JP2643901B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2643901B2
JP2643901B2 JP7057851A JP5785195A JP2643901B2 JP 2643901 B2 JP2643901 B2 JP 2643901B2 JP 7057851 A JP7057851 A JP 7057851A JP 5785195 A JP5785195 A JP 5785195A JP 2643901 B2 JP2643901 B2 JP 2643901B2
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特にマスクROMの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、絶縁ゲート電界効果トランジ
スタ(以下、MOSトランジスタ、と称す)においてイ
オン注入技術によりそのチャネル領域に不純物イオンを
導入してトランジスタのしきい値電圧を制御する方法が
とられている。マスクROMにおいてはこのイオン注入
技術を利用して情報の書込み、いわゆるデータ書込みを
行っている。
【0003】従来のマスクROMの形成方法を図面を参
照して説明する。
【0004】図8は従来のマスクROMのデータ書込み
時の断面構造である。メモリセルはNチャネル型のMO
Sトランジスタで形成されており、半導体基板1上には
すでにシリコン酸化膜6により被覆されたゲート電極2
の形成,ソース/ドレイン3への不純物拡散の工程は終
了している。ここでこのMOSトランジスタ上にフォト
レジストを塗布し、オンのデータを書込みたいメモリセ
ル領域のみにフォトレジストが開口するようにフォトレ
ジストパターン4を形成する。このフォトレジストパタ
ーン上からリンイオン(31+ )10を注入エネルギー
200〜300keV,注入ドーズ量1×1013〜5×
1013cm-2の範囲で注入する。このイオン注入により
リンイオンが注入されたチャネル領域7のトランジスタ
はノーマリィ・オン状態となることにより情報の記憶が
可能となる。
【0005】近年イオン注入装置の革新により、非常に
高いエネルギーのイオンを注入することが可能な注入装
置が市場に出現してきた。このいわゆる高エネルギーイ
オン注入装置を用いることでマスクROMでは顧客から
の書込みデータの入手から製品出荷までの納期を非常に
短くすることができる。
【0006】この高エネルギーイオン注入技術を用いた
マスクROMの形成方法を図面を参照して説明する。図
9は高エネルギーイオン注入技術を用いた従来のマスク
ROMのデータ書込み時の断面構造である。高エネルギ
ーイオン注入技術を用いると注入イオンの平均飛程を大
きくすることが可能であり、図9に示すように層間絶縁
膜5の図示していない個所にコンタクトを形成した後に
層間絶縁膜5上からの注入が可能となる。
【0007】具体的にはリンイオン(31+ )を注入エ
ネルギー800〜1000keV,注入ドーズ量1×1
13〜5×1013cm-2の範囲で注入する。これにより
データ書込み工程の後に配線材料であるアルミの被覆及
び形成、保護絶縁膜の被覆及び形成を行う工程を行うこ
とで出荷が可能となり、従来のトランジスタ形成後にデ
ータ書込みを行う場合に比較して書込みデータ入手から
出荷までの納期が短縮される。
【0008】以上第5族のリンイオンによりデータ書込
み工程を行ういわゆるNAND型のマスクROMについ
て記述したが、日経マイクロデバイス1991年、12
月号、104〜109ページには第3族のボロンイオン
11+ )をイオン注入することにより選択されたトラ
ンジスタをノーマリィ・オフ状態にしてデータ書込みを
行うNOR型マスクROMにおいても、高エネルギーイ
オン注入技術を利用した短納期プロセスが開示されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】通常のイオン注入装置
にはそのイオンビームの走査方法により大きく3種類の
タイプに分類することができる。
【0010】第一のタイプとしては、加速管からのビー
ムを垂直/水平方向2組の静電電極により一枚のみ保持
されたウエハ状態の半導体基板(以下、半導体ウエハ、
と称す)上へ走査するいわゆるラスタースキャン型の注
入装置である。このタイプでは半導体ウエハ中央ではイ
