JP2646759B2 - カップ自動販売機のカップ選択装置 - Google Patents

カップ自動販売機のカップ選択装置

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JP2646759B2
JP2646759B2 JP21198789A JP21198789A JP2646759B2 JP 2646759 B2 JP2646759 B2 JP 2646759B2 JP 21198789 A JP21198789 A JP 21198789A JP 21198789 A JP21198789 A JP 21198789A JP 2646759 B2 JP2646759 B2 JP 2646759B2
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cup
cups
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勝巳 竹中
隆司 坂崎
正弘 山本
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、複数種類の大きさのカップを用いて飲料
を販売するカップ自動販売機におけるカップ選択装置に
関する。
【従来の技術】
複数種類の大きさ、例えば大、中、小の3種類の大き
さのカップを用意し、利用者の選択に応じていずれかの
大きさのカップで飲料を販売するカップ自動販売機が知
られている。また、このようなカップ自動販売機におい
て、利用者にカップの大きさを実感させるために、実際
のカップの見本(以下、実カップという。)を自動販売
機本体前面の電照板内側に展示して参考に供するものも
知られている。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のこの種自動販売機においては実カッ
プは外から見えるようにただ並べて展示されているだけ
で、投入金額の範囲内で選択可能なカップについての案
内がなく、また、いずれかのカップが選択された時もど
のカップが選択されたかの表示がなされない。そのた
め、利用者は硬貨投入時にカップの選択に迷ったり、カ
ップ選択後も商品取出口から実際にカップを取り出すま
では自分が選択したカップの種類を確認できず、販売動
作中不安を感ずるという問題があった。 そこでこの発明は、投入金額の範囲内で選択可能なカ
ップの範囲、及び実際に選択したカップの種類が実カッ
プ展示部で利用者に分かるようにして、利用者に対する
サービス性を向上させたカップ自動販売機のカップ選択
装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
この発明によれば、上記目的は、複数種類の大きさの
カップを用意するとともに、これらのカップの見本(実
カップ)を本体前面に展示し、選択に応じて希望の大き
さのカップで飲料を販売するカップ自動販売機におい
て、以下に示すように構成することによりそれぞれ達成
される。 1)展示された実カップを個別に回転させる回転機構
と、カップが選択されるとそのカップに対応する前記実
カップを回転させる制御手段とを設ける。 2)展示されたカップ見本を個別に回転させる回転機構
と、硬貨が投入されるとその金額の範囲内で販売可能な
大きさの前記カップ見本を全て回転させ、次いでカップ
が選択されるとそのカップに対応する前記カップ見本以
外の前記カップ見本を停止させる制御手段とを設ける。 3)上記1項又は2項のカップ選択装置において、カッ
プ見本を商品選択押ボタンが配置された位置まで個別に
移動する移動機構と、前記商品選択押ボタンが押される
と回転中の前記カップ見本をその商品選択押ボタンの位
置まで移動させる制御手段とを設ける。 4)展示された実カップを個別に照らす照明ランプと、
販売待機中は販売可能なカップの前記照明ランプを全部
点灯させ、販売中は選択されたカップの前記照明ランプ
を点滅させる制御手段とを設ける。 5)カップ見本を外から見える展示位置と外から見えな
い待機位置との間で上げ下げする昇降機構と、硬貨が投
入されるとその金額の範囲内で販売可能な大きさの前記
カップ見本を全て前記待機位置から前記表示位置に上昇
させ、次いでカップが選択されるとそのカップに対応す
る前記カップ見本以外の前記カップ見本を前記展示位置
から前記待機位置に下降させる制御手段とを設ける。 6)各々のカップ見本の表面を商品表示を施した前面と
