JPH0596764A - 多色感熱記録装置 - Google Patents
多色感熱記録装置Info
- Publication number
- JPH0596764A JPH0596764A JP3260854A JP26085491A JPH0596764A JP H0596764 A JPH0596764 A JP H0596764A JP 3260854 A JP3260854 A JP 3260854A JP 26085491 A JP26085491 A JP 26085491A JP H0596764 A JPH0596764 A JP H0596764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- multicolor
- color
- recording sheet
- thermosensitive recording
- multicolor thermosensitive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】領収書等のシート体に簡便に地模様を記録する
ことができる多色感熱記録装置を提供することを目的と
する。 【構成】多色感熱記録装置10は、サーマルヘッド20
から所定の熱エネルギを供給されて、多色感熱記録シー
ト14のイエロー、マゼンタ、シアンの各発色層を発色
させ、定着用光源24、26で光定着させる。この際
に、円周面に凸部で地模様を形成したヒートローラ22
から、所定の熱エネルギが多色感熱記録シート14に供
給されて、所望の地模様が形成される。
ことができる多色感熱記録装置を提供することを目的と
する。 【構成】多色感熱記録装置10は、サーマルヘッド20
から所定の熱エネルギを供給されて、多色感熱記録シー
ト14のイエロー、マゼンタ、シアンの各発色層を発色
させ、定着用光源24、26で光定着させる。この際
に、円周面に凸部で地模様を形成したヒートローラ22
から、所定の熱エネルギが多色感熱記録シート14に供
給されて、所望の地模様が形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープリンタ、プロ
ッタ、ファックスあるいはレコーダ等において、多色の
印刷物を得る際に、同時に地模様を記録することを可能
とする多色感熱記録装置に関する。
ッタ、ファックスあるいはレコーダ等において、多色の
印刷物を得る際に、同時に地模様を記録することを可能
とする多色感熱記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】支持体上に複数の発色層を積層した多色
感熱記録シートに対してサーマルヘッドを当接させて文
字、画像等を熱記録した後、定着用光源からの光を照射
することにより、該文字、画像等を定着させてカラー印
刷物を得ることのできる多色感熱記録装置が提案されて
いる。
感熱記録シートに対してサーマルヘッドを当接させて文
字、画像等を熱記録した後、定着用光源からの光を照射
することにより、該文字、画像等を定着させてカラー印
刷物を得ることのできる多色感熱記録装置が提案されて
いる。
【0003】例えば、前記多色感熱記録シートは、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各発色
層を有する。この多色感熱記録シートに文字、画像等を
記録する際に、先ず、Y発色層に対してサーマルヘッド
から所定量の熱エネルギを供給して記録し、定着用光源
からの光を照射することによりYの色を定着させる。次
いで、M発色層、C発色層に対して同様の処理を行い、
カラーによる文字、画像等が表された印刷物を得ること
ができる。
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各発色
層を有する。この多色感熱記録シートに文字、画像等を
記録する際に、先ず、Y発色層に対してサーマルヘッド
から所定量の熱エネルギを供給して記録し、定着用光源
からの光を照射することによりYの色を定着させる。次
いで、M発色層、C発色層に対して同様の処理を行い、
カラーによる文字、画像等が表された印刷物を得ること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、領収書、切
符、その他の証書等に特定の文字、図形等に先立って、
所謂、地模様が印刷されることがある。この地模様は、
記録紙の製造時に印刷している。したがって、少量多品
種の記録紙等のシートに地模様を印刷する場合にはコス
トが高騰する不都合がある。また、サーマルヘッドを用
いてカラーの文字、図形等を得ようとする時に用いられ
る多色感熱記録装置では、感熱記録紙に地模様を記録す
ることは実質的になされていない。
符、その他の証書等に特定の文字、図形等に先立って、
所謂、地模様が印刷されることがある。この地模様は、
記録紙の製造時に印刷している。したがって、少量多品
種の記録紙等のシートに地模様を印刷する場合にはコス
トが高騰する不都合がある。また、サーマルヘッドを用
いてカラーの文字、図形等を得ようとする時に用いられ
る多色感熱記録装置では、感熱記録紙に地模様を記録す
ることは実質的になされていない。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、地模様が記録された領収書等の
