JP2002021090A - アンカー工法およびこれに使用する押圧部材 - Google Patents

アンカー工法およびこれに使用する押圧部材

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 つねに有効かつ適正な施工を実現するアンカ
ー工法を提供すること。 【解決手段】法面に直接接触する法面当接部材と該法面
当接部材を加圧する加圧部材12と該加圧部材12を押
圧する支圧板13とよりなる押圧部材10を、前記法面
に圧接して前記法面を保護するアンカー工法において、
前記法面に一定長のアンカー挿入孔を形成する工程と、
該アンカー挿入孔にセメントミルク等のグラウトを注入
しアンカー1を固定する工程と、前記押圧部材10の部
品である法面当接部材と加圧部材12との個数を適宜選
択して所定の大きさの押圧部材に組立てる工程と、前記
押圧部材10を前記アンカー1に固定し前記法面を押圧
する工程と、を含むアンカー工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、地滑り
地帯の自然斜面、長大な切工斜面、道路等における法面
を補強、保護するためのアンカー工法およびこの工法に
使用される押圧部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】法面保護工事や地滑り防止工事のアンカ
ー工には、従来よりプレキャスト法枠や大型のプレキャ
スト部材がグランドアンカーの受圧板として採用されて
いる。受圧板の使用地域として災害が頻発する地滑り地
帯の自然斜面や地滑り崩壊を起こし易い長大な切取り斜
面で多用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プレキャスト受圧板
は、規格・質量ともに大きく、山間部や施工スペースが
狭い場所には製品の搬入施工が困難である。そのため現
場打ちの受圧板を採用する場合が多い。しかしながら、
現場打ち受圧板の場合コンクリートの養成期間が必要で
あり、そのため必然的に工期が長くなる。一般に、地滑
りや斜面崩壊災害の場合には、緊急施工の必要性が高
く、現場打ち受圧板では緊急施工に有効に対応するのが
難しい。
【0004】また、従来の広面タイプのプレキャスト受
圧板は、その背面全体で法面から反力を受ける。しかし
ながら、地山等に多少の凹凸がある場合など反力支点が
固定することがあり、そのような場合製品に応力集中が
発生して、極端には破損するおそれがある。
【0005】本発明はかかる実情に鑑み、つねに有効か
つ適正な施工を効率良く実現することができるアンカー
工法およびこれに使用する押圧部材を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明者は、
このような課題背景に対して鋭意研究を重ねた結果、方
角材とH鋼材等を使って現地で組み付けることにより、
押圧部材の大きさの自由度が得られることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0007】すなわち、本発明は、(1)、押圧部材を
法面に圧接して法面を保護するアンカー工法において、
大きさが選択自在なように組立て可能である押圧部材を
用いるアンカー工法に存する。
【0008】そして、(2)、法面に直接接触する法面
当接部材と該法面当接部材を加圧する加圧部材と該加圧
部材を押圧する支圧板とよりなる押圧部材を、前記法面
に圧接して前記法面を保護するアンカー工法において、
前記法面に一定長のアンカー挿入孔を形成する工程と、
該アンカー挿入孔にセメントミルク等のグラウトを注入
しアンカーを固定する工程と、前記押圧部材の部品であ
る法面当接部材と加圧部材との個数を適宜選択して所定
の大きさの押圧部材に組立てる工程と、前記押圧部材を
前記アンカーに固定し前記法面を押圧する工程と、を含
むアンカー工法に存する。
【0009】そしてまた、(3)、組み付けは仮固定に
より行うアンカー工法に存する。
【0010】そしてまた、(4)、アンカー工法におい
て使用され、法面に圧接して該法面を保護する押圧部材
であって、法面に直接接触する法面当接部材と該法面当
接部材を加圧する加圧部材と該加圧部材を押圧する支圧