無地の背面とからなる2面に区分するとともに、前記カ
ップ見本を前記前面と前記背面との間で個別に反転させ
る反転機構と、硬貨が投入されるとその金額の範囲内で
販売可能な大きさの前記カップ見本以外の前記カップ見
本を前記前面が見える向きから前記背面が見える向きに
反転させ、次いでカップが選択されるとそのカップに対
応する前記カップ見本以外の前記カップ見本を前記前面
が見える向きから前記背面が見える向きに反転させる制
御手段とを設ける。
【作 用】 実カップの回転機構を設け、選択したカップの実カッ
プが回転するようにすれば、利用者はどのカップを選択
したかがわかる。 その場合、硬貨投入口に硬貨を投入した時点で、その
入金信号により投入された金額の範囲内で販売可能な大
きさのカップの実カップを全て回転させれば、利用者は
選択可能な割賦が容易に判別できる。回転させた実カッ
プは、カップが選択された時点で選択されたものだけ回
転を継続させ他は停止させることにより、選択したカッ
プの確認ができる。 更に、商品選択押ボタンが押されると回転中の実カッ
プがその商品選択押ボタンの位置まで移動するようにす
れば、選択した飲料の種類も同時に確認できる。 実カップの照明ランプを設け、カップを選択するとそ
の実カップの照明ランプが点滅を始めるようにすれば、
利用者はどのカップを選択したかがわかる他、販売待機
中は販売可能なカップの照明ランプのみ点灯させること
により、照明ランプを販売可能表示ランプとしても機能
させることができる。 実カップを外から見える展示位置と外から見えない待
機位置との間で上げ下げする昇降機構を設け、硬貨が投
入された時点で、投入金額の範囲内で販売可能な大きさ
の実カップを全て待機位置から展示位置に上昇させるこ
とにより、選択可能なカップが直ちにわかる。また、カ
ップが選択された時はそのカップに対応する実カップを
残して他の実カップを待機位置に下降させることによ
り、選択したカップの確認ができる。 各々の実カップの表面の商品表示を施した前面と無地
の背面とからなる2面に区分構成して販売待機状態では
全て前面が見える向きにしておき、この実カップを前面
と背面との間で個別に反転させる反転機構を設け、硬貨
が投入されるとその金額の範囲内で販売可能な大きさの
実カップ以外の実カップを前面が見える向きから背面が
見える向きに反転させることにより、選択可能なカップ
が直ちにわかる。また、カップが選択された時はそのカ
ップに対応する実カップを残して他の実カップを背面が
見える向きに反転させることにより、選択したカップの
確認ができる。
【実施例】
以下、図に基づいてこの発明の実施例が照明する。な
お、各実施例で実質的に共通し、あるいは対応する部分
には同一の符号を付けてある。 第1図〜第3図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は自動販売機の正面図、第2図は制御装置の
構成を示すブロック図、第3図は動作を示すフローチャ
ートである。 第1図において、1は自動販売機本体前面の電照板、
2〜4は電照板1の内側に展示された3種類の実カップ
で、2は大カップ、3は中カップ、4は小カップであ
る。利用者は同一の飲料について、好みによりいずれか
の大きさのカップを選択できる。実カップ2〜4は、そ
れぞれモータ駆動の回転機構5〜7に直結され、個別に
低速で回転できるようになっている。実カップ2〜4の
下方にはそれぞれに対応してカップ選択押ボタン8が配
置され、更にその横には商品(飲料)選択押ボタン9が
飲料の種類数だけ配列されている。10は硬貨投入口であ
る。 また、第2図において、制御装置11は、自動販売機全
体を制御するCPU12、その制御プログラムを格納したROM
13、各種のデータを記憶するRAM14、I/O15から構成さ
れ、CPU12にはI/O15を介して上記カップ選択押ボタン
8、硬貨投入口11からの硬貨を受け入れる硬貨計数選別
機(コインメック)16、及びモータ制御用のリレー17
(X1〜X3)が接続されている。18は回転機構5〜7を駆
動するモータ(M1〜M3)で、リレー17の接点(x1〜x3
により起動・停止される。 このような実施例の動作を第3図のフローチャートを
参照しながら選択する。 硬貨投入口10に飲料の販売価格以上の金額の硬貨が投
入され、小カップのカップ選択押ボタン8が押されると
(ステップS1)、リレーX1がONし(ステップS9)、リレ
