JP2643822B2 - バラントランス - Google Patents
バラントランスInfo
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- JP2643822B2 JP2643822B2 JP35360093A JP35360093A JP2643822B2 JP 2643822 B2 JP2643822 B2 JP 2643822B2 JP 35360093 A JP35360093 A JP 35360093A JP 35360093 A JP35360093 A JP 35360093A JP 2643822 B2 JP2643822 B2 JP 2643822B2
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- transformer
- balun transformer
- pattern
- layer surface
- balun
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン放送用の
固体化送信機用電力増幅器などにおいて、不平衡線路か
ら平衡線路への変換器として用いられるバラントランス
に関する。
固体化送信機用電力増幅器などにおいて、不平衡線路か
ら平衡線路への変換器として用いられるバラントランス
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送用の固体化送信機用電
力増幅器においては、最終段トランジスタとして出力電
力100WクラスのRFパワートランジスタが用いられ
ている。このような大電力RFパワートランジスタは、
入出力インピーダンスが数Ωと低く、50Ωの伝送線路
と接続するためには、変換比の大きいインピーダンス整
合回路が必要となり、広帯域性や回路損失の面で不利と
なる。そこで、トランジスタの入出力インピーダンスを
高くする方法として、トランジスタをプッシュプル構成
で使用することが知られている。プッシュプル構成で
は、2つのトランジスタを各々0゜,180゜の逆位相
で等振幅のバランス動作させるものであり、その入出力
には平衡形線路による接続が必要となる。同軸線路やマ
イクロストリップラインの不平衡線路から平衡線路への
変換器としてはバラントランスがあり、これには従来、
フェライトコアを用いたものや、同軸ケーブルを用いた
ものがある。
力増幅器においては、最終段トランジスタとして出力電
力100WクラスのRFパワートランジスタが用いられ
ている。このような大電力RFパワートランジスタは、
入出力インピーダンスが数Ωと低く、50Ωの伝送線路
と接続するためには、変換比の大きいインピーダンス整
合回路が必要となり、広帯域性や回路損失の面で不利と
なる。そこで、トランジスタの入出力インピーダンスを
高くする方法として、トランジスタをプッシュプル構成
で使用することが知られている。プッシュプル構成で
は、2つのトランジスタを各々0゜,180゜の逆位相
で等振幅のバランス動作させるものであり、その入出力
には平衡形線路による接続が必要となる。同軸線路やマ
イクロストリップラインの不平衡線路から平衡線路への
変換器としてはバラントランスがあり、これには従来、
フェライトコアを用いたものや、同軸ケーブルを用いた
ものがある。
【0003】図5に、フェライトコア16を用いたバラ
ントランス15の電力増幅器基板への実装例をし、図6
に、このバラントランス15の斜視図を示す。図7は、
このバラントランス15の等価回路である。これらの図
で、バラントランス15は、フェライトコア16に2本
のより線を巻き付けて構成され、一方のより線の端部1
7はプリント基板12上の入力端子1に半田付けされ、
端部18は出力端子2に半田付けされる。また、他方の
より線の端部19は接地端子に半田付けされ、端部20
は出力端子3に半田付けされる。これら出力端子2,3
は、プッシュプルトランジスタ13のベースにパターン
接続されている。一方、セミリジッド同軸ケーブル22
を用いたバラントランス21では、図8に示すように曲
げ加工されてプリント基板12上に実装される。図9
は、このバラントランス21の等価回路を示す。
ントランス15の電力増幅器基板への実装例をし、図6
に、このバラントランス15の斜視図を示す。図7は、
このバラントランス15の等価回路である。これらの図
で、バラントランス15は、フェライトコア16に2本
のより線を巻き付けて構成され、一方のより線の端部1
7はプリント基板12上の入力端子1に半田付けされ、
端部18は出力端子2に半田付けされる。また、他方の
より線の端部19は接地端子に半田付けされ、端部20
は出力端子3に半田付けされる。これら出力端子2,3
は、プッシュプルトランジスタ13のベースにパターン
接続されている。一方、セミリジッド同軸ケーブル22
を用いたバラントランス21では、図8に示すように曲
げ加工されてプリント基板12上に実装される。図9
は、このバラントランス21の等価回路を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のバラントランス15の構造は、フェライトコア16に
2本のより線(銅線)を巻き付けたものであり、銅線に
はポリウレタン等の保護被膜があり、各端子へ半田付け
にあたっては、銅線端部の被膜を剥ぐ処理が必要とな
る。また、セミリジッド同軸ケーブル22を用いたバラ
ントランス21でも、実装にあたってケーブルの曲げ加