オンビームは半導体ウエハに垂直に照射されるが、半導
体ウエハ最外周ではこの走査法に起因して半導体ウエハ
の中央を中心としてほぼ点対称に約2〜3°の注入角度
が存在する。さらに半導体ウエハの注入時の冷却効率を
上げるために半導体支持部の保持板が球面状の構造の注
入装置の場合は、半導体ウエハ最外周での注入角度はさ
らに増加して約4〜5°となる。
【0011】第二のタイプとしては、イオンビームは走
査せずに固定した状態で、複数、一般的には10枚以上
の半導体ウエハをディスクと呼ばれる支持台上に保持
し、このディスクを回転及び平行移動(上下垂直移動)
することで相対的にイオンビームを走査するいわゆるデ
ィスクスキャン型のイオン注入装置である。半導体ウエ
ハは回転による遠心力でディスク上に保持されるため、
通常ディスクは完全平面ではなく回転軸方向内側に約5
〜10°傾いている。これによりやはり半導体ウエハの
中央ではイオンビームは半導体ウエハに垂直に照射され
るが、半導体ウエハの最外周ではディスク回転方向に約
2〜3°の注入角度が存在する。
【0012】第三のタイプとしては、第一のラスタース
キャン型の注入装置の走査電極の後方に補助電極を付加
し、イオンビームの走査位置によらず半導体ウエハの主
面に垂直にイオンビームが照射されるいわゆるパラレル
スキャン型のイオン注入装置である。このタイプの注入
装置は第一のラスタースキャン型に比較して装置が大型
化し、また価格も高価であるために余り一般的ではな
い。
【0013】以上通常のイオン注入装置について記述し
たが、現在入手可能な高エネルギーイオン注入装置は第
一のタイプであるラスタースキャン型あるいは第二のタ
イプのディスクスキャン型であり、どちらも半導体ウエ
ハの周囲でイオンが半導体ウエハに垂直に照射されな
い。これらの注入装置でマスクROMのデータ書込みを
行った場合に以下の問題がある。
【0014】図10は高エネルギー注入技術を用いたマ
スクROMのデータ書込み時に注入角度が存在した場合
の注入時の半導体装置の断面構造である。データ書込み
のイオン注入は、リンイオン(31+ )10を用い注入
エネルギー800〜1000keVで行われるため、マ
スクとしてのフォトレジスト4の膜厚は約2μm必要で
ある。ここで半導体ウエハの外周部でイオンビーム10
の注入角度が半導体ウエハ基板の主面に対してある注入
角度θを持つと、イオンはゲート領域からオフセットさ
れた位置に注入されてしまう。例えば直径6インチの半
導体ウエハで、膜厚2μmのフォトレジストマスクを用
い、層間絶縁膜の膜厚が1μmの半導体ウエハの外周部
で5°の注入角度が存在するイオン注入装置を用いてイ
オン注入を行った場合、注入角度が0°の場合の注入領
域L0 と比較して注入角θ°での注入領域Lθ のオフ
セットの量Loff は約0.26μmの値となる。
【0015】この場合第一の問題としてはゲート領域
(チャネル領域)にしきい値電圧制御のための注入が行
われないことにより、オンさせたいトランジスタがオン
しないという問題がある。
【0016】また第二の問題としてはイオンが注入され
たくない領域にデータ書込みのリンイオンが注入される
という問題がある。例えばソース/ドレイン領域にリン
イオンが注入されると拡散層濃度が高くなりN+ /P接
合の逆方向リーク電流が増加したり、あるいは素子分離
領域に形成されているフィールド酸化膜の下部にリンイ
オンが注入された場合には素子分離耐圧の低下が発生
し、半導体装置の不良の一因となるという問題がある。
【0017】一方、イオン注入においてイオンビームが
半導体ウエハ基板に垂直に注入されないために発生する
問題に対する図11に示すような対策が特開平4−96
367号公報に開示されている。図11において、
(A),(B)および(C)はそれぞれ半導体ウェハ2
0のオリエンテーションフラットが上側の状態で側面
図、正面図および部分断面図であり、(D),(E)お
よび(F)はそれぞれオリエンテーションフラットが下
側の状態の側面図、正面図および部分断面図である。こ
れは図11に示すようにチャネリング防止のためにマス
クROMのデータ書込み時に半導体ウエハ20を7°傾
斜させて注入する際に発生する問題に対する解決方法で
ある。この開示例では半導体ウエハを7°に傾斜させた
まま半導体ウエハ20を回転させることにより部分Aへ
のイオン注入においてオフセットを発生させないという
解決法である。この解決法によれば確かに半導体ウエハ