板とよりなる押圧部材に存する。
【0011】そしてまた、(5)、アンカー工法におい
て使用され、法面に圧接して該法面を保護する押圧部材
であって、法面に直接接触する複数個の法面当接部材
と、該法面当接部材を加圧する複数個の加圧部材と、該
加圧部材を押圧する支圧板、とよりなる押圧部材に存す
る。
【0012】そしてまた、(6)、前記法面当接部材は
直方体状に形成され、並列配置されている押圧部材に存
する。
【0013】そしてまた、(7)、前記加圧部材は、前
記法面当接部材を直接加圧する第1の加圧部材と、該第
1の加圧部材を加圧する第2の加圧部材と、よりなる押
圧部材に存する。
【0014】そしてまた、(8)、前記法面当接部材
は、コンクリート方角材やH形鋼を採用している押圧部
材に存する。
【0015】そしてまた、(9)、前記加圧部材は、コ
ンクリート方角材やH形鋼を採用している押圧部材に存
する。
【0016】そしてまた、(10)、前記法面当接部材
と加圧部材は、相互に仮固定が可能となっている押圧部
材に存する。
【0017】本発明は、この目的に沿ったものであれ
ば、上記1〜10の中ら選ばれた2つ以上を組み合わせ
た構成も採用可能である。
【0018】本発明によれば、構成部品であるコンクリ
ート方角材とH鋼材を現地で組み合わせるようにしたこ
とにより、押圧部材の大きさが自由に選択可能となり、
構成部品の一部材の質量および大きさも減少することか
ら、搬入搬出が極めて容易になる。現場で効率よく組み
立てることで、緊急施工の際、迅速かつ適正に対応する
ことができる。また、押圧部材が独立した複数の部材
(部品)を組み合わせた構造であるため、反力支点が固
定するのを防ぎ、不陸調整が容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
るアンカー工法およびこれに使用する押圧部材の好適な
実施の形態を説明する。図1は、本発明に係るアンカー
工法において使用される押圧部材10の構成例(第1の
実施の形態)を示している。
【0020】図2は、この押圧部材10をアンカー1に
よって定着させた状態を概略的に示している。押圧部材
10は、法面を圧接することで該法面を保護して安定化
させる機能を有する。押圧部材10は、複数の構成部品
よりなり、法面に直接接触する法面当接部材11と該法
面当接部材11を加圧するための加圧部材12と該加圧
部材12を押圧するための支圧板13とよりなる。その
ため先述したように組立てにより大きさが選択できるよ
うになっている。
【0021】本実施形態において、法面に直接接触する
複数個(図示例では8個)の法面当接部材11と該法面
当接部材11を加圧する複数個(図示例では2個)の加
圧部材12と該加圧部材12を押圧する支圧板13(図
示例では1個)とを含んでいる。法面当接部材11は、
好適には、直方体状のコンクリート方角材を使い並列配
置される。加圧部材12は好適には、H形鋼により形成
される。法面当接部材11の寸法、サイズあるいは使用
個数等は、アンカー工法を施工する場所(現場)の状
態、例えば広さ等に応じて適宜設定可能である。そのた
め、法面当接部材11を一緒に加圧するための加圧部材
12も、それに合わせて、大きさや使用個数が変わるこ
とは当然である。
【0022】図2(A)において、法面Sにほぼ垂直に
埋設されたアンカー1は、アンカー材2(テンドン)と
その周囲を覆うシース3を含む。アンカー1はアンカー
掘削孔に注入材であるセメントミルク等のグラウト4に
より埋められた状態でその頭部1aが法面Sから突出さ
れる。押圧部材10、具体的には押圧部材の支圧板13
は、定着具5を使ってアンカー1の頭部1aに固定され
る。
【0023】ここに、アンカー材(テンドン)とは引張
り力を伝達する部材をいい、通常、PC鋼線あるいはP
C鋼棒、高分子材料、ガラス繊維材等が用いられる。ま
た、筒状体のシースはアンカー材(テンドン)自由長部
の機能を十分に発揮させるために用いられる。図2
(A)の定着方法は、図2(B)に示す定着方法のよう
に、アンカー体の定着部のテンドンの腐食防止を目的に
して、カプセル6を用い、頭部1aにおいて頭部キャッ
プ7にシール材8を充填して固定する方法もある。
