JP2643731B2 - 濾過エレメントの製造装置 - Google Patents

濾過エレメントの製造装置

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JP2643731B2
JP2643731B2 JP4224736A JP22473692A JP2643731B2 JP 2643731 B2 JP2643731 B2 JP 2643731B2 JP 4224736 A JP4224736 A JP 4224736A JP 22473692 A JP22473692 A JP 22473692A JP 2643731 B2 JP2643731 B2 JP 2643731B2
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    • B01D46/521Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material
    • B01D46/525Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material which comprises flutes
    • B01D46/527Particle separators, e.g. dust precipitators, using filters embodying folded corrugated or wound sheet material using folded, pleated material which comprises flutes in wound arrangement

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,例えば車両のフューエ
ルフィルタ,オイルフィルタ等各種フィルタに使用され
る濾過エレメントを製造するための製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタ性能の向上のため,従来のシー
ト状の濾材を菊花形に折り曲げ成形した濾過エレメント
に代えて,単位容積当たりの有効濾過面積の大きいハニ
カム構造を有する濾過エレメントが提案されている。例
えば,特開平2−126907号公報においては,濾材
からなり,かつ断面が略円形の多数の筒部を,軸方向に
並列させて筒体形状となし,筒部の一方では筒部間を,
他方では筒部内をそれぞれ閉鎖すると共に,流体を前記
筒部の一方より渡し,かつすべての筒部間の総表面積
は,すべての筒部内表面積よりも小さく,さらに,前記
筒部に流体を供給する系路中の最小断面積よりも大きく
設定することを特徴とする濾過エレメントが提案されて
いる。
【0003】ところで,発明者らは,図20〜図25に
示すごとく,波形濾材11と平形濾材12とを接着して
なる濾過エレメント14,更にこれを巻回してなる巻回
濾過エレメント15の製造について検討した。即ち,上
記濾過エレメントの製造に当たっては,図20及び図2
1に示すごとく,まず波形濾材11(図20)と平形濾
材12とを準備し,波形濾材11の頂部111に接着剤
91を塗布する。一方,平形濾材12の幅方向の一端部
121にも端部用の接着剤93を塗布する。
【0004】そして,波形濾材の頂部111と平形濾材
12とを接着剤91により接着し,中間材13を作る。
これにより,波形濾材11と平形濾材12との間には流
通路120が形成される。次に,図22に示すごとく,
中間材14において,平形濾材12に上記端部用接着剤
93を施した一端部を加熱圧着して,該端部を圧着封止
した濾過エレメント14を作る。
【0005】その後,図23,図24に示すごとく,濾
過エレメント14における波形濾材11の外側面の凹部
141内に対して,その端部に封止用接着剤95を充填
塗布する。次いで,図24,図25に示すごとく,濾過
エレメント14を巻回し,濾過エレメント14の最終端
143を接着剤96により接着し,巻回濾過エレメント
15を作製する。上記巻回濾過エレメント15は,図2
3,図25に示すごとく,その入口側151において
は,波形濾材11の内側面と平形濾材12との間に半円
状の流通路120が開口し,また波形濾材11の外側面
と平形濾材12との間は封止用接着剤95により封止さ
れている。
【0006】一方,出口側152においては,平形濾材
12の一端部121と波形濾材11とが接着剤93によ
り圧着封止されて上記流通路120の出口を封止してい
る。そのため,入口側151から入ったガソリン等の流
体90は,流通路120を通る間に波形濾材11を通過
して,波形濾材11の外側面と該外側面に面する平形濾
材12との流出路141に出る(図23の矢印)。この
間に,流体中のゴミが濾取される。
【0007】
【解決しようとする課題】ところで,上記巻回濾過エレ
メントの製造に当たっては,上記のごとく,波形濾材の
成形,波形濾材の頂上への接着剤の塗布,平形濾材の端
部への接着剤塗布,波形濾材と平形濾材との加熱接着,
端部封止,巻き取り等の種々の工程が必要である。本発
明は,かかる濾過エレメントを連続的に効率良く製造す
