JP2646777B2 - 記録再生増幅装置 - Google Patents
記録再生増幅装置Info
- Publication number
- JP2646777B2 JP2646777B2 JP499990A JP499990A JP2646777B2 JP 2646777 B2 JP2646777 B2 JP 2646777B2 JP 499990 A JP499990 A JP 499990A JP 499990 A JP499990 A JP 499990A JP 2646777 B2 JP2646777 B2 JP 2646777B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- rotary transformer
- switch
- rotary
- reproducing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばビデオテープレコーダ用の記録再生
増幅装置に関するものである。
増幅装置に関するものである。
従来の技術 近年、記録再生増幅装置は、ビデオテープレコーダの
小型化、画質・音質の向上のために、多くのロータリー
トランスを有している。
小型化、画質・音質の向上のために、多くのロータリー
トランスを有している。
以下に従来の記録再生増幅装置について説明する。
第3図は、従来のビテオテープレコーダ用記録再生増
幅装置の構成を示すブロック図であり、図中1は記録用
電源回路、2および3は再生増幅回路、4,5および18は
コンデンサ、6および7はダイオード、8および9はロ
ータリートランス、10,11,16,17および20はスイッチ、1
2および13はトランジスタ、14および15は抵抗、21は電
流増幅回路、そして19は記録入力端子である。
幅装置の構成を示すブロック図であり、図中1は記録用
電源回路、2および3は再生増幅回路、4,5および18は
コンデンサ、6および7はダイオード、8および9はロ
ータリートランス、10,11,16,17および20はスイッチ、1
2および13はトランジスタ、14および15は抵抗、21は電
流増幅回路、そして19は記録入力端子である。
この記録再生増幅装置は、記録時にスイッチ10(SW1
0),スイッチ11(SW11),スイッチ16(SW16)および
スイッチ17(SW17)が遮断(OFF)、スイッチ20(SW2
0)が導通(ON)し、入力端子19に入力された交流信号
はコンデンサ18を通り電流増幅回路21及びトランジスタ
12(Tr12)とトランジスタ13(Tr13)で電流増幅され、
記録用電源回路1よりロータリートランス8(L8)とロ
ータリートランス9(L9)へ記録電流が供給される。
0),スイッチ11(SW11),スイッチ16(SW16)および
スイッチ17(SW17)が遮断(OFF)、スイッチ20(SW2
0)が導通(ON)し、入力端子19に入力された交流信号
はコンデンサ18を通り電流増幅回路21及びトランジスタ
12(Tr12)とトランジスタ13(Tr13)で電流増幅され、
記録用電源回路1よりロータリートランス8(L8)とロ
ータリートランス9(L9)へ記録電流が供給される。
再生時には、SW20がOFF、SW10,SW11,SW16およびSW17
がONし、ロータリートランスL8およびL9の一端が接地さ
れ、他端が開放状態となり、ロータリートランスL8,L9
から入力された再生信号はコンデンサ4,5を通り再生増
幅回路2,3へ入力される。
がONし、ロータリートランスL8およびL9の一端が接地さ
れ、他端が開放状態となり、ロータリートランスL8,L9
から入力された再生信号はコンデンサ4,5を通り再生増
幅回路2,3へ入力される。
発明が解決しようとする課題 従来の記録再生増幅装置では複数のロータリートラン
スを切換えて使用しており、記録時、使用していないロ
ータリートランスの両端は開放状態となっているため、
使用しているロータリートランスから、使用していない
ロータリートランスへの信号飛び込み(クロストーク)
が起こり、記録媒体(磁気テープ等)へクロストーク成
分が記録されるという問題点を有していた。
スを切換えて使用しており、記録時、使用していないロ
ータリートランスの両端は開放状態となっているため、
使用しているロータリートランスから、使用していない
ロータリートランスへの信号飛び込み(クロストーク)
が起こり、記録媒体(磁気テープ等)へクロストーク成
分が記録されるという問題点を有していた。
また、再生時、常にロータリートランスの一端が接
地、他端が開放状態となっているため、使用していない
ロータリートランスから使用しているロータリートラン
スへのクロストークが起こり、クリアな再生信号が得ら
れないという問題点を有していた。
地、他端が開放状態となっているため、使用していない
ロータリートランスから使用しているロータリートラン
スへのクロストークが起こり、クリアな再生信号が得ら
れないという問題点を有していた。
本発明は、上記の問題点を解決する目的でなされたも