【0024】本発明のアンカー工法において、法面Sに
一定長のアンカー挿入孔を形成する工程と、該アンカー
挿入孔をセメントミルク等のグラウトを注入しアンカー
を固定する工程と、押圧部材10の法面当接部材11と
加圧部材12との個数を適宜選択して所定の大きさに組
立てる工程と、押圧部材10をアンカーに固定し法面S
を押圧する工程と、を含む。
【0025】つぎに、本発明によるアンカー工法におけ
る押圧部材10の具体的な施工方法を説明する。先ず、
法面Sに垂直に一定長のアンカー挿入孔を掘削する。次
に、アンカー挿入孔にアンカー1を挿入してセメントミ
ルク等のグラウトを充填(注入)し養生する。この場
合、早強セメントでは3日程度、また普通セメントでは
7日程度を要するのが普通である。次に、押圧部材1
0、具体的には押圧部材の支圧板を、アンカー頭部に取
り付けることとする。
【0026】この押圧部材10の取り付けに際しては、
最初に法面に法面当接部材11を設置しておき、それに
加圧部材12を仮固定する方法がある。この場合、図3
(A)のように埋込みインサート14にて固定用アング
ル15を法面当接部材11に結合し、この固定用アング
ル15に加圧部材12を当てがって位置決めする。2つ
の加圧部材12を使用する場合は、その2つの加圧部材
12の間に間隔調整部材16を介置して、該加圧部材1
2をそれぞれ位置決めすることで仮固定を行う。
【0027】また、図3(B)のように、設置した法面
当接部材11に加圧部材12を仮固定するにおいて、固
定ボルト17を使う方法も採用される。更にまた、図3
(C)のように、差し鉄筋18によって法面当接部材1
1に加圧部材12を仮固定する方法もある。
【0028】また違った方法として、法面当接部材11
と加圧部材12とを予め仮固定しておいて、それらを一
体化した組立て体を一挙に法面に設置する方法もある。
仮固定するした場合、押圧部材全体として剛性化してい
ないため、多少の動きの調整が可能であり、施工がし易
い。いずれにしても、法面当接部材11と加圧部材12
とを仮固定後、支圧板13を使って、アンカーを初期緊
張を加え、不陸の調整を行う。
【0029】次に、通常、アンカーの品質保証試験及び
1サイクル試験を行う。品質保証試験では実際に使用す
るアンカー(アンカー材)が設計アンカーに対して安全
であることを確認する。上記の試験を終了後、アンカー
を本緊張させ、押圧部材を法面に強く圧接させて定着さ
せる。これで施工は完了する。
【0030】図4は、図1の施工における、押圧部材1
0の変形例を示す。(A)は、押圧部材の法面当接部材
11の個数を8個から6個に変えた場合を示す。(B)
は、押圧部材の加圧部材12において、短い加圧部材を
12Aを使った場合を示す。(C)は、押圧部材の加圧
部材12において、短い加圧部材を12Aを使い、また
法面当接部材11も短い法面当接部材11Aとし且つ個
数も少なくした場合を示す。
【0031】このように、押圧部材は、加圧部材12と
法面当接部材11の大きさを選択することにより、種々
の大きさのものが組み立て自在となる。また法面は常に
複数の独立した法面当接部材11によって、加圧される
ことにより、従来の広面タイプの法面当接部材とは異な
って、いわゆる片当たりが無くなる。そのため極端な応
力集中の現象が回避され不陸調整が極めて容易となる。
すなわち、図5に示すように、複数の法面当接部材11
を使用することにより反力を分散させることができ、均
等かつ適正に法面Sを補強、保護することができるので
ある。
【0032】ここで、図6及び図7は、押圧部材10の
幾つかの施工例を示している。図6(A)および(B)
は、地山の地滑り対策に好適な例、図7(A)は道路、
鉄道あるいは造成等に好適な例、図7(B)はトンネル
坑口等に好適な例をそれぞれ示す。また、参考までに、
図8に押圧部材10の法面に対する配置パターンの好適
な例をそれぞれ示す。
【0033】図8(A)は 正方形の法面部分には、正
方形の押圧部材だけを使用し(計25個)、隣接する横
長の長方形の法面にはやや大きい押圧部材を使用し(6
個)、更に隣接する横長の長方形の法面には法面には縦
幅の小さい長方形の押圧部材(4個)を使用した配置パ
ターンである。図8(B)は、横幅がやや長い長方形の