ーX2及びX3がOFFする(ステップS10)。その結果、モー
タM1のみが回転し、小カップの実カップ4が回転する。
以下、同様に中カップの選択押ボタン8が押されると、
中カップの実カップ3が回転し(ステップS2→S7→S
8)、大カップの選択押ボタン3を押されと、大カップ
の実カップ2が回転する(ステップS3→S5→S6)。いず
れのカップ選択押ボタン8も押されなければ、実カップ
2〜4は回転しない(ステップS4)。なお、カップ選択
押ボタン8に続いて商品選択押ボタン9が押されると、
従来の自動販売機と同様に、選択されたカップを用いて
選択された飲料の販売が行われる。そして、販売が終了
すると実カップ2〜4は停止する。 第4図はこの発明の第2の実施例の動作を示すフロー
ッチャートである。なお、第2の実施例においては、第
1の実施例と制御プログラムが相違するだけで、自動販
売機の外観及び制御装置の見掛け上の構成は第1の実施
例と同じなので、以下の説明には第1図及び第2図を再
び用いるものとする。 さて、第4図において、まずコインメック16に対する
入金の有無を確認し(ステップS1)、入金額が小カップ
の価格にも満たない場合にははリレーX1〜X3をOFFして
どの実カップ2〜4も回転させない(ステップS2のNO→
S19)。入金額が小カップの価格の場合は(ステップS12
のYES→S13のNO)、リレーX1をONし、リレーX2,X3をOFF
して小カップの実カップ4のみを回転させる(ステップ
S5→S6)。入金額が中カップの価格に達した場合は(ス
テップS2のYES→S3のYES→S4のNO)、リレーX1,X2をON
しリレーX2をOFFして中カップと小カップの実カップ3,4
を回転させる(ステップS7→S8)。更に、入金額が大カ
ップの価格にまで達した場合は(ステップS2のYES→S3
のYES→S4のYES)、リレーX1,X2,X3をONして全ての実カ
ップ2,3,4を回転させる(ステップS9)。 入金を確認したら、カップ選択押ボタン8が押された
かどうかをチェックし、大カップが押されたら(ステッ
プS10のYES)、リレーX3のみ引き続きONにして大カップ
の実カップ2の回転を継続させ、リレーX1,X2をOFFして
他の実カップ3,4を停止させる(ステップS13→S14)。
同時に、中カップが押されたら(ステップS10のNO→S11
のYES)、リレーX2をON、リレーX1,X3をOFFして中カッ
プの実カップ3のみ回転を継続させ、他は停止させる
(ステップS15→S16)。また、小カップが押されたら
(ステップS10のNO→S11のNO→S12のYES)、リレーX1
ON、リレーX2,X3をOFFして小カップの実カップ4のみ回
転を継続させ、他は停止させる(ステップS17→S18)。 第2の実施例によれば、硬貨を投入すると入金額の範
囲内で販売可能なカップの実カップ2〜4が回転するの
で、利用者は選択可能なカップが容易に判別でき、また
カップ選択押ボタン8を押すと、選択したカップの実カ
ップ2〜4のみ回転を継続し、他は停止するのでどのカ
ップを選択したかがわかる。 第5図〜第7図はこの発明の第3の実施例を示すもの
である。 第5図においては第1図に加えて、実カップ2〜4を
個別に移動させる移動機構の駆動モータ19(M4〜M6)、
及びこれを制御するリレー20(X4)が設けられている。
そして、カップ選択押ボタン8が押されると、CPU12は
選択信号を読み込んで対応する実カップ2〜4を回転さ
せ、次いで商品選択押ボタン9が押されると、CPU12は
回転している実カップ2〜4を押された商品選択押ボタ
ン9の位置まで移動させる。 第6図は電照板の内側での実カップ2〜4の配置を示
すもので、実カップ2は移動後の位置にある。図に示す
ように、実カップ2〜4は前後に間隔を置いて配置さ
れ、商品選択押ボタン9の配置面に沿って回転機構5〜
7と共に移動する。移動機構としては各種のものが採用
できるが、図示の場合は左右に掛け渡された無端ベルト
21〜23に回転機構5〜7が連結され、モータ19(M4
M6)の正逆回転により左右に移動するようになってい
る。 第7図はこのような第3の実施例の動作を示すフロー
チャートであるが、大、中、小カップの何れかのカップ
選択押ボタン8が押されると、実カップ2〜4の何れか
が回転するステップS1〜S10については第3図と同じな
ので説明を省略する。第7図においては、CPU12は実カ
ップ回転後、更に商品選択押ボタン9が押されたかどう
