JP2644100B2 - 無線データ通信システム - Google Patents

無線データ通信システム

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JP2644100B2
JP2644100B2 JP9012691A JP9012691A JP2644100B2 JP 2644100 B2 JP2644100 B2 JP 2644100B2 JP 9012691 A JP9012691 A JP 9012691A JP 9012691 A JP9012691 A JP 9012691A JP 2644100 B2 JP2644100 B2 JP 2644100B2
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小電力無線局や微弱無
線局を用いて構成する無線データ通信システムに関し、
発信局から受信局に到る全経路を含む通信経路データを
格納する記憶手段を備えた端末装置と、その端末装置間
の通信データ信号を中継する通信中継器とから構成して
あり、前記通信経路データに従った通信経路で前記端末
装置間の通信を行う無線データ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の無線データ通信システムは、端
末装置或いは中継器間を、通信経路データを格納する記
憶手段を備えた交換機を介して接続して構成していた。
前記中継器は送信出力が微弱故に通信距離を確保すべく
設けたものである。前記交換機は、前記記憶手段に格納
された通信経路データに従った所定の通信経路を含む交
信データを生成して端末装置或いは中継器間の交信を制
御していた(特願昭63―147788号)。即ち、端
末装置或いは中継器は、自らは通信 経路データを格納す
るための記憶手段を持たずに、受信したデータに含まれ
る通信経路データに基づいて交信データの中継や受信を
行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来技
術は、例えば構内無線データ通信システムにおいては、
構内交換機(PBX)によるポーリング/セレクティン
グ方式により通信制御を行うものであり、通信効率の向
や設備コストの低減を図る観点から構内交換機を用い
ずに、端末装置から直接にコンテンション方式(例え
ば、ゼロックス社開発のイーサネットに採用されるCS
MA/CD方式がある)を用いて行うことが考えられ
る。この場合、構内交換機に格納されていた通信経路デ
ータを格納する記憶手段を各端末装置に設けて、各端末
装置がその記憶手段に格納された通信経路データに従っ
通信を行うことが必要となる。しかし、初期に各端末
装置の記憶手段に通信経路データを設定する必要や、更
には中継器や端末装置の増設や経路の変更に伴い通信経
路データに変更が生じたときに、変更後の通信経路デー
タを各端末装置の記憶手段に更新して格納する必要があ
る。この場合、人間が互いに遠く隔たった位置に設置さ
れた各端末装置まで移動して、各端末装置の個別的なア
クセスにより設定、更新作業を行うのは非常に手間がか
かるという欠点があった。本発明の目的は上述した従来
欠点を解消する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による無線データ通信システムの特徴構成
は、複数の端末装置の任意の一つが、外部から入力され
た他の端末装置固有の通信経路データを当該他の端末装
置に専用の通信経路データ伝送コマンドとして送信する
よう構成してあり、前記固有の通信経路データを受信し
た前記他の端末装置が当該固有の通信経路データを前記
記憶手段に格納するよう構成してあることにある。
【0005】
【作用】任意の端末装置を作業者がアクセスして他の端
末装置固有の新たな通信経路データを入力すると、その
端末装置から当該他の端末装置に対して当該固有の通信
経路データが専用の通信経路データ伝送コマンドとして
送信される当該他の端末装置はそのとき受信した通信
経路データを記憶手段に格納することで自らの通信経路
データの設定、更新を行い、以後その通信経路データに
従って通信を行うのである
【0006】
【発明の効果】従って本発明の無線データ通信システム
によれば、作業者がわざわざ全ての端末装置の設置箇所
に移動して通信経路データの設定、更新作業を行うこと
なく、任意(例えば作業者の近傍)の端末装置から通信
により各端末装置の通信経路データを設定、更新できる
ので、極めて迅速且つ容易に通信経路データの設定、更
新作業を行うことができるようになった。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を説明する。図1に
示すように、構内無線データ通信システム(以下「LA
Nシステム」という)は、パーソナルコンピュータやワ
ークステーション等でなる端末装置N(端末番号N1か
らN6)と、それら端末装置N間の通信を中継する通信
中継器R(中継番号R1からR3)のそれぞれに無線送
受信器MODを備えて構成してある。各無線送受信器M
ODは、その出力が10mW程度の空中線電力を持った
無線局(以下「小電力無線局」という)で、前記端末装
置Nに備えた無線送受信器MOD各々には通信経路デー
タ及び端末番号を格納した記憶手段Mを設ける一方前記
通信中継器Rに備えた無線送受信器MOD各々には中継
番号(スイッチ設定される)を格納した記憶手段Mをそ
れぞれ設けて構成してあり、電波の微弱なるが故に前記
通信中継器Rを介して遠距離にわたる前記端末装置N間
の通信を実現するものである。前記LANシステムは、
コンテンション方式の一種であるCSMA/ACK方式
で交信する。即ち、前記端末装置Nは、図2に示すフレ
ームフォーマットを用いて前記記憶手段Mに記憶された
通信経路データに従って、回線が空いているときに送信
先の端末装置Nにデータを送信するもので、複数の端末
装置Nからの同時送信により混線が発生した場合には、
ジャムパターンを送信してランダムな遅延時間の後再度
送信するものである。
【0008】前記フレームフォーマットは、フレームの
先頭を表すスタートオブヘッディング(SOH)、発信
局、受信局、通信経路及びコマンド等のデータからなる
ヘッダ(H)、ヘッディングを終了しテキストを開始す