法面に、正方形の押圧部材(13個)を千鳥状に配置
し、それより幅の狭い長方形の押圧部材(2個)を千鳥
状に配置した配置パターンである。この場合は、正方形
の押圧部材だけでは、法面の端側が空くため、小さ目の
長方形の押圧部材を併用したものである。
【0034】以上に示した例では、法面の状況に合わせ
て、現場にて種々の大きさや形態を有する押圧部材を調
達できる。すなわち、法面当接部材、加圧部材、支圧板
の大きさや個数を選択して種々の大きさや形態の押圧部
材を調達できることになる。そのため有効且つ適正な施
工を効率的に実現することができる。
【0035】図9は、本発明の押圧部材の第2の実施形
態を示している。この例では、加圧部材12はH形鋼を
採用している。その他の構成は、実質的に前記実施形態
と同様である。
【0036】図10は、本発明の押圧部材の第3の実施
形態を示している。この例では、加圧部材12はH形鋼
でなり、その下部にコンクリート平板19を敷設する構
成となっている。その他の構成は、実質的に前記実施形
態と同様である。
【0037】図11は、本発明の押圧部材の第4の実施
形態を示している。この例においては、加圧部材12
は、法面当接部材11を直接加圧する下段にある第1の
加圧部材12Aと、該第1の加圧部材12Aを加圧する
上段にある第2の加圧部材12Bとよりなる。なお、法
面当接部材11はその長手方向に2つに分割されてお
り、図でいう上側グループXと下側グループYとに区別
されている。加圧部材は、下段にある第1の加圧部材1
2A1で法面当接部材11の上側グループXを加圧し、
下段にある第1の加圧部材12A2で法面当接部材11
の下側グループYを加圧するようになっている。このよ
うに、各々独立した法面当接部材11を多数備えること
になり、不陸調整が極めて確実となる。
【0038】以上、本発明を述べてきたが、なお、本発
明は上記実施形態にのみ限定されるものでなく、本発明
の範囲内で種々の変形等が可能である。たとえば、加圧
部材や法面当接部材の使用個数等は必要に応じて種々変
更可能であり、またその大きさを同様てある。また、支
圧板は、加圧部材を的確に押圧するものであれば、その
形状は図に示したものに限定されるものではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、法
面当接部材と加圧部材の大きさを適宜選択することによ
り押圧部材として現場に合致した最適な大きさや形状の
ものが調達でき、有効且つ適切なアンカー工法が効率良
く施工可能となる。また、個々の独立した複数の法面当
接部材を使用することで、不陸調整が容易で反力を均等
に分散させることができ、その結果、的確に法面を補
強、保護することができる。また、押圧部材は現場で組
立てできるため、その構成部品である法面当接部材や加
圧部材も容積や重量も単位別に小さくなり、狭い施工場
所や重量物の搬入が困難な場所等でも有効に工事が可能
になる。
【0040】押圧部材の構成部品である法面当接部材や
加圧部材も容積は、前もって多量生産が可能であり品質
的にも安定する。クレーン等を使って法面に法面当接部
材や加圧部材を設置する場合にも、仮固定であるため少
々の相互の移動調整が可能であり、施工し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態におけるアンカー工
法において使用される押圧部材の構成例(第1の実施の
形態)を示した図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態における押圧部材の
定着する様子を示した図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態における法面当接部
材の仮固定方法を示した図である。
【図4】図4は、図1の押圧部材の変形例を示した図で
ある。
【図5】図5は、本発明の実施形態における法面当接部
材により反力を分散させる例を示した図である。
【図6】図6は、本発明の実施形態における押圧部材の
施工例を示した図である。
【図7】図7は、本発明の実施形態における押圧部材の
施工例を示した図である。
【図8】図8は、本発明の実施形態における押圧部材の