かチェックし(ステップS11)、押されたらリレー20(X
4)をONさせる。第5図に示すように、モータ19(M4〜M
6)の駆動回路にはリレー17(X1〜X3)の接点(x1
x3)と直列にリレー20(X4)の接点x4が挿入されてい
る。したがって、リレー20(X4)がONすると、回転中の
実カップ2〜4の移動機構が駆動されてその移動が行わ
れる。 このように、第3の実施例ではカップの選択が行われ
ると、そのカップの実カップ2〜4が回転して選択され
たカップを示し、更に商品選択押ボタン8が押される
と、開店中の実カップ2〜4がその商品選択押ボタン8
まで移動して選択された飲料を示す。 第8図〜第10図はこの発明の第4の実施例を示すもの
である。 第8図において、電照板1の内側には実カップ2〜4
が展示され、更に各実カップ2〜4の下方にはそれぞれ
の実カップ2〜4を個別に照らせるように照明ランプ24
〜26が設けられている。隣合う実カップ2〜4及び照明
ランプ24〜26の間には隔壁27が設けられ、照明光が互い
に遮蔽されるようになっている。また、第9図におい
て、ROM13及びRAM14を有するCPU12には、I/O15を介して
照明ランプ24〜26が接続されている。 このような実施例の動作を第10図のフローチャートを
参照して説明する。販売待機中には照明ランプ24〜26は
全部点灯しているが、売切などで販売できないカップが
ある場合には(ステップS1のNO)、販売できないカップ
の照明ランプ24〜26は消灯する(ステップS10)。 販売可能な場合に(ステップS1のYES)、必要な硬貨
が投入された後、カップ選択押ボタン8が押され、更に
商品選択押ボタン9が押されると(ステップS2)、飲料
販売が開始されるとともに(ステップS3)、選択された
カップが大、中、小のいずれであるか(ステップS4)に
よって、大カップ2の照明ランプ27、中カップ3の照明
ランプ25あるいは小カップ4の照明ランプ26のいずれか
が点滅し、他は点灯のままとなる(ステップS5、S6、S
7)。 販売が終了すると(ステップS8)、点滅は点灯に復帰
し、販売可能なカップの照明ランプ24〜26は全部点灯し
て(ステップS9)、販売待機状態に戻る。 第11図〜第13図はこの発明の第5の実施例を示すもの
である。なお、制御装置の構成を示すブロック図は見掛
け上第1の実施例と同じなので、ここでも第2図を参照
するものとする。 第11図は自動販売機の外部を示す正面図で、図に示す
通り、実カップ2〜4は電照板1の内側にあって外から
見える展示位置(実線位置)と外から見えない待機位置
(破線位置)との間で昇降できるようになっている。 第12図は実カップ2〜4を昇降させる機構を示す概略
正面図で、実カップ2、3及び4をそれぞれ昇降させる
昇降機構27、28及び29はそれぞれ回転円板27a、28a及び
29aと、これに連結されたクランクレバー27b、28b及び2
9bとから構成され、実カップ2、3及び4は回転円板27
a、28a及び29aの回転に伴ってそれぞれ上下運動するよ
うになっている。回転円板27a、28a及び29aはリレー17
(第2図)によって制御されるモータ18(M1、M2及び
M3)によって駆動され、昇降の度に180度ずつ回転す
る。 それでは、第13図のフローチャートにより、第5の実
施例の動作を説明する。販売待機状態では、実カップ2
〜4は全て外から見えない待機位置にある。そこで、入
金が確認されると(ステップS1)、入金額が小、中ある
いは大カップのいずれの価格まで満たすものかを判断す
る(ステップS2→S3→S4)。入金額が小カップの価格に
も達しなければ、リレーX1〜X3はOFFのままとし、実カ
ップ2〜4を引き続き待機位置に留める(ステップS2の
NO→S22)。例えば入金額が中カップの価格まで満たす
場合(ステップS2のYES→S3のYES→S4のNO)には、リレ
ーX1及びX2がONして小カップの実カップ4及び中カップ
の実カップ3の展示位置まで上昇させる(ステップS
7)、一方リレーX3はOFFのままとして(ステップS8)、
大カップの実カップ2は待機位置のままとする。 実カップ3及び4が外から見える位置に上昇した後、
例えば中カップの選択押ボタン8が押されると(ステッ
プS11のYES)、リレーX2をOFFして(ステップS16)、中
カップの実カップ3を展示位置で停止させ外から見える
ようにしておく。これに対して小カップの実カップ4は