ので、記録時,再生時,ロータリートランス間のストロ
ークを軽減できる記録再生増幅装置を提供するものであ
る。
ので、記録時,再生時,ロータリートランス間のストロ
ークを軽減できる記録再生増幅装置を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の記録再生増幅装
置は、ロータリートランスの両端を短絡する第1のスイ
ッチと、前記ロータリートランスの一端側に、再生増幅
回路と、第2のスイッチを介して記録用電源回路とが接
続され、前記ロータリートランスの他端に、同他端の接
地点へ接続する第3のスイッチと、電流増幅回路にベー
スが接続されているトランジスタのコレクタとが接続さ
れている構成となっている。
置は、ロータリートランスの両端を短絡する第1のスイ
ッチと、前記ロータリートランスの一端側に、再生増幅
回路と、第2のスイッチを介して記録用電源回路とが接
続され、前記ロータリートランスの他端に、同他端の接
地点へ接続する第3のスイッチと、電流増幅回路にベー
スが接続されているトランジスタのコレクタとが接続さ
れている構成となっている。
作用 上記のような構成によれば、複数のロータリートラン
スを切換えて記録再生増幅装置を使用するにあたり、使
用していないロータリートランスの両端を短絡すること
により、使用していないロータリートランスのインピー
ダンスが減少するために、記録時には、使用しているロ
ータリートランスから使用していないロータリートラン
スへのクロストークが軽減され、再生時には、使用して
いないロータリートランスから使用しているロータリー
トランスへのクロストークが軽減される。
スを切換えて記録再生増幅装置を使用するにあたり、使
用していないロータリートランスの両端を短絡すること
により、使用していないロータリートランスのインピー
ダンスが減少するために、記録時には、使用しているロ
ータリートランスから使用していないロータリートラン
スへのクロストークが軽減され、再生時には、使用して
いないロータリートランスから使用しているロータリー
トランスへのクロストークが軽減される。
実施例 以下に図面を参照して、本発明の記録再生増幅装置に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
第1図は、本発明の記録再生増幅装置の構成を示すブ
ロック図であり、従来の装置に、ロータリートランス8,
9の両端を短絡可能なスイッチ22,23を設けていることが
特徴である。記録時には、SW10とSW11がOFF状態、SW20
がON状態とされ、ロータリートランスL8だけに記録電流
を供給する時は、SW17とSW23がON状態、SW16とSW22がOF
F状態となって電流増幅回路21で電流増幅された信号が
トランジスタ12のコレクタより出力され、記録用電源回
路1より、記録電流がL8に供給される。同様に、ロータ
リートランスL9だけに記録電流を供給する時は、SW16と
SW22がON状態、SW17とSW23がOFF状態となって電流増幅
回路21で電流増幅された信号がトランジスタ13のコレク
タより出力され、記録用電源回路1より、記録電流がL9
に供給される。以上のスイッチ動作により、記録電流の
流れないロータリートランスの両端は短絡され、インピ
ーダンスが低減し使用しているロータリートラスからの
クロストークが軽減され、クロストーク成分の少ない記
録が可能となる。
ロック図であり、従来の装置に、ロータリートランス8,
9の両端を短絡可能なスイッチ22,23を設けていることが
特徴である。記録時には、SW10とSW11がOFF状態、SW20
がON状態とされ、ロータリートランスL8だけに記録電流
を供給する時は、SW17とSW23がON状態、SW16とSW22がOF
F状態となって電流増幅回路21で電流増幅された信号が
トランジスタ12のコレクタより出力され、記録用電源回
路1より、記録電流がL8に供給される。同様に、ロータ
リートランスL9だけに記録電流を供給する時は、SW16と
SW22がON状態、SW17とSW23がOFF状態となって電流増幅
回路21で電流増幅された信号がトランジスタ13のコレク
タより出力され、記録用電源回路1より、記録電流がL9
に供給される。以上のスイッチ動作により、記録電流の
流れないロータリートランスの両端は短絡され、インピ
ーダンスが低減し使用しているロータリートラスからの
クロストークが軽減され、クロストーク成分の少ない記
録が可能となる。
再生時には、SW20がOFF状態、SW10,SW11,SW16およびS
W17がON状態とされ、ロータリートランスL8,L9の一方の
端部が接地される。そしてL8を使用するときにはSW20を
OFF状態、L8を使用しないときにはSW2)をON状態とす
る。同様に、L9を使用するときにはSW23をOFF状態、L9
を使用しないときにはSW23をON状態とする。以上のスイ
ッチ動作により、使用していないロータリートランスの
両端が短絡され、使用しているロータリートランスへの
クロストークは軽減され、クリアな再生信号を得ること
ができる。