ることができる濾過エレメントの製造装置を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題の解決手段】本願の第1発明は,波形濾材と平形
濾材とを接着してなる濾過エレメントを製造するための
製造装置であって,上記波形濾材用のテープ状濾材を波
形状に成形するための成形ローラを有する波形成形機
と,成形された波形濾材の頂上に接着剤を塗布する接着
剤塗布装置と,上記波形濾材とは別個の平形濾材の幅方
向の一端部に接着剤を塗布する端部塗布機と,上記接着
剤を塗布した波形濾材と上記接着剤を塗布した平形濾材
とを重ね合わせると共に両者を加熱ローラで加熱接着し
て中間材を作る加熱接着装置と,上記中間材における平
形濾材の上記接着剤を施した一端部を加熱プレートによ
り加熱圧着して,該一端部を圧着封止することにより濾
過エレメントを作る端部封止装置と,上記濾過エレメン
トを渦巻き状に巻回して巻回濾過エレメントを作る巻取
り装置とを有することを特徴とする濾過エレメントの製
造装置にある。
【0009】本第1発明において最も注目すべきこと
は,上記各構成の波形成形機と,接着剤塗布装置と,端
部塗布機と,加熱接着装置と,端部封止装置と,巻取り
装置とを具備し,巻回濾過エレメントをテープ状濾材及
び平形濾材から連続的に製造するよう構成したことであ
る。上記テープ状濾材は,波形濾材用の濾材である。波
形成形機は,一対の成形ローラを有し,これによりテー
プ状濾材を凹凸状の波形に成形する。加熱接着装置は,
波形濾材と平形濾材とを互いに重ね合わせると共に加熱
圧着し,上記接着剤により両者を接着するための加熱ロ
ーラを有する。
【0010】次に,第2発明は,波形濾材と平形濾材と
を接着してなる濾過エレメントを製造するための製造装
置であって,上記波形濾材用のテープ状濾材を波形状に
成形するための成形ローラ及び成形された波形濾材を形
崩れしないように接着剤塗布装置の方向へ案内するガイ
ドを設けた波形成形機と,成形された波形濾材の山部に
接着剤を塗布する接着剤塗布装置と,上記平形濾材用の
平形濾材の幅方向の一端部に接着剤を塗布する端部塗布
機と,上記接着剤を塗布した波形濾材と上記接着剤を塗
布した平形濾材とを重ね合わせると共に両者を加熱接着
する加熱ローラ及び該加熱ローラに対面配設した回転接
着ドラムを設けた加熱接着装置とを有することを特徴と
する濾過エレメントの製造装置にある。
【0011】本第2発明において最も注目すべきこと
は,波形成形機が上記成形ローラと上記ガイドとを有す
ること,また加熱接着装置が上記加熱接着装置と回転接
着ドラムとを有することである。
【0012】次に,第3発明は,波形濾材と平形濾材と
を接着してなる濾過エレメントを巻回して巻回濾過エレ
メントを作るための巻取り装置であって,該巻取り装置
は先端に挟着部を有する一対の対向する巻取りピンと,
両巻取りピンを回転させる回転機と,巻取りピンの少な
くとも一方を進退させるピン進退機と,上記濾過エレメ
ントにおける波形濾材の外側面の凹部に封止用接着剤を
塗布すると共に濾過エレメントを所定長さに切断する封
止切断機とを有することを特徴とする濾過エレメントの
製造装置にある。
【0013】本第3発明において最も注目すべきこと
は,巻取り装置が一対の対向する上記巻取りピンと,該
巻取りピンの少なくとも一方を進退させる進退機と,上
記封止切断機とを有することである。
【0014】次に,第4発明は波形濾材と平形濾材とを
接着してなる濾過エレメントを製造するための製造装置
であって,波形濾材用のテープ状濾材を波形状に成形す
るための一対の成形ローラと,該成形ローラを回転させ
る回転機とを有し,上記成形ローラは凸側ローラと該凸
側ローラと噛合する凹側ローラとからなり,かつ上記凸
側ローラの谷部は凹側ローラの山部及び波形濾材と当接
しない平底溝を有することを特徴とする濾過エレメント
の製造装置にある。本第4発明において最も注目すべき
ことは,一対の成形ローラの中の凸側ローラはその谷部
に平底溝を有することである。
【0015】次に,第5発明は波形濾材と平形濾材を接
着してなる濾過エレメントを製造するための製造装置で
あって,波形濾材の各頂上に接着剤を塗布する接着剤塗
布装置と該接着剤塗布装置に接着剤を供給する接着剤供
給装置とを有し,上記接着剤塗布装置は,縦断面が三角
形状の本体と該本体内に設けた接着剤溜まりと,該接着
剤溜まりの上方の2ケ所に設けた接着剤噴流用のスリッ
トとにより構成され, 上記接着剤溜まりに,接着剤供給
装置に連結したパイプを接続することによって接着剤を
供給し,上記2ヶ所のスリットより波形濾材の頂上に接
着剤を噴流塗布するよう構成してなることを特徴とする
濾過エレメントの製造装置にある。本第5発明において
最も注目すべきことは,接着剤塗布装置は上記形状の本
体内に接着剤溜まりを有すると共に該接着剤溜まりの上
方に接着剤を噴流塗布するための2つのスリットを有
し,上記接着剤溜まりには接着剤供給装置に連結したパ
イプを接続するよう構成したことである。
【0016】
【作用及び効果】上記第1発明においては,波形成形機
の成形ローラにより波形濾材用のテープ状濾材を波形状
に成形して波形濾材を作り(図20),接着剤塗布装置
