JP2814052B2 - 法面の安定化工法およびこれに用いるコンクリートブロック - Google Patents

法面の安定化工法およびこれに用いるコンクリートブロック

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートブロック
と地山との密着性に優れた法面の安定化工法およびこれ
に用いるコンクリートブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の法面の安定化工法としては、植
生工法、コンクリートブロックを配置する工法、法枠構
築工法などがあるが、安定化の信頼性の点では、法枠構
築工法が優れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、法枠構築工法
は、その型枠の法面上への設置および組み立てに多大な
手間を要し、かつモルタルの吹付作業にも危険性を伴
う。
【0004】一方、既製法枠ブロックを用いて法枠を構
築する場合には、法面上に不陸がある場合、コンクリー
トブロックは容易に変形しない剛体であるため、地山と
の間に隙間が形成されたままで定着されることとなり、
地山との密着性が充分でないなどの問題を有する。
【0005】したがって、本発明の課題は、施工の簡易
化を図るとともに、アンカーにて定着する場合におい
て、コンクリートブロックと地山とが密着してより定着
性に優れたものとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の第1の方法は、平面的に視てほぼ十字状のコンクリ
ートブロックの多数を、法面上に規則的に隣接して配置
し、前記コンクリートブロックは、引張材挿通孔とは別
にコンクリートブロックの各十字辺部に、底面に貫通す
る硬化材充填孔が形成されるとともに、各十字辺の底面
に、少なくとも部材長手方向に沿う複数の凹溝が形成さ
れ、コンクリートブロックを設置またはアンカー定着し
た後、前記硬化材充填孔よりコンクリートブロック底面
と地山との隙間部分に充填された硬化性材料をコンクリ
ートブロックの下面域に拡散するようにしたことを特徴
とする法面の安定化工法である。
【0007】第2の方法は、平面的に視てほぼ十字状の
コンクリートブロックの多数を、法面上に規則的に隣接
して配置し、前記コンクリートブロックは、各十字辺の
底面に対して面状の浅い切欠き凹部が形成されるととも
に、引張材挿通孔とは別に前記切欠き凹部に貫通する硬
化材充填孔が形成され、コンクリートブロックを設置ま
たはアンカー定着した後、前記コンクリート底面の切欠
き凹部およびコンクリートブロック底面と地山との隙間
部分に、前記硬化材充填孔より硬化性材料を充填して、
コンクリートブロックと地山とを密着させることを特徴
とする法面の安定化工法である。
【0008】また、前記コンクリートブロックの各十字
辺の底面に対して面状の浅い切欠き凹部を形成するとと
もに、引張材挿通孔とは別に前記切欠き凹部に貫通する
硬化材充填孔を形成しておき、コンクリートブロックを
設置またはアンカー定着した後、前記コンクリート底面
の切欠き凹部およびコンクリートブロック底面と地山と
の隙間部分に、前記硬化材充填孔より硬化性材料を注入
して、コンクリートブロックと地山とを密着させること
もできる。この場合も、前記コンクリートブロックの各
十字辺の底面に対して形成された面状の浅い切欠き凹部
を互いに1または複数の連結凹溝で連続させて、前記硬
化材充填孔より充填された硬化性材料をコンクリートブ
ロックの下面域に拡散させることが望ましい。
【0009】
【作用】本発明では、コンクリートブロックを法面に配
置する。この場合、クレーン等により吊り上げて、所定
の位置に設置するのみで、その配置が完了でき、人力を
殆ど要せず、迅速な配置が可能である。しかも、各コン
クリートブロックが法面上に規則的に隣接配置すること
で、幾何学的に優れた美観を与える。また、単にコンク
リートブロックの法面上への配置のみでなく、アンカー
を造成するので、法面をコンクリートブロックにより押
圧して、優れた安定性を保持できる。
【0010】一方、本発明に係る第1のコンクリートブ
ロックには、前記引張材挿通孔とは別にコンクリートブ
ロックの各十字辺の端部に、底面に貫通する硬化材充填
孔が形成される。そして、好ましくはコンクリートブロ
ックを設置しアンカー定着前に、前記硬化材充填孔よ
り、コンクリートブロック底面と地山との隙間部分に硬
化性材料を充填した後にアンカー定着を行う。したがっ
て、比較的凹凸の多い法面であっても、コンクリートブ
ロックと地山とを完全に密着させた状態で定着すること
ができる。この第1の発明において、前記硬化材充填孔
は、特に十字辺の端部に形成され、特にコンクリートブ
ロックの構造的耐力に影響の与えない程度の大きさの孔
とされる。したがって、特に断面力の大きい十字辺の付
け根近傍に断面欠損がなく、その分構造計算上有利とな
り、比較的構造規模が小さいままで大きな導入張力を確
保できる。
【0011】また、第2の発明は、引張材挿通孔とは別
に各十字辺部に底面に貫通する硬化材充填孔が形成され
るとともに、各十字辺の底面に、少なくとも部材長手方
向に沿う複数の凹溝が形成される。硬化材充填孔より充
填された硬化性材料が、前記凹溝に導流されてブロック
の下面に行き渡るため、より良好な密着状態で定着され
ることとなる。
【0012】さらに、第3の発明は、前記コンクリート
ブロックの各十字辺の底面に対して面状の浅い切欠き凹
部を形成し、該凹部に必ず硬化性材料が充填されるよう
にすることで、この凹部形成部分の地山との密着が確実
なものとすることができる。
【0013】この場合、各十字辺の底面の切欠き凹部を
互いに1または複数の連結凹溝で連続させておくと、注
入された硬化性材料が、前記連結凹溝によって導流され
ブロック下面に行き渡るため、より良好な密着状態で定
着されることとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面を参照しながら実施例に
よりさらに詳説する。図1において、本発明に係るコン
クリートブロック1は、平面的に視てほぼ十字状をなし
ており、このブロック1,1…の多数が、法面の長さ方
向(L方向)に沿って十字の一辺が一列をなすように隣
接して配置される。実施例では、法肩2と法尻3とを結
ぶ高さ方向にも、他の一辺を列をなして隣接配置されて
いる。
【0015】また、法面の地盤耐力が小さい場合には、
荷重を小さくしてアンカーの本数を増やすために、図2
に示される千鳥配置とすることもできる。さらに、傾斜
方向に列をなして配置される場合もある。
【0016】コンクリートブロック1は、たとえば十字
の一辺の長さ2〜3m程度され、厚みが中央部で400 〜
600 mm、端部で 250〜350 mmとされ、端部に向かって下
り勾配が形成されている。さらに、十字の交点近傍に、
表面より凹陥する凹部10が形成され、かつその凹部底
面10Aの中央から下面に貫通する挿通孔11が形成さ
れている。実施例の挿通孔11は法面と直交する方向で
なく、法肩2方向にやや上向きとなるように形成されて
いる。また、凹部10の底面10Aは、挿通孔11と直
交する方向に形成されている。
【0017】施工に際しては、コンクリートブロック1
の各足表面に植設した吊りボルト12をワイヤーを掛け
て、クレーンなどにより吊り上げて、所定位置に配置す
る。
【0018】次いで、あるいは同時併行的に、挿通孔に
は鋼棒などの引張材20を挿通し、その先端部にはセメ
ントミルク注入などによりアンカー体21を造成すると
ともに、引張材20のナットなどのアンカーヘッド20
Aを、凹部10内に収めた支圧板22を凹部底面10A
を座として、前記アンカー体21との間に引張力を与え
た状態で定着する。これらのアンカーを各ブロック1,
1…ごと行う。
【0019】前記凹部10は後に、モルタル23などを
充填し、その表面をブロック1の表面と面一とするのが
美観の点および防錆の点などで望ましい。
【0020】また、本実施例におけるコンクリートブロ
ック1の場合は、図5に示されるように、アンカー用挿
通孔11は、裏面側に行くほどテーパー状に拡孔して形
成される。したがって、一つのコンクリートブロック1
で、同一施工法面において法面の勾配が異なるような場
合であっても、また異なる施工現場の法面に対して共用
化させることができる。
【0021】次いで、前記コンクリートブロック1と地
山との密着性を図りながら定着する方法について詳述す
る。図5に示されるコンクリートブロック1Aは、図2
のコンクリートブロック1に対して十字方向に延びる各
十字辺の端部に裏面に貫通する硬化材充填孔13、13
…が形成されている。法面に凹凸がある場合、コンクリ
ートブロック1A下面と地山との間に隙間が生じるが、
好ましくはコンクリートブロックを設置しアンカー定着
前に、硬化材充填孔を介して硬化性材料を流し込みによ
り、または加圧注入により、コンクリートブロック底面
と地山との隙間部分に硬化性材料を充填した後、アンカ
ー定着を行うことにより、コンクリートブロックと地山
とを完全に密着させた状態で定着することができる。前
記硬化性材料には、モルタル、コンクリートなどのセメ
ント系材料の他、発泡ウレタン、発泡スチロールなどの
樹脂系硬化材、あるいは地盤改良工法などに使用される
水ガラス系硬化材を使用することもできる。
【0022】前記硬化材充填孔13は、本発明において
は、特に十字辺の端部に形成され、特にコンクリートブ
ロック1Aの構造的耐力に影響の与えない程度の大きさ
の孔とされる。したがって、特に断面力の大きい十字辺
の付け根近傍に断面欠損がなく、その分構造計算上有利
となり、比較的構造規模が小さいままで大きな導入張力
を確保できる。なお、硬化材の充填は、小さな充填孔か
らコンクリートブロック1Aの下面に広く拡散させるた
めには、使用する硬化材の流動性にもよるが、好ましく
は加圧注入によることが望ましい。
【0023】また、よりコンクリートブロックと地山と
の密着を図りたい場合には、図7に示されるように、コ
ンクリートブロック1Aの各十字辺の底面に、十字辺部
材の長手方向に沿う方向に複数の凹溝18、18…を形
成しておく。すると、注入された硬化材が前記凹溝1
8、18…によって導流され、ブロック下面域に拡散さ
れるため、より良好な密着状態で定着されることとな
る。前記凹溝18の形状としては、たとえば図8に示す
ように、断面コ字状でも良いし、また逆V字状、円弧状
であってもよく、特にその形状が限定されるものではな
い。さらに、図9に示されるように、前記凹溝18、1
8…と直交する方向に凹溝19、19…を適宜の間隔で
形成し、十字辺の幅方向にも硬化材が拡散し易いように
することもできる。なお、この場合に、併せて前記硬化
材充填孔13を端部に形成することまでをも要件とする
ものではない。前記例では、コンクリートブロックの構
造性を重視しその要件として硬化材充填孔13を十字辺
の端部に形成したが、本例ではコンクリートブロックと
地山との密着性を重視した結果、下面に凹溝18、18
…を形成したもので、あえて構造性までも考慮する場合
には硬化材充填孔13を十字辺の端部に形成するが、そ
うでなければ特に硬化材充填孔の形成位置が限定される
ものではなく、交点寄りに形成される場合もある。
【0024】また、図10に示されるように、前記硬化
材充填孔13、13…の貫通部分に面状の切欠き凹部1
4、14…が形成されたものを用いることもできる。前
記切欠き凹部14、14…は、図11に示されるよう
に、四周辺のそれぞれから掘り下げられ箱状に切り欠か
れたものであってもよい。さらに、前記硬化材充填孔1
3は必ずしも上面から裏面に貫通する必要はなく、側部
から裏面に貫通するものであってもよいし、また各切欠
き凹部14に1:1で対応するようにその数分だけ設け
る必要はなく、全ての切欠き凹部14、14…に連通し
た充填口を一つだけ設けるようにすることもできる。な
お、前記切欠き凹部14、14…を形成することなく前
記硬化材充填孔13、13…のみを形成する場合もあ
る。
【0025】さらに、他の態様を示せば、図13および
図14に示されるように、各十字辺に形成された切欠き
凹部14、14…を連結凹溝16、17で連続させるこ
ともできるし、また図15に示されるように、各十字辺
に形成された切欠き凹部14、14…を互いに複数の連
結凹溝25、25…で連続させることもできる。
【0026】かかるコンクリートブロック1Aの施工要
領について示すと、先ず法面表面からアンカー孔の削孔
を行い、引張材20の挿入を行った後、引張材20の先
端にアンカー体21を造成する。
【0027】その後、アンカー孔口元から突出している
引張材20をその後端からコンクリートブロック1Aの
挿通孔11に通しながらコンクリートブロック1Aを法
面上に設置する。なお、前述したように、コンクリート
ブロック1Aを設置した後、引張材20を挿通し、アン
カー材21を造成する手順であってもよい。
【0028】その後、前記引張材20の緊張定着を行っ
た後、凹部10へのモルタル充填を行い、該定着部につ
いて所定の処理を行う。次いで、図8に示されるよう
に、硬化材充填孔13からモルタルなどの硬化性材料1
5を流し込みまたは加圧注入により、ブロック底面と地
山との間隙を充填する。なお、コンクリートブロック1
Aを設置した後、引張材20の緊張前に、または仮緊張
後本緊張前に前記硬化材充填孔13、13…より充填す
ることもできる。コンクリートブロック1Aと地山との
密着性を高めるためには、緊張前に硬化性材料を充填す
る方が望ましい。
【0029】なお、前記硬化性材料は、急勾配の場合で
もダレのないように、流動性の低いものを用いることが
望ましい。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、施工の簡
易化を図ることができるとともに、アンカーにて定着す
る場合において、美観に優れ、かつコンクリートブロッ
クと地山とが密着してより定着性に優れたものとなるな
どの利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリートブロックの法面への配置状態斜視
図である。
【図2】他のコンクリートブロックの法面への配置状態
平面図である。
【図3】コンクリートブロックの平面図である。
【図4】その底面図である。
【図5】コンクリートブロックの地盤への定着状態断面
図である。
【図6】硬化材充填孔を形成した場合のブロック平面図
である。
【図7】コンクリートブロック底面に凹溝を形成した場
合の平面図である。
【図8】図7の VIII-VIII線断面図である。
【図9】他のコンクリートブロック底面に凹溝を形成し
た場合の平面図である。
【図10】コンクリートブロック底面に切欠き凹部を形
成した場合の底面図である。
【図11】切欠き凹部の変形例を示すブロック底面図で
ある。
【図12】コンクリートブロックの地盤への定着状態断
面図である。
【図13】切欠き凹部とともに連結凹溝を形成した場合
のブロック底面図である。
【図14】図13の場合のブロック断面図である。
【図15】連結凹溝の他の形成例を示すブロック底面図
である。
【符号の説明】
1・1A…コンクリートブロック、10…凹部、10A
…底面、11…挿通孔、12…吊りボルト、13…硬化
材充填孔、14…切欠き凹部、15…硬化性材料、16
・17…連結凹溝、18・19…凹溝、20…引張材、
20A…アンカーヘッド、21…アンカー体、22…支
圧板

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面的に視てほぼ十字状のコンクリートブ
    ロックの多数を、法面上に規則的に隣接して配置し、 前記コンクリートブロックは、引張材挿通孔とは別にコ
    ンクリートブロックの各十字辺部に、底面に貫通する硬
    化材充填孔が形成されるとともに、各十字辺の底面に、
    少なくとも部材長手方向に沿う複数の凹溝が形成され、
    コンクリートブロックを設置またはアンカー定着した
    後、前記硬化材充填孔よりコンクリートブロック底面と
    地山との隙間部分に充填された硬化性材料をコンクリー
    トブロックの下面域に拡散するようにしたことを特徴と
    する法面の安定化工法。
  2. 【請求項2】平面的に視てほぼ十字状のコンクリートブ
    ロックの多数を、法面上に規則的に隣接して配置し、 前記コンクリートブロックは、各十字辺の底面に対して
    面状の浅い切欠き凹部が形成されるとともに、引張材挿
    通孔とは別に前記切欠き凹部に貫通する硬化材充填孔が
    形成され、コンクリートブロックを設置またはアンカー
    定着した後、前記コンクリート底面の切欠き凹部および
    コンクリートブロック底面と地山との隙間部分に、前記
    硬化材充填孔より硬化性材料を充填して、コンクリート
    ブロックと地山とを密着させることを特徴とする法面の
    安定化工法。
  3. 【請求項3】前記コンクリートブロックの各十字辺の底
    面に対して形成された面状の浅い切欠き凹部を互いに1
    または複数の連結凹溝で連続させて、前記硬化材充填孔
    より充填された硬化性材料をコンクリートブロックの下
    面域に拡散するようにした請求項2記載の法面の安定化
    工法。
  4. 【請求項4】平面的に視てほぼ十字状のコンクリートブ
    ロックであって、前記コンクリートブロックは、引張材
    挿通孔とは別にコンクリートブロックの各十字辺の底面
    に貫通する硬化材充填孔が形成され、かつ各十字辺の底
    面に、少なくとも部材長手方向に沿う複数の凹溝が形成
    されたことを特徴とする法面安定化工法に用いるコンク
    リートブロック。
  5. 【請求項5】平面的に視てほぼ十字状のコンクリートブ
    ロックであって、前記コンクリートブロックは、前記コ
    ンクリートブロックの各十字辺の底面に対して面状の浅
    い切欠き凹部が形成されるとともに、引張材挿通孔とは
    別に前記切欠き凹部に貫通する硬化材充填孔が形成され
    たことを特徴とする法面安定化工法に用いるコンクリー
    トブロック。
  6. 【請求項6】平面的に視てほぼ十字状のコンクリートブ
    ロックであって、前記コンクリートブロックは、前記コ
    ンクリートブロックの各十字辺の底面に対して面状の浅
    い切欠き凹部が形成されるとともに、引張材挿通孔とは
    別に前記切欠き凹部に貫通する硬化材充填孔が形成さ
    れ、前記各十字辺の底面に対して形成された面状の浅い
    切欠き凹部が互いに1または複数の連結凹溝で連続され
    ていることを特徴とする法面安定化工法に用いるコンク
    リートブロック。
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