JP2965387B2 - 無線ネットワークの立ち上げ方法 - Google Patents
無線ネットワークの立ち上げ方法Info
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- JP2965387B2 JP2965387B2 JP16085191A JP16085191A JP2965387B2 JP 2965387 B2 JP2965387 B2 JP 2965387B2 JP 16085191 A JP16085191 A JP 16085191A JP 16085191 A JP16085191 A JP 16085191A JP 2965387 B2 JP2965387 B2 JP 2965387B2
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Description
力無線を利用した無線ネットワークの立ち上げ方法に関
する。
どのアプリケーションにおいて、各工程で発生するデー
タを中央の計算機に集めて操業計画に利用することが行
なわれている。最近、このような分野で設備の自由な移
動を可能とする要求、または端末接続のためのケーブル
の敷設が難しくコスト高になるなどの理由から、無線回
線によるネットワークを利用するケースが急増してい
る。このような無線回線によるネットワークを利用する
ケースにおいては、比較的広範囲の場所に無線局を設置
し、任意の場所でサービスを可能とするため、従来はサ
ービスエリアの中心に高い塔の基地局を設置し、すべて
の移動局または固定局が基地局経由で通信を行なうのが
一般的である。
うな方法では基地局の設置にぼう大な費用が掛かるとい
う問題がある。これを避けるため、適当な間隔を置いて
中継局を設置する方法が考えられる。しかし、この場合
は中継局を含めたシステムの立ち上げのための通信ルー
ト情報を各局に設定(格納)する必要が生じるが、この
ような情報の設定作業はかなり煩雑かつ困難で、これは
無線局の局数が多くなる程顕著になるという問題があ
る。また、停電が発生した場合でも迅速な立ち上げを可
能にするためには、無線局の電源を無停電化しておくこ
とが望ましいがコストが嵩むので、例えばメモリを不揮
発性にするなどの方法がとられる。この場合、記憶させ
るデータを少なくして小容量化を図り、保持時間も長く
できることが望ましい。したがって、この発明の課題は
中継を前提として行なう無線通信システムの通信ルート
情報の設定を容易にするとともに、停電時にも対処し得
るようにすることにある。
るため、この発明では、複数の無線局からなり、無線回
線を使用して最終目的の局まで直接電波が到達しないと
きは少なくとも1つの無線局を中継してネットワークを
形成する無線通信システムの最初の立ち上げ時には、シ
ステムに接続されるすべての無線局の識別コードを記載
した同一の情報をすべての無線局または特定局に登録し
ておき、システムの立ち上げ時に任意の局または特定局
からの指示により局間の接続状態を検索し、この接続状
態から作成される接続状態テーブルにもとづき1つまた
は複数の最適ルートを決定し、各無線局は自局に必要な
ルート情報のみを不揮発性メモリに格納し、格納された
データにもとづき以後の運用を可能にしたことを特徴と
している。
ての無線局に同じ初期情報を登録しておき、この情報か
ら各局のリンク関係を自動作成し、さらに局間の通信ル
ートを決定し、各局が自局に必要なルート情報のみを不
揮発性メモリに格納することにより、通常時は勿論停電
時にも対応できるようにする。
〜6は各無線局を示している。また、図中の矢印は、例
えば無線局の設置前に電界強度などから確認した各無線
局のリンク関係を示している。これをまとめると図2の
ようになる。図2の「○」印は交信可能であることを示
し、「×」は交信不可能であることを示す。図3に無線
局の構成例を示す。すなわち、各無線局は無線電波を受
信してディジタルデータに変換する受信器11、ディジ
タルデータを変換して無線電波にのせて送信する送信器
12、受信データまたは送信データを一時的に格納する
バッファメモリ13、データの送受信およびデータの転
送制御等を行なう制御部14、図2の如きデータを格納
するテーブル15および送受信用アンテナ16等から構
成される。また、必要に応じて入力装置,表示装置等も
設けられる。
ステムに接続されるすべての局番号(識別記号)と、次
の局へのリンク関係情報を格納するための領域が形成さ
れた、図4に示すような全局同一の情報を各局に登録す
る。次に、各局はこのように登録されているすべての局
に対して交信を行ない、図2の如きテーブルを自動的に
作成する。これは、例えば1つの局が代表となって順次
他局へのルートを検索するか、各局が他の局と1つずつ
交信をして結果を他局へ通知するなどの方法により容易
に作成することができる。
各局は次いで図5に示すようなルートテーブルを自動作
成する。これは、無線局1に関するルートテーブルの例
である。このようなルートテーブルは各無線局で各々作
成するようにしても良く、ネットワーク中の代表局が各
局に対してそれぞれのルート情報を作成して送信するよ
うにしても良い。また、全局のデータを特定の1局に集
めるような使い方をするシステムでは、各局は特定の1
局に対するルートのみを記憶しておけば良い。このよう
に、ネットワーク立ち上げ時に各局に登録する初期情報
を統一し、システム稼動時のルート情報を自動作成する
ようにしている。また、得られたルートテーブルは各局
の不揮発性メモリ(図3のテーブル15など)に格納す
ることにより、停電等の事故にも対処することが可能と
なる。このとき、各局は通信可能なルートのうち最適な
1つで、しかも自局に関係するデータだけを記憶するよ
うにしておけば、メモリ容量を少なくすることができ
る。
上げ時に、基本的にはシステムに接続されるすべての局
番号(識別記号)を登録するだけで済むので、設定作業
が大幅に合理化されるという利点が得られる。また、最
終的に決定されるルート情報は容量が小さく保存し易い
ので、停電が生じた場合でも復電後の正常動作への回復
が迅速に行なわれることになる。
る。
る。
ための説明図である。
るための説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の無線局からなり、無線回線を使用
して最終目的の局まで直接電波が到達しないときは少な
くとも1つの無線局を中継してネットワークを形成する
無線通信システムの最初の立ち上げ時には、システムに
接続されるすべての無線局の識別コードを記載した同一
の情報をすべての無線局または特定局に登録しておき、
システムの立ち上げ時に任意の局または特定局からの指
示により局間の接続状態を検索し、この接続状態から作
成される接続状態テーブルにもとづき1つまたは複数の
最適ルートを決定し、各無線局は自局に必要なルート情
報のみを不揮発性メモリに格納し、格納されたデータに
もとづき以後の運用を可能にしてなることを特徴とする
無線ネットワークの立ち上げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16085191A JP2965387B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 無線ネットワークの立ち上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16085191A JP2965387B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 無線ネットワークの立ち上げ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04360324A JPH04360324A (ja) | 1992-12-14 |
JP2965387B2 true JP2965387B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=15723774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16085191A Expired - Lifetime JP2965387B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 無線ネットワークの立ち上げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2965387B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11243354A (ja) * | 1998-02-25 | 1999-09-07 | Omron Corp | 通信経路の決定方法および無線データ通信装置 |
JP3414244B2 (ja) | 1998-02-27 | 2003-06-09 | ソニー株式会社 | 通信制御方法及び伝送装置 |
JP2001168783A (ja) * | 1999-12-03 | 2001-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 中継装置 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP16085191A patent/JP2965387B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04360324A (ja) | 1992-12-14 |
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