基板に7度の注入角度でイオン注入を行う場合にはオフ
セットされた領域に注入されることにより発生する第一
の課題であるオンさせたいトランジスタがオンしないと
いう問題点は解決する。
【0018】しかしながら、イオン注入装置のイオン走
査方法に起因する半導体ウエハ基板周囲の注入偏差によ
る注入オフセットには有効な手段ではない。例えばラス
タースキャン型のイオン注入装置ではイオンの入射角は
半導体ウエハの中央を中心として点対称となっており、
この半導体ウエハ中央を中心として回転注入を行っても
オフセットは全く解消されないということより明らかで
ある。またディスクスキャン型のイオン注入装置でも半
導体ウエハの回転方向に対して軸対称となっているの
で、ここで半導体ウエハを自転させてもオフセットは全
く解消しない。
【0019】したがって本発明の目的は、半導体ウエハ
面内で注入角度偏差を持つイオン注入装置で不純物をイ
オン注入する際に、注入オフセットによる注入領域のず
れを半導体ウエハの全面にわたって抑制した半導体装置
の製造方法を提供することである。
【0020】本発明の他の目的は、半導体ウエハ面内で
注入角度偏差を持つイオン注入装置でROMデータを書
き込む際に、注入オフセットによる不良を低減させたマ
スクROM型の半導体装置の製造方法を提供することで
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、多数の
半導体装置がマトリックス状に配列されたがいに同一性
能の半導体装置に製造されていく半導体ウエハ上にフォ
トレジストパターンを形成する工程と、前記フォトレジ
ストパターンをマスクとしてそれぞれの前記半導体装置
における同じ領域にイオン注入装置により不純物をイオ
ン注入する工程とを有する半導体装置の製造方法におい
て、前記イオン注入装置の前記半導体ウエハ面内での注
入角度偏差に対応して、前記フォトレジストパターンに
偏差を生じさせる半導体装置の製造方法にある。この半
導体装置のそれぞれは多数のMOSトランジスタを具備
するマスクROMであり、前記フォトレジストパターン
を形成する工程および前記不純物をイオン注入する工程
は、選択的に選ばれた前記MOSトランジスタのチャネ
ル領域に不純物をイオン注入してそのトランジスタのし
きい値電圧を制御するマスクROMのデータ書込み工程
であることができる。また、前記イオン注入の注入エネ
ルギーは300keV以上であることができる。さらに
前記フォトレジストパターンに偏差を生じさせる方法が
縮小投影露光装置のアライメント偏差を用いることがで
きる。具体的には前記半導体ウエハをそれぞれ多数の半
導体装置を含む複数のグループに区画し、前記フォトレ
ジストパターンはそれぞれのグループ内では偏差値が0
を含む同一の偏差値であることが実用的であり、イオン
注入装置がラスタースキャン型の装置の場合は半導体ウ
エハを一方向およびこれと直角方向で前記グループに区
画し、一方、イオン注入装置がディスクスキャン型の装
置の場合は半導体ウエハを一方向でグループに区画する
ことが好ましい。
【0022】
【作用】このように本発明の半導体装置の製造方法で
は、半導体ウエハ面内でイオン照射角度が異なるイオン
注入装置によるマスクROMのデータ書込み等の工程に
おいて、このイオン照射角度による注入オフセットを補
正するために、このオフセット分を見込んであらかじめ
マスクであるフォトレジストパターン形成を補正するか
ら、すなわちあらかじめフォトレジストパターン開口領
域を、半導体ウエハ面内の特定位置のイオンビーム照射
角度に対応して本来のパターン位置よりシフトさせた位
置に開口するから、イオン注入工程でのイオン照射角を
補償し本来イオンを注入したい領域に注入を行うことが
可能となる。
【0023】
【実施例】以下図面を参照して本発明を説明する。
【0024】まず、本発明の第1の実施例としてラスタ
ースキャン型のイオン注入装置を用いた場合を図1乃至
図4を参照して説明する。
【0025】図2はラスタースキャン型イオン注入装置
の概略を示す図である。イオン源から発せされたイオン
ビーム10は一対の水平走査電極31によりX方向をス
キャンしながら一対の垂直走査電極32によりY方向を
スキャンして、垂直に固定された例えば直径6インチの
半導体ウエハ20の全面にイオンを照射する。
【0026】この半導体ウエハ20は、図4に示すよう
に、外周の一部にオリエンテーションフラット21が形