るスタートオブテキスト(STX)、テキストの終了を
表すエンドオブテキスト(ETX)等の伝送制御キャラ
クタにより構成してある。ヘッダ(H)は、次の送信先
アドレス(H1)、再送の度に加算され再送信回数を表
すリトライ回数(H2)、コマンド(H3)、最終の送
信先アドレス(H4)、送信元アドレス(H5)、そし
て通信経路データ(H6)で構成してある。このような
フレームフォーマットにより送信元アドレス(H5)で
特定される端末装置Nから送信されたデータは、先ず送
信先アドレス(H1)に該当する通信中継器Rにより受
信される。その通信中継器Rは、通信経路データ(H
6)で表された通信経路の順番に従い自己のアドレスの
次のアドレスを送信先アドレス(H1)に設定し、送信
元アドレス(H5)に自己のアドレスを設定する。上述
の操作が繰り返されることにより、任意の端末装置Nか
ら目的の端末装置Nへデータが伝送される。また、目的
の端末装置Nから発信元の端末装置Nへのデータの返信
は、目的の端末装置Nが受信した通信経路データ(H
6)を順序を逆にして同様に送信する。例えば、端末装
置N1と端末装置N6の間で設定されている通信経路
(N1,R1,R2,R3,N6)に従って交信する場
合に、端末装置N1は通信中継器R1に対して、図3に
示すようなヘッダ(H)を設定して送信する。その通信
データを受信した通信中継器R1は通信中継器R2に対
して、図4に示すようなヘッダ(H)を設定して送信す
る。同様に通信中継器R2は通信中継器R3に対して、
図5に示すようなヘッダ(H)を設定して送信する。さ
らに、通信中継器R3は端末装置N6に対して、図6に
示すようなヘッダ(H)を設定して送信することで、端
末装置N1から端末装置N6へ通信データが伝送される
ことになる。
【0009】上述したように各端末装置Nには、通信経
路データを格納した記憶手段Mを設けてあり、前記ヘッ
ダ(H)の生成に際してこの記憶手段Mに格納された通
信経路データが参照される。その通信経路データは、シ
ステムの起動時や、端末装置Nや通信中継器Rの追加に
よる経路の修正が必要となったときに、任意の端末装置
Nから上述の無線伝送路を介して伝送される通信データ
、通信経路データ伝送コマンド“RLY”を有する
用の通信経路データ伝送コマンドとして伝送される。例
えば、端末装置N2から他の全ての端末装置Nに対して
通信経路データを伝送するには、先ず端末装置N2の記
憶手段Mに自己の通信経路データをセットし、さらに、
他の端末装置固有の通信経路データをセットして、その
後自己の通信経路データに従って各端末装置Nにそれぞ
固有の通信経路データを伝送する。図7に示すよう
に、端末装置N2から端末装置N1に対して伝送する通
信経路データはテキストとして構成され、この例では端
末装置N1から端末装置N3へは通信中継器R1,R2
を介して、又端末装置N1から端末装置N5へは通信中
継器R1,R2,R3を介して等、通信経路が設定され
る旨が伝送される。
【0010】以下に別実施例を説明する。先の実施例で
は、通信方式がCSMA/ACK方式であるものを説明
したが、コンテンション方式を採用するものであれば任
意である。従って、フレームフォーマットの構成もこれ
に限定するものではなく任意である。通信経路は中継器
を必ず含む必要はなく、端末装置が通信中継器を兼用し
てもよく、中継器を介することなく直接端末装置同士で
通信経路を構成するものであってもよい。通信経路デー
タを送信する端末装置は固定するものではなく任意であ
る。先の実施例では、電波法にいう小電力無線局のうち
構内無線局について説明したが、その他特定小電力無線
局や、微弱無線局についても同様に適用できる。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの構成図
【図2】フレームフォーマットの構成図
【図3】フレームフォーマットの構成図
【図4】フレームフォーマットの構成図
【図5】フレームフォーマットの構成図
【図6】フレームフォーマットの構成図
【図7】フレームフォーマットの構成図
【符号の説明】
M 記憶手段 N 端末装置 R 通信中継器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信局から受信局に到る全経路を含む
    信経路データを格納する記憶手段(M)を備えた複数の
    端末装置(N)と、それら端末装置(N)間の通信デー
    タ信号を中継する通信中継器(R)とから構成してあ
    り、前記通信経路データに従った通信経路で前記端末装
    置(N)間の通信を行う無線データ通信システムであっ
    て、 前記複数の端末装置(N)の任意の一つが、外部から入
    力された他の端末装置(N1)固有の通信経路データを
    当該他の端末装置(N1)に専用の通信経路データ伝送
    コマンドとして送信するよう構成してあり、前記固有の
    通信経路データを受信した前記他の端末装置(N1)が
    当該固有の通信経路データを前記記憶手段(M)に格納
    するよう構成してある無線データ通信システム。
JP9012691A 1991-04-22 1991-04-22 無線データ通信システム Expired - Lifetime JP2644100B2 (ja)

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JPH04321340A JPH04321340A (ja) 1992-11-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58172098A (ja) * 1982-04-02 1983-10-08 Fujitsu Ltd 中継局制御方式
JPS63240237A (ja) * 1987-03-27 1988-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd パケツト交換用通信制御装置
JPS63314042A (ja) * 1987-06-17 1988-12-22 Mitsubishi Electric Corp 通信網制御システム

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