により上記波形濾材の頂部に接着剤を塗布する。一方,
波形濾材とは別の平板状の平形濾材を用意し,この幅方
向の一端部に,端部塗布機を用いて接着剤を塗布する
(図21)。次いで,加熱接着装置により,上記波形濾
材と平形濾材とを重ね合わせながら,加熱ローラで加熱
接着する。これにより,波形濾材と平形濾材とを接着し
た中間材を得る(図21)。
【0017】次に,上記端部封止装置により,上記中間
材において,平形濾材の一端部を加熱圧着して,該一端
部に予め塗布してある接着剤によりこの端部を圧着封止
する。これにより濾過エレメントを得る(図22)。そ
の後,巻取り装置により,この濾過エレメントを渦巻き
状に巻回して巻回濾過エレメントを作る(図24,図2
5)。以上のごとく,本第1発明によれば,巻回濾過エ
レメントを連続的に効率良く製造することができる,濾
過エレメントの製造装置を提供することができる。
【0018】また,第2発明においては,波形成形機が
成形ローラと上記ガイドとを有する。そのため,成形さ
れた波形濾材を形崩れしないように接着剤塗布装置へ,
更には加熱接着装置へ送入することができる。また,加
熱接着装置は,加熱ローラ及びこれと対面配設した回転
接着ドラムとを有する。そのため,波形濾材と平形濾材
とを効率良く,かつ形崩れすることなく接着することが
できる。したがって,濾過エレメントを,連続的に,効
率良く,かつ形崩れすることなく製造することができ
る。
【0019】また,第3発明においては,巻取りピンの
先端部の挟着部により濾過エレメントを挟着して,巻取
りピンを回転させることにより濾過エレメントを巻回す
る。また,この巻回時には,封止切断機により波形濾材
の外側面の凹部に封止用接着剤を塗布すると共に,巻回
濾過エレメントの所望直径に必要な長さにおいて濾過エ
レメントを切断する。そのため,巻回濾過エレメント
を,連続的に効率よく製造することができる。
【0020】また,第4発明においては,波形成形機の
凸側ローラの谷部を平底溝に形成している。そのため,
波形濾材を形崩れさせることなく,連続的,効率的に濾
過エレメントを製造することができる。
【0021】また,第5発明においては,接着剤塗布装
の本体内に接着剤溜まりを設けると共に該接着剤溜ま
りの上方の2ヶ所に接着剤噴流用のスリットを設けてあ
るので,上記接着剤供給装置よりパイプを介して供給さ
れる接着剤を,該スリットより波形濾材の頂上に連続的
噴流塗布することができる。そのため,一般的なロー
ルコータによる塗布方法では酸化し易い接着剤について
も,その酸化を防止でき,かつ連続的,確実に,波形濾
材の頂上に接着剤を塗布することができ,連続的かつ効
率的に濾過エレメントを製造することができる。また,
接着剤の供給量を,塗布量に応じて調整でき,接着剤を
無駄なく確実に塗布することができる。
【0022】
【実施例】
実施例1 第1発明〜第3発明の実施例にかかる,濾過エレメント
の製造装置につき,図1〜図16,及び図20〜図24
を用いて説明する。まず,本例の製造装置は,その全体
を図1に示すごとく,波形濾材11用のテープ状濾材1
を波形状に成形するための一対の成形ローラ31,32
を有する波形成形機3と,成形された波形濾材11の頂
上に接着剤91を塗布(図21)する接着剤塗布装置4
と,上記波形濾材11とは別個の平形濾材12の幅方向
の一端部121に接着剤93を塗布する(図21)端部
塗布機25とを有する。
【0023】また,上記接着剤91を塗布した波形濾材
11と,一端部に接着剤93を塗布した平形濾材12と
を重ね合わせると共に,両者を加熱ローラ51で加熱接
着して中間材13を作る(図21)加熱接着装置5を有
する。また,該中間材13における平形濾材12の上記
接着剤93を施した一端部を加熱圧着して該一端部を圧
着封止することにより濾過エレメント14を作る(図2
2)端部封止装置6とを有する。更に,上記濾過エレメ
ント14を渦巻き状に巻回して巻回濾過エレメント15
(図25)を作る巻取り装置7とを有する。
【0024】次に,まず各工程の装置及び作用の概要に
つき説明し,次いで各工程につき詳説する。 (工程の概要)まず,巻回濾過エレメントの連続製造工
程の全体について説明する。図1に示すように,材料装
置2におけるフープ材21から巻き戻されたテープ状濾
材1は案内ローラ211,212を経て波形成形機3に
供給される。送り込まれたテープ状濾材1は,一対の成
形ローラ31,32により半円径の波形に成形される。
【0025】つぎに,ガイド301,302に拘束され
ながら回転接着ドラム52に送られる(図5)。そし
て,回転接着ドラム52の下方に配設した接着剤塗布装
置4により波形濾材11の頂部111に接着剤91が塗
布される。一方,フープ材22から送られた平形濾材1
2は,案内ロール251を経て端部塗布機25により平
形濾材12の端部に接着剤93が塗布される。次いで加
熱ガイド26内の張り合わせローラ265で,回転接着
ドラム52に送り込まれた波形濾材11に押しつける。
ここで,波形濾材11と平形濾材12が接着され,さら
に多数の加熱ローラ51により加熱,加圧され確実に接
合され,中間材13となる。該中間材13は,案内ロー
ラ381,382,383を経てループスタンド39へ