成され、内部には多数の半導体装置(半導体チップ)
(図では5個のみ実線で図示、後は2点鎖線で図示を省
略してある)22がマトリックス上に配列されてたがい
に同一の性能の半導体装置22が製造されていく。それ
ぞれの半導体装置22内には多数のMOSトランジスタ
が形成されており、また各半導体装置22内および半導
体ウエハ20の周辺には位置合わせマーク23が形成さ
れている。
【0027】顧客からのオーダー後、半導体装置20内
の多数のMOSトランジスタのうちで選択的に選ばれた
MOSトランジスタのチャネル領域上に開口を設けたフ
ォトレジストパターンを半導体ウエハ20上に形成し、
図2の装置でこの選ばれたMOSトランジスタのチャネ
ル領域にイオン注入することでしきい値電圧を変化させ
て、顧客の注文に応じたNOR回路やNAND回路等を
有するマスクROMの半導体装置となる。
【0028】そして半導体装置内の多数のMOSトラン
ジスタの配列等はそれぞれの半導体装置間で同一である
から、半導体装置上のフォトレジストパターンをそれぞ
れの半導体装置間で同一とし、半導体ウエハの全領域に
イオン10が垂直に照射されたならば同じマスクROM
の半導体装置となるはずである。
【0029】しかしながら図2に示すようにラスタース
キャン型イオン注入装置では、固定された半導体ウエハ
20の中央部には垂直にイオン10が照射されるが、周
辺部には傾斜したある入射角をもってイオン10が照射
される。このため図4の半導体ウエハ20において、例
えば中央側に位置する半導体装置22Cに属するMOS
トランジスタのチャネル領域には正常にイオン注入され
所定のしきい値電圧に制御することができるが、周辺側
に位置する半導体装置22Eに属するMOSトランジス
タのチャネル領域には、図10に示すオフセット量L
off により、正常にイオン注入をすることが出来ないか
ら所定のしきい値電圧に制御することができない。
【0030】そこで本発明では図1に示すように、フォ
トレジストパターン4を半導体ウエハ内の半導体装置の
位置に応じて異ならしている。図1(A)は中央側に位
置する半導体装置22Cに属するMOSトランジスタへ
のイオン注入を示す断面図であり、図1(B)は周辺側
に位置する半導体装置22Eに属するMOSトランジス
タへのイオン注入を示す断面図である。P型シリコン基
板1にN型のソース,ドレイン3,3が形成され、チャ
ネル領域7上にゲート絶縁膜を介してゲート電極2が形
成され、シリコン酸化膜6で被覆したMOSトランジス
タ上の必要個所にコンタクト孔(図示省略)を設けた膜
厚1μmの層間絶縁膜5を設けてある。
【0031】そして図1(A)の半導体装置22Cで
は、リンイオン(31+ )10が基板の主面に対して垂
直方向に照射されるからチャネル領域7すなわちゲート
領域の真上に開口4Aを設け膜厚約2μmのフォトレジ
ストパターン4を形成することによりこのMOSトラン
ジスタのチャネル領域に所定の量のイオンが注入されて
しきい値電圧が変化してノーマリィ・オンのトランジス
タとなる。
【0032】一方、図1(B)ではリンイオン
31+ )10が基板の主面に対して傾斜したある注入
角度をもって照射されるから、この半導体装置22E上
の膜厚約2μmのフォトレジストパターン4の開口4B
は、この注入角度により発生するオフセット量(図1
0)だけあらかじめずらせて形成している。すなわち開
口4Aより偏差ΔLだけシフトさせて開口4Bを形成し
ている。これにより周辺側に位置する半導体装置22E
に属する図1(B)のMOSトランジスタのチャネル領
域にも所定の量のイオンが注入されてしきい値電圧が変
化してノーマリィ・オンのトランジスタとなる。
【0033】このようなフォトレジストパターンを形成
することで半導体ウエハの中央部も周辺部も本来データ
書込みのためにイオン注入を行ないたい領域にイオンを
導入することができる。
【0034】具体的にこのようなフォトレジストの開口
パターンを形成する方法について記述する。
【0035】現在このデータ書込みのフォトレジストパ
ターンは縮小投影型の露光装置を用いて行っている。縮
小投影露光装置は、半導体基板上の各チップもしくは半
導体ウエハに存在する位置合わせ用のマークいわゆるア
ライメントマークを検出し、位置合わせ誤差の無いよう
に露光を行っている。そして現在用いられている一般的
な縮小投影装置は任意にアライメント時に偏差を付ける
ことも可能となっている。具体的には半導体ウエハ内の