W17がON状態とされ、ロータリートランスL8,L9の一方の
端部が接地される。そしてL8を使用するときにはSW20を
OFF状態、L8を使用しないときにはSW2)をON状態とす
る。同様に、L9を使用するときにはSW23をOFF状態、L9
を使用しないときにはSW23をON状態とする。以上のスイ
ッチ動作により、使用していないロータリートランスの
両端が短絡され、使用しているロータリートランスへの
クロストークは軽減され、クリアな再生信号を得ること
ができる。
第2図は、本発明の記録再生増幅装置のロータリート
ランスの両端を短絡可能なスイッチ(SW22,SW23)のイ
ンピーダンスの時間的変化を示したものである。SW22,S
W23を瞬間的に短絡または開放すると、ロータリートラ
ンスの両端に発生する電圧が急激に変化し、スイッチン
グ時の高周波成分によりロータリートランス間のクロス
トークが発生する。しかしながら、図のようにスイッチ
の短絡・開放時のインピーダンスを時間的に徐々に減少
・徐々に増大できるようにすると、ロータリートランス
の両端に発生する電圧の急激な変化はなくなり、ロータ
リートランス間のクロストークは軽減される。
ランスの両端を短絡可能なスイッチ(SW22,SW23)のイ
ンピーダンスの時間的変化を示したものである。SW22,S
W23を瞬間的に短絡または開放すると、ロータリートラ
ンスの両端に発生する電圧が急激に変化し、スイッチン
グ時の高周波成分によりロータリートランス間のクロス
トークが発生する。しかしながら、図のようにスイッチ
の短絡・開放時のインピーダンスを時間的に徐々に減少
・徐々に増大できるようにすると、ロータリートランス
の両端に発生する電圧の急激な変化はなくなり、ロータ
リートランス間のクロストークは軽減される。
発明の効果 以上のように本発明は、複数のロータリートランスを
選択的に切換えることを特徴とする記録再生増幅装置に
おいて、ロータリートランスの両端を短絡するスイッチ
を設け、使用していないロータリートランスの両端を短
絡することにより、記録時には、使用しているロータリ
ートランスから使用していないロータリートランスへの
クロストークを軽減させ、クロストーク成分の少ない記
録が可能となり、再生時には、使用していないロータリ
ートランスから、使用しているロータリートランスへの
クロストークを軽減させ、クリアな再生信号を得る効果
があり、また、ロータリートランスの両端を短絡可能な
スイッチのインピーダンスを時間的に徐々に変化させる
ことにより、スイッチング時のクロストークを軽減さ
せ、上記効果を一層高めることのできる記録再生増幅装
置を実現できるものである。
選択的に切換えることを特徴とする記録再生増幅装置に
おいて、ロータリートランスの両端を短絡するスイッチ
を設け、使用していないロータリートランスの両端を短
絡することにより、記録時には、使用しているロータリ
ートランスから使用していないロータリートランスへの
クロストークを軽減させ、クロストーク成分の少ない記
録が可能となり、再生時には、使用していないロータリ
ートランスから、使用しているロータリートランスへの
クロストークを軽減させ、クリアな再生信号を得る効果
があり、また、ロータリートランスの両端を短絡可能な
スイッチのインピーダンスを時間的に徐々に変化させる
ことにより、スイッチング時のクロストークを軽減さ
せ、上記効果を一層高めることのできる記録再生増幅装
置を実現できるものである。
第1図は本発明の記録再生増幅装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図はロータリートランスの両端を短絡するス
イッチのインピーダンスの時間的変化を示す図、第3図
は従来の記録再生増幅装置の構成を示すブロック図であ
る。 1……記録用電源回路、2,3……再生増幅回路、4,5,18
……コンデンサ、6,7……ダイオード、8,9……ロータリ
ートランス、10,11,16,17,20,22,23……スイッチ、12,1
3……トランジスタ、14,15……抵抗、21……電流増幅回
路、19……記録入力端子、24,25……スイッチ制御端
子。
ク図、第2図はロータリートランスの両端を短絡するス
イッチのインピーダンスの時間的変化を示す図、第3図
は従来の記録再生増幅装置の構成を示すブロック図であ
る。 1……記録用電源回路、2,3……再生増幅回路、4,5,18
……コンデンサ、6,7……ダイオード、8,9……ロータリ
ートランス、10,11,16,17,20,22,23……スイッチ、12,1
3……トランジスタ、14,15……抵抗、21……電流増幅回
路、19……記録入力端子、24,25……スイッチ制御端
子。
Claims (2)
- 【請求項1】複数のロータリートランスを選択的に切換
える記録再生増幅装置において、ロータリートランスの
両端を短絡する第1のスイッチと、前記ロータリートラ
ンスの一端側に、再生増幅回路と、第2のスイッチを介
して記録用電源回路とが接続され、前記ロータリートラ
ンスの他端に、同他端を接地点へ接続する第3のスイッ