送られる。
【0026】次に,上記中間材13は,案内ロール68
1を介し上下2枚の加熱プレートを有する端部封止装置
6に送られ,シリンダで駆動された前記加熱プレートに
より加熱,加圧される。これにより平形濾材12に塗布
された接着剤93を溶融し,濾過エレメントの出口側を
封止する。これにより,帯状の濾過エレメント14が得
られる(図22)。
【0027】端封止された濾過エレメント14は,次に
テンションスタンド69に送られ,さらにその先端は巻
取り装置7の巻取り中心位置まで送られる。ここで,ロ
ボット701に取付けられた接着剤塗布装置703によ
り,濾過エレメント14のもう一方の端を封止用接着剤
95で封止しながら所望の径に巻取り,1個分の長さに
切断し巻回濾過エレメント15が作られる。
【0028】以下,各工程についてさらに説明する。 (成形,接着工程)図1から図6により波形成形機3に
ついて説明する。成形ローラ31,32は,図2〜図5
に示す様に,半円形の波形の凹凸を有し,駆動シャフト
315,325にそれぞれ固定され,キーで位置決めさ
れ,凹凸が互いに噛み合うようになっている。図5に示
すごとく,成形ローラ31は凹側ローラで,一方成形ロ
ーラ32は凸側ローラである。
【0029】駆動シャフト315,325は,図4に示
すごとく,ベアリングを有する軸受け33,35に回転
自在に取り付けられ,さらに歯車368がキーで位置決
め固定され,歯車358が位置調整が容易な摩擦締結部
品により固定されている。335,355はベアリング
押さえで,軸受け33,35に固定されている。
【0030】軸受け35は,図2に示すごとく,直線軸
受け356が取り付けられたプレート357に固定さ
れ,フレーム358に取り付けられたレール354の上
に,摺動自在に取り付けられている。さらに,フレーム
358に取り付けられたブラケット352にはシリンダ
351が固定されている。該シリンダ351は,ジョイ
ント353に連結されており,前後動できる様になって
いる。
【0031】軸受け33は,軸受け35に固定された2
本のポール333にメタル334を介し摺動自在に構成
されており,ポール333に固定されたブラケット33
2に取り付けられたシリンダ331と連結され,上下に
可動できる様になっている。軸受け35には,テープ状
濾材1を加熱ローラ31,32に案内するためのガイド
台34を有する。成形ローラ31,32は,図5に示す
ごとく,2本以上の溝を有し,波形濾材11の形崩れを
防止するためのガイド301,302がその溝に入り込
めるようになっている。ガイド301は,軸受け33に
固定されて成形ローラ32の外周をガイドし,その先端
は成形ローラ31の溝部に入り込んでいる。
【0032】ガイド302は,ステーに固定され図示し
ないシリンダで上下に可動できる様になっており,後述
する回転接着ドラム52の外周をガイドする。これらの
ガイド301,302の役目は,成形された波形濾材1
1が浮き上がらないようにし,形状崩れが発生しないよ
うにするためにある。また,図4の符号3530は,図
示しないモータから動力を伝達されるカップリング取付
用のフランジである。また,図6に示すごとく,凹側ロ
ーラの成形ローラ31は,テープ状濾材1を凸側ローラ
の成形ローラ32の谷部321内に押入するための山部
311を有する。また,成形ローラ31の谷部312
は,成形ローラ32の山部322と対面している。これ
らによりテープ状濾材1が波形濾材11に成形される。
【0033】次に,図7〜図11により,接着剤塗布装
置5,端部塗布機25について説明する。回転接着ドラ
ム52は,図7に示すごとく,フランジ533を介しシ
ャフト53に固定されていて,外周に成形ローラ31と
同じ半円形の凹形状の波形部520が施されている。回
転接着ドラム52の内部には,図7に示すごとく,ヒー
タ521が複数配設され,該回転接着ドラム52を内部
より加熱できるようになっており,センサ534により
温度を感知し図示しない温調器で温調されている。
【0034】シャフト53は,ベアリングを有する軸受
け530に回転自在に取り付けられ,さらに歯車536
2がキーにより位置決め固定され,シャフト53,回転
接着ドラム52と一体回転できるようになっている。ま
た,内部が中空になっており,図示しないステーに保持
されたパイプ522が挿通してあり,その中をセンサ5
34の配線5341が通っている。ヒータ線5211
は,シャフト53と,パイプ522の間隙535を通っ
て,図示しないスリップリングに接続してある。歯車5
361はガタ取りの歯車である。軸受け530は,ギア
ボックス531に固定されている。532,537はベ
アリング押さえ,5201は,カバーである。
【0035】次に,接着剤塗布装置4は,図8,図9に
示すごとく,ロールコータである。この装置は,回転接
着ドラム52の下部に構成してあり,図示しないシリン
ダにより上下できるようになっていて,装置作動時には
回転接着ドラム52に,僅かな隙間(0.2〜0.5)
をもって対向させる。接着剤塗布用のローラ41は,シ
ャフト411と連結してあり,接着剤容器40におい
て,図示しない軸受けにより回転自在に保持されてい
る。また,シャフト411は,図示しない回転駆動装置