半導体装置(半導体チップ)を複数のグループに分割
し、各グループに対してX方向,Y方向に任意のアライ
メント偏差を付けた状態で露光が可能となっている。
【0036】図3(A)はラスタースキャン型の高エネ
ルギーイオン注入装置を用いた場合のデータ書込み時の
アライメント偏差の各グループのマップであり、図3
(B)はその時の各グループのアライメント偏差であ
る。
【0037】ラスタースキャン型の高エネルギーイオン
注入装置では半導体ウエハ20の中央を中心としてほぼ
点対称に注入角度の偏差が発生する。
【0038】これを補正するために本実施例ではデータ
書込み時のアライメント偏差をほぼ点対称となるような
A〜Iの9種類のグループに分割して、このアライメン
ト偏差に則りフォトレジストパターンを形成する。これ
によりイオン注入時に半導体ウエハ周囲で発生する注入
角度偏差によるオフセットを補正することが可能とな
る。
【0039】このアライメント偏差の決定方法について
具体的に記述する。ラスタースキャン型のイオン注入装
置では、この実施例の6インチ半導体ウエハ20の外周
囲には前述したように最大0.26μmの注入オフセッ
トが発生する。この外周から中央に向って注入オフセッ
トが順次減少していくから、グループB〜I内の半導体
装置では平均をとってX方向あるいはY方向もしくはX
およびY方向に0.13μmのアライメント偏差をそれ
ぞれつけることにより、例えばグループAの他のグルー
プとの境界をウエハ半径の半分の個所に位置させて半導
体ウエハ面内での注入オフセット量は最大でも0.13
μmに抑えることが可能となる。
【0040】なお本実施例ではアライメント偏差を9種
類のグループに分割して露光する例いついて述べたが、
より多くの種類のグループに分割することでより細かい
補正が行えることは明らかである。
【0041】次に図5を参照して、本発明の実施例のフ
ォトレジストパターン4の開口を形成する際にフォトレ
ジストを露光する縮小投影露光装置について簡単に説明
する。
【0042】楕円ミラー42内に載置の露光光源41か
ら発せされた露光光はハーフミラー、インテグレーター
43、コンデンサレンズ44、レチクルマスク45、縮
小レンズ46を通って半導体ウエハ20内の半導体装置
上のフォトレジストを選択的に露光して、現像後に開口
を有するフォトレジストパターン4が得られる。
【0043】一方、防振台48上にX−Yステージ49
が設けられ、その上にZ−θテーブル52が設けられ、
その上にウエハローダ47からの半導体ウエハ20が載
置されている。またX−Yテーブル49の正確な移動を
行なうためにレーザ干渉系51が載置してある。off
−axis方式でアライメントをとる場合、レチクルア
ライメント系54でレチクルマスク45上のマスクマー
ク56を認識し、off−axisアライメント系55
で半導体ウエハ20上の位置合わせマーク23を認識
し、これから露光する半導体装置がレチクルマスク下で
露光を行なう位置よりTだけ離間しているように位置合
わせする。そしてX−Yステージを距離Tだけ移動させ
てレチクルマスク下に当該半導体装置を位置させて縮小
投影露光を行なう。
【0044】本発明の第1の実施例では、グループAに
属する半導体装置を露光する際にはX方向もY方向も距
離Tだけ移動させる。しかしグループB〜Iに属する半
導体装置を露光する際には、図3(B)の必要とするア
ライメント偏差(ΔL)に応じて、X方向もしくはY方
向あるいはXおよびY方向に(T+0.13μm)もし
くは(T−0.13μm)移動させることにより恣意的
に偏差を生じさせて露光を行なう。以上はoff−ax
is方式を例示して説明したが、準TTL方式やTTL
方式でも恣意的に偏差を生じさせて露光を行なうことが
できる。
【0045】次に本発明の第2の実施例としてディスク
スキャン型の高エネルギーイオン注入装置を用いた場合
を図6乃至図7を参照して説明する。尚この第2の実施
例でも周辺部のMOSトランジスタでアライメント偏差
による状態は図1と同様であり、半導体ウエハ20の態
様は図4と同様であり、使用する縮小投影露光装置は図
5と同様である。
【0046】図6(A)はディスクスキャン型イオン注
入装置の概略を示す図である。イオン源から発生された
イオンビーム10は固定されている。
【0047】一方、直径1mの碗型のディスク61の傾
斜内面に多数の6インチ半導体ウエハ20がそのオリエ
ンテーションフラットを中心方向に向けて載置されてい
る。ディスク61は軸を角度θ(5〜10度)傾斜させ
て回転させる。
【0048】この軸の角度θとディスク61の傾斜内面
の角度は同じ値にしてあるから、イオン10が照射させ
る最上部に回転により位置した半導体ウエハ20の主面
は垂直となっており、かつディスク61は回転しながら
垂直方向(Y方向)に走査するから、半導体ウエハ20
へのイオン10の照射条件は、Y方向すなわちオリエン
テーションフラットと直角方向では変化しない。
【0049】しかし、X方向については図6(B)に示
すように、ディスク61の回転に応じて、最初に半導体
ウエハ20の一方の周辺部20Lにある入射傾角をもっ
てイオン10が照射され、次に半導体ウエハ20の中央
部20Jに垂直にイオン10が照射され、最後に半導体
ウエハ20の他方の周辺部20Kに周辺部20Lとは逆
の入射傾角をもってイオン10が照射される。
【0050】図7はこのディスクスキャン型の高エネル
ギーイオン注入装置を用いた場合のデータ書込み時のア
ライメント偏差の各グループのマップ(A)及びその時
の各グループのアライメント偏差(B)である。ディス
クスキャン型の高エネルギーイオン注入装置では半導体
ウエハ20の中心Y軸を対称軸としてほぼ軸対称に注入
角度の偏差が発生する。この注入角度偏差によるオフセ
ットを補正するために本実施例では半導体ウエハ20の
中心Y軸を対称軸としたアライメント軸差のグループ分
割を行っている。
【0051】ディスクスキャン型のイオン注入装置では
注入角度偏差は最大3°である。膜厚2μmのフォトレ
ジストマスクを用い、層間絶縁膜の膜厚が1μmの6イ
ンチ半導体ウエハ周囲で3°の注入角度が存在するイオ
ン注入装置を用いてイオン注入を行った場合、注入角度
が0°の場合と比較して周辺のオフセットの量は約0.
16μmの値となる。したがって中央部のグループJ内
の半導体装置へのアライメント偏差は0とし、グループ
K,L内の半導体装置へのX方向のアライメント偏差は
半導体ウエハ周辺のオフセット量0.16μmの半分の
0.08μmとすることにより、半導体ウエハ面内での
最大オフセット量は、図3と同様に半分の、0.08μ
mに低減できる。この場合図7に示すようにアライメン
ト偏差を3種類のグループに分割し露光することで可能
となる。本実施例においてはディスクスキャン型の注入
装置を用いることでアライメント偏差の種類が低減で
き、露光時のスループットの低下を低減することが出来
る。
【0052】以上の実施例ではマスクROM型半導体装
置のMOSトランジスタのしきい値を制御したデータ書
込みについて説明した。しかし本発明は他の半導体装置
のMOSトランジスタのチャネルドープによるしきい値
を制御にも適用でき、さらにMOSトランジスタのチャ
ネル領域にかぎらず他の領域にイオン注入する際にも適
用することができる。
【0053】
【発明の効果】上述したように、本発明の半導体装置の
製造方法は高エネルギーイオン注入法による例えばマス
クROMのデータ書込み時にイオン注入による注入角度
偏差を補正するようにフォトレジストパターンを開口す
ることにより、所望の領域のみに不純物イオンを注入す
ることが可能となり、従来技術で問題となったような半
導体装置の不良は発生しないという効果を有する。また
従来技術で半導体装置の不良が発生しないためにはデー
タの書込みの開口部と一素子分離領域等の間隔等のマー
ジンを広くとらなければならなかったが、例えば本発明
の第1の実施例では注入オフセット量を0.26μmか
ら0.13μmへと半減することが可能であるのでこの
マージンを減らすことができ、半導体装置のより高集積
化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MOSトランジスタのチャネル領域にイオン注
入してしきい値電圧を制御する本発明の実施例の方法を
示す断面図であり、(A)は半導体ウエハの中央部に位
置する半導体装置内のMOSトランジスタ、(B)は半
導体ウエハの周辺部に位置する半導体装置内のMOSト
ランジスタである。
【図2】ラスタースキャン型のイオン注入装置の概略を
示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例を説明する図であり、
(A)はグループ区画を示す半導体ウエハの平面図、
(B)はそれぞれのグループにおけるアライメント偏差