そのまま駆動を続けて待機位置まで下降させ停止させ
る。その後、商品選択押ボタン9が押されて販売が行わ
れたら、リレーX2をONして(ステップS18)、中カップ
の実カップ3を待機位置に戻す。そこで、リレーX1〜X3
をOFFして(ステップS22)、全ての実カップ2〜4を待
機位置に停止させる。他の実カップ2〜4の選択も同様
であるのでその説明は省略する。 上に述べたように、実施例5では販売待機状態で実カ
ップ2〜4は外から見えない待機位置にあり、硬貨が投
入されると入金額の範囲内で販売可能な大きさの実カッ
プ2〜4が外から見える展示位置に上昇する。これによ
り購入できるカップが一目でわかる。次いで、カップが
選択されるとその実カップだけを残して他の実カップ2
〜4が見えない位置まで下降する。これにより、選択し
たカップの確認ができる。そして、販売が終了すると残
っていた実カップ2〜4も見えない位置に下降して販売
待機状態に戻る。 最後に、第14図及び第15図はこの発明の第6の実施例
を示すものである。なお、この実施例においても制御装
置のブロック図として第2図を参照する。 第14図は実カップ2〜4の一つを示す斜視図で、この
実施例における実カップ2〜4は図示の通り、表面が商
品名を表示した前面2a〜4a側と無地の背面2b〜4b側の2
面に区分されている。そして、これらの実カップ2〜4
は、販売待機状態では第15図に示すように電照板1内に
前面側が見える向きで展示されている。また、実カップ
2、3及び4はモータ8(第2図)で駆動される反転機
構30、31及び32にそれぞれ直結され、商品名を表示した
前面2a〜4aと無地の背面2b〜4bとの間で反転されるよう
になっている。 このような構成において、硬貨が投入されると、入金
額の範囲内で販売可能な大きさのカップの実カップ2〜
4はそのまま前面2a〜4a側が見える向きに留まり、それ
以外の実カップ2〜4は反転して無地の背面2b〜4b側が
見えるようになる。これにより、利用者は購入可能なカ
ップがわかるようになる。次いで、カップ選択押ボタン
8が押されると、選択されたカップの実カップ2〜4を
残して他は背面2b〜4b側に反転する。これにより、選択
したカップを確認することができる。その後、商品選択
押ボタン9が押され、販売が終了すると背面2b〜4b側に
反転していた実カップ2〜4は再度反転して第15図の販
売待機状態に戻る。このような動作のフローチャートは
第13図と同じなので省略する。
【発明の効果】
この発明によれば、硬貨が投入されると、入金額の範
囲内で販売可能な大きさのカップの実カップが回転、照
明の点滅、上昇、反転などによって示されるので、利用
者は購入可能なカップが直ちにわかり、またその中から
カップが選択されると他のカップの実カップは回転停
止、照明の点灯、下降、反転などが行われるので、利用
者は選択したカップを一目で確認できる。その結果、利
用者はカップの選択や確認に戸惑うことがなくなり、安
心して自動販売機を利用することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの発明の第1の実施例を示し、第1
図はカップ自動販売機の外観を示す正面図、第2図は制
御装置の構成を示すブロック図、第3図は動作を示すフ
ローチャートである。 第4図はこの発明の第2の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。 第5図〜第7図はこの発明の第3の実施例を示し、第5
図は制御装置の構成を示すブロック図、第6図は電照板
の内側の実カップの配置を示す概略平面図、第7図は動
作を示すフローチャートである。 第8図〜第10図はこの発明の第4の実施例を示し、第8
図はカップ自動販売機の外観を示す正面図、第9図は制
御装置の構成を示すブロック図、第10図は動作を示すフ
ローチャートである。 第11図〜第13図はこの発明の第5の実施例を示し、第11
図はカップ自動販売機の外観を示す正面図、第12図は実
カップの昇降機構の概略構成を示す正面図、第13図は動
作を示すフローチャートである。 第14図及び第15図はこの発明の第6の実施例を示し、第
14図は実カップの斜視図、第15図はカップ自動販売機の
外観を示す正面図である。 1……電照板、2〜4……実カップ、5〜7……回転機
構、8……カップ選択押ボタン、9……商品選択押ボタ
ン、24〜26……照明ランプ、27〜29……昇降機構、30〜