に連結されている。ローラ41には接着剤容器52に固
定したドクタ42を当接させてある。
【0036】次に,図10により,平形濾材12を加熱
すると共に回転接着ドラム52に送入するための加熱ガ
イド26について説明する。平形濾材ガイド266は,
シリンダ261と連結してある。この加熱ガイド26に
は,貼り合わせローラ265と加熱ローラ266さらに
案内ローラ264が回転自在に構成されている。加熱ロ
ーラ266には,図示しないヒータとセンサが組み込ま
れ,該加熱ローラ266を温調している。ステー263
には,シリンダ261が固定してある。
【0037】図11は,回転接着ドラム52に対向配設
した加熱ローラ51の群を示している。多数の加熱ロー
ラ51は,回転接着ドラム52の円周上に配設され,シ
リンダ57により進退可能な構成となっている。加熱ロ
ーラ51は,図12に示すごとく,ブラケット519と
511に打ち込まれたメタル515,516に回転自在
に取付けられている。さらに,メタル562を介しヒー
タケース561が,加熱ローラ51の内部に組み込ま
れ,ヒータ56により加熱される。
【0038】ブラケット511はピン512と摺動自在
となっており,スプリング541により回転接着ドラム
52側へ押しつけ可能な構造となっている。ピン512
はフレーム54に固定されている。加熱ローラ51は,
それぞれ独立になっている。間座55は,フレーム54
とブラケット576との間に挟まれ,フレーム54とブ
ラケット576とを連結している。
【0039】図11に示すごとく,シャフト573はブ
ラケット576に固定され,ギアボックスに固定された
ステー571に,メタル572を介し摺動自在に取付け
られている。また,シリンダ57はステー571に固定
され,ジョイント574により,ブラケット576に連
結されている。図12に示すごとく,歯車518は加熱
ローラ51にキーにより位置決め固定され,回転接着ド
ラム52に固定された歯車523とそれぞれ噛み合うよ
うになっており,加熱ローラ51が独立して回転できる
構成となっている。また,端部塗布機25は,平形濾材
12の一端部に接着剤を塗布するロールコータにより構
成されている。以上が,成形,接着工程の構成である。
【0040】次に,この成形,接着工程の作動について
説明する。フープ材21より巻き戻されたテープ状濾材
1は,波形成形機3のガイド台34を通り一対の成形ロ
ーラ31,32で半円径の波形に成形されガイド30
1,302の内側を通り成形ローラ32より回転接着ド
ラム52に進み(図5),さらに回転接着ドラム52の
下部にある接着剤塗布装置4により,接着剤91が塗布
され加熱ガイド26に到達する。
【0041】一方フープ材22より巻き戻された平形濾
材12は,案内ローラ251を通り端部塗布機25によ
り一端部に接着剤93が塗布され,加熱ガイド26内の
案内ローラ264を通り,貼り合わせローラ265の外
周を経て加熱ローラ51と回転接着ドラム52の間に到
達する。ここで,波形濾材11と平形濾材12が加熱圧
着され中間材13が作られる。これらの動作は,図示し
ないモータにより,歯車連結により一体的に駆動され,
連続的に中間材13を製造する。
【0042】(端封止工程)図13及び図14により,
端部封止装置6につき説明する。端部封止装置6は,中
間材13の端部を圧着封止するための2枚の加熱プレー
ト61,62を有し,その中にはヒータ612,622
が複数内蔵されていて,断熱板613,623と共にス
ライダ641,642にそれぞれ固定されている。加熱
プレート61,62は図示しないセンサと温調器により
温調され,その温度は接着剤の材質により設定される。
【0043】スライダ641,642にはピン615,
625がしめつけられていてリンク65,66とメタル
により,回転自在に取り付けられている。なお,符号6
28は座金,629はサークリップである。リンク6
5,66は,シャフト630に固定されたピン651,
661にメタル632を介し回転自在に取り付けられて
いる。シャフト630は,ベアリングを有する軸受け6
33に回転自在に取り付けられ,その端部には,歯車6
7があり図示しないシリンダに取り付けられたラック6
71と噛み合うようになっている。
【0044】スライダ641,642は,ベース636
に固定された2本のポール637にメタル638を介し
摺動自在に取り付けてある。プレート639は,ポール
637に固定されている。すなわち,加熱プレート6
1,62は,図示しないシリンダを駆動させることによ
り,ラック671が動かされ,歯車67と一体的にシャ
フト630が回転し,リンク65,66によりスライダ
641,642と一体的に上下動することにより,中間
材13の端部を加熱圧着する。
【0045】次に,端部封止装置6の作用につき説明す
ると,まず前記加熱接着装置5で製造された中間材13
は,ループスタンド39における送りローラ391〜3
93を経て,更に案内ローラ681を介し送りローラ6
82にセットされる(図1)。このとき加熱プレート6
1,62は開いている。この状態により,加熱プレート
61,62をラック671の作動により歯車67,シャ
フト630,リンク65,66を介して,下降させその