シートを簡便に得ることができる多色感熱記録装置を提
供することを目的とする。
なされたものであって、地模様が記録された領収書等の
シートを簡便に得ることができる多色感熱記録装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、同一支持体上に発色波長の異なる複数
の発色層が積層された多色感熱記録シートに対して文
字、画像等を記録する多色感熱記録装置であって、前記
多色感熱記録シートの各々の発色層に異なる熱エネルギ
を供給し、発色させる第1の記録手段と、前記多色感熱
記録シートの発色層に所定の熱エネルギを供給し、発色
させる第2の記録手段と、を備え、前記第2記録手段に
より該多色感熱記録シートに地模様を記録することを特
徴とする。
めに、本発明は、同一支持体上に発色波長の異なる複数
の発色層が積層された多色感熱記録シートに対して文
字、画像等を記録する多色感熱記録装置であって、前記
多色感熱記録シートの各々の発色層に異なる熱エネルギ
を供給し、発色させる第1の記録手段と、前記多色感熱
記録シートの発色層に所定の熱エネルギを供給し、発色
させる第2の記録手段と、を備え、前記第2記録手段に
より該多色感熱記録シートに地模様を記録することを特
徴とする。
【0007】
【作用】文字、画像等を記録するために、多色感熱記録
シートに熱エネルギを供給する第1記録手段以外に、地
模様を記録するために、所定の熱エネルギを供給する第
2記録手段を設けたため、画像等の記録時に、同時に且
つ簡便に地模様を多色感熱記録シートに表すことができ
る。
シートに熱エネルギを供給する第1記録手段以外に、地
模様を記録するために、所定の熱エネルギを供給する第
2記録手段を設けたため、画像等の記録時に、同時に且
つ簡便に地模様を多色感熱記録シートに表すことができ
る。
【0008】
【実施例】本発明に係る多色感熱記録装置について、好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0009】本発明の第1実施例に係る多色感熱記録装
置を図1に示す。
置を図1に示す。
【0010】多色感熱記録装置10は、遮光されたケー
ス12の一側面に多色感熱記録シート14の挿入用、排
出用のカセット15、16を備えている。ケース12の
内部には、図中、矢印A、B方向に回動可能に構成され
るドラム18、挿入用カセット15からドラム18に多
色感熱記録シート14を搬送する搬送用ローラ対19が
設けられており、ドラム18の外周部には、第1記録手
段であるサーマルヘッド20と、円周面上に凸部により
形成された地模様を記録する円筒体からなる第2記録手
段であるヒートローラ22と、多色感熱記録シート14
に光定着を行う第1の定着用光源24と、第2の定着用
光源26が設けられている。なお、ヒートローラ22
は、ランプ、ヒータ等、内部に熱エネルギの発生源を備
えていても良いし、他の熱エネルギ発生源から供給され
るように構成しても良い。例えば、ヒートローラ22に
対して発熱源を有するローラを圧接して、該ヒートロー
ラ22に熱を伝達するようにしてもよい。なお、ヒート
ローラ22は、図示しない変位手段により、ドラム18
で搬送される多色感熱記録シート14に対して進退自在
である。
ス12の一側面に多色感熱記録シート14の挿入用、排
出用のカセット15、16を備えている。ケース12の
内部には、図中、矢印A、B方向に回動可能に構成され
るドラム18、挿入用カセット15からドラム18に多
色感熱記録シート14を搬送する搬送用ローラ対19が
設けられており、ドラム18の外周部には、第1記録手
段であるサーマルヘッド20と、円周面上に凸部により
形成された地模様を記録する円筒体からなる第2記録手
段であるヒートローラ22と、多色感熱記録シート14
に光定着を行う第1の定着用光源24と、第2の定着用
光源26が設けられている。なお、ヒートローラ22
は、ランプ、ヒータ等、内部に熱エネルギの発生源を備
えていても良いし、他の熱エネルギ発生源から供給され
るように構成しても良い。例えば、ヒートローラ22に
対して発熱源を有するローラを圧接して、該ヒートロー
ラ22に熱を伝達するようにしてもよい。なお、ヒート
ローラ22は、図示しない変位手段により、ドラム18
で搬送される多色感熱記録シート14に対して進退自在
である。
【0011】多色感熱記録シート14は、図2に示すよ
うに、紙またはフイルムからなる支持体28を備え、支
持体28の一面側には、C(シアン)発色層30と、M
(マゼンタ)発色層32と、Y(イエロー)発色層34
とが中間層36a、36bを介して積層されている。こ
のY発色層34には、保護層38が設けられている。ま
た、ドラム18に巻回することによって多色感熱記録シ
ート14が湾曲する、いわゆる、カールを防止する目的
で、この支持体28の他面側には、バックコート層40
が設けられている。
うに、紙またはフイルムからなる支持体28を備え、支
持体28の一面側には、C(シアン)発色層30と、M
(マゼンタ)発色層32と、Y(イエロー)発色層34
とが中間層36a、36bを介して積層されている。こ
のY発色層34には、保護層38が設けられている。ま
た、ドラム18に巻回することによって多色感熱記録シ
ート14が湾曲する、いわゆる、カールを防止する目的
で、この支持体28の他面側には、バックコート層40
が設けられている。
【0012】このように構成される多色感熱記録シート
14は、図3に示すように、印加される熱エネルギに対
してそれぞれの発色層30、32、34の画像濃度特性
が異なる。すなわち、多色感熱記録シート14に印加す
る熱エネルギを調節することにより、特定の発色層、例
えば、Y発色層34のみを発色させることが可能にな
り、各々の発色層30、32、34を順次発色させてい
くことにより、多色の文字、画像等を得ることができ
る。
14は、図3に示すように、印加される熱エネルギに対
してそれぞれの発色層30、32、34の画像濃度特性
が異なる。すなわち、多色感熱記録シート14に印加す
る熱エネルギを調節することにより、特定の発色層、例
えば、Y発色層34のみを発色させることが可能にな
り、各々の発色層30、32、34を順次発色させてい
くことにより、多色の文字、画像等を得ることができ
る。
【0013】このように構成される多色感熱記録装置1
0の動作説明を行う。
0の動作説明を行う。
【0014】先ず、カセット15にセットされた多色感
熱記録シート14は、搬送用ローラ対19および矢印A
方向に回動するドラム18により、サーマルヘッド20
の位置まで搬送される。次いで、サーマルヘッド20
は、前記多色感熱記録シート14を押圧し、多色感熱記
録シート14のY発色層34に対して1ラインずつ、感
熱記録を行う。そして、サーマルヘッド20によるY発
色層34の感熱記録に次いで、第1定着用光源24から
の所定波長の光により、Y発色層34における画像が定
着される。
熱記録シート14は、搬送用ローラ対19および矢印A
方向に回動するドラム18により、サーマルヘッド20
の位置まで搬送される。次いで、サーマルヘッド20
は、前記多色感熱記録シート14を押圧し、多色感熱記
録シート14のY発色層34に対して1ラインずつ、感
熱記録を行う。そして、サーマルヘッド20によるY発
色層34の感熱記録に次いで、第1定着用光源24から
の所定波長の光により、Y発色層34における画像が定
着される。
【0015】このようにして、第1定着用光源24によ
り画像の定着が行われた多色感熱記録シート14は、続
いて、ドラム18の矢印B方向の回動により、再びサー
マルヘッド20に到達する。そして、多色感熱記録シー
ト14のM発色層32に対して、Y発色層34の場合よ
りも高いエネルギで感熱記録が施される。なお、Y発色
層34は、既に第1定着用光源24によって定着されて
いるので、サーマルヘッド20によって再度文字、画像
等が表されることはない。M発色層32の画像等の記録
後、多色感熱記録シート14は第2定着用光源26によ
ってM発色層32に対する光定着が行われる。再び、ド
ラム18を矢印A方向に回動することにより、所定の温
度に加熱されているヒートローラ22によりC発色層3
0を介して地模様が記録され、これと同時にサーマルヘ
ッド20により前記M発色層32よりも高いエネルギで
C発色層30に対し、文字、図形等の感熱記録が行われ
る。この際、ヒートローラ22は、図示しない変位機構
により多色感熱記録シート14に圧接しており、地模様
が形成された凸部から図3に示す所定の温度の熱エネル
ギTが多色感熱記録シート14に伝達され、画像濃度D
で地模様が記録される。図3に示すように、ヒートロー
ラ22は、常に熱エネルギTが供給されるため、一定の
画像濃度Dと色で地模様が記録される。
り画像の定着が行われた多色感熱記録シート14は、続
いて、ドラム18の矢印B方向の回動により、再びサー
マルヘッド20に到達する。そして、多色感熱記録シー
ト14のM発色層32に対して、Y発色層34の場合よ
りも高いエネルギで感熱記録が施される。なお、Y発色
層34は、既に第1定着用光源24によって定着されて
いるので、サーマルヘッド20によって再度文字、画像
等が表されることはない。M発色層32の画像等の記録
後、多色感熱記録シート14は第2定着用光源26によ
ってM発色層32に対する光定着が行われる。再び、ド
ラム18を矢印A方向に回動することにより、所定の温
度に加熱されているヒートローラ22によりC発色層3
0を介して地模様が記録され、これと同時にサーマルヘ
ッド20により前記M発色層32よりも高いエネルギで
C発色層30に対し、文字、図形等の感熱記録が行われ
る。この際、ヒートローラ22は、図示しない変位機構
により多色感熱記録シート14に圧接しており、地模様
が形成された凸部から図3に示す所定の温度の熱エネル
ギTが多色感熱記録シート14に伝達され、画像濃度D
で地模様が記録される。図3に示すように、ヒートロー
ラ22は、常に熱エネルギTが供給されるため、一定の
画像濃度Dと色で地模様が記録される。
【0016】この後、多色感熱記録シート14はカセッ
ト16に搬出される。
ト16に搬出される。
【0017】ここでは、C発色層30に地模様を形成し
たが、もちろんサーマルヘッド20によるY発色層3
4、M発色層32の発色に合わせて、ヒートローラ22
の供給する熱エネルギTを変更してY発色層34、M発
色層32に地模様を記録することもできる。
たが、もちろんサーマルヘッド20によるY発色層3
4、M発色層32の発色に合わせて、ヒートローラ22
の供給する熱エネルギTを変更してY発色層34、M発
色層32に地模様を記録することもできる。
【0018】本実施例の多色感熱記録装置10は、地模
様を円周面に凸部で形成したヒートローラ22を備えて
いるため、前記ヒートローラ22の凸部から多色感熱記
録シート14に所定の熱エネルギTを供給することによ
り、任意の画像濃度、色の地模様を印刷することができ
る。また、ヒートローラ22を交換することにより、簡
単に異なる地模様を記録することができる。
様を円周面に凸部で形成したヒートローラ22を備えて
いるため、前記ヒートローラ22の凸部から多色感熱記
録シート14に所定の熱エネルギTを供給することによ
り、任意の画像濃度、色の地模様を印刷することができ
る。また、ヒートローラ22を交換することにより、簡
単に異なる地模様を記録することができる。
【0019】続いて、第2実施例を図4を参照して説明
する。なお、第1実施例と同一の構成要素には同一の参
照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
する。なお、第1実施例と同一の構成要素には同一の参
照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0020】多色感熱記録装置50は、複数個所に搬送
用ローラ対52を設け、サーマルヘッド20、ヒートロ
ーラ22のヘッドと対向する場所にプラテンローラ5
4、56を設けている。
用ローラ対52を設け、サーマルヘッド20、ヒートロ
ーラ22のヘッドと対向する場所にプラテンローラ5
4、56を設けている。
【0021】このように構成される多色感熱記録装置5
0は、カセット15から多色感熱記録シート14が取り
出され、搬送用ローラ52によって、矢印C方向に搬送
される。この際、サーマルヘッド20によってY発色層
34が発色され、第1定着用光源24によって光定着さ
れる。その後、搬送用ローラ52を逆向きに回動させ、
多色感熱記録シート14を矢印D方向に搬送し、サーマ
ルヘッド20によってM発色層32が発色され、第2定
着用光源26によって光定着される。その後、再び、搬
送用ローラ52によって多色感熱記録シート14は矢印
C方向に搬送され、サーマルヘッド20によってC発色
層30が発色され、ヒートローラ22によって地模様が
記録される。
0は、カセット15から多色感熱記録シート14が取り
出され、搬送用ローラ52によって、矢印C方向に搬送
される。この際、サーマルヘッド20によってY発色層
34が発色され、第1定着用光源24によって光定着さ
れる。その後、搬送用ローラ52を逆向きに回動させ、
多色感熱記録シート14を矢印D方向に搬送し、サーマ
ルヘッド20によってM発色層32が発色され、第2定
着用光源26によって光定着される。その後、再び、搬
送用ローラ52によって多色感熱記録シート14は矢印
C方向に搬送され、サーマルヘッド20によってC発色
層30が発色され、ヒートローラ22によって地模様が
記録される。
【0022】このように、第2実施例も第1実施例と同
様にヒートローラ22を多色感熱記録装置50に設ける
ことによって、簡単に多色感熱記録シート14に地模様
を記録することができる。すなわち、本実施例では、カ
ラーの画像、文字等を記録する場合に同時に地模様を記
録することができるとともに、ヒートローラ22を交換
することによって、様々な地模様に対応できる。
様にヒートローラ22を多色感熱記録装置50に設ける
ことによって、簡単に多色感熱記録シート14に地模様
を記録することができる。すなわち、本実施例では、カ
ラーの画像、文字等を記録する場合に同時に地模様を記
録することができるとともに、ヒートローラ22を交換
することによって、様々な地模様に対応できる。
【0023】なお、第1および第2実施例において、多
色感熱記録装置10、50のヒートローラ22をサーマ
ルヘッド20に対して搬送路上、上流側、下流側のいず
れに配設しても良い。さらに、供給熱エネルギ、記録手
順(例えば、ヒートローラ22が多色感熱記録シート1
4に当接される順序)を変更することにより、任意の
色、濃度で地模様を記録することができる。
色感熱記録装置10、50のヒートローラ22をサーマ
ルヘッド20に対して搬送路上、上流側、下流側のいず
れに配設しても良い。さらに、供給熱エネルギ、記録手
順(例えば、ヒートローラ22が多色感熱記録シート1
4に当接される順序)を変更することにより、任意の
色、濃度で地模様を記録することができる。
【0024】さらに、第1および第2実施例では、画像
情報を第1記録手段であるサーマルヘッド20を用いて
記録し、一方、地模様を第2記録手段であるヒートロー
ラ22によって記録しているが、サーマルヘッド20の
みで地模様を記録してもよいことは勿論である。
情報を第1記録手段であるサーマルヘッド20を用いて
記録し、一方、地模様を第2記録手段であるヒートロー
ラ22によって記録しているが、サーマルヘッド20の
みで地模様を記録してもよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る多色感熱記録装置によれ
ば、以下の効果が得られる。
ば、以下の効果が得られる。
【0026】すなわち、文字、画像等を記録するために
多色感熱記録シートに熱エネルギを供給する第1記録手
段の他に、地模様を記録するために一定の熱エネルギを
供給する第2記録手段を設けている。このため、文字、