工が必要であったり、両端の内導体を数mm残す処理が
必要である。このように従来のバラントランスでは、部
品自体の製造に手間がかかるとともに、プリント基板へ
の実装も自動搭載ができず、手作業による半田付けによ
って行なわれていたため、製造工数がかかり、製造コス
トも高くなるという欠点があった。
のバラントランス15の構造は、フェライトコア16に
2本のより線(銅線)を巻き付けたものであり、銅線に
はポリウレタン等の保護被膜があり、各端子へ半田付け
にあたっては、銅線端部の被膜を剥ぐ処理が必要とな
る。また、セミリジッド同軸ケーブル22を用いたバラ
ントランス21でも、実装にあたってケーブルの曲げ加
工が必要であったり、両端の内導体を数mm残す処理が
必要である。このように従来のバラントランスでは、部
品自体の製造に手間がかかるとともに、プリント基板へ
の実装も自動搭載ができず、手作業による半田付けによ
って行なわれていたため、製造工数がかかり、製造コス
トも高くなるという欠点があった。
【0005】そこで、特開平2−183608号には、
フェライトコアに線材を巻き付けて構成したバラントラ
ンスを支持台に固定することで、プリント基板への実装
を容易に行なえるようにし、支持台のステムによって生
じたインダクタンス成分を空心コイルまたはプリント基
板上に形成したマイクロストリップラインによって補償
したミクサ回路が提案されている。しかし、この従来技
術においても、バラントランスの製作が簡単ではなく、
バラントランスを取り付けた支持台をプリント基板に実
装するにあたって、半田付け処理が必要であり、製造工
数が削減されているとはいえない。
フェライトコアに線材を巻き付けて構成したバラントラ
ンスを支持台に固定することで、プリント基板への実装
を容易に行なえるようにし、支持台のステムによって生
じたインダクタンス成分を空心コイルまたはプリント基
板上に形成したマイクロストリップラインによって補償
したミクサ回路が提案されている。しかし、この従来技
術においても、バラントランスの製作が簡単ではなく、
バラントランスを取り付けた支持台をプリント基板に実
装するにあたって、半田付け処理が必要であり、製造工
数が削減されているとはいえない。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、部品の製
造に手間がかからず、部品の実装も必要としないバラン
トランスの提供を目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、部品の製
造に手間がかからず、部品の実装も必要としないバラン
トランスの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明によるバラントランスは、プリント基板の第一
層面と第二層面の両面のパターンにより電磁結合ライン
として構成されるアイソレーショントランスと、このア
イソレーショントランスの出力端子に接続され、同様な
電磁結合ラインとして構成される電位設定用位相反転ト
ランスと、この電位設定用位相反転トランスの第二層面
側の出力端子を第一層面に導くためのスルーホールとを
備える構成としてある。
に本発明によるバラントランスは、プリント基板の第一
層面と第二層面の両面のパターンにより電磁結合ライン
として構成されるアイソレーショントランスと、このア
イソレーショントランスの出力端子に接続され、同様な
電磁結合ラインとして構成される電位設定用位相反転ト
ランスと、この電位設定用位相反転トランスの第二層面
側の出力端子を第一層面に導くためのスルーホールとを
備える構成としてある。
【0008】また、本発明によるバラントランスは、上
記パターンの寸法を変えることにより、出力インピーダ
ンスを自由に設定する構成としてある。
記パターンの寸法を変えることにより、出力インピーダ
ンスを自由に設定する構成としてある。
【0009】
【作用】上述した構成によれば、プリント基板の両面に
パターンのみにより形成される電磁結合ラインによるア
イソレーショントランスと、電位設定用位相反転トラン
スの組み合わせにより、バラントランスを構成できる。
このバラントランスでは、パターンの寸法を変えること
により、出力インピーダンスを自由に設定できる。
パターンのみにより形成される電磁結合ラインによるア
イソレーショントランスと、電位設定用位相反転トラン
スの組み合わせにより、バラントランスを構成できる。
このバラントランスでは、パターンの寸法を変えること
により、出力インピーダンスを自由に設定できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1に本発明によるバラントランスの一実施
例を示し、図2に側面図、図3にバラントランスの等価
回路を示す。なお、図1および図2において、斜線部分
はプリント基板上のパターンを示す。これらの図で、プ
リント基板12の第一層面(表面)に形成されたパター
ン6と第二層面(裏面)に形成されたパターン7は、電
磁結合ラインをなし、アイソレーショントランス4を構
成している。各パターン6,7のパターン幅は、それぞ
れS1に設定されている。第一層面のパターン6の一端
は、高周波信号入力端子1に接続され、第二層面のパタ
ーン7の一端はアースパターン11に接続され接地され
ている。これらパターン6,7の他端は、アイソレーシ
ョントランス4の出力端子をなしている。
説明する。図1に本発明によるバラントランスの一実施
例を示し、図2に側面図、図3にバラントランスの等価
回路を示す。なお、図1および図2において、斜線部分
はプリント基板上のパターンを示す。これらの図で、プ
リント基板12の第一層面(表面)に形成されたパター
ン6と第二層面(裏面)に形成されたパターン7は、電
磁結合ラインをなし、アイソレーショントランス4を構
成している。各パターン6,7のパターン幅は、それぞ
れS1に設定されている。第一層面のパターン6の一端
は、高周波信号入力端子1に接続され、第二層面のパタ
ーン7の一端はアースパターン11に接続され接地され
ている。これらパターン6,7の他端は、アイソレーシ
ョントランス4の出力端子をなしている。
【0011】一方、プリント基板12の第一層面に形成
されたパターン8と第二層面に形成されたパターン9
は、電磁結合ラインとなり、電位設定用位相反転トラン
ス5を構成している。各パターン8,9のパターン幅
は、それぞれS2に設定されている。アイソレーション
トランス4の一方の出力端子は、第一層面のパターン8
の一端に接続され、他方の出力端子は第二層面のパター
ン9の一端に接続される。これらパターン8,9の他端
は、アースパターン11に接続され接地されている。ア
イソレーショントランス4を構成する第一層面のパター
ン6の他端は、そのまま出力端子3に接続され、第二層
面のパターン7の他端は、スルーホール10を介して第
一層面の出力端子2へ導かれている。
されたパターン8と第二層面に形成されたパターン9
は、電磁結合ラインとなり、電位設定用位相反転トラン
ス5を構成している。各パターン8,9のパターン幅
は、それぞれS2に設定されている。アイソレーション
トランス4の一方の出力端子は、第一層面のパターン8
の一端に接続され、他方の出力端子は第二層面のパター
ン9の一端に接続される。これらパターン8,9の他端
は、アースパターン11に接続され接地されている。ア
イソレーショントランス4を構成する第一層面のパター
ン6の他端は、そのまま出力端子3に接続され、第二層
面のパターン7の他端は、スルーホール10を介して第
一層面の出力端子2へ導かれている。
【0012】このアイソレーショントランス4と電位設
定用位相反転トランス5の組み合わせにより、バラント
ランスを構成しており、入力端子1は不平衡端子となっ
ており、出力端子2,3は平衡出力端子となっている。
定用位相反転トランス5の組み合わせにより、バラント
ランスを構成しており、入力端子1は不平衡端子となっ
ており、出力端子2,3は平衡出力端子となっている。
【0013】図1(a),図2において、13は止めね
じによりヒートシンク14に取り付けられた電力増幅用
のプッシュプルトランジスタを示しており、バラントラ
ンスの出力端子2,3は、パターンによりこのプッシュ
プルトランジスタ13のベースにそれぞれ接続される。
じによりヒートシンク14に取り付けられた電力増幅用
のプッシュプルトランジスタを示しており、バラントラ
ンスの出力端子2,3は、パターンによりこのプッシュ
プルトランジスタ13のベースにそれぞれ接続される。
【0014】このように構成されるバラントランスで
は、不平衡線路であるマイクロストリップ線路によって
端子1から入力された信号は、アイソレーショントラン
ス4をなすパターン6とパターン7の上に大きさが等し
く流れが逆となる差動型電流として流れる。ただし、ト
ランス4の結合が弱い場合などは、第二層面のパターン
7に同相型の電流が発生し、差動型電流とはならない。
パターン8,9により構成される電位設定用位相反転ト
ランス5は、この同相型の電流を阻止する働きをする。
この電位設定用位相反転トランス5の働きにより、出力
端子2,3は大きさが等しく逆位相の平衡型の出力信号
が得られ、バラントランスとして機能する。
は、不平衡線路であるマイクロストリップ線路によって
端子1から入力された信号は、アイソレーショントラン
ス4をなすパターン6とパターン7の上に大きさが等し
く流れが逆となる差動型電流として流れる。ただし、ト
ランス4の結合が弱い場合などは、第二層面のパターン
7に同相型の電流が発生し、差動型電流とはならない。
パターン8,9により構成される電位設定用位相反転ト
ランス5は、この同相型の電流を阻止する働きをする。
この電位設定用位相反転トランス5の働きにより、出力
端子2,3は大きさが等しく逆位相の平衡型の出力信号
が得られ、バラントランスとして機能する。
【0015】電位設定用位相反転トランス5を出た信号
は、プッシュプルトランジスタ13で電力増幅される。
は、プッシュプルトランジスタ13で電力増幅される。
【0016】つぎに、図4に示す他の実施例のバラント
ランスを説明する。この実施例では、アイソレーション
トランス4をなすパターン6,7と電位設定用位相反転
トランス5をなすパターン8,9のパターン幅をそれぞ
れS3,S4に変えることにより、バランストランスの
出力インピーダンスを変えている。
ランスを説明する。この実施例では、アイソレーション
トランス4をなすパターン6,7と電位設定用位相反転
トランス5をなすパターン8,9のパターン幅をそれぞ
れS3,S4に変えることにより、バランストランスの
出力インピーダンスを変えている。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リント基板の両面にパターンを形成して、電磁結合ライ
ンによる2つのトランスの組み合わせでバラントランス
を構成したので、プリント基板のみでバラントランスを
製作することができ、従来のようにバラントランスのた
めの部品や、部品を取り付ける手間を全く必要とせず、
製造工数の削減を図れるとともに、低コストでバランス
トランスの機能を実現することができる。また、プリン
ト基板上の各部のパターン寸法を変えることにより、バ
ラントランスの出力インピーダンスを自由に設定できる
という利点を有する。
リント基板の両面にパターンを形成して、電磁結合ライ
ンによる2つのトランスの組み合わせでバラントランス
を構成したので、プリント基板のみでバラントランスを
製作することができ、従来のようにバラントランスのた
めの部品や、部品を取り付ける手間を全く必要とせず、
製造工数の削減を図れるとともに、低コストでバランス
トランスの機能を実現することができる。また、プリン
ト基板上の各部のパターン寸法を変えることにより、バ
ラントランスの出力インピーダンスを自由に設定できる
という利点を有する。
【図1】本発明によるバラントランスの一実施例を示
し、(a)は平面図であり、(b)は背面図である。
し、(a)は平面図であり、(b)は背面図である。
【図2】図1のバラントランスの側面図である。
【図3】上記バラントランスの等価回路図である。
【図4】他の実施例のバラントランスを示し、(a)は
平面図であり、(b)は背面図である。
平面図であり、(b)は背面図である。
【図5】フェライトコアを使用した従来のバラントラン
スの実装例を示した平面図である。
スの実装例を示した平面図である。
【図6】フェライトコアを使用した従来のバラントラン
スの斜視図である。
スの斜視図である。
【図7】図5のバラントランスの等価回路図である。
【図8】同軸ケーブルを使用した従来のバラントランス
の実装例を示す平面図である。
の実装例を示す平面図である。
【図9】図8のバラントランスの等価回路図である。
1 入力端子 2,3 出力端子 4 アイソレーショントランス 5 電位設定用位相反転トランス 6,7,8,9 パターン 10 スルーホール 11 アースパターン 12 プリント基板 13 プッシュプルトランジスタ 14 ヒートシンク
Claims (2)
- 【請求項1】 プリント基板の第一層面と第二層面の両
面のパターンにより電磁結合ラインとして構成されるア
イソレーショントランスと、 このアイソレーショントランスの出力端子に接続され、
プリント基板の第一層面と第二層面の両面のパターンに
より電磁結合ラインとして構成される電位設定用位相反
転トランスと、 この電位設定用位相反転トランスの第二層面側の出力端
子を第一層面に導くためのスルーホールとを備えること
を特徴とするバラントランス。 - 【請求項2】 上記パターンの寸法を変えることによ
り、出力インピーダンスを任意に設定することを特徴と
する請求項1記載のバラントランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35360093A JP2643822B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | バラントランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35360093A JP2643822B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | バラントランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202523A JPH07202523A (ja) | 1995-08-04 |
JP2643822B2 true JP2643822B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=18431938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35360093A Expired - Fee Related JP2643822B2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | バラントランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2643822B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4673526B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2011-04-20 | 株式会社日立国際電気 | 電子部品の実装構造 |
US7961063B2 (en) * | 2008-07-31 | 2011-06-14 | Freescale Semiconductor, Inc. | Balun signal transformer and method of forming |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35360093A patent/JP2643822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07202523A (ja) | 1995-08-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 |
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