JP2647289B2 - 多色感熱記録装置 - Google Patents

多色感熱記録装置

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JP2647289B2 JP28865491A JP28865491A JP2647289B2 JP 2647289 B2 JP2647289 B2 JP 2647289B2 JP 28865491 A JP28865491 A JP 28865491A JP 28865491 A JP28865491 A JP 28865491A JP 2647289 B2 JP2647289 B2 JP 2647289B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/10Geothermal energy

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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープリンタ、プロ
ッタ、ファックスあるいはレコーダ等に使用される多色
感熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】支持体上に複数の発色層を積層した多色
感熱記録シートに対してサーマルヘッドを当接させて文
字、画像等を熱記録した後、定着用光源からの光を照射
することにより、カラー印刷物を得ることのできる多色
感熱記録装置が提案されている。
【0003】例えば、前記多色感熱記録シートは、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各発色
層を有する。この多色感熱記録シートに文字、画像等を
記録する際には、先ず、Y発色層に対してサーマルヘッ
ドから所定量の熱を供給して発色させ、次いで、定着用
光源から光を照射することによりYの色を定着させる。
その後、M発色層に対して熱を供給し発色させた後、定
着を行い、C発色層に対して同様の処理を行う。この結
果、夫々の発色層から異なる色が発色したカラー文字、
画像等を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような多色感熱記
録装置においてカラー画像を印刷する場合、単一のサー
マルヘッドを用い、このサーマルヘッドで、順次、Y、
M、Cの各発色層に対応する異なる熱量を供給して各発
色層を発色させ、定着用光源からY、Mの各発色層に対
応する波長の光を照射してそれぞれの色を定着させる方
法が考えられる。この場合、サーマルヘッドを中心に、
複数の定着用光源が配置される。
【0005】しかしながら、それぞれの定着用光源はサ
ーマルヘッドからの距離が異なる位置に配置されるた
め、各発色層において発色から定着までの時間間隔が異
なることになる。この種の多色感熱記録シートでは発色
した時点から時間が経つにしたがって濃度が大になる傾
向にある。結局、前記時間間隔が異なると各発色層の発
色濃度が変動し、カラー画像全体を意図した適切なトー
ンに形成できなくなる。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、多色感熱記録シートの各発色層
の発色から定着までの時間間隔を実質的に等しくして所
望の濃度の文字、画像等が得られる多色感熱記録装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、同一支持体上に発色波長の異なる複数
の発色層が積層された多色感熱記録シートに対して文
字、画像等を記録する多色感熱記録装置であって、多色
感熱記録シートを所定の速度で搬送する搬送手段と、前
記搬送される多色感熱記録シートの各々の発色層に異な
る熱エネルギを供給し、発色させる単一の発熱手段と、
前記発熱手段によって記録された文字、画像等を当該多
色感熱記録シートに対して定着させるために波長の異な
る光を発する複数の定着用光源と、前記搬送される多色
感熱記録シートの所定の位置に対向して前記複数の定着
用光源の夫々を実質的に同一位置に位置決めする手段
と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の多色感熱記録装置では、複数の定着用
光源が位置決め手段により多色感熱記録シートに対向す
る所定位置に入れ換えられる。さらに、常時、所定の速
度の搬送手段で多色感熱記録シートが搬送されるため、
該多色感熱記録シートの各々の発色層に対して発熱手段
から異なる熱エネルギを供給されて各発色層が発色して
から、夫々の定着用光源まで搬送されて発色層が定着さ
れるまでの時間間隔が実質的に同一となる。この結果、
所望の濃度の発色状態が得られる。
【0009】