チと、電流増幅回路にベースが接続されているトランジ
スタのコレクタとが接続されていることを特徴とする記
録再生増幅装置。 - 【請求項2】ロータリートランスの両端を短絡する第1
のスイッチの短絡時および開放時にインピーダンスが序
々に減少および増大する時定数回路を設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の記録再生増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP499990A JP2646777B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 記録再生増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP499990A JP2646777B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 記録再生増幅装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03209604A JPH03209604A (ja) | 1991-09-12 |
JP2646777B2 true JP2646777B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=11599287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP499990A Expired - Fee Related JP2646777B2 (ja) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | 記録再生増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2646777B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-12 JP JP499990A patent/JP2646777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03209604A (ja) | 1991-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2646777B2 (ja) | 記録再生増幅装置 | |
JP2701272B2 (ja) | 増幅装置 | |
JP2689786B2 (ja) | クロストーク低減回路 | |
US4521818A (en) | One plus double omega squared radio frequency equalizer | |
JPH0320934Y2 (ja) | ||
KR920004163Y1 (ko) | 더블테크 음향기기의 더빙 녹음장치 | |
JP3344001B2 (ja) | ディジタル記録再生装置 | |
JPH0422406Y2 (ja) | ||
JPH02310801A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2654388B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2988129B2 (ja) | デジタル磁気記録再生装置 | |
JPH01264602A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2966631B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2828827B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JPS62139101A (ja) | 回転ヘツド型磁気記録再生装置 | |
JP2954795B2 (ja) | 信号処理回路 | |
JPS59127204A (ja) | ビデオ・テ−プ・レコ−ダ−の増幅回路装置 | |
JPH06124402A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS62236103A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH02189702A (ja) | 記録再生増幅装置 | |
JPH0152801B2 (ja) | ||
JPH0438766A (ja) | 再生増幅回路 | |
JPH04170705A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS5817506A (ja) | テ−プレコ−ダ | |
JPH02312002A (ja) | ロータリートランスのクロストーク除去装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |