JP2646885B2 - 経路誘導表示装置 - Google Patents

経路誘導表示装置

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JP2646885B2
JP2646885B2 JP13416891A JP13416891A JP2646885B2 JP 2646885 B2 JP2646885 B2 JP 2646885B2 JP 13416891 A JP13416891 A JP 13416891A JP 13416891 A JP13416891 A JP 13416891A JP 2646885 B2 JP2646885 B2 JP 2646885B2
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裕昭 古屋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地図情報に基づいて地
図を表示するとともに、指定された地点間を接続する経
路を計算して表示する経路誘導表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の経路誘導表示装置として
は、例えば特開昭61−249070号公報に開示され
たナビゲーションシステムがある。このような従来のナ
ビゲーションシステムでは、経路計算用のCPUを地図
表示用にも共用し、経済化を図っている。
【0003】また、地図表示においては、地図上への車
両の現在位置の表示も車両の移動に伴う車両の軌跡を単
に表示するだけでなく、車両の現在位置が常に表示画面
のほぼ中心に表示されるように車両の現在位置の移動に
伴って地図をスクロールさせている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の経路誘導表示装
置においては、経路計算用のCPUを地図のスクロール
表示制御にも共用しているため、任意の2地点を結ぶ経
路計算とスクロール表示制御とを所定の割込みの時間の
間隔内に行うと、両方の処理が非常に遅くなり、さら
に、両方の処理を時分割で行うため、計算途中のデータ
を一時記憶しておくメモリの容量も必要で、特に計算途
中の地図データを一時記憶するためメモリ容量も非常に
大きくなってしまうという問題がある。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、経路計算中は地図表示よりも
経路計算を優先させて経路計算の高速化及び計算途中の
データを一時記憶するメモリ容量を小さくすることを達
成した経路誘導表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された発明の経路誘導表示装置は、
図1に示すように、地図情報に基づいて地図を表示する
とともに、指定された地点間を走行する経路を算出する
機能を有する経路誘導表示装置であって、経路の算出中
は、地図表示よりも経路の計算を優先させるように制御
する経路計算優先制御手段11を有することを要旨とす
る。
【0007】また、請求項2に記載された経路誘導表示
装置は、図2に示すように、地図情報に基づいて表示さ
れた地図上の所定位置に車両が常に位置するように車両
の移動に伴って地図の表示をスクロールするとともに、
指定された地点間を走行する経路を算出する機能を有す
る経路誘導表示装置であって、経路の計算中は、前期ス
クロールを中止し、車両の移動に伴って地図上に車両の
現在位置を表示する現在位置表示手段21を有すること
を要旨とする。
【0008】
【作用】請求項1に記載された発明の経路誘導表示装置
では、経路の算出中は、地図表示よりも経路の計算を優
先させるように制御している。
【0009】請求項2に記載された発明の経路誘導表示
装置では、経路の計算中は、地図表示のスクロールを中
止し、車両の移動に伴って地図上に車両の現在位置を表
示している。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図3は、各請求項に記載された発明の一実
施例に係わる経路誘導表示装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。同図に示す経路誘導表示装置は、全体の動
作を制御するマイクロプロセッサ等からなる中央演算処
理装置(CPU)115を有し、この中央演算処理装置
115には太線で示すバス123を介して本経路誘導表
示装置の経路誘導表示処理を実行するプログラムや固定
データ等を記憶するROM117、一時データを記憶す
るRAM119、地図表示や経路表示等の画像処理を実
行する画像信号処理ユニット109、後述する周辺装置
とのデータのやりとりを仲介するI/Oインタフェース
111、後述する地図情報を記憶する外部メモリと直接
アクセスするDMAユニット113が接続されている。
【0012】前記画像信号処理ユニット109には地図
情報および経路情報を表示するディスプレイ101が接
続され、前記I/Oインタフェース111には周辺装置
として衛星通信受信ユニット103および経路誘導にお
ける出発地点や目的地点等を入力するナビゲーションス
イッチ等の入力スイッチ105が接続されている。更
に、前記DMAユニット113には、地図情報を記憶し
たCD−ROM121がCD−ROMドライブ107を
介して接続されている。
【0013】次に、上述したような回路構成を有する本
経路誘導表示装置の作用を図4に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0014】図4に示す処理は、2秒毎の割り込み処理
で中央演算処理装置115の制御のもとに実行されるも
のであり、まず衛星通信受信ユニット103から受信し
た位置情報に基づいて車両の現在地が計算され(ステッ
プ203)、それから正規化座標に変換される(ステッ
プ204)。なお、この現在地の計算は衛星通信受信ユ
ニット103を使用した絶対値座標入力であり、既に実
用化されているものである。
【0015】現在値が計算されると、出発地点から目的
地点を結ぶ誘導経路の計算中であるか否かが判定される
(ステップ205)。経路計算中でない場合には、現在
地を記憶しておくバッファ上に現在地計算で求められた
現在地があるか否かを判断する(ステップ207)。そ
して、バッファ上に現在地がない場合には、CD−RO
M121から現在地を中心とした地図データを読み込み
(ステップ209)、この読み込んだ地図データを現在
地が中心となるようにディスプレイ101に表示し(ス
テップ211)、更にこの地図上に現在地マークを表示
する(ステップ213)。
【0016】また、ステップ207の判定においてバッ
ファ上に現在地がある場合には、前位置と現在地とを比
較して車両の移動分を計算し(ステップ219)、現在
地がディスプレイ101の画面の中心に位置するように
地図画面をスクロールし(ステップ221)、それから
同様にこのスクロールした地図を表示するとともに、こ
の地図上に現在地マークを重ねて表示する(ステップ2
11,213)。
【0017】更に、ステップ205の判定において経路
計算中である場合には、前位置と現在地とを比較して車
両の移動分を計算する(ステップ215)。それから、
ディスプレイ101の画面上で地図表示はスクロールし
ないで、現在地マークのみを移動分だけ動かし(ステッ
プ217)、そしてこの現在地マークを表示する(ステ
ップ213)。
【0018】すなわち、上述したように、経路計算中で
ない場合には、車両の現在地が常に表示画面の中心に位
置するように地図表示をスクロールしているが、経路計
算中には、この経路計算を優先させて行わせるために、
地図表示のスクロールを中止し、現在地マークのみを地
図上で移動させるようにし、これにより中央演算処理装
置115に対する負荷を軽減し、経路計算を迅速に行う
とともに、計算途中のデータを一時記憶しておくメモリ
の節約を行うようにしているものである。
【0019】図5は経路検索処理を示すフローチャート
である。
【0020】この経路検索処理のフローチャートは、中
央演算処理装置のメインルーチンの一部として流れてい
るものである。
【0021】この処理においては、まず、出発地点を入
力せよ等という入力要求が中央演算処理装置115から
例えばディスプレイ101に表示される(ステップ25
1)。そして、この入力要求に基づいてドライバが入力
スイッチ105を介して出発地点を入力すると(ステッ
プ253)、同様に目的地点を入力せよ等という入力要
求が中央演算処理装置115からディスプレイ101に
表示され(ステップ255)、この入力要求に基づいて
ドライバが入力スイッチ105を介して目的地点を入力
する(ステップ257)。なお、出発地点および目的地
点の入力は、全国地図から除々に地域を限定していきな
がら詳細地図に落していくというように行われる。
【0022】そして、出発地点と目的地点とが入力され
ると、例えば特開平1−223600号公報に開示され
ている経路検索処理により出発地点と目的地点との間の
経路が検索され(ステップ259)、この検索された経
路に従って車両進行経路がディスプレイ101上に表示
されることになる(ステップ261)。
【0023】図6は、上述した経路計算中におけるディ
スプレイ101の地図表示画面を示しているが、この表
示例では、画面の下方に「経路検索中です」という表示
でドライバに通知している。
【0024】なお、上記実施例では、経路検索中は、地
図表示のスクロールを中止し、地図上で車両の移動分の
変化のみを示すようにしているが、本発明はこれに限定
されるものでなく、要は経路計算を優先的に行って迅速
化し、かつ計算途中のデータを一時記憶しておくメモリ
容量を小さくすることを行うことが目的であるので、例
えば経路計算中は地図表示を消すように構成してもよい
ものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項に記載さ
れた発明によれば、経路の算出中は、地図表示よりも経
路の計算を優先させたり、または地図表示のスクロール
を中止し、車両の移動に伴って地図上に車両の現在位置
を表示しているので、経路計算の高速化および計算途中
のデータを一時記憶しておくメモリ容量を小さくするこ
とを行うことができるとともに、またCPUを共用化で
き、経済化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載された発明のクレーム対応図で
ある。
【図2】請求項2に記載された発明のクレーム対応図で
ある。
【図3】各請求項に記載された発明の一実施例に係わる
経路誘導表示装置の回路構成を示すブロック図である。
【図4】図3の経路誘導表示装置の作用を示すフローチ
ャートである。
【図5】図3の経路誘導表示装置の経路検索処理を示す
フローチャートである。
【図6】図3の経路誘導表示装置の経路検索中における
表示例を示す図である。
【符号の説明】
101 ディスプレイ 103 衛星通信受信ユニット 105 入力スイッチ 115 中央演算処理装置 117 ROM 119 RAM 121 CD−ROM

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報に基づいて地図を表示するとと
    もに、指定された地点間を走行する経路を算出する機能
    を有する経路誘導表示装置であって、経路の算出中は、
    地図表示よりも経路の計算を優先させるように制御する
    経路計算優先制御手段を有することを特徴とする経路誘
    導表示装置。
  2. 【請求項2】 地図情報に基づいて表示された地図上の
    所定位置に車両が常に位置するように車両の移動に伴っ
    て地図の表示をスクロールするとともに、指定された地
    点間を走行する経路を算出する機能を有する経路誘導表
    示装置であって、経路の計算中は、前記スクロールを中
    止し、車両の移動に伴って地図上に車両の現在位置を表
    示する現在位置表示手段を有することを特徴とする経路
    誘導表示装置。
JP13416891A 1991-06-05 1991-06-05 経路誘導表示装置 Expired - Lifetime JP2646885B2 (ja)

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JPH04358195A JPH04358195A (ja) 1992-12-11
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