先端面611,621により中間材13の端部を挟み加
熱する。加熱時間は,接着剤等の条件により異なる。
【0046】加熱後,加熱プレート61,62を上昇さ
せ,送りローラ682で所定の量を送り,再び加熱プレ
ートを下降させる。以上の操作を繰り返しながら,中間
材13の端を加熱し接着剤93を溶融し端部を封止す
る。これにより,濾過エレメント14(図22)を製造
する。
【0047】(巻取り工程)図15,図16により,巻
取り装置7について説明する。巻取り装置7において
は,まず一対の巻取りピン71,71を有する巻取りユ
ニット70が向かい合わせに配置されている。一対の巻
取りピン71,71は,シャフト72の溝721にはめ
込まれ,溝方向のみ摺動自在な構成である。シャフト7
2にはメタル743,7431,すべりキー744が固
定されており,シャフト72とシャフト745は摺動自
在かつ相互の回転を拘束される構成である。
【0048】シャフト745の先端に溝7451,巻取
りピン71に溝711があり,シャフト72に固定され
たピン746を支点に摺動自在なレバー747の両端が
それぞれの溝711,7451と嵌合している。シャフ
ト745はベアリングケースとベアリング749を介し
て回転自在に構成されている。摩擦締結部品750でベ
アリング749を固定しているベアリングカバー751
は,ベアリングケース748に固定されている。更に,
ベアリングカバー751は,ジョイント752を介し
て,下方のスライダ753に固定されたステー754に
固定されている。
【0049】一対の巻取りピン71,71はシリンダ7
3の動作により開閉する対抗爪711,712を有する
(図16)。カバー756はシャフト72に固定されて
いる。一方,巻取ピン71を巻取ったろ紙から抜くため
のスライダ753は,メタル757を介してバー758
(図15の右方)と摺動自在に構成され,バー758
は,台座としてのベッド759に固定されたステー76
0に固定されている。またスライダ753はジョイント
761を介してシリンダ75に連結され,シリンダ75
はベッド759に固定されたステー763と固定されて
いる。以上により,シリンダ75の動作でスライダ75
3が摺動する。
【0050】巻取りピン71を回転させる動力は,図示
しないモータから,下方のプーリ764へ伝えられる。
プーリ764はベッド759に固定されたベアリングケ
ース765,7651とベアリング766,7661を
介して,回転自在に構成されたシャフト767とキーを
介して固定されている。シャフト767にはキーを介し
てスプラインナット768,7681が固定されてお
り,これにスプラインシャフト769が摺動自在に構成
されている。
【0051】またベアリングカバー772,7721は
ベアリングケース765,7651に固定されている。
スプラインシャフト769はスライダ753に固定され
たベアリングケース770とベアリング771,771
1を介して回転自在に構成されている。プーリ75はス
プラインシャフト769とキーを介して固定されてお
り,ベルト773を介して,巻取りピン71に連結した
プーリ74と連結する。
【0052】プーリ74はシャフト72とキーを介して
固定され,シャフト72はスライダ753とベアリング
775,7751を介して回転自在な構成である。ま
た,ベアリングカバー776,7761はスライダ75
3に固定されている。上記の構成はシリンダ75を除
き,一方の巻取りピン71についても同じである。
【0053】以上により,図示しないモータからプーリ
764へ入力された回転は,スプラインシャフト76
9,プーリ75,ベルト773,プーリ74を介してシ
ャフト72に伝えられる。そして,これらと一体に回転
するように構成された巻取りピン71が回転し,巻取り
ピン71の先端の対抗爪711,712に挟着した濾過
エレメント14を巻き取る。
【0054】次に巻取り工程の作用について説明する。
前工程で作製された濾過エレメント14は,図1に示す
ごとく,バッファ69に巻回濾過エレメント15の1個
分の長さだけ蓄えられる。図示しない送り装置で濾過エ
レメント14の幅方向の両端を図16のように開いた状
態の巻取りピン71の対抗爪711,712の間に挿入
する。その後,シリンダ73を作動させ濾過エレメント
14を巻き取りピン71の上記対抗爪711,712で
はさむ。
【0055】この後ロボット701に取り付けた封止用
接着剤の塗布装置703により,封止用接着剤95を波
形濾材11の外側面に塗布する(図23)。また検出器
により巻回濾過エレメント15に必要な直径を検出し,
巻取りを停止する。その後,切断ユニット702で濾過
エレメント14を切断し,巻き残った端末部分を再び接
着剤95で封止し(図25)ながら巻き取る。
【0056】そして図示しない制御ユニットで巻き終わ
り端を巻取り軸の真上に位置決めした後,シリンダ75
を作動させ,平形濾材71,71を後退させて巻回濾過
エレメント15から巻取りピン71,71を抜き取る。
この時巻回濾過エレメント15は巻き終わり端131
(図25)を位置決めされたまま,インデックスユニッ
ト791に移し替えられている。
【0057】その後インデックスユニット791を反転
させると,巻回濾過エレメント15の巻き終わり端13
1の位置に待機していた接着剤塗布装置792が巻き終
わり端部に接着剤96を塗布し,巻き終わり端を接着す
る(図25)。そして,図示しない搬送装置で巻回濾過
エレメントを取り出し後工程へ搬送する。以上の一連の
動作の繰り返しにより巻回濾過エレメント15が製造さ
れる。
【0058】以上より知られるごとく,本例によれば,
フープ材21より取り出したテープ状濾材1を波形成形
機3により,波形濾材11に成形し,次いでその頂部に
接着剤塗布装置4により接着剤91を塗布し,一方フー
プ材22より取り出した平形濾材12に端部塗布機25
により端部封止用接着剤93を塗布し,両材11,12
を加熱接着装置により連続的に接着している。そして,
端部封止装置により端部封止をして濾過エレメント14
を作り,巻取り装置7により巻回濾過エレメント15を
製造している。したがって,本例によれば,連続的に効
率的に濾過エレメント14,巻回濾過エレメント15を
製造することができる。
【0059】実施例2 本例は,図17に示すごとく,波形成形機3の凸側ロー
ラに相当する成形ローラ32の谷部に凹側ローラ31の
山部311及び波形濾材11が当接しない深い平底溝3
20を形成したものである(図6と対比)。本例は,第
4発明に相当する実施例である。その他は,実施例1と
同様である。本例によれば,凸側ローラである成形ロー
ラ32の谷部が深い平底溝320を有する。そのため,
成形時において波形濾材11に応力が加わらず,波形濾
材11に傷付き,破れを生ずることがない。その他,実
施例1と同様の効果を得ることができる。
【0060】実施例3 本例は,図18,図19に示すごとく,波形濾材11の
頂上111に接着剤を塗布する接着剤塗布装置4におい
て,接着剤噴流用のスリット46を設けたものである。
本例は,第5発明に相当する実施例である。上記接着剤
塗布装置4は,縦断面が三角形状の本体45と,該本体
45内に設けた接着剤溜まり452と,その上方の2ケ
所に設けたスリット46とを有する。接着剤溜まり45
2には,接着剤供給装置(図示略)に連結したパイプ4
4を接続する。
【0061】本体45の下には,シール材を介して板状
カバー47を固定する。また,本体45内には,上記接
着剤溜まり452の両側に位置するよう,2つのヒータ
挿入穴454を穿設する。各ヒータ挿入穴454は,温
度調整器に接続したヒータを挿入する。その他は実施例
1と同様である。
【0062】本例の接着剤塗布装置4においては,接着
剤溜まり452の中へ,接着剤供給装置によりパイプ4
4を通じて接着剤を供給し,次いでスリット46より波
形濾材11の頂上111に接着剤を噴流塗布する。この
塗布時の接着剤の供給量は上記接着剤供給装置において
調整する。
【0063】また,接着剤塗布装置4は,加熱接着装置
5の回転接着ドラム52の下端面近くに,上記スリット
46を対面させて配設する(図8,図9参照)。接着剤
塗布装置4は,シリンダ(図示略)により昇降され,ス
リット46の頂面と波形濾材11の頂上111との間の
間隙を0.2〜0.5mmに調整される。なお,スリッ
ト46の幅は0.2〜1.0mmである。また,本例の
接着剤塗布装置4は,スリット46を2ヶ所に設けてあ
り,上記頂上111の幅方向の中央部分には,接着剤を
塗布しないようにしたものである。
【0064】本例においては,接着剤は,接着剤供給装
置より接着剤溜まり452を介して,スリット46によ
り噴流塗布される。そのため,接着剤の供給量を塗布量
に合わせて調整でき,接着剤を無駄なく確実に塗布する
ことができる。また,接着剤を接着剤溜まりに一旦蓄え
て,必要量のみをスリット46より噴流させている。そ
のため,接着剤と空気との接触が少なく,一般的なロー
ルコータでは酸化され易い接着剤でも,酸化劣化させず
に塗布することができる。その他,実施例1と同様の効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における濾過エレメントの製造装置の
全体説明図。
【図2】実施例1の波形成形機の一部断面側面図。
【図3】実施例1の波形成形機の平面図。
【図4】図3のA−A線矢視断面図。
【図5】実施例1の波形成形機及びガイドの説明図。
【図6】実施例1の波形濾材の成形状態の説明図。
【図7】実施例1の回転接着ドラム及びその軸受部の一
部断面図。
【図8】実施例1の接着剤塗布装置の正面図。
【図9】実施例1の接着剤塗布装置の側面図。
【図10】実施例1の回転接着ドラム及び加熱ガイド周
りの説明図。
【図11】実施例1の加熱接着装置の説明図。
【図12】実施例1の加熱ローラ周りの一部断面図。
【図13】実施例1の端部封止装置の正面図。
【図14】実施例1の端部封止装置の側面図。
【図15】実施例1の巻取り装置の一部断面正面図。
【図16】実施例1の巻取り装置の側面図。
【図17】実施例2の成形ローラの説明図。
【図18】実施例3の接着剤塗布装置の斜視図。
【図19】実施例3の接着剤塗布装置の説明図。
【図20】濾過エレメントにおける波形濾材の斜視図。
【図21】波形濾材と平形濾材との接着説明図。
【図22】濾過エレメントの斜視図。
【図23】濾過エレメントの断面及び巻回濾過エレメン
トの断面説明図。
【図24】巻回濾過エレメントの製造工程説明図。
【図25】巻回濾過エレメントの斜視図。
【符号の説明】
1...テープ状濾材, 11...波形濾材, 12...平形濾材, 13...中間材, 14...濾過エレメント, 15...巻回濾過エレメント, 25...端部塗布機, 3...波形成形機, 31,32...成形ローラ, 301,302...ガイド, 4...接着剤塗布装置, 41...接着剤塗布用のローラ, 5...加熱接着装置, 51...加熱ローラ, 52...回転接着ドラム, 57...シリンダ, 6...端部封止装置, 61,62...加熱プレート, 7...巻取り装置, 71...巻取りピン, 75...シリンダ,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 康男 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 高垣 孝成 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−142818(JP,A) 特開 平2−126907(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形濾材と平形濾材とを接着してなる濾
    過エレメントを製造するための製造装置であって, 上記波形濾材用のテープ状濾材を波形状に成形するため
    の成形ローラを有する波形成形機と, 成形された波形濾材の頂上に接着剤を塗布する接着剤塗
    布装置と, 上記波形濾材とは別個の平形濾材の幅方向の一端部に接
    着剤を塗布する端部塗布機と,上記接着剤を塗布した波
    形濾材と上記接着剤を塗布した平形濾材とを重ね合わせ
    ると共に両者を加熱ローラで加熱接着して中間材を作る
    加熱接着装置と上記中間材における平形濾材の上記接着
    剤を施した一端部を加熱プレートにより加熱圧着して,
    該一端部を圧着封止することにより濾過エレメントを作
    る端部封止装置と, 上記濾過エレメントを渦巻き状に巻回して巻回濾過エレ
    メントを作る巻取り装置とを有することを特徴とする濾
    過エレメントの製造装置。
  2. 【請求項2】 波形濾材と平形濾材とを接着してなる濾
    過エレメントを製造するための製造装置であって, 上記波形濾材用のテープ状濾材を波形状に成形するため
    の成形ローラ及び成形された波形濾材を形崩れしないよ
    うに接着剤塗布装置の方向へ案内するガイドを設けた波
    形成形機と, 成形された波形濾材の山部に接着剤を塗布する接着剤塗
    布装置と, 上記平形濾材用の平形濾材の幅方向の一端部に接着剤を
    塗布する端部塗布機と, 上記接着剤を塗布した波形濾材と上記接着剤を塗布した
    平形濾材とを重ね合わせると共に両者を加熱接着する加
    熱ローラ及び該加熱ローラに対面配設した回転接着ドラ
    ムを設けた加熱接着装置とを有することを特徴とする濾
    過エレメントの製造装置。
  3. 【請求項3】 波形濾材と平形濾材とを接着してなる濾
    過エレメントを巻回して巻回濾過エレメントを作るため
    の巻取り装置であって,該巻取り装置は先端に挟着部を
    有する一対の対向する巻取りピンと,両巻取りピンを回
    転させる回転機と,巻取りピンの少なくとも一方を進退
    させるピン進退機と,上記濾過エレメントにおける波形
    濾材の外側面の凹部に封止用接着剤を塗布すると共に濾
    過エレメントを所定長さに切断する封止切断機とを有す
    ることを特徴とする濾過エレメントの製造装置。
  4. 【請求項4】 波形濾材と平形濾材とを接着してなる濾
    過エレメントを製造するための製造装置であって, 波形濾材用のテープ状濾材を波形状に成形するための一
    対の成形ローラと,該成形ローラを回転させる回転機と
    を有し,上記成形ローラは凸側ローラと該凸側ローラと
    噛合する凹側ローラとからなり,かつ上記凸側ローラの
    谷部は凹側ローラの山部及び波形濾材と当接しない平底
    溝を有することを特徴とする濾過エレメントの製造装
    置。
  5. 【請求項5】 波形濾材と平形濾材を接着してなる濾過
    エレメントを製造するための製造装置であって, 波形濾材の各頂上に接着剤を塗布する接着剤塗布装置と
    該接着剤塗布装置に接着剤を供給する接着剤供給装置と
    を有し, 上記接着剤塗布装置は,縦断面が三角形状の本体と該本
    体内に設けた接着剤溜まりと,該接着剤溜まりの上方の
    2ケ所に設けた接着剤噴流用のスリットとにより構成さ
    れ, 上記接着剤溜まりに,接着剤供給装置に連結したパイプ
    を接続することによって接着剤を供給し,上記2ヶ所の
    スリットより波形濾材の頂上に接着剤を噴流塗布するよ
    う構成してなる ことを特徴とする濾過エレメントの製造
    装置。
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