画像等の記録時に、簡便に地模様を多色感熱記録シート
に記録できる。
多色感熱記録シートに熱エネルギを供給する第1記録手
段の他に、地模様を記録するために一定の熱エネルギを
供給する第2記録手段を設けている。このため、文字、
画像等の記録時に、簡便に地模様を多色感熱記録シート
に記録できる。
【図1】本発明に係る多色感熱記録装置の断面説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る多色感熱記録シートの断面説明図
である。
である。
【図3】本発明に係る多色感熱記録シートに印加される
熱エネルギに対する発色層の画像濃度関係図である。
熱エネルギに対する発色層の画像濃度関係図である。
【図4】本発明に係る多色感熱記録装置の他の実施例の
断面説明図である。
断面説明図である。
10、50…多色感熱記録装置 14…多色感熱記録シート 18…ドラム 20…サーマルヘッド 22…ヒートローラ 24、26…定着用光源 52…搬送用ローラ
Claims (1)
- 【請求項1】同一支持体上に発色波長の異なる複数の発
色層が積層された多色感熱記録シートに対して文字、画
像等を記録する多色感熱記録装置であって、 前記多色感熱記録シートの各々の発色層に異なる熱エネ
ルギを供給し、発色させる第1の記録手段と、 前記多色感熱記録シートの発色層に所定の熱エネルギを
供給し、発色させる第2の記録手段と、 を備え、前記第2記録手段により該多色感熱記録シート
に地模様を記録することを特徴とする多色感熱記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260854A JPH0596764A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 多色感熱記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260854A JPH0596764A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 多色感熱記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0596764A true JPH0596764A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17353678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260854A Pending JPH0596764A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 多色感熱記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0596764A (ja) |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3260854A patent/JPH0596764A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6219078B1 (en) | Printer with preheating of sheet | |
JP3373714B2 (ja) | 熱転写プリンタおよびこれによるカラー画像形成方法 | |
JPS63134261A (ja) | 記録装置 | |
JP2918118B2 (ja) | 捺染プリント装置 | |
JPH0596764A (ja) | 多色感熱記録装置 | |
JPS61106273A (ja) | 熱転写型記録装置 | |
US20020140798A1 (en) | Thermal recording system | |
JP2003154694A (ja) | 中間転写印刷装置 | |
JP2718848B2 (ja) | 多色感熱記録装置 | |
JPH11268311A (ja) | 染料熱転写記録装置 | |
JPH05201108A (ja) | インクシートおよびこのインクシートを用いたプリンタ装置 | |
JP2647289B2 (ja) | 多色感熱記録装置 | |
JPH0569566A (ja) | 多色感熱記録装置 | |
JP2574861B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JPH10217516A (ja) | 熱転写記録方法および記録装置 | |
JP2667750B2 (ja) | 多色感熱記録装置 | |
JPH10315515A (ja) | 熱転写プリンタの記録方法 | |
JPS63114673A (ja) | 記録装置 | |
JPH0839844A (ja) | 熱転写印刷装置 | |
JP2525576B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2002211019A (ja) | 感熱プリンタ | |
JPH0524228A (ja) | 画像形成方法 | |
JPH0524233A (ja) | サーマルヘツド | |
JP2002331756A (ja) | 印刷用紙、印刷物及び印刷システム | |
JPH07156428A (ja) | 記録装置 |