【実施例】本発明に係る多色感熱記録装置について、好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0010】図1に示すように、多色感熱記録装置10
は、箱体12の内部に多色感熱記録シート14を搬送す
る搬送手段である第1のドラム16を備える。
【0011】多色感熱記録シート14が搬送される第1
ドラム16の円周面に対向して、矢印に示す搬送方向に
沿ってサーマルヘッド18、第1定着用光源20および
第2定着用光源22を円周面上に配設した第2のドラム
24を設けている。第1定着用光源20と第2定着用光
源22とは第2ドラム24の中心軸Oに対称の円周面上
に設けられている。
【0012】多色感熱記録シート14は、図2に示すよ
うに、紙またはフイルムからなる支持体26を備え、支
持体26の一面側には、C(シアン)発色層28とM
(マゼンタ)発色層30とY(イエロー)発色層32と
が中間層34a、34bを介して積層される。このY発
色層32には、保護層36が設けられている。また、ド
ラム16に巻回することによって多色感熱記録シート1
4が湾曲する、いわゆる、カールを防止する目的で、こ
の支持体26の他面側には、バックコート層38が設け
られる。
【0013】このように構成される多色感熱記録シート
14は、図3に示すように、印加される熱エネルギに対
してそれぞれの発色層28、30、32の画像濃度特性
が異なる。すなわち、多色感熱記録シート14に印加す
る熱エネルギを調節することにより特定の発色層、例え
ば、Y発色層32のみを発色させることが可能になり、
これらの発色層28、30、32を順次発色させていく
ことにより、良好な文字、画像等が得られる。
【0014】このように構成された多色感熱記録装置1
0の動作説明を行う。
【0015】先ず、第1ドラム16上に多色感熱記録シ
ート14をセットする。この際、搬送方向に対して多色
感熱記録シート14の先端部14aが、サーマルヘッド
18の直前になるようにする。
【0016】そこで、第1ドラム16を付勢し、矢印A
方向に一定速度で回動させる。すなわち、ドラム16
は、多色感熱記録シート14を副走査方向に搬送する。
【0017】このように搬送されてくる多色感熱記録シ
ート14に対して、サーマルヘッド18にはY発色層3
2に対応する所定の熱量を供給して発熱すべく、図示し
ない電源から所定幅のパルス列が印加され、このパルス
列でサーマルヘッド中の抵抗体が発熱し、これによりY
発色層32を発色させる。
【0018】多色感熱記録シート14のY発色層32の
発色作業が行われた後、第2ドラム24に配設され、か
つ多色感熱記録シート14に対向する位置にある第1定
着用光源20から、例えば、420nmの光が照射さ
れ、Y発色層32に対する定着作業が施される。なお、
Y発色層32の定着作業が終了する前に、多色感熱記録
シート14の先端部14aがドラム16によってサーマ
ルヘッド18の直下まで搬送される。ここで、サーマル
ヘッド18には、前記Y発色層32の発色作業と同様
に、しかもY発色層32よりも高い所定量の熱エネルギ
が供給され、第1ドラム16により多色感熱記録シート
14を副走査方向へと搬送し、M発色層30の発色が行
われる。なお、Y発色層32は、既に第1定着用光源2
0により定着されているので、新たに発色することはな
い。
【0019】第1定着用光源20に対向する位置を矢印
A方向にしたがって多色感熱記録シート14の後端部1
4bが通過した後、第2ドラム24が図示しない回転駆
動作用下に180度回動する。このため、第1ドラム1
6の円周面に対向する同一位置に、第2定着用光源22
が位置決めされる。すなわち、サーマルヘッド18に対
する定着用光源20と22の離間距離は実質的に同一で
あることが諒解されよう。
【0020】このような状態で、M発色層30の発色後
の多色感熱記録シート14が矢印A方向に第1ドラム1
6を介して搬送され、第2定着用光源22に臨むことに
なる。このM発色層30に対して、第2定着用光源22
から、例えば、365nmの光が照射され、定着作業が
遂行される。
【0021】さらに、多色感熱記録シート14は第1ド
ラム16の矢印A方向への回動により三たび、サーマル
ヘッド18に臨む。サーマルヘッド18からM発色層3
0よりも高い所定量の熱エネルギが供給され、多色感熱
記録シート14のC発色層28の発色作業が行われる。
但し、この場合には、第2定着用光源22は光を照射し
ない。定着作業を必要としないからである。
【0022】以上のように、一連の動作によりカラー画
像が記録された後、多色感熱記録シート14は、第1ド
ラム16から取り外される。
【0023】このように構成される本実施例の多色感熱
記録装置10は、一定の速度で回動する第1ドラム16
の円周面に多色感熱記録シート14を装着し、搬送す
る。前記第1ドラム16の円周面に対向する位置に、第