配置パターンの好適な例を示した図である。
【図9】図9は、本発明の第2の実施形態における押圧
部材の構成例を示した図である。
【図10】図10は、本発明の第3の実施形態における
押圧部材の構成例を示した図である。
【図11】図11は、本発明の第4の実施形態における
押圧部材の構成例を示した図である。
【符号の説明】
1…アンカー 2…アンカー材(テンドン) 3…シース 4…グラウト 5…定着具 6…カプセル 7…頭部キャップ 8…シール材 10…押圧部材 11…法面当接部材 12…加圧部材 12A…加圧部材 12A1…加圧部材 12A2…加圧部材 13…支圧板 14…埋込みインサート 15…固定用アングル 16…間隔調整部材 17…固定ボルト 18…差し鉄筋 X…上側グループ Y…下側グループ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D041 GC12 GC14 GD01 2D044 DB00 EA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧部材を法面に圧接して法面を保護す
    るアンカー工法において、 大きさが選択自在なように組立て可能である押圧部材を
    用いることを特徴とするアンカー工法。
  2. 【請求項2】 法面に直接接触する法面当接部材と該法
    面当接部材を加圧する加圧部材と該加圧部材を押圧する
    支圧板とよりなる押圧部材を、前記法面に圧接して前記
    法面を保護するアンカー工法において、 前記法面に一定長のアンカー挿入孔を形成する工程と、 該アンカー挿入孔にセメントミルク等のグラウトを注入
    しアンカーを固定する工程と、 前記押圧部材の部品である法面当接部材と加圧部材との
    個数を適宜選択して所定の大きさの押圧部材に組立てる
    工程と、 前記押圧部材を前記アンカーに固定し前記法面を押圧す
    る工程と、を含むことを特徴とするアンカー工法。
  3. 【請求項3】 組み付けは仮固定により行うことを特徴
    とする請求項2記載のアンカー工法。
  4. 【請求項4】 アンカー工法において使用され、法面に
    圧接して該法面を保護する押圧部材であって、 法面に直接接触する法面当接部材と該法面当接部材を加
    圧する加圧部材と該加圧部材を押圧する支圧板とよりな
    ることを特徴とする押圧部材。
  5. 【請求項5】 アンカー工法において使用され、法面に
    圧接して該法面を保護する押圧部材であって、 法面に直接接触する複数個の法面当接部材と、該法面当
    接部材を加圧する複数個の加圧部材と、該加圧部材を押
    圧する支圧板、とよりなることを特徴とする押圧部材。
  6. 【請求項6】 前記法面当接部材は直方体状に形成さ
    れ、並列配置されていることを特徴とする請求項5記載
    の押圧部材。
  7. 【請求項7】 前記加圧部材は、前記法面当接部材を直
    接加圧する第1の加圧部材と、該第1の加圧部材を加圧
    する第2の加圧部材と、よりなることを特徴とする請求
    項5記載の押圧部材。
  8. 【請求項8】 前記法面当接部材は、コンクリート方角
    材やH形鋼を採用していることを特徴とする請求項5記
    載の押圧部材。
  9. 【請求項9】 前記加圧部材は、コンクリート方角材や
    H形鋼を採用していることを特徴とする請求項5記載の
    押圧部材。
  10. 【請求項10】 前記法面当接部材と加圧部材は、相互
    に仮固定が可能となっていることを特徴とする請求項5
    記載の押圧部材。
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Cited By (4)

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JP2011127313A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Ohbayashi Corp 山留壁構造
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