31……反転機構。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の大きさのカップを用意するとと
    もに、これらのカップの見本を本体前面に展示し、選択
    に応じて希望の大きさのカップで飲料を販売するカップ
    自動販売機において、展示されたカップ見本を個別に回
    転させる回転機構と、カップが選択されるとそのカップ
    に対応する前記カップ見本を回転させる制御手段とを設
    けたことを特徴とするカップ自動販売機のカップ選択装
    置。
  2. 【請求項2】複数種類の大きさのカップを用意するとと
    もに、これらのカップの見本を本体前面に展示し、選択
    に応じて希望の大きさのカップで飲料を販売するカップ
    自動販売機において、展示されたカップ見本を個別に回
    転させる回転機構と、硬貨が投入されるとその金額の範
    囲内で販売可能な大きさの前記カップ見本を全て回転さ
    せ、次いでカップが選択されるとそのカップに対応する
    前記カップ見本以外の前記カップ見本を停止させる制御
    手段とを設けたことを特徴とするカップ自動販売機のカ
    ップ選択装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の装置におい
    て、カップ見本を商品選択押ボタンが配置された位置ま
    で個別に移動する移動機構と、前記商品選択押ボタンが
    押されると回転中の前記カップ見本をその商品選択押ボ
    タンの位置まで移動させる制御手段とを設けたことを特
    徴とするカップ自動販売機のカップ選択装置。
  4. 【請求項4】複数種類の大きさのカップを用意するとと
    もに、これらのカップの見本を本体前面に展示し、選択
    に応じて希望の大きさのカップで飲料を販売するカップ
    自動販売機において、展示されたカップ見本を個別に照
    らす照明ランプと、販売待機中は販売可能なカップの前
    記照明ランプを全部点灯させ、販売中は選択されたカッ
    プの前記照明ランプを点滅させる制御手段とを設けたこ
    とを特徴とするカップ自動販売機のカップ選択装置。
  5. 【請求項5】複数種類の大きさのカップを用意するとと
    もに、これらのカップの見本を本体前面に展示し、選択
    に応じて希望の大きさのカップで飲料を販売するカップ
    自動販売機において、カップ見本を外から見える展示位
    置と外から見えない待機位置との間で上げ下げする昇降
    機構と、硬貨が投入されるとその金額の範囲内で販売可
    能な大きさの前記カップ見本を全て前記待機位置から前
    記表示位置に上昇させ、次いでカップが選択されるとそ
    のカップに対応する前記カップ見本以外の前記カップ見
    本を前記展示位置から前記待機位置に下降させる制御手
    段とを設けたことを特徴とするカップ自動販売機のカッ
    プ選択装置。
  6. 【請求項6】複数種類の大きさのカップを用意するとと
    もに、これらのカップの見本を本体前面に展示し、選択
    に応じて希望の大きさのカップで飲料を販売するカップ
    自動販売機において、各々のカップ見本の表面を商品表
    示を施した前面と無地の背面とからなる2面に区分する
    とともに、前記カップ見本を前記前面と前記背面との間
    で個別に反転させる反転機構と、硬貨が投入されるとそ
    の金額の範囲内で販売可能な大きさの前記カップ見本以
    外の前記カップ見本を前記前面が見える向きから前記背
    面が見える向きに反転させ、次いでカップが選択される
    とそのカップに対応する前記カップ見本以外の前記カッ
    プ見本を前記前面が見える向きから前記背面が見える向
    きに反転させる制御手段とを設けたことを特徴とするカ
    ップ自動販売機のカップ選択装置。
JP21198789A 1989-03-23 1989-08-17 カップ自動販売機のカップ選択装置 Expired - Lifetime JP2646759B2 (ja)

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JP1-71542 1989-03-23
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