1定着用光源20および第2定着用光源22を円周面に
対称に配設した第2ドラム24を設け、第2ドラム24
を必要に応じて回動させて第1定着用光源20と第2定
着用光源22を入れ換えることができるため、サーマル
ヘッド18からそれぞれの定着用光源20、22までの
距離、すなわち、時間間隔が一定になる。
【0024】ここで、比較例として、第1定着用光源2
0と第2定着用光源22を、図4に示すように設けた多
色感熱記録装置40を示す。ここでは、サーマルヘッド
18と第1定着用光源20との距離が5cm、サーマル
ヘッド18と第2定着用光源22との距離が10cmと
している。すなわち、この従来技術においては、サーマ
ルヘッド18に対する定着用光源20、22の距離が異
なるように配置されている。一方、本実施例のサーマル
ヘッド18と定着用光源20、22との距離はそれぞれ
円周方向に沿って逆方向に10cmとし、該サーマルヘ
ッド18に対する離間間隔は実質的に同じである。 こ
のような本実施例と比較例とを比較した結果、図5に示
すように、多色感熱記録シート14のY発色層32にお
いて目標濃度との差が1/2になるという顕著な差が顕
れた。
【0025】本実施例においては、位置決め手段として
第2ドラム24を使用したが、第1定着用光源20と第
2定着用光源22を同一位置に入れ換えられるものであ
れば、もちろんドラム形状に限定されないことは言うま
でもない。例えば、リニアアクチュエータにより、夫々
の光源を同一位置に位置決め可能なことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る多色感熱記録装置によれ
ば、以下の効果が得られる。
【0027】すなわち、第1および第2定着用光源が位
置決め手段により多色感熱記録シートに対向する位置に
順次交換して配置されるとともに、所定の速度の搬送手
段で多色感熱記録シートが搬送されるため、各々の発色
層に対して発熱手段によって異なる熱エネルギが供給さ
れ、各発色層が発色させられてから第1および第2の定
着用光源まで搬送される時間間隔が同一となる。したが
って、設定された目標濃度に対して実際に記録されたカ
ラー画像の濃度差が実質的になくなり、適切なトーンの
文字、画像等が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多色感熱記録装置の一部縦断正面
説明図である。
【図2】本発明に係る多色感熱記録装置に用いられる多
色感熱記録シートの縦断面説明図である。
【図3】本発明に係る多色感熱記録装置により多色感熱
記録シートに印加される熱エネルギと画像濃度との関係
を示す特性曲線図である。
【図4】比較例としての従来技術に係る多色感熱記録装
置の一部縦断正面説明図である。
【図5】目標濃度に対して本実施例によって得たイエロ
ー発色層における画像濃度と比較例によって得たイエロ
ー発色層の画像濃度との差を示す図である。
【符号の説明】
10、40…多色感熱記録装置 14…多色感熱記録シート 16、24…ドラム 18…サーマルヘッド 20、22…定着用光源

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一支持体上に発色波長の異なる複数の発
    色層が積層された多色感熱記録シートに対して文字、画
    像等を記録する多色感熱記録装置であって、 多色感熱記録シートを所定の速度で搬送する搬送手段
    と、 前記搬送される多色感熱記録シートの各々の発色層に異
    なる熱エネルギを供給し、発色させる単一の発熱手段
    と、 前記発熱手段によって記録された文字、画像等を当該多
    色感熱記録シートに対して定着させるために波長の異な
    る光を発する複数の定着用光源と、 前記搬送される多色感熱記録シートの所定の位置に対向
    して前記複数の定着用光源の夫々を実質的に同一位置に
    位置決めする手段と、 を備えることを特徴とする多色感熱記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多色感熱記録装置におい
    て、前記位置決め手段は、回転駆動源に連結された円筒
    体または円柱体からなり、前記円筒体または円柱体の円
    周面上に前記複数の定着用光源を配設することを特徴と
    する多色感熱記録装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の多色感熱記録装置におい
    て、複数の定着用光源は第1と第2の定着用光源であ
    り、前記夫々の定着用光源は円筒体または円柱体の中心
    軸に対して対称な円周面上に設けられることを特徴とす
    る多色感熱記録装置。
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