントミルク溜部43が
ほぼ鉛直方向に形成される。
以上のように構成された構造体支持材47では、第2図
に示したように、傾斜法面35に構造体支持材47が配
置され、はぼ鉛直方向に形成された構造体支持材47の
セメントミルク溜部43にセメントミルク45が充填さ
れ、この状態で、構造体支持材47に構造体39が載置
される。
これにより、構造体支持材47が圧縮されてセメントミ
ルク溜部43のセメントミルク45に一定圧力が作用さ
れ、セメントミルク45がセメントミルク溜部43を中
心として構造体支持材47中に円柱状に浸透し、この状
態でセメントミルク45が固結される。従って、構造体
支持材47には、セメントミルク溜部43を中心として
、その周囲に円柱状の固結部分が重複して形成され、構
造体39を傾斜法面35に密着した状態で確実に支持す
ることができる。
そして、以上のように構成された構造体支持材47では
、傾斜法面35にスポンジ41を配置す3 4 ると、凹部からなるセメントミルク溜部43がほぼ鉛直
方向に形成され、このセメントミルク溜部43にセメン
トミルク45が多量に充填される。
しかして、以上のように構成された構造体支持材47で
は、傾斜法面35に配置され、載置される構造体39に
より圧縮されるスポンジ41の上面に、このスポンジ4
1の圧縮時にスポンジ41に浸透するセメントミルク4
5が充填される凹部からなるセメントミルク溜部43を
、傾斜法面35の直角方向44に対して、傾斜法面35
の傾斜角θとほぼ同じ角度に傾斜して形成したので、傾
斜法面35にスポンジ41を配置すると、凹部からなる
セメントミルク溜部43がほぼ鉛直方向に形成され、こ
のセメントミルク溜部43にセメントミルク45が多量
に充填され、セメントミルク溜部43にセメントミルク
45を、第17図に示したようなスポンジの厚さ方向に
セメントミルク溜部を形成した従来のものよりも多量に
充填することができる。
これにより、セメントミルク45を構造体支持材47内
に十分に浸透させることができ、構造体支持材47を十
分な強度で固結させることができ、構造体39の支持力
を十分に得ることができる。
また、このような構造体支持材47は、スポンジ41の
両側面に当接して当接板53,57を配置した後、当接
板53,57をスポンジ41側に押圧しながら横方向に
相対移動させてスポンジ41を斜めに圧縮変形し、下側
当接板53の下側押出孔51を挿通する押出棒58によ
りスポンジ41を押圧して、押出棒58を上側当接板5
7の上側押出孔55に挿入し、下側当接板53の下側押
出孔51からスポンジ41を押し出し、上側当接板57
から突出したスポンジ41の突出部59を切除し、スポ
ンジ41に凹部からなるセメントミルク溜部43を斜め
に形成したので、構造体支持材47の傾斜法面35への
配置時に、セメントミルク溜部43をほぼ鉛直方向に形
成することができ、セメントミルク溜部43が斜めに形
成された構造体支持材47を、容易、かつ、確実に形成
することができる。
5 6 尚、上記実施例では、上側押出孔55および下側押出孔
51を円形状とした例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、例えば、上側押出
孔および下側押出孔を四角形状としても良いことは勿論
である。そして、この場合には、四角錐状のセメントミ
ルク溜部が形成される。
また、上記実施例では、上側押出孔55および下側押出
孔51を一個ずつ形成し、−本の押出棒58により一つ
のセメントミルク溜部43を形成した例について説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
多数の上側押出孔下側押出孔および押出棒により、多数
のセメンI・ミルク溜部を形成しても良いことは勿論で
ある。
〔発明の効果〕 請求項1記載の構造体支持材では、傾斜法面に配置され
、載置される構造体により圧縮されるスポンジの上面に
、このスポンジの圧縮時にスポンジに浸透するセメント
ミルクが充填される凹部からなるセメントミルク溜部を
、傾斜法面の直角方向に対して前記傾斜法面の傾斜角と
ほぼ同じ角度に傾斜して形成したので、傾斜法面に構造
体支持材を配置すると、凹部からなるセメントミルク溜
部がぼ鉛直方向に形成され、このセメントミルク溜部に
セメントミルクが多量に充填され、セメントミルク溜部
にセメントミルクを従来よりも多量に充填することがで
きる。
請求項2記載の構造体支持材の製造方法では、押出孔が
形成された当接板をスポンジの両側面にそれぞれ当接し
て配置した後、当接板をスポンジ側に押圧しながら横方
向に相対移動させてスポンジを斜めに圧縮変形し、−側
の当接板の押出孔を押通する押出棒によりスポンジを押
圧して、押出棒を他側の当接板の押出孔に挿入し、他側
の当接板の押出孔からスポンジを押し出し、この後に、
他側の当接板から突出したスポンジの突出部を切除し、
スポンジに凹部からなるセメントミルク溜部を斜めに形
成したので、スポンジの傾斜法面への配置時に、セメン
トミルク溜部をほぼ鉛直方向7 8 に形成することができ、セメントミルク溜部が斜めに形
成された構造体支持材を、容易、かつ、確実に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構造体支持材が傾斜法面に配置された
状態を示す縦断面図である。 第2図は第1図の構造体支持材にフレーム枠を載置する
状態を示す縦断面図である。 第3図乃至第7図は本発明の構造体支持材の製造方法を
説明する縦断面図である。 第8図は本出願人が先に出願した構造体支持工法を示す
縦断面図である。 第9図は第8図の構造体支持材を示す平面図である。 第10図は第9図の構造体支持材の一部を拡大して示す
平面図である。 第11図は第10図のXI−XI線に沿う縦断面図であ
る。 第12図は第11図の構造体支持材のセメントミルク溜
部およびその近傍を拡大して示す縦断面図である。 第13図は構造体により圧縮された構造体支持材の一部
を示す平面図である。 第14図は第13図のXIV−XIV線に沿う縦断面図
である。 第15図は構造体により構造体支持材を圧縮した状態を
示す縦断面図である。 第16図は傾斜法面に構造体が配置された状態を示す縦
断面図である。 第17図は厚さ方向にセメントミルク溜部が形成された
構造体支持材が傾斜法面に配置された状態を示す縦断面
図である。 〔主要な部分の符号の説明] 35・・・傾斜法面 39・・・構造体 41・・・スポンジ 43・・・セメントミルク溜部 44・・・直角方向 45・ ・ ・セメントミルク 0 4 7 ・ ・ 5 1 ・ ・ 5 3 ・ ・ 55 ・ ・ 5 7 ・ ・ 5 8 ・ ・ 5 9 ・ ・ ・構造体支持材 ・下側押出孔 ・下側当接板 ・上側押出孔 ・上側当接板 ・押出棒 ・突出部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)傾斜法面に配置され、載置される構造体により圧
    縮されるスポンジの上面に、このスポンジの圧縮時に前
    記スポンジに浸透するセメントミルクが充填される凹部
    からなるセメントミルク溜部を、前記傾斜法面の直角方
    向に対して前記傾斜法面の傾斜角とほぼ同じ角度に傾斜
    して形成してなることを特徴とする構造体支持材。
  2. (2)押出孔が形成された当接板をスポンジの両側面に
    それぞれ当接して配置した後、前記当接板をスポンジ側
    に押圧しながら横方向に相対移動させて前記スポンジを
    斜めに圧縮変形し、一側の前記当接板の押出孔を挿通す
    る押出棒により前記スポンジを押圧して、前記押出棒を
    他側の前記当接板の押出孔に挿入し、他側の前記当接板
    の押出孔から前記スポンジを押し出し、この後に、他側
    の前記当接板から突出した前記スポンジの突出部を切除
    し、前記スポンジに凹部からなるセメントミルク溜部を
    斜めに形成することを特徴とする構造体支持材の製造方
    法。
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