を表示する図である。
【図4】本発明の実施例が対象とする半導体ウエハを示
す平面図である。
【図5】本発明の実施例において用いる縮小投影露光装
置の全体を示す概略図(A)およびアライメントの方法
を示す概略図(B)である。
【図6】ラスタースキャン型のイオン注入装置を説明す
る図であり、(A)は同装置の概略を示す図、(B)は
半導体ウエハへのイオン注入状態を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例を説明する図であり、
(A)はグループ区画を示す半導体ウエハの平面図、
(B)はそれぞれのグループにおけるアライメント偏差
を表示する図である。
【図8】従来技術を示す断面図である。
【図9】他の従来技術を示す断面図である。
【図10】従来技術の問題点を示す断面図である。
【図11】別の従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ゲート電極 3 ソース、ドレイン 4 フォトレジストパターン 4A,4B フォトレジストパターンの開口 5 層間絶縁膜 6 シリコン酸化膜 7 チャネル領域 10 イオン(イオンビーム) 20 半導体ウエハ 21 オリエンテーションフラット 22(22C,22E) 半導体装置(半導体チッ
プ) 23 位置合わせマーク 31 水平走査電極 32 垂直走査電極 41 露光光源 42 楕円ミラー 43 インテグレーター 44 コンデンサレンズ 45 レチクルマスク 46 縮小レンズ 48 防振台 49 X−Yテーブル 51 レーザ干渉系 52 Z−θテーブル 54 レチクルアライメント系 55 off−axisアライメント系 56 マスクマーク 61 ディスク

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の半導体装置がマトリックス状に配
    列されたがいに同一性能の半導体装置に製造されていく
    半導体ウエハ上にフォトレジストパターンを形成する工
    程と、前記フォトレジストパターンをマスクとしてそれ
    ぞれの前記半導体装置における同じ領域にイオン注入装
    置により不純物をイオン注入する工程とを有する半導体
    装置の製造方法において、前記フォトレジストパターン
    に偏差を生じさせることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体装置のそれぞれは多数の絶縁
    ゲート電界効果トランジスタを具備するマスクROMで
    あり、前記フォトレジストパターンを形成する工程およ
    び前記不純物をイオン注入する工程は、選択的に選ばれ
    た前記絶縁ゲート電界効果トランジスタのチャネル領域
    に不純物をイオン注入してそのトランジスタのしきい値
    電圧を制御するマスクROMのデータ書込み工程である
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記イオン注入の注入エネルギーは30
    0keV以上であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記フォトレジストパターンに偏差を生
    じさせる方法が縮小投影露光装置のアライメント偏差を
    用いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記半導体ウエハをそれぞれ多数の半導
    体装置を含む複数のグループに区画し、前記フォトレジ
    ストパターンはそれぞれのグループ内では偏差値が0を
    含む同一の偏差値であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記半導体ウエハを一方向およびこれと
    直角方向で前記グループに区画し、前記イオン注入装置
    はラスタースキャン型の装置であることを特徴とする請
    求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記半導体ウエハを一方向で前記グルー
    プに区画し、前記イオン注入装置はディスクスキャン型
    の装置であることを特徴とする請求項5記載の半導体装
    置